Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

2日間のいろんなこと

2006-03-31 23:46:17 | 日常
■無事おわり!
合宿は無事終わりました。本をつくる過程ってすごい。
普通は章立てしたら章ごとに著者を振り分けて、それぞれが書いたものを最後に寄せ集めて1冊にしてしまうっていうのが一般的なやり方なのかもしれないけれど、このプロジェクトではそうじゃなかった。むしろこの2日間が本になれば面白いのに、と思ってしまった。

■すごい小学生
2日目には、関わってもらった子ども達も呼んでヒアリング。
「僕なんか学校の成績は2ばっかり並んでる。それでも、自分の前の成績と比べたら、上がってる。クラスの順位から見たら僕はすっごく下の方なんだけど、僕の中では、前より上がってるからよしとするの。他人と比べるんじゃなくて、"前の自分"と比べてどーだったか、ってこと。でもクラスのやつらはすごいネガ(←ネガティブの意味)。いっっつも他と比べてどうだったか、ってことばかり気にしてる。」
いやぁ、これ小学校5年生の男の子のセリフです。
教えられました。ほんとに。

■雑談がたのしい
印象に残っているのは、ある大学の先生との昼食時の雑談。
20代の頃は探検家になりたくて、さまざまな山岳地帯を歩いてたそう。
その先生がオランダでトラックを買って、アフガニスタンのカブールまで運転して行った話。仲間とトラックの中で生活しながら頻繁に起こるオンボロ車の故障をどう乗り越えながら大陸をドライブしていったか、という話にはずっと笑いっぱなし。

「その頃の3年間はやっぱり自分の人生の中でも異色でね。
大学卒業して、3~4年そんなことをしてたもんだから、いつも人に話せなかったね。
"何されてたんですか"って聞かれても、けっこうごまかしてその期間には触れなかったりね。
で、自分は"情報デザイン"ていう分野を選んで、なんか人生間違っちゃったなぁとオレはずーっと思ってたんだけど、
最近ようやく20代のあの数年間と自分が今やってることが結びつけられるようになってね。
あぁ、やっぱりオレはいろんなことをしてきたけれど、全部つながってたんだ、
これでよかったんだと思えるようになった。」

いえ、素敵だと思います。
異分野と異分野を自分の中でクロスさせて意味付けしていく作業はしんどいものね、と自分に重ね合わせてみたり。ぶっとんだ話をたくさん聞いても「これ50分の1ぐらい。」(え!?まだあと49もあるって?)探検と情報デザインがどう結びつくのかという話までには及ばなく、「それ話そうとすると午後いっぱいかかっちゃう。(この時点ですでに昼食休憩終了5分前)」…そうか、また今度聞かせてもらいたいなぁ。

■3月の雪
合宿を終え、東京方面の先生方を送り出したのは2日目の夜8時。
先生方や学生ボランティアを見送って、センターの後片付けをしていると外は雪。
ハラハラと舞い落ちてくる雪がきれいでした。
京都の桜はもう少し先。

1時間でも気分転換

2006-03-28 22:41:15 | 日常
仕事が終わらないままほったらかして気分転換に英会話へいく。
前だったら「いや、今日は遅くまで残って仕事していかなくっちゃ!」と思っていた所、
最近は考えを改めてどんなに仕事がたまってても「帰っちゃえば?」と(笑)。
そして仕事も持って帰らずにぱっと帰ってしまう。

いいかげんにやってるわけじゃないんだけど、このほうが効率がいいみたい。

明日~あさってと、関わらせて頂いたプロジェクトの先生達が大勢やってきてうちの施設で本を出版するための合宿をしていく予定。明日は家には帰ってこられず、近くのホテルにみな宿泊。2日間また例のごとく濃くなりそうなので、今日はもう寝ます。

明日めっちゃ早めに行って、今日中途半端に残してきた仕事(明日使う資料の用意や会場のセッティング)をします。

あぁ、それでも、1時間でも英語が話せて、気分転換ができて本当によかった。

beautiful day

2006-03-26 00:30:14 | 京都
雲ひとつない青空。ごほうびのような1日!

吉田神社に車を停めて、道なき道を分け入ってのぼる。見えて来るのが吉田山の山頂にある茂庵

今日は朝からここに来て正解。市中の賑わいからちょっと離れただけでしぃんとした時間が流れていました。神楽岡通りからのぼるルートはもっと素敵だった。人ごみ離れた静かな山道を歩いていくと、日常のいろんな雑念やストレスが消えていく感じ。ちょっと早めのランチを楽しみました。

今日の目的は友達の「厄払い」につきあうこと、だったのだけど、吉田神社では5000円とのこと(私はつきあいで来ただけなので遠慮しました)。ところがその友達も「前厄に5000円はなぁ…」と言い、結局やめ。んー。上向いてくといいね!>今日は神社3つもまわったから、きっと厄もどっか行っちゃったさ!

