上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

俺は負けネー!(サン)★

2017-02-20 | 16-17コンペとショー
 「すみれの便り」 水彩画 200×150mm 大阪高島屋個展・展示中

四大陸男子FSの結果を昼間に「うっかり」知ってしまい、しまったー!
でも録画でも面白かったですね。
もう、誰が何回転してんのか、数えるのも面倒になってきました(笑)。
羽生君の「俺は負けねー!(さん)」という叫びが、あのリカバリージャンプに現れてました。彼はこういう局面、大好きよね(笑)。「血沸き肉躍る羽生」って感じですか。
ネー(サン)選手17歳は、試合ごとに上手くなってて、ホントに「伸び盛り感」が凄いです。お披露目当初は散漫な感じがした「ダッタン人の踊り」も、こなれてきてダイナミックな作品に仕上がってきました。
しかし、SPの「海賊」といい、ヌレエフリスペクト感満載やな(笑)。ネイサンって大柄かと思いきや、表彰台では羽生君より身長低いのね。どんなマジック!?
昌麿君が4ループ綺麗に降りたのも凄かったけど、6分間練習中?に確かコンボふたつめのジャンプで4T跳んでなかった?
解説はスルーでしたが、あの回転数は4Tだったと思う…近いうちに3A+4Tコンボとかありそう…そしたら更にジャンプのバリエーションって拡がりそう。
今回は余り目立たなかったけど、昨シーズン、史上初の4ルッツ・コンボを跳んだ中国のボーヤンは、「PCS向上ギブス」で進化中。注目して見ています。
「フェリーニの道」のプログラム曲が冒頭で流れるだけで、泣けてきますね。大ちゃんのバンクーバー五輪シーズンの苦闘が、まざまざと甦る~。

それにしても、そろそろ「4回転合戦」からルールがターンして良い時期じゃないでしょうか~。
パトリック・チャンやジェイソン・ブラウンの見事な「滑り」に与えられる点数が、4回転で稼ぐ点数と比して少なすぎて、超・不公平感が残ります。
ジェイソンの素晴らしい「ピアノ・レッスン」なんて、ボーナスで20点ぐらい加点したいよ…(パフォーマンス加点?)。
でも五輪イヤーに大幅なルール変更は無いだろうから、このまま1年後の五輪まで今の傾向は続くのかなあ~。
確かに男子の空中戦、面白いんですが、行き着くところまで行き着いたら、また「原点に返る」流れになりそうな気がするんです。いや、なって欲しい!★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

圧巻の真央ちゃん★

2016-12-25 | 16-17コンペとショー
…ということでクリスマスから一気に大晦日モードです(笑)。
明日、ケーキ安いだろな…いやいやいや。
さきほどやっと録画した全日本フィギュアの上位陣だけ見てたんですが、真央ちゃん、残念でした。。。
今季はとても素晴らしいプログラムで、あれは絶対若い選手には滑りこなせない難度の高いもの。なのにジャンプのミスで点数が出ないのは、なんとも歯がゆいです~。
まあ今の採点方法だと、仕方ないんですけど…もう個人的に我慢の限界!って感じも。でも若い選手が劣っているかと言ったらそうではなく、レベルが上がってるから何とも言えなくなってしまう。
フィギュア選手はみんな、「全日本は特別」と言ってますね。観戦に行っていた頃、その「特別感」をヒシヒシと感じました。
TV越しに観ていても、みんなこの日に照準を合わせて「最高の自分」を見せようとしているのが伝わってきます。

真央ちゃんの勇姿は美しかった
世界中のファンに大きなクリスマスプレゼントになったのでは
ミスはあったけれど、圧巻でした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GPFも終わってしまいました★

2016-12-12 | 16-17コンペとショー
TVネタが続きすみません(笑)。
グランプリファイナル、観客席の前の方の席が日の丸で埋まってて、およそマルセイユとは思えませんでしたね~。お疲れ様でした。楽しませてもらいました。今年もH.I.Sあたりが「GPF観戦ツアー」を組んだのでしょうか。もう「五輪フィギュア観戦パックツアー」も売り出されてるのでしょうか。前回のソチ五輪は、男子のカテゴリーだけでも最低で80万円ぐらいして、しかも抽選でしたのよ。今度はどうなるのかな?アジア圏だからもっとお安いのかな。

女子は、個人的には宮原選手が一番泣けました 素晴らしかったです何かこう「満ち溢れているもの」がありました。
吉田都さんにバレエの指導を受けてたけど、知子ちゃんってちょっと都さんにタイプが似てますね。小柄で繊細で、でも正確な技術で、秘めたる情感があふれてるっていう。。。決して派手ではないけど、とても「日本人らしい」誠実なイメージです。
あ、濱田コーチの生徒さん達が活躍すると、イケメン先生の田村ヤマト氏がいっぱい映るので、かつてのファンにとってはたまらない構図(笑)。
ロシアのお嬢さんたちも皆、レベルが高いけど、北米から孤軍奮闘のケイトリンの滑りが、一番私の好みです。スピードに乗って、緩急のつけ方、間の取り方が素晴らしい。「これがフィギュアだ!」って感じ。
メドベジェワも勿論素晴らしいんだけど、ちょっとプログラムがいつも同じ傾向?なのが気になります。タンゴとかジャズとか、違うテイストが見たいかなー。
でもみんな、キスクラでは可愛くて…ああ、アメリカ勢が居ないのが寂しいねえ
ジュニアで優勝したザギトワ?選手がまたえらいことになってて、来年彼女がシニアに上がってきたら、メドベジェワと同じコースをたどるのだろうか…ロシアって一体どーなってるんー。

男子は羽生君のSPのでっかい貯金が効いてて、連覇は固いなーと思われました。SPは自信持ってるなあ。スピードもあったし音楽にもノッてたし文句無しに良かったです。FSの後半の疲れがやっぱり鬼門ですが、全日本はどうなるのだろう。あ…、SPのプリンスの曲聴いてたら、ちょっとしんみりしてしまった。もうプリンスもこの世に居ないのよね…MTV世代のスターだったプリンス。今の若い人達は知らないよね。
ハビさんは地元(スペイン近いからほぼ地元)だと緊張しがちなのかしら。なんか元気がなかった~。ジャンプの着氷で腰砕け気味になってるので、ひょっとしてどこか痛めてるのかな?と気になります。ランビの調子悪い時の着氷みたいなのよね。
パトリック・チャンがともあれ4サルを降りた!なんかこれでまた壁を破ったような気がする(?) パトリックが4Sを跳べるようになったということは、4回転×4本の可能性も出てきたので、ゆづやネイサンにTESで劣らない雰囲気も出てきたのよね。。。
若い二人がFSは巻き返し、ベテラン勢がいまひとつ、という結果は、ちょっと予想外でした~。でもベテラン選手って照準は3月の世界選手権に合わせてくるから、まあ妥当なのかしら。
昌麿君がネイサンの「ダッタン人の踊り」を滑ったり、ネイサンがパトリックの曲で滑ったりしたら、どうなるかな~とか。色々妄想して楽しみました(笑)。
しかしテレ朝の編成って…やっぱり地上波ツライです。あれだけ時間とってるのなら、ジュニア男子やダンスやペアも流せるのに、日本人しか映さないパターンは変わらんのよね。
ペア競技って、絶対絶対面白いんですよ★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌N杯雑感★

2016-11-28 | 16-17コンペとショー
真駒内アイスアリーナのフィギュアといえば、「かんじき」をデパートで買い、雪にザブザブ埋まりながらも、早朝からバナーを貼った、かつての遠征を思い出しましたねえ。
あの時、SMAPのツアーと丸カブリして、ホテル探しに難儀したんですよね。
そして、北海道というところは、寒さと雪と格闘するため、「生きていくだけでもパワーがいる!」と実感しました。普段、ぬっく~い西日本にいるからでしょうね。

