Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

ベイエリア恋し

2013-12-31 02:29:36 | マイアミ
マイアミに来て約一週間。そろそろサンフランシスコ、バークレーが恋しいです。滞在しているところはマイアミビーチの中でも南のほうで、Surfside beach と呼ばれるエリアです。


アパートの目の前に砂浜が広がっていて、海やビーチが好きな人には最高なのだろうけど。


そして、すぐ近所にはショッピングモールがあって、いつもキラキラしてますが、店員さん達は驚くほど愛想が悪かったり(客をジャッジしてる?)。


高級ブランドのお店ばかりで、ウィンドウショッピングには楽しいけど、毎日来たい場所じゃない。歩いてるのはラテン系アメリカ人か、ロシア人か。アジア人は少ない。そして男も女もジャラジャラとアクセサリーをつけてたり。


姪ちゃんを遊ばせるには近くに公園もあるけど、住宅地のなかにあるせいかなんだかせせこましいし。フェンスに囲われてて息苦しい。バークレーの山や公園が恋しい。


夜でも気温が高くて、街歩きしてても全然寒くなく、人もたくさん出歩いてにぎやかなのはいいけれど。


ライトアップの色もなんだかなー、、、って。なんとなく、品がない。葉巻くわえて歩いてる若者、めちゃくちゃ高いハイヒール、、、金キラ金のアクセサリー。


わー、マイアミっぽい。サンフランシスコにはないなぁ。


唯一、私の好きな場所、Books & Books という本屋さん。大型本やアート本をたくさん揃えてる。でも、こことてベイエリアと比べると、店員さんはフレンドリーとは言えないなぁ。

同じアメリカでも、ベイエリアには住めるけどマイアミビーチには住めないと思う。湿気高いのがイヤというのはもとより、ここのカルチャーや気質に私がなじめない気がする。第一アジア人をほとんど見かけないので、日本の食材等がまず簡単には買えないだろうし。ビーチより、樹の香りに囲まれてたい。海より、山!身につけるなら金銀ギラギラの装飾より、素朴な毎日使いのアクセサリー。一年中暑くなくていい。スキーもしたい。冷たい空気を肌で感じたい。車がないと生活できない所もイヤ。何千戸もある高層コンドミニアム、どれもこれも同じに見える。コンクリートとアスファルト、ヤシの木、その繰り返し。なんというか、ベイエリアみたいな人の間の「熱」を感じない。ベイエリアにはたくさんの企業、大学、エンターテイメント、文化施設、人種、食、自然、動物達、都市生活等々があって、それらが有機的に絡み合って、普段の私の生活に奥行きを与えてくれる。マイアミビーチに Woodshop はあるのかな?材木屋さんはあるのかな?おいしいローカルのコーヒー屋さんは??そういうの見当たらない。

マイアミビーチは、バケーションで来るところ。終りがあるから楽しめるの。姪ちゃんをこよなく可愛がる私たちをみて、義姉が「マイアミに移ってきたらいいのに」っていうけれど、冗談じゃないー!顔で笑って内心で全否定してます。

ベイエリアに帰りたいなー。
あと2日で帰ります。

マイアミビーチのおすすめレストラン

2013-12-30 21:28:48 | マイアミ

Khong River House
1661 Meridian Ave
Miami Beach, FL 33139
(305) 763-8147

タイ料理のお店。インテリアが素敵なお店です。古い倉庫か何かを改造したつくりで、天井から鳥かごがいくつもぶら下がっていたり、壁一面にずらりとお酒のボトルが並んでいたり、イスのデザインがひとつひとつ違っていたり、なんとなくまわりを見渡していて飽きないお店。ここに来た理由は、オリジナルカクテルの種類が多くておいしいと義姉がいうので(写真は昼間ですが私達が行ったのは夜)。でも、お料理も秀逸でした(オススメは Whole fish!)。義姉夫婦とフィリップに私、+姪ちゃんという約4.5人というメンバーで行って、お会計が $410 だったのでびっくりしました。前菜もメインも、どれもこれも美味しい美味しいといってよく飲み、よく食べた私達でした。。


あまり飲めない私は一杯だけ、Stone Cold Rocky というジンとアプリコット、ビターレモンソーダのカクテルを頂きましたが、とっても美味しかった。マイアミに来てから外食がつづきます。みんなお酒も飲むので私も毎晩一杯だけ。といっても、甘いお酒かワインしか飲めません。昨日のお寿司屋さんでは梅酒を頂いたっけ。あれは美味しかった。

外食+アルコールが続いていて、ますます太るー。

マイアミでおいしいお寿司屋さん!

