Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

デイケアの影響

2017-01-18 17:22:20 | 育児: 1歳~

「こぼしちゃった、こぼしちゃった!
タオルー!
ふきふきするー」

お店やさんの床にペンキのしみを見つけて、
あたかも自分がこぼしたかのように振る舞う息子。

なんなの??
なんだかもう大興奮で、

「ばっちぃー、ペインティング。
あ、踏まないで!」だって。
この、乾いたペンキのしみに5分ぐらいくいついてましたよ。
ペイントが床にこぼれてる、っていうのが息子にとって大事件らしい。
うちでは絵の具とかやったことないから、
きっとデイケアでこういう出来事があったんだろうなぁと思いました。

デイケアでは言葉を覚えるだけでなく、
生活のなかのいろんなことをひととおり覚えてきます。
こぼしたら拭く、外から帰ったら手を洗う、ごみは拾う、などなど。
いつのまにかできるようになっているので驚きます。

英語のほうも、
Don't do that! (それしないで!)とか、
Are you okay, mama? (ママ大丈夫?)とか。

パパがピザをオーブンで焼いてると、
It's my pizza!(これぼくのピザ!)とか言うし、
最近英語が上手になったか?

昨日は私がごはんを食べてるところに寄ってきて、
私の髪をぐいぐい引っ張り(私の頭が揺れるくらい)、
顔を寄せてきながら、

Hey hey hey, what are you eating?
(やい、やい、やい、何食べてんだよ?)とすごく意地悪そうに言うのです。
これにはびっくりしました。
たぶんデイケアでこんなこと誰かにされてて、
それを家で再現してる感じです。
大丈夫か?心配になりますね。

デイケアにいた日本人の先生がマタニティで産休に入ってしまったので、
代わりの先生がいらっしゃったのですが、
中国人の先生なのです。
息子のクラスにはもともと中国人の先生がすでにひとりいたので、
今は中国人の先生ふたりになり、
息子が日中に日本語に触れる機会がゼロとなりました。。
息子は中国語はわかるけどあまり自分からは話さないし、
同じクラスの子達は英語を話すので、
そのせいで最近は英語がどんどん出てくるようになりました。

あー、もっと日本語の本読んであげよう。

息子にとってデイケアは1日のほとんどを過ごす場所。
いろいろ吸収してきますね、
いいことも悪いことも。


---



写真は週末のお散歩。
オークランドを歩きました。ボードウォークとか、スロープになってるところが大好きで何回も行ったり来たりする人。

同僚の旅立ち

2017-01-15 07:17:22 | 日常
ボランティア時代も含めて7年一緒に仕事してきた同僚が、
改めて話があるというので何かと思ったら、
来月で退職するとのこと。
来週のチームミーティングでボスから発表があるけれど、
その前に個人的に伝えたかった、と。

びっくりした。
それも2人も同時に。

彼ら、一緒に新しいビジネスを始めるのだそう。
同じミュージアム業界で。
それぞれが前からそんなこと話してたのは知ってたけれど、もっとずっと先だと思ってた。
しかも2人一緒にやるなんて、予想外。
あと数年は一緒に仕事ができると思ってただけに、
急展開を見せたこの成り行きに動揺が隠せません。

もちろん、応援している。
でも本音はとーってもさみしい。
彼らが職場を去ることが。



ボス+6人、というメンバーでずっとやってきて、
それぞれ守備範囲って決まってないけど、
サイエンス、アート、テクノロジー、エデュケーション、、、
プロジェクトごとにみんながみんないろんな役割を担って、
このチームでやる仕事が大好きでした。

そして、何でもすぐに取り掛かる、やってみる、つくってみる、の精神を、
いちばん持っているのが彼ら。
昔から MITメディアラボで言われている、
"Demo or die! "
「(アイデアがあるなら)デモをして証明してみせよ、
さもなくば、死を!」
という精神を地でいくような2人。

2人が辞めるってことは、
私たちのチーム、残された4人で、、、
どうしようって思ってしまう。

きっとボスがどこかからいい人を引っ張ってくるよ、
新しい人を雇うから大丈夫でしょ、
なんて言われたけど、
いないよ、誰もあなたの代わりなんてできないよ、と言った。
もちろん、
クリエイティブで仕事ができて有能な人、
他にたくさんいるのは分かってるけど。
ずっと一緒にやってきた、
今のチームのままでいたかった。

でも、もう決めたんだって。
大きな組織を離れて、自分の力だけでどこまでできるのか、
やってみたいのだと。
そして、ある程度ミュージアム業界で経験も積んで、
こどももいない、今がそれをやってみるチャンスなのだと。

なんの後ろだてもなくて、なんの財政支援もなくて、
あるのはアイデアと工房代わりのガレージ、そして人脈だけ。

そうやって未知の世界に漕ぎ出していく彼ら。
まだこのニュースを聞いてすぐだから、
正直、私は全部消化できてない。
聞いた直後はやっぱりさみしい思いが強くて、
なんで?
ずっと一緒にやってきたよ?
去られることでチームが変わってしまうのがいやだ、
とか、
かくかくしかじかのプロジェクトはどうするの、
なんでこのタイミングなのと、
自分の好き勝手なことを言って、、、苦笑
一晩寝て、
また2人と話して、
泣いたり笑ったり、あぁでもこれは、
残されるうちらもさみしいし不安だけど、
彼らは本気でこの一大決心をして、
それがよかったのかわからないけど、
このままこの、
なんの申し分ない職場で comfortable zone にいるよりは、
組織を出て、unknown に向かいあって挑戦する、ってほうにやりがいを見いだしたんだな、
ってことは分かった。
未知だからとても怖いけど、
being comfortable with the unknown なんだって、
よくわからない未知のことでもなんか大丈夫って思えるのだそう。
同僚としてこれはもう、
サポートして、応援して、がんばれって、言うしかないね。

