いろいろと書きたいことが溜まっているのですが‥‥10月19日の話題といったら、ワタクシ的にはこれを外すわけにはいきません
ということで、
ジェローデルさま
HAPPY BIRTHDAY
今年は特別
「マーガレット」誌に、『ベルサイユのばら エピソード2』として、ジェローデルの少年時代のお話が掲載されました
カラー扉&ページ付きで、25ページ。
ここまでジェローデルさんが出世するとはねぇ‥‥一押し男性キャラが、アンドレではなくジェローデルなワタクシには、なかなか感慨深いものがあります‥‥
以下、ネタバレ&危険地帯です
逃げるが勝ちかも
10歳のジェローデルが11歳のオスカルに出逢う。(確かジェローデルはオスカルの2つ年下って、10年くらい前に理代子先生がおっしゃった記憶が…)
オスカルが士官学校に入学すると訊いたジェローデルはある行動に出るが(オスカルに「マドモアゼル」と呼び掛けるジェローデル…求婚されたときのオスカルの「初めて呼ばれた…」という表情が印象的だったのにね…)
やがて時は流れ、王太子夫妻のパリ訪問の日
オスカルとともに、ジェローデルも警護の近衛隊のなかにいた。
「マドモアゼル オスカル……今はもう私の方が背が高くなりましたよ……」(いろいろと想像の翼が羽ばたくジェローデルのモノローグです)
ストーリーとしては、面白かったです
オスカルもジェローデルもこんな子供だったのね~と容易に納得できました
突っ込みどころがないわけではありませんが…
やっぱり、ジェローデルのファーストネームは Victor ではありませんでした
Victor はアニメ設定ですものね…
友人は、これは理代子先生のプライドよねとの意見でした。うん、そうよね~
絵柄は、理代子先生は頑張っていますとだけ言っておきます。衣装や背景は時代考証が行き届いていますものね~でも“少女漫画”の絵柄からは、卒業してしまっています
何度もしつこく叫びますが、連載当時の原画は ネ申 です
悲しいけれど、あれを超えるものには、もうお目にかかれないだろうな~という確信はあるのです。
(そういえば、所謂「Jamばら」の原画は一度も見たことがないなぁ今回の絵柄はどちらかといえば「Jamばら」寄り)
別の友人は、オスカルさまのビジュアルが崩れてる~と嘆いておりました。うん、昔のちびオスカルを思い出すとギャップが……
さてさて読後感としては、複雑な想いはあります。
自分の中にジェローデル像が確立しちゃっていて、彼はあくまで“Victor”ですしね
ただ、自分の中のジェローデル像に上書き可能な子供時代のエピソードで良かったと思っています
でもここに来て、新作エピソードが読めたのは、とにかく嬉しい事件でした
そして、私の「読みました~」メールにちゃんと返信してくれて、あーだこーだと語れる友人たちがいることも嬉しいことですこれからもよろしくねm(__)m
次は、新春に「フェルゼン編」だそうです。
P.S.
前回の「ベルばら展」の記事は、昨年9月の「ベルばら展」の記事と書いていることが全く同じで、読み返して我ながら呆れてしまいました
進歩というモノに置き去りにされているワタクシです