上砂理佳のうぐいす日記

7月18日(木)~23日(火)まで、茶屋町の「ギャラリー四匹の猫」で「夏への扉」展に参加します★

アスリートの「収穫期」★

2011-11-30 | モロモロのスポーツ
「クレバー」ってこういう事を言うのかな。
朝日新聞夕刊で不定期連載されている、スケートの清水宏保さんの「ロケットトーク」というコラム。いつも感動しながら読んでます。時に号泣。お気に入りの回はスクラップしてあるほど。
いつも「ズバリ」と大事な事が、飾らない言葉で書かれてあって、アスリートのみならず社会人なら読んで欲しい。そう思います。

今回は「下降期にこそ学ぶべきもの」。
20代後半に入ったスポーツ選手にとって、ピークを過ぎ下降していく自分とどう付き合えばいいか。一見悲しいような現実ですが、実はこの「下降期」こそが「収穫期」ということです。
「そのスポーツをすることで、精神的に何を得られるかを考える」ことこそが、その後の人生に大きくかかわってくる。
清水さん自身も、「五輪金メダル後は、自分の人格形成期だった」と語ります。だから、若い上り調子の頃と違って成績が出せなくても、実はこの下降期に培うものこそが大事なのだということ。
なんて良い響きなんでしょか。「収穫期」って。衰退しているように見えて実は一番良い時期なんて。
清水さんは今、大学院で勉強しながら、将来はスポーツ健康学などの分野で後輩に貢献出来るよう準備中らしいです。

この前の回のコラムは「僕は30分間以上、直立していることが出来ない」でした。びっくり。
現役時の怪我の影響で立っていることが出来ないらしく(多分、動いているのは大丈夫なのでしょう)、それは生涯治らないということです。
そこまでして体を犠牲にして…メダルって獲らんといかんのかな。と素人は思いますが、その現実を受け入れて、折り合って前向きに生きていくこと。それを知ることこそが大事だったのでしょうね。

「ボロボロだからこそ次に進める」という回も号泣しました。
柔道の金メダリスト、野村忠宏選手とメールを交わす仲らしいですが、「もう功成り名遂げたのだし、美しい時期に引退すれば」という周囲の声に反し、なぜ野村選手が負けても負けても現役を続けるのか。その気持ちがよくわかる、ということです。
清水さん自身も長野五輪金メダル後、成績上ではふるいませんでした。
長い長い低迷が続き、「なんであそこまで行った人が潔く引退しないのか?」と、私も不思議な気持ちでした。怪我もあるし若手は出てくるし、スポンサーにも苦労してるようだし。。。
でも、コラムのこの記述を読んでガーンと来たのです。

「ボロボロになるまでやらなければ後悔する。やり尽くした、と思えるまでやることが、(自分の人生の)セカンドステージへのモチベーションになる。そのことで、過去(の栄光)にすがることが無くなる」

そうだったのか!
世界一にまで行った選手でも、いつかは「第二の人生」に舞台を変えないといけないわけで、でもそこでの自分は果たして成功出来るのか否か、全くわからない。
それまで競技人生一色だった人が、未知の分野に飛び込むのですから、「えいっ!」とジャンプするにはハンパない勇気が必要なのだ、と。
「まだ俺はやり残したことがある」「まだ俺は力が残ってる」とモヤモヤ思いながら引退してしまうと、次へ行く勇気がそがれてしまう。だからついつい「俺は金メダリストだし…」と、過去の成績にすがりつくことになる。
とことんやり尽くしました!一滴も力は残ってません!終わりました!
…と自分で納得出来たなら、心残りなく次へ行ける。ジャンプ出来る。
一番の頂点で栄光のまま引退する人もいるけれど、「もう無理」と思われても何年も現役を続ける人も多いのは、きっとこういうことなのだろうなあ。。。。納得しました。

