9月に入り、朝晩はすっかり涼しくなり、暑いのは日中のひとときだけで、すっかり秋めいてきました。
で、「今年の夏は短かったね~」という話になりました。
確かにこちらでは、猛暑が続いたのは、7月下旬~8月上旬の2週間くらいだったので、短いといえばそうなのでしょうが‥‥
思い起こせば、さまざまな異変が次から次へと起こった長い夏でした。
あまりにあちこちで被害が起きているので、忘れてしまいがちになるのですが‥‥「お・も・て・な・し」とか、浮かれている場合じゃないんだってば
復旧、復興、生活再建の方に、資材も人手も技術力も資金も、私たちの関心も、回さねばと思います。
さて、9月は近場で宙組の全ツは観ますが、遠出は下旬までしばしお休みです
ぼちぼちと宙組の「フェルゼンとマリー・アントワネット編」の情報も入ってきていて‥‥
やっぱり“今宵一夜”はないとか‥‥
アンドレの扱いがとても小さいとか‥‥
フィナーレに、ばらタンがあるとか‥‥
「オスカル編」に燃えた宙組のメンバーたちが、今度はどんな舞台を見せてくれるか、楽しみです
アントワネットが出てくるならば、取り上げてほしいなと思っていた場面がありました。(もはや過去形。う○だ氏の新場面にはもう何も期待しないので)
オスカルが軍務証書を取りにアントワネットのもとに伺候して、ふたりで庭園を歩きながらいろいろ話す場面。
原作の中では、オスカルとアントワネットが最後に顔を合わせる場面ですね
オスカルとアントワネットの考え方の違いが顕著になるものの、オスカルはアントワネットに「フェルゼンのために生きている、とおっしゃってください。」と詰め寄り‥‥
ふたりの道が別れていくことを暗示した名場面です
(この場面はちょっと形を変えてアニメにもあって、そちらの“adieu”の使い方も好きです)
と、○えだ氏にはもう期待もないのに、何故こんなことを持ち出したかといいますと‥‥
「花子とアン」
蓮さまと花子さんが、思想の違いから袂を別ちましたね
TVでそれを見ながら、上記の、オスカルとアントワネットの最後の場面を思い出してしまった、“いつでもどこでもベルばら脳”のワタクシだったのでした
オスカルとアントワネットの間には、主従関係を超えた女の友情が確かに存在したのだと、改めて思い至ります。
先日、ベルばらの11巻を読みながら、“アントワネットにとっての女の友情”についてなら、episodeとして理代子先生に描いていただきたいかな、と思ったこともあり、タイムリーな「花子とアン」なのでした