Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

日本を教える 10/6 (水)

2004-10-07 11:41:42 | リュウガクジダイ
大学のそばにあるお気に入りのカフェ。
今日はここで日本語&文化の個人レッスンを。

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9月から14歳のアメリカ人の中学生に、日本語&文化を教えています。
家庭教師みたいなものを想像してくれればいいのだけれど、いつもカフェや大学の学食まで来てもらう。45分のレッスンで$15+フリードリンク。

教えるためには準備にも時間がとられるわけで、この額が妥当かどうか、いまいち疑問なのだけれど。まぁそのへんは、日本語教師のプロでもないし、自分にとっても良い経験だと思って引き受けている。

ただ、この子物知りなんです。
最初の顔合わせの時に、ほんの14歳のブロンドの髪の少年の口から、 

トクガワァ、ムロマチィ、アシカガー

なんて言葉が出てきた時には (゜∀゜;)ナンダ コノ アメリカジン ハ
と驚いたものです。

そして今日も、日本の住宅について話そうと思って、
ネットから拾ってきた日本の家の玄関、押入れ、床の間、和式トイレ、お風呂、茶の間などの写真を見せながら解説してました。

彼はフツウにUh, uh. と。

―教えるほうとしては毎回のレッスンに「目玉」を用意しているものです。今日の目玉は仏壇と神棚の写真だったのです。日本に行ったことのない彼は絶対「何これ?」と興味を示すだろうと思ったのに。そして最後にとってあったのに。




"I know." (知ってるワ) で一蹴。






ここには神道の神様が祭られててね、えっとね、・・・でも最近はあまり見られなくてね、
それと仏壇は私たちの先祖が…、仏教のね、あのォ・・・。



… 
・・・時間になったから帰ろっか。


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でもそんな彼も日本語は初心者。
「ワタシハー スイヨビ デスー」(←今日は水曜日と言いたい)
とか言ってしまうあたり、かわいいです。