2013-12-30 18:57:43 | マイアミ
前回のマイアミ滞在では和食が一度も食べれなくて辛い思いをしましたが(笑、大げさでなくホントに)、今回は義姉夫婦が気に入っているお寿司屋さんがあるから、と私達を Toni's Sushi というお寿司屋さんに連れて行ってくれました。

写真撮らなかったので残念なのですが、正直、マイアミでお寿司なんて、まっっっったく期待してなかったのです。でもふたを開けてみたら、あらびっくり。カリフォルニアで食べるお寿司より全然こっちのほうが美味しかった!板前さんやおかみさんは日本人の方でした(やっぱりね!)。



トロやハマチが絶品だったのに加えて、私ここで4年ぶりに新鮮なイカ握り寿司を頂いて感激しました。

サンフランシスコやバークレーにもおいしいお寿司はあるけれど、イカの握りが美味しいお寿司屋さんは少ないですよ。カリフォルニアのお寿司屋さんではこれまでに二軒ほど「冷凍味つけイカ」を解凍したものを「イカの握り」としてしれっと出されたことがありますし。口に入れた瞬間あまりのまずさに涙目になって吐きそうな思いをしながら無理やり飲み込んだ苦い思い出があります。美味しい新鮮なイカを食べたことない人がイカ握りをつくるとああなるんだなぁ、という味でした。

考えてみると、アメリカでお寿司は人気でも一般的なネタはマグロ、サーモン、ハマチ、カニ肉、エビ、アナゴ、アボガドといったところで、イカやタコ、いくら、ウニなどはアメリカ人はたぶん毛嫌いして口にしたことがない人が大半でしょう(そもそもタコなんて食べる習慣がないし、イカも生で食べるなんてグロテスクだと思ってると思う)。だから、お寿司のメニューをつくるときに、人気のあるネタには力を入れるんだけど、イカはあまり人気もないしなじみもないので、手に入りやすい冷凍味つけイカで握りをつくって「まぁこんなもんでいいでしょ」「花形はマグロにサーモンで、所詮イカは二軍だし。」ぐらいにしか思ってないような気がします(勝手な推測だけど)。その程度の認識の人がイカの握りをつくると、、、日本人にはたまったもんじゃない、のです。

だからアメリカに来て4年間、アメリカのお寿司屋さんでイカの握りは期待できない、と学んでしまっていた私。

でも Toni's Sushi はやっぱり日本人の板前さん!
シャリの形、量、ネタとのバランス、ガリ、どれをとっても「これぞ日本で食べるお寿司!」でした。アメリカ人は「シャリが少ない」って文句を言うかもしれないけど、あれが日本の本来のお寿司の姿よね。アメリカで食べるお寿司はごはん多すぎでぼてっとしてるのがほとんどなのよね。Toni's Sushi さん、ほんっとーーーに美味しく頂きました。新鮮なイカの握り寿司、つかの間、日本へ帰ったような気分になり、お寿司を食べている間とてもしあわせでした。ありがとう!

食後に頂いた緑茶も、お湯のみ茶碗も、何もかも、日本並みでした。
次回マイアミに来たらまた連れてきてもらおうっと。

Toni's Sushi Bar
1208 Washington Ave,
Miami Beach, FL 33139
(305) 673-9368

サンタ効果

2013-12-27 14:55:37 | マイアミ


今日は姪ちゃんとビーチへ行きました。マイアミの12 月の気温はだいたい 25~28℃ なので暑いっていうほどではないけど冬でも泳げます。波を怖がる姪ちゃんに、ここぞとばかりに手をさしのべ手を握れて嬉しいフィリップ叔父さんです(普段は Nooooo! って拒まれるの、笑)。この後は肩車までしてご機嫌でした(フィリップが)。

