上砂理佳のうぐいす日記

10月5日~16日まで大阪狭山市の「ギャラリー美游館」さんで銅版画オンリーの個展があります。お近くの方はぜひ★

08DOIはタンゴ祭り?

2008-06-30 | 08-09 コンペとショー
DOI、行ってきました~★!
眠い…夜行バスで帰ると余り眠れない…でも、た~くさんの方々ともお会い出来、「大ちゃん激励色紙企画」も着々と進行し、もちろんショーも素晴しく、感謝感謝です。横浜は雨だったけど、心は「どり~む」だった(笑)。
★★★★★
今回は「タンゴ祭りか!?」っちゅうくらい、タンゴなナンバーに心惹かれましたねえ。
鈴木あっこちゃんは「情念のタンゴ」、大ちゃんは「大人の男のタンゴ」、真央ちゃんは「コケティッシュなタンゴ」。
それぞれに味が違って美味だった♪

オープニングはサルサダンス?(わからん)私は最終日の昼夜公演とも、南ARでしたが、目の前がジョニー!スイートスポットで美味しいのでした。ジョニーはすぐりんとペアになり、東ロングサイドの中央は、大ちゃんと真央ちゃん(こちらはほとんど見えず…ってか、ジョニーばっかり見てて見逃した)。
地上波のTV放送、ザッと見たけど、あっこちゃんがダイジェストだったのは残念。前編のスケーターだったのに、盛大なスタオベでした。あれは本当に「心技体・見事な一致」=完成された芸術作品として、一級品。
目線とか背中で語るとか、身体のキレとか間合いの取り方とか。全てが素晴しかった。みやけん振付のリベルタンゴだそうですが、今回の白眉やったなあ。何度でも見たい。観客の盛大な拍手に、あっこちゃんは少し泣いていたみたいでした。

佐々木君のすーばらしいダンス・ダンス(顔の表情がまたいい)、水津さんの神秘的な「ナディア」、中学生羽生君の(この子って“プチ・ジョニー”だよね~似てるわー)溌剌と光るスケーティング。すぐりんの表情豊かなワルツ。色々あって前編部分も面白かった^^
復帰の織田君は毎回、演技後にマイクを渡されご挨拶がありました。「トスカ」は身体全体とリンクを大きく使って、彼の「伸びるスケート」が良く生きてました。モロゾフ色は余り感じなかったかな~。ジャンプの軸が所々ナナメってるので、そのたびに「危ないー」と叫んでしまうのですが、でも降りちゃうんだよね(笑)。彼が4回転を入れてきたらどうなるのか、非常に興味深いところです。
健ちゃんの「ビュティフォー♪」も素敵だったけど、まあなんつってもよかったのは、南里君の「津軽海峡月光景色」でしょう(笑)。
あれ…SPの「月光」か…?と思ったら途中で「あなた~変わりは~ないですか~」にコロッと入れ替わるという。両手をスリスリして「寒い寒い」してるのがね。もうーおかしゅうて(笑)。みやけんらしい遊びの効いた(でも、滑りは素晴しく上手くなっていた)ヒット作品ですわ。

後編の海外ゲスト組と日本TOPスター組は、ランビエールの振付家ナハロさんとの共演「ポエタ」が、とっても素晴しかった!しゃれた企画やね~。南から見てると、北に設置されたナハロさんの踊るミニ舞台と、滑るランビエールの姿が重なって見えて、極上の演出でした。ポエタはやっぱり、ランビの傑作プログラムね。
続くマイヤーさんの「アメリ」は清らかな可愛いプロで、好対照。スイス勢の連続登場に客席のスイス国旗も揺れる揺れる。
ジョニーは、ひさびさ~に照明付きで見るのかな~。私が見た日は「アベ・マリア」でしっとり魅せてくれました。でも、友達はTV収録の回にやってた「Feeling good」の方が見たかった~と喚いてましたが(笑)。こちらはブルースで「男クサ~ク」面白いですね。ジョニーの新しい一面を見るようで「クール!」ってやつ?
ジョニーは終始ゴキゲンで、休憩時間の女性歌手の登場の際は、ランビと一緒に熱心に見つめていました。あと、悠子ちゃん&スミルノフの演技の時も、ロシアンだからか?注目していましたが(でもなぜか途中で帰る)。

