Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

ボストンへ出張

2018-07-25 05:58:07 | 育児: 3歳〜
【3歳5カ月】

息子はセルビアで毎日のようにアイスクリームを食べているらしい。
アイスひとつ全部食べられるようになったそう。
いとこの I ちゃんといつも一緒。

—-

今日これからボストンへ行きます。
行き先はいつも一緒、MITメディアラボ。
日本に住んでいた時、初めて仕事で行った時のことを思い出していました。

確かこのブログにも書いたはず。
探してみたら、ありました。
今から10年以上も前の日記が。
「午前5時半、ボストンにて」だって。

2007年の6月か。

今読み返して思ったのですが、
この頃からやってること変わってない、、、。
提携してるグループも同じ、
関わってる人も同じ、
学びのコンセプトも同じ、
今取り組んでることと、全く同じ。

この10年ちょいの間に変わったのは、
自分の拠点がアメリカに移ったということ。
場所が変わっても、仕事が変わっても、
取り組んでることは同じ。

今回は同僚とふたりでカンファレンスでワークショップをして、
提携先のグループでのレジデンスをするのが目的。
ふだんリモートでコラボしている私たちなのだが、
レジデンスという機会を設けてお互いのスタッフを双方へ送り込み、
実際に face to face で一緒に協同プロジェクトに取り組むというもの。

カンファレンス自体も楽しみで、
自分のワークショップもだけど、
日本から昔の仕事仲間がたくさん来る予定なので、
プチ同窓会になりそうなのが楽しみ。


ばいばい、ベイエリア。

そして。


Here comes Boston.

レッドアイで飛びました。
朝日に向かって飛んでいくのは気持ちがよい。
たった今着きました。
(携帯から投稿)

なかなか忙しい?

2018-07-22 22:33:28 | 育児: 3歳〜
【3歳5ヶ月】

SF MOMAでやってるマグリット展。カフェではマグリットにちなんだスイーツが楽しめて、このりんごのケーキ美味だった!

息子とパパがセルビアに行ってしまって早20日が経ちました。
自由だ!無敵だ!と思ったのもつかの間、気がつけばもう7月も後半。

第1週は、ウキウキわくわくで、
家の中を整理整頓するのにかなり時間を使いました。
ずっと片付いていなかった引き出しの中など見えないところを整理、断捨離。
お裁縫熱が再び高まり、ミシンを出してきて、
窓辺のベンチカバーを新しい布にして作り直したり、
自分のブラウスを作ったりしました。
息子がいたら絶対にできない夢のような時間。。

7月の第2週は仕事でインテンシブな1週間。
デンマーク、イタリア、ボストンから招いたコラボ先の同志たちと共に、
毎朝8時半からみっちり研修、ディスカッション、プロトタイピング、そして夜のディナーまでおつきあい。
それが毎日。あっという間に過ぎてしまった。
土曜がきたときには魂まで全部ぬかれてしまったかのような、へとへと疲労困憊。
だけど、たぶん7月の中でいちばんやりがいがあり、刺激に満ちた1週間だったと思う。

第3週は今週だったのだけれど、
仕事が通常運転に戻ったのをよいことに、
SFで働いているママ友とのディナーやハッピーアワーに出かけたり。
また、職場近くでやっているパブリックスピーキングのクラスに初めて出向いて、
新しい世界に踏み入れたような気がしたり。
そこで出会った人たちとのおつきあいでまた遅くなったり、という日々。
毎日のように夜10時頃にサンフラン市内から電車に乗り家路につく、なんて、
息子がいたらできないこと。

さて、第4週は明日から始まるのですが、
ボストンでのカンファレンス+コラボ先でのレジデンス(研修)があるので、
今まさにその準備でいそがしい。
あさってボストンへ行き、次の週の火曜にこちらに戻ってきて、
その翌日に息子とパパがセルビアから戻ってくるので、
なんだか実質上、私のひと月の自由時間はおしまいが見えている感じ。