清水さんが書いていることって実は、大ちゃんが最近言っていることと、すごくかぶる!
「今からソチ五輪までに経験することは、今後の自分の人生にきっと生かされる」ということは、まさに清水氏曰くところの「収穫期」を指すし(今が大ちゃんの「下降期」とは思わないけど、少なくとも「若手伸び盛り期」ではない)、「自分はまだやれると思う。このままでは終われない」というのも、「やり尽くしたと思えるまでまだやっていない。自分自身まだ燃え尽きていない」ということだし。
きっと二人は喋った事も無いかも、だけど、いつか対談して欲しいですね。
「清水宏保×高橋大輔」相通じるものは多いと思いますわ。

「アスリートは結果を出してナンボ」というけれど、それは選手本人だけが言っていい言葉。
外野が言う資格は無い。
結果が出ない時でも、きちんと収穫はあるのだなあ、ということがわかったから、なんか安心したというか「今、充実期なんだな。最良の時なんだな」と思えるようになりました。私はやはりファンだから、昔みたいに「勝って」「勝って」欲しいのはヤマヤマですが、今後、別の感性で捉える事が出来そう。
そう、私自身ももう、若い「ガンガンいく」頃ではなくなったので、最近戸惑う部分が多々あったのですが、仕事をやって得られる精神的なもの、「意味」を考えろということなのね。
スポーツでも芸術でも、後に残る「功績」や「作品」は確かにあるけれど、その人の人生自体は引退してもずっと続いていくわけで、そちらの方がずっと大事というか。いくら華やかな成績を残しても、空ろな人生では意味が無い。

清水さんのコラム、ホンマにええです。出来るだけなが~く読みたいなあ★
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

姫路の旅★

2011-11-28 | うぐいすよもやま日記
姫路名物?「駅そば」帰りに食べてしまった~(^o^; お出汁はうどんと同じなのに、麺はラーメン?ネギと天ぷらのコロモも美味しい。うーんイケる!
山陽百貨店の個展サイン会では、スタッフの皆様にも温かくして頂き、まことにありがとうございました。お客様も印象深い方ばかりで、お話を聞いて私も勉強になったりしました。
私はやっぱりあがっていて(笑)、かなり変な事もしゃべっていたのでは…m(__)m でも楽しく過ごさせてもらいました。
姫路は、大ちゃんの今季エキシビションを振り付けている宮本賢二先生のホームでもありますよね。なんとなく、あの独特の感性を育んだ土地柄が…うなずけるような。
お城は残念ながら改装工事中でしたが、ちょっと時間があったので街を闊歩してみました。商店街がレトロで昭和的で好きやわあ。駅前が綺麗に華やかになっててびっくり。私がまだお勤めしてた頃、出張で行って以来ですが、様変わりした~。
どこかノンビリしてて、情緒ある城下町。また次はゆっくり行きたい姫路。大阪から一時間かかるので、やはり「旅!」つう感じでありました★
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆづ君来たよ~★

2011-11-27 | うぐいすよもやま日記
ロシア杯シングル終了。
真央ちゃんは、「ロシア娘包囲網」を冷静にいなした(?)3季ぶりの優勝だったんですね!おめでとうございます~^^
ジャンプミスはあったけど、やっぱり「愛の夢」は流れがいい!シーズン最後に3A入れてくると思いますが、GPFが楽しみになってきた!
そしてそしてついさっき終わった男子。なんと!ゆづ君優勝や!
FS1位とったフェルナンデスを総合0.03差でかわしました。もう、執念でもぎとったな(笑)。
中国杯で悔しい僅差4位だったので、ここでお返しということですか。
それにしても「絶好調!」という様子でもなかったのに優勝とはすごいですね。まあ…アボットが情けなさすぎたのかも(><)
いーんです。アボットはまたGPFで頑張れ!つうか全米ね(もう悪夢はイヤよ)。

今日は男子だけ、実に久々にオンラインリザルト見てたんですが、「今、ミハル君が演技してて、次はゆづる君です。ゆづる君のSBとPBは○○です」なんて表示が出るようになったとは、私知らなかったのです(遅っ)。臨場感あり過ぎで怖いよ。会場にいるみたい。
しかし、ゆづ君のFSのPCSが、こないだのN杯のこづ君と殆ど変らないのよ。TES大ちゃんより高いし(汗)。なんか信じられない昇り竜っぷり。
まあ、日本男子としては良い方向にいってくれてるのですが、ここまで速く上位に来るとは思ってなかった~。でも来年、刑事君が続きそうやなあ。
いやー大ちゃんっ、これでますます発奮してくださいよー(きっと今頃、高槻の家でそう思ってるはずや)★
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