大ちゃんの新SP!
あ~テレビ録画を見てやっと全貌が解った(笑)。TVカメラだと、細かく素早いところがよ~く解る。カッチョイイ♪カッチョイイよ♪
音楽の音が、会場ではえらく割れて聞こえて、メロディよりも重低音だけ「ばばん!ばばん!」と響いていた印象なのですよ。だから「タンゴ?これが?」だったんだけど、こやってTVで見ると(聞くと)cobaのしゃれたナンバーだったんだなあ~。そして意外とパワフルだったんだ?衣装も素敵なのよ。ちょっとジョニー的な衣装かもしれんけど(笑)。
そして、「うぐいすさん、ショートサイドで見るからわかんないのよー。ロングで見なきゃ」と、大ちゃん友達に指摘されたのですが、あ、そうかも。全体の流れが、やっぱショートサイドはわかりづらいみたい(特に初めて見る時は)。録画見ると、音の一つ一つに動きがちゃんと合ってる。
日曜の昼公演では3Aで転んでしまったのですが、夜公演はきっちり。ジャンプの軸も大丈夫。軽いいつものジャンプだ~。
前半ジャンプ固め打ちで、後半ステップで魅せまくる、というのは今までと同じパターンなのですが、これで4-3入れてきたら前半に見せ場も作れるし、ビシッとハイ・クオリティなSPになりそう。
お披露目したばっかなので、これから競技用プログラムとして滑り込んで、ブラッシュ・アップしていくのかな~。まだ、大ちゃんの真骨頂である「体から音楽が流れ出す」境地まではいってないように思いましたが、昨シーズン、「バチェラレット」が進化していったように、このプロも進化していくことでしょう(偉そうだ)。
でも何より、ワールド前後からいろーんなゴタゴタがあって、それを乗り越えながら前に進む大ちゃんの「踊る」姿は、嬉しくもあり、「大人の決意」を感じさせました。まあ、御本人は不安も一杯あるのかもしれませんが。
なんというのですか。こう、大ちゃんは「大人のスケーター」になったのだ。そんな感じがしたのでした。

パンフレットによると、「DOI(FOIもだよね)が終わったら、4年振りに新しい振付師と組んでFSにとりかかる」そうです。
いやー楽しみ。FSの振付はもうこれで、みやけん氏ではないし…どこの誰の、何の曲だ!?
(フィナーレのおまけサービスで、日本男子全員+あっこちゃんによる、ジャンプ合戦が繰り広げられたのですが、大ちゃんがトリで跳んだのはあれ、4Fだったのか?私が4Tと思っていたら、友達に“フリップだよ。うぐいすさん~”と、またまた指摘された。えー?そうやったん?…盛大にコケたけど、日本男子はやっぱり面白いよ…^^;)
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★どりーむ企画のお知らせ★

2008-06-25 | 08-09 コンペとショー
さて、いよいよのDOI!→公式HP 久方ぶりのお友達にも会えそうで、楽しみです♪
でもHP見たら、いつの間にか「アイスダンス」が無いのね…リード姉弟はキャンセルかあ。残念。でもでも、ゲストスケーター達は今のところ、無事に出演予定のようで、時差ボケなきよう頑張ってー!
私はぶっちゃけ、DOIは楽日の昼夜公演、2回とも南ARです。これが2回とも4列目の真ん中あたりほぼ同じ席という(笑)…喜ぶべきか悲しむべきか。
FOIは実はまだチケット買ってませんの。でも、売れ行き見たらSAR以外はまだあるのね。仕事とサイフの算段だなあ…でもシェイリーン・ボーンも出るしなあ…(悩んでるけど、ボーンの“一人アイスダンス”は必見です)。昨年は、「フレンズ」が一番好きなショーだったのよね。

結局、ジョニーと大ちゃんの「リバーシブル・バナー」を目論んだものの、出来ずじまい。リバーシブル・バナーってなんざんしょ。ほれ、オモテはDAISUKEで、ぴらっとひっくり返したら、ウラはJOHNNYなんだ(笑)。
私の、二人とも愛する気持ちと、「コンペになったらどうしよう…」と複雑な気持ちを表現する奇蹟のバナー。NHK杯では作るさ…。

さて、心機一転、多分FOIの後に本格的な振付に入るであろう大ちゃんですが、いつものシーズンにもまして、「頑張って!」「元気出して!」といいたくなりますね。本当に色々あったから…。
そこで、大ちゃん友達から、「いつも個人的にプレゼントとか贈ってるけど、今回は皆で、メッセージを寄せ書きしませんか?」という声が。「高橋大輔・ザ・激励企画」です。色紙はもうプリティな(黄色系~)用意しました(笑)。
DOIかFOI、どちらかの公演の最終日に来られる方で、「私もメッセージしたい!」という方がおられましたら、うぐいすまで連絡下さいませ。
余り深いものではないので(笑)、お気軽にどうぞ。
一応、色紙に花を添えて、FOIの千秋楽に渡す予定です♪あ、多分、渡す役は私ではありませんー。
★うぐいすの連絡先を知らない~という方は
 rsp8skate の後に、@mail.goo.ne.jp をつけて御一報を★
色紙に写真とか貼るのもアリかなー。
バナーはまた、NHK杯で頑張りましょう(つうか誰か縫って)。

業務連絡業務連絡~ジョニー仲間のMさん~メール遅れてますが待ってて下さい~会いましょうね♪ジョニー、新しいプロなのかな?(つうか衣装が楽しみすぎ)
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「固まって」きたでしょうか

2008-06-22 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
なんとかなる…なんとかする!!!^^