そうそう、サンタに会ってからその存在は姪ちゃんの心の中で大きなウェイトを占めているようです。ことあるごとに「サンタ、サンタ」と口にするようになりました。それをよいことに、何か言うこときかなかったりグズったりしたときに「あ、そんなんだったらサンタさんに電話するよ?」と両親からしつけの最後の手段として使われております(苦笑)ー いいんだか、悪いんだかね。あまり頻繁に脅しみたいに使うのはどうかと思ってしまいますが。でも私もびっくりするほど効果は絶大。姪ちゃん、泣いててもサンタという言葉を聞いただけで、ピタッと泣きやみたちまち良い子になります。そして、「電話ちないで~」って訴えてきます("No call Santa!!" って。二歳児が必死に言ってるの聞いたらかわいそうになる。。)

私と一緒に遊んで散らかしたおもちゃも「サンタさんは散らかしたお部屋が嫌いだからお片づけしようか?」というと、素直に片づけてくれるんです。すごいなぁ、サンタ効果。

いつの日か姪ちゃんも、サンタは実はフィリップ叔父さんだったと気づくのだろうけど。その時は怒るのかなぁー??

フィリップサンタ

2013-12-25 14:50:44 | マイアミ
マイアミでのクリスマス。


フィリップがサプライズでサンタクロースになりすまして姪ちゃんにプレゼントを渡しました。二歳半の姪ちゃんは突然家にやってきたサンタさんに目が釘づけ(ちょっと怖がってた)。これがフィリップ叔父さんだとは気づかずに、すっかりサンタさんだと思い込んでいたよう。

サンタ:「今年はいい子にしてたそうだね、プレゼントを持ってきたよ。」
姪:「はい、わたち、いい子でした。」
サンタ:「来年もいい子にしていられたらまた来るよ。」
姪:「はい!いい子にしてます(←必死な顔で言ってるの、笑)」

こんなやりとりがあって、姪ちゃんはプレゼントをもらいサンタは去っていきました。何でも信じちゃう姪ちゃんがかわいすぎます。

マイアミに着いたのが昨夜遅く。生ぬるい風と湿気がクリスマスらしからぬ雰囲気です。今日は姪ちゃんや義姉夫婦とおうちでクリスマスディナーをいただきます。

マイアミへ

2013-12-24 15:47:01 | 日常

今朝急いでラッピングをしてプレゼントを準備しました。アメリカではほとんどのお店でラッピングはしてくれないので、自分で紙を買って包みます。マイアミにいる姪ちゃんや義姉へのギフトです。

フィリップとサンフランシスコ空港まできて、これから離陸するところ。チケットとるのが遅くて混雑してるのもあり、今回は並びのシートが取れなかったので、機内では別々です。


空の旅の愛用品。空気でふくらます首周り用の枕。もう 10年近く使っています。飛行機のる時は必需品。


ふくらませた状態。ファブリックがぬいぐるみみたいで柔らかくて気持ちいい。どこで買ったか覚えてないのと、タグがついてないので、これをなくしたら新しいのどこで買えるんだろう??

大事にしてます。
さて、6時間後にはマイアミにいます!では!

2013年、仕事最終日!

2013-12-23 20:10:57 | 日常
12月23日(月)
今日の職場はガランとしてました。アメリカではクリスマスあたりは一週間休みをとるのが一般的で、私のボスや同僚達も今日から年明けまでお休みなのです。私は作りかけのワークテーブルがあったので今日だけ出勤しましたが、明日から年明けまで休み。アメリカで働くことのいいところは、休みをとるときに誰にも気兼ねせずに、どーんととれること。誰がボスかにもよるのかもしれないけど、私の職場は休みに寛容です(有給なんだから使う使わないは個人の自由だもの)。


つくっていたワークテーブル(まだ途中)を、試しに実際に使用される場所へ置いてみました。わかります?

