Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

面談がありました

2017-12-22 17:05:45 | 育児: 2歳〜
【2歳10ヶ月】
冬休みに入る2日前、息子の通っている幼稚園で校長先生と担任の先生と面談がありました。要件は、"Three years old expectations"「3歳児に期待すること」で、その頃に先生の1人から息子がジャケットを自分ひとりで着られない(ファスナーができない)と言われてたので、親としては、息子が幼稚園でうまくやっていないんだなぁーと薄々感じながら臨む面談となりました。あれもできない、これもできない等、色々言われるのかなと恐れてたんですが。

いざ行ってみたら、恐れていたほどの展開にはならず、先生の話のすすめかたに少し感心しました。

まず、席についたら、冬休みがあけたら歳下の子たちが数人クラスに入ってくるので(縦割りクラスなので)、うちの息子はもはやクラスで最年少ではなく、それなりに少しお兄さんとしてのふるまいが必要になりますよ、みたいなことを言われました。親としてはそれは新情報なので納得。

そして次に、息子の家での1日の様子を教えてくださいと言われたので、1日の流れをざっと説明しました。この時の私の話し方が、「朝ごはんを食べさせて」「トイレに行かせて」「イスに座らせて」「車に乗せて」etc... ほとんどが「〜させて」という言い方でした。そこで校長先生からコメントで、それだとすべてが親主導のもとに1日が過ぎていく感じで、息子くんが主体になって何かをする様子が全く感じられない、と言われました。息子くんは家族のマスコットじゃないんだから、立派な家族の一員として、彼がもっと主体的にできることが二、三あると良いです、と。

それは確かにそう。

そして、これから冬休みに入るので、ぜひ家でがんばってほしいこととして、3つの宿題が出ました。

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1) ジャケット(上着)の脱ぎ着を自分一人でできるようになること。ファスナーの開閉、脱いだ後にハンガーにかけることも含め。

2) 食事に使うお皿、コップ、フォークやスプーンを自分でテーブルにセットできるようになること。

3) 食事の後片付け、自分が使ったお皿などを台所のシンクまで運べるようになること。

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1) は難しいなと思いました。
こどもって、ジャケット着たがらないですよね。親が寒いから着なさいとうるさく言うから余計に着たくないのか。それとも本当に寒くないのか。息子は、寒空にTシャツだけで出かけようとします。それで毎朝、ジャケットは着たくないと言い張って、時間がなくなるので親がさっさと着せてしまう。風邪ひかれたら困るし、遅刻したら困るから。今までずっとそう。

でも幼稚園の先生は、そんなに嫌だと言うなら、ジャケットは着ないで登園させて下さい、と言います。ドロップオフの時に先生にそのことをシェアして、その日1日、外遊びのときも、どんなに寒くても、ジャケットはないということを彼に分かってもらいますから、と。一度くらい寒い思いをしても大丈夫、natural consequences(自然な結果)を身を持って学ぶことがいちばんだと言っていました。

2) と 3)のテーブルセッティングや後片付けについては、うちの環境を変えないと無理です。これまでのハイチェアをやめて自分でテーブルにつけるようなローテーブルを用意し、息子が自分でお皿やコップを取り出せるよう低い位置に棚を設置する、など。先生方は、環境を変えてでもやってみてください、と前向き。幼稚園ではそうしているので、家でもすぐできることだと思います、と。

面談は終始そんな感じで、ネガティブなことを一切言われず、ゴールだけ設定してくれて、「ハードル高くしてるの分かりますよ、でもできるからがんばってください、また密に連携していきましょう、食事の後片付けがイヤでゴネて遅刻、とか、ジャケット着たくないと言い張って家を出るのが遅れたなんてのは問題ないですから。とにかく状況をシェアしてください、幼稚園では家庭での出来事とトーンを合わせて彼に接していきますから」と。

フィリップと私、両方揃って面談に行ったのですが、終わってみれば、前向きな気持ちで幼稚園を去ることができました。面談の内容を思い返してみても、やっぱりさすがの先生達だなーと思います。

親を呼び出すとき、問題があるから呼び出してるわけですが、どうしたって事情を説明するときにネガティブなことを言いがちですよね。でもここの先生方は、一切言いませんでした。そんなことより、私の話し方から息子が主体になって何かをやる様子が見えないと指摘し、息子をお荷物としてでなく、立派な役割を果たす家族の一員として扱ってください、という方向へ持っていき、非常に具体的な分かりやすいゴールを設定する。それを達成するためのサポートや連携もきちんと提示してくれる。いやはや、さすが。

できる、できないは別として。
ミーティングの後味って大事だと思うんですよね。親も人間。まだ小さいこどものことでネガティブなことを言われたら、事実として受け入れはするものの、いい気持ちはしませんよね。消化するのも時間がかかるでしょう。だからそんなこと一切すっとばして、ゴールにだけフォーカスしてくださった先生の話の進めかた、というかファシリテーションにとても感謝をしています。

はー、冬休みは課題がいっぱい。
どうなることやら。


小さなクリスマスツリーに大喜び。
毎日霧吹きで水をあげるのが彼の仕事になってます。

憂うつなこと

2017-12-09 19:47:37 | 育児: 2歳〜
【2歳10ヶ月】
あと1週間で通っている幼稚園も冬休み、というところで、
幼稚園から面談のリクエストが来ました。

メールには、"3 years old expectations (3歳児に期待すること)" について話し合いたいのでミーティングを持ちましょう、と書いてありました。

うーむ、、、すぐに思いあたったこと。
数日前に幼稚園の先生から息子が1人で上着のジャケットを着られない、家ではどうですか?と聞かれたんですよね。

なんでも、息子はジャケットの着脱が1人でできず、かと言って先生に助けを求めるでもなく、ひとりで何も言わずに、誰かが手伝ってくれるのを待っているそう。それでランチのテーブルにつけず、30分ぐらい遅れたりするらしい。

そんなのは初耳なので私はびっくりしたのですが、実を言うと家ではジャケットどころか、まだシャツもひとりで着られないので(パンツやズボンはできる)、いつも私かパパが手伝っていました。
それが悪かった?

幼稚園では全部自分でできないとダメなんだ、、、
もうすぐ3歳。
そだね、もう赤ちゃんじゃないのだ。
(カラダ小さいのでついつい赤ちゃん扱いしてしまう)

メールをもらってその日のお迎えに行った際、先生に面談のことをちらっと聞いてみると、なんとジャケットのことはほんの一部だそう。息子は幼稚園生活で、全体的になんでも「待ち」の姿勢、というか、人にやってもらう、助けてもらうという態度なんだそうで、、、先生も詳しくは面談で、という感じでその場ではあまり話してくれませんでしたが、なんだか母親として落ち込んでしまいました。

私、手伝いすぎだった?
息子の自立を妨げてた??

たぶん幼稚園でのやり方と家でのやり方がかみ合っていなく、先生たちも指導しにくいがゆえの呼び出しなんだろうなーと思います。息子のことで幼稚園側とこうしてコミュニケーションを密にとっていくのは大賛成で、これからもどんどんそうして欲しいのです。

でもやっぱり本音を言えば、少し憂うつ。
ま、何か気になることがあったら手遅れにならないうちに幼稚園と家庭とでちゃんとコミュニケーションとるのはいいことだよね。

でも、なに言われるのかなー




サンフランシスコ、通勤途中の朝の景色。
癒される。

プロテインシェイクはあり?

2017-12-05 08:54:58 | 育児: 2歳〜
【2歳10ヶ月】
息子の「低体重/低身長/食わず嫌いの少食問題」について。
少し前にざっと記事を書いていましたが、
ちょっと止まっていました。
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これまでの経緯については、こちらから:
「低体重/低身長/食わず嫌いの少食問題」シリーズ
(1) 息子の成長が止まっている??
(2) 給食を食べてなかった息子
(3) それでもお弁当にはしない、そして面談
(4) 息子の食生活に改善のきざし?