彼らが抜けることで、
これから大きな変化があるでしょう。
今回のこと、
まだうまく言葉にならないいろんな感情があります。
週があけて、ニュースがみんなに知れ渡り、
彼らがいなくなることが公の事実になったら、
まわりの人があれこれ話し出したら、
またいろんな思いが湧き上がってくるんだろうな。

2017年。
どうなるんだろう。

今年は運動しよう

2017-01-11 02:49:56 | 育児: 1歳~
今年は運動しようと思います。

妊娠〜出産〜育児中の今を含めて、
かれこれ2年半以上にわたって、
まっっったく運動をしてこなかった私です。

仕事と育児、家事で精一杯で、
つかれてるのにさらに運動なんてできない、と思っていました。
運動したい気持ちもサラサラなくて、
フィリップがジム行ってくれば?と私に言うたびに、
別に〜、、、という感じでした。

でも来るんですね、身体を動かしたくなるときが。
ある時無性に身体を動かしたくなって、
ふらりとアパート内のジムへ行って1時間。
20分ぐらいでぶわーっと汗が出て、
その感覚も久しぶりで心地よくて、
まる1時間ジムでエクササイズしたら、
疲れるどころかリフレッシュしました。

たぶんそれまで疲れてると感じてたのは、
メンタルな部分が大きかったかも??
フィジカルに爽快につかれた後はぐっすり眠れたし、
食欲も出たし、とても気分がよくなりました。

それで週末は2日続けてジムへ行って、すごく体調がよいので、
今年は運動を取り戻そう!と思っているところです。
アパート内にあるジムだから近いし、
息子がいても、
フィリップに「1時間行ってくるねー」と言うだけで、
快く送り出してくれるのもありがたい。

2年半まったく運動してこなかったブランク、
基本的な体力を今年は取り戻さないと。
ダイエットとかでなく、基礎体力。
適度な運動。

こんなことが新年の抱負になるなんて、
歳をとりましたね。。
まずは週末2日のジムから、
三日坊主にならないようにここにも書いておきました。

---

運動きらいな人がここにもひとり。
雪野原を前に固まるおチビさん(昨年末のLake Tahoe にて)

年明け、雨、雨、雨

2017-01-08 17:22:41 | 育児: 1歳~
【1歳11ヶ月】
2017年があけてはや1週間。
仕事始めは3日でしたが、3日も4日も雨でした。
憂鬱な通勤、、、、。

バァバは元旦の日に日本へ帰りました。
バァバがいなくなるというのを分かってもらうために、
パパと息子とみんなで空港へ見送りに行きました。
自分でバイバイすれば、帰ったことがわかるだろうと思って。
おチビさん、悲しむかな?と思いましたが、
まだそういう感情ははっきりとはないみたい。
ちゃんとバイバイしてたし、
言葉でも「バァバ、バイバイした」と言ってたし、
まぁその日だけは「バァバー?」と家に帰ってから探すような素振りがありましたが、
翌日からは大丈夫でした。
バァバがいるあいだは毎朝起きるとすぐ
「バァバのとこいくー」と早々にベッドを抜け出してバァバのいる部屋に行こうとしてたので、
バァバがいなくなった日にそれをやられたらどうしようと思っていましたが、
ちゃんと分かっていたのかそれは言わなかったです。
そのかわりに、
「バァバ、ひこうき のって いっちゃった」と言っていました。
はー、分かってるんだ、、、ちょっと感心しました。


バァバがいる間、電車やミニカーのおもちゃでたくさん遊んでもらいました。
電車のレールがないので、ダンボールでトンネルを作ったり、駐車場を作ってあげたりしました。

バァバがいたので日本語のボキャブラリーもまた増えたし、
「いっしょに あそびましょう」
「ママ やってごらんよ」
「でんしゃ のぼれるかなー?」
「バァバ おいで〜」
とか、私たちが使ってる言い方をそのまま覚えるので、やや女性っぽく聞こえます。
1歳の息子に「さぁ ママ やってごらん」なんて言われるとなんかおかしいですね。

英語もぼちぼちです。
私に向かって Come here! とか。
自分のもの、という主張は英語で言うことが多いかな。
My pants!
My train!
My hair!
Don't push! (押さないで)とかも。
デイケアでそうやって戦ってるのかな。

今のところ、
日本語 > セルビア語 > 英語 > 中国語
という順番でありがたいことに日本語がいちばん上手です。

そろそろ2歳になるし、
テレビ番組やDVD、YouTube など、日本語で見られるものを見せようかなーと思います。

---

週末もずっと雨なので、おとなしく過ごしています。


図書館へ行ったり。


初めて Bart という電車に乗せてあげました。
たった2駅ですが。
息子は駅のホームからワクワクで、
電車が入ってきたときは、
「でんしゃ きた!でんしゃ きた!」
と、もう大興奮でした。

明日から月曜、また雨なんだそうです。
憂鬱ですが、今月はボストン出張もあるし、
(出産後ずっと避けてきた出張、今回は行こう!と思いたって。)
さ、がんばろうーっと。