Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

土曜日ランチ

2013-06-24 00:11:49 | バークレー
土曜日のランチにバーベキューサンドイッチ!
フィリップとバークレーにある Smoke というお店に行きました。

日本ではバーベキューというと、アウトドアで野菜やお肉を焼いてその場で食べるというイメージだけれど、実はアメリカでバーベキューと言ったら少し意味が違います。友達どうしでするバーベキューなら、ハンバーガーのパテを焼いたりホットドッグにはさむソーセージを焼いてそれぞれがパンにはさんで食べること。お店で食べるバーベキューと言ったら、個人では調理しにくいようなやや厚めのお肉(リブなど)を時間をかけてじっくり焼いたものをさします。お肉はマリネされていたり、スモークマシンでスモークされていたり、お店によってそれぞれ違う特製ソースなどがあるのも特徴です。


食べ方はハンバーガーのように挟んだり、お肉のままがっつりかぶりついたり。サイドディッシュとして出てくるコールスローサラダやコーンブレッドと一緒に頂きました。

すごく天気がよくて、ベイエリアにはめずらしい半そで日和。この後は、掃除機を見にいって、自転車を見にいって、新しいオニツカのスニーカーを買いにいきました(私のスニーカーはぜんぶオニツカ)。私は日曜が仕事だったので、ふたりで一緒に過ごせる1日だけの週末でした。

途中アクシデントがあってちょっとしたけんかにも発展したけどね。こ~んなお天気のよい貴重な休日にけんかしてる場合じゃない!って。たぶんお互い心のなかでそう思ったのかな。この頃はお互いケンカしてもすぐに復旧するすべを身につけたような気がします(おとなになった、笑)。

おいしすぎたバーベキューのおかげか、ふりそそぐ太陽のおかげか。
ケンカしたけれど良い1日に感謝。

ベイエリア今日もありがとう。

2012-09-09 22:46:23 | バークレー
週末、のんびり過ごしました。
最近の傾向なんだけど、週末はフィリップと2人でアクティブかつ心穏やかに過ごすことが多い。今はまっているのは、自転車とインラインスケート(Roller blade)。「好きなことが一緒」を少しずつ増やしていこうと思って3年。遠距離恋愛してた頃と比べたら、一緒に楽しめることがすごく増えてきた。うれしいな。

ひとつ前の記事に書いた悶々とした気持ちを吹き飛ばすべく、またまた山へサイクリングへ行きました。行き先はバークレーの山の上 Tilden Park.


ベイエリアが好きだ、と思うのは、こういうとき。
山へも、街へも、海へも、自転車で15分だもの。


UC Berkeleyのキャンパスから Tilden Park までのゆるやかな上り坂、本当にお気に入り。
頂上まで行ったら、Wildcat Canyon Road をひとっ走り。


山の中は、晴れやかな杉の木の香りに満ちていた。
まっすぐに天を目指す杉の木を見ていると、自分の気持ちも凛としてくる。

道中ずっと、ゆるやかなアップダウンとカーブが続く。すれ違う他のロードバイカー達が笑顔を投げかけてくる。いいなぁ。山歩きやハイキングですれ違う人がお互いに小さく声をかけ合うように、猛スピードで駆け抜けるライダー達から私たちに送られてくる一瞬のエール。

それはまるで、ここに暮らす人々の、この山と、このお天気と、この空気への、感謝のエールみたいに見えた。こんな空と、木の香りに包まれてたら、誰だって優しい気持ちになるよね。

ベイエリア今日もありがとう。

上り坂がたのしい自転車

2012-08-12 21:34:55 | バークレー
天気のよい週末でした。
土曜日、フィリップとふたりで自転車に乗ってバークレーを散策。途中、自転車屋さん Mike's Bike がセール中だったので立ち寄り。なんと、新しい自転車を買いました。そろそろ通勤も自転車にしようかな~と思っていたところだったので(アメリカではバスに自転車を乗せられるし)。今まで乗ってたマウンテンバイクよりも軽い、タイヤも細めの通勤用バイク。まだ写真に撮ってないので撮ったら載せます!