N杯感想続き★

2011-11-25 | うぐいすよもやま日記
まっちーこと町田君は、SPのスピン転倒が本当に勿体なくて。。。でも、着実に進化を遂げてきているようで町田ファンとしては嬉しいです。彼は生で見てても小柄で華奢なので、SPのような速いテンポ、キレのあるプロでアピールするのは正解。
フリーの「ドンキ」はランビ先生振付ということでしたが、期待を裏切らない上質のプログラムでした。とにかく全編動き回っているし、「ダンス」ですよね。町田君は踊れるので感情もこもってて見ていて楽しい。
でも、ランビ作品は技術的にとても高難度を要求するので(昨年のテン君のプロは、余りそうは思わなかったなあ)、今はまだこなしきれてない印象でした。2年がかりで完成させるのもいいかも。以前は苦手だったエッジ系のジャンプも、頑張って向上させているようでした。新天地で練習張り切っている様子がうかがえ、もーやっぱり、まっちーは可愛くてたまらない(笑)。

ムロズ君は4回転ルッツお見事でしたが、以前全米で2位になった時のような「途方もないきらめき」は感じられなかった。練習の比重がジャンプに傾き過ぎなのでは?表現力もある人なので、企画・振付から練り直した方がいいんちゃうかなー。「カルメン」はやっぱり古くないですか。。。もっともシーズン後半で大化けするかも。
ベルナー君はSPのもう前半から動きそのものがおかしく、怪我(病気?)から治りきっていないのがわかってしまいました。プロそのものはとても良い。やっぱり、ちょっとした動きや表情、間の取り方、音楽表現が素晴らしく、世界が大きく見えます。遠くの席からでも背面からでも、表情がよくわかるタイプの選手。だからなおさら、体調が悪いのが見てとれて残念でした。
ロシア杯も欠場するということで、ミハルとの国内チャンピオン争いはどうするんかな。彼はあれほど才能に恵まれているのに、何故か「ここぞ!」というところで運が無い。私が神社で祈ったらいいのか!?もう一発、大舞台で神演技を見せて欲しいです。

今回は「くせ者」シュルタイスが欠場で、顔ぶれ的にもやや寂しかったです。日本の3人男子は華やかで良かったけれど。これで、ブレジナ、アボット、アモディオあたりが来てくれてたらもう少し濃密な戦いになったかも。ライサとかジュベールとかケビン(バンデルペレン)のベテラン組も欲しかったなあ。。。悪いけど、メンショフとコンテスティではちと地味なのよ(笑)。マイナー君が3位に入って、さてブレイクするか否か(よく見るとイケメン?マイナー君)
しかしGPシリーズは今季から10人になっちゃったのが一番いかんー!
12人に戻してください!
このままいくと、8人制度になるんちゃうかと、恐ろしい。。。★

女子は、あっこちゃんが一番、安定感と覇気が感じられました。今季のあっこちゃんは、ミスがあっても「私は練習してきてるから大丈夫!」みたいな底力があるというか。いい意味で図太さが出てきたかのようでした。特に、SPの時のオーラは素晴らしかった。お客さんと一体になって踊っておりました。
SPとFSでもう少し、衣装のデザインの違いを際立たせた方が良いかも?私なら、SPはグレーより、ゴールドとクリーム色でゴージャスな刺繍をほどこしたものにするかな。「眠れる森の美女」のオーロラ姫みたいな。
そしてフリーの「こうもり」は、大胆に首と胸を開けて、漆黒にキラキラをちりばめ、大人~なカクテルドレス調に。。。髪の結い方も変えて。。。とか勝手に妄想デザイナー(笑)。
あっこちゃんが「サンデースポーツ」で、とても綺麗だったのですよね。髪もいつもと変えて黒ドレス似合ってた!隣の大ちゃんは、あっこちゃんの美しさにややタジタジしてた(笑)。
真央ちゃんはSPのシェヘラザードは、初のパンツルックで美しかったのですが、音楽がまさかああいうモダンアレンジだったとは!…ちょっと私には「?」でした。でも、新しい真央ちゃんの魅力をみせるためには良いのでしょうか。もう少し様子見。
FSの「愛の夢」は、さすがに2年目のプログラムで良くこなれていて、ゆったり幸福なオーラに包まれていました。会場中が「しあわせ一杯~!」状態で、昨年の2位になった時の全日本のような、素晴らしいテンション。私もスタオベ。
他にも、しーちゃんプロデュースの石川さんの「ミス・サイゴン」、美しいアシュリーのSPや「ブラック・スワン」、レオノワちゃんの勇ましい女海賊とか、なかなかに見応えがありました。うーん。おなかいっぱい!

