Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

はや! 2/27 (日)

2005-02-28 15:10:22 | リュウガクジダイ
2月もあと1日でおしまい!!

金曜から日記のアップができませんでしたが、元気です。

金曜:
実習→水曜に行けなかった日本語レッスンのカバー→セントルイスに引っ越す友人のお別れパーティ→帰宅・・・覚えてない

土曜:
宿題しつつ週末モード→夕方から日本人の友人と会う→記録更新!明け方4時過ぎまでしゃべる→帰宅・・・爆睡

日曜:
午後から実習先での授業準備で図書館へ→クラスメイトと2人で一緒に準備→リーディングの課題→現在

あっという間に週末も終わっていく。

明日はいつもの自分の実習先じゃなくて、クラスの友だちが行っている小学校へお邪魔する予定。絶対に遅刻できないのでもう寝ます。

下に本の感想アップ↓

モリー先生との火曜日 2/26 (土)

2005-02-27 15:08:55 | リュウガクジダイ
Audio Bookというものがあります。CDタイプの本のこと。車社会のアメリカでは日本のように通勤電車で勉強したり本を読んだりできません。そこでアメリカ人は車の中で本を「聞く」のです。これによって運転しながらでも本を楽しめるというわけ。メジャーな本・小説はほとんどがCD版オーディオブックとしても売られています。

最近は"Tuesdays with Morrie"という本をずっと流していました(CD4枚組)。(邦題『モリー先生との火曜日』日本でもよく知られた本。)

この本、設定も感動的で、実際にあったストーリーということを強調し「感動させよう」「泣かせよう」としているところがちょっと見え見え・・・。また、タイトルのところに、The Life's Greatest Lessonと書いてあったりして、私はそういうおせっかいな「人生のレッスン」に辟易してしまう。愛や、家族、仕事、許しだのレクチャー本、自己啓発本は引いてしまう。

でも、でもね、
オーディオブックだったからか、とても良かったです。1字1句ページの上で文字を追う必要もなく、スーッと耳に入ってくる。「そうだよね」と頷けたり、「あ、そういう気持ち忘れてたわ」と何かを思い出させてくれたり、ラジオですごくいい話を聞いているような気分でした。

死に直面した老教授が、人生の様々な局面について、心に残る話、ことば、たくさん語っています。人生のこと、価値観、愛、いろんな話に自分を重ね合わせることができて、普段考えないようなことを考えるきっかけを与えてくれました。

すばらしいメッセージのいっぱい詰まった本です。出会えて良かったと思う本です。

でも、美しい話は、本当はこんなふうに本や活字にならないところにこそ存在している。人生で大切なことを教えてくれるのは、本や偉人のことばだけじゃない。無名な人々のなにげない日常の中にこそ、美辞麗句では語れない不器用な美しさがあるもの。
CDを聞き終わった後に私はそんなふうに思い、自分の普通な毎日をもう少し敏感に見直してみようと思いました。

しつけじゃない 2/24 (木)

2005-02-25 15:04:02 | リュウガクジダイ
さっきスーパーの駐車場で車を降りると、かなり不健康に太った両親と、2~3歳ぐらいの男の子が出てくるのが見えました。突然そのお父さんがかなり大声で子どもを怒鳴りつけたかと思うと、その子のお尻をバシッと叩いたのが見えました。勢いよく振り上がった手はもう一度その子のお尻というか背中を叩きつけていました。勢い余ってその子の体が吹っ飛んでスーパーの窓ガラスに叩きつけられているのを見ました。顔面から窓ガラスに突っ込んだので、鈍い音がしました。

私が硬直して一部始終を見ていたのに気がついたお父さんは、慌てたように「Oh!」とか言って私に笑顔を見せながら子どもを抱き上げて(私に背中を向けて子どもを前に抱えたのでケガがあったかどうか見えなかった・・・)その場を去って行きました。お母さんも一緒になって、そそくさと去って行きました。