新しい自転車で、一路 Tilden Park(チルデンパーク)へ。Tilden Park は、バークレーの丘の上にある広大な自然公園。見渡すかぎりの山々と森すべてが公園となっているのでハイキングコースがいくつもある。



山の上にある公園なので、自転車で行くというのはかなり体力が必要。えんえんと続くうねうねの上り坂を、ギアチェンジをしながらゆっくりゆっくりのぼっていく。これが楽しかった! Tilden Park までの道のりは、UCバークレーのキャンパスから道一本。ベイエリアを見下ろせる豪華な家々の立ち並ぶ住宅街の中をのぼっていくだけ。あたりはものすごく静かで、自分の呼吸しか聞こえない。フィリップは当然だいぶ先を行っているから、本当に私だけ。お日さま燦々、木漏れ陽がハッとするほどきれいで、そしてこの日も空は青くて。

思えばアメリカに来たばかりの頃、坂道の多い UCバークレーの周辺をフィリップに連れられてサイクリングに行ったとき、ギアの換え方も知らずに坂道をのぼろうとして、ただただ苦しかったっけ。はぁはぁぜいぜい息を乱しながら「自転車で坂道を上るなんて、バカげてる」と思ったものです。

それが少し前から週末になるとサイクリングに行くのが常になってきていて、気づけば最初は上れなかった坂道もいつのまにかギブアップせずに上れようになり、がぜん楽しくなってきた。ギアの換え方やペースがつかめてくるとサンフランシスコの坂道も極端なものじゃなければ大丈夫かもって思えてくる。あ~、身体鍛えないと!とも思う。

というわけで自転車も新しくしたので当分は自転車ダイエット&ワークアウト。アメリカにいると日本人は細い、小さいと言われるから安心してたけど、実はひそかにお腹まわりがぽっこり。。気づかれないうちにもとに戻さないと~!自転車でがんばろー。

バークレーを自転車で

2012-02-20 11:07:27 | バークレー
大きな仕事が一段落ついた翌日。ベイブリッジが工事で閉鎖中なので、バークレーでのんびり過ごすことに。お昼近くになってランチを食べにいこうということになり、いつもなら車ででかけるところど、からりと晴れた湿度のない風にさそわれて、自転車で出かけることに。


家の前の道。さー出発!


バークレーキャンパスの近くまで来て、gregoireでランチのサンドイッチを購入。お店はほんとうに小さいスペースで数人入ればもうぎゅうぎゅう。外にテーブルが2つ出ていて運がよければそこに座って食べられるけど、ほとんどの人は路上またはコンクリートの階段に座って食べている。その狭い店内にオープンキッチンがあり、目と鼻の先ぐらいの近さでシェフ達が料理しているのが見える。パッケージもすごくキュート。でもこのお店はかわいいだけでなく、味もすばらしく、フィリップも大好きなレストラン。


そのまま Live Oak Park まで自転車でいって、そこでランチを広げることに。ここ、ニナ(オランダ人友達)がまだバークレーにいた頃によく散歩で来ていた大好きな公園です。


Kilaraで新鮮なお寿司もテイクアウトして、和洋折衷ランチ(笑)。かっぱ巻きとか、おしんこ巻き、かんぴょう巻き、、、あぁこんなシンプルなのり巻き食べるの久しぶりでうれしい。アボガドとかにのカリフォルニアロールも。どれもすごくおいしい。公園でのんびりピクニックランチをして、まわりを散歩している犬達と遊ばせてもらい、本当に癒されました。


ゆっくりしていたらフィリップの友達がサッカーの試合するという連絡が入り、帰りがけにサッカーフィールドに寄ることに。彼がいつもサッカーを一緒にしている仲間達、私はあまり会ったことがないし私自身はサッカーとかしないので長時間は見ていられませんが、この日はフィリップもサッカースパイクを履いてないのでふたりして冷やかし程度に見ていました。

なんてことない普通の休日。
でもそれがいちばん。
青い空、乾いた風、バークレーの豊かさを感じた1日。
気持ちもリフレッシュできたよー、ありがとう。

Rockridgeを散歩

2012-01-08 22:13:21 | バークレー
大切な、日曜日。わたしの休息日!
お昼すぎまでゴロゴロしてて、夕方はフィリップと Rockridge を散歩しました。