息子がいなくて時間が無限にあるような気がして無敵な気持ちでいたけれど、
やっぱり過ぎてみれば時間はあっという間だった!
息子がいなくて時間があっても忙しいと感じるのだから、
息子達が帰ってきたらどうなっちゃうんだろう。
またあの生活に戻れるのだろうか、不安。

---

一方の息子は、
「ぼく ずっと ここにいる」
「かえりたくないなー」
などと言っています。
よっぽど楽しいんでしょう、セルビアでの毎日が。

今日は、いとこ達とひぃおばあちゃんに会いにいっていたようです。
セルビアの95歳のひぃおばあちゃん。
息子はひぃおばあちゃんの概念がわからなかったらしいけど。。


私が「ママは○ちゃんに会いたいなー」というと、
「きょう おねんねしたら そのあと そっちにかえるから」
と、まるで私を元気づけるかのように、言ってくれました。
息子にはまだあと10日ぐらいあるよ、と言いましたが、
それも分かっているのかどうだか、、、。

セルビアで毎日セルビア語に囲まれて過ごしているので、息子の日本語はちょっと後退中。
パパは息子のセルビア語がめきめき上達したと喜んでおります。
それでも息子が、精一杯の日本語で「そっちにかえるからね」と言ったやさしさが、
なんだか嬉しかったです。

息子はベオグラード満喫中

2018-07-16 19:45:40 | 育児: 3歳〜
【3歳5カ月】
セルビア、ベオグラードに着いてからの息子は元気に毎日を過ごしている様子。

2日に一度ぐらい FaceTime で話しています。着いた日の夜は悪夢を見たようで、夜中に急にママ、ママ、と泣き出した模様。その翌日も、あちらの夜中2時という時間帯に急に起きて「今日ぼくママとお話ししなかったー」と泣いてるというので、FaceTime がかかってきました。

そんなことがあったのも始めの数日だけ。
今ではセルビア生活を満喫中で、
私が電話をかけてもあまり注意を向けてくれません。
いとこの I ちゃんがちょうど同じ家に帰省中なので、
2人して四六時中遊びに忙しい様子。

レストランでかかっていた曲に合わせてノリノリでダンスをしている様子や、
ソファの背から飛び降りようとしている様子など、
パパからビデオが送られてきますが、
いとこの I ちゃんの影響なのか息子は急にアクティブな子になったようです。
(どちらかといえばおっとり系なのに)

そして今はフィリップがスウェーデンでのカンファレンスに出張中なので、パパはセルビアからスウェーデンへ移動し、息子はセルビアのジジババと一緒にいます。なので、今家族3人が別々の国(スウェーデン、セルビア、アメリカ)にいる状態です。
なんかちょっと不思議だ。
家族離れすぎ。
パパ早くセルビアに帰ってほしい。


ちょっと前の写真。
ベオグラードのこども靴老舗のお店で夏用の靴を買ってもらったとのこと。
なんかちょっと見ないうちに大きくなってる??

息子はかなり少食だけど、
セルビアのババにたくさん食べさせてもらってるんだろうなー。
安心してジジババに預けられるのは幸せなことです。

幼稚園での終業式

2018-07-04 23:32:07 | 育児: 3歳〜
【3歳5ヶ月】
先月(6/15)、幼稚園で学年末のセレモニーがあり、私も出席しました。
息子はモンテッソーリの日本語幼稚園へ行っていて、3歳から6歳までの3年間プログラムなので、これで1年目が終わったことになります(息子の場合はちょい早めに2歳から入ったので)。

終業式自体は30分ほどの短いセレモニー。それも外の芝生の上で行われるとてもカジュアルなもの。他の親御さんと園庭でのコーヒータイムがあったり、なかなか楽しいイベントです。式では、こども達が歌を披露してくれたり、1年目の修了証書授与がありました。この日のことは覚えておきたいので日記に書いておこうと思いました。

