さてさて。
「プルシェンコを追う7人」に、大ちゃんも入りましたか。そりゃそうか(笑)。「全日本での逆転の精神力」を買われた、というのはちょっと意外だが…アメリカでも注目されてるのは嬉しい。やっぱスケアメで優勝したのが大きいわ。
ぶっちゃけ、フィギュア男子はもう上位が固まってきましたよね。プルさん筆頭で2番手がランビ。ジェフ、ジュベ、サンデュ、ジョニー、ライサ、で大ちゃんか。今季までのスコアや表彰台を見るとそれが妥当な8人(ライサは今季のスコア見てると、やや「?」だけど昨年銅メダルの印象が大)。
五輪は予選が無いので、SPからいきなり始まりますが、ここでTOP6に入らないとフリーの最終グループで滑れない。最終組で滑れないと、どうしてもPCSが伸び悩む。新採点法ならSP8位でも逆転は可能だけど…やはり苦しい~。
6つしか無い椅子の周囲を8人のサムライがグルグルまわる…椅子取りゲームではじき出されるのは誰なのでしょうか。私の予想では(いや大方の予想もそうでしょうが)、フリー最終組入りのボーダーラインは、SP76~77点。4回転を持ってこない人は、ミスはもう「お手つき」か「両足着氷」どちらか1個で最低限とどめなくては…。「ステップアウト」「転倒」が許されるのは、プルさんとランビぐらいではないかな(プルさんは、たとえジャンプ1個抜けてもFS最終組に入れると思うが…甘いかしら)。以下は、わたくし的「SP・8人のサムライの展望」。
★プルさん
最近、FSの後半スタミナ切れが最も気になりますが、SPの2分40秒なら大丈夫ね(ね?)。えーと。あの「いつになったら盛り上がるのトスカ」で、やはり滑るのでしょうか。曲調が、ゆ~ったりも~ったりで、安全運転には最適だけど。衣装はもっともっと派手に、キテレツにしてくるかもしれません。
もちろん金メダル候補筆頭のプル大王ですが、なんといってもソルトレイク五輪の4回転転倒が脳裏に焼き付いてるだけに…「万全」とは言い切れないものが。あの時は、ヤグびいきな私でも心臓凍りました。でもま、今回は新婚パワーもあるし?
★ランビエール
Tさん、「顔の濃い~い人」ですよ。スピンが異常に上手いあの人ですよ。最新のWFSによると、スイスの銀行もスポンサーについてるらしいが…すごいですねえ。でも、スイスって冬の五輪競技、アルペンとか強いじゃない?他にもメダル候補の選手がうじゃうじゃいそうだから、ランビ一人に「スイス全国民の期待」がのしかからないような気が。その分、ノビノビ滑れるかもー。大方の予想通り、3アクセルが成功するか否か、そこが鍵。
★ジェフ
個人的に「今季男子SP・お気に入りBEST3」に入れたいジェフ。洗練された動きと軽快なフットワークは、はっきり言ってプルさんを越えてると思いますが。織田君と同じリンクで練習してる事もあり、ジェフは彼にジャンプ技術を色々アドバイスするそうな。しかししかし、それに対しての織田君のツッコミ→「有り難いけど…自分の事もっと考えたほうがいいんちゃいますか…」これは正しい!織田君!
ジェフ…その優しさが好きだけど、まだジャンプに不安あり(不安ありだけどやはり好き)。
★サンデュー
一番、予測不可能。五輪だからと言って、練習嫌いが急に治るような彼だろうか…。今季「劇的に向上」したとは言い難いけど、フライングキャメル→シットスピンの美しさは№1。でも、最新の印象があの東京GPFなんで、ちょっと私的には株価が下がってる。多分8人の中では最年長…演技の円熟味はプルさんとほぼ互角。エマさんがジャンプを完璧に滑ったSPって、優勝した03年GPFぐらいではないのかな。どうなんだ?どうなんだ?読めない~(でもそこが好き)。
★ジュベール
2年前ぐらいまでは「読める」人だったけど、ここんとこ「読めない」人に。新採点法対策に時間を取られ、ジャンプが「絶対確実」とは言い切れなくなったような。でも21歳で、年齢的には丁度良い頃。なんだかトリノが終わったら、マジでペアに転向しそうなんで、その辺りも気になります。スピードと迫力のあるSPは、FSのPGよりずっと好き。でも余りSPで良い位置につけると(2位とか)、逆プレッシャーかかって昨季の二の舞になってしまうかも。SP4、5位につけといて、FSは「どわりゃー」と弾ける戦法がいいかも。
★ジョニー
「今季男子SP・お気に入りBEST3」。もう一人はジョニーの「かみ~ゆ」です(今、スペルがわからん)。全米SPを見る限りでは、明らかに身体を絞ってきてるよね?相変わらず「スピーディだなあ~」と思う白鳥なんですが(笑)。ステップが絶品。スピンは、レベルアップを計ってかえって遅くなってしまったような(これは他の人にも言える)。でもこのSP、好き。やはりもう絶対(!?)4回転のバクチは打ってこないだろうから、3アクセルの安定感で優位。ステップからの3フリップがいつも心配なので、ここを集中して切り抜けて欲しい。プログラム構成が良いと、やっぱり本人も自信持って滑ってるな~、と、見てて思います。気持ちいいのですわ(ジョニー、演技直後にコーフンしてるのはわかんですが、一応「白鳥」なんだから、氷バンバン踏まないでね)。
★エヴァン