好きだなぁ、Rockridge.
バークレーの College Street の延長線に位置する街。
静かだけどメインストリートにはカフェやレストランが並ぶ。



学生さんもたくさん住んでいるエリア。



八百屋さんの店先。



いつも乗ってる Bart(電車)の看板。



お手軽チェーン店 Crepevine で Mid-afternoon lunch.
な~んにもしなかったな、今日。プロダクティブなことも、ソーシャライジングも、なんも。でもこんな日がすごく好き。Peet's Coffee でラテを買って、それだけで今日一番のしあわせで、後はてくてく歩く。

iPhoneは生活をとても便利にしたけれど、世の中全般のドキュメンテーションのクオリティは下がってしまった気がする。iPhoneを持つ前までは出かける時ちゃんとしたカメラを持って出たのに、iPhoneを持ってからはiPhoneカメラでもそこそこ撮れるからいいか、という気持ちが強くて本物のカメラから遠ざかってた(だって面倒くさいもの)。きっとそういう人多いと思う。

あぁ、でも久しぶりに一眼レフカメラを持って出歩いて思った。
やっぱり一眼レフはいいって。
最近ぜんぜん触ってなかったよ。もっとカメラで遊ぼう。もっと日々を残そう。

夜のカフェにて

2011-12-01 19:03:40 | バークレー
ふらりと入ったバークレーの Cafe Triesteにて。

コーヒー飲みたくなって1人でふらりと入ったカフェですが、ジャズバンドが演奏してました。入ったとき「枯葉」が演奏されてて、心のなかでラッキーと思いながらラテを注文。ひとりでテーブルについて仕事の本を眺めたり、演奏者を眺めたり。

意識しなければさーっと過ぎていってしまうリニアな時間のラインと違って、ときどき、ディープな夜の「ひだ」を感じることがあります。ふだん7時や8時にカフェに入ることはあまりないのに、この日は(どうしてカフェに行ったのか忘れちゃったけど)そんな夜の「ひだ」に入り込んでしまったかのように、静かな、充実した長い夜でした。

そういう時間、必要じゃない?

Cafe Trieste
2500 San Pablo Ave.,
Berkeley, CA 94702
(510) 548-5198

なんでもない日曜日

2011-09-12 21:16:38 | バークレー
バークレー市内、サイクリングに出かけた日曜日。
夕食はだいぶ前に見つけたEmeryvilleの住宅街の中のレストラン。見た目は古い一軒家。でも中は素敵な木造。友達づてにすごく人気のあるレストランだと聞いた。


なんとも味のある赤いドアよ。一見するとひなびた海の家みたいなの。


窓際の光がよく入るテーブルに通してもらった。
ここからだとお庭も見えて気持ちいいな。私たちはサイクリングの格好だったのでかなりスポーティないでたち。2人とも短パンです。いや、私はそんな「短」じゃないけど。ハーフパンツぐらいか。


アボカド大好き。バルサミコ酢とアボカドのブルスケッタ。


Branzino(ブランジーノ)という魚の名前。アメリカに来てから覚えた名前。こないだニューヨークでもフィリップのお母さんがグリルしてくれたお魚。Branzino とは、シーバスのこと。日本名でスズキ。淡白でおいしい。


お店を出る頃にはよい感じに日が暮れて。
満腹になったふたりは自転車をすごーくゆっくりこぎながら家路につきました。

そんな日曜日。
写真がきれいだったのと、なんでもない日曜日のひと時を残しておきたくて投稿。
新学期となり日本人学校での教員の仕事も再開し、またまた週休1日の生活となった今。日曜日の過ごし方がすごく大切。今のところは遠出せず、近所でのんびりまーったり過ごすというのがお気に入り。