これを書いている今も、ふつふつと怒りが込み上げてきます。

軽く叩くとかではなく、殴り倒すような勢いだったこと。勢いに任せるままにぶったたいていたこと。しゃれにならないほどの大声を出していたこと。そして、相手は2~3歳の無力な子ども。お母さんはカートに大量の食料(ジャンクフード)をつんでいた。だいたいから時間だって夜の11時を過ぎていた。信じられないくらいブヨブヨに太った2人の親と、虐待と。―何もできなかった自分と。

他人事と思えない。ものっすごい気分悪い。子どもがかわいそうだ。あの親も、別の意味でかわいそうな人間だ。どちらにも、ヘルプが必要だ。アメリカの常識で言えば、その場ですぐに通報できたのに。

ちくしょー。

あっという間の出来事だったから、しょーがない。今日は寝ます。

ふらり 2/23 (水)

2005-02-24 10:32:13 | リュウガクジダイ
遠い太鼓に誘われて
私は長い旅に出た
古い外套に身を包み
すべてを後に残して
(トルコの古い唄 訳:村上春樹)

端的に気持ちを記せば、 どっか行きた~い。

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今日は午前中大学で用事があったので実習はお休み。
夕方からはこの地区の「教育実習生の集い」のようなレセプションパーティがあって、実習先の指導教官と一緒に出席した。

いつものことだけど、こういうところにアジア人がいない。いつも、どこへいても、自分だけがたった1人のアジア人。でももう慣れた。

そういえば最初アメリカに来て今の大学のコースに入ったとき、自分が「たった1人の外国人」だったことにだいぶ苦労しました。それを望んで来たのに、ドキドキを通り越してオドオドしてた(笑)。

あの頃を懐かしいと思えるのも今あってこそ。

あ~、今夜やることがいっぱいある。どこかへ行ってしまいたい。でもコーヒーができたみたいだから(いい香りがしてきたー)、今からがんばります。

カサたたんでくれ 2/22 (火)

2005-02-23 10:54:17 | リュウガクジダイ
ルームメイトが雨に濡れたカサを乾かしています。
いいですね~。

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じゃなくて。


もー!いつしまってくれるんだろう・・・このカサ。

だってね、確か前に雪が降った日からのカサだから・・・と思って自分のブログで日にちを確かめたら、1月20日のことだったのよ。
1ヶ月以上たってるわぁ。

乾かしが足りないのだろうか。
それとも、これが中国人のカサの保管法なのだろうか。
待てよ、そもそも中国人はカサをたたまないのか?
―あ、一般化しすぎ?

わからん。毎日見てるはずなのに、なぜたたまないのか分からん。

この水色のカサがででーんとリビングに放置されているのよ。いつのまにか見慣れてしまって、今や、リビングの風景の一部になりつつある。いや、でもそれはおかしいでしょ。カサはたたむでしょ。だって邪魔でしょ。自分でとっととたたんでしまいたいのだけど、一方で、いつになったら彼女はたたんでくれるのだろうか・・・とひたすら待ってみる自分。ネタにしてみる自分。

次に雨が降ったら、このカサをさして行くのかな。広げてあるからラクだな。そしてまた濡れたカサをここにこうして置いちゃったりなんかして???

やっぱりこれが彼女のカサの保管法なのかしら。

eBayで本届く 2/21 (月)

2005-02-22 13:54:41 | リュウガクジダイ
オンラインで注文していた本2冊が届く。
1つはPsychopathologyの授業の宿題で必要な本。あげられていた文献リストの中から薄くて簡単そうで興味のあるものを選んだ。Only a Mother Could Love Him -My Life with and Triumph over ADDという本。ADD(注意欠陥障害)についての本だ。文献リストにあがっていなくてもPsychopathologyに関連する書籍なら何でもよし、と教授が言っていたので(単なる読書感想文的な宿題なんだし)、ちゃっかり日本で読んだことのあるドナ・ウィリアムズの『自閉症だった私へ』(原題を"Nobody Nowhere" Donna Williams)でもイイですか?と教授に聞いたところ、
「ん~、そんな古い本じゃなくて、新しい本を読んでほしいんだ」と言われてボツ。チェ

もう1冊は実習先で使おうと思っているKeeping a Head in Schoolで、LD(学習障害)の生徒のスタディスキルアップについて書かれた本。生徒向けに書かれていてわかりやすい。実習先で、5年生のLDの生徒達とスタディスキルグループを組むことになったので必要と思い購入。この作者の書いた別の本をアメリカに来る前に読んだことがあって、ものすごく興味を持ったのを覚えている。届いた本を手にとるまで気が付かなかったけど、またこんなところで出会うなんてね。

eBayで、半額またはそれ以下で買えた。スバラシイ。

今夜、授業でSchizophrenia(統合失調症←旧名を精神分裂病)についてやった。この不治の精神病で一生を苦しんで生きている患者さん達をビデオで見て、なんともいたたまれない気持ちになった。どちらかと言えば心理畑というより教育畑にいる自分にはあまりなじみのない話題だけれど、理解したいという気持ちも強い。社会からの理解ももっと必要だと思った(だから名前も変わったんだろうね)。

うわーん。
キーボード乱打でタイプしてますが、カレンダー見てびっくり。時間の流れがとても速い!来週はもう3月なのか!!はぇ~な~。

そんな日曜 2/20 (日)

2005-02-21 13:32:27 | リュウガクジダイ
今日は寒い日曜日でした。9時に起きて1日中リーディングと、明日提出の家族療法についてのペーパーを書く。

夜、近々ミズーリ州セントルイスへ引っ越す友人が、寮でタコスを作ってくれて一緒に食べました。アメリカ人にとって、タコスって手巻き寿司みたいな感じなのかなぁ。クレープみたいな生地のタコスに、レタス、トマト、チーズ、サワークリーム、ビーフ、チキン、ビーンズ、トーフ(!)、サルサなどなど、好きなものを入れてパクッ!

彼は最初は友達の友達という感じだったけど、みんなで一緒に夕食を食べに行ったり、DVDを一緒に観たり、学部は違うけどここ数ヶ月は仲良くしていたのでいなくなると寂しくなる。年収70,000ドルの仕事をゲットしていたのに(まだ24歳)、ずっと付き合っていた彼女がセントルイスに行くことになり、離れるのがイヤで、自分の内定を辞退して、これから彼女と一緒にセントルイスへ引っ越す。仕事もないのに、あっけらかんとしている。

まぁでもアメリカ人は本当によく「動く」。引越しに慣れているというか、新しい土地へ行くことに抵抗感がないというか。外国へこそあまり出ないが、州から州へはよく移動する。

今はテレビでNBAバスケットボールのオールスターゲームが進行中。日本にいた時バスケなんてほとんど見なかったのにね。あのスピード感が好きです。

そんな日曜の夜。明日は実習に行かなくてもいい日です!大学で授業が2コマあるけど、実習がないだけでとてもラク!!

女3人集まれば 2/19 (土)

2005-02-20 23:55:43 | リュウガクジダイ
夕方から日本人の方と夕食会。日本語の心地よさと週末の解放感からか、気付けば朝の3時半!

1人はうちの大学で日本語教師をしている方、もう1人はひょんなことから知り合いになって仲良くさせてもらっている主婦の方。年齢が近いせいもあり、女3人集まれば・・・という感じで、おしゃべりが続く。

ほんと人生は色々ね~。留学生であるとか、院生であるとか、教育専攻だとか、そういうことは私という人間の付随事項に過ぎないと思いました。まず人として、女性としてどうありたいか、そんなことを考えた夜でした。

(いや別にそんなテーマで話をしてたわけじゃないんだけどね、なんとなくそう感じました。)       楽しかったー!!

