Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

ファーマーズマーケット

2010-05-31 14:26:49 | バークレー

そういえば昨日はチェリー狩りに行く前にバークレーのファーマーズマーケットに行きました。バークレーでは毎週木曜日と土曜日に決まった場所でファーマーズマーケットが開かれます。バークレーは全米でもオーガニックやエコロジーを推奨する人が多い街として有名なので、このファーマーズマーケットで売られているものもほんとうに新鮮で良いものだけ。


もう何度目かになるけれど、いつも思うのは、野菜がうつくしいこと。



自然のいろが本当にうつくしい!バークレーはとてものどかな街だし、ちょっと車を走らせれば自然もいっぱいで農家のファームがたくさん。野菜のあざやかな色に元気をもらいます。


朝10時からオープンだったので、ブラブラしながら出店しているBlue Bottle Coffeeのスタンドで朝一のコーヒーを飲んで、パン屋のパンをつまみ、果物をつまみ、クレープを食べ、青空の下とてもおいしい朝ごはんとなりました。野菜、くだもの、魚介類、ベーカリー、蜂蜜、オリーブオイル、植物、たまご、チーズ、ヨーグルト、コーヒー、、、これだけ新鮮ないろ~んなものを、つくった人の顔を見ながら買うことができる。お天気もよかったしすごくいい時間でした。

Picking fresh cherries

2010-05-30 14:57:11 | 日常
今年初めて半袖でおそとに出かけられるほどのいいお天気でした。ベイエリアって青空で太陽が出ていても肌寒いことが多いから、私ふだんは長袖ばかり着てます。だから今日の夏日はうれしかったー!


バークレーは海が近いけど、今日は内陸の方に車を走らせること小1時間。な~んにもない田舎ですが、内陸部は海沿いよりもさらに気温が高くて華氏85度(摂氏29度)!やったー。窓開けて、からりとした熱風をたのしみながら向かった先は、チェリー狩り。今、アメリカンチェリーが旬なのです。去年の今頃も行ったのだけど日記には書いてなかったな。


たわわになるチェリー達(この子たち取ってもらうのを待ってるよね?)。はちきれんばかりに詰まった実はジューシーで、どれをとっても甘い。周辺にたくさんの果樹園があったけど、ここのお値段は1ポンド(だいたい450g)で2.5ドルでした。果樹園の中ではもちろん好きなだけ食べ放題!


ぐっしっし、イヒヒ。笑いがとまらないくらいおいしいー!!
もう言うことなし。カリフォルニアはおいしい。


Nunn Better Farm
830 Sunset Rd
Brentwood, CA 94513
(925) 634-6173
→激込み地からちょっと離れてて混雑してないのですごく良かった。

Chestnut Bakery

2010-05-28 00:37:23 | サンフランシスコ
エクスプロラトリアムの近所にあるChestnut St.(チェスナッツ通り)へ。チェスナッツ通りは、アップルストアを始めいろんなお店やカフェが並んでいるので寄り道するのがたのしいところ!8時まで日が出ていて明るいサマータイムの効用か、つかれていても歩けてしまう。今日はChestnut Bakeryという小さなケーキ屋さんに初トライ。どうしても無性に「ケーキ」が食べたかったので、ひとりで贅沢にカフェタイムとなりました。むふふ、またまた大好きなベリー系。アジア系のオーナーのせいか、甘さ控えめでうれしいケーキ。このあともブラブラしていたら結局彼が迎えに来てくれることになったのだけど、ここでケーキを食べたことは内緒に(笑)。知ってたらいっしょに食べたのになー!


Chesnut Bakery
2359 Chestnut Street
San Francisco, CA 94123-2609
(415) 567-6777

Sun Painting

2010-05-27 10:09:13 | エクスプロラトリアム

夕方の5時になると閉館の鐘が鳴り、ラーニングスタジオを出るといつもこの虹が見える。あぁ今日も1日終わったなぁと思う。エクスプロラトリアムの屋根に鏡やらプリズムが設置されているよう。天気のよい日、夕方の5時ぐらいに光が差し込んでくるとこれが見られる。

このアート、朝は反対側の壁に現れる。決まった時間帯に、ミュージアムの床や壁を染める光のプリズム。気がついている人はどれくらいいるのだろう。今はもう亡くなったBob Millerというアーティストが1970年代に残したもの。白い太陽の光がこんなに美しい色に変わること、彼の装置がいつも教えてくれます。

「時間があるから」

2010-05-26 16:55:49 | 日常
こないだ一緒に夕食を食べたスペイン人の奥様は35歳にしてキャリアチェンジをして大学院に入った人だった。

「なんかそういう話、勇気がでる!」と言うと、
「でもね、私もそういうことができるんだって、アメリカの人たちを見て教わったのよ」
と話してくれた。

旦那さんにくっついてバークレーに来て、特にすることもなく言葉もあまりしゃべれず主婦としてアメリカでの暮らしに順応することに精一杯だった頃、周りの人達がスキルを身につけるために学校へ通ったり、大学院へ行ったり、新しいビジネスを始めたり、趣味を本格化させて仕事にしたり、、、というのを目にしてきたのだそうだ。スペインではそういうのは若い人達が若いうちにやること、として片づけられてしまうのに、アメリカでは30代でも40代でも年齢がほとんど関係ない。みな思うように自分の人生を軌道修正したり新しいことにチャレンジしているように見える。

「それでね、私、時間があるからね、私もこの時間をつかって何かしようと思ったの」

アメリカに来る前は企業の法務部で働いていたけれど、法律の学位は持っていなかった。しかも大学時代なんてもう10年以上も前の話になる。カリフォルニアで環境問題に興味をもったこともあり、Environmental Law(環境法)を学ぶために大学院へ。もうすぐマスター(修士号)がとれそうなのだとか。

「がらりとしたキャリアチェンジじゃなくて、ちょっとずつ環境の方へシフトしようと思っているの」

正直、彼女の専攻や法律の話はよくわからなかったけれど、「時間があるからね、この時間をつかってね etc..」とくりかえし言っていた「時間がある」ということだけが私の心に残った。あぁ、日本で仕事をしていた頃を思い返せば、今の私にも断然「時間がある」のだった。私は今のこの浮遊する時間たちをきちんと有意義に使えているのかしら。カリフォルニア時間でゆっくり暮らすことに慣れすぎちゃったかもしれない。あとで思い返して「あのころ時間あったのに何やってたんだろー私!」と思ってしまう日が来るような来ないような、、、これでいいような、まだ何かできるような。

人生は風船みたいで、ふーっとやさしく膨らませばそれなりにカタチになっているし、ふーっふーっふーってたくさん息をふきこんでも意外と伸びてくれてカタチになる。要は、自分のコンフォートゾーン(Comfort Zone)がどこか、ということかしら。

時間、時間、、、時間はあるよね、たしかに。

また同じタイレストラン

2010-05-25 10:06:30 | バークレー
気に入ると続けてそのお店にいくということがよくあるんだけど、またタイ料理へ行ってしまいました。つい最近行ったばかりなのに。。この日、本当はSolanoにある麒麟というチャイニーズレストランに行くはずだったのに、同じ通りにあるここを通りがかったときフィリップが「あ、やっぱりタイにしよう!」と言うので続けていくはめに。


でもお店の雰囲気はやっぱり好き。カジュアルだけどちょっとシックなところが。ランチに来るともっと安いんだけどな。今度はお天気のいい日にランチに来たいな。お昼にくると大きな窓があいていて風通しがよくて気持ち良さそうなんだよね。


こないだグリーンカレーを食べたので、この日はレッドカレー。シーフードがこれでもか!というぐらい入っていて、食べきれず。味はふつうにおいしい。フィリップはバーベーキューなんとかというのを食べ、シンハーのビールを2本飲み、さらにフライドバナナ(揚げバナナ)まで。でもこの揚げバナナ、一口もらったけどおいしかったー!

バークレーにいると、マクドナルドとかバーガーキングとか行く必要がない。メインストリートにあるマクドナルドは、なんとなくホームレスの人達のたまり場みたいになっていて、近寄る気になれない。そんなファーストフードに人々の足が向かないのは、それよりおいしいレストラン(しかも安価で)が他にたくさんあること。バージニアに住んでいた頃と比べたら、天と地ほど違う!バージニアでは近所にあったレストランの選択肢は、オリーブガーデンか、アイホップか、フライデーか、マクドナルドかといったところだった。チェーン店しかなかった。バージニアにいた頃フィリップは週に1度はマクドナルドやウェンディーズのお世話になっていたけれど、そういうファーストフードチェーンのお店にこっちでは一度も行ったことがない。ベイエリアの食事情はほんと、スーパーマーケットもレストランもファーマーズマーケットもぜんぶ含めて、とっても充実していると思う。

同じタイばかり行ってないで、もっと開拓しないと!

