Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

夏はゴーヤ

2007-07-31 00:13:32 | 日常
■私の夏野菜
今年の夏は、ゴーヤをよく食べる。
初めて食べたときは、「ニガーーーーーい!」
「お皿からはいい匂いするのに、この味はもったいない!」、
と思ったものだけど。
最近はゴーヤを切らさないぐらい、よく食べる。夏野菜代表選手だね。
なにかもっと他にいいレシピないのかな。

(おしゃもじを木べら代わりに使うなよ、て)

■ちぐはぐ
わからないけど、なーにかにすがりたい気分のときってある。
いいんだー、今はこういう時期だから。
そう思いながら、ちまたで評判の星占いの数行をしんけん読み。

>仕事や対人関係、学習など、
>外側に向かって自分を動かし続けるとき、
>しばしば「足元」に思いが至ります。
>日ごろの努力が足りなかった
>生活習慣に問題があって体力不足だった
>など、
>無意識に自分が作っている環境から得ているものの
>大事な意味に気づきます。


当たってるー!!
それでそれで?

>今週、貴方を取り巻く環境が
>貴方に必要なものを教えてくれそうです。
>そのことが更に貴方の「外へ」の動きに
>変化をもたらしてくれるでしょう。


え、なになに。今週?
必要なものを教えてくれそうです?だ?

なんだろーなんだろー。
もう、これだけで色々想像してるから、元気あるんだろうけど。
もう寝よう。

タイトルも元気はつらつな響きだ。そうだ、夏はゴーヤ。
苦みが、うまみだ。

難しいから、楽しいのだ。 うんそうだそうだ。

メモ

2007-07-29 23:58:58 | 日常
■都会の森

アスファルトの熱暑地帯を避け、
京都御所内に入った。
中に入ったら、それまで聞こえていた車の往来の音が消えて、
蝉の鳴き声だけがキーーーーーンと響き渡る。
え、一瞬で別世界だね、なんだか感動。
木々のもたらす風や木陰、土の地面が涼しく感じられて、
人に優しい環境が突然ポッカリ現れたことが嬉しかった。

■悩める女子
最近ずーっとぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる………考えごとが巡る。
まったく持って、何をする気力もなし。

自分の意思とうらはらに、いろいろなコトがどんどん自分のライフコースに入ってきて、
日々は忙しくまわり、動いているのだけど、
気がつくと、あれ? 
私、大切な何かを落としてない? という気分。(ありがちだねー)

さらに、落とし物を拾いにいく途中で、
また別のものを落としてしまう。

ん、もう!っていう感じで、
こんなふうではいつまでも前に進めないのだ。
これはいかん。

若い飲み会

2007-07-29 00:48:00 | 日常
久しぶりに大学生達に飲み会のセッティングをされ、
出席してみたら若い話ばかり。

若い話 
例)
1、彼・彼女のこと、人生のパートナー選び
2、夏休みの生産的な過ごし方について
3、これからの生き方、進路選択について
4、行きたい国・旅について


(若いテーブル)

なんだか自分まで大学生になった気分だった。
私も彼らと同じ年代のとき、
そんなことを考えてたし、あんなことをよく話してた。
それは今でも変わらない部分もある。

はて、彼らより歳とった分、加えられたのはなんだろう。
摩耗したのは、なんだろう。

見たかったのに

2007-07-28 11:19:33 | 日常
金曜日、久しぶりのメンバーでミーティング。
普段、企業などに最先端の会議のやり方を提案している先生も交えているのに、
自分たちのミーティングはかなりフツウだった。

土曜日、家にいたら、その仕事の件で電話。
そうですね、インテンシブにやらないと追いつかないんでした、この件は。
がんばります。また考えることが一気に増えた。

今日夜、BSジャパンで放送される「藤原紀香とインドのなんとか…」っていう数学の番組、
絶対見ようと思っていたのに、なんでこういう時に限ってその時間は飲み会が入っている。

月がきれい

2007-07-26 23:55:12 | 日常
■光ってると嬉しい。
帰り道、五重塔がまだ光ってた。通り過ぎざまにパシャっと撮った。


■学生へのヒアリングと、留学時代の教えと。
学会原稿の〆切り日だった。無事に提出。
前期に大学で担当させてもらったプロジェクトベースドラーニングの実践報告。
ショートペーパーです。

あの授業で関わった学生には、インタビュー、アンケートを行っている最中。ヒアリングをしてみると、やっぱり1対1なので、時折、なんだか思いがけずいろいろな気持ちを聞くことになる。

それで思うけど、みんなけっこう何かに飢えていて、
こういうプロジェクト型の科目を「わざわざ」とりにくるんだよね。

「ゴールとか、答えの決まってないプロジェクトだったから、
“もっとよくするために今なにができるだろう”って常に考えて動いてたんです。
そういう自分って、あんまりいないんですよ普段。」とか、
「この経験のおかげで、日常生活でもちょっと変われたと思います。」とか、
「真剣に意見をぶつけることって、フツウの授業ではなかなかないんですよ。」
「あ、部活やめました、せっかくの4年間、自分が何したいかわかりました。
もっと自分が中心になって今度は別のプロジェクト、自分達だけで起こします。」など、
たくさんの思いを聞く。