↑この言葉、好きだなあ。すっかり私の座右の銘なのさ。
今朝、仕事上「ドッカーン」と大ショックがあって、激しく動揺してしまいました。この忙しいのに…落ち着け!落ち着くんだ!あたし!
とかなんとか言いながら、「ああ…モロゾフ・ショックの時の大ちゃんの動揺は、こんなもんじゃなかったはずだ!違いねえ!」とか思っちゃった(なんで“べらんめえ”口調なんだ)。
ねえ。もう。
世界の頂点を目指すって大変やなあ…と、プレーオフのタイガー・ウッズを見て思ったこと。
いや、何気~に見てるけど、イチローも松坂も、愛ちゃんもヤワラちゃんも、クルム伊達選手も北島康介選手も、みーんな大変やねんねえ。
何かつらいことが起こるとね。「ああ、自分はこんなに弱っちい人間だったんだ(哀)」と、胸に沁みませんか。動揺してる自分に動揺するという。
でも、だんだんと落ち着いてきたら「なんとかなる!」と思えるのですよね。

IFSの記事のこと。お友達から教えてもらったけど、私はもう余り何も感じなくなってしまった。昔、モロゾフがタラソワさんの所を出ていった時、タラさんのインタビューを何本か読んだのだけど、なんとな~く「今のモロゾフ」に通じるものがあった(笑)。モロゾフはモロゾフ。王様は決して「自分に非があった」と言ったりしないのよ。
きっとこの「モロゾフ言ーたい放題」に対して、大ちゃんは反論しないだろな。本当に親しい記者にだけ、何か少し語るのかもしれないけど。IFSはゴシップ大好きだから「二人の舌戦」を煽りたい。でも、乗らない方が賢明。
でもねえ。
昨シーズンは大ちゃん的には「大成功」のシーズンだったのだ。なのになーんで「夏場のショーに出すぎで、練習不足」と今更言うかね。
頑張ってなかったら、シーズンランク1位も歴代最高得点も有り得ないんだけどなあ。モロゾフはトチ狂ってるとしか思えない。
ま、昔っからモロゾフは、自分から離れていった人はボロッカスに言ってたから(笑)。「いつものパターン」で、そんなに根深い悪意は無いような気がする。

私はもう、自由に羽ばたく大ちゃんに期待してるのですね♪
お友達とあれこれ言ってますが、久々にタラソワさんの振付でもいいし、皆が推してるカメレンゴさんも。プラトフ再びもT・ディクソンも。意外とズーリンとかどうですか?男子トップは今、ズーリン振付担当してないよね?
でも、みやけんも大好きだし♪彼は昨季、引き出しの多さを一杯見せてくれて、やっぱり感性豊かな人だと思いましたです。はい。まずはSPで試してみるのはどうだろう。みやけん振付。
DOIのパンフレットね。昨年?だったっけ。大ちゃんとすぐりんは、ロングインタビューが掲載されてましたよね。
今年もあるのかしら…そこで発表とか。今季の振付とか方向性とか。
韓国のアイスショーの頃はまだ混沌としてたけど、さすがにもうほぼ、固まってきたのではないでしょうか。

歌子先生、大ちゃんをお願いしますだ~。この二人を見てると、ジョニーももう一度、プリシラさんに戻ってもいいのでは…とか思ってしまいます。
大ちゃんがもし、もう一人コーチを迎えるのなら、とにかく「意思疎通がしっかり」出来る人であって欲しいな。そのためには、余り忙し過ぎない人がいいのだけど。武史君つながりで、再びのダグ・リーとか、キャラハンコーチとか思ってしまった。どうかな。「意外と盲点」の人って、いるだろか!?
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梅の季節だ…大ちゃん日本にいるのかな?

2008-06-18 | うぐいすよもやま日記
あまり色が美しくないけど、今年も梅の季節がやってまいりました!
今年は、1キロ980円でスタートしたけど、今は680円まで下がってます。だから豊作ではないかしら。質もいいんですよ。もう、既に1回、梅ジャム炊きました♪何かかも値上がりでイヤんなりますが、砂糖は上がらないから嬉しい。
うちはいつも「南高梅(なんこうばい)」という、和歌山の有名なブランド(というのか)梅です。果肉がむっちり。デカくてジューシー。梅干は作らずもっぱら梅酒か梅シロップか梅ジャム。梅干しは「ご近所のどっかから」貰うのです(笑)。
今、仕事がめちゃ忙しいので、残業したあとの夜、ジャム作るのはさすがに疲れる…だから休みの日に、ね。

アサインが出て、DOIやFOIも迫ってきて。。。
いつもと違うシーズンオフ。もやもや~からもう、開き直って(!)新しい気持ちでスタートです。
大ちゃんは今どこで何をしてるのやら…って、御近所歩いてたりしてな~。でも、最近「関大前」で乗り込んでくる男子は、皆さん小奇麗です。「むさっくるしく」ない!時間帯のせいもあるのかもしれんけど。
それに、おしゃれな女子が増えました。私の学生の頃の関大とかっていったら、全学生の男女比率が「男子9:女子1」…そんな感じでしたけんね。まあ今は、女子学生の方が元気!なんでしょね。
あ、こないだ吹田市役所に用事で行ったらね。
ロビーに、大ちゃんが阪口市長から特別表彰されてる記念写真と、サイン色紙とか「フツーに」飾ってあるの。でも、正直言って吹田市役所ってボロいのよ(笑)。玄関先とかはまあ綺麗なんだけど、写真が飾ってあるガラスケースは奥の暗~いところ(ちゅうか通路)なんで、誰も見ないやん!
「あああ。こんなローカルな所に大ちゃんが~」って不思議な気持ちになってしまった。そいで、地下の食堂のうどんとか300円なんですよ(笑)。ありがたい安さ。
思わず「ここの“鳥なん(鳥なんばんうどん)”美味しいよー。大ちゃん、食べときー」とローカルにつぶやいてしまった。ははは。でも、この「うどん」も、私の市民税入ってるんだよな…^^;
リンクが高槻だから、あんまり吹田市とご縁が無さげに見えますが、考えてみたら今は大学院なのだから、まだ吹田キャンパスなのよね。
そうだ!
大ちゃん、しっかり「院生」だったのですね。皆、忘れてるけど(笑)。
お勉強もせにゃならんし、練習は順調なのでしょうか。
ってか、日本にいるのかな。
新しい振付師は?曲は?コーチは?と、あれこれ妄想しまくってます。
(つづく)
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遂にアサインあらわる

