Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

日曜日のスタンフォード大学

2013-10-27 12:02:55 | 日常
仕事でスタンフォードに来ています。日曜日だけど、FabLearn 2013 というカンファレンスに出席するため。


同僚との待ち合わせまで少し時間があるのでキャンパス内を散歩。久しぶりに来たけれど、相変わらずキャンパスきれいだなぁー。カンファレンスが行われる目的のビルまで車でウロウロしましたが、どこを通っても絵になる風景。よくお手入れされてます。うっとり。


日曜なので静かー。鳥の声と、紅葉が美しい。こんなところを歩いてると学生に戻りたくなりますね。

さて、今日と明日参加するこのカンファレンスは、チケットがだいぶ前に売り切れになったほど人気だそう。ベイエリアのものづくりブームに教育とテクノロジーを掛け合わせたようなカンファレンスです。Fab(つくる)Learn(学ぶ)がタイトルだし。

どんな出会いがあるかな??

アルパカ手ぶくろ

2013-10-24 14:15:48 | 日常
今日はまたぐっと寒くなったので、新しい手ぶくろをおろしました。ペルーで買ったアルパカの手ぶくろ。クスコの広場からホテルに帰る途中に寄ったお店で買ったっけ。旅の思い出です。


これから朝晩は冷えるので大活躍。

職場で Pumpkin carving

2013-10-22 23:57:20 | 日常
職場でハロウィンのイベントとして、お客さんを招いて Pumpkin Carving カボチャのカービング(彫刻)する予定。


まず手始めにスタジオの看板パンプキンをつくりました。
字を切り抜いて、彫って、あとは中身もくりぬいて内側の壁をうすくして、中に灯りをともすとこうなります。うまくできた!明日はカボチャを陳列する棚をつくります。

手を動かしてなにかをつくることを奨励するために、ものづくりのための「道具」を紹介することが私達の仕事でもあります。どんな道具が、どんな目的のためにあるのか。正しい使い方、ちょっとめずらしい使い方など。パンプキンカービングはキッチン用具から文房具、大工道具、電動工具まで、いろんな道具のポテンシャルを紹介できるのでたのしい。

それにハロウィンのイベントは宗教色が濃くないので誰でも楽しめるところが好き(アメリカでは)。衣装やデコレーションを手づくりする人もたくさんいて、創造性を刺激されます。

このイベントを皮切りに、アメリカが街中ぐーっとホリデームード満載になるのも好き。急に寒くなるけれど、街中はキラキラ暖かい色のデコレーションにあふれてて、気持ちがほっこりします。

さー、これからいいシーズン!

満月と、本屋さん

2013-10-20 17:01:49 | 日常

金曜日は満月でした!
仕事帰りにいつもベイブリッジの夜景が見えるのだけど、お月様バックの橋はひときわ綺麗だった。


7時でもうこんなに暗い。ついこの前まで8時まで明るかったのに。
急に寒くなってきたし、冬に突入するんだなぁ。

帰りに本屋さんに寄りました。
日本にいた頃はもっと頻繁に来ていた本屋さん。

暇つぶしのため、仕事関係の本をあさるため、インスピレーションをもらうため、自分の知的好奇心を満たすため、自分からは探さない情報を見聞きしたり受け止めるため、、、いろいろな理由があって本屋さんで長いこと時間を過ごしたものですが、アメリカに来てからはあまり行かなくなりました。


簡単に言ってしまえば「言語の壁」のせい?

