Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

無印良品

2011-09-04 17:05:32 | ニューヨーク
ニューヨークへ行って嬉しかったことは、無印良品のお店に行けたこと(日本からこれを読んでいる人にはなんのおもしろみもないかもね)。地味やね。

無印良品は京都に住んでいた頃に近所のジャスコに入ってたので、とても身近なお店でしたが、アメリカに来てから2年。私の生活から無印はさっぱりなくなりました。なければないで、必要ないかというとそうでもない。

この2年間、心のなかで「むじるし~!」と叫ぶことしばしば。
それは、旅行に行くのに小分け用のボトルを買いたいとき、なんでもない木のお箸をたくさん買いたいとき、生成り色の印刷用ペーパーを探しているとき、ワークショップ等で使う色とりどりの素材を入れるアクリル透明容器を探しているとき、靴下、Tシャツ、ふだん着がだんだん古びてきててシンプルなシャツを新調したいとき。

とにかく、シンプルで、清潔で、実用的なもの一般を探してるときは必ず、
「むじるしがあればいいのに!」と思ってきたのです。
とくに収納用品については、シンプルで、まっすぐなラインや直角しか使っていなく、ノーマーク、ノーロゴ、なものをアメリカで見つけるのは無理、と悟りました。



それが、今回のニューヨーク散歩でSOHOを歩いているときに無印良品のお店に2年ぶりに立ち寄れた!(ぜんぜん下調べせずに歩いてたので、出会った時はうれしかった!)お店のなかはBGMも雰囲気も商品も、日本の無印良品そのもの!店員さんも日本人。

このシンプルさ。
ふつうであることがこんなに心地よく、
ふつうであることがこんなにもあたたかいなんて。
おぉ、アメリカにきて2年、忘れかけていたよ。

サンフランシスコにかわいいものはたくさんあると言えど、無印のようにシンプルなのは見つけられないなぁ。日本のデザインはひき算で、アメリカのはたし算なんだもの。

サンフランシスコに進出してくれないかなぁ。無印。
買ったものは、私サイズのキャミソールとふわっとしたガーゼコットンのチュニック。心がひたひたと満たされました。生活のなかに、無印良品という選択肢がふつうに浸透してた日本。あの生活はめぐまれてたんだと思う。I miss that.

(今ネットで見てたら、SOHO店よりもTimes Square店のほうが新しく店舗も広々しているそう!次回は必ずタイムズスクエア店に行くぞー!)

ニューヨークベイビー

2011-08-30 20:39:34 | ニューヨーク
今回のニューヨーク行きのいちばんの目的は、フィリップのお姉さんの赤ちゃんを見に行くことでした。3週間前に初ベイビーが生まれたのだ。彼女の住む3ベッドルーム3フロアのアパートは、雑誌やテレビで見るようなこれぞニューヨークの暮らし!という感じで素敵だった。


近所の風景。レンガ造りの建物が並んでて、外階段をあがって家に入るスタイルなのがニューヨークっぽいと思ってしまう。木立に囲まれてたからセミの声もちゃんと聞こえる。赤いパラソルにガーデニングの施されたきれいなお庭もあって、風通しよいアパートでした。


家具もかわいい!すんごくかしこくてお行儀のよいイングリッシュブルドッグを飼っている。アメリカに来ておどろくのは犬のお行儀のよさ。みんなよくしつけてあるよねー。よく言うこときくし、ソファの上にあがったり、人間の食べてるものを欲しがる犬とかがいない。


これが生まれて3週間の赤ちゃん!広いアパートなのでフィリップのお母さんや従兄弟も泊まりに来てて、彼にとってはプチ家族会。それを見ててふと自分の親のことを思ったりしてこちらはプチホームシック(笑)。

しっかし、赤ちゃんは、かわいかった!
青い目の女の子。

みんな抱っこしたがるので、赤ちゃんは代わる代わると誰かの腕に抱かれてました。小さくて、かわいくて、あったかくて、やわらかい。おまけにいい匂いがする。


赤ちゃんのお守をする午後。ちと逆光か。


なに?なに?って、ブルドッグのティナがすぐ寄ってくる。


ティナを近くの公園(Morningside Heights Park)に散歩に連れて行ったり。

マンハッタンの大都会でこんなおしゃれな家で生まれ育つ彼女はどんな子になるのかしら。赤ちゃんのもつ幸せオーラと、それを見守るみんなの視線もあたたかく、ニューヨークのまったり時間は過ぎていきました。

「今回ぜんぜん外食しなかったねー」とフィリップに言われて初めて気づいたのだけど、ほんとだ、ぜんぜん外食してない。したのは、私がど・う・し・て・も・食べたかったニューヨーク一風堂のラーメンだけ!笑(しかも彼はラーメンぎらいだから1人で食べに行ったの!)それ以外、毎晩ごはんはおうちで食べていました。というわけで、ステイ代、ごはん代もぜんぜんかからなかった、とても安あがりなバケーションなのでした。

無事戻っています!