2008-06-15 | フィギュアこんな話も
岩手・宮城の地震では、震源地近くにブログ仲間さんも居られたのですが、夜に「無事です~」とのメール返信が来ました。ホッ。他の皆様方も大丈夫でしょうか。
関東でも揺れたようですね。本当に驚きました~。関西は結構多いから慣れてる?んだけど、やっぱり大きい揺れは恐いです。

さてメールが鳴る度に怯える私ですが、遂にアサインが出たよ!と。
★ISU★
注目のNHK杯!ジョニー×大ちゃん×織田君…!!!
またチケット争奪が恐い(笑)。でも今年は東京ですよね。代々木?東京体育館だっけ?キャパ広い所で頼みます。あ、そうなると見えにくいんだっけ。
しかし、行く気まんまんです!バナーも頑張ります!
ジョニーがロシア杯パスして、第一戦と第六戦ってのも、間が空きすぎてどうなのかしら。調整を上手くやってぜひGPF進出を。ライサとスケアメで早くも激突!が恐ろしい。でも見応えあるなー。
大ちゃんは、「アジア尽くし」なんですけど、ある程度予想はしてました(笑)。こうしないと調整が難しそうだし~良いのではないかしら。N杯でモロゾフとご対面なワケですね…今からこれも恐いー(私って、恐がってばかりいる)。
ジェフはカナダ+中国と連戦はOKなんでしょうか。きつくない?カナダ以外は、ロシアか日本にすればよかったのにーって、勝手な願望だけど。
でも、ジュベールもフランス+ロシアと連戦だよね…。ランビエールはフランスで早くもジュベールと激突してしまう。これもなかなか。

ジュニアからシニア参戦組は、モロゾフ組のリッポン君、ムロズ、ボロデュリン、無良君。無良君、シニア入り!!!
これは…町田君は佐々木君、吉田君、村上君と「四つ巴」的になるのでしょうか。個人的にはもう一年、無良君にジュニアやって欲しかったのだけど。
リッポン君はシニアでどういう演技を見せるのか。モロゾフの、腕の見せ所ではないかしら。

うっひゃ~!恐い事も多いけど(笑)、どこもゴージャスで楽しみ
ところで、仕事の合間に昨シーズンのフィギュアの編集をボチボチしていたら、大ちゃんの試合ってGPF除いて、“もれなくキャリエールがついてくる”のですね(笑)。
日米対抗、スケアメ、NHK杯、四大陸…そして今年も一緒。
キャリエールはそこそこに成績安定してるから、いっつもEXも一緒。
お互いに飽きてきませんか(笑)。いやまあ仲良くどーぞ。
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梅雨らしからぬ

2008-06-14 | うぐいすよもやま日記
30℃近い関西なんですが、今からこの暑さで大丈夫かな~。
今朝、岩手・宮城で大きな地震がありました。NHK杯でもお世話になった仙台の様子がテレビに映ってましたが、心配です。どうか大きな余震がないように。
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勝つためならOK?

2008-06-12 | フィギュアこんな話も
スピード社の水着騒動、一応日本では決着した感じだけど、関西のワイドショー「ちちんぷいぷい」でも、この問題、ちょっとやってましたよん。

日本水泳連盟の人が会見の最後の方で「これで(水着を自由化することにより)、選手は、試合結果を水着のせいには出来なくなる」と言ってましたが、これに対して司会の角さんが「えー?それはちょっと違うやろ?」とツッコミ入れたのですね。
そしたら、スポーツライターの方が「連盟は選手に対して“上から目線”で言い過ぎ。連盟の仕事は、選手のサポートであるべきなのに、メダルを取れ取れと言っておきながら、対応が後手後手にまわってる。あげくは責任の押し付けだ」…と、角さん同様に怒ってはりました。
どこのスポーツの世界でも、○○連盟って問題あるのかなあ…。
水泳連盟は、今年に入ってから、海外選手がスピード社の水着で世界新を連発!した際「気分の問題だろう~」と取り合わず、この土壇場で大騒ぎになるまで、積極的に動かなかったとか。
水着に関するルールの微妙な変更にも、対応出来てなかったとか。
国際水泳連盟の会議があっても、日本は英語とフランス語が堪能でないため、ほとんど話し合いに加われず置いてけぼり、とか。

いや~。水泳の事は門外漢なのでよく解りませんが、今回のこと、「コアな水泳ファン」はどう思うのでしょうね。
わたくし、単純に「五輪出場選手には、一律にスピード社製の水着を配布する」これでいいんちゃうか、と思うんですが。
または「一律にミズノにする」とか「一律にデサントにする」とか。
全員水着が一緒なら、条件は同じ!文句ないやろー。
そうなるとまた「海外選手は早くからスピード社水着に慣れてるから、遅れをとった日本や他国に不利」となるのだろうか…。
スポンサー契約の問題が絡むから、ややこしくなるのよね。
もう皆、フンドシ一丁で泳げ!^^;
「フジヤマのトビウオ」の時代は、船で何ヶ月も揺られて海外参戦、食うものも食わず五輪メダルだったのですよね…なんかさあ。
その頃の方が純粋に「スポーツ競技」だったような気がするわよ。

水着のことも、当の選手にとってみれば、人生かかってる一大事なんだろうけど、一人で脱ぎ着出来ず、3人がかりで30分かけてて着る(着せる)水着は、果たして水着と言えるのか。「せーえーのー!」で息とめて、そのワンチャンスに、背中のジッパーを「エイッ!」と全力で上げないといけないという。
一般にも売り出されるということですが、これって普通の人が着ようと思ったら、骨折するよ(笑)。いや真面目な話、そのうち「取扱い説明書」に、「この水着は決して一人では着ないで下さい。怪我の恐れがあります」って明記されるのでは。

外部の者から見れば、ちょっと「茶番」に見えてしまうこの事件。
これで、スピード社でない水着の選手が、世界新で金メダル獲ったら、わたしゃ拍手喝さいする(笑)。

★★★★★

「勝つためなら何やってもOK」…ってのは、私は好きじゃない。
(結局、それのエスカレートした形が「ドーピング」なんだろうと思う)
横綱が、立会いで正面からぶつからず、ヒョイと横に逃げてはたき込むってのは、みっともない。
相撲はスポーツではないから…と言われるかもしれないけど、「美学」「品格」ってものがあるやん~。今はそれが薄らいでると思う。
「どんな手を使ってでも」勝った先には、一体何があるのかな。
勝った結果で得た巨万の富や名誉を、社会に還元してくれたらいいけど、私腹を肥やす為だけだったらねー。しらけるわあ。

フィギュアスケートも、「モラル欠如」の時代なのだろうか。
トップスケーターの品格って何なのかな。
インタビューなどでは、ちょっと頭のまわる人なら、立派な事はいっくらでも言える。
でも、「その人のやっていること」を注意して見ていたら、「その人の本性」が、透けて見えるような気がする。
試合の結果は大事だけど、それ以上に大事なものも、確かにあるよ。
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蛍の夜のつもり

2008-06-10 | うぐいすよもやま日記
幻想の夜の…はずだけど、何故か未確認飛行物体に!
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平穏無事に過ごしたい…

2008-06-08 | フィギュアこんな話も
最近、フィギュア友からメールが入るたびに「ぎょっ」としてるわけですが、もう、ニュースがおとろしい。私の心臓持たないよ~。オフくらい、平穏無事に過ごさせてくれ…と思いませんか。なんて。

ランビエールのコーチ変更の件は驚きました。いやはや。
そりゃ、ジュベールが突然F・キャロルコーチになったら「驚天動地」でしょう(笑)。それぐらいのインパクトです…。
なぜこういう事が起こるか?
端的に言うと、トップクラスの男子の人数が劇的に増えたので、それに見合う「世界的コーチ」の人数が足りないのでは。
だって昔は「優勝争い」するって言ったら、せいぜい2人ぐらいでしたよね。本命は2人。ハミルトン時代も、二人ブライアン時代も、カートとペトレンコの時代も…そしてヤグ&プルも。
なのに今は6人位の選手、誰もが金メダルとっておかしくない。
そして、中堅クラスだって、誰もがすぐ上に上がる可能性がある。
だとしたら、男子トップの12人位がコーチをカブんないよーにしないとマズイ…だから、「狭い世界をグルグル」椅子取りゲームみたいになってしまうのだろうか。

IFSの記事を読んでも「う~~~~ん」と思います。ジョニー的にも「寝耳に水」ですか。最近「寝耳に水」流行ってるのか!?(皮肉)
ズミエフスカヤとペトレンコ、一応二人いるので、それぞれ指導を分担?だから大丈夫と見えなくもない…ズミさんもそのハラづもりで引き受けたのかしら。
ステファンは「ジョニーと一緒でもOK」みたいですよね。つうか、最初から「OK」なんだから頼んだのだろうし。
「普段は仲良く練習では刺激しあえる。二人にとってプラスでは」…という見方も出来るけど、もう金メダル争いするクラスになったら、そんなに甘いもんではないと思うなあ。新進気鋭の若手の時なら解るけど。

私は、ランビも好きだけど、当然、ジョニーの肩を持つから(笑)、良い気持ちはしませんわ。ズミさん&ペトさんは、ジョニーが苦しんだ末、独自で開発したルート(コーチ)なのに!…まんまソックリ頂きますよ、ってのは、いかがなんだ。
最も、ズミさん&ペトさんの頭の中が解らないので、そこはなんとも言えませんが。でも、二人とも本音なんて言わないでしょう(笑)。
ステファンは、イエテボリではふるわなかったから、「何か新しいことをしなくちゃ!」という事なんでしょうね。
でも、まさかここに来るとは…私はむしろ、オーサーに打診すべきだったかと。だってB・オーサーは「ミスター3A」ですから(^^;)。ペトレンコがランビに教える事って…ちょっと思いつかない。それに、振付は今のまんまサロメさんでも(もしくはナハロさん)、コーチは当然手を入れてきますよね。それでもスムースにいくのかな?

ジョニーも今はなんとも言い難いだろうから、冷静に答えている模様。でも、とてもとても複雑だと思う。
結局、ジョニーの選択を信じるしか無いのね…でも、せっかく今季この体制で成功したのだから、6月になった今から変更するとは考えにくい。どうなんだ!?(どうよ???)
もしエバンとジョニーが一緒のコーチになっちゃったら、100%どちらかが出て行くことでしょう。。。ランビとジョニーじゃ、国内では争わない。でもでも、GPシリーズ、GPFは?ワールドは?あ~今からそんな事を心配していてどうする。でも、解らない…解らないな…。

大ちゃんと織田君の事があったばかりなのに、私にとってはとても複雑怪奇なシーズンオフです。つらいよ~。
このまま五輪までスムーズに行くとは、到底考えられない。私は、いずれどちらかが、ズミさん&ペトさんから離れることになると思う。どうでしょうか。
ジョニー、大丈夫!?★
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大阪・運命の日

2008-06-06 | うぐいすよもやま日記
昨日は「大阪府・運命の分かれ道」の日でもありました。
財政再建案がどーなるか…知事の正式発表がありました。関西発ワイドショーで生中継待ってたんだけど、さすがに仕事で見れず。今日、詳細が上がってくるのかな。
ご存知の通り、臨海スポーツセンターは「条件付きで」存続となり、一応めでたいワケですが、国際児童図書館とかワッハ上方とかセンチュリー交響楽団への補助金とか…いろいろ、削減・廃止・移転を余儀なくなれた施設・団体もあります。「見直し」項目って、全部で3500あるんだって!(橋下氏談)
そんなに沢山あるんですね…とてもシロートでは追いきれません。こうやって、メディアにデカデカと載るのは、ほんの一部なのでしょう。
でも、障害者支援が削減されず現行のまま、らしいのでそれは良かったです。教員も1クラス35人のまま。警察官は人数は減らさず、給与を下げる?
やはり、府職員の給与カット!で、当面は持ち直すつもりみたいなんですが、橋下さん、自分の給料もカットしてるからまあええか。労働組合側は「ゆるせん!」と断固反対してますが。
でも、いろいろと各所から反発は当然あるワケで、しばらく紛糾しそうです。
難しいなあ…でも、朝日新聞に変えてよかった。政治がわかりやすいよ。毎日より。これからも食い入るよーに読みますよ。

橋下知事の発表に合わせた?かのように、大ちゃんの関大ブログも更新。臨海のことに触れてますね。
やっぱり、自分が存続陳情運動に加わった以上は、見届ける責任もある…。それは大ちゃんだけでなく、誰だってそうなんだけど。私も、臨海が軌道に乗って健全経営になるよう、勉強し続けなくてはーと思いますですよ。こないだ、「NPOの設立の仕方」とか読んでた(不可能ではないように思えた^^;)。
でも、結局、フィギュアのことって政治と無関係ではないよ。政治がムチャクチャになったら、スポーツ楽しむどころではなくなってしまう。
全ての事がこう、つながっているように思えるんです。

倉敷のこと。
臨海存続イベントの時、「大ちゃん、お忙しいところすんませんが、倉敷のことも気にかけてあげてくださいね」と少し手紙に書いてしまった!
その前日、わたし、倉敷存続の会のHP管理人さまからメール頂いたんですね。
「倉敷のリンクのことが、だんだん世間から忘れられてしまうのではないかと…最近、HPにアクセスが減り、不安に思っております」という内容でした。
そうですね…臨海が一段落ついたので、次は倉敷サンピアなのですね。
「サポーター制度」を煮詰めて、提案・文書にして、倉敷市長陳情の際に一緒に持っていってもらえないかなあ。5月末に陳情って書いてあったけど、HPみたら「未だ日程は決まっておらず」なんだわさ。
市が運営することになったら、やはりお金の事が…一番だものね。
ということで、頑張って考えております。

新しいコーチや振付師のことも書いてくれるかな?と思ってたけど、「それは見てのお楽しみ、ということで」な感じかな(笑)。
今、どこにいるんでしょーね。
海外から更新してるのだろうか???(大ちゃん、答えなはれ)
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AERA展

