Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

1週間あっという間 10/29 (土)

2005-10-30 00:38:20 | 日常
Random thoughts and ramblings.
■D教授を迎えてのミーティング&モニュメント作成作業
また素敵な人に会えたなぁという気持ち。
アメリカから来たDさんとJさん、そして日本人のMさん。ボストンチルドレンズミュージアムで働いていた方で、このプロジェクトのためのモニュメント作成と12月に行われるイベントのための会場レイアウトを考えてくださいました。年齢…50代。きらきら見えた。

英語で考え、英語で話す。そのほうがすっきりしてて分かりやすい(というのは自分が何が分かっていないのかが分かるから)。英語ってすごいなぁと今さら実感。久しぶりにアメリカの授業の雰囲気を思い出す。

夜はみんなでいつもお世話になっている先生のお宅へ。ほとんど寝てないのに、また遅くなる。でも刺激的な夜だった。

■火曜日は代休
朝からワクワク、何しよう?って。
まだ部屋の片付けや、家具も揃ってないので(引っ越して1ヶ月経つけど)、とりあえず家具屋さんへ。
うーん、でも京都ってこれといって家具屋さんないねぇ。あるの???誰か教えて下さい。
ふと気がつけば、本屋さん。久しぶりに長居。Macの本(←必需品)やきれーな写真集、それと久々に心理系の本をあさる。

夕暮れ時、そうだ北山行こうと思い立ち、ドライブ。5年ぶり。ひょっとしてかっこいい家具屋さんとかインテリアのお店ができてたりして!と期待して行ったんだけど、あんま変わってない。でも好きな街。ショップとショップの間にあるあの畑がまだそこに残っててちょっと嬉しい。

寒さで頬と鼻先のほんのり赤くなった女の子達とすれ違う。はぁ~、冬がくるね!お休みの日がいくらあっても足りない。。。

■水曜は研究室へ
同僚と先生の研究室へおじゃま。過去30年分の資料整理で1日終わる。先生の「うわ!これこれこれやねん!」という発言の多いこと多いこと。メタ認知というコンセプトに出会った本、コンストラクショニズムを知った論文、30年前のハーバードでの授業シラバスetc.etc...宝探ししてるみたいな気分になる。うわ読みた~い!と思いながらも手を動かす。

■「追いつく学力」「追いつかない学力」
今日はちょこっとオフィスへ行った後、近所の大学で行われたシンポジウムへ。佐伯胖先生(青山学院大学総合研究所所長)の講演会だけを聴きに。お話は著書などで書かれていることのまとめ的なものでした。

「もっと黒板にチョークでへたな絵をかきなさい!」というところは同感。ツルツルぴかぴかのグラフィックスはもうごめんだ!と。あれ?IT教育推進のシンポジウムなのにね(笑)。でもおっしゃっていること、すごく分かります。教師がかく下手くそな絵ほど生徒の心にアピールするのはないもの。下手くそな絵を描いてでも説明しようとする、そこがいいのであって、だからノートをとる気になる!パワポの授業にはない良さがあるよね。私も何度へたなアメリカ地図を書いて笑われたことか!

それと、「追いつく学力」と「追いつかない学力」の話。100マス計算でつく力は前者。でも学ぶことって楽しい・ワクワク・どきどき!と「学び」を面白がることのできる感性は後者。そういうものは後からでは追いつかない。これってまさに今のプロジェクトで求めているものだなぁ。

■おべんとう
お昼はいつもコンビニで買ったものを食べてたのですが、もうさすがに「食べたい」と思えるものがない。おいしいと思えずただ食べている感じ。それはなんとなくアメリカでファーストフードを友達につられてやむなく食べていた感覚に似ている(こっちに帰ってきてからマックに一度も行ってない。敬遠してる。アメリカでは週に1回は食べてたのに。)
そこでこの1週間はおべんとうでした。楽しいし、おいしいし、安い!おべんとう作りをroutine workにしたくないなぁ。ルーティンって、「つらい」「いやな仕事」ってイメージがある。楽しくおべんとうを作るには…?楽しい&おいしいメニューを考えること!今のとこは和食に飢えてたので和ものばかり。お肉よりお魚がおいしいと思うようになったこの頃。味覚がかわってきたのは歳をとったせい?

