【4歳5ヶ月】
幼稚園に迎えに行くのはいつもだいたいギリギリの夕方6時。
大親友のYくんと園の前で遊ぶのが1日のハイライト。
昨日はYくんを見つけると、
バックパックも手荷物も、
「ちょっとこれ持ってて!」と母の私に押し付けて、
身軽になって名前を呼びながら駆けていった。
「○○ー!!これ、忘れてったよ!」といって、
紙ひこうきだか、紙で折った新幹線だかを、
大事そうにポケットから出し一目散にかけていく。
親友が忘れ物をして帰ったことは、
息子にとって一大事ならしい。
まだ車に乗ってないYくんの姿をみて、
これ届けなくっちゃ!と、もう一生懸命なのだ。
受け取ったYは、
「おー!ありがとう。。
あれ、なんで、どこに落ちてたの?」
「下駄箱のところにあったんだよ」
「え、そうなの、ありがとう」
Yくんが笑顔になるのが見えた。
届けものの役目を果たした息子もうれしそう。
私に荷物を任せて、
身軽になって友達のところへ駆けって行った小さな後ろ姿。
成長したなぁ。
息子はお友達社会の中でしっかり生きてる。
もう4歳半。
息子は今、火山や地震に興味があって、
火山のお話しして、といつもせがまれる。
日本語が母語で、英語はあまり話せなくて、
(英語のお友達と遊ぶときはほんのカタコトで乗りきる)
数を数えるのが好き。
1から100まで数えられてないけど「ぼく数えられたよー」と言っている。
(たとえば39の次、いきなり90に飛んでそこから100まで数えている。)
足し算もできるよ、といって、
パパと簡単な足し算をしている。
今もまだ「ママ、だいすき」がくちぐせで、
1日に何度も言ってくる。
いまだ身長も体重も1パーセントタイル以下なので、
周りの子どもたちと比べると頭ひとつぶんぐらい小さい。
4歳だけど、3歳児ぐらいに見える。
それでも、
母の私からみるとだいぶ大きくなった。
日々、忙しくてふりかえる暇もないのだけれど、
こういう日々もだんだん過去になっていくのかと思うと、
やっぱり立ち止まって書き留めておくのは大切だなと思う。