2008-06-05 | うぐいすよもやま日記
大ちゃん友達から、東京で開催されている「AERA展」のチラシを貰いました。ありがたきシアワセ。「AERA展」→正しくは、坂田栄一郎写真展「LOVE CALL」ですね。
このチラシの写真って、8人しか登場してないんですけど、その中に大ちゃん採用されているなんて!
松坂大輔なのに…ヒラリー・クリントンなのに…小栗旬なのに…なのになのに、しーちゃんでもなく、真央ちゃんでもなく、美姫ちゃんでもなく、大ちゃんなのですよ。表紙を飾った「世界の900人」の中からなのですよ。
あろうことか、ネットでは小泉元首相の隣という→
いいんですか、それで(笑)。

でも、このポートレイトと、実際に会った大ちゃんは、やっぱ随分印象が違う。リンクの外の彼は、アエラ編集部が語るところの「華奢でパステル」な感じやもん。「チョン」とおデコつついたら、「あああああ」と後ろに下がりそうな(笑)。
でも、「フィギュアスケーター・高橋大輔」は、「華奢でパステル」ではないよなー。
他の方々の写真とこーやって並べてみると、坂田さんがちゃんと「目ヂカラ」に焦点を当てているのがよく解る。うーん。さすがー。
「LOVE CALL」の本は4500円なんですよね。私、絵の資料でも使うけど写真集好きなの。好きな写真家も沢山いるのです。買いたいなあ~。今の仕事頑張ったら買えるかなあ。

しかし、東京に行くたびに思うけど、まさに「情報発信地」ですね。こういう展覧会をヒョイッとやってくれるのが東京。大阪も、スペースはあるのに、「企画力」が無いんだよね。
私、大阪の朝日新聞社に、巡回展やってくれるよう交渉しよかしらん。
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ぶっちゃけ【その3】やぶれかぶれ

