夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

活字離れのこのごろ…@普通の日々の《Diary》

2010-05-11 00:35:48 | 日々のつれづれ
もう先週のことになりますがTVで中村屋さんちの(笑)歌舞伎座ドキュメントを視ました。

歌舞伎の驚異的な早替わりの仕掛け?に驚きましたし、舞台裏の光景なども垣間見れて、とても興味深いものがありました。

歌舞伎座に対しては、関係者(役者さん、裏方さん、ファンも含めて歌舞伎を支えてきた方々すべて)の思い入れの深さを感じました。
(こんなブログで簡単に書けるような“思い”ではないという事は承知しています。)

さて、GWは何も観劇せず、「NINE」か「のだめ」か映画を見に行こうと思ったのにそれも見ず、本当にだらだら過ごしてしまいました
そんな中でも、日頃ご無沙汰している親戚を訪ねたりしたのですが、本当に周りは高齢化社会に突入したのだなぁ…と実感したしだいです。

というわけでGWは地味に過ごしましたが~
増殖する?雑誌やら本やら諸々に手を焼いていましたので、整理をせねば!と手を付けました。
残念ながら、あまり成果は上がらなかったのですが…
「これは捨てる、これは売る、これは取っておく」とか分けながら、目についたものを読み耽ってしまい、整理は後回しになってしまうというお決まりのパターンに陥った訳です

私は昔から「いつか読むはずだから」と、気になった小説や、単行本になったコミックを買ってしまうのですね…
そういうのが山と積んであるのですよ
最近は海馬も衰え、そんなに読めなくて、未読のものが溜まる一方です
活字離れが進むばかりで、間違っても「趣味は読書」とは言えなくなってきました


世の中では「速読術」がもて囃されていますね。
仕事の資料や理論的な新書やハウツー本等々を読むのには適していると思います。
そういうスキルで文章が理解出来るのは素晴らしいと思います。

でも、そういう読み方はしたくないものたちもあるわけで‥‥描線や字面から立ち上ってくる雰囲気を楽しみながら読みたいものだ‥‥と考えてしまう、時代に取り残されているワタクシです


漫画は、ここ10年くらいは雑誌は買わなくて、単行本や文庫本になってから「こういうのが出てるんだ~」と書店で見つけて購入するのですが、昨秋以来ずっと、いいな~と感じている作品があります。

よしながふみ 「フラワーオブライフ」(完結)

吉田秋生 「蝉時雨のやむ頃」に始まる“海街diary”シリーズ(まだ雑誌に連載中らしいです)

どちらも日常の何気ない風景を切り取ったものです。
大きな事件が起きるわけではありません。
“日常の大切さ”をしみじみ感じるのです。
心理描写の細やかさには、感心したり、頷いたり、その見事さに息を呑むこともしばしば‥‥
おそらく、若い頃にはこんな感想は持たなかっただろう、と思います。


しかし、この年になってもなお、感銘を受けたものを書こうとすると、まず漫画とは‥‥

脳のある部分の年齢が、全く進化していないのだろうな
コメント
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