Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

ほっと一息と読書

2006-06-30 01:09:45 | 日常
■ほっとする
午後9時頃、PCに向かっていると、オフィスでいちごのロールケーキを頂きました。
職場の人達が「食べたかったから買いに行ってきた」とおいしいケーキ屋さんのケーキをみんなの分買ってきてくれたのだ。

ありがとうー。嬉しかった。なんだか和む。
素敵な職場だなぁと思う(食べ物につられて…とかじゃなく)。いい人達に恵まれている。(食べ物くれたから…とかじゃなく)。笑。
雰囲気が好き。

『国家の品格』
藤原正彦さんの本は『若き数学者のアメリカ』以来(←この本は留学前に読んでとても気に入った1冊)。

国家でも、人でも、「品」があるのがいい。読んでいるとアメリカ留学時代によく考えたことばかり。
日本人ならではの、情緒について。もののあはれについて。自然に対する感受性について。紅葉の繊細さについて。桜の花について。「儚さ」について。「懐かしさ」について。茶道、華道、書道、そこでの作法を何でも芸術にしてしまう私たち日本人について。そして、武士道について。「そうそう、日本はそうなんだよね」と頷くこと多し。

美しいかどうか、ということは物事の判断の基準になってもいいのかな。いいのだろうな。美的感覚、美意識、美的感受性、この本全体を通して「美」という字が目につく。「情緒」も。私はどちらかといえば自分は非ロジカルなほうだと思う。だから読んでて同感するところが多かったのかも。

still learning!

2006-06-29 00:16:32 | 日常
■日本から出なくても
久しぶりに英会話へ行った。
とてもきれいな英語を話す人がいて、聞けば高校の物理の先生なのだそう。年齢は50代ぐらい?

海外に住んでいたのかと思いきや、今まで留学や海外赴任の経験はゼロだという。
日本にいながら自学自習でものすごい努力をして英語を身につけたのだとか。
発音うんぬんではなく、その姿勢と、話した内容と、「品」のようなもの。それがとても素敵でした。

■香港のTobyさん
国際シンポジウムの準備で、香港側の事務局の人と連絡を取り合っている。その中でも一番お世話になっているのが、Tobyさんという女性の方。メールが主だったけど、最近は日々なにかしらで電話をかけて1つ1つ確認(ていうか、もはやここまでくるとスピードが肝要)。
電話口ではアメリカ人かと思うほどきれいな英語を話す人で、すごく元気な声。すこぶる好印象。

連絡手段、メールから電話への切り替えってすごくおもしろい。伝わってくる情報・印象が全然ちがうのね。
今から会うのがとても楽しみな人だ。

■ジャパ・イングリッシュ
最近食生活がよくなってきたというアメリカの友だちに、I'm glad that your food life is getting better.
とフツーに言ったら"...food life??? (ヒャーッヒャヒャヒャ)" と笑われた。

"food life?"  
"... food life."
"プッ! you mean diet?"

何言ってるのよ、food(食)+ life(生活)よ!←訂正されてるのに力説するし。


これジャパニーズイングリッシュかー。ていうより、私のオリジナル?

もーいいや、寝ちまおう。
good night!

咲さん

2006-06-28 00:00:00 | 日常
母方の祖母が他界しました。享年95歳でした。日曜~月曜にかけて、その祖母の街へ行っていました。

私の母は静岡の人で、祖母が住んでいたのも静岡。私の母と、大阪出身の父が出会ったのも静岡。だから静岡市は、私にとって心理的に近い街。いつも新幹線では素通りしてた静岡駅に、久しぶりに降りた。

静岡駅の近くに常盤公園という公園がある。
その近くで、経木の折箱屋さんを営んでいたのが私の祖父。「経木」といっても、今の時代では何のことか分からないかもしれないけど、紙のように薄い木製の包装器のこと。昔、食品やおにぎりを包むのに使われていました。祖父は、気難しい職人さんだったと思う。もうだいぶ前に亡くなったけど、工房に自由に出入りできた記憶もないし、「おじいちゃん=恐い」という公式が幼い頃の私には出来上がってた。その傍らで、「おばあちゃん」はいつも優しかった。

でも正直に言うと、私はおばあちゃんと一緒に暮らしたこともないし、おばあちゃんとの思い出を数えてみても、そんなに多くない。
静岡弁の「~してるだよ」「~だっけねぇ」「~だもんで」がすごくかわいくて、静岡弁のせいなのか、おばあちゃんがタクシーの運転手さんに「ここをまっつぐ行って」と言ったことがあって、それが可笑しくて家族の中であとあと笑い話になったっけ。そうだ、これ書いておこう。日下部咲さん(きれいな名前だと思う)は、80歳を過ぎてもスカートをはくひとでした。日なたで、ギーコギーコという藤製のイスに座ってたっけ。私の前で、階段をあがっていくおばあちゃんのスカートから見える白い足と分厚いショートソックスがかわいらしかった。

きっと、時間が経ったら忘れてしまうようなこと。常盤公園のこと、あの頃のおばあちゃんのこと、海の近くに引っ越したおばあちゃんのこと。少しだけ、ここに書いておきたいと思いました。

おやすみなさい、おばあちゃん。
苦しまずにすーっと亡くなったその表情は、すごくおだやかでした。
やっとおじいちゃんに会えるんだ。20年越しだね。

昔ネタで笑える友だち

2006-06-27 00:00:00 | 日常
この前の土曜、友達宅でのホームパーティ。

 
それぞれが色んなものを持ち寄ったので、テーブルの上は和洋折衷。手羽先、コロッケ、麻婆豆腐、煮物、小松菜の和え物、シラス大根、おにぎり、ジャーマンポテト、ガーリックトースト、生ハム、多種多様なチーズ!生ハム+カマンベール+クラコット←組み合わせは普通だけど、味と食感は普通以上!

大学時代の友達、気を使わないのでラクチンです。
しかも、いつも集まると同じ話で笑ってる。昔の授業ネタから、恋ネタから、たくネタから、もう何から何まで。昔ネタは大切だ。そういう意味で、私の貢献度は高いと思う!(キッパリ) 
同じことでいつまでも笑えるって幸せよね。 

今日になって、話題にのぼってた料理本を買う。7月はさかな料理で集まろうか、ということに。


この日のホスト。ありがとね。
会うといつも、「誰か」がやってる「何か」がうらやましくなって、新しいことを始めたいという気持ちがムクムク(単純に影響受けやすい)。
今までも、これからも、ずっとそんな友だち。

週末のリセット

2006-06-24 09:33:38 | 日常
土曜日。疲れてても、カラダが「起きたーい」とうずうず。
今週は約2ヶ月ぶりに、土日続けてしっかり休める週末なのです。
5月半ばから日々のお弁当も作れていなくて、地に足がついてない感じがずーっと続いて気持ちわるかったのです。部屋も散らかり放題だし。

今日は朝6時に起きて、今もお洗濯の最中。
夜は友達の家でホームパーティがあるのでそこに持っていく「1品」をつくるところ。
「最近なんかヒットしたレシピあった?」と母に聞いてみる。ナスのなんとか、ってレシピを伝授してもらう。
ついでに「それとね、そのナスの皮でね、きんぴら炒めをするとむらさき色がすごくきれいなのよ。」と嬉しそう。
ナスの皮で? きんぴら…??? イメージがわかないけど、母はそういうの好きだよねー。
久しぶりに話せてよかった。あー、それにしても。何つくろうかな!!

リセットの週末はまだ始まったばかり。
部屋の掃除、せっかく晴れてるので大物の洗濯、お風呂の掃除、久しぶりにクッキング。
3時頃までには終わらせるぞー。

来週から日々の生活大切にしよう。

久しぶりに走る

2006-06-20 00:00:00 | ジョギング
おとといのこと。(6/22アップ)

■今日のジョギング
2006/06/20(気温24度)
15分:3.2 km
コース)京都市内:堀川通り往復

サボってたー。ずっと。
そしたらカラダが重くなってた(ずーん)。久しぶりなので3kmちょっとでやめとく。
今日の京都はモワッとしすぎてなくて、マイルドな夜。

ずっと走れてなくて、今日やっと「あ、走れる」って思えた。でもよく考えたら徹夜あけなのね。
午前中お休みをもらって午後から出勤した日。夜になると元気。

もっと丁寧に

2006-06-18 00:21:33 | 日常
■香港ペーパー
月~金の1週間、全っ然答えが出てこないようなことを考え続け、自分の力不足も往々にして感じ、それでもようやく香港シンポジウムのペーパーを先生達と一緒に作ることができました。今回この件に中身まで関わらせてもらえたことが、とても嬉しかった。でもいつもそうだけど、これに関しては終わっても開放感・スッキリ感がないんだけどね。evolvingなのかな。7月までもう少し。