今日からロシア杯まず女子ですが、真央ちゃん頑張って欲しいですね。3Aがもし無くても、今の真央ちゃんなら総合力で充分勝てる!そう痛感しました。私の好きな品格のある選手・今井遥ちゃんの活躍にも期待★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

困った!!★

2011-11-24 | 11-12コンペとショー
もう最終のロシア杯だとゆーのに、まだN杯余韻から抜けきれません(笑)。こまりんぐ!

エリックは、織田君がえらいことになって。。。夏頃のつぶやき見てたら、東京のお医者さんに通っていたことはわかったのですが、手術するほどではないのかな?と安心していたら。案の定というか。
もう今季は捨てて治療に専念して、ソチ五輪にそなえた方が良いよ~と素朴に思うのですが、色々と事情があるのでしょうね。
でも、エリックでよくよくFSの「シェルブールの雨傘」を聞いていたら、素敵なモダン・ピアノアレンジで、なんとな~く彼の表現したいムードが解ってきました。「軽やかなアンニュイ」でしょうか。
なので今後をどうするのか、日本男子の代表枠にもかかってきますから、気になるところです。
パトリックは優勝は固いと思ってたけど、スケカナより覇気が感じられなかったので、体調不良だったのか?でも本当に、地力のある選手になりましたよん。ファイナルとワールドでV2となるのか。注目です。

はてさて、大ちゃんですが。
フレンズ、JO、スケカナ…と見てきて段々と調子を上げてきました。JOの時はフリー130点だったものね…そりゃ自分で自分を笑うでしょ。そこから、余り良くなかったカナダでも+23点。今回N杯で+39点って(^^;)。やっぱり「大ちゃんコースター」は永遠に健在だ(笑)。
N杯で生観戦して、私の一番の注目は小塚君と大ちゃんの対決だったのですが、今季は小塚君の方が「追われる立場」。大ちゃんは「挑戦者」。そこらへんが微妙に心理的にも作用してるのかな、と思いました。
小塚君が銀メダルの位置から頂点を目指すには、パトリックにどーしても負けているPCSで勝たなくてはならない。ならばここでこそ(!)斬新なプログラムで賭けに出なくてはならない。。。五輪までにはまだ時間がある!
なんだけど、どーもプロが毎年同じ路線なのが気にかかります。いつもSPは「小粋でクール」でしょ?そしてFSはクラシック系。
私なら、SPは「ボレロ」でも持ってくるかな。「小塚選手がやりそうにもない」もので意表を突く。
そしてFSは…あ、ここでタンゴでもどうだろう。フラメンコ系でもいいですね。流麗なスケーティングはもう今まで存分に魅せてきたので、速い足さばきとか「アタック」を見てみたい。彼は割と「淡々と」滑るので、情熱的な起伏の激しい曲でフリーの長丁場を演じ切るようにした方が、「成長しました!」ってところをアピールするのに有効じゃないかなあ。
今回のFSの「ナウシカ」は、震災後の日本へのメッセージを込めて選んだのかなあ、と思いきや、そうではなくネットで聞いたイメージみたいですが。きっかけは何でもいいのだけど、そこからどう探求していくか、何をどう伝えたいのかまだ見えてこない感じかな。でも、こづくんの持ってる「清潔感」みたいな個性は、良く滲み出ていると思いました。
N杯では特にSPはかなり緊張していたようで、演技が小さくまとまってしまっていた。FSも後半になるほどノッてきたようで、EXが一番良くスケートが滑っていました。表現も余裕があった。
でも彼も、地力が上がったことにより、全日本までにはある程度上げてくることと思われます。
「日経のコラム」は…言葉って難しいなー思いました。彼の頭の良さなら今後、インタビューは慎重になることでしょう。