2008-06-03 | フィギュアこんな話も
A「はい、大丈夫ですか大丈夫ですか」
U「大丈夫大丈夫。しかしなんでオフシーズンなのに、次から次へこう忙しいんでしょうか(笑)」
A「天変地異も起こるし、物は値上がりするし…ところでもうアサインなんですよね」
U「早いね~。今年はそれどこじゃなかった。忘れてた。今日さ。仕事の打ち合わせしてて、“そそそそそそうだ!NHK杯の時は仕事入れちゃ駄目だった!”と気付いて、あわてて電話しなおして日程変更嘆願(笑)」
A「11月末から12月は仕事入れられない不便な人間なんですね…」
U「五輪終わったらもう大丈夫ですよ。きっと…切ないなあ」
A「あのねー。大ちゃんが“あと2年の寿命”なんつーから、ちょっと誤解してるよ。あと2年で亡くなられる訳じゃないんですよ!」
U「縁起でもないー。まああと2年しかない!から気合入れて頑張ろう!…という意味ですよね。でもちょっと…今年のワールドのジェフとか見てたら、人間、年齢ちゃうでー、と思ってしまった」
A「あれは、ジェフが今の年齢だからこそ出来た演技だよな~。うーん。大ちゃんはきっと、バンクーバー終わってもやると思うよ」
U「私も。五輪の翌年のワールド、日本じゃなかったっけ?とにかく五輪終わっても、1~2年は続行すると思う」
A「でも、金メダル獲ったらどうなるのかな」
U「獲ったら…うーん。とりあえず直後のワールドは休んで、ちょっと考えるんじゃないでしょうか?」
A「その頃、小塚君とかどうなってるのかな~。町田君か無良君が代表格にまで上がってくるかな。織田君は続行だと思うけど。いや、五輪イヤー。またモロゾフと大ちゃん、ヨリを戻してたりして」
U「んなアホな。…でも何があってもおかしくないのがフィギュア」
A「そう。昨日の敵は今日の友」
U「今日の友は明日の敵。いやさ。ウソワ&プラートフが組んだ時、この世でそんな事が起こるんや!って、腰抜かしたもんね」
A「あるんですねえ(笑)。コーチと選手が狭い世界でグルグル回ってるようなものだものね」
U「でもさ、今回のコーチ問題でも、もう海外有名コーチのブランド力に頼る時代じゃないよ、って思ったな」
A「はああ。大ちゃんのコーチ誰がいいの?」
U「佐野さんとか真っ先に思い浮かんだ(笑)。歌子先生とつながりがある…という意味でも、良いと思いませんか。厳しそうな、“でもちょっとおちゃらけ”な(笑)」
A「佐野さんねえ。でも拠点が関東だから、関大では教えてもらえないんじゃないかなあ。今、生徒さんも抱えてるし。でも実現したらむっちゃ面白そうですね^^ 海外では誰がいいんですか」
U「タラソワさん再び…とか思ったけど、真央ちゃんと同じスケジュールになっちゃうと無理だしねえ。それにもう、ご隠居さんモードじゃないですか(笑)。申し訳ない感じ。永年働いて下さったから、ご主人とノンビリ過ごして下さい~って思っちゃう(でも、真央ちゃんは宜しくお願いします)」
A「すごいよね。半世紀近くコーチやってるって。でもタラソワさんだって19歳でコーチ志した時は、イチからのスタートだったんですよね。あれ位のガッツが無ければ、名コーチってなれないもんかも」
U「でもあの時代って、旧ソ連からアメリカへ“我も我も”成功を目指してやってきた人が多いんじゃないでしょうか。ダンサーのゴドノフとか同世代じゃないのかな。時代がタラソワさんをプッシュしてくれたかも。
 でもま、名コーチはまず、パワーがいりますよね。底抜けのパワーが。モロゾフはそういう意味では、“パワフル”受け継いでいる感じ」
A「でも、振付自体はタラソワさんのアシスタント時代のが、一番好きだな。グラディエーターとか」
U「私達、あれでタマげた仲だし(笑)。あの頃のモロゾフは、キラキラしてましたねえ」
A「丁度、ヤグディンが目の前にいた、って巡り合わせも凄い」
U「私、01-02・五輪イヤーの竹内洋輔君のSP『禿山の一夜』が好きで好きで。大ちゃんにアレやって欲しいのよ!ステップなんかもう見事で」
A「竹内君、『ターザン』で頑張ってました!」
U「あの振付見てたら、モロゾフ、日本のお笑い番組とか見てんじゃないかと思った(笑)。あの頃のモロゾフは引き出しも多くて、自由奔放だったと思う」
A「それは若いから~。それまで生きてきた人生全部の引き出しから、アイデアがばんばん出るから」
U「デビュー曲が大ヒットする歌手と同じかな。でも、その引き出しのアイデアを使い果たしちゃったら、今度はまたチャージしないと枯渇するという」
A「そこからが本当に苦しい」
U「そういう意味では、今はモロゾフも苦しいのかも」
A「新しい曲とかチョイスしてる暇が無いのかな?ボンドとか、サフリ・デュオとか、いつもトレンドを作り出してた人なのにね」
U「でも、タラソワさんの所に居た時は、自分が“経営者”ではないでしょう?お金の心配もしなくていいし、試合結果の責任もとらなくていい。タラソワさんというパトロンがいて、モロゾフは割と自由に作品が作れてた気がする」
A「だからキラキラしてたのかもねえ。今は自分が経営者であり芸術家だから、結構しんどいのかな。それに、あの頃は旧採点法だったのが大きいよね。『Winter』なんて今のレベル方式じゃ、ぜーんぜん違うものになってたと思う。ステップがね」
U「モロゾフは元々ステップが真骨頂だったのに、新採点では魅力が影をひそめてるような気がするな」
A「でも、大ちゃんの『スワン』は久々に“これぞステップ!”って感じで、モロゾフの芸術家根性を感じましたよ」
U「やっぱり、良いものは作るのに時間がかかるということかな…つうか、モロゾフのマニアックぶりが痛快だった(笑)」
A「“おたく”ですか(笑)」
U「モロゾフも難産だったろけど。でも、“俺は芸術がやりてーのに!点取りシステムのせいで芸術できねえ!”という欲求不満は、あれである程度解消できたじゃろ、と思いました(笑)」
A「でもあのプロ、モノに出来なかったら大ショックだっただろね…」
U「大ちゃんがさ。いきなりNYのダンスクラスに放り込まれた時、“嫌だった”ってのも解るよ。あんな本場のバリッバリッのダンサー達が踊ってるものを、果たして初心者の俺がスケート靴はいて出来るのか…?って。途方に暮れた図が目に浮かぶ~」
A「もしモノに出来なかったら、ステップの難度を下げるしか無いものね。でもそんなの作者のモロゾフが妥協する筈ない(笑)。いや、やっぱり大きな賭けだったんだね」
U「モノにした大ちゃんの根性と、モロゾフの作家根性がいいテンションで合致して、やっぱり素晴しかった。あそこには“ダンサーと振付師の相克”を感じました」
A「戦いですよね。振付師が投げかけてくるものを、どうダンサーが返すか。で、そのせめぎ合いで、段々と高いレベルへ達していくという」
U「大ちゃんがもともと“踊るのが好き。大好き!”で良かったなあ~。ダンスって、やってみて初めてその難しさが解るのよね…。見てるよりずっと難しい。クラシックの踊りを踊ってたら、使う筋肉がモダンの踊りと全然違うから、無理すると身体を痛めるって、映画であったでしょ」
A「あー。それ、ルグリが言ってたやつだっけ。『ダンサー』かな」
U「でも私、大ちゃんの『スワン』はあれ“ヒップホップ”とは思ってないのよ。ヘタとかそういうんじゃなくて、スケートでもなくストリートの踊りでもなく、不思議なダンスだと思ったのですよ。ジャッジへ“アピール”じゃなくって、“どうだ!?”と問いかけてるところが、最も好きだった。モダンダンスの初演ってドキドキするじゃない?ウケるか駄目か。生きるか死ぬかっていう」
A「ああ、だから、初披露の日米対抗がやっぱり凄かったのかな」
U「ええ。あの“やぶれかぶれ”具合がね(笑)。大ちゃんは、“やぶれかぶれ”な時にスパーク!する事が多い(笑)」
A「同じモダンでも、クリムキンとかとまた違うよね」
U「クリムキンは、“芸人”だと思う(笑)。あ、エマさんどーかな」
A「サンデューは、存在そのものが“高雅な珍品”です(笑)」
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