上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

「快老生活」★

2021-12-31 | うぐいすよもやま日記
写真は、京都で個展を拝見して感動した、宮本佳美さんという作家さんのポストカード。
写真のカードではなく、水彩画なんです。
巨大で白黒で描かれていました。一枚に何ヵ月もかかるとか。

先日、「快老生活のすすめ」という本を読みました。
著者は轡田隆史さんという元朝日新聞の記者の方です。
ニュースステーションでコメンテーターとしても出演されてたとか。

面白かった!
年をとったら身体に不具合は出るわ、どんな人でも認知症になる可能性はあるわ、年金は不安やわ、いいこと何もない!
20歳の若者がピカピカの新車だとしたら、老人の身体はポンコツ車ではないか。
寿命が伸びに伸びて、今はまるでこのポンコツ車で高速道路を走れ、と言われているようなもの。
もう廃車でいいんじゃないですか。ヨタヨタノロノロ危険極まりない。
「老いることはネガティブ」というのが私のイメージでした。

しかし著者の主張は、どっこい老人には「翁力」がある。
「翁(おきな)」とは、優しく和む存在で、花咲かじいさんみたいな。
身体は衰えても、翁には長年蓄えた知識と経験値があります。艱難辛苦を乗り越えてきたその強さは、鋼のようです。
そしてその包容力で、若者を励ます、それが「翁力」であり「老人力」なのだそうです。
特に今の高齢者は戦争を経験してきてるから、あの頃の苦労を思えば現代の苦労なんて屁でもない。
それだけの基礎体力、生きるしたたかさを持っている。 
「老人は弱い存在、庇護すべき者」という今の社会の「高齢者=介護」概念がアカン。
老人はもっともっと強く、ちゃんと考えていて、賢い。
だから誇りに思いましょう。老人が社会のお荷物なんて。おかしい!そんな主張です。

著者も84歳で尿漏れに困っていたそうですが、男性向けの吸水パッドをつけて外出時も大丈夫!と堂々公言してはります。
補聴器、入れ歯、メガネに杖、ポンコツの身体を補助するものは沢山あるし、今はスマホで何でも出来ちゃう。
足が弱り出かけられなくなったら、本を読んで「思索」の旅に出よう。
「考える」ことはなんたって自由で無料で最高の趣味。無限大です。

たとえボケてしまっても、「あ、忘れた」で済ませちゃえ!(本人はいいけど周りは困る。まあしゃあない)
「過去をドンドン忘れる爽快さ」にも言及してます。
昔の肩書きや功績も財産も、あの世までかついで持っていけません。
「0(ゼロ)」になって、何物にも縛られず自由に生きられる!それが老人。

「老人ライフを楽しむコツ」が軽快に書かれユーモラスです。
私はまだ老人ではない?つもりですが、還暦まであとわずかになり、そして91になった母を介護する日々で考えこむことが増えました。
せっかく寿命が伸びて、日本は健康保険も年金もある。そして今わたしは大病でもない。コロナはどうにかかからずに済んでいる。
文句ばっかり言ってないで(文句言ってもいいけど)、楽しんで生きるか。
老人になっても、心は変わらないのだから。
そう、いつまでも「美しいものを愛する」乙女でいていいんだよね。
外見はオババになっても(笑)誰にも迷惑かけてないもんね。

一年の締めくくりに良い本に巡り会えたこと、ラッキーでございます。
皆様もどうぞ良いお年を★
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ひとつひとつが花★

2021-12-27 | うぐいすよもやま日記
全日本フィギュア終了で北京五輪代表も決定しました!
大輔さんたちは惜しくも優勝に届かなかった。。。
でもフリーダンスは1位を取って、意地を見せました。
リズムダンスの転倒がなければ優勝でオリンピックだったかな~。でも、一番大事なところでミスしてしまっては仕方ない。
私は「小松原~」と名前が呼ばれた時、五輪とワールドと両方小松原組がいくと思ってたんですが、なんと大ちゃんたちは四大陸と世界選手権出場。
今季は四大陸選手権を、コロナ禍でヨーロッパで開催することになったんですよね。そして世界選手権はフランス。
ヨーロッパは今、再びコロナ感染者数が最大化してますが、どうか中止になりませんように。
四大陸は充分、優勝のチャンスがあるし、世界選手権は10位以内に入れば来季の世界選手権出場枠「2」を獲得出来ます。
それは日本のアイスダンス史上初のことなんで、ぜひ気を吐いて欲しいです。
五輪に届かなかったのはそりゃ残念だけど、ナショナルで優勝せずして五輪にはちょっと。。。
それに、海外のグランプリシリーズに全く参戦しないまま五輪ってのも、ちょっと有り得ない。
急成長で忘れてたけど、村元&高橋組は経験値が少なすぎて、もっともっと試合本番をこなさないと駄目なんでしょうね。
でも、素晴らしい挑戦にブラボー!です。カテゴリーを変えて再びオリンピック目指したオリンピックメダリストって、多分居ないと思うから。

男子も第三グループから凄かったなあ。三宅星南くんが白鳥の湖王子様してて、良い成績を残せて嬉しい。
「連続ジャンプが苦手なんですー」と言っていたあのちっこい男の子が、こんなシュウッとした王子様に育つって(笑)。歌子先生の愛を感じるわ。
佳生くん16歳は爆弾みたいだし、「ポエタ」の神様の前でよく滑るな、その度胸。
佐藤駿君の4ルッツの美しさとか、草太君のスケーティングはやっぱり最高やな、とか。
友野君があんだけ頑張って五輪代表になれないって、なんなん?とか。
鍵山君は口から心臓出かかってたわ、とか、昌磨君は人生最高に攻めてたわ、とか。
でも今回、羽生君は絶好調でしたね。ジャンプが高く軽く、「寝てても跳べる」時の羽生君でした。
でも4Aは足首が怖い感じがします。。。あの降り方だとそら痛めると思う。想定内なんだろか。
でも、この展開って去年の全日本男子と全く同じやんかい~。
羽生君絶好調、昌磨君ちょいミスありで優勝届かず、鍵山君心臓バクバクでもやるこたあやる。。。同じです。同じ!

女子の代表に三原舞依ちゃん駄目だった。仕方ないけど、つらいっす。
これからも舞依ちゃん応援するわ。だんだん力強さも増してきた感じがする。大学院に進まれたそうなので、しばらく文武両道かな。努力家の舞依ちゃん。
ふるわなかった選手も、良かった選手も、努力してきたからそれぞれの「花」が咲いた。
誰もその花を、批判することなんか出来ない。
花は花だから。みんな尊い。
最下位の選手でも尊い。それを実感するのが全日本★
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敗れても★

2021-12-26 | うぐいすよもやま日記
昨日の女子フリーはまた力入ったなあ~。
大トリの坂本選手が満場をかっさらって大団円!も良かったけど、わずかなミスで表彰台を逃した三原選手、宮原選手の演技もググッときました。
たとえ何位になっても、自己ベストを目標に戦うことに意味があるんやね。
河辺選手がトリプルアクセル成功で台乗りしたけど、個人的には、オリンピックは舞依ちゃん、世界選手権河辺さん、と分けて欲しいです(あくまで個人的願望)。
あ、トリプルアクセル成功と言えば渡辺倫果さん、素晴らしかったね。「カルミナ・ブラーナ」でフリー滑る女子はなかなか居ないので、迫力がありました。
中庭コーチがキスクラで喜ぶ姿も嬉し過ぎました。
かつて自分が絶望的に泣いていたキスクラで、今はコーチとなって早くも生徒を成功に導いてるんだから。
人間、わからないものですね~。

さてアイスダンスは、大ちゃんとかなちゃんの組は2位。小松原組が優勝です。 
余談ですが、朝ドラの ロバート・ローズウッドさんと、「小松原尊」ことティムさんが、ソックリに見えて仕方がない(笑)。
これでオリンピック代表になる条件としては、両方の組がイーブンになりました。
どうなる!?
運命の代表発表ですが。。。これまた個人的には、四大陸出場してもらい成績が良かった組がオリンピック、下位の組が世界選手権。と分けて欲しい。
どうかなー。

ドアノー写真展、最終ギリギリに滑り込み。
アズナブールやジジ・ジャンメールのショットもありました。見られて大満足★
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ケーキは食べましたか★

