Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

オフの日に色々考える

2005-11-23 23:58:23 | 日常
■今日は何曜日?
2週間以上も代休がなかったので、なんだか曜日の感覚がありません。勤労感謝の日なのか。仕事で横浜トリエンナーレを見学に行くという予定が実現されなくなったため、今日は久しぶりのオフ。

プロジェクトリーダーの先生がほぼ毎日のようにオフィスへやってくる。ミーティングをしたり、一緒に食事をとったり、外で散歩をしたり、ラーニングカフェのようなレクチャーを持ったり、なんかぜいたくな企画会議が続いている。週末は週末で、東京チームのメンバーが、京都の子どもたちに先端的なワークショップを行うためにやってくる。当然そのサポートにまわる。Mさんと私は時に学生、時に実行部隊、時に事務員、時にファシリテーターと化す。何でもありのこの仕事をしていると、なんだか『海の鳥・空の魚』のような気分になる。自分のフィールドではないところへ放り投げだされた感じだ。

最近よく「来年もやる?」と聞かれる。
「うーん、どうなんでしょう?」とごまかしてしまう。

私の原点て、3年間の高校教師としての経験なんだよね。
「学び」から脱落してしまったような生徒たちの無気力さとの戦い。英語を教える「以前」の問題。出口が用意されてない。出口をたくさん見せるような教育をしていない。原因や予防法、対処法を学ぶべく渡米し、学校の中でいろんなプログラムを作ることを学ぶ。キャリア教育、社会的スキル、スタディスキル、自尊心、セルフエフィカシー、家族とのつながり、そういうものをテーマにプログラムを作った。 

そういえばワークショップに興味を持ったのも、そんなテーマで予防的な環境を自分が創りだせると思ったからなんだよね。でもその実践は、学校でもできるし、学校じゃないところでもできる。今までは「教育は、学校でしょ!」とshortsightedに考えていたけど、この仕事をしてからかなり柔軟になってきた気がする。プラス、「学び」もキーワードに加わってきた。

学校だとできないこともあるなぁと思う反面、子ども達には「毎日」会いたいと思う。もっと実践ができるなら来年もやりたいなぁ。でも、保証はないよなぁ。
うーん。今が考えどき。
ときどき原点を振り返る。ひとつのlearning experienceとして。

■ひのきがね
コリコリに凝った上半身をいたわるべく、薬用入浴剤を投入。

ぷは~。久しぶりだ~。

お風呂場に、ひのきのイスを置いたらすっっっっごくいい香りが充満してる!ちなみに無印のこのイス。500円ぐらいのプラスチックのイスを買うつもりがなぜか…(ついつい衝動的にねー)。生活、というか、気持ちを豊かにしてくれるグッズの1つ。
ひのきって、カビはえるのかなぁ。それを恐れていちいちtake careしてます(干したり。笑)。うちの植物と一緒に、ひのき、かわいがってまっす。

では、今日はこんなところです。

絵が描ける人

2005-11-18 02:01:02 | 日常
きょう仕事で建築系(デザイナーなのかな?)の人と一緒になった。

思い描いていることを伝えるスキルがあるっていいなぁー。

「こういうふうにしたらいいと思うんですよ」とサラサラと走り描きスケッチ。文字だけで企画案書くより、断然伝わるのね。すごいなぁ。あれはすごいスキルだよ。

■おべんとう?
しらす菜ごはん、卵焼き、ウィンナー、鳥レバー照り焼き、かぼちゃさん、ほうれんそう。
詰めてった、今朝も!(後ろ3品はあらかじめ作って冷凍しておいたもの。)鳥レバーは、おばあちゃんと暮らしていた時におばあちゃんがよく食べてたのでいつの間にか食べるようになった。。。家族がこれを読んだらレバーなんてめずらしい!って言いそう。貧血気にしてるのよ。

楽しみなおべんとうじゃないと、続かないんだなぁと思います。今日はしらす菜ごはんが楽しみでした:)

何なんだろうワークショップって。

2005-11-14 01:30:12 | 日常
■家族ワークショップ
またオフィスへ(日曜なのに。)。12月のイベントがあるため、雑用・事務周りの仕事も増えて、ミーティングで夢や理想を話していた2ヶ月前とは状況が違う。とにかく3週間後のイベントを成功させなくちゃ。ここからは全力で走り抜けます。

メールをチェックしつつ、事務的作業を片付けながら、絵本作家の駒形克己さんと、写真家の広川泰士さんのワークショップをついでに見学。

いったい何なんだろうね、ワークショップって。今日のワークショップは地域の家族を集めて、プロの写真家に写真を教えてもらい、家族のオリジナル写真集を一日で創ってしまうという内容だった。共同作業しながら、家族としてのありかたを考え、リフレクションをたくさんし、そして一冊の作品をつくる。素敵な活動だったと思う。

何なんだろうね、ワークショップ。
なんで私はここに来たんだろう。

カウンセリングというとどうしたってちょっと病んでいるイメージがつきまとうけど、ワークショップというとすごく前向き(やってることはカウンセリング理論に通じるところが多々あるし、また予防的でもある)。うーん、何かができそうなんだけれど。わかる?このモヤモヤ感。

■本が届いたよ
楽しみにしていた本が届いた。
『南方熊楠と「事の学」』
昔の同期が本を出版しました。私が留学に行く前から、ていうかたぶんそのずーっと前から書きためていた文章たち。こうして形になっているのを見て純粋にすごいなぁ!って思いました。おめでとう。

over the hill ?

2005-11-13 01:26:33 | 日常
■No! I don't feel old!
11月11日、30歳になりました。これからの10年間も楽しみです。

30年前の11月11日、母は病院の窓から銀杏を見ていたらしい。「あんたを産んだときは銀杏がきれいでね」なんて、いつか聞いたことがある。まぶしいくらいの黄色い銀杏を想像してしまうのだけど、2005年11月11日京都、近所の銀杏並木はまだまだ青い。


―うわ、急にきいろい銀杏が待ち遠しくなってきた。