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今日のこのシリーズのつづき。一応記録のために書いておきます。
ドクターからすすめられたプロテインシェイクのことです。


商品名:Pediasure

アメリカでは「ペディシュア」でほとんどのママに通じる、名の知れたブランドです。
液体タイプ(左)とパウダータイプ(右)があります。
これ、とにかくハイカロリー。左の1ボトルの 250mlほどに 240kcal も。プロテインが1本で7gとれるとうたっています。

プロテインの1日必要摂取量は、こどもの体重1パウンドにつき 0.55gと言われていますから、息子 (約25lb)は 最低約14gのプロテインが必要。だからこれを1日2本(500ml)飲むように言われていましたが、息子の食べる量や飲む量を考えるとそれはとうてい無理。どんなにお気に入りのヨーグルトシェイクだって、1本(180ml)飲みきったことがないですから。

でもパウダータイプなら、1/3カップ(38g)で12gのプロテインがとれると書いてあります。たくさん飲めない人にとってはこっちのほうが効率的?私はだいたい山盛り大さじ1ぐらい(たぶん20gぐらいかな?)のパウダーに、アボガド、ミルク、ヨーグルト、バニラアイスなどをまぜて200mlほどの凝縮シェイクをつくって幼稚園に持たせていました。ふつうの水筒や容器にいれると警戒して飲まないので、市販のヨーグルト飲料のボトルに入れ替えて、、、という姑息な手を使ってだましだまし飲ませていました(息子はそこまでしないとダメなんですね)。

10月のはじめのうち、幼稚園に持って行かせたのですが、全部飲んでくることはまれ。ほとんど残して持って帰ってきました。なので、もう持たせていません。効果も、「???」です。息子はその味が嫌いなようで、いつも飲めずに残していたので効果も期待しようがないのですが、、、
それにこのペディシュア、原材料をみると、ほとんどが砂糖。次に、油。そして遺伝子組み換えもバンバンありのかなりケミカル飲料。

そのケミカルさに抵抗があったので、
次に試したのが、原材料がすべてオーガニックの植物系プロテイン飲料。
Kids Protein Shake
これも、最初はおいしいと言っていましたが、2日で「いらない」「ふつうの牛乳がいい」と言うようになりました。

はぁ、、、、なのでこれも断念。

また、家でも、アーモンドバター、豆乳、アボガド、ヨーグルト、いちご、バナナなどをまぜてスムージーシェイクを作ってみたりしましたが、息子は毛嫌いしてまったく飲みませんでした。

ということで、飲料からプロテインを摂取して1日のカロリーテイクを増やすということはできず、苦戦しています。今のところ、息子が飲めるのは、水、牛乳、ヨーグルト飲料。これだけです。オレンジジュースやアップルジュースも飲みません。食べる量もね、、、はぁ。これまた別の記事に書きますが、9月から比べるとバランスよく食べるようになりましたが、まだまだ食べる量が少ないです。

3年ぶり、スキー

2017-12-03 18:33:31 | 育児: 2歳〜
【2歳10ヶ月】
昨日の続きです。


ゴンドラに乗って山の上までくると、そこは別世界。
雪が積もっていました!


「しゃくん しゃくん と音がするよー」だって。


15分ぐらいは上機嫌で遊んでいましたが、
その後は寒さのせいかだんだん不機嫌になり、
またすぐにゴンドラに乗って下山となりました。
ちゃん、ちゃん。

- - -

一晩明けて日曜日、今日は朝から雪が降っていて、
泊まっていたホテルの周りもうっすら雪景色。

ママとパパは交代制でスキーへ行きました。
息子はまだまだスキーできそうにありません。
午前中は私が滑り、パパは息子と一緒に雪遊び、
午後はパパが滑り、ママは息子のお世話。


ママ、ひと足先にスキー。
(写真の人は知らない他人です、適当に景色を撮っただけです)


この景色が見たかった。
レイクタホを見下ろしながら、スキー。

滑ったの、3年ぶりでした。
出産後、特に何の運動もしておらず、体力に自信もない今、
スキーできるんかいな?と半信半疑でしたが、
カラダは覚えてるものですね。
自転車とスキーは一回覚えたら忘れない、って本当だ!