2021-12-25 | うぐいすよもやま日記
なぜかクリスマスは「ケーキを食べる日」になってしまいましたね。
ご近所のコンビニでも、予約したケーキを受け取っているサラリーマンのお父さんを、ちょこちょこ見かけました。
花を飾る日になったらいいのにな~でも、ツリーやリースは定着したからいいか。

色々と、頂いたクリスマスカードやプレゼントを集めて、感謝の一枚(あ、お菓子を映し忘れてる…)★
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道はまっすぐではない★

2021-12-24 | うぐいすよもやま日記
ズエワコーチのお言葉通りですね~。
「まっすぐではなく、曲がりくねった道を登っていくもの」。

今季はグングンと評価を上げ、快進撃でここまできたアイスダンスの村元&高橋組=「かなだい」ですが。
昨夜のリズムダンスでは揃って転倒してしまいました。
二人の距離が離れると減点になる要素のところだったので、近づき過ぎて接触した感じなんかしら。
でもアイスダンスって結構、危険なんですよね。スケート靴は靴の裏に包丁つけて滑ってるようなもんだから、二人が接近して包丁振り回してると想像したら、怖いもんだす。
怪我してないと信じたい。そして中一日あるので、気持ちを立て直してフリーダンス演じきって欲しい。
ショックではあるけど私はオリンピックでかなだい組見たいです!

女子は紀平選手が欠場で、五輪出場は実質なくなりました。
無念でしょうけど、まだ若いからチャンスはあるはず。きっと戻ってきてくれると祈ってます。
坂本花織選手は既に貫禄すら感じさせ、(三原)舞依ちゃんと(宮原)知子ちゃんの演技は感動的でした。
(樋口)新葉ちゃんは、フリーでトリプルアクセルが成功したらオリンピック切符かな~。河辺さんはまだちょっと五輪には届かない感じするけど、上位陣に与えるプレッシャーは半端ない。
白岩優奈選手の復活も嬉しいけど、本田真凜ちゃんも映してくれ!
ひさびさにギッシリ満杯の試合会場を見て、ちょっと「大丈夫かな」思ってしまった。
どうかラストまで皆さん無事で★
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切ない日★

2021-12-22 | うぐいすよもやま日記
神田沙也加さんの訃報に接して、驚きとむなしさ、なんとも言えない複雑な気持ちになっています。

まだ、自殺か事故かは不明ですが、経緯を聞く限りは自殺なのかな、と。
そういう推定は良くないのかな。
でも、どちらにしても、可哀想に思います。
一人で決めて、一人で逝ってしまったのだから。
あれほどの両親の愛に包まれて、才能にも恵まれ、努力を惜しまない資質を持っていても、「成功した人」でも、辛い心を抱えていたんだろうか。

ひとごとに思えない。
でも私には、彼女みたいな勇気は無いから、怖くて出来ない。
悩みに悩んでいても、グズグズ生きている。
なぜ彼女のそばに、支えてくれる人がいなかったんだろう。
親でも駄目なのか。
俳優仲間でも親友でも駄目なのか。
三浦春馬さんの時も思ったけど、孤独そうに見えない人でも、本当のところは、たった一人で苦しみ抜いているのかもしれない。

報道では沙也加さんの死のニュースに必ず「いのちの電話」の番号などを案内しているけど、マニュアルめいていて違和感がある。
あれを見て「あ、電話しよ」って思う人、いるのかな。
大事なことは、「あなたの隣に居る人がもし何かで悩んでいるのなら、話を聞いてあげてください。そして側に居てあげてください」じゃないのか。
そんなメッセージを発する人は、テレビでは一人もいなかった。

コメンテーターたちはほぼほぼ、「彼女の歌声や演技をもう享受出来ないのは残念」と言っている。
でも、そこが本質じゃないでしょ。
彼女が素晴らしいスターであってもなくても、「死」の価値は変わらないはずだ。
「素晴らしい才能の持ち主を失ったから残念」ではなく、「一人の女性が自ら命を終わらせてしまった」ことが、残念で悲しいのだ。

特にご両親にとっては、自分より子供が先に死んでしまうことは、受け入れ難いだろう。

なぜなんだろ。
時計を巻き戻して、やり直せたら。
やり直せたら。
やり直せたら。
救える命だったかもしれない★
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ドアノーから拝借して★

2021-12-19 | お知らせ


ネットギャラリーのラインナップに旧作版画の「マカロン大通り」を加えましたが、この絵の右端の老婦人の傍ら。毛むくじゃらの犬が寝そべっています。
これは、先日のブログでご紹介したロベール・ドアノーの写真集の犬=詩人のプレヴェールの飼い犬を、毛の色だけ変えて拝借しました(!)
パリの人は圧倒的に、猫より犬派が多いな~という印象があります。よく散歩に連れ歩く姿が、映画や写真に出てくる。家族というかパートナーって感じですね。
パリだけでないか。ロシアのあのザギトワさんも犬LOVE。逆に海を隔てたイギリスは猫好きなイメージがある(!)
アラン・ドロンも、歴代の飼い犬のお墓の並びに、もう自分のお墓を作ってるのだそうです。
あれだけの美男で大スターだから、恋愛関係にあった女性も沢山いたのに、最期は犬と共に眠るのね。。。

「マカロン大通り」は「サンセット大通り」という映画のタイトルから取りました。
いろんな人がわさわさ生きている、それが「大通り」のイメージです。
お菓子の絵なら、永遠に描いてられる~というぐらいお菓子の絵は楽しい★
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ロベール・ドアノー★

2021-12-14 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
フランスの写真家、故ロベール・ドアノーの映画を見てきました。
現在、京都の伊勢丹で写真展が開催されているので、並行してドキュメント映画も上映されているのです。
四条烏丸の京都シネマは初めてでしたが、小さいながらも素敵な劇場でした。
単館系あるあるの「シネマへの愛」が溢れまくっているという(アルバイト募集中です。行きたい)。

ロベール・ドアノーは知っていました。
私はアンリ・カルティエ=ブレッソンという写真家が好きで、彼が活躍した1950~1970年代のパリの写真集などを漁っていたら、ドアノーにも行き当たりました。
共に、第二次大戦後の古き善き時代のパリを、ユーモラスな視線で美しく切り取っています。

昔、心斎橋のアート系書店「アシーネ」で買った「パリの犬」という写真集に、ドアノーの写真がありまして。
このユニークな犬を連れてるおじさんは誰だろう?(庶民?)と思っていたら、なんとジャック・プレヴェールということが、映画でわかりました。
プレヴェール、有名な詩人ですね。シャンソンの「枯葉」の歌詞とか。「月のオペラ」のお話もそうじゃないのかな。
ドアノーと友人だったそうでよくつるんでいたとか。
こんなふうに、画家や写真家や詩人や映画監督や俳優と、友達になって夜な夜なワインなんか傾けてたんだろなあ。
みんなキャラが濃くって、こんな連中が集まってたら文化も熟成するはずやわ。

ドアノーは元々、生粋のパリっ子ではなく、パリ郊外のジャンティーという町で生まれ育ったそうです。
最初に出した写真集は、そのジャンティーで撮影したものでしたが、全く売れず「だから!誰がパリ郊外の写真なんて見たいもんか!みんな、パリが見たいんだよ!」と嘆きまくったとか。
本人乗り気じゃない企画だったんですね(笑)。でも駆け出しの頃はワガママ言えませんもんね。。。

色んな苦労がありながらも、早くに結婚しパリにスタジオを構え、子や孫を作り、おじいさんになっても活躍し続け(それでも晩年はお金に困っていたとか)、軽妙な写真スタイルそのまんまな人のようでした。
彼の撮影するパリはやっぱり楽しい。
そこに映る人々は庶民ばかりだけど、生命が輝いては消えていく。鼓動が聞こえてきそう。
パリは建物も美しいけど、「そこに生きる人々」がみんな、役者みたいでおかしい。

あんまり映画が面白かったので、肝心の写真展を見る時間がなくなった!
のでもう一回京都に行かねば★
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うつる季節★

2021-12-09 | うぐいすよもやま日記
これは「ヤマボウシ」の実。
私は初めて見ました。
可愛いと言えば可愛いけど、ちょっと気色悪くもある。。。つぶつぶがね(笑)。
どんな味がするんだろう。
ベリー系なのだろうか。
ネットではお酒に漬けるとか書いてありますね。

秋の実もどんどん終わりに近づいていき、来年1月末からの高知文旦の予約チラシが送られてきました。
文旦は春を連れてくるんだよね。
そして以前は文旦と「いかなごの釘煮」は同時期でしたが、多分来春もいかなごは獲れないことでしょう。
海が、魚が回復するのを待つだけでなく、何か出来ないのかな。
海岸の掃除ボランティア位しか思い付かない。
でも、消費者がいかなごをパカパカ購入したから、店も「これは売れる」となって躍起になって仕入れたのよね。
そして漁師さんも「これは売れる」となってめっちゃ獲ったら、幼魚激減ということですね(魚屋さんの証言より)。

春の風物詩をひとつ失ってしまって、初めて重大な罪を犯した気持ちになりました。
もう欲しがらないから、いかなごよ、どうかどうか復活してください★
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復刻版プリンアラモード★

2021-12-08 | うぐいすよもやま日記
先日、久しぶりに家に遊びに来てたご近所の友達が、懐かしの「プリンアラモード」を持ってきてくれました。
なんと美味しい!懐かしい昭和の味!
「プリンアラモード」なんて、小さい時は一年に一度食べられたら夢みたいじゃった。。。
デパートに家族で行く時だけ、レストランで好きなもの頼めるのよね。
あの時のプリンと同じ味だわ。
ありがとう。友達とはコロナの影響で、一昨年の冬以来のティータイムなのです。
大ボケをかましてるウチの母と話を合わせて、戦時中の思い出話を熱心に聞いてくれました。「傾聴ボランティアの神」と呼びたい(笑)。
もう私は、毎日毎日何百回も同じ話聞いてるから、「傾聴」しないのよ。辛いっす。

今日は太平洋戦争開戦日なんですよね。
母は女学校時の、高知の空襲の話ばかりしています。
グーンと低い所まで降りてきたアメリカ空軍兵の、顔まではっきり見えたとか。目が合ったとか。
下宿してた家も所持品も全て焼けて、最寄り駅へ行くと、お金を一銭も持ってなかったのに乗せてくれたそうです。みーんな焼かれたから特別だったのね。

山奥の実家まで、何時間も列車に揺られ駅からまた何キロも歩き。
やっと帰ってきたらおばあちゃん(母の母)は「高知の方の空が黒かったから、敵機が来たなと思いよった」と。
よく爆撃にやられなかったものです。
防空壕も掘ってたけど、落盤が怖くて、女学生たちはなかなか入らなかったそうですよ★
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グランプリファイナル中止の報★

2021-12-02 | うぐいすよもやま日記
プロントのベリー&ジンジャー(?)のhotが、美味し過ぎます。
乾燥したノドに、沁む沁む!
中にゴロゴロ入ってるベリーを食べることも出来ます。

さて、フィギュアスケートのグランプリシリーズも順調に進んできたわけですが。
ここに来て。なんと。
オミクロン株による外国人入国禁止が急に決まり、グランプリファイナル中止の報が出てしまいました。

もう。
残念過ぎる!
悲し過ぎる!
オリンピック前のグランプリファイナルは、「潮目が変わる」ことが多々あったのです。
2001年、プルシェンコに負け続けていたヤグディンはファイナルで逆転優勝。そのままソルトレイク五輪金メダルをかっさらいました。
羽生君がパトリック・チャンを負かしたソチ五輪直前のファイナルも、「なんだか潮目が変わった?」感ありましたよね。
ファイナルはキーポイント。オリンピックを占う重要な大会。
だからめちゃめちゃ楽しみだったのに。悲しいー。
大阪ですからね。。。

岸田内閣は、日本人の帰国に関しては「全面禁止」を撤回して、「配慮した措置」に変更したようですね。
ファイナルも撤回してくださってよござんすよ(未練たらしい)。
世界で「外国人入国禁止」やってるのは日本だけじゃないのかな。
私は全世界がそうするのかと思ってたら、一番感染者数が少ない日本がフライングだったのでは。
マラソンで「最初からスパートかけておけば有利」と思って一人飛び出したものの、振り返れば誰もついてきてなかった。。。なんかそんな感じ。

ネイサンはもう来季は大学に戻ってしまうのよ~。
だから最後の来日ファイナルだったかもしれない。
そして鍵山くんにとって「潮目のファイナル」だっかもしれない。
昌磨君にとっても、優勝で自信のつくファイナルになったかもしれない。

コロナのバカ!
オミクロン株のバカ!(と叫ばせてください)★
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