Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

レイオフ第1ラウンド

2020-03-31 22:42:02 | 育児: 5歳〜
今日私の職場で一斉に、解雇、時短、
または一時解雇の通知が出されました(ニュース記事)。
全スタッフのうち85%が何らかのインパクトを受けました。

奇跡的に今回うちのグループは大丈夫でした。

上層部のマネージメント層の給料の何%かをカット、
それから、特にフロントライン(チケット販売や売店スタッフなど)、
フロアスタッフは大きな傷を負いました。

数年前だったか、
前回うちの職場でレイオフがあった時、
そもそもマネジメント層やリーダーシップの不手際でそうなったので、
切られていく人達を見て本当に心の底から怒りを覚えました。

でも今回は違う。
誰のせいでもないのに、
誰も悪くないのに、
レイオフが起こる。

怒りの持って行き場もありません。
今、こうしたレイオフがアメリカ中で起きています。

私自身、今回のレイオフでは何の影響も受けなかったけれど、
パンデミックが長引けば、レイオフ第2ラウンドもくるだろうと思います。
そのときは無事でいられるかどうかまったくわかりません。

たった3週間前まで、
普通に生活をしていた私たちです。
それが瞬く間に急転直下。
これ、どこまでおちていくんだろう。
まだ底が見えません。

ニューヨークとの差、これからの日本も心配

2020-03-26 22:33:06 | 育児: 5歳〜
サンフランシスコに屋内退避命令が出たのは3月17日でした。
その週から私たちの「軟禁生活(?)」が始まったのですが、同じ週にニューヨークはまだロックダウンは始まっていませんでした。学校は休校になり、レストランやバーを閉める要請は出ていたけれど、外出禁止令はまだだった。結局、ニューヨークに外出禁止令が出たのは、サンフランシスコから遅れること5日、3月22日のこと。

わずか数日遅れただけで、今やこの差(青がベイエリア、赤がニューヨーク)。
サンフランシスコならびにベイエリアの外出禁止令のタイミングはアメリカで初のことでショッキングだったけれど、間違ってなかったんだなーと今思います。

これほどまで「政府」の必要性、カリフォルニア州知事やサンフランシスコ市長のリーダーシップを心強いと思ったことないですね。

とはいえ、まだまだ暗いトンネルの中、出口は見えてこない。
ロックダウンはたぶんあと6週間ぐらい続くと思う。
どうかこのまま引き続き市民が引きこもってくれますように。

イースターまでにロックダウンを解除するなんて無責任なことを平気で言うどこかの大統領ことはどうか誰も聞きませんように。

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それから日本のことも心配です。
ちなみに、アメリカのコロナ関連のニュースで日本が語られることはあまりありません。コロナ封じに成功したと引き合いに出されるのはいつも中国、韓国、台湾、シンガポール。日本は地味にがんばっているはずだけれど、日本の情報はあまり入ってこないので不思議でした。

調べてみたら、日本はクラスター対策という方法で、ピンポイントで感染の連鎖を追い、クラスターが次のクラスターを生み出す連鎖をモグラ叩きのようにつぶすことに尽力してた模様。大阪のライブハウス、とか、北海道の雪まつり、とか、クルーズ船とか、感染を特定しやすい場所やイベントがあったおかげかもしれないけれど、その日本独自の方法がたぶんこれまで成功していたのね。握手やハグの習慣がないとか、ほぼ全員がマスクをしているとか、そういう日本の文化もたぶん感染者数を低く抑えることに貢献してたと思います。

特別に厳しい措置もなく、日本は、学校は休校になったものの、学童はやっているというし、ショッピングモールも、スーパーも、レストランもみなオープン。もうここ2週間近く、家族以外の人と2メートル以上近づいたことのない生活をしている私からすると、うらやましい限り。リモートワークも推奨されているとはいえ、強制はされていない様子だし(いまだに満員電車だし)、桜の開花とともに、もうコロナの緊張感も緩和している雰囲気??

飲み会や花見で人が集まっている様子を羨望の眼差しでみていたのですが、、、でも、本当に大丈夫なの!?と思います。

あの人出をみていると、感染に気づかない人たちによるクラスターがあちこちで発生してもおかしくないし、そこから指数関数的に感染者が増えて大規模な連鎖もありえます。せっかく世界の誰もやっていない日本式の対策で奇跡的に感染者数を低く抑えることができていたのだから、どうか気をゆるめずに。

アメリカからヒヤヒヤしながらみています。
心配です。

これはマラソンか

2020-03-22 16:37:10 | 育児: 5歳〜
【5歳1ヶ月】
街じゅうがロックダウンなのでいつもフィリップと息子と3人です。
家族や同居人との散歩は許可されているので、
昨日はバークレーの自然公園 Tilden Park へ行ってみました。
行ってみてびっくり、いつも以上に人がいる。
いくつものハイキングトレイル、湖、サイクリングロード、
ピニックエリアなどを擁する広大な Tilden Park.
この時期みんなが考える Social distancing の格好の行き先なのでしょう。

広大な公園なので他人との距離が近くなることはないですが、
(他人との距離を2〜3メートル保たなければいけない)
それにしてもちょっとねぇ。。
思った以上に人がいたので私たちは早々に帰って来ました。

(「もっといた〜い!」という息子を言い聞かせて)

今のアメリカ。
ワクチンも特効薬もないので、
コロナウィルスを完全に封じ込めることは不可能です。
できることは、ただ1つ。
アメリカのヘルスケアシステムが対応可能なレベルに、
常に重症患者数を抑えておくこと。
そのための外出禁止令。

これをやらなければ、
大勢の人が一気に感染してスパイクが高くなり、
イタリアのように医療崩壊が起きる。
それはなんとしても避けたい。

それよりは、少しずつの人が長期に渡って感染したほうが、
医療システムが扱える程度の患者数に留めておける。
つまりアメリカは今時間稼ぎをしているわけです。
重症例が常に医療キャパシティの範囲内に収まるように、
ほそーく、ながーく、一般市民はSocial distancing を守りつつ、
ウィルスの拡散スピードをスローダウンさせなければなりません。
その間に迅速なワクチンなり特効薬なり、
より優れたテストキットの開発が望まれています。

でもねぇ。
巷ではこれが数ヶ月続くんじゃないかと言われています。
私たちの仕事、経済、教育、これからどうなるんだろうと思います。

これは、今まで誰も走ったことのないマラソンだね。
不気味なマラソン。
メンタルがやられないように気をつけよう。

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トイレットペーパー、ようやく手に入りました!
他人との接触を避けるため、買い物にいく頻度も週に1度にしているのでもっと前からあったのかもしれませんが、ずっと空っぽだったトイレットペーパーの棚に、どっさりと品物が入荷されていました。ひとり1パッケージ、というお店からのルールのおかげで、11時ごろでしたが(開店からだいぶ時間が経ってても)余裕で買えました。

いまだ買えないのはパスタですね。
息子がバターとパルメザンチーズのかかったシンプルなパスタが好きなのでいつも家にあったのですが、もう底をつきました。パスタはどこでも人気のようでここ数週間ずっと見当たりません。たぶん開店前から並んでいれば買えるのかもしれないけれど、うちはそこまでしたくないのでふつうの時間に行ってなければないで仕方ないと思うことにしています。

お米があるから大丈夫。

息子の唯一の楽しみ ー ビデオチャット

2020-03-21 13:16:06 | 育児: 5歳〜
【5歳1ヶ月】
あいかわらず休校ならびに外出禁止令が出ているため、
家に軟禁状態の息子です。
習い事も全て休止、
お友達と会ったり、家へ招いたり、
公園で遊んだりすることができません。
(ひとりで自転車に乗るのはOKだけど、遊具で遊ぶのがダメ)

Social distancing(他人との接触を避ける)が推奨されているので、
同年代の子どものつながりがすべて遮断されてしまいました。
息子はひとりっこなので、
遊び相手話し相手はママやパパしかいない。

そんな息子に新しい楽しみができました。
それは大親友のお友達とビデオチャットでバーチャルに会うこと。

果たして5歳児どうし、会話が続くのだろうかと疑問だったけれど、
今週だけで3回も、毎回1時間以上もビデオチャットしていました。

息子はバーチャルであっても大興奮!
自分のおもちゃを見せたり、
おもしろい顔をしたり、
お互いにつながっていることがただ嬉しくて、
画面につぎつぎとお互い興味のあるものを持ってきて見せ合っているのです。
悲しい話は少しもしません。


初めてビデオチャットをした次の日から毎日、
「ね、今日も○○くんに電話してね!おねがい!」
と頼んでくる息子。

ビデオチャット中はほんとうに楽しそうなのです。
ゲラゲラ大笑いして、双方の親達が「もう遅いから切るよ」というまで、
ずーっと話しています(というかまともなことは話していないのですが)。

月曜日の外出禁止令から始まり、
火曜日の州知事の「学校は来年度(9月)まで開かない」発言から、
私たちはこれが長期戦になることを思い知らされ、
ため息ばかりの1週間でした。

でも、オンライン、バーチャルであっても、
息子が「心の友」と呼ぶお友達(笑、ドラえもんの見すぎですね)
とつながる時間が持ててありがたいです。

Schools closed for the rest of the school year !?

2020-03-19 10:10:29 | 育児: 5歳〜
【5歳1ヶ月】
ここ最近、日ごとにショッキングなニュースが入ってきます。
火曜日の夜入ってきたのは、カリフォルニアの州知事が会見で
「カリフォルニアの学校は今年度が終わるまで(6月まで)ずっと休校だろう」と言ったこと。

ショック。

息子は今100%日本語の幼稚園へ行っていて、
6月に卒園、9月から公立の Kindergarten へ行くことになっています。
今までまともに英語も喋ったことない息子。
この秋から普通のアメリカの公教育へ入ることで環境が大きく変わるので、
日本語の幼稚園卒園は大きな一区切りとしてちゃんと迎えてあげたかった。

でも今年度いっぱい学校があかないということは、
息子はこのまま、3年間通った幼稚園へ戻ることもなく、
勝手に卒業させられるってことか?

悲しすぎる。

こんなことは知らない息子。
今回の春休みまでの一時休園だって、
コロナウィルスのせいで、ということは知っているけれど、
またすぐ普通に幼稚園にいける、と思っている。

今日いっしょに洗濯物をたたんでいたら、
息子の幼稚園のランチマットが3枚あって、
それを丁寧にたたみながら、
「ママ、これ1枚はぼくのバックパックにもう入れておくね!」
と言いながらいそいそと、“次の登園日”の準備をしていた息子です。

それを見ながら私は何も言いませんでしたが、
「次の登園日」なんて来ないかもしれない、、、と思ったら、
悲しくなりました。

幼稚園での夢もたくさんみているようです。

「ママ、今日ぼくが見た夢はね、
○○と、XXと、いっしょに、
幼稚園のおにわでリモコンカーで遊んでたら、
その車が教室に飛び込んじゃってそれで、、、(云々)」
とほぼ連日、幼稚園に行ってる夢をみた、と話してくれます。

はぁ〜。

ため息しかない。

自分のこんなプライベートなことは、
今世界で起こっているパンデミックとは全然スケールの違う話なので、
アメリカで今、人が何人生きて、何人死ぬか、という話をしている時に、
こんな小さなことで落ち込んでいてはいけないと思います。

株価は大暴落、商業活動が停止し、学校は休校になり、アメリカの労働者の約5人に1人はすでに解雇されたか時間短縮を強いられています。でもおそらく多くの人々はこれが「一時的(1〜2ヶ月)」だと思っていたふしがありました。

しかしながら火曜の夜に聞いた「今年度いっぱい学校は開かないだろう」という知事の発言(+その他日々入ってくる様々なニュース)は、いや、これはこれから始まる数ヶ月〜1年以上にわたる長期戦の序章に過ぎないんだと知らしめたのでした。

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近所の森へ。
いつも一人遊び。

Shelter in place(屋内退避)が始まった

2020-03-17 17:02:40 | 育児: 5歳〜
【5歳1ヶ月】
昨日の月曜日、サンフランシスコおよびその周辺域ベイエリアおよそ670万人の住民に4月7日までの屋内退避命令が出ました。緊急時を除いて外出禁止。ただし病院へ行く時や食料品の買い出しはオーケー。それ以外の不要な外出は処罰の対象になるらしい。

食料品スーパーやガソリンスタンド、薬局、金物(道具)屋はオープン。レストランはデリバリーやテイクアウトのみオープン。病院、警察、消防署、公共交通機関は動いてます。ただ、それ以外の仕事はすべて Work from Home で行うか、一旦休止することになります。

中国の武漢であったロックダウンよりはゆるい感じです。でも突然のアナウンスだったので驚きました。アメリカ政府としては、イタリアの二の舞になりたくないので、早め早めの対策で少しでも worst case scenario(最悪の事態)を避けたいのでしょう。

この時点で私のグループはみなすでに在宅勤務に切り替わっていたのですが、それでも私は必要な道具があったらちょくちょく職場へ取りに行けばいいや〜と思っていました。でもこの命令によって、職場のミュージアムも建物を完全にシャットダウンするとのことで、スタッフであっても入れなくなると知り、知らせを受けてから慌てて職場へ必要なものを取りに行ってきました。4月7日まで、けっこう長いので、ある程度家に材料、機材が必要ですから。

(で、そんな時に限って私の車が故障!バッテリーかと思ったけど、そうじゃない。キーにまったく反応しない。フィリップに見てもらったけど、レッカー車か牽引が必要なレベル。でもこんな時にメカニックが来てくれるはずはない。自宅の駐車場に停まっているので、これは Shelter in place が終了するまで、放置になる。)

代わりにフィリップの車を使ってサンフランシスコの職場まで荷物を取りに行って来た。閑散として道が空きすぎていて、20分で到着。その帰りに、4軒ほどスーパーやドラッグストアをまわったけど、やっぱり今日もトイレットペーパーが買えなかった・・・。我が家、トイレットペーパーあと9ロール。ちょっと心配。必要以上に買い占める迷惑な人たちは、日本だけでなくここアメリカも同じ。

そんなわけで息子の幼稚園休園ウィークの初日であった月曜日は、昼からのこのShelter in placeの命令のおかげでてんやわんやとなり、せっかく息子のために1日のスケジュールを一緒につくったのだけど、その通りにはぜんぜんいかなかった。

ちなみに新型コロナウィルスの影響で休校になり家にいるこどもの面倒をみなければいけない場合は病欠、あるいは政府からの Unemployment Insurance が使えるそうなので当面は仕事を「休み」にすることもできます。例えば私は今週は2日間は「病欠」でがっつり息子と遊ぶ日としていて、3日は在宅勤務としています。


ずっと一緒に居られるのでゆっくり朝ごはんにクレープをつくったり。




1日のスケジュールをつくったり。
朝にすこしひらがなのお勉強の時間があったり、午後にものづくりや工作のじかん。1日に2回外遊び、散歩の時間があります。こんなふうに1日を過ごせれば理想的だけれど、なかなかそうはいかない。

私のまわりの家族たちは、social distancing(人混み、他人との接触を避ける)をみな守っていて、学校が休みでこども達が暇を持て余しているからと言ってプレイデート(お友達と遊ばせる)をしている親はひとりもいないです。みな割と真剣に捉えて、家族だけで過ごしているように思います。


息子、ひとりで遊ぶ。
アパート敷地内でチョークで絵を描いたり。

まだ1日目なのでなんとも言えませんが、逆に Shelter in place でよかったことは、一日中家族とずっと一緒に過ごせること。パパと息子は夕方にのんびり長風呂を楽しんでいます。セルビアの義両親は、なんのトラブルもなく無事にベオグラードの自宅へ帰り着いたとのこと。これから2週間は自己隔離だそうですが、無事について何より。

私たちの仕事、生活はこれからどうなるのでしょう。
チームでこの夏のために企画していた大きな特別展があるのですが、それもなんとなく雲行きがあやしくなってきました(ため息)。

今飛ぶか、待つか ー 義両親の葛藤

2020-03-15 12:24:00 | 育児: 5歳〜
先月うちに滞在していたセルビアからの義父母達。

2月末日にマイアミの義姉のところへ移動。

彼らからすると、今回のトリップはアメリカに住む息子(フィリップ)と娘(義姉)、そしてそれぞれの孫に会いに行く大旅行だったわけだけれど。。

結果、世界はこんな大変なことになってしまい、来なければ良かったと言っているそう。(2月前半、アメリカはまだまだ呑気な風潮でしたから、私たちも止めることは全然考えてませんでした)

