地元の映画館で、まさおくんのラストデイを見届けてきました。
シネコンのどのスクリーンを使うのか?と行ってみたら、約100人が入れるところでした。
まあ、東北の片田舎ですから、そんなものでしょう ^_^;
来月の宙組の千秋楽中継もこのスクリーンかな?
さてさて、まさおくん。
とてもとても爽やかで凛々しくてまさおくんらしいラストデイだったと思います。
公演の感想は別記するとして……
サヨナラショーや最後の階段降り、そしてご挨拶は、まさに正統派のタカラジェンヌのものでした。
緑の袴、白の胡蝶蘭の花束。
階段下りのご挨拶、そして何度もカーテンコールがあったので、どこで言ったか記憶が曖昧になっているのですが、印象的な事など。
海馬が衰えているので、言葉はあくまでもニュアンスです。
「命を賭けてここまでたどり着きました。」
「自分、がんばった❗️嬉しかったり、寂しかったり、悲しかったり、いろいろな感情が目まぐるしくおしよせてくる中で、自分、がんばった。」
「ここ(舞台上)から見る景色は、もうじゅうぶんに見ました。」
飛鳥組長が萌花ゆりあさんの結婚を発表したあと、「実は龍真咲は………………結婚……できませんでした」と組長に言わせて、くるくる回りながら、指輪のない左手を客席にむけるまさおくん (爆笑)
幕が上がるとまさおくんがひとり。ちゃぴちゃんを呼ぶ。今にも泣きそうになって出てくるちゃぴちゃんに「ありがとう」続いてたまきちくんを呼び「泣かない!」と喝を入れて、「これから愛希れいか、珠城りょうをよろしくお願いします。」
「宝塚は伝統を受け継ぐバトンを渡していく、すばらしいシステムがあるところ。自分がその責任を果たせてホッとしています。」
「まさきさん、大好き!」とか声がかかると「わたしは誰のものにもなりません❗️」←3度くらい言っていました(笑)
ファンの方たちに向かって「いろいろと退団の準備をしてくれてありがとう。」
月組恒例のジャンプの掛け声は、「龍真咲、バンザイ‼️」
最後に銀橋にひとりで出てきて、萌花ゆりあさんのフィアンセに「どうして青いジャケットを着てきたの?周りが白い中、目立ってましたよ」と突っ込む。「オーケストラボックスを挟んでの銀橋から見る景色は宝塚だけのもので…」と感慨深げ。「それではみなさん、また外でお会いしましょう。」で幕となりました。
ファンや組子に説教したり、自由にやりたい放題、というイメージがあったまさおくんですが、オモシロ話の端々に、自分は周りの人たちやファンの方々のおかげで、真ん中に立つことが出来たのだ、という気持ちが、はっきりと感じられました。
また自分を応援してくれた人たちが、これからもハッピーに輝いていられますように、とも何度か繰り返していました。
機会があったら、またお会いいたしましょう、だそうです。
まさおくんの第二の人生も輝かしいものでありますように‼️
2012年の4月に研12でトップになって4年とちょっと。
お披露目の『ロミオとジュリエット』と次の『ベルサイユのばら』までは、最近例を見ない “ 準トップ ” の存在が傍らにあり、決して恵まれたスタートではなかったと思いますが、その後は、きらきらオーラ✨満載の押しも押されぬトップスターに成長していきました ✨
これで100周年の式典に居並んだトップスターは全員退団しました。
娘役トップも残るは、ちゃぴちゃんとみりおんのみ。
常にどこかでバトンが受け継がれている宝塚です。