「ノービス三羽ガラス」だった日野君+羽生君+田中君がN杯で揃うなんて…「あんなにちっちゃかったのに…大きく育って~」と涙が出そうな展開でしたね。スケートファンの多くは、みんな保護者気分なの(笑)。
男の子って、成長が速いなあ。外見は、刑事君のお顔が変わったかなー。龍樹君はヒゲが濃い系になってきたなあ。ゆづが一番変わってないなあ(笑)。
日本選手、みんな良い演技で嬉しかったです。山本草太君の代わりに龍樹君がインで、ちょっと複雑な気持ちになったけど、草太君の回復も祈りまくりますよ。

羽生君は初戦から見てて、フリーの後半になるとどうしてもスピードが落ちるので、あそこで4Sはきついー。もういっそ、4回転3本を前半にして、後半は1本だけがいいんちゃうかなー、なんて思いました。
SPの衣装は、白よりこっち(ラベンダー紫)がいいかも。確かに、スタイルに自信が無いと着こなせないデザインだ(笑)。
刑事君が4回転を跳べるか否かがハラハラしましたが、なんとかおさめて、生き生きと滑りまくり、本領発揮。大輔先生の指導が生きた?美しい手の表情が印象的でした。
元々、世界ジュニア銀メダルだから実力はあるんだけど、もどかしい日々が続いていました。ここでパアーッと開花して欲しい。ほんとに嬉しいです。
龍樹君は、空中でどんだけバランスを崩しても「大丈夫ですねん」と降りてくるという、稀有なジャンプ着氷能力。海外に拠点を移したらどーだろーとか、色々考えちゃう。ガラッと変わる瞬間が来そうな気がするんですが。
ご本人も「秘めたるもの」がフツフツと煮えたぎっているような感じなので、そこに期待します。

ジェイソンが思わぬ不調で(時差ボケか怪我でも!?)アメリカからは、ファイナルにリッポンが行くことになりました。あんなに不調なのは見たこと無いよ。どうした?でも、昨年怪我で日本で滑れなかったから、今年は満面の笑顔…泣けましたねえ。
しかし、ネイサン・チェンはいいですね~。ジャンプだけかと思いきや、PCSも上がってきました。EXではまた違った大人っぽいナンバーを踊って、幅の広さを見せました。五輪代表になっていきそうな勢い。最近の若手ってジャンプだけでなく、演技もいいんだよな~。

欧州勢はいまひとつでしたが、ラトビアのデニス・ヴァシリエフ君が、サワヤカ好印象を残しました。デニス君って、ネット上では「ラトデニ君」なのかな…ツィッター見てたら、みんな「ラトデニ君」呼びなのよね(笑)。
前はもっと、おぼこい印象だったけど、体格がでかくなって演技も垢ぬけて、雄大になりました感。姿勢もいいし演技も上手い。スケートに変な癖が無いのがいい。
なんつっても、(織田君も言ってたけど)コーチのランビエールの影響が、随所にあらわれてましたよね。「ダシ効いてます」。ランビ風味(笑)。
滑りの緩急のつけ方、間の取り方、全身をくまなく使う師匠のスケートを、弟子が継承してくれたら嬉しいなあ。

デニス君のコーチにランビ先生が就任した、ということで(前はウルマノフ先生だったのですね)、もう、日本のスケートファンの多くは「来い!来い!デニス君」状態になるわな(笑)。もうねえ。かっこ良すぎやろーランビ先生。
「リンクサイドで興奮してるとこ、カメラに抜かれちゃったよ~(恥ずかしいー)」なんて…ランビ先生、いつからそんな恥じらい乙女になったのか(笑)。
やっぱり、大ちゃん世代の選手達がこうして引退後も、試合で見ることが出来るなんて、良い時代ですよねー。
ブライアン・オーサーもねえ。もうちょっと若くて「シュウッ」とした頃に、コーチ姿で見たかったよ(笑)。
お若い時のオーサーは、途方もなくカッコよかったんですってば★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする