夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

穀雨 2016 @ひとりごとな《Diary》

2016-04-25 20:14:40 | 日々のつれづれ

穀雨。
4月20日頃にあたります。
田畑の準備が整って、本格的に農作業が始まる時期の雨。
いわば、恵みの雨のようなイメージがあります。

ところが、熊本でたびたび降っている雨はなんでしょう!
ざあざあと勢いよく降って、捜索や片付けを阻んでいます。

また余震も、大きなものが次から次へとやってきましたね(涙)
東日本大震災の際にも、余震はたびたびありましたが、今回は規模が大きいです。
余震なのに、震度5強とか5弱とか、怖すぎます。
エコノミークラス症候群の危険を知りながら、余震のあまりの規模の大きさに、万が一の場合、足の踏み場もない混雑した避難所では自分や家族の身を守れない、と判断して、車中泊する方々の気持ちも良くわかります。

でも、避難所まで来れない事情を抱えた方々も多くいらっしゃるわけで……
ご自宅が崩壊するかも……という危機に瀕しながら、なんとか生活していられる方々は、きっとたくさん居られると思うのね。そういう方々にも、ちゃんと援助の手を忘れないでほしいです。

それにしても、どうして川内原発は運転を停止しないのでしょう?
「大地震に耐えられる原発」を国内外にそんなにアピールしたいのでしょうか?
これについては、政府の対応が全く理解できません(怒)


さて、ここ2・3年、ミニマリストという生き方が称賛されています。
流行に敏感な雑誌だけではなく、大新聞までが好意的に取り上げていました。
でも、いつも私は疑問に思っていたのです。
この人たちは、災害でライフラインが止まってしまったら、どうするのだろうと。
備蓄の食料もなく、寒さをしのぐ余分な洋服や寝具もなく。
ミニマリストという生き方は、ライフラインが整った平和な国だからこそ成立する、とても贅沢な生き方ですよね?
余分なものを持たないということは、裏返せば、必要になればいつでも買える、という経済的な余裕もあるわけで。
何を言いたいかというと、ミニマリストという生き方を選んだのならば、災害時の覚悟もちゃんとしておいてくださいね、ということです。
ものを持ち過ぎて、管理できなくなるのは論外ですが、ものを持たな過ぎて、普通なら出さなくてもよいSOSを出すのも論外だと思うのです。


九州新幹線が少しずつ開通してきましたね。
九州新幹線は、東日本大震災の翌日に全線で開業しました。
ですが、派手に祝うこともできず、ひっそりと開業したと訊いています。
東日本大震災一色だった報道が少し落ち着いた3月の末あたりに、九州新幹線開業のPR映像を見た記憶があります。
沿線の方々が九州新幹線の全線開通を喜んで、きれいな景色の中で、手を振ったりプラカードを掲げたりする映像でした。みんながとてもすてきに笑っていて……私はその映像を見て、泣きました。
東北新幹線も、全線復旧するのに3カ月くらいかかったような気がします。
九州新幹線も復旧までまだまだ時間はかかるでしょうが、九州の人たちが笑顔で、新幹線に手を振れる日が早く来るといいな、と願ってやみません。
ほんとうに……願うこと、祈ること、募金をすることしかできない、もどかしい日々が続いています。


コメント
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