日本だったら本屋さんをうろうろしてるだけで意識しなくても相当たくさんの情報量を受け取ったものですが、アメリカの本屋では同じようにはいかないものね。情報は意識しないと入ってこない。ひとつひとつ、タイトルを読まないと、頭に入ってこないもの。あーめんどくさ、ってなってたぶん遠のいてたんだと思う。

でも前回も書いたように、読書の秋!
本は Kindle でも探せるけれど、物理的に本屋をうろうろすること、本の表紙と目を合わせること、自分のアンテナを張り巡らせて本棚の間を歩き回ること、本や紙の匂いを感じること、タイトルを斜めに見ながら全然興味のないジャンルの棚の前を通ること、何フロアもある本屋の中で、何千冊もある本の中から、1冊を手にとってパラパラとスキャン読みすること。

そういうの楽しい。


あ、ミラン・クンデラ。また読んでみたい作家のひとり。チェコ出身です。

いろいろめぐって、結局オルハン・パムクの『無垢の博物館』を今 Kindle で読んでいます。
"The Museum of Innocence" by Orhan Pamuk

オルハン・パムクはトルコの作家。イスタンブールの変態じみた男性のお話。男のダメっぷりには正直ひくけれど、物語と実在のミュージアムがリンクしているのがおもしろい。まだ訪れたことのないイスタンブールという街にも思いを馳せつつ読んでます。読書の秋はつづく。

『ベロニカは死ぬことにした』を読みました

2013-10-17 21:13:13 | 本/心に残ったコトバ
読書の秋なので、さっそく読み終わった本の話。

Veronika Decides to Die
By Paulo Coelho

『ベロニカは死ぬことにした』
パウロ・コエーリョ作


「生きる」ことに意力を見出せなくなった 24歳の女性ベロニカ。
若く、美しく、仕事もあり、愛してくれる家族もいた彼女は、何の変哲もない日々の繰り返しに疲れ、睡眠薬の多量摂取による自殺を図る。その自殺は彼女が積極的に選んだ道であったが、幸か不幸か一命を取り留めたベロニカ。目が覚めたとき彼女は精神病院に収容されていた。そこで、余命5日間だと告げられる。


読んだのは英語だったけれどとても平易な表現ばかりなのと(でも日本語版の表紙のほうが好き)、
のっけからすごく引き込まれてしまってあっという間に読了。

自ら積極的に望んだ「死」だったのに、自殺の失敗により状況は一転、今度は受動的に死を待つ身となってしまった瞬間から、ベロニカの心の中でさまざまな変化が起こる。

生きること、自分らしさ、狂気、愛、性など、いろいろなテーマを扱っている小説だと思ったけれど、一番好きなのは、自分らしく生きるとはどういうことかと哲学的にも日常的にも考えさせてくれたところ。

例えばベロニカのこんなセリフ。
なんだか私ティーンネイジャーのように感動してしまった。

「顔に雨を感じたいし、魅力的だと思う男性に笑いかけて、気軽にコーヒーをごちそうになってみたい。」
I want to feel the rain on my face, to smile at any man I feel attracted to, to accept all the coffees men might buy for me.

「ジャケットも着ないで外に出て、雪の中を歩いてみたい。極端に寒いってどういうことなのか感じてみたい。今までは風邪をひくのがこわくてたくさん着込んでたから。」
I want to go out without a jacket and walk in the snow, I want to find out what extreme cold feels like, I, who was always so well wrapped up. so afraid of catching a cold.

「母親に愛してると伝えたい。その膝でこどもみたいに泣いてみたい。感情を見せることが恥ずかしいだなんて思いたくないの。隠そうとしてたけど、ずっとそこにあったものだから。」
I want to kiss my mother, tell her I love her, weep in her lap, unashamed of showing my feelings, because they were always there even though I hid them.

「教会へ行って、今までなんにも感じなかった絵やフレスコ画をじっと見入ってみたい。今ならなにか感じるかもしれない。もし素敵な人がクラブへ誘ってくれたら行ってみるわ、そして果てるまで踊り続けるの。」
I might go into a church and look at those images that never meant anything to me and see if they say something to me now. If an interesting man invites me out to a club, I'll accept, and I'll dance all night until I drop.

「わたしは自分自身を、一人の男に、一つの街に、ひとつの人生に、そして最後には、死に捧げたいの。」
I want to give myself to one man, to the city, to life and, finally, to death.