■今度は自転車盗難
このマンションに引っ越してきてから1ヶ月の間に、郵便受けに「変なもの」投函事件、駐車場で車のタイヤ2つ釘刺し事件、そして今日、自転車置き場で自転車盗難事件。

おいおい私の無印良品の自転車ー(買ったばっかりだったのに)。

警察へ届け出。なんで被害に遭ったほうが時間とられなきゃなんないの!腹立つなぁ。

徹夜かな 10/21 (金)

2005-10-22 02:57:48 | 日常
■息抜き
もうすぐ午前3時ですね。徹夜な勢いです。

今日アメリカはミネソタ大からD教授が来日。ボストンのChildren's Museum(憧れの場所でした!)で何十年も働いていたというアーティストでもあり教育家でもある。いよいよ明日一緒にお仕事です。チルドレンズミュージアム、アメリカにいたときにとても興味があったけれど、行けずじまいだった。でも、今こうしてそこの人たち(明日は3名いらっしゃる予定)と一緒にお仕事させてもらえるなんて。思ってもみないところでこんな機会に恵まれて幸せだと思う。

学びの感性というキーワードが頭の中をぐるぐるまわっている。今お世話になっている先生のワークショップのモデルは「つくって、語って、ふりかえる」というシンプルなもの。カウンセリング分野から来た私にとっては、誰かに「語る」、「ふりかえる」という行為が子どもの心理的・社会的発達に関わってくる重要性を見逃せなく、たぶんそのへんがこのプロジェクトに心ひかれた理由なのだと思う。

でも唯一「つくる」という行為だけが私の研究には抜けていた。カウンセリングや私の教育のフィールド(たとえば英語教育とか)には関係ないと思ってたものね。でも、「つくること=アウトプット」としたら、語る、ふりかえる、よりもやっぱりまずはそれがなくちゃ、と思えるようになった。

最後に、今日読んでて楽しかった文章―
We need a teacher who is sometimes the director, sometimes the set designer, sometimes the curtain and the backdrop, and sometimes the prompter. A teacher who is both sweet and stern, who is the electrician, who dispenses the paints, and who is even the audience -the audience who watches, sometimes claps, sometimes remains silent, full of emotion, who sometimes judges with skepticism, and at other times applauds with enthusiasm. ―"Making Learning Visible"(2001) Project Zeroより

アメリカでGardnerを読んだ。その時と同じ本を同僚に薦められてもう一度読んでいます。これもまためぐり合わせ。あの時とは違った観点で読めそう。

ずずずずずーーーっ 10/16 (日)

2005-10-16 20:54:51 | 日常
■こういう日もある
週末、土曜はお仕事。東京チームがやってきて、子ども達にワークショップ。いよいよ子ども達が関わってくるようになりました。

ずずずずずーーーっていうのは、今日の気分。
落ちるとこまで落ちたわーってぐらい、ものすごくげんなりな気分。

全然ブログ書く気もなかったのだけど、開けてみたら新しいコメントもあって、ちょっと元気が出ました(ありがとね)。今日は『スタ☆メン』観ます。いつもお世話になっている先生が今日はコメンテーターとして出るので。生放送なのでどんな感じになるのやらわからないけれど…(それより特集の米倉涼子が観たいってのも本音)。

30代女性をターゲットにしている番組なんだそうです。日曜夜「あ~また明日から仕事か」とかため息ついちゃう人々のための、ちょっと元気の出る情報番組なんだと聞きました。

それ見てもっと元気出そうっと。放送は、この後10時からです。

■もうひとつ、ありがとう。
郵便受けのぞいたら、友達からMD届いてました。ありがとう。

「山崎まさよし借りたんだけどりょうも聴きたいー?」
「うん聴きたいー。」

で届いたまさやん。
大阪にいる友達とは近そうでなかなか会えない。でも本当にありがとう。
(ついでに連絡なんだけど、携帯ね、今手元にないのよね。メール返せてなくてごめん。>もしこれ読んでたら。)

ずずずずずーーーーっとか言ってるバヤイじゃない。
Show up, do your job, and leave!
そうだそうだ。人生はきっとシンプル。

変われるってどきどき 10/10 (月)

2005-10-11 00:08:36 | 日常
■Macに
パソコン購入!
今度はMacにしました。新しいことにワクワクしてます。今までマックユーザーでもなくて、どちらかといえば敬遠していたのだけれど、今の仕事場になってからMacのいいところがたくさん見えてきた。ちょっとした勇気でした。ウィンドウズに慣れまくってたから。
変われるってドキドキ、という昔の何かのコピーがちょっとわかるなぁ。ほんと、ドキドキ(笑)。

■Vaioは?
ところで、前のパソコン修理どうなったの?とよく聞かれます。

以下、パソコンの行方。

留学時代に使っていたバイオの修理には15万円がかかるといわれ、
どこを直すのかと聞いたら「ディスプレイ」「キーボード」「ハードディスク」を交換すると言われ、
「それって全部じゃん(汗)」と突っ込んだら「腐食がすすんでるのでね…」と言われ、
「でも5年間保障(修理無料)に入ってるんです!」と主張すると、
「でもこれは明らかにお客様の不注意で…」と言われ、





「コーヒーか何かこぼしませんでしたか?」と。










こぼしましたよ。

ずーーーーーっと前に。
そうですか、あれが原因ですか。

ということで、
アメリカ時代キーボードにこぼしたコーヒーが原因でした。

あのね、この話するとみんなが
ほんっっっっっっとーーーーーーーーにあきれちゃうんで、
今まで書かなかったんだけど、もういいか、私はそのくらい(PCが液体に弱いことを知らないくらい←乾くと思ってたもーん)パソコン音痴なの!、という告白を込めて、書いておきます。

では。
(9月12日からちょっとさかのぼって書きました。なので時間のある人は下から読んでね。)

とっても長いダイジェスト 9/12-10/8

2005-10-09 00:00:00 | 日常
9/12
難波。素敵なカフェ Cassinaでミーティング。

先生から、「語りなおし」の作業を怠ったらダメだと、そんなメッセージをもらった。こうしろ、ああしろ、とは決していわないけれど、そばで話を聞かせてもらっているだけで、たくさんのことを学びます。

学研都市のオフィスへ戻るも、待っていたのはISMS教育。理解度テスト。夜、仕事場で吐く(テストが原因じゃないですよ、なんとなく色んな疲れ…)。


9/14
帰れなくて、難波に泊まり。
ネットカフェでエッセイ書く。自分のパソコンないもん、仕事場では私的なことはいっさいしない約束なのでね…。でも全然意味のわからないエッセイ、一応ここに載ってます


9/15
先生の授業にお邪魔させてもらいつつ、終わってからミーティング。

また遅くなる。帰りが遅いとおばぁちゃんに気苦労ばかりかけていて、ちょっときになっているこの頃。先に寝てていいよって言っても、寝てないものね。。。


9/16
夜11時ごろ、先生がふらりとオフィスへやってくる。
19日にプロジェクトメンバー全体のミーティングに備え、先生が自分の思い描いているコンセプトをバシッと形にすることになっているのだけれど、まだまだ形になっていない。ということで、またローングミーティング。


9/17
群馬へ。
昔の同期がおかえりなさいパーティを開いてくれた。身一つで来てねと言われて行った先、同期宅にて。
入ったら壁に「りょうちゃんおかえり」というでかい文字と飾りつけ。
そういうこと普通に(←重要)やってくれるところが同期なんだよね。ほんと、あったかいよね。

あのね、正直言って、行く前にちょびっと緊張してました。
「変化」の部分にね。変わったとか、変わってないとか言われるのかなぁ、とか。
でも変わらない居心地のよさがあった。みんなはどういうふうに思ったのかわからないよ、けど、少なくとも私はそういうふうに感じた。

本当に、ありがとう。
(ていうか全然変わってねぇ…って言われまくり)


9/18
京都へ。
新しい引越し先の鍵、ようやくもらう。
鍵だけもらって、居場所はまだおばあちゃんのところ。。。


9/19
敬老の日。
(おばあちゃん、こんなにお世話になっているのに…。私は朝から仕事。ごめん。)

プロジェクト全体ミーティングで、東京からメンバーの先生方が集まる。
子どものワークショップに関して、日本の大御所な先生が2人揃っているのがこのプロジェクトのすごく面白いところ。お2人のコントラスト(教育へのアプローチの仕方が対照的なのね)がとても印象的だった。

夜、ついに「引越し」。
といっても身の周りのものだけ持って「移動」という感じか。


9/20
夜10時ごろ、先生がふらりといらっしゃる。
昨日の東京メンバーとのかけあい(対照的だからこそ生じるいい意味での衝突)、「このプロジェクトに込めたコンセプトって何なの?」、「まったくわからない」、「抽象的すぎる」という指摘から1日目。

先生はとってもすっきりした顔をしていました。
「これでいきましょう。」

で、本筋とは関係ないけれど、その中でちょっと印象に残った言葉。

「アウトプットじゃない学びなんて、あるの?」
「本なんか読んだら僕は焦ってしまう。あかん、真似してしまう!と思って、慌てて閉じるんですよ。」

自分にないものを持っている人との出会いほど強烈なものはないです。先生は、まさに私と対極の人。教育学者でありながら、同時にものすご―くクリエイティブであり続ける先生から教わったことはなんだかうまく言葉にできない。

