上砂理佳のうぐいす日記

楓ギャラリーのグループ展、多くの方にお越しいただき誠にありがとうございました。励みになりました★

及川選手、爽快やったわ

2006-02-14 | トリノ五輪
大本命の加藤選手も、2回目は良かったんだけどな~。1回目はあのアクシデント、やや可哀相な気が。結局「寝ては起き」「寝ては起き」でスピードスケート見てしまった。おかげでフィギュアのペアは結果をニュースで知るのみ。録画が楽しみだ。
ジャン&ジャンペアが4回転スローに挑戦したり、怜奈ちゃん達が頑張って7位に入ったり、いろいろとドラマがあったわけですね。なんだか、パラベラのお客さんは、あったか~いムードみたいで(ローカルというか)氷の状態もすこぶる良いそうで、その点は安心してます。ソルトレイクがとても緊迫感あふれてて、怖いくらいでしたからね…。確かにあの、蟻地獄っちゅうかスリ鉢の底みたいな会場に立ったら、足ガクガク震えますよな。

4位に入った及川選手は、ほんまに軽い「しゅぱーっ」とした滑りで、シロウト目にも素晴しいものでした。メダルでなくてもいいやんか!あの涙の会見を見てたらウルウルしてしまった。怜奈ちゃん達もそうだけど、自分に出来うる事を精一杯!出来たら、もし成績的にダメだったとしても胸張っていいのよ~。去り行く清水選手の後姿にも「敗者の美」が漂っていました。個人的には、加藤君とウォーザースプーンを応援してたんだけど、スピードスケートがあんなに難しいものだったとは。ほんの少しのミスでグーッと順位が下がってしまうのね。あれで優勝せい、と言われたらもう、運と実力と奇蹟とを総動員せんと無理かも…。いやこれまた奥深い競技なのでした。

トト&マリ組が予想通り金メダル。でもシェン&ツァオ達、中国勢が最後の最後に間に合って上位を占め、嬉しい。そして怜奈ちゃんのスロウ3アクセル!見事でした。あれはやはり、歴史の1ページに残ることでしょう。美しい軸と高さ、幅、着氷、パーフェクト。フリーでは惜しかったけど全米王者らしい素晴しい五輪だったのでは。大拍手です。
アルベールビル五輪の時の、小山君と組んでたペアを思い出しました。あの時は確か15歳くらいだったから、今の真央ちゃんってかんじ。でも、若いのに伸びやかで、なかなかに素晴しい出来だったと記憶してます。相変わらず、パートナーのジョンの「猫っ可愛がり」ぶりは相当なもんですが(笑)。
あーペアっていいねー。シングルにもドラマがあるんだけど、ペアはペアならではの「二人のドラマ」が、演技とオーバーラップして尚更泣けますのよ。

…さて男子SP。神様、仏様、キリスト様…どちら様も男子をよろしく。
怖がりの私は、たぶんナマではよう見ん。録画頼み★
コメント
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