2011-08-28 11:39:27 | ニューヨーク
ニューヨークへのリフレッシュ休暇から戻ってきています。ハリケーンが上陸する前にサンフランシスコに戻って来れたので無事です。3年ぶりのニューヨークはやっぱり楽しかった。どうしてこんなに長い間来なかったんだろうと思うほど、サンフランシスコの忙しい日常に埋もれていた自分を反省しました。

何が新鮮だったかというと、まず気候。
気温が27℃ぐらいあって、暑かったー!日本で猛暑を過ごしてきた方々には怒られそうですが、サンフランシスコの気温はこの時期13~17℃ぐらいなので、ニューヨークへ降り立ったとたん「モワ~ッ」という気温と湿度につつまれ、なつかしい日本の気候をふと思い出したり。


(MoMAと、街中のタクシー達)

そしてセミの声。
ニューヨークって大都会だけど緑も多い。ミーン、ミーンと鳴いているセミの声を聞けて「あ、これが夏だよね」と思い出す。サンフランシスコではセミの声を聞いたことがなかったな。寒すぎていないのかな。

そして、雨さえも。
サンフランシスコでは雨が降るのは雨期の1月ごろだけ。ニューヨークへ行って2日目は雨が降った。それがとてもめずらしくて「わ、今日は雨が降ってる!」と嬉々としながら雨の音を楽しみました。ザーーーッと気持ちよく降りそそぐ雨の音と風景。滞在していた義姉のアパートからずっと外を見ていました。

雨が降るから入道雲とかも見えるの。
サンフランシスコではまず見ることのない入道雲。翌日晴れ上がった街を歩いて空にぽっかり浮かんだ入道雲がまためずらしくて「わー!」と感動。

こんなふうに毎日のお天気とか空模様とか、くるくる変わるさま。日本はそういう国で、京都でも蒸し暑いのとか冬の底冷えとかけっこう楽しんで住んでた自分。でもサンフランシスコの一年間ほぼ変わらない気候に慣れきっていて、四季とか、天気の移り変わりとか、そういうの忘れてたことに気がついた。

サンフランシスコからニューヨークへ遊びにいって、まずいちばん最初に感動したのが気候とか天気の移り変わり、だなんて。日本から遊びにいく人にはよく分からないかもしれないけれど、ニューヨークの大都会より何より、私がいいなーっと思ったのはそこでした。

ゴスペルを聴きに行った

2008-01-14 23:58:24 | ニューヨーク
1/6、その日は日曜の朝だったので、
本当はハーレムにある教会へ行ってゴスペルを聴きたかったのですが、
「彼らは観光客向けに歌っているわけじゃないんだ。宗教的儀式の一部としてゴスペルを歌っている。
きちんと正装していないと失礼だし、第一ゴスペル以外の部分もずっと座っていなければならないよ。
信者でなければたぶん退屈しちゃうんじゃないかな。」
「ゴスペルの雰囲気を聞きたいだけなら、ランチも一緒に食べられるゴスペルブランチ行こう。」
という2人からのアドバイス。
なるほど。
といって、決まったのが42ストリートにあるゴスペルランチのレストラン、B.B.King!今まで何度も前だけは通ったことがあります。

タクシーをつかまえ3人で乗り込んだ。

でも着いたら着いたで、チケットを買っても、中に入るまでに路上で並ばなければならなかったのですが。
「じゃあ僕が並んでるから、リョウコはAnaとコーヒーでも飲んでなよ」
とSteve.
「え!? 一緒に並ぶよー!一緒に待つよー!」
と言ったのに、
Anaは「いこいこー。スタバあるし。」とそそくさとその場を離れる。・・・大人なカップルだなー。結局Steveが30分ぐらい寒い中を外の列に並んでくれて、私とAnaはぬくぬくとお茶タイムでした。大変恐縮したよ...それと、ショーが始まるギリギリ前に、もう1人私とFilipの共通の友達が会いに来てくれて、結局4人でテーブルについた。嬉しかった!