この日は「青い空に絵を描こう」という歌をみんなで歌ってくれました。
これはビデオからの切り出し画像でクオリティ悪くて申し訳ないですが、息子、ちゃんとみんなと一緒にいられたんです。もうそれだけで母としてはおどろき。成長したじゃん!息子よ。

去年のクリスマス会で、幼稚園でこういうお遊戯があったとき、息子はみんなと一緒のお歌に参加するのがイヤで、参観に来ていたパパのところへ来てパパから離れられなかったのです。クラスのみんなが2曲、3曲と、それまで練習してきたお歌を披露している間、息子はまるで蚊帳の外のような顔をしてパパにべったりくっついて「はやくかえろうよ」と言っていました。

それが、半年経ったこの日は、「青い空に絵を描こう」という歌をお友達と笑いあいながら、振り付けもところどころノリノリで歌っている様子が見られて、びっくり。半年前はパパにひっついて泣いてた2歳のベイビーだったのに!今日は自分の立ち位置がきちんと分かっていて、歌っているそばから「ダディ〜!マミ〜!」なんて余裕で手を振りながら、見に来ている私たちに声をかけてくる息子。ただ、歌は真剣には歌っておらず(口パクだった)、お友達とふざけすぎで、どちらかというとひょうきんキャラになっていました。


成長したね!顔に日焼け止めクリーム残ってるけど。

修了証書授与で名前を呼ばれた時も、またまたおふざけで、「はい!」と返事はしたものの、立ち上がってお辞儀をするところでくるっと後ろを向き、一番の親友であるYくんに笑いかけてお辞儀をせずに座り、会場から笑いをかっていた息子でした。。息子はちょっと悪ふざけがすぎて、落ち着きもなくて、式の最中に先生がなんども注意しに来ていた。あれ、いつからそういうキャラになったっけなー???

この日はふだん見られない息子の園での様子を見て、
家と違う顔している息子を見て、
いきいきしている息子を見て、
私が知らなかった息子がいたんだなーと実感した日でした。

こどものこと全部把握しているような気になっていたけれど、
私が見てたのは親子の関係性の中での息子であって、
仲間やクラスメイトの間で息子がどういった振る舞いをするのかはよく知らなかった。
悪ふざけ、ひょうきんな一面、先生に注意されてばかりとか。
ぜんぶ初耳。新しい息子を見た気がした。

と同時に、
知らない間に、この幼稚園での居場所ができて、
安心できるおともだちもつくって、
ギャハハと悪ふざけするぐらいの余裕もできて、
あぁ、そうやってこどもって大きくなっていくんだって実感した。

この日は、抜けるように青い空。
こども達の歌声に感動して、
他の親御さん達とみんなで、こども達の成長を喜んだ日。
明るくて喜びに満ちた日。
3歳だから、今は成長しかないからね。
驚きもあり、喜びもあり、
でもあっという間に過ぎてしまうであろうこのこども時代を、
忘れたくないなと思いました。

やっと時間できたー

2018-07-02 23:17:59 | 育児: 3歳〜
【3歳5ヶ月】
まただいぶ月日が空いてしまいました。
今日から息子とパパがセルビアの実家へ帰省しています。ふと前回の投稿記事を見たら、3月に息子とパパがマイアミに行って私がひとりでお留守番をしていた時のものじゃないですか。もはや私、息子が不在にならないとブログ書けないようになってきたのかな。もっと息子の日々を記録しておかないと!と思うのに、やはり息子がいるとなかなか時間がとれません。