(また行ったの~?のお店情報)
Bua Luang Thai Cuisine
1166 Solano Avenue, Albany
Tel) 510-527-8288

Maker Faireに参加

2010-05-24 15:10:04 | エクスプロラトリアム


土曜日はMaker Faireへ。年に1度行われる、ものづくり(Do-It-Yourself)の博覧会みたいなもの。雑誌『Make』が主催で、アート、クラフト、サイエンス、エンジニアリングなど、領域を超えたすべての「ものをつくる人達」のための祭典 ("Celebrate arts, crafts, engineering, science projects and the Do-It-Yourself (DIY) mindset.")とでも言うか。ロボットから編み物まで、なんでもアリです。今や世界中でこのMakeイベントが開催されるようになったけれど(東京でも2年前からMake: Tokyo Meetingというのが始まった)、サンフランシスコが発祥の地でその規模は世界一。


会場あちこちでみかけたトラック。「遊べ!」「遊んでよし!」みたいな感じ。会場は屋外と複数の建物にまたがっていて、来場者数は7万人!個人や団体もあわせて出展ブース数は1000近い。


エクスプロラトリアムはミュージアムから展示品を10個持ち出していたのと、アクティビティ(ワークショップ)を5つ提供。マーブルウォールももちろん持ってきていたので、また私はこども達とビー玉装置をつくることに熱中。アメリカ在住の日本人のこども達も来ていて、日本語で話せたのが新鮮だった(サンマテオ近辺は私が普段いるところよりさらに日本人率が高いみたい)。


本格的なロケットとか水中で音楽演奏とか、すごーい!と感心するものからぷっと笑っちゃうものまで、ぜんぶ個人のオリジナルアイデアでつくられたもの。会場は見ても見きれないほど。私はあまりゆっくり見られなかったのだけど。でもモノをつくる人達の好奇心とパッションをむんむんと感じました。

なぜゆっくり見られなかったかというと、エクスプロラトリアムのブースに詰めていたから。でもふだんミュージアムにいるのと違うことが1つありました。それは来場者から受けた質問です。マーブルウォールのところでこども達の活動をサポートしている最中にたくさんの人から「この材料はどこで手に入るのか」と聞かれたこと(ミュージアムにいるときは単に「ありがとう!」「また遊びにくるよ!」と言われるだけ)。やっぱりDIYの祭典というだけあって、つくるのが好きな人が集まっているのね。訪れるお父さん、お母さん、おとな達みなこども達の熱中ぶりを見て「これなら家でもつくれる」「これなら教室でもつくってあげられる」と思われたのでしょう。「このボードはどこで買えるのか」「予算はいくらぐらいか」「どうやって組み立てるのか」「材料はひとつひとつ何を使っているのか」等の質問が多かったのです。これはとっても嬉しかった。日頃から思っているのだけど、いくらエクスプロラトリアムで楽しい活動をしていたって、たった1つの場所ではしかたない。おとな達がこの活動を「いいな!」と思ってそれぞれの場所へ持ち帰り、どんどん展開していってくれること。それが一番うれしい。今回の反省としてはそういう質問にいちいち口頭で答えていたので、次回からは手渡しできるハンドアウトなりカード等を用意しようとグループに提案しました。

今週のおべんとう

2010-05-23 10:17:37 | ガイコクジン弁当
今週は3回しかつくれなかったおべんとう。

・ロールキャベツ
・牛肉ブロッコリーソテー
・ハムチーズ揚げ
・キュウリとソーセージのポテトサラダ
・ごま塩ごはん
・バナナブレッド
先週のSarma(サルマ)に味をしめてまたまた作ったロールキャベツ。その残り。ギョーザの皮もずっと冷蔵庫に残っているので、ハムを刻んでチーズを入れて、揚げてみた(カロリー高いかも、、)でも彼は満足。こういうお子様メニューが好きなんだよね、きっと。バナナブレッドのはじっこも余ってたので入れといた。