今、まだマイアミに滞在中で本当ならもう少し長く居る予定だったらしいけれど、明日、いよいよもうセルビアに帰ることにしたということです。

でもフィリップも義姉もとても心配しています。
2人とも、75歳ぐらい。
帰る経路は、マイアミ〜アムステルダムまで9時間、アムステルダム〜ベオグラードまで2時間。
ただでさえ高齢であることはもちろん、飛行機内でのウィルス感染の可能性、空港でのひどい待ち時間(アメリカ中の空港でコロナウィルスのスクリーニングに手間取って税関などで何時間も待たされているらしい)など、懸念事項がたくさんある。

マイアミにもうしばらくいたらいいのに。

と聞いてみるも、
マイアミもひどいらしい(数的にはカリフォルニアのほうがひどいけど)。
マイアミは市長さんも感染したし、もともとヨーロッパからの観光客が多い土地柄。毎日感染者がどんどん増えている。

家でじっと大人しくしていると言っても、マイアミの義姉宅は、義姉夫婦と8歳の姪ちゃんがいるし、彼らが外からウィルスを運んでくるかもしれない。

義父母からすれば、セルビアに帰れば多少は落ち着いた生活環境が待っている。感染者数はセルビア全体で20人くらいらしいし、もし何か病院にいくことがあっても医療費はかからない(アメリカに残って病気にかかったら医療費がバカ高くつく、というのも早めに帰りたい理由みたい)

問題は、そこにたどり着くまでの苦労とリスク。
20時間近くかかるかもしれないリスキーな移動。完全防備して、マスクして、ゴーグルして、食べ物も自分達で持参して、、、って言ってるけど、大丈夫かなぁ。その心労を考えると、私達も胃がいたみます。

本当に心配です。
ただでさえ心配性のフィリップもこの件で眠れないほど心配しています。

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最近の息子。

大変なとき

2020-03-13 16:31:24 | 育児: 5歳〜
【5歳1ヶ月】
新型コロナウィルスの拡大に伴って、
毎日情報がドラスティックに変わり、
私たちの生活がそれによって大きく揺れています。

水曜日:
同僚2人がオランダへ向けて出張。夕方のニュースでトランプのローロッパからの渡航を禁止とするというアナウンスあり。

私のボスはそれを聞いてすぐに同僚2人に連絡。2人は別々の飛行機をとっていたので、ひとりはボスからの連絡を受けて飛行機が離陸寸前に飛行機から降りることができた。でも、もう1人はときすでに遅し、もう離陸してしまった後だった。

サンフランシスコ空港で、ヨーロッパ行きの離陸寸前の飛行機から降ろしてもらうって、、、どんだけ稀なこと?聞くところによると、4-50人の乗客がトランプの発表を聞いてすぐに飛行機から降りたらしい。

でもその後にこの Travel ban(渡航禁止)は「アメリカ人」や「アメリカに永住権のある人」には適用しないというニュースが流れてきて、なんだ、だったら同僚ふたり(アメリカ人)はあてはまらないじゃん、、、情報が錯綜してて余計に混乱。でもこんな不安定な時にヨーロッパ出張は行くもんじゃないってことで、アムステルダムに着いてしまったもう1人の同僚もとんぼ返りしてくることに。

この日はこのトランプの発表でアメリカじゅうがショックを受けた日。

木曜日:
コロナ騒動が起きてから、「ハンズオン」「五感を使った学び」をうたう我がミュージアムからは、ビジターが触ったり匂いをかいだり覗き込んだりする展示物のほとんどがフロアから姿を消した。そして、この日に我がミュージアムも一時的に閉館というアナウンス。期間は今月末までと言っているけれど、4月いっぱい続くんじゃないかなぁと思う。

金曜日:
息子の通う幼稚園も休園にするという発表が。期間は春休みが終わるまで。でもこちらもそうそう早くは収まらないだろうね。今週スーパーマーケットは激混み。棚はほぼすっからかん。

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仕事はほとんどが Work from Home に切り替えられました。私の仕事は実際に手を動かして何かをつくったり試したりするのと、書き物などのデスクワークと半々のハイブリッドなので、家でできることは限られている、、、。しかも来週からは息子も休みなので、在宅でどれだけ仕事ができるのか、大いなる実験だ。

日本の実家の同じ町内でも感染者が何人か出たらしいし。ここバークレーも、すでに感染者いるし。日本は封じ込めに成功している方だというニュースも聞いています。

北イタリアの医療崩壊の惨状を見聞きするにつけ、同じことがここアメリカでも起きるんじゃないかと今から不安です。大変な時だ。