夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『ベルサイユのばら ~オスカル編~ 』(2)

2014-05-05 12:30:07 | 宝塚観劇つれづれ

※大きくネタバレしていますので、ご注意くださいm(__)m
Aパターンをもとに書いています
写真は、100周年記念ランチのオードブルのプレート。美味しくいただきました



幕が上がりますと、いつもの通り、ごらんなさい、ですね。
小公子の歌詞は今回は、三度(みたび)咲く薔薇の花~(歌詞はいい加減)みたいなものでした。
月、雪、宙と3度目だしね~と思って聴いていた訳です。

で、いろいろあってオスカルさまの登場になるわけです。
左手に三色旗を掲げ、炎のなかで指揮をとるオスカルのカラー原画があるのですが、原画と違わない構図、彩色の絵の裏に、かなめオスカルが待機しているのね。
あそこまで原画を拡大コピーはできる?PCを使えば可能?何れにしてもすごいねと友人と語り合ったのでした。
今までずっと残念な感じの、似非原画(美術スタッフさん、すみません)でしたからね~。
ここのかなめオスカルは、制作発表のときの、新調されたわりとシンプルなデザインの赤の軍服。生地はベルベット?
曲は、我が名はオスカル。
オスカル編ですからね、アンドレと並んで登場はしないのです


原画と我が名はオスカル、の組み合わせはもう一度あって、一幕のラスト。
原作では、パリ出動直前の7月12日に完成した肖像画。
あの原画はあとから彩色されたかよく覚えていないのですが‥‥
とにかくあの原画をカラーにした大きい肖像画が舞台中央に出て、「見たい見たい」と下手の銀橋付け根で、朝夏アンドレが苦悩しやがて、クレーンを使ったペガサスの場面となります。
'06年のメリーゴーランド風のペガサスではなくて、ちゃんと白馬にグレードアップ
見た目も動きもスマート
そのペガサスに、肖像画を模したデザインの金色のお衣裳でまたがり、あー、我が名はーと歌いながら、右に左に上に、と空を翔る、かなめオスカルなのでした。
眼福
休憩に入った時の、客席の興奮というか、ざわめきがすごかったです


フィナーレはオスカルはずっとオスカルのまま。

まずは薔薇のタンゴ。
金色のロングヘアーに大きな一輪の赤い薔薇を着けたかなめちゃん。
周りを取りまくのは、研8~4の衛兵隊士役の8人のラテン衣裳の男役さんたち。
期待の若手さんたちですね
初日からテンションが高かったです
その中に混じるかなめちゃんの華奢なこと。
でも凛々しいオスカルさまでした。

愛の讃歌
大階段に、かなめちゃん、まあくん、みりおんが板付き。
かなめちゃんの髪は白薔薇一輪の髪飾りで留めてあるアップ。
こういうのをみると、必ず振りの中で、ばさーっとなるって思いますよね
センターでまあくんと組んで踊っている(オスカル&アンドレ設定)ときに、まあくんが素早く髪飾りを外し、白薔薇はまあくんの黒燕尾の胸ポケットに。
かなめちゃんは、軍服のときと同じ髪型に。(しかも歴代のオスカルたちのなかで、いちばん長いのでは)
その後、シンプルな黒燕尾(僅かにのぞくチーフが赤。これは効果的だと思いました)の男役さんたちが大階段から降りてきて、かなめちゃんを中心に踊る訳です
かなめちゃんは、黒の変わり燕尾で、タイは白レース。男装の麗人設定ですからね
これがもう眼福で、眼福で
お芝居のしょうもない場面はやめて、ここだけ3回くらいリピートしてくれないかなぁと、本気で思いました
真ん中を観ていたいのですが、宙組には他にも気になっている男役さんたちがいるし
振り付けはどなただろう?と調べたら、羽山紀代美さんでした。
オマージュを振り付けられた方ですよね。
納得


脚本はいつものことながら‥‥‥‥‥‥ではありましたが、今回の『ベルサイユのばら』は、観ていて久しぶりに胸が高鳴りました
いっしょに観てくれた友人が、「ベルばらは、オスカルさまあってこそのベルばら」と強調していますが、それは私も全く同じ
だから、脚本が‥‥‥‥(しつこいけれど、言い続けます)でも、オスカルの描きかたが真っ当であれば、その上ビジュアルも申し分ないので、満たされた気持ちになれるのよねと実感したのでした

さて‥‥
「アンドレファン的には、今回は、物足りないと思う」とは、上記の友人の意見です。

(to be continued‥‥)
コメント
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