京都新聞社裏にあるフリアンディーズというパン屋さんで明日のためのパンを購入。明日の朝が楽しみ。
平安神宮の近くにある和小物やさんでお弁当のつつみ風呂敷を購入。あさっての朝が楽しみ。
京都駅で友達を見送りがてら、ブラブラと買い物。ふくさを購入。そういえば自分のって持ってなかった。

ごほうびの一日が終わるのは早い早い。

夜は別件でご馳家へ。通りからは分からない、奥行きのある広い店内にびっくり。お料理はそこそこ。
京都駅周辺ってほんっと食べるとこないんだけど、こういう店が増えてくれるとうれしいな。

明日はお仕事。

mindful life

2006-03-23 23:15:07 | 日常
ふんわり、巻きのゆる~い春キャベツを買いました。
ザクザクと切って、ボールの中で塩揉み。鮮やかなきみどり色が、ギュウーッキュッキュって手の中で音を立てる。
何とも言えない春キャベツの感触と、甘みのあるいい匂い。それだけで嬉しくなってしまう。

キャベツの塩揉みなんてなんてことのないつまらんレシピだと思ってたのに、楽しかった。
お料理は五感で創りましょ。日常生活も色んなことをちょっとずつ意識して、マインドフルにいきたいね。

またいつもの日常へ

2006-03-23 00:56:37 | 日常
春分の日は東京で留学時代の友達に会う。1日あっという間。

ここ数日で会った色~んな人たち。(ほとんどの人はこのブログのことも知らないけれどね。)
家族、友達、昔の教え子達。みんなの、いろんな所からちょっとずつ元気と刺激をもらって、私は私でできることをがんばろーって思ったよ。ありがとうー。

さて、またいつもの日常が始まろうとしてる(てか始まってるだろ)。脱・連休気分!

雪国

2006-03-23 00:35:08 | 日常


トンネルと抜けるとそこは… ウソウソ、トンネルなんてなかったけど(笑)。見てこの雪景色!

久々に帰った地元では水上温泉へ。
ひのきのお風呂にずぶずぶずぶーっとつかりながら色んな考えごと。

3年12組

2006-03-23 00:30:14 | 日常
昔の教え子達のクラス会に行ってきました。
あいかわらずウルサイウルサイ!でもすごく楽しかった。
「キャー!」「ぜんっぜん変わってない!」etc.etc...
みんな今ハタチ。進学校ではなかったので、私のクラスだったほとんどの子達がすでに働いている。

前も思ったけれど、こういう時に率先して来るのは、担任時代(しかも初めての)に手を焼いた子達ばっかりなんだよなぁ。なんでだろうね。こんなふうに一緒にお酒を飲むとはね(笑)。

ちゃんと働いてるし、ちゃんとしてるんだよね、みんな。見かけからは分からないけど。
就職した彼女達にとって、高校時代が最後の「学校生活」。戻りたいとか、あの頃が良かったとか、思い出すのはいつも3-12のこのクラスなんだとか。

今回、この会を開くために勇気を出して学級委員がうちの実家に電話をかけてきたのだけど、「緊張しましたよー!言うこと全部メモってからTELかけた」って(笑)。ありがたいなぁと思うし、かわいいなぁと思う。学校にいた頃は、ここには書ききれないほどの色んなドラマがあったよなぁ。事件もたくさんあったしなぁ。
でも自分のクラスの英語の時間が一番好きだったなぁ(脱線しまくってたけど)。

この先また教師に戻るかどうかー、それはわからないけれど、最初に卒業を見送ることのできた子達にこんなふうに再会できて嬉しい夜でした。


京都観光!

2006-03-18 08:19:04 | 京都

借景で有名な円通寺へ。訪れるのは2度目。向こうに見える比叡山をわが物のように景色に取り入れた枯山水のお庭。雨のため、比叡山がかすんで見えにくい。
コンピュータ画面ばかり見つめてた日常からすっと抜け出して、こんなに奥行きのある美しい景色に出会えるなんて…!
しかし近頃周りの開発が進み、景観や風情を損なうビルの開発が進んでいるとのこと。ひっそりとたたずむ円通寺の静寂さに、ウィーーーーンと聞こえてくる工事音は痛々しいほど似合わない。


>咲いてた咲いてた!
広隆寺の半跏思惟像に会いにいく。見れば見るほど、今にもこちらに語りかけてきそうな、そんなお顔をしてました。

あとは、八木邸の見学も楽しかった。案内人のナレーションがとても魅力的で、ぐいぐいと歴史の世界へ引き込まれるようなひととき。


1日終わる頃にはこんな夕日。

ゆっくりネス

2006-03-17 01:20:12 | 日常
遅れそうな時、「ゆっくりでいいよ」という言葉ってとてもありがたい。

今日2回もそんな言葉をかけられて、嬉しかった。
1人目はMさん。市内からオフィスに戻る時、道が混んでて予定していた時間に着けそうもなかった。
「到着が1時になりそうです…」「いいよ、ゆっくり来てください」

もう1人は今日地元からはるばる来てくれた友達。私の仕事が終わってから京都駅で拾う約束だったのだけど、これまた仕事がちょっと長引いて、待たせてしまった。
「ごめん!どんなに早くてもそっちに着くのが7時45分…」「いいよ、大丈夫。伊勢丹の中にいるから、ゆっくり来て。」

決してそんな言葉に甘えてるわけじゃないんだけど、嬉しいよね。
私もそんな「ゆっくり」をあげられる人になりたいなぁ。

久々に会った友達、今お風呂に入っとります。久々、ガールズトーク(ん?)を楽しんでます。