さて、ゴスペルの語源は「GOD」と「SPELL」という言葉が合わさり GOD SPELL(神様の言葉)=GOOD NEWS(良い知らせ) から出来た言葉。ゴスペルのもともとのルーツは、奴隷制度時代に生まれた黒人霊歌。17世紀始め頃にアメリカに奴隷として強制的に移住させられたアフリカ人達は、主人から教わった賛美歌に、やがて自分たち独特のメロディーや言葉を加えるようになり、独自の賛美歌をつくってきたのです。奴隷制度により自由を奪われ、絶望の中にあってもしかし歌うことを忘れず、それが彼らに生きる力を与えてきたのでした。


ですから、歌はもちろん力強い!希望の歌だから!
歌っているおばちゃんもとってもパワフル。(写真が遠いな。しかも携帯しかなくて。あしからず!)
ゴン太くんを思わせるふくよかな体にまとった、ゆったりめのドレス。そのドレスがカーテンのように揺れる。お腹のそこから歌っている。
ソロで歌ったり、合唱したり。ここでもまた合唱に弱くて、途中で涙ぐんでしまった。男性の声、女性の声、太い声が合わさるって、すごい迫力なんだもの。

MCもよかった。
ここでステージに立つまでの苦労話(売れない歌手時代の話)があって、だからこのステージに立てる今を本当に幸せだと思う、と言ったあとの歌は迫力があってすごく心に響いた。
途中、会場のお客さんに「どこから来たの?」と聞いていたけれど、みなさんいろいろな国から来ていました。
「イタリー!」
「スコットランド!」
「台湾!」
「スペイン!」
5人目ぐらいでようやく「オハイオ」
お正月のニューヨーク、インターナショナルだね、ほんと。
うちらのテーブルでは「リョウコが指名されないか」とみんながワクワクしていたのですが、前回のブルーマングループの時とは違って、こちらは何もなし。ほっ。

食事はもちろん南部料理。ソウルフードです。
南部料理といえばなんといっても、フライドチキン!というか、揚げ物!ビュッフェ形式で、コーンブレッド、青野菜カラードグリーンズの炒め物、マカロニ&チーズ、甘く煮たお芋(ヤム)←これ大好きです、フライドチキン、ビーンズ、あと、ふつうのコンチネンタルブレックファスト系の卵やらソーセージやら各種パン、デザートなど。

ここに連れてきてもらえて感謝だよ。
みんなで新しい年の始まりを祝えたし、いろいろな人の優しさに触れて本当にありがたいなと心の底から思いました。今年のはじまりは、「にせんはちねん」ではなく「Two Thousand Eight」と聞く機会がとても多かったのだけど、
「2008! Believe it's gonna be great!」
とMCのB.B.Kingみたいなおじさんに言われると、
ほんとそうだ、believeしかないよ、って思います。
どんなことがあっても、心の中の芯の部分を失わずにいたいものです。

1つとても印象に残った曲は、これはR. Kellyのだけど、
I believe I can fly.という曲。
帰りの飛行機の中、頭の中でこれがずっとぐるぐるまわっていました。

ゴスペルが聴けたことも嬉しかったが、みんなとシェアしたつかの間のニューヨーク、
あの時間がとてもシアワセだった。

ちょっとだけニューヨーク!

2008-01-13 23:59:24 | ニューヨーク
1/13、寒い冬の休日。
伊勢丹の地下で、お漬け物を買ってしまいました。ちょっと高いけれど。
もう菜の花のお漬け物が店頭に並ぶ時期。


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1/5の夕方に到着したニューヨーク。(ニューヨークではカメラがなかったため写真がないのです。あしからず!)
夜は、Itzocan Cafeというメキシコ系レストランでAnaとディナー。
お世話になったイーストビレッジの彼女のアパートから徒歩3分。こぢんまりとしていて前を歩いてても見逃してしまうほどのさりげないお店。

Itzocan Cafe
438 E. 9th St., New York, NY 10009
nr. Ave. A
212-677-5856

赤ワインにオレンジ、レモン、アップルなどの果実が浮かんだお酒、冬でもサングリアで乾杯。
前菜はGuacamole(グワァカモリ)。つぶしたアボガドにタマネギやトマトを混ぜ、トルティーヤチップスにのせて食べるメキシカンの定番。お料理は、Anaはバス(お魚)、私はエビのテキーラソース煮。ぷりぷりのエビに赤唐辛子とライム、テキーラがミックスされたクリーミィなソースに野菜もたっぷりの一皿。お料理の盛りつけかたがフレンチ系。