作り出す、自分の言葉で語る、インプットよりアウトプット、座って学ぶじゃなくて立って表現しよう、etc.etc..
クリエイティブって、なにか物を作ることだけに限らず、自分の言葉で自分や物事との関連性を「語る」ことであったり、自分の人生をデザインすることにもあてはまる。とにかく「模倣」でない、自分の中から出てきたもので勝負!みたいなもの。自分も含めて、今の子ども達にそういう力が欠けていると思う。
別にそれがなくても幸せに生きられるし、あせる必要もないのかもしれない。それは人の自由だけど、なぜか私は、すごく反応してしまう。

なんでだろう。

今までずっと、どこかで覚えてきたようなことを再生しているだけだったのかもしれないなぁ、自分は。 情けないけど本当にそう思う。そんな今だから出会えて本当に良かったと思う。


9/23
生駒市の図書館で開かれた講演会へ。先生に連れて行ってもらう。
「扉をひらく ―子どもに伝える読書の魅力」という演題で、ノートルダム女子大の先生が講演。図書館情報学の視点から子どもの学び、発達についてとてもわかりやすいお話でした。
どんな本を読んできたか辿ることは、その子の精神の遍歴を辿ることでもある。うん、そういえば本ってそれくらいパーソナルなものかもしれない。

また、絵本は子どもが初めて出会う芸術でもあり、初めて出会う異文化。絵本の扉を開けば未知の世界。開くか開かないかで、その子の人生の豊かさが変わってくる、というお話は私にとって絵本の魅力を伝える大人としての責任を再確認するものでもありました。


9/24
地元から京都へ友達が遊びに来てくれた。
立ち飲み屋さんめぐり!と称して、京都の古い大衆酒場を2件。最後は私が学生時代に好きだったバーへ。楽しかった!

京都の街中へ出るのはこの日が初めてだったのです。
いろいろ変わってた!京都は東京や大阪にくらべて小さいし、田舎っぽいけれど、山に囲まれた盆地という地形からして何か、こう、酸いも甘いも新も旧も、いろんな「どよよーん」を包み込んでいる器のような居心地の良さを感じる。胎内回帰願望???

京都市内に住んでいる友達はほんっとに少ない。(ていうか、今1人しかいない・・・。)
ので、こうして地元からはるばる遊びに来てもらえるととっても嬉しいです。

やっぱり思った。
京都がとっても好きだなぁと。


9/30
東京へ。
青山で先生や東京チームとミーティング。
その後、カフェIDEEへ移動しまた別の人たちとミーティング。

学力
1. 学んだ力
2. 学ぶ力
3. 学びたい力 ←このプロジェクトの焦点

そこにいた人に「うらやましいですね、こんなプロジェクトに関われるなんて」と言われた。今はなにがなんだか分からず日々がただ過ぎていくのみだけれど。


10/1
地元へ帰りました。
車を取りに。京都へ車を持っていくため。それと冬物衣類や布団(京都の部屋では布団なしで寝てたのよ…すごいっしょ…。苦笑。)を積んで、京都までドライブ。

夜通し走った。
道路公団の名前変わったその日に、東名高速、名神高速に乗ってたのもあって、公団の友達に電話。
留学以来、久しぶりの声でした。なんだか懐かしいウィリアムズバーグの光景がフラッシュバック。

夜の高速はいいよね。どこまでも続くオレンジ色のライト。
聴いてたのが元ちとせ、鬼束ちひろ、エゴラッピン。しんみりした気持ちで京都まで帰ってきました。疲れた。さすがに。


10/2
大阪へ。
おばあちゃんのところへ。
敬老の日にも何もしてあげられなかったし。何を買っていいのかわからなかったけれど、おばあちゃんの大好物、ビールセット(笑)。「ようけあるからええのんに」と言って喜んでくれなかったけれど。。。そう、はっきり言って今まで私が好意で買ったもののほとんどは「気ぃ使わんでいい」とか言って喜んでくれなかったのだけれど、今日もう1つ持っていったプレゼント、シクラメンのお花、は「あらかわいらしいなぁ!」と言って本当に嬉しそうで、ようやく「これおおきに」と言ってくれました。ホントに嬉しそうだった。良かったー。


10/3
昨日乗ってきた車なんですが。
マンションの駐車場に置いておいたら釘でパンクさせられてました。タイヤ2つやられてました。タイヤ替えたばかりだったのに。

なんで月曜の朝から警察署の取調室にいるのよ、私。

警察署、交番、管理会社、車の修理屋さん、そんなこんなで仕事を休む。腹立つ。


10/4
昨日の件をもう少し言うと、
私が引っ越してきて間もない頃、郵便受けにとっても「変なもの」が投函されてたんです。

すごく気味が悪くてその件も警察に話してあるのだけど、それがあった後のパンク事件だったので、引越してきたばかりだけど引越しを考える今日この頃。