久しぶりのレイクタホの雪山、スピード、スキーの感覚。楽しかった。

息子は今日もまたパパとゴンドラに乗ってゲレンデ付近まで来たのですが、
寒すぎてまたすぐに下山したそうです。
パパが滑りに行っている間は私のところでお昼寝し、
起きてから少し雪で遊びましたが、
消防車のミニカーが雪で濡れたと言って怒っていました。。



「ママ、ぼく、つめたい雪は 好きじゃない」
だって。
あのー、雪はみんな冷たいんですけど。。

もう少し大きくなったら、
一緒にスキーができるでしょうか。

今年初のレイクタホ

2017-12-02 13:00:02 | 育児: 2歳〜
【2歳10ヶ月】
金曜日の夜にレイクタホまでやってきました。
到着は夜の11時。

息子は朝起きるなり、
「お外真っ暗じゃないからさ
ゴンドラに乗って
雪ふりにいこうよ」
と言いました。


息子はこの「ゆきふり」という絵本が好きで、
雪のことを「ゆきふり」と言っています。
今回、雪を見に行くのを誰よりも楽しみにしていました。
去年来たとき雪で遊ぶのがイヤで泣いていたことも、自分でよく憶えているようで、
「きょうは 泣かないからね」
と言っています。


でもレイクタホ周辺はまだ雪がない。
これからゴンドラに乗って山の上まで行けば雪があるはず。

まずはランチを食べて、アップルサイダーを飲んで、、、と、
まったりしていたら息子はパパの腕の中で寝てしまった。
起きたらゴンドラに乗ります。

今年は何回レイクタホに来られるかな。
シーズンパスも買ったので、たくさん来るつもりでいます。

サンクスギビングのお客様

2017-12-01 08:55:52 | 育児: 2歳〜
【2歳10ヶ月】
今年のサンクスギビング休暇は、マイアミから義姉と娘ちゃんが来て賑やかに過ぎていきました。私はサンクスギビング当日は仕事休みでしたが、翌日は仕事があったので「休暇」という感じではありませんでしたが、それでも街はすっかりホリデーモードで楽しく過ごせました。滞在していた義姉たちのホストはほとんどフィリップにお任せで、私はごちそうを振る舞う腕もスペースも時間もないので、サンクスギビングの当日はバークレーのレストランでみんなでディナーへ行きました。息子は久しぶりに従姉妹のIちゃんに会えて、朝から晩までベーッタリ。いとこ同士久しぶりに朝から晩まで一緒に遊べて本当に楽しそうでした。


バークレーの公園で。


サンフランシスコのハイアットホテルのラウンジでランチ。広くてカジュアルでこどもが走り回れてよかった。


いつもふざけてるふたり。

息子は、いとこの I ちゃんと一緒に写真を撮る時、とってもいい笑顔。笑って!と言うと、ニッコニコの笑顔をくれるの、ママやパパと写真を撮る時とは大違い。そんなに嬉しかったんだね。遊びの中でおでこにたんこぶと青あざをつくったり、口の中を切ったりと、いろいろとハプニングもありましたが、本当に楽しんでいたようでした。

I ちゃんはこの9月にマイアミの私立の小学校の1年生になったばかり。もう1年ほど習い続けている体操の技もどんどん上達していて、バック転こそまだできないものの、宙返りや側転はお手のもの。全米の大会5歳の部で全体で2位になるほどの実力。スタイルも良く、姿勢もいいので、これからが楽しみです。

義姉は I ちゃんをセルビア語で育てているので、I ちゃんはセルビア語が上手。うちの息子としゃべるときはいつもセルビア語で話してくれました。でも遊びの用語は英語の方が出やすいのか、時々英語がまざったりしていました。

息子は毎日規則正しい生活をしていましたが、先日の LAトリップあたりからスケジュールが崩れ始め、サンクスギビングの義姉家族のホストでけっこう大幅に崩れてしまいました。。遊ぶのが楽しすぎて寝る時間が遅くなったり、空港へのお迎えやお送りが変則的な時間だったりして、不規則な生活になってしまいました。

まあね、これから12月でホリデイシーズンだし、多少のことは大目に見て楽しく過ごして行きたいと思います。