この大きな複雑そうなスカルプチャーは、Scott Weaver というアーティストによるもので、10万本のつまようじでできたサンフランシスコの街なのです。私のテーブルはこのアーティストさんが使います。


この展示物全体がフェンスで囲われてるのだけど、時々これをつくった彼本人がここで作業しながらビジターにデモンストレーションしたりするんですね。でも今までは机がないから素材や道具を床に置いたりして大変そうだったの。

普通のテーブルは大きすぎて入らないし、ということでつくってるのが私のテーブルです。少しでもお役にたてると嬉しいです(ってまだできてないけどサ)。この机につまようじや、唯一の道具である爪切り、作りかけのパーツを置いたりしながら、この作品にどんどん新しい見所をつけたして行ってくれるのでしょう。

私も速く仕上げないと!

2013年、最後の出勤日。アメリカでは、仕事納めもないし、大掃除もないし、あまり「区切り」感がありません。物足りない気もするけど、会う人会う人に Happy holidays! とか Have wonderful holidays! など言いながら、みんながホクホクと家路を急ぐ年末。天気がとてもおだやかで暖かくて、街にはいつもより人が多くて、ホリデー気分が高まります。私もラッピングペーパーを買って帰りました。

クリスマスは明日からマイアミへ。ギフトをいくつか買ったので、義姉たち喜んでくれるといいな。

今年のジンジャーマンクッキー達

2013-12-22 23:52:37 | 日常

同僚たちとクリスマスのクッキーづくりをしました。一見、わ~かわいい!ジンジャーマンクッキーだ!って思うのだけど、よく見ると変な子が混ざってます。


ほらほら、ここにも変なジンジャーマンクッキーたち。
「何これ、プロレスラー?」
「なんでデカパン履かせるん?」
「これ裸?」
「こっちの子は手もげてるやん」
(なぜ日本語に訳すと関西弁になるんだろう??なんとなく。)

同僚たちと笑いころげながらつくりました。仕事以外でも週末こうして誰かのうちに集まってハングアウトできるのはいいね。楽しい仲間に恵まれました。感謝。

もう少しでできそう!

2013-12-21 20:56:39 | 木工 (Woodworking)

昨日つくってたワークテーブル、初めて立体になりました!まだパーツの長さが最終形じゃないけど、平面だったものがこうして立体になって表れると、あぁ~よかった!できそう!って思うのです。


天板もおいてみた。


また作業を進めて今日は帰る前にクランプ。月曜までこのままにしておきます。下の段にも板を載せなきゃいけないし、天板も最終形に切らなきゃいけないし、そして何より引き出しもつくらないと。

でもなんとかできそうなので、本当にほっとしてます。木工してると考える時間がとても長くなるので、そんな悩みの末に最終形がこうして立体になって見えてくるのはほんとに嬉しい。

Building without a plan

2013-12-21 00:36:06 | 木工 (Woodworking)

久しぶりに woodworking のこと。ここが普段よく使っている工房(職場のじゃなくて趣味で使っている工房)。地域の makers のコミュニティとなってます。今日はたまたまガラーンとしてました。


今も woodworking に夢中です。特に冬場は木の匂いが好き。これは mortise (ほぞ穴)をあけるマシンです。


これだけの材料で何をつくっているかというと、引き出しつきのワークテーブル。仕事用です。

図面がないので、つくりながら考えてます。先にぜんぶ設計図におとせればいいのだけど、図面描くのも得意じゃないので、木材をある程度予想をつけながら大きめにカットして、それから「こうかな?」「いや、こうなるか」「ということはー」とか独りごちながら確かめるように紙の上にちょっとずつ図面を描いていく。つくるものが決まっていたら(そしてあらかじめ図面があったら)どんなにカンタンか!つくりたいものの最終形が見えてないときの木工はひたすら時間をくいます。でも私の木工はいつもそんな感じ。つくりながら考える。特に今回引き出しをつけることになってるのでややこしいです。途中途中でいろんなデザインの決断が必要だし、これやったら後戻りできない、っていうポイントも多々あって、その度に決心して心の底からドキドキしながら手を進めています。失敗して、一から材料買いに戻ってやり直すこともあります。間違いを隠すのに細工しないといけなくて余分に時間とられることもあるし。でも非効率ゆえに、なんとも学びの多い時間であることか。私たぶん figuring out の時間を楽しんでるわ。

これからクリスマス休暇に入るので、完成は年明けかな。遅くとも、新年5日までには仕上げないと!