大ちゃんはN杯では調子そのものが良かったみたいで、3A以下のジャンプやスピンは楽々こなしているようでした。6分間練習では4回転を、SPの時は1度(ステップアウト)。FSでは4度トライ。
FS前は確か、4Tステップアウト→4T両足(惜しい)→4Fステップアウト→4F成功(!)…だったと思います(TかFかは記憶間違いしてる可能性あり)。
成功した4回転フリップ、すごく高くて迫力がありました。はるか頭上から見下ろしている私の目にさえ、「高~っっっ!」思いましたから。しかしNHKがちゃんと映像残しておいてくれるとは…えへっ。
SPは危げなく丁寧に滑っていた感じです。まだ「高橋大輔、バクハツ!」まではいってない?本当に「スパーク!」した時の彼はこんなもんじゃないと思うんですよ^^; もっとも私はこういうエキゾチック系の曲が大好きなので、しっかりノーミスで滑ってくれた時にゃあ、美味しくて美味しくてたまらないんですけどー。
まずはエレメンツをしっかり定着させ、高評価で地盤を固める、という作戦は成功です。特に、弱点だったスピンが向上して、他エレメンツとの落差が無くなったのが大きい。
もっともここで4-3を投入したらどうなるのか…いや、もうベテランさんなのでちゃんと考えてますよね。いつ投入するのか、SPで入れるタイミングは、ひたすら練習での調子の上がり方によりますが、もしGPFでワールドへの切符が(事実上)内定したら、全日本で入れてきそうな気はします。
いやしかし、このSPの衣装は遠目で見てもグッドライン。「黒豹のようなダンサー」が一人、氷の上で異色の存在感を放っていました。足の筋肉の形をしっかり主張してるのが良いのかな。私は前の衣装が平凡に思えるので、断然こちらが好き!

フリーの「ブルース」は、段々と形になってきたようで、全体像が見えてきました。彫刻で言えば、「だいたいの形は彫りました」段階でしょうか。細部はこれから彫っていくというか、彫りながらイメージが研ぎ澄まされていくように思います。
大ちゃん自身はまだ、イメージが曖昧なように見えましたが、JOの時は「体を成してない」状態だったので(言い過ぎかしら・笑)、集中して毎日練習している様子がうかがえました。
難しいプロやね。。。テッサ&スコットの五輪前シーズンのFSも、こういうのじゃなかったかしら?明快な起承転結が無いので、下手に滑ると退屈でたまらない4分半になるという。。。
そのかわりエレメンツが研ぎ澄まされいると、作品自体のクオリティが飛びぬけて見えるという。
欲を言えば、大ちゃん小柄なのでもう少し、重量感が欲しいです。「どすこい」というか。オッサン臭さというか。アクというか。朝青龍がこれを滑ったらかなりハマると思うが(笑)。新聞の報道によると、「やさぐれ感」探求みたいですね。
スケーティングの上手さと、「やさぐれ感」をどうシンクロさせて研ぎ澄ませたら良いのか。はい、高尚過ぎて私もわかりません(笑)。
でも、最後のステップ前の「髪くしゃくしゃ~」が、たまらなくいいなあーーーー。
なんか、FSはこう、感覚的に「見てはいけないものをチラ見する」感じで、今も録画をおそるおそる見てるの…家族と一緒に見てはいけない不倫ドラマみたいなの(笑)。私、おかしいでしょうか。

やさぐれながら4回転を跳べますように。大ちゃん、がんばれえ★
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の訪れ★