・サンドイッチ(ボローニャソーセージ)
・チキンしょうが焼き
・ブロッコリー
・ハムチーズ揚げ
・ちくわきゅうり
起きたらごはんがなかった!何をかくそう、うちには炊飯器がないのです。ガイコクジンにはその必要性がわからない、、、ってことじゃないんだけど(買いたいなら買えばー?とは言われるけど生活必需品だという認識はもちろん彼にはない)なんとなく、なくても全然大丈夫という自分にも気づいてしまったというか。いつもごはんはお鍋で炊くのだけど(その方が炊飯器より速い!)、この日はパンもあったし、たまにはパンの方が嬉しかろうと思いこんなランチに。


チキンも手を変え味を変え。マスタード焼きは焼いてるそばからほんといい香り。でもなんだかマンネリなメニューですな。ワンパターンのループから抜け出せない今日この頃。
・チキンマスタード焼き
・牛肉ブロッコリーソテー
・にんじんのマリネ
・たけのこ煮
・ゆで卵
・ちくわキュウリ
・ごはん

インドにびっくり

2010-05-22 02:47:09 | 日常
UC Villageに住むお友達の家にてワイン&チーズの会。半年ぶりに会うインド人の友達はインドで結婚したばかり。最初、パソコン上で結婚式の写真を見せてもらっていたのが、いつのまにか、プロジェクターで壁に映してプレゼンテーションに(笑)。

(カメラ持ってなかったのでiPhoneで撮影、でもやっぱり暗い!)

スペイン、ギリシャ、セルビア、日本(私)のオーディエンスを前に、インドの結婚式を徹底解説。おもしろかった!質問すると"Good question!"とこちらのアメリカ人がよくいうお決まりの文句で返してきたので爆笑していると(全然goodじゃなくてもとりあえずそう返すアメリカ人は多いから)他のメンバーが "Could you repeat that question again?" と調子にのってどんどん学会風となり。ポインターまで出てきて、インドでの結婚披露宴についてミニミニ・カンファレンスとなりました(笑)。

去年、この友達が結婚すると急に言い出しびっくりしたのをよく覚えています。「え?彼女いたの?」って。でもインドではお見合い結婚がまだまだ主流。お相手は双方の家族をよく知る仲介人(親の薦めによる)から紹介され、急にもちあがった話なんだって。びっくりすることはまだあってインドではその結婚が良いものかどうかを占星術により決めることが多いのだって(複数の占星術師さんのところに聞きにいくらしい)。それでいい結果が出たので結婚することに決めたんだ、と昨年彼が嬉しそうに言っていたのでびっくり。だってこの時点でまだ2人とも会ったことなかったのよ!あれよあれよという間にアメリカから一時的に帰国し、その親の薦めにより紹介された人と結婚し(式には2000人も招待!)戻ってきた。奥様は近々渡米予定らしいのだけど、大学院に入学するために東海岸に住むのでしばらくは週末婚(エンキョリ婚?)となるんだって。親が選んだ人と結婚するなんて、インドの風習に沿ってまぁ古風なのね~と思いきや、いきなり週末婚という現代的な選択にもまたびっくり。

Coppola Winery(フランシス・コッポラのワイナリー)の赤ワインがおいしく楽しい夜でした。

Maker Faireの準備

2010-05-21 02:28:31 | エクスプロラトリアム
水曜日、今週末のベイエリアでの大きなイベント。
Maker Faireに出展するための準備でラーニングスタジオのメンバーと車で小1時間、San Mateoの会場へ。


エクスプロラトリアムも毎年このイベントに参加し、大々的にブースをかまえているのだけど、今年はマイク達のこれまでの忙しさもありかなりの規模縮小。スペースは30×30ヤード(27×27メートルぐらい)。

朝からエクスプロラトリアムの展示品をトラックで運びこみ、移動し、荷物を降ろし、看板を立て、ワークショップのスペースをつくり、、、1日また作業で終わりました。まぁ、重いものは本っ当に重たいので私の出る幕ではないのだけど。こんなふうに出張ワークショップの準備をしてると、日本での仕事を思い出す。あの頃「養生テープ!」と言ってたのが今は「Gaffer tape!」に変わっただけ。月曜日に編集していたビデオはここで流すためのもの。みんなで「場」をつくる仕事はたのしい!