一緒に行ったAnaはFilipのお姉さん。8年前に祖国を離れアメリカへ渡り、ニューヨークでデザインの仕事をしています(両親は祖国にいるのですが)。私の1こ上。Filipのこども時代の話に爆笑しつつ、彼女自身の恋愛、仕事、ニューヨークの話など楽しく話す。そういえば2人きりで会うのは初めてだけど、この人もまたとても居心地のよさを感じさせる人だ。背負っている文化、見た目、言語、価値観、そういうものは確かに違うのかもしれない。でもそういう時こそ、間を取り持つ英語という言語にほんとうに感謝だ、と思った夜でした。

ニューヨークでいつもあたたかく迎えてくれる人達の存在にも感謝。
アパートに戻るとAnaの恋人Steveがいて、これまた久々の再会でハグ。
「明日何したいの?」
「んー、そんなにやりたいことってないんだけど、、、ゴスペルが聴きたいなー」
彼はそれを聞くと何やらいくつか電話。
あれよあれよという間にAnaとSteveが翌日のプランをたててくれて、私は安心して就寝。
それがニューヨーク1日目の夜でした。ほんと短い滞在だったんだけどね。

NY スイーツ!

2007-01-29 23:29:18 | ニューヨーク
■まわるチョコレート
ニューヨークのおなじみの高級デパートSaks Fifth Avenueの8階に入っているカフェです。

Charbonnel et Walker
661 5th Avenue
(Saks Fifth Avenue 8th Floor)
212(588)0546


みてみて、日本の回転寿司屋さんみたいに、テーブルの上をチョコレートがくるくるとまわっている。
好きなチョコレートをピックアップします。1皿が6ドル。

ここでブラウニーケーキを食べました。うーん、1つで十分。でもおいしかったー。


実はこのお店、この雑誌に出ていたのですね。
けっこう大きく出てたので、お店の男の子に見せるととっても喜んでくれた。
「ワーオ!マネージャーに見せたい!」と言うので、そのページだけ切り取ってあげました。
取材の人はちらほら来るのでどのメディアにいつ出ているのか等まったく知らないんだとか。

お礼に、「うちのお店の自慢はこれ!」とホットチョコレートをごちそうしてもらいました!やった!

P.S. そうそう、NYスイーツをおみやげに!と少しだけチョコレートを買ったのだけど、
買ってからこれ全部「イギリス産」ということを知りました。(なんだそのオチはー)

新鮮シーフード!

2007-01-22 21:08:01 | ニューヨーク
■大好きギリシャ料理!
ニューヨークで必ず行くのはAstoriaにあるElia's Cornerというギリシャ料理のシーフードレストラン。Astoriaはギリシャ系移民が多く住む街。ギリシャ料理のお店もひしめき合ってる。でも、このお店は格別!

まずメニューがない。
新鮮な魚介類(本当にFresh real seafoodなのだ!)をその日ごとに仕入れているので、いつもウェイターさんに「今日は何があるの?」と尋ね、口頭で教えてもらう。

ギリシャ料理で嬉しいのは「レモンは好きなだけどうぞ」というホスピタリティ。


(左)前菜には必ずギリシャ風サラダ。フェタチーズと、パラペーニョ(バナナペッパー?)、辛いタマネギ、オリーブ、キュウリとトマト。私は辛いの大好き。これ食べると絶対にオニオン臭くなるんだけど、みんなで食べる!
(右)そしてカラマリも忘れず!イカのフライです。


(左)奥に見える黒い魚。骨付きの魚を食べられるのって幸せ。あれなんでしょう?
手前はナスのソテーとフレンチフライ(あれをフレンチフライとお店の人は呼ぶ)
(右)じゃーん。魚を開いたところです。これシーバス(スズキ)です!淡白でおいしいです。

3人でお腹いっぱい食べました。

Elias Corner
24-02 31st St
Astoria, NY 11105
Phone: (718) 932-1510

■キッチン必需品
料理ももちろんしました。サーモン照り焼き、肉じゃが、カレーなどなど。
調味料も揃えたし、お米もあるし、よしよしこれで料理できるぞ、と思ってたんだけど。
つくり始めて、キッチンでふと気がついたこと。