■雨も気にせずバーベキュー
土曜日の今日は、職場の人達や、近隣の研究施設の人達とテニス→バーベキュー。
「この人達、常に、フルで忙しいはずなんですよ。なのに…なぜ、ここでテニスしてられるんでしょ?」
いやいや、その心の余裕がいいよなぁー。

途中からパラパラと雨が降ってきても、気にせずバーベキュー開始。
いつのまにか顔まっかにして飲んでいて(またまたー)、顔にポツリポツリとあたる雨が心地よかった。あー、楽しかった!(=オイシカッタ)

関西学研都市という街にはあまり知り合いがいなくて、通勤中に見かけるたくさんの人達も、たちはだかる立派な施設群も、どこで、どんな人が、どんな研究をしているのか、まったく分からなくて、全然親しみが湧かなかった。けれど、こういうつながりがあると、街に対する感じ方も変わってくる。桐生で働いてた時は桐生という街が好きだったけれど、あんなふうにこの街も好きになっていきたいと思う。

■Go for it!
夜、友達がおもしろいソフトウェアを開発したと聞いて、こっちまで楽しくなった。(勝手に決めつけてたんだけど)こういう人なんだろうな、と思っていた人の意外な一面を見た時ってすごく新鮮です。
へえー、あの人が、こんなソフトを?って感じで私までワクワク。
がんばれ、がんばれ。

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今日のタイトル、「もっと丁寧に」は自分に対する言い聞かせ。
いろんなことをもっと丁寧にしていきたいと思った今日。
テニスの打ち返しももっと丁寧に。

嵐山で「ぼーーーっ」

2006-06-17 00:00:00 | 京都
嵐電に乗りたくなって、大宮から切符を買う。200円。
昔と変わらない1両の路面電車。学生時代に住んでいた家の近くをドンコドンコと走っていきました。あぁ、懐かしい。嵐電が走る風景、こういうのいつかはなくなっていくのでしょうか。

ほんと、何年ぶり?

嵐山についたらブラブラと散策。
いつ来ても、あのどどーーんとした山々がいいよね。学生時代は原付で来てたよなぁ。

東京から来ていた友達からは、がんばっている姿に刺激をもらう。どうなることやら分からないけれど、いい方向に行くといいね。私もがんばろうっと。ガツガツと話すわけでもなく、ぼーっと静かな時間を過ごせたのもよかった。嵐山という土地のせいかな。


大沢池につづく疎水。

そう、嵐山と言えば、求めていた桜餅に出会えてとても嬉しかった!
鶴屋寿の「さ久ら餅」です。仕事関係で何度かおみやげで頂いたことがあって、本店が嵐山にあるということは聞いてたのですが。ブラブラと歩いていたら簡単に見つかった。小ぶりで、甘すぎなくて、葉っぱもすごく美味しい。本当にオススメです。

夜は木屋町。
昔ながらのビアホール「ミュンヘン」へ。洋風の老舗、大衆居酒屋。ああいうガヤガヤ好きだなぁ。雰囲気が昭和な店。

次の日早くなかったらもっと遊んでたかったのだけどなぁ。でも楽しかったな。

6/9

2006-06-09 00:00:00 | 日常
夕方から同志社大学ローム記念館で学生達とのミーティングに参加させてもらう。ローム記念館プロジェクトは産学が連携して情報メディア関連のプロジェクトに取り組む、という大学側からすると人材育成プロジェクト。今年度はまだ始まったばかりで、今日はこれから3月までどんなことをしていこうか、という案出しの回。こちら側としては、大学生が企画開発するクリケットのワークショップを支援していく、というスタンスで関わらせてもらっている。

個人的には、学生達が企業とのプロジェクトを通してどんなふうに変化・成長していくのか興味深いところです。(例えば、プレゼンテーション、コミュニケーションスキル、チーム作業・個人作業、外部の人々との交渉術など。)こういうのって、小中高の学校で言えば総合学習のようなものなのだろうけど、、、大学生ともなると、企画力・PCスキル・映像編集スキル、そして問題意識などなど「本っ当に」色々な力を持っていたりする。

これから活動が動きだすのが楽しみ。
産から学へ、学から産へ、なにかお互いにメリットがあるといいと思う。

6/8

2006-06-08 00:00:00 | 日常
仕事帰りに、上田先生と原田先生(東京から!)と近くの居酒屋さんへごはんを食べに行った。原田先生にお会いするのは3月以来。

ソクラテスとプラトンの話から、「ハグって単数形?」とか。give me a hugだっけ、give me hugだっけ?とか(笑)。どうでもよい話まで。
車じゃなかったら私も飲みたかったなぁー。