遅くなりましたが、続きです。
〈バーバリアン〉のリーダー兼プロデューサーの阿久津に宇月颯くん。
としくんは、作品ごとにカッコよくなってる❗️
昔はダンスのひとだと思っていましたが、歌も芝居も上手い。
特に、一癖あるような役が上手くて、組での存在感が増してきている最中ですが、この公演で退団です😢
自分たちのパフォーマンスに絶対の自信があって、堂々と意見を言いつつ、那由多(なゆた)を成長させてやりたいという頼りがいがあるリーダーでした。
実際にも〈バーバリアン〉の下級生たちにとってかけがえのないリーダーなのでしょう😆
この時期での退団は惜しいですね😢
〈バーバリアン〉のメンバーで、白鳥の湖の王子を踊ることになった 那由多 は月城かなとくん。
アイドル。
怖いもの知らず?というか、自分が何者かもまだわかっていない若者。
でも、成長したいという意志は感じられる那由多でした😃
周りから引き立てられる美味しい役。
キャラ的には暁千星くんのほうが合っていた気がしますが、ありちゃんはバレエの名手だからやっぱり蒼太役になるのよねー。
☆ フラッシュ・モブ の場面はカット✂️して、この終盤の、リフトの失敗→紗良の怪我→悠も古傷を痛める→那由多の自信喪失→美波が紗良の代役に、というクライマックスの流れをもっと丁寧に描けば良いのに、と思ったのでした。
原作では、青柳と美波の会話もあって、青柳が蚊帳の外にはならないと思うし。
敷島バレエ団の男性No.1 のダンサーの蒼太は、暁千星くん。
バレエシーンでは美しく踊ってくれます 👏👏
悠がロットバルトにまわるなら、王子は自分かも?それが海外から悠が呼んだダンサーならともかく、バレエ経験たった4年の那由多に持っていかれた⁉️
那由多に対するライバル心とか、屈折した思いとか、脚本や演出しだいでは、もっともっと面白くなる役ですが、わりとさらっと描かれてしまいました。(原作でも扱いはわりと軽かった気がします。)
ありちゃんには等身大の役でしたが、バレエシーン以外はちょっとモブ的でもったいなかったかな?
☆ 原作がそうなっているから仕方がないけれど、いくら 新解釈「白鳥の湖」とは言え、バレエ経験たった4年で、王子役はないでしょう😱しかも、たった1日で振付を変えてリフトを入れるって👀 ど素人の私でさえ、これは絵空事だなぁと感じたのでした。
有明製薬の社長令嬢の有明紗良は早乙女わかばちゃん。
華やかなわかばちゃんにぴったりの役でした。
敷島バレエ団のプリマで、「金で役を買っている」と言われ続けながら、頑張っています。
悠とは子供のころからバレエ団で切磋琢磨した仲間。
紗良については、とても細かに描写されているのよね ☺️
紗良のバレエへの考え方とか、実家がスポンサーであることのプレッシャーとか。
わかばちゃんも今公演で退団😢ですが、花道を飾るにふさわしい役でした。
その他、敷島バレエ団の代表に京三紗さん、右腕の振付師に憧花ゆりのさん、有明製薬の社長に綾月せりさん、専務に光月るうさん、とベテラン勢がしっかり活躍していました。
有明製薬の社員の役で、紫門ゆりやくんと輝月ゆうまくん。観客の目線を代弁するような役でしょうか?
☆ 原作を比較的忠実に舞台化してあって、大悪人がいないのでほっこりとした気分で観劇を終えることができます。
いろいろな場面を詰め込んで、その度に舞台転換していくので、忙しないというか、もっと落ち着いて見せてほしい、と思ったりもしました。
また、石田センセイはベテランの座付演出家なので、生徒にちゃんと役を割り振っているのはさすがだし、ちゃぴちゃんはワリを食ってしまったけれど、海乃美月ちゃんと早乙女わかばちゃんの役をしっかり掘り下げて、飾り物ではない、現代の女子を描いていたのは良かったです。
それと2番手で上級生の美弥ちゃんに、自信家でちょっと傲慢なキャラではあるものの、バレエや芸術に対する厳しい姿勢をセリフにして言わせていたのも良かったと思います。
カンパニー 〜仲間〜
人はそれぞれ弱さを抱え、仲間達と切磋琢磨しながら、弱さを強さに変えたり、弱さを認めてもらったりしている。
さて、4月の末にもう一度観る予定ですが、そのときはどういう感想を持つのでしょうか?
特に芸達者の月組ならではの配役が素晴らしかったですね。
さよならの方々も良い花道になって、嬉しかったです。次回も楽しみにしていますね。
どうもありがとうございます❤️
大劇場で先に観ていられる麻里子さんの感想をいつも参考にしながら、東京で観ているんですよー😊
「カンパニー」は珍しく原作の小説を読んでいたので、上から目線でちょっと偉そうに書いてしまいました💦
宇月颯くんとわかばちゃんが、花道を飾るのに相応しい役でほんとうに良かったと思いました👏
今回は実力がある上級生の退団者が多くて、寂しくなりますね。