「この家には箸がない!」

もー。
サーモンひっくり返すのとかフォークでやりました。おかげで料理してる気がしない。

でも気持ちを和ませてくれたのはこの木べらでした。使い古された丸みのある木べら。
こういうツール大好きです。

お米はお鍋でたく。でも当然ながらおしゃもじもなくて、ごはんをよそっている気がしない。。。
おしゃもじ、お箸、日本にいると当たり前すぎてありがたみが分からないけど、ないとなんかしっくりこないんだよなー。

ただいまー

2007-01-21 23:35:40 | ニューヨーク
■バタバタと空港を発つ
国際線なのに空港にたどり着いたのが出発の1時間15分前。ヒヤヒヤした。
見送りに来たFは最後まで笑顔。「悲しくなってどうするの、明日またいつも通りしゃべってるよ。それよりも早く風邪を治して。」
また10000キロ離れた生活なんだけどね。それでも大丈夫な気がする。バタバタしてたから悲しむ間もなかったよ。

思えば1年半前、「あと3~4年はかかるかな」、という彼の言葉に私は漠然とその間に日本で過ごす日々のことを考えたりしたっけ。気が遠くなりそうな時間のように思えたし、約束もなし、いつ終わるというあてもなし。でも時間が経ってなんとなく分かってきたこと、見えてきたものがある。今はなによりそれが嬉しい。

帰りの飛行機はガラ空き。半分以上空きだったように思う。席2つ分使って爆睡。気がついたら「東京まであと4:05」という表示。あともう4時間か!帰る場所があるってやっぱりいいなぁ。どこへ行こうとも、日本がいつもここにある。


日本地図がスクリーンに現れ始めると「帰ってきたー」と思う。

■旅の後って
京都に帰ってきた。
マンションの郵便受けからごそっとたまっていた郵便を取り出し、ゴロゴロとスーツケースを引いてやっとお部屋にたどりつく。ドアを開ける前から「おー茶、おー茶!」って心の中で合唱してる(笑)。ブーツを脱いで、スーツケースは玄関に置きっぱなしで、ずんずんと部屋まで進んでザッザッとカーテンを閉める。ポットにお湯をわかす。お風呂にお湯を張る。あぁ~、しばらくなんにもする気しない。
お茶をすすってようやく「あ、今日は日曜の夜なのね」とわれに返る。
ふわーんとバスクリンの香りがしてくるとムズムズお風呂お風呂!。

旅の後はだんぜんおうちで緑茶とお風呂がいいね。はー幸せ。

あっという間

2007-01-20 14:34:04 | ニューヨーク
■ありがとう
明日の朝の飛行機で日本に帰ります。本当にあっという間の1週間。
充電ありがとう。ふわりふわりとあったかーい気持ちに包まれて、また日本でがんばろうと思える。

明日、14時間も空の上。帰りの方が長いんだよね…。何しようかなぁー。

風邪っぴき

2007-01-18 23:32:00 | ニューヨーク
■こんなに寒いとは!

いやめちゃくちゃ寒い。エスキモー↑でも雄叫びあげるほど。
歩きながらしゃべってると、言葉が白い息になって、ぽくぽくと後ろに流れてく。こんなに白いの見たの久しぶり。
気温マイナス4度!

■ミュージカル観たよ
Fがめずらしくミュージカルに行こうかというので、ディスカウントチケット売り場TKTSに行ってみる。ここならその日の上演チケットが50%オフで買える。

人気なものは残ってないけど、この日買ったのは『A Chorus Line(コーラスライン)』。
16年前に大ヒットロングランを記録し幕を閉じたはずが、最近また復活したのです。

お芝居は、夢あり、涙あり、笑いありの、人生のストーリーテリング。
心に染み渡る力強い声。ミュージカルは笑いも感動も直球勝負だよね。そこが大好きなのだけど。

あと、やっぱり英語で見るのが一番いいね。

午後10時を過ぎて、あちらこちらの劇場から吐き出された観客でブロードウェイは人の波。
みんな嬉しそうで「ほくほく」してるように見えるのね。素敵なストーリー、ダンス、音楽で歓喜に満たされて、劇場から出てくる人、人、人。その波にもまれながら、ふと飲みたくなったもの。

ホットワイン!

家に帰ってつくりました。風邪もはやく治さないと。