Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

痛みと、怒りと。

2013-08-16 08:33:40 | 日常
今朝の新聞紙。
http://www.sfgate.com/bayarea/article/Exploratorium-cuts-18-of-staff-as-attendance-lags-4737148.php

「サンフランシスコのエクスプロラトリアム、職員の18%を解雇
移転後の入館者数おもわしくなく」

この記事は正しく事実を伝えていない面もある(早期退職をさせられた人数を含めていない、辞めることになった実際の人数はもっと多い)。でも移転に伴うマネージメント予測の読みの甘さのせいで、大規模な解雇が起こっていることは事実。10年、20年、このミュージアムをつくってきた人達、そう、本当に手づくりでつくってきたような人達が、急に解雇をつきつけられている。しかもそれは本当に突然やってきた。

痛みと、怒り。
心の中に、今それだけ。

サンフランシスコが舞台 Blue Jasmine を観てきた

2013-08-12 21:55:33 | エイガ、DVD
週末、落ち込んでいる私をフィリップがごはんと映画に連れて行ってくれました。ありがとね~。

観てきたのはウッディ・アレンの最新作 Blue Jasmine. これまで、バルセロナ、パリ、ローマを舞台として映画を撮ってきたウッディ・アレンが今回選んだロケ地はサンフランシスコ。

ニューヨークの上流階級で優雅に暮らしていたジャスミンが、ある日突然夫とすべての財産を失い、唯一の頼りとして血のつながっていない妹(決して裕福ではない)をあてにサンフランシスコの彼女のアパートへ転がり込むところから話が始まります。コメディっぽく笑わせてくれるところもあるんだけど、映画が終わってみるとなんとも痛々しい悲しいストーリーだったなぁ。


私はいつも映画を観た後、レビューを英語で読むのが好きなんだけど、ほとんどのサイトがこの映画はテネシーウィリアムズの「欲望という名の電車」の現代版みたいだ、って書いていました。なるほどねぇ。日本にいた頃は意識しなかった社会階級、とまではいかないけれど生活レベルの差、みたいなものが映画の中に如実に描かれていて、なんというかアメリカの光と陰、と同時にそれぞれの階級の中で生きる人間模様をとても興味深く観察してしまいました。

会話のはしばしに登場する通りの名前、地名、そしてサンフランシスコの風景、どれもとてもなじみ深く、おそらく私がこの映画に親近感をわかせている理由のひとつかも。主人公ジャスミンの、人生が急変したがための壊れっぷりには感情移入できないけれど考えさせられるものはある(あ~!どうしてそこでまた嘘に嘘を重ねるのだ?と突っ込みたくなる)。この女優さん (Cate Blanchett) の演技力に脱帽。

でもね、少しビジュアル的な不満を言わせてもらうと、ぜんっぜん私が心に描くサンフランシスコの美しい街並を撮ってくれてないなぁということ。ウッディアレン!パリやローマはあんなに美しく切り取って描いてたのに~。なぜか映画の中のサンフランシスコはくすんで見えたよ。

いまだ心晴れず。

2013-08-12 17:56:04 | 日常
仕事行く途中、週に2回 Farmer's Market が開催されてます。


カリフォルニアで今が旬のピーチやぶどう達。気晴らしにフルーツを買って出勤。

職場に着いたら前にブログにも書いたカイトカメラ の展示のために同僚がジオラマをつくってくれていた。ありがと!すべてかなりのミニチュアサイズで、人物をつくったりカイトをつくったりカメラをつくったり、すごい手仕事。こういうことをサラッとしてくれる同僚の存在、ほんとモチベーションあげてくれます。


一緒に展示する写真、オブジェ、グラフィクスもすべて揃えたのでこれでようやくキャビネットの中に納めらそう。

しかし前回のブログに少し書いたとおり、いまだ職場は試練の時期。仕事ひとつひとつは楽しいけれど、「心ここにあらず」状態が続きます。

元気です!半分。

2013-08-08 23:28:53 | 日常
また日にちが空いてしまいました、元気です。
フィリップが2週間ぶりに帰ってきて、さーまた2人暮らしのベイエリア生活を再開!と思っていた矢先のこと。私の仕事のことで思っても見なかった事態が起こり、ブログを更新する余裕が完全に消えていました。事態が落ち着くまでおそらくブログも「心ここにあらず」状態で書けないかも。元気だけど元気になれないことも進行中。

とまぁ、詳しく書けない話はここでしてもしょうがないので、はっきり分かる話をしよう。

今月の終わりに両親が遊びに来てくれます!
たのしみです。もうだいぶ前から決まってたので、だいぶ待ってる感じだけど。
父と母そろってアメリカに来てくれたことはないので、今回が初めて。私も日本に4年ほど帰っていないので、父と会うのは丸々4年ぶり、母と会うのも3年ぶりぐらい。

何をしようかな!
そして、父はほんの数日で帰ってしまう予定なのだけど、母と私はその後 (9/5~) にペルーへ旅行に行くことにもなってます。人生2回目のペルー、そしてマチュピチュです。


ガイドブックを買ってみたよ!
まだぜんぜん読んでないけど。

さー、気分転換に旅のことや人生のことを考えようっと。

お迎えに。

2013-08-02 20:06:02 | 日常
フィリップを迎えに、一路サンフランシスコ国際空港へ。


フィリップのいない二週間はあっと言う間でした。時々家が静かで話し相手がいなくてさみしく思ったり、時々自由を満喫したり。特にこの二週間のうちに woodworking にたくさん行けたり同い年の友達とゆっくり話せたことはよかったな。

最近いろんなことに思いをめぐらせていたら、アメリカ人の友達に「それってミッドライフ・クライシス (midlife crisis)じゃないの?」と指摘された。ミッドライフ・クライシス? 日本にいた頃聞いたことなかった言葉だけど、自分が歳を重ねてみて初めて何がしかの実感を持って受け止める言葉、でした。まだよくそれが何なのかわかってないけど、たまには自分の来し方を見直して、これからのことをじっくり考える機会を持つのも必要だなと思いました。この二週間はそんな時間だったのかも。



さぁー、はやく帰ってこい!
さっきからずっと空港の Arrival Lobby で待ちぼうけなんです。

ピクサーの切手!

2013-08-01 11:51:33 | 日常
久々に郵便局に切手を買いに行ったらピクサーのデザインがあったの。



こっちの郵便局って、並ばないといけないし、時間かかるし、行くのに不便だし、なんか雰囲気がくらいからいつも足どり重いんだけど、今日はこれ見てパッと明るい気持ちになりました。


トイストーリーのも。アメリカの切手はシールになってるのでペタペタ気軽に貼れます。切手使うのもったいないくらい!

今日は代休でお休み。woodworking しに行きます。気づけばもう八月。明日の金曜日は同僚たちとバークレーのミュージアムへ視察を兼ねたフィールドトリップ。そして夜はフィリップが帰ってくる予定(もうー?って思ったり、笑)。

新しい月、気持ちあらたに。