(この日本語訳は私流ね。)

たくさんの、ベロニカの "I want to ..."
死を意識することで生きたいと望むようになった彼女から出たこの言葉たちだけれど、生きることを許されている私達でさえ、こんなふうには生きていないよね。じゃあ私のこの日々はなんなんだろうと考えさせられました。

毎日を自分のコンフォートゾーンのなかで生きている人達に、そして歳をとるごとにそのゾーンからはみ出ることが怖くなってしまっている人達に、ぜひオススメな本です。

I want to feel the rain on my face.
ふふふ、何歳になっても無邪気にそんなこと言ってみたい。

Gravity(『ゼロ・グラビティ』)を観てきた!

2013-10-15 18:36:31 | エイガ、DVD
土曜日はフィリップがマッサージ(1時間)に連れて行ってくれて、サンフランシスコで私の好きなベトナム料理を食べて、その後映画まで連れて行ってくれた。なんでも、株の投資で嬉しいことがあったらしい。ぷぷぷ、ありがとね。

いつもは何を観るかで意見が分かれるのだけど、この日は私の意見優先。同僚の間で話題だった映画 Gravity(邦題『ゼロ・グラビティ』)を観ることにしました。



封切ってまだ1週間なので、映画館は激混み。土曜の夜だったので超満員でした。

感想をひとことでいうと、spectacular! (壮大!)です。

映像の美しさとカメラワークの素晴らしさ。そして上映時間は1時間半という切れ味の良さ。だらだら見せるより、シンプルなストーリーと壮観な宇宙をいかに魅せるか、にフォーカスしていて分かりやすいし気持ちよい。しかも登場人物はサンドラブロックとジョージクルーニーのたった2人。

いやはや、まるで自分も宇宙遊泳しているかのような1時間半でした。そして息をのむほど美しい宇宙。主人公達は命がけで地球に帰還しようとするのだけど、私だったらあの美しさ、あの静寂の中なら死んでもいいかなぁ~って思ってしまうほどの映像美でした。

3Dで観ることをお勧めします。日本での 12月の公開をお楽しみに!

読書の秋だ

2013-10-14 08:15:21 | 日常
昨日は久しぶりの日曜出勤でした。行く前にスタバで少しゆっくり読書。ちょっとぜいたくな時間。



今読んでるのは私の好きなブラジルの作家 Paulo Coelho の "Veronika Decides to Die"(『ベロニカは死ぬことにした』パウロ・コエーリョ作)です。読書の秋。パウロ・コエーリョの作品はこれで3冊目。『アルケミスト』『ポートベローの魔女』そして今回の本。もともとブラジル語が原作だから、英語だと翻訳されたものを読んでることになるけど、とても読みやすい。言語で読んだらどんな感じなのかな。


バークレーの秋。急に寒くなって、木々の色も黄色や赤になってきた。


最近は本を本屋で買うこともめっきりなくなって、もっぱら Kindle なのですべてオンラインで済んでしまう。私の好きな村上春樹の本も、フィリップと共有するためにすべて英語版で購入(本当は日本語で味わいたい)。そのかわり、フィリップが読んでいる本も共有することができるので、お互いにとっていいことだと思う。今彼はガルシア・マルケスの『100年の孤独』("One Hundred Years of Solitude" by Gabriel García Márquez) を読んでいる。登場人物が多くてすべて名前が似ているために誰が誰だかこんがらがってしまうそう。でも私の周りの人達はみんなこの本すごくいいって言います。


(UCバークレーのキャンパス。杉の木立。いい香りなの。)

しかし正直にいえばアメリカに来てから本を読む量もめっきり少なくなった(仕事関係の読み物は別)。つまり純粋な小説を読む機会が少なくなったってこと。

パソコンにかじりついている時間が多いし、息抜きといえばブログ読んだり、フェイスブックをのぞいたり、、、でもやっぱり小説もっと読みたい。日本で生まれて、アメリカで生きてて、ブラジルの作家が書いたスロベニアの街の話を読んでいる。みんな人生はひとつだけど、本を読むことで他人の人生をつかのま共有してる感じ。

読書の秋。
前回の記事に書いてた不眠症も5日目にしてなくなりました。そんなの気にしないでもっと本読もうー。

グリーンスムージーその後

2013-10-09 08:52:29 | 日常
10月に入ってから毎朝続けているグリーンスムージーなのだけど、今のところダイエットにもならず、美肌にもならず、便秘解消にもならず、、、な~んの効果も感じられません。


(最近はケールでつくってます。袋入りだからカンタン!)

何の効果も感じず、それどころか、何か身体がへん???


まず、不眠症みたいな症状がここ4日ぐらい出てる。夜寝ている間、1時間半おきぐらいに目が覚める。なんで? 生まれてこのかた「眠れない」という悩みだけは持ったことがないだけにこれにはビックリ&ショック。早いとこ原因をつきとめなければ。ちなみに目が覚めるたびに顔からすごく汗かいてる。

これはグリーンスムージーのせいなのか、それとも他に理由があるのか。

つぎに、トイレが近すぎる!頻尿。15分おきぐらいに行くのは異常じゃない?身体の中にこんなに水分あったのか?って驚くぐらい、なにもかも流れ出ていく感じ。脱水症状になると困るからお水で補給してるけど、それ以上の水分が身体の外へ出ていってるような気がする。

これはグリーンスムージーのせい?たぶんそうだよね。



なんだかな~。
身体にいいのか悪いのか、わからなくなってきた!

いろいろ聞いたところでは「好転反応」といって、グリーンスムージーを毎日の習慣にすると、身体の中から悪いものを出そうとする働きで一時的に肌荒れ、下痢、頻尿、頭痛、腹痛、倦怠感、便秘など、様々な症状が現れることがあるそう。

でも不眠症になるというのは聞いたことがない(不眠症が治るというのは聞いたことがあるけど)。
このまま飲み続けてもいいものなのか。

ネットで調べると、ほうれん草などの緑の葉野菜に含まれているシュウ酸(あく)は取り続けていると尿結石をつくる原因になりえるだとか、グリーンスムージーは果糖のとり過ぎになるとか、噛まずに栄養を「流し込んでる」ことへの批判とか、けっこう議論もあるようなのね。もちろん、手軽にたくさん栄養を取り入れられる利点が強調される一方で、だけど。

食事はやっぱり噛むことが大切よね。
噛むことによって唾液をたくさん出したほうが、カロリーの消費、消化作用や吸収力の向上そして全身の活性化につながる。噛むことと脳もつながってる気がする。栄養素を自分の口で噛んで身体に取り入れるか、ミキサーに咀嚼してもらって身体に流し込むか、たとえ同じものを食べたとしても「噛まないこと」によってどんなデメリットがあるんだろう。

一日のはじまりの朝ごはんを噛まないで済ませることがなんとなく良くないような気がしてきたなー。

半信半疑のグリーンスムージー、とりあえずもう少し続けてみるか。

グリーンスムージー始めました

2013-10-01 11:41:18 | 日常
今日から10月!
ペルー旅行ブログはあとちょっと続きがあるのですが、いかんせん月が変わってしまったので、とりあえず今日のことをアップ。

新しい月、気持ちも新たに、グリーンスムージー生活を始めました。ここ数日、これを朝ごはんにしています。ミキサーで、バナナ、キウイ、ルッコラ、そして常温のお水を混ぜて(私の場合、氷だと寒くなるので)。



おいしい!
なんで今までやらなかったんだろう、って思う。朝ごはんにやさしく、胃に沁み渡る感じ。



ふた付きのジャーに入れたら通勤途中にも飲めるし。朝、コーヒー片手に出勤する人は多いけど、グリーンスムージー持って出勤する人もベイエリアではけっこういます。私の職場でも健康思考の女子達がそうしてます。

フィリップにはこれにプロテインを混ぜてあげてます(本人の希望により。私には粉臭くておえって感じで飲めません)。さて身体にいいことあるかな。肌がきれいになるとか、痩せるとか、お通じがよくなるとか、いろいろ聞きます。

まずは 10日間続けてみます!