でも今日からしばらくひとりの身。
なんたって、今年の夏はパパと息子は1ヶ月もセルビアへ帰省!離れ離れでどうなることやら心配ですが、セルビアのジジババもはりきっているし、いとこの I ちゃんもちょうどセルビアへ帰省しているし、パパとしては日本語ばかり話す息子(こっちで日本語プログラムの幼稚園に行っているため)にセルビア語をしっかり覚えてもらいたいと言う気持ちもあるだろうし。たぶんまたマイアミ滞在の時のように楽しくてあっという間に時間が過ぎていくんじゃないかなぁー。余談ですがマイアミの時は息子はそうとう楽しかったらしく、ベイエリアに帰って来た息子はたいそう落ち込み、私が空港へ迎えに行ってもショボーーンとして「ぼくどうしてかえってきたの?」とうるうる涙目でなぐさめるのが大変だった、、、

私は今年はセルビアへは行かず、8月から9月にかけて2週間ほど日本へ帰省することにしました。なので、息子には「7月にはパパとセルビアへ行って、8月にはママと日本へ行くんだよ」と伝えています。両親ともがアメリカ人でない場合、父母の出身国へバラバラで帰省することはここベイエリアではよくあること。家族全員でお互いの国へ行けたら良いけど、夏休みそんなにとれないしね。ここはもう割り切るしかないです。

息子には日にちが近くなって来てから何度も「もうすぐセルビアへ行くんだよ」「ママは一緒に行かないんだよ」と伝えていました。もう3歳、いろいろなことが理解できる年齢です。息子は「やだ、ぼくママといっしょにおうちにいるー!」と言ったりしましたが、息子の今現在の最大の興味は飛行機。ママが来ない、ということよりも、飛行機に乗れるという喜びの方がだんぜん大きくて、そっちが勝つのです。昨夜は飛行機に乗れるという興奮からテンションもあがりっぱなし。朝起きてからもずっとハイテンションで、

「ぼくね、今日ようちえん行かないんだよ!だってセルビアにいくから!」と大張り切り。

でも飛行機は午後の便だったので、じゃあ朝ごはんに近所のカフェにパンケーキ食べに行こうかと誘うと普段は大好きなパンケーキなのに今日は「やだーぼく行かない、パンケーキに行ったらセルビア行けなくなっちゃう」といって断固拒否。

ママ「あのね、パンケーキ食べてから、空港へ行って、それからセルビアに行く飛行機に乗るんだよ。」

息子「でも、パンケーキ食べてたらひこうきにのれなくなっちゃうよ。」

ママ「だいじょうぶだよ、◯◯ちゃんが乗る飛行機は夕方なんだから、まだいーっぱい時間があるんだよ。」

説明して分からせるのに一苦労でした。3歳児の頭の中では時間の感覚がどうなってるんでしょうね。ひと月ぐらい行くんだよと言ってもそれはとうてい分かってはいません。「いっぱいいく」ということは分かっているようです。

午後に空港へパパと息子のお見送りに行って最後ゲートのところでぎゅっとして別れました。息子の小さな体をぎゅっとしながら、「じゃあね、セルビアについたらパパとでんわしてね。」「たのしんでおいでね。」「にほんごも忘れないでね。」「だいすきだよ。」などなど、いろいろと言うたびに息子はウンウンと頷いてみせましたが、ちょっと緊張しているような面持ちでした。バイバイ!と笑顔で別れたものの、息子のバイバイの顔はちょっと切ないぎこちない笑顔。

その顔を見て、息子なりにお別れ分かってるんだなーと実感。ママとのしばしのお別れを理解しつつ、それでも飛行機に乗れる喜びと未知のことへ向かう好奇心がムクムクしている様子。そういう顔していました。

これから1ヶ月、だいぶ時間がとれそうなので、息子&パパが不在の間にもう少しブログを更新しておきたいです。ふだんやれないこと、友達と夜ご飯に会ったり、仕事で興味あることを勉強したり、ヨガいったり、ジムに行ったり、ブログ書きとか、息子がいるとできないことをしたい。7月は仕事でボストンMITでのカンファレンスもありその準備もあって忙しいのだけれど、なにせシングルで自由の身、というのは怖いものなし、って思う。1ヶ月だけだけど。
あー、満喫しないと!