ちびギャング 2/18 (金)

2005-02-19 15:05:24 | リュウガクジダイ
今日の夕暮れ時のMerchant's Sq.(大学前)

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1週間が終わった―。金曜夜でせっかくパーティがあったのに、パスしてくつろぎモード。明日も出かけるので家で宿題をしてました。

今日はまた幼稚園生とグループワーク。I君は昨日も教室で暴力を振るい、途中で家に帰らされた。新たにJ君が私のグループに加わることになり、やっぱり!って感じ。教室で見かけて多動ぶりが気になってたので。

You need to line up! (整列して!)
Straight! Walk! (まっすぐ! 歩く!)
No talking!(しゃべらない!)
○○! Where is the line? (○○君!列はどこだと思ってるの?)
Where do you think you are going?(ちょっと、どこへ行くつもり?)
Who is the leader? (先頭は誰?)
If you run, you gotta come back and walk again! (走ったらもう一回ここからやり直しだよ!)


まったく何かの軍隊かよ。
幼稚園児をそれぞれのクラスからカウンセリングオフィスへ誘導する間の廊下で、これだけのことをくり返し注意しなければならず、迎えに行くだけで疲れました(マジ)。指導教官は見ているし、廊下を歩かせる時は必ず列を作らなければならないという決まりがあって、それを守ろうと必死な私の気持ちは露知らず、ちびっ子達は走る!騒ぐ!乱れる!踊る!ジャンプする!

メンバーを1人1人ピックアップしている間も、あっちへフラフラ、こっちへフラフラ、5人揃って「よし行くか」となったらスタコラサッサー!!って走り出したらもう止まらない(オーノー!)、多動児たち。

Stop!! I said "S T O P!"
とyellしてようやく、ピタっと止まってこちらを振り向く。はい、全然悪気なし。

幼稚園や小学校低学年の先生達はすごいなぁと思いました。日本で学級崩壊という言葉があったけど、私にとって小学校は未知の世界だったので今こうして小さなギャングスター(?)に対面して初めてその大変さを実感。

5月までできることはやろう、そして彼らから、私も学びたいと思います。


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私の英語ってさ、もしかしたら日本でカタコトの外人さんが、
「チョト、シズカニ シナサイヨ」とか
「ソンナコトシチャ ダメ テ イテルジャナイカ」とか言うのに近いのかな(爆)。ウケる~(笑)。
はい、もそっと流暢になれるようにもがんばります!

おしぼり 2/17 (木)

2005-02-18 14:24:30 | リュウガクジダイ
朝ごはんにパン、コーヒー持って授業へ。ランチにツナサラダとベーグル、午後の授業中もスタバコーヒーを飲み・・・。夕方には「あ~日本食が食べたい。」

今ちょうど友人の彼がメイン州から遊びに来ていて、今日一緒にディナーに行こうということになっていたので、Japaneseにしようよと提案。その彼のおごりで(yay!)お寿司を食べに行ってきました。イカのすがた焼き、シューマイ、カキフライ、海草サラダ、お寿司はひらめ、はまち、マグロ、サーモン、海老、ほっき貝、あなご、イカetc...美味しかったです。―え、食べすぎ?帰宅後、満腹で動けず。

ちょっと感動したのは、その日本食レストランでおしぼりが出されたこと。
アメリカでは普通のレストランやカフェではおしぼりなんて絶対に出てこないんですよ。紙おしぼりも見かけないし、サンドイッチとか手で食べるのに不衛生ですね。ここ1年半、とんとお目にかからなかったので久々に見て「オオ~!」と思わず感動。

寒~い1日だった今日、冬の熱いおしぼりって嬉しいな~と心底思いました。受け皿にのった真っ白いタオルおしぼりは、日本ならではのおもてなしの心を思い出させてくれました。

友人と彼は仲良く熱燗(hot sakeはアメリカでも知名度はある、好みは人による)。2人がアツアツなんだな、これがまた。そういえば今日は父の誕生日(おめでとう!)だと言ったらその分も乾杯してくれました。つかの間、幸せなひと時でした。