夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

episode 5.5

2014-11-05 23:40:14 | 極私的「ベルばら」語り@危険地帯

「ジェローデル編」の後編を読みました

以下、大きくネタバレしています。

まだお読みになっていない方は、あとからどうぞお越しくださいませm(__)m

first impression は大切にしませんとね


さて、前編は、“女嫌い”のはずのフローリアンが、ソフィア嬢を宮殿の私室に連れ込んだところで終わりました。
前編でワタクシ的にもっとも印象的だったコマは、オスカルのフェルゼンへの恋心を見せつけられて衝撃を受け、フェルゼンへの嫉妬に燃えるフローリアンの眼でした。
でも、フローリアンもソフィア嬢も、この時オスカルは、フェルゼンを諦めるためにドレスを着たことを知るよしもないのですよね‥‥

さて後編。
オスカルの衛兵隊への転属を機にフローリアンがオスカルに求婚する経緯が描かれ‥‥
あの名場面、「わがシルフィード」の場でのフローリアンの心境が語られ‥‥
なぜか革命勃発後にフローリアンはスウェーデンに居て、ソフィアと語り合い‥‥
再び単身フランスに戻っていきます。

「(フェルゼンと)お会いしてお話ししたかった…」とか、「愛する人と共に死ぬためにパリへ……うらやましい生き方だ……」などとフローリアンの心境が綴られています。


今までの外伝の中で、いちばん良いと思いました。
しみじみとして、それでいて、清々しかったです。
実は、前編を読んだときは、うーんジェローデルのキャラも変わってるという、どちらかというとがっかり方向の印象だったのです‥‥
でも、後編を読んで、理代子せんせい、ジェローデルをきちんと書いてくださってありがとうございましたと素直に喜べました。


ただし
突っ込みどころは、あります
今、これを書いている最中にも、どんどん溢れでています

ふたつだけ。

扉絵のフローリアンの髪は栗色なのに、カラーページではグレイ。フローリアンの髪色は華やかにしていただきたかったです。

アンドレの存在。
今回のストーリーは、オスカル、フェルゼン、ジェローデルの3人の心情(思想ではなく、愛)だけを考えると整合性がとれています。
でも、ジェローデルはアンドレの存在と、オスカルのアンドレへの気持ちを認めたからこそ、身を退いたのですよね‥‥
ですが、今回は、アンドレは名前すらも出てきません‥‥
ジェローデル贔屓としては、彼のアンドレに対する本当の気持ちを、一応、原作者ご本人の公式見解みたいなものを、知りたかったです。
ちょっと恐い気もしますが‥‥
そう考えると‥‥
そこのあたりは、まだまだ曖昧模糊としたままで、良かったのかもしれませんね

全くまとまらない文章ですね
ごめんなさい
コメント
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