知識と違って、体験は形に残らないもの。
でもこちら側がしかけた「コト」が、
学生の人生の1ページにしっかり刻まれてるって、思う瞬間です。

それで、留学時代にDr. Brianによくいわれたことを思い出した。
「あなたもうすでにその生徒の人生に関わってる。友だちとしてでなく、教育者として。」
英語でなんていわれてたか忘れちゃったけど。はっとさせられたものです。ちょっとおこがましいけどね。
(上のセリフは、私がよく「英語という第2言語では完全なカウンセリングなんてできないよー」って泣きついてた時にいわれたこと。Dr. Brianはそんな私に「甘ったれんじゃない、日本人だろうが何人だろうがあなたはカウンセラーだ」のカツをいつも入れてくれてました。)
忘れちゃいけないね、そういう「関わり」の姿勢。
いいかげんなことはできない。

さて、学会発表までもう少し時間があるので、
自分なりにまとめようと思います。(←原稿出しちまってから言うな)

あ、今日、月がきれいだよ。

明るいうちに

2007-07-24 23:50:43 | 日常

■空が明るいうちに帰宅!
夕日がしずむのを眺めながら帰ってきた。
いや、実際は「はやくはやく!」と思いながら、帰ってた。あの太陽が、まだ山の上にあったら嵐山までいこうと思ってたのに、京都市に着くころには夕日となって山の向こうに沈んでしまった。
あーあ、こんな素敵な日には、嵐山がさぞきれいだっただろうな。梅雨もあけてテンションも上がる。

ベランダの洗濯物とりこんだら、ひさしぶりのふんわりフカフカの感触。夏だね。

■もらっていた宿題
朝一で電話会議でした。
もらっていた宿題はうまくこなせなかったのです。はぁー落ち込む。

望まれている内容は理解できる。
でもそれをきちんと道筋におとし、思い描いている構想や、今みんなが感じていることをうまく言葉にしたいと思うのに、なかなかむずかしい。

この件は、公になったかならなかったかという白黒がはっきり出るもの。しっかりやらなくちゃ。
で、今日も思ったのですが、上に立つ方のファシリテーション的ふるまいに、心から救われたのでした。北風と太陽だったら、みんな太陽なんだよな、職場の人たち。

帰り道に本屋で立ち読み

2007-07-23 23:08:25 | 日常
■どんな本がすき
雑誌「日経WOMAN」はたまに表紙をチェックしますが、今回は、「人生を変える最高の本~20代30代で読んでおきたい1冊が見つかる」とあって思わず手に取ってしまった。


(↑こういう見出しにすいよせられる時期なのねいま心境的に。笑。)

いろんな本が紹介されてました。
影響を与える本はたくさんあるけれど、人生においてある程度の長いスパン、くり返し手にとる本って本当に少ない。そう考えると、たぶん最もくり返し手にしているのは、、、




「NHKラジオ英会話」



…って、うそうそ。笑。

たぶん、茨木のり子さんの詩集だと思う。
高校以来だものね。

シンプルで味わい深くて好きです。
10代の頃にわからなかった数行がある時ふと心にすっと入ってきたり、読む時々の心境によって、知り尽くした詩も新鮮に響く。言葉は素朴なのに、私の心情にぴったり沿って、私の出来事と重なって迫ってくるから時にパワフル。そんな言葉を紡ぐ詩人さん、すごいよな。このブログでも何度か引用したかも。

雑誌では、岡本太郎の「強く生きる言葉」も紹介されてました。

「危険だ、という道は必ず自分の行きたい道なのだ。」

って、ヤバいね、わかってしまうよ。

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最近、電車通勤なのです。
帰りにブラッと本屋に寄れるのが楽しい。

Skypeについて

2007-07-22 23:31:32 | エンキョリ
■このふしぎな生活
夕方、家に帰ってきたらドアの音で彼が起きてしまった。
こんなふうに書くと同居してるみたいだけど、実際にはSkypeの向こうの「彼」のことだ。

画面をみると、今朝私が出かけるときは夜だった彼の部屋に、朝日が差し込んでいた。
家ではずっとオンラインでいること、今の私にはそれが日常。

←寝てる。

でもふと思う。
これってふしぎな生活。

実際には何千マイルも離れた地にいる人のために、
彼が寝てるときは物音に気をつけ、テレビの音も小さめにしている自分。

京都で、実際には1人暮らしのこの部屋なのに、
毎秒毎秒、私はいったい誰に気を使って生活してるのかと思ってしまう。

1人暮らしなのに、1人じゃないみたいな気分。
部屋の中に、ヤツの存在はないのに、つよい存在「感」がある。
格好に気をつけたり、髪型を気にしたり、・・・客観的にみると可笑しいよね。
トイレの音とかさ...笑。(失礼)

Skypeごし、アメリカからは彼の家の近所を走るパトカーやサイレンの音が聞こえてくる。
窓開けて寝てるときは通りを歩く人たちのアメリカンな話し声。
それは、アメリカで起きているライブな「いま」の音。
(その音を発している人たちは、その音が京都にそのまま届いているなんて、想像だにしていないのでしょうね。)

「咳をしてもひとり」っていう孤独な句があったけど(これはこれで味わい深い句だけど)、
今のこの時代、私のくしゃみもアメリカまで届いて、bless youが返ってくる。

いやはや、技術の進歩に本当に感謝します。