夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『邪馬台国の風』

2017-09-01 00:36:30 | 宝塚観劇つれづれ

前楽の友の会貸切公演で、やっと友人と観劇しました。
8月27日・日曜日・11時公演。
なので、今回は恒例の(笑)千秋楽のLIVE中継はパス。

日比谷シャンテは外壁を工事中。
地下2階も改装のため12月中旬までクローズ。
3階のブックセンターは今月末で撤退(涙)。
劇場前の道路はほぼ完成した感じですが、警備員さんがたくさんいました。
工事中のお隣のビルは、とても大きくて高くて、元は道路だったところに3階分くらいの巨大な階段が作られていました。
どんなテナントが入るのでしょうね?
来年、日比谷にTOHO系のシネコンができるというから、それは入るのかな?
バウホール公演が東上できるような小劇場を作ってくれたらよかったのに。



『邪馬台国の風』は、大劇場公演ではあまり良い評判が聞こえてこなかったのですが……
東京公演の評判はいいのですよね。

で、観終わっての、休憩中に友人との第一声。
(期待値が低かったせいか)思っていたよりずっといいよね、というより、わかりやすくて面白かった〜 😄
というのが、ふたりの共通の感想でした。
西と東では感じ方が違うのかしらね?
それとも東上する際に手直しされてる?

タケヒコの明日海りおくん。
ますます細くなっていってますね(涙)
神の声が聞こえなくなったマナを連れて逃げようとしたものの、マナに神の声が降りてくると潔く諦め、マナのためにヤマタイを救うべく動き出し、マナと結ばれることは不可能となったら魏の国に渡ろうとする、という流れも自然で良かったと思います。
クガダチとかうーん?なエピソードもあったのですが、そこはまだ半分神話の時代ということで 💦
みりおくんは歌う時は歌詞がはっきりしているのに、セリフの滑舌が惜しいかな……
イサカや他の女官にも想いを寄せられる、爽やかさがありました。

マナ(卑弥呼)は仙名彩世ちゃん。
本公演でのトップ娘役のお披露目です。
こちらは滑舌はいいよね。
圧倒的な華やかさはありませんが、みりおくんを立てることができる娘役さんですね。

敵側の狗奴国のクコチヒコに芹香斗亜さん。
まず、わたしはキキちゃんの組替がショックで 😱💧
甘くてノーブルな雰囲気のある男役さんは、花組のトップにこそふさわしいと期待していましたのに。
それはさておき、敵側のリーダーを熱演していました。
登場場面が全て血なまぐさい場面で、クコチヒコにもラヴロマンスのひとつくらいあれば……と思いましたが、それを入れてしまうとストーリーが散らかってしまいますからね……ファンには物足りなくても、その辺りが座付き演出家がベテランである証拠なのでしょうね。
キキちゃん、必ずどこかでトップになってね❣️

ヤマタイの兵士の長アシラに鳳月杏さん 💓
本公演だと見た目から、どうしてもメンバーをまとめる役になってしまいますね。
知的で統率力があるリーダーが似合っていました。
ちなつちゃんももう研12だし、黒い役を見てみたいな〜。

瀬戸かずやくんの奴王ヨリヒクは権謀術数に長けた役。
まず、王たちの中で衣装が豪華 ✨
悪い役ではありましたが、おいしい役だと思います。

そのヨリヒクと組んで狗奴国と通じるアケヒは花野じゅりあさん。
オーラが必要な、なかなか大きな役です。
じゅりあさまが活躍していると嬉しいです 🙂

アケヒの侍女に今公演で退団する梅咲衣舞さん。
最後のお芝居でちゃんとした通し役で活躍できて良かったですね。

もうひとりの退団者の夕霧らいさんは、王チームの一員で、落ち着いた王でした。

柚香光くんはヤマタイの兵士のフルドリで、声を無くしたツブラメの親友で、イサカを恋う設定もあって、3番手らしい役の大きさ。

ツブラメは水美舞斗くんで、セリフは心の声として一度しかないのだけれど、おいしい役。
「ツブラメがこう言っている」とフルドリが言うと、どうしてもマイティに目がいくし、棒踊りでもセンターだったし。

勇ましい女兵士のイサカが城妃美伶ちゃん。
やっと本公演でちゃんとした役がついて良かったね 😄

そのぶん?いつもそれなりの役がついていた桜咲彩花ちゃんの役が小さい(涙)
ベーちゃんの笑顔が好きだから、たくさん見たいのに。
ベーちゃんがもう少し小柄だったら、みりおくんの相手役になれていたかもしれませんね。
だって、ゆきちゃんと扱いはほぼ同じだったのだし……
因みに今は、ちなつちゃんとベーちゃんの並びが好きです💕

ワンポイントで出てきた大巫女の美穂圭子さんはやはり威厳があり、狗奴国の王ヒミクコの星条海斗さんは、あまり軍略に長けてはいない王らしく、威勢よく威張りちらしている感じがあって、専科さんをうまく使ったという印象です。(クコチヒコは上司に恵まれなかったのね…涙…)

そのほかでは、ヤマタイの臣の天真みちるくんはやっぱり目をひくなぁとか、投馬王の和海しょうくんはノーブルだなぁとか、(特に)男役は下級生にまでちょっとずつセリフがあって、さすがに座付き演出家だなぁとか、感じたのでした。

気になったのは、暗転がとても多くて、暗転中に次の場面の出演者たちが走ってきてスタンバイするのが、まるで動く紙芝居を見ているように感じたことでしょうか?
途中まで、せりも盆も動かなかったので、ずっとこのまま?😱と思っていましたら、せりも盆も動き出したので、よかったよかった🙂
回収できない無茶なエピソードがなくて、ストーリーが成立していたので、ストレスなく観れて良かったです😄





コメント (2)
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