Townhouse
5862 Doyle Street,
Emeryville, CA 94608
Tel) 510-652-6151

深呼吸のひととき

2010-12-12 12:26:12 | バークレー
バークレーでお花のワークショップに参加して、クリスマスリースをつくりました。
クリスマスがまだ宗教と結びつく前、この日はもともと農耕の祭り、冬至と新年を祝う日だったと聞きました。昔の人は寒い暗い冬をのり越えるために、常緑樹(エバーグリーン)に希望と歓喜を見いだし、神に祈ったのだって。柊のとげやベルは魔除け。松ぼっくりや木の実は自然の恵みや収穫をあらわすそうです。今はキリスト教と深い関係のある日だけれど、もともとは1年の豊作を祈り、あたたかな春を待つ大切な日だったのだって。

クリスマスのことなんて、何も知らなかったけれど。
ひとつひとつ、今年は楽しんでいます。



樹木の香りにつつまれながら黙々とひたすら手を動かす午後のひととき。とても優雅な時間が流れていました。今週は1週間が一瞬で過ぎていったように感じられましたが、この深呼吸をするかのような時間がとても嬉しく、満ち足りた気持ちになりました。

今日参加したお花の会 info はこちらです→

月曜日のディナー

2010-11-01 23:59:25 | バークレー
夕暮れ時のバークレー。


愛すべき2人のオランダ友達と女3人でディナーへ。前から気になっていた Gather という新しいレストラン。2人とももうすぐ帰国が近づいています。だから、というわけじゃないけど、もっと頻繁に会っておこうと思って。2人ともこども産まれて忙しいママになったけれど、友だちの距離感は変わらず。ありがたいこと。

ディナー+デザート、そしてもう一軒行ってお茶。
今日写真いっぱい撮ろうと思ったのに、会ったらおしゃべりばかりで結局一枚も撮らなかった。夜11時すぎに帰ってきて、今日がまだ月曜日だってことに唖然。

Gather
2200 Oxford St.
Berkeley, CA 94704


このカウンターの角を3人で囲んで幸せなひととき。
Sword fish を食べたよ。

マウンテンライオンが出るらしい

2010-10-05 16:38:02 | バークレー
フィリップの勤務先は丘の上の自然に囲まれた研究所。最近暗くなる前に早く帰ってくるのでどうしたのかと思ったら、なんと勤務先の敷地内でマウンテンライオンが出没しているらしい。

マウンテンライオン!

その名前、カリフォルニアに来るまであまり聞いたことがなかった。けれどこちらの人はみんな知っている。要は、ピューマのことで、大型ネコ科の肉食動物。凶暴、人を襲うのだそう。エクスプロラトリアムの同僚の家も山の中にあり、彼からもこれまで何度か「またマウンテンライオンが出た」と聞いたことがあったけど、ここバークレーでもやっぱり出るんだなぁ。しかもフィリップにとって勤務先の敷地内とは。広大な敷地だけど、出没が目撃されたのはビルの近くや駐車場。つまり彼にとっての生活圏内。野生の鹿や羊が襲われ食べられた跡が発見されたり。こわい!

最近、敷地内に入るゲートのところではこんなチラシが配られています。

自然の中でのハイキングやジョギングを控えるように、暗くなってからの一人歩きをしないようにという注意。もし遭遇したら、姿勢を大きく見せなさいとか、音を鳴らしなさいとか。そして、こんな自然環境に住んだことのない身からしたら最後の1文はジョークかと思ったのだけどそうでないみたい。

If attacked, fight back.
(もし襲われたら、戦いなさい。)

この文句、けっこうカリフォルニアの自然公園の立て看板にも書いてあるんだって。そうだよね、襲われたらそうするしかすべがないよね。

昨日いっしょにディスカバリーチャンネルで『Life』を観て、野生動物の生態(弱肉強食など)を食い入るように観ていた私の横で、「僕の毎日は今まさにこれなんだから」と冗談じゃなくて本気で言っていた彼。本当に怖いみたいで、最近は帰りが早いです。

P.S.
ひと月前にもマウンテンライオン騒動があった。
これなんてバークレーの街中じゃん!
Mountain Lion Shot in Berkeley's Gourmet Ghetto
http://www.cbsnews.com/stories/2010/09/01/national/main6826192.shtml