Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

また日常。

2014-02-18 00:14:57 | 日常






President's Day の祝日が過ぎ三連休が終わり、今日からまた普通な毎日(今仕事帰りのバス)。でも心は Lake Tahoe の雪山~。

やらなきゃいけないことと、やれたらいいなと思うことの両方があるのに、今週は「やらなきゃいけないこと」だけに追われて過ぎていきそう。

時間!どうやってつくりだそう!

Lake Tahoe でまたスキー。

2014-02-16 22:32:27 | 日常

Lake Tahoe の Heavenly Ski Resort にスキーに来ました!カリフォルニア、今シーズンは積雪量が少なく、たぶんスキー場も商売あがったりなんじゃないでしょうか。2月に入ってようやく雪が降ったので、この三連休はスキーに来ました。


バレンタインは何にもなかったけれど、翌日15日にフィリップがスキー用のヘルメットを買ってくれました(やった!)。アメリカのスキー場ではヘルメット装着が多数派。私は今までニット帽だけで滑ってたのだけど、今回からはこれを装着。$80 が2割引でした。軽くて、よくフィットするし、安全を感じます。ありがとう~


スキーウェアの色にもマッチしてる。


ランチはこういうロッジにあるフードコートで食べます。外が寒いので、気持ち的には日本のスキー場みたいにカレーライス、ラーメンやおでんとか食べたくなるけど、アメリカではそういうものは期待できません。残念。アメリカのスキー大好きだけど、食事については日本がいちばん。


これが今日のランチ。ハンバーガーとフレンチフライ。そして、スキー場にくるとなぜか飲みたくなるマウンテンデュー。ハンバーガーは $12 だし、フレンチフライも $7 ほど(高いけどそれなりに美味しいです)。そしてリフィル自由のソーダ類は $5.5、これ高すぎっ!!!だいたいからソーダ系はどうがんばっても1杯しか飲めないのに $5.5 って。

でもここしかないのでいつもここで食べます。。




午後はまためいっぱいスキーを楽しみました。フィリップと一緒に滑ったり、お互い別行動で滑ったり。カリフォルニアでスキーを始めて3年だけど、毎回毎回少しずつ自信になっています。特に今日はすいていて滑りやすかった!風もなくて、山の中はしーーーん。青い空があたまのすぐ上。お日様もさんさん。楽しい1日はあっという間に過ぎていきました。

オフィス用の棚づくり

2014-02-14 23:20:51 | 木工 (Woodworking)
バレンタインデーでいつもよりちょっぴりドレスアップしている人達がたくさん。なのに、私は汚れてもいい服装で仕事へいき、午後は木工工房にこもってひたすら作業をしてました。


今自分たちのオフィス用の棚(英語では cubby)をつくっています。職場が今の場所に移転してからもう1年経ちますが、最近になってちょっぴりオフィスを改造中。今日はこの棚に水性フィニッシュをコーティングする作業をしてました。


最初はちんたらとハケで塗っていたものの、これじゃ終わらないかも!と思ってローラーで塗りました(そしたら早かったわー)。ほんとはクオリティ的には良くないんだけどね、ローラー使うのは。でもいいんです、仕上がりが多少ザツでも、しょせんは plywood の棚だから。。


じゃーん、終わりました。やっと完成、段々の棚。今のオフィスは私のいるチームのメンバー5人で使っていますが、これは私達の個人のモノ置き場になります。レコードプレーヤーやら、改造アコーディオンやら、ああいうものも仕事で必要なモノなのです(笑、いや冗談じゃなく)。

今の建物はオフィスの中にこういう斜めのパイプがばんばん走ってて、ちょっと使いにくかったのですが、とにかくデッドスペースを減らすためにこういう段々の棚をつくりました。さっそくみんなの持ちものを入れてみたけど、まだまだたくさん入ります。


仕事終わって6時。
帰り道でフィリップから電話があって、Happy Valentine's Day! というと、すっかり忘れていたみたい。。フィリップはそういうことにまったく無頓着なので、私もこういうイベントごとには何も期待しないクセがつきました(笑)。・・・って、バレンタインってふつうは女性が男性にチョコレートを贈る日だから、私のほうが何かしないといけないんじゃないの?と思う方はきっと日本でこれを読まれている人。アメリカでは、この日は男性こそが女性にお花を贈ったり、甘いチョコレートをプレゼントしたり、デートでいいレストランに連れて行ってくれたり、、、というロマンチックな日なのですよ!

でも私達にとってはいつもと変わりない一日。1週間の終わり、金曜日なのでどっとつかれました。
アメリカは明日から3連休。今夜はゆっくりして、明日からスキーに行ってきます。

アメリカで習う大工のクラスがたのしい

2014-02-13 00:12:49 | 日常


今日も Carpentry(大工)のクラスがありました。授業はすべて実技です。建築業者さんのヘルメットをかぶり(英語では helmet とは言わず hard hat と言います)外壁を仕上げているところ。こちらのハウジングでよく見かける siding という外壁の作り方を習いました。実習で使う家はミニサイズ!

クラスメイト達はみなそれぞれに仕事をしながらこの授業をとっている人がほとんど。履修の動機もバラバラで、自分の家を自分で直せるようになりたい、とか、買った家をリモデルし転売してお金を儲けたい、とか、大工のライセンスをとりたい、とか。それに今のクラス、女性のほうが多いのも意外でした。アメリカでは女だってハンマー持って釘をトントン打ち込むのね。

これが日本の大工学校だったら、授業開始3週目にしていきなりこんなことはさせてもらえないでしょう。日本だったらまずは基本的な計測の仕方や道具の手入れから修行が始まりそうです(だからこそ日本の大工さんのクオリティは高いのだろうけど)。アメリカでは大工のカリキュラムが厳密にストラクチャー化されていないのがいいところ。現に私のクラスは "advanced"(上級)とタイトルがついていても何の必須条件もなく、私みたいな大工経験ゼロの人がいきなりアドバンスのクラスを履修し、3週目にしてすでに外壁を貼っているなんてことが普通です。いいんだか、悪いんだか。


自分の写真はとらなかった、残念!
初めてこういう足場に上って屋根や高いところの作業をしました。そういえば先生も女性なのですが、とっても魅力的なおもしろい先生。歯に衣着せぬモノのいいかたでビシバシと、でも愛と情熱でもって私達をぐいぐい引っ張ってくれます。はてさて日本にもいるのなぁ??女の大工職人先生。

今日は Caulking(コーキング)もきちんと習ったので、自分のアパートの浴室のコーキング、古くなってきたので自分で取り替えてみようと思います。実生活にすぐに役立つ知識とスキルで満載の授業。「はい教えましたよ、さぁやって!」というアメリカのプラクティカルな大工のクラスが今はとてもたのしいです。日本の「大工職人」や「匠」という言葉には憧れるけれど、その反面それらが敷居を高くしてしまっているのも事実。アメリカでは、「ものづくり」はもちろんのこと「家づくり」でさえ門戸は誰にでも開かれているのだなぁと感じます。

この国の根底にある DIY (Do it yourself!) 精神を改めて肌で感じている今日この頃です。

今期とっているもうひとつのクラス

2014-02-10 15:21:35 | 日常
Carpentry(大工)のクラスを取っているコミュニティカレッジでは他にも様々なクラスが提供されていて、今期は実はもうひとつ、machining(金属加工)のクラスも取っています。マシニング?という言葉はあまりピンとこなかったのだけど、なんでも自分達でつくるミュージアムに勤務していると、やはりどんな素材でも自由に扱えるほうが仕事の幅が広がるのでとることにしました。


教科書。

部品やパーツをつくったり、強度や重さが必要なとき、木材やプラスチックではどうしてもできないことが金属ならできるということが多々あります。なので今期は初歩的なクラスをとって、スチールやアルミを切り出したり、穴をあけたりという技術をいちから学んでいるところ。新しいスキルを覚えるのはたのしい!

でも木工のクラスとマシニングのクラスは隣どうしなので、Machine shop 工房から Wood shop の工房が見えるのですが、本音をいうと Wood shop が恋しいかも。前をとおるとフワッと木材の匂いがして、ふらふらと入り込みたくなります。金属工房は油と鉄くさい、、、。手や指もまっ黒になる、、、。

まぁ、とりあえず一学期だけやってみます。どこまでいけるかな。

久しぶりの雨!

2014-02-09 09:35:51 | 日常
ずっと drought(干ばつ)で悩まされていたベイエリア、今週はたっぷり雨が降り週末も土日とも雨、雨、雨、、、。木工/大工のクラスをとっているコミュニティカレッジの写真。

カレッジの本屋に用があって雨の中わざわざいったのに、本屋が閉まっていてがっくり(月曜までの宿題があったのに~)。金曜は早仕舞いらしい。キャンパスも閑散としていた。


うちの近所。桜によく似たアーモンドの花がもう咲いているけど、この雨でたぶん花びらぜんぶ散ってしまいそう。でも今年は日本に帰るので、たくさん日本の桜が見られそう。楽しみです、日本の春。


窓の外もどんより。
こんなに雨が降っても、水不足の心配はまだまだ続くらしい。

土日とも大雨なので、フィリップも私も家にこもりきり。こういう日は家にいられるのが嬉しいなぁ。Amazon.prime で映画を何本か見ました。昔とちがって今はずいぶん映画のレンタルが便利になりました。VHSのビデオテープをレンタルビデオ屋さんに借りにいっていた高校生の頃が懐かしいわ、あの頃は何を借りるかもよく考えてから決めていたけれど今ではオンラインストリーミングなのでワンクリック。カンタン、一瞬だし、安いし。うちでは NetFlixや Amazon.prime を使ってよく映画を観ています。今日もそんな1日になりそう。

「her/世界でひとつの彼女」は新しいタイプのラブストーリー

2014-02-03 14:47:55 | エイガ、DVD
her(邦題「her/世界でひとつの彼女」)という映画をみました。スパイク・ジョーンズ監督・脚本による恋愛映画、と聞いていたものの、ふたを空けてみれば、なんと人間とコンピュータとのラブストーリーでした。ホアキンフェニックス演じる主人公が、しゃべるコンピュータのOSに恋をするのです。ところどころおもしろおかしいシーンもあるけれど、全体としてビジュアル的にとても美しい恋愛映画。ロサンゼルスの街、近未来、スクリーンに映しだされる風景はどれも洗練されていて、最初から最後まで本当にきれいな映画でした。

おもしろかった~、近い将来そんな話も生まれるかも、と想像させる未来型のラブストーリー。コンピュータに恋をするといっても、そこは未来のコンピュータ。実体はなくて、OS の中から声だけで対話していきます。ずいぶん人間っぽくできていて感情も、考え方も、話し方もまるでひとりの女性(しかも声はスカーレットヨハンソン)。



哲学的にとても深い映画でした。映画の中で、結婚生活、離婚、恋愛、別れなどのさまざまなシーンが出てきますが、たぶん私ぐらいの年代の人には「わかるわ~」と共感すること満載なのではないかしら。最終的には、愛ってなんだろう、と考えさせられる深い映画です。

印象に残っているセリフ:
''We are here only briefly, and in this moment I want to allow myself joy.''

「誰の人生でもなく、自分は自分の人生を生きるの」「短い人生だから、私の喜びのために使うの」と言っているように聞こえてとても印象に残りました(もっと深き問いは喜びとは何ぞや?ということになるけれど)。主役ではないけれど、ちょくちょく出てくるかわいらしい同僚 エイミーアダムスがさらりといったセリフでした。

この映画はおすすめです。日本でも春に公開されるようです。
おたのしみに!