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Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

お菓子論 10/21 (木)

2004-10-22 12:16:56 | リュウガクジダイ
朝から実習。
3時ごろ遊戯療法のセッション(3回目)に行き、4時半から院で授業。
授業が終わった後に、教室でクラスメイトの出産をお祝い。
前にBaby Showerした子なんだけど、今日は違うメンバーも混ざって再び。

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アメリカのケーキは甘すぎる、というのは周知の事実ですが、
そんなアメリカ人から日本のお菓子は甘さが足りない、と言われました。

というのも、今日の授業の教授は、ちょうど仕事で日本に行ってきたばかり。おみやげがあるよ、と授業の始めに教授がカバンから取り出したもの。


『浅草育ち 雷おこし』


キャーーーー(≧∇≦)!!

さっそくクラスのみんなと食べました。で、その感想が、甘さが足りないと。日本から帰ってきたばかりの教授もそこを強調。そんなにもの足りないのかしらね。

アメリカにいると和菓子の魅力がわかってもらえなくてもどかしい。
例えば桜もち。
淡い桜色。季節感があるし、香りもいいし。味も甘さも洋菓子とは全然ちがう。染み込むような深みのある甘さ。ほんと、日本人は繊細だと思う。五感で受け止めるお菓子、アメリカにはないですよ。和菓子にはお抹茶、という発想もないし。

こっちのお菓子は、季節感なし、一年中同じ(そういえば日本みたいにお菓子の冬季限定発売とかもやってないしなぁ)。センスを疑う色使い。質より量。オイリーな激甘。

桜もちなどの日本の和菓子を知らない彼らに説明しても伝わらない。
授業が終わった後、上のケーキをおいしいおいしいと言いながら食べる彼らを横目に、「和菓子美」なんて絶対分かるまい!と確信する。(甘いか辛いしか味覚がないのかもしれません)。
それに一言いわせて。

(#゜Д゜)なんで激甘ケーキとセットの飲み物がコーラなのよ!?
ついでに言うと、そこだけダイエットコークにしても意味ないと思うのよ!

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そんなクラスメイトが大好きです。
・・・美味しいお茶いれよっと♪