Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

Gorgeous day

2013-06-28 21:31:27 | 日常
雨が降った後ここ数日は誰もが gorgeous (ゴージャス)!と形容するすばらしいお天気が続いています。青空なうえに気温が高いのが本当にうれしい。サンフランシスコの人がいう高い気温ってどれくらいかというと、だいたい25度ぐらいかしら。それぐらい気温が上がるとみんな喜びます。たいていは毎日15~20度ぐらいだもの。


ランチを買いに外へ出たときの一枚。

マイアミ旅行までもうすぐ。バケーションに入る前に仕事なるべく消化したいな。

雨が降るのは久しぶり!

2013-06-25 19:12:05 | 日常

ベイエリア、今日はめずらしく雨!
何ヶ月ぶりだろう、雨が降るの。とても新鮮。日本にいた頃は、毎日天気が変わって一日ごとにその日の空模様に一喜一憂したものだけど、こちらでは毎日のように同じお天気なので、雨が降るのがうれしい。

これは通勤途中にカジュアルカープールの中から撮った一枚。カジュアルカープールとは、新しい私の通勤方法です。サンフランシスコのような都市ならではのシステムなので、次回の記事でくわしく紹介しますね。

土曜日ランチ

2013-06-24 00:11:49 | バークレー
土曜日のランチにバーベキューサンドイッチ!
フィリップとバークレーにある Smoke というお店に行きました。

日本ではバーベキューというと、アウトドアで野菜やお肉を焼いてその場で食べるというイメージだけれど、実はアメリカでバーベキューと言ったら少し意味が違います。友達どうしでするバーベキューなら、ハンバーガーのパテを焼いたりホットドッグにはさむソーセージを焼いてそれぞれがパンにはさんで食べること。お店で食べるバーベキューと言ったら、個人では調理しにくいようなやや厚めのお肉(リブなど)を時間をかけてじっくり焼いたものをさします。お肉はマリネされていたり、スモークマシンでスモークされていたり、お店によってそれぞれ違う特製ソースなどがあるのも特徴です。


食べ方はハンバーガーのように挟んだり、お肉のままがっつりかぶりついたり。サイドディッシュとして出てくるコールスローサラダやコーンブレッドと一緒に頂きました。

すごく天気がよくて、ベイエリアにはめずらしい半そで日和。この後は、掃除機を見にいって、自転車を見にいって、新しいオニツカのスニーカーを買いにいきました(私のスニーカーはぜんぶオニツカ)。私は日曜が仕事だったので、ふたりで一緒に過ごせる1日だけの週末でした。

途中アクシデントがあってちょっとしたけんかにも発展したけどね。こ~んなお天気のよい貴重な休日にけんかしてる場合じゃない!って。たぶんお互い心のなかでそう思ったのかな。この頃はお互いケンカしてもすぐに復旧するすべを身につけたような気がします(おとなになった、笑)。

おいしすぎたバーベキューのおかげか、ふりそそぐ太陽のおかげか。
ケンカしたけれど良い1日に感謝。

テーブルソーでキックバックが起こった

2013-06-17 23:19:34 | 木工 (Woodworking)
最近の工房での一コマです。
別の目的で撮られた写真ですがそこに背景としてちゃっかり写り込んでしまった自分。せっかくなので載せておきます。

(小さくて分かりませんが、テープメジャーを手にして何やら頭の中で計算中、といった図)

手前にあるのがテーブルソー。
テーブルソー (table saw) というのは、作業台の中央で丸ノコが回転するマシンのこと。木工作業で最も活躍する花形マシンです。

しかしその反面、重大な事故が起こりやすい機械であることも事実。このテーブルソーでは、使い方を誤ると「キックバック」と呼ばれる恐ろしい現象が起こります。前回の記事で書いたことの続きとして、私の身に起こったテーブルソーの事故(というかケガ人はいないけれど)を書きますね。

「キックバック」とは、高速で回転する刃物に木材がはじき飛ばされること。Youtube にカメラがとらえたキックバックの瞬間があります。

この映像の 2分30秒頃に起こる現象がキックバック。

ブログに書いていなかったけれど、実は3月頃にこれとまったく同じことが私に起こりました。幸いなことにケガはありませんでした。でも、起こった直後、身体が膝から勝手にガクガクと震えだして、あまりのショックでしばらく立ち尽くしてました。

私のブログの読者がどれだけ木工や電動工具についての知識があるのか分からないけれど、正確に書くと、そのとき扱っていた木材は50cm四方、厚さは1.5cmほど。その端を角度をつけて切り落とすために、丸ノコの刃を45度倒していました。今までに何度もやったことのある加工作業です。

高速回転する丸ノコに向かって、木材を手で押し進めていたその時。
突然これまで感じたことのないような異常な力を感じ、あっという間に木材が丸ノコにとられてビュンッと私の後ろにはじき飛ばされました。台から飛ばされる時、木材は私の左脇腹に当たり、それでも止まらずものすごい勢いで後方へはじき飛び、5メートル後ろの工房の壁を直撃。

このすべてが1秒以内で起こりました。
本当に「あっ」という間もなく、すべてが一瞬のうちでした。

怖かった~・・・。

幸いなことにそのとき私の後方には誰もいなかったので、他人を巻き込まずに済みました。はじき飛ばされた50cm四方の木材は、回転しながらものすごい速さでブーメランのように飛んでいったので、あれがもし誰かに当たっていたらと思うと、、、。それに Youtube の映像のスローモーションのところで見ると、キックバックが起こったときに男性の指が限りなく刃に近づいていますよね。高速回転する刃ですから指を切っていてもおかしくない映像です。

もし細長い木材だったとしたらはじき飛ばされた材は、矢のように飛び、壁にめり込んでいたでしょう。聞くところによると、人の身体を貫通するほどの威力があるそうです。

キックバックの危険性、原理について、それまで何度も聞いていたのに、頭で理解していても、実際に作業する際に手が誤ることがあるんですね。テーブルソーを使う人達の中で最も恐れられている現象キックバック。ケガがなかったとは言え、それが自分に起こり、直後は本当に膝がガクガク、、、身体の震えが止まりませんでした。

この事故が起こった後、同僚に
I've got a kickback on the table saw!! So scary!!
(キックバックくらっちゃったよ、怖かったー!!)と言ったら、
すぐさま返ってきた言葉が、
「大丈夫?」でも「ケガはない?」でもなく、
Do you know why it happened?
(なぜそれが起きたのか分かる?)
でした。

それまでショックと恐怖でいっぱいだったのが、なんだかこの彼女のひとことで冷静になれました。

It is important (to know why it happened), otherwise, it'll happen again.
(原因を知ることは大事、じゃないと、また同じことが起こるわ)

ほんとそのとおりです。
そして、なぜあれが起こったのか自分なりに理解に努めました。起こった原因はとてもシンプル:木材をしっかりと押さえる力が足りなかったことと、木材を無意識のうちに刃のほうに近づけていたこと(本来ならまっすぐに押し進めなければならない)、安全装置として使う割刃をつけていなかったこと。刃を45度に倒していたこともあって木材が刃のほうに無意識に近づいていったようです。それであっという間に材を高速回転する刃にとられた。


この黒いのが割刃です。今回私が誤ったように材が左に寄ったり右に寄ったりするのを防止するスプリッターの役割をしてくれます。割刃はいつも付けて使用していましたが、この日、刃を倒していたこともあって角度のある刃には付けられないのだろうと(勝手に)間違った解釈をしてしまっていました。

テーブルソーは作業の内容によって割刃や安全カバーを取り外して使用しなければならないことがあるのですが、どんなときに何を使うか、または使ってはいけないか、こういうことをひとつひとつ理解していかなれけばと思います。