2011-11-22 | うぐいすよもやま日記
今日は「日本画的水彩」に取り組んでいます。
北海道に行って、何年かぶりに
「ああ!日本の冬ってこうやったんや!」
…を実感しました。冷たさが心地よい。
大阪にいたら「亜熱帯」って感じで、年々「冬」を体感しづらくなっています。
吐く息が白いことも稀だし、しもやけも無い。早朝、水道が凍ることも無い。
でも、北海道体験のおかげで、冬の絵を描く感覚がよみがえったのでした★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

姫路山陽百貨店個展★

2011-11-16 | うぐいすよもやま日記
札幌から帰りました。
北海道は昨日から本格的な雪になったそうですね。NHK杯は毎日晴天で、広い空と木立の美しさが印象的でした。
NHK杯の生観戦感想はまた明日以降。日本勢は頑張りました!
真駒内アリーナは座席が超クールで、ついつい高橋大輔応援グッズの「D1sk赤タオル」を買ってお尻に敷いてしまいました(笑)。
今日11/16(水)から29(火)まで、姫路の山陽百貨店5階「ザ・ギャラリー」にて、銅版画と水彩画の個展を開催してます。
水彩画は描き下ろしのものも出してます。今の季節に合ったものを。
サイン会は11/27(日)の午後2時~4時まで。
お近くの方はどうぞ御観覧下さい。広いスペースなので、種類も豊富に揃えております★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関学★

2011-11-10 | うぐいすよもやま日記
ランチパック関関同立シリーズ。今日は「関西学院大学」です。
「チキンカツとスクランブルエッグを合わせ、関西学院大学の人気メニューをイメージしました」な「チキンカツたまごあんかけ風」。
でもあまり「あんかけ」感はなくアッサリ味。関学は「おぼっちゃま・お嬢さま大学」なイメージなので、あまりコテコテしないのかな~。
ちょっとトーストすると美味しいよ★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もしも「旧」なら★

2011-11-08 | 11-12コンペとショー
中国杯男子、旧採点の順位点法ならどーなる?と、昨日バスの中で考えてしまいました^ロ^;
SPは1位が順位点0.5 2位なら0.5×2=1.0
FSは1位が順位点1.0 2位なら1.0×2=2.0
SP+FSの合計順位点が少ない人が勝ち。なので
ナン・ソン君…2.5+1.0=3.5
織田君…2.0+2.0=4.5
アボット…1.5+3.0=4.5
ゆづ君…1.0+4.0=5.0
ガチンスキー…0.5+5.0=5.5
…で、ナンソン優勝!ではないだろか。
織田君とアボットは順位点合計が一緒だけど、フリーの順位が上の方が優先されるから、織田君二位、アボット三位(のはず)。
いや、だからどうだ、って事はないんですけどね(笑)。
中国男子も昔はジャンプだけだったけど、身のこなしや滑りが良くなりましたよね。何よりイケメン度が上がった(笑)。
ソン・ガオ君、元気かしら★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウサギと亀★

2011-11-06 | うぐいすよもやま日記
関西私立大学の四天王、関・関・同・立がコラボったランチパック。関西大学は「紫いもあん&ホイップ」。関大カラーの紫をイメージしたそうで、意外にも(笑)美味しいです。
グランプリ中国男子フリー、地上波はどーせ、殊勲のナンソン君カットするやろーと思ったので、BSで。しかしGPシリーズはもう12人制に戻そうよ。欠場2人で8人って寂し過ぎますよ。
ガチ&ゆづ若手宿命の対決は。。。走るウサギがすっころんでいる横を、亀さんがナハハとゴール~コメディ映画みたいでした。SPもFSも3位のアボットが優勝するという、大変珍しいケース(^o^;
個人的にはやはりアボットの滑りがええわあ。世界チャンピオンを目論むようなプログラムじゃないけれど、胸にジワジワしみてきますんよ。
シンプルだからこそ滑りの良さが際立つ。大ちゃんの今季のフリーもこの路線ですよな。もしかしてこれは流行最先端?
ゆづ君、世界選手権かい!…と思うくらいの凄まじい気迫でした。むちゃくちゃというか(笑)。素晴らしいクワドでしたね。
ロシアもまたガチ対決なんすが、この調子で暴れてください。「元気が有り余っている小さい男の子」ってよくいるけど、ゆづはそのまんまで可笑し過ぎる(笑)。
織田君はフリーはまだ滑り込んでないのか、単調過ぎました。SPはなかなかコンテンポラリーで面白いので勿体ないです。
フリーは衣装を替えるか構成を替えるかしないと。。。でも、ブランクを感じさせないいつものジャンプでしたね。
いやはや、あらゆる意味で面白過ぎた中国男子。これでジュベ出てたらどーなってたんだろ!?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バレエ三昧★

2011-11-05 | うぐいすよもやま日記
今日の深夜11時半から、BSプレミアムでアナニアシビリのロミオ&ジュリエットが放映されますが、1時半くらいからギエムのドキュメントもやるそうな?
何でそんなに激しい時間なのか( ̄~ ̄)新聞のテレビ欄も、名前載せてくれー★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若手とベテラン★

2011-11-05 | うぐいすよもやま日記
中国杯のショート見てたら、若手選手はジャンプの大技で点を稼ぎ、年長選手は演技全体の質の高さで魅了する…と、それぞれ持ち味を生かし面白かったです。
旧採点法では、新鋭にはよっぽどの事がない限り「第二マーク=芸術点」は与えられなかった。
高難度の技を連発して成績を上げ続けると、「トップグループとして認めましょう」と、第二マークも上がる。でもそれはよっぽどの天才の話で、多くの若手は第二マークが上がるまで長い我慢を強いられました。
新採点で「第二マーク」が「演技構成点」になってから、この「我慢」の期間が短くなったように思えます。
だから、勝負が面白くなったのは事実だけど、例えばガチ君やゆづ君の新鋭組と、アボットや織田君のベテラン組では、「滑りで音楽を表現する」部分でかなり大きな差があるのに、それは点数に反映されてない。なんだかな~。不満やね( ̄~ ̄)ξ
アボットの新ショート良いわ~。可愛い可愛い!
昨年はナハロ振付で情熱的マッチョ(?)を演じていましたが、アボットこんなキュートな演技も出来るんですね。芸域が広い!
ゆづ君クワド成功に執念を感じましたが、フリーのロミオに注目か。

女子は、かなこちゃんが大人っぽく変身していて、「進化途上」を感じました。ずいぶんイメージが変わるもんなのね?
ソトニコワはモダンダンス的ボレロで新鮮だったけど、コストナーを見てしまうと当たり前のように表現力で大差を感じる。。。
もっとも、ミライちゃんが調子上向きみたいなんで、今回は優勝するかな?そしたら、ファイナル進出争いが面白くなりますね★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日ギエムです!★

2011-11-03 | うぐいすよもやま日記
今日のNHKニュース9で、ギエムの盛岡・いわき公演とインタビュー?取り上げるそうです。教えて下さった方に感謝!
あー今日は確か名古屋でボレロなのかしら。私は兵庫公演のチケットとりそこねたの…(*_*) なんで大阪は無いのかな。フェスティバルホール新装オープン時に来てくれんかな。

うぐいすオカンはやっと復活し、私も仕事のペースが戻りました。熱のアップダウンがなかなかおさまらず、高齢になったら風邪でも肺炎になりやすいので、怖いな~と実感しております。
病院に行く道でいつも咲いていたこのピンクと白の花。名前はなんなんだろう★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「おっさん組」がんば★

2011-11-02 | 11-12コンペとショー
中国杯。。。ジュベール欠場らしいですね。。。えーん><
詳細わからないんだけど、プチ・ショック。エリックはさすがに出るのかしら。
ライサ、ジョニー、ランビにジェフ、(ベルナーがここに入るのかわからん)いわゆる「個性豊かなおっさん組」が華やかに舞っていた頃が懐かしい。
おっさん組でも最年長のジュベには頑張って欲しいのよ。最年少だった大ちゃんが今やベテランになっているのだから、月日の経つのは早いもの。
あ~みんな~戻ってきて~!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする