夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『神々の土地 〜ロマノフたちの黄昏〜 』(2)

2017-11-03 00:03:07 | 宝塚観劇つれづれ

今年も残すところ、あと2カ月。
そして……
まぁさまの退団まで3週間を切ってしまいました。

台風接近のさなかに大劇場で2回観て……
現在まで東京で2回観て……
まぁさまと、今の宙組との別れを惜しんでいます。

あとはもう一度舞台を観て、千秋楽は映画館で、男役のまぁさまとお別れいたします。


さて、『神々の土地』について感じたことをとりとめもなくつらつらと。
すみませんが、ネタバレ含みます m(__)m

ノブレスオブリージュの見本のようなドミトリー(まぁさま)。
でもそれならば、どうして自分のための舞踏会をすっぽかして狩りに出かけたのかな?と最初はちょっと不自然 に感じました🙄
ドミトリーと農夫のイワン(風馬翔くん)との雪原での会話とか、イリナ(うららちゃん)と雪原で踊る場面(イリナ、絶対、風邪ひくよー🤧 でもイリナのドレスの背中の飾りはとても綺麗✨)を作るためという劇作の都合上かと思ったのですが。
ドミトリーはイリナに甘えたかったのでしょうね。
イリナはきっと自分を探しにくるに違いないと。
さて、武力という手段を使わないでロマノフを守るため、ドミトリーはオリガ(まどかちゃん)と婚約するわけですが、駅でイリナが狙撃の対象になって一命を取り止めたという事件が起こり、オリガはドミトリーの心がイリナに向いているということを、はっきり知ってしまいます。
酒場での銃撃戦があり……やがてドミトリーはラスプーチン(愛月ひかるくん)の暗殺を実行します。
ドミトリーは激昂しているのですが、赤い炎が大爆発🔥ではないのね、静かに青い炎がめらめらと。
それだけ、イリナを愛しているのだと。
ここで大爆発した方が、観客にはとてもわかりやすい演出になるのでしょうが、ドミトリーが一言も発さずに銀橋を渡って、センターで大階段上のラスプーチンを撃つという演出がすごく好きです。


まぁさまの退団公演ですが、結局のところ、まぁさまにはどのような役がいちばん似合ったのか?はよくわかりません。
どんなまぁさまを観ても、全部すてきだったので💜
ブラームス(翼ある人びと)とジェリー(TOP HAT)がとても好きですが、次にキルヒアイスとアンドレが好き。
誰かのために(ラインハルト、オスカル)生きる人物ですね。
そういうときの、まぁさまの抑えた演技が好きでした。
ドミトリーも、ロマノフのため、というよりは、イリナのために生きているという姿勢が露わになる、芝居の後半からは魅力がどんどん増していく感じです💜

誰かのために生きる、といえば、フェリックス(真風涼帆くん)もそうですね。
彼はドミトリーのために生きている。(BL的な意味ではなくて💦)
酒場でフェリックスがオリガに、貴族が果たす役割について語っている台詞もフェリックスらしくて納得できて、好きです。
ところで、フェリックスとドミトリーは、再会することはできるのでしょうか?
マリア皇太后の居場所は調べればわかることなので、ドミトリーがその気になって行動を起こせば再会できると思いますが……彼はそうしないような気がします……
フェリックスの側からドミトリーを探すのは、不可能だと思いますし。

で、友人と観劇した時に、ドミトリーはペルシャからインドへ、そして外つ国へと行く資金があったのかしら?という話題になりまして。
夢のない話ですみません💰
フェリックスがドミトリーを最後に送った時に高価な宝石でも持たせたのではないか?とか、スイスの銀行に隠し口座があったのではないかしら?とか推測したのでした😅


さて、このお芝居はラストで登場人物たちが全員出てきて、舞台を横切って行くのですが……ラスプーチンの身の軽いこと🎶軽いこと🎶
友人に教えてもらうまで、気がつきませんでした。
すごく軽やかに踊りながら駆け抜けていきます。
ここで初めてアレクサンドラ皇后が妹であるイリナに笑顔を見せて、姉妹がいっしょに歩いていくのを見ていると、じーんとしますね💧



話があっちに飛びこっちに飛び、まるでまとまらなくてすみません💦

こんな混乱した文章をお読みくださった方、どうもありがとうございます🙏

コメント (2)
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