これが起こったのが3月でしたが、それ以降、すっかりテーブルソーが怖くなりしばらく遠ざかっていました。今ようやくまた以前のように物理的には使えるようになりましたが、心理的にはいつも尻込みです。人一倍の恐怖心と戦っています。危険な機械を扱っているのだから当然です。でもその危険を回避したり不安を軽減してくれるのは、しっかりとした知識と経験なのだと思います。怖い怖い、と思っていても、何の助けにもなりません。

また自信を持って使えるようになるまで、しばらく時間がかかるかもしれません。数ヶ月経った今でも「怖い」と思うのだから。こんな時だから映画で聞いたセリフが心にしみたのです。

Danger is real, but fear is a choice.

いつも危険と隣り合わせ。
でも、怖いと思うか思わないか、それは自分で選択していることなんですね。

Danger is very real, but fear is a choice.

2013-06-16 01:26:45 | 本/心に残ったコトバ
"Fear is not real; it is a product of the thoughts you create.
Danger is very real, but fear is a choice."

(怖さというのは実在しない。怖さは心の中で自分がつくりあげた幻想。
危険は実在する。でも、怖いと思うのは選択だ。)

今日見た映画 Will Smith の最新作 "After Earth" で心に残ったセリフです。
木工で使う電動工具や危険な機械に対する今の自分の心持ちにとても響きます。実はここ数ヶ月のあいだ、木工で使うある機械に対する恐怖心がどんどん強まっていて、一時期ほんとうに機械を触れないことがありました。

でもこのセリフを聞いて、「危険」と「恐怖心」を、一緒くたにして混ぜこぜにしていた自分に気がつきました。もちろん、危険なことは危険なのです。だから怖いと思いがちなのですが、必要以上の恐怖心は逆に自分のパフォーマンスを落としてしまうんだよね。ここ数ヶ月ずっとそんなモヤモヤと戦ってきたような気がします。でも今日このセリフを聞いて、危険なことと恐怖心とを決別させなければ!と思いました。

なぜ木工の機械に対する恐怖心が強まったのかは、ある出来事が原因となったのですが、それはまた次回の記事にでも書きますね。別にケガをしたわけじゃないのですが、、、でもニアミス的なことがあったのです。


天気に元気もらう

2013-06-10 19:46:16 | 日常
昼過ぎまでミーティングで、午後は職場の工房で material cart (ワークショップの素材や道具を収めるカート)をつくっていたらあっという間に8時。

ここ数日ハードな日が続いてたので、つかれきって帰宅。8時半のサンフランシスコ湾。まだ明るい。アメリカで8時まで仕事してると、すごく働いた気分になるんだよね。私の職場はたいがい5時か6時でみんな帰るし。

(空、ほんのりピンク色)

なので今朝、いつもより1時間遅れて出勤。家の外に出たら、また青空。
あぁ、つかれも吹き飛ぶ。

(家の前の道)

青空、お天気。
からりとした空気。それに今日は寒くない。
これだけでしあわせ。

では行ってきます。

指がたいせつ

2013-06-08 01:40:28 | 日常
夜中に思い立ったようにピアノを弾いた(ヘッドフォンつけて)。鍵盤にさわるの久しぶり。
ブログに書いていなかったけれど YAMAHAの電子ピアノを購入したのは2年前。アメリカでもピアノ忘れたくないと思って、衝動買いしたっけ。

弾いていたのはサザンの『希望の轍』。この曲のイントロがすごく好き。

なつかしいな!
日本の曲を聴くのも弾くのも久しぶり。

仕事でももっぱら手を使ってなにかを制作することが多いし、大好きな趣味の木工で道具/工具を使うときも手の器用さ&力強さは欠かせない。そしてピアノもそうだ。一本一本の指がたいせつ。

木工で危険な機械を使い終えた時いつも思う。
ふぅー今日も指は無事だったー!神様ありがとうって。指になにかあったら私の好きな大半のことが自由にできなくなるんだね。ピアノに、木工に、仕事。ぜんぶ手の仕事。気をつけないと。