あのー。まさか4季連続「闘牛士」なんでしょうか…。絶対、4季連続だ。間違ってたら誰か言って。東京でKさん+Tさんと「ライサはもしかして一生、SPは『闘牛士』なのかもねー。あははははは…。」と話していた事が現実に。このプロが素晴しいのは、そして良く似合ってるのは、じゅうじゅう承知しておりますよ。素晴しゅうございますよ。ええ。でもね。でもね。もういくらなんでも新しいPGで滑りましょうよ…。それとも、全米では絶対に勝ちたかったから一時的に戻したのかなー。
3季連続同じFSで、アルベールビル五輪優勝したペトレンコもいますが。4季連続だと、ルール上マズイのでは?(どうだったっけ?でも、審判の印象は良くないって聞くよー)
★大ちゃん
「Dice」という、有り難いよーな有り難くないよーな愛称まで頂き。確かに「博打」ではあったな…昨季までは。でもまだその余韻残るわ…(てんてんてん)。
3位に入った昨季のエリック杯のSP「剣の舞」見返してたら、ちゃんと4回転入ってんですが。世選もちゃんと入ってんですが。でも今季はつなぎの要素が難しいので…もう3-3の安全路線でいきましょう。SPは絶対ミスしちゃダメなんだよ~。どうするつもりだろ。
しかしこのロクサーヌのタンゴ、「SPお気に入り・BEST3」ではあるんですが、伊のお客さんの目にはどないやねん。「なんか小柄で良く動く、アジアの少年が滑ってるよ~」って…どう考えても16歳位に見られるような。日本人はぜんたい、若く見られるもんね。
もともと「不思議くん」な要素はある人なんで(?)、もう五輪コンセプトはこれだ→「アジアの不思議少年、はじける!」
どうかな~。どうなんかな~。
「プルシェンコを追う7人」に、大ちゃんも入りましたか。そりゃそうか(笑)。「全日本での逆転の精神力」を買われた、というのはちょっと意外だが…アメリカでも注目されてるのは嬉しい。やっぱスケアメで優勝したのが大きいわ。
ぶっちゃけ、フィギュア男子はもう上位が固まってきましたよね。プルさん筆頭で2番手がランビ。ジェフ、ジュベ、サンデュ、ジョニー、ライサ、で大ちゃんか。今季までのスコアや表彰台を見るとそれが妥当な8人(ライサは今季のスコア見てると、やや「?」だけど昨年銅メダルの印象が大)。
五輪は予選が無いので、SPからいきなり始まりますが、ここでTOP6に入らないとフリーの最終グループで滑れない。最終組で滑れないと、どうしてもPCSが伸び悩む。新採点法ならSP8位でも逆転は可能だけど…やはり苦しい~。
6つしか無い椅子の周囲を8人のサムライがグルグルまわる…椅子取りゲームではじき出されるのは誰なのでしょうか。私の予想では(いや大方の予想もそうでしょうが)、フリー最終組入りのボーダーラインは、SP76~77点。4回転を持ってこない人は、ミスはもう「お手つき」か「両足着氷」どちらか1個で最低限とどめなくては…。「ステップアウト」「転倒」が許されるのは、プルさんとランビぐらいではないかな(プルさんは、たとえジャンプ1個抜けてもFS最終組に入れると思うが…甘いかしら)。以下は、わたくし的「SP・8人のサムライの展望」。
★プルさん
最近、FSの後半スタミナ切れが最も気になりますが、SPの2分40秒なら大丈夫ね(ね?)。えーと。あの「いつになったら盛り上がるのトスカ」で、やはり滑るのでしょうか。曲調が、ゆ~ったりも~ったりで、安全運転には最適だけど。衣装はもっともっと派手に、キテレツにしてくるかもしれません。
もちろん金メダル候補筆頭のプル大王ですが、なんといってもソルトレイク五輪の4回転転倒が脳裏に焼き付いてるだけに…「万全」とは言い切れないものが。あの時は、ヤグびいきな私でも心臓凍りました。でもま、今回は新婚パワーもあるし?
★ランビエール
Tさん、「顔の濃い~い人」ですよ。スピンが異常に上手いあの人ですよ。最新のWFSによると、スイスの銀行もスポンサーについてるらしいが…すごいですねえ。でも、スイスって冬の五輪競技、アルペンとか強いじゃない?他にもメダル候補の選手がうじゃうじゃいそうだから、ランビ一人に「スイス全国民の期待」がのしかからないような気が。その分、ノビノビ滑れるかもー。大方の予想通り、3アクセルが成功するか否か、そこが鍵。
★ジェフ
個人的に「今季男子SP・お気に入りBEST3」に入れたいジェフ。洗練された動きと軽快なフットワークは、はっきり言ってプルさんを越えてると思いますが。織田君と同じリンクで練習してる事もあり、ジェフは彼にジャンプ技術を色々アドバイスするそうな。しかししかし、それに対しての織田君のツッコミ→「有り難いけど…自分の事もっと考えたほうがいいんちゃいますか…」これは正しい!織田君!
ジェフ…その優しさが好きだけど、まだジャンプに不安あり(不安ありだけどやはり好き)。
★サンデュー
一番、予測不可能。五輪だからと言って、練習嫌いが急に治るような彼だろうか…。今季「劇的に向上」したとは言い難いけど、フライングキャメル→シットスピンの美しさは№1。でも、最新の印象があの東京GPFなんで、ちょっと私的には株価が下がってる。多分8人の中では最年長…演技の円熟味はプルさんとほぼ互角。エマさんがジャンプを完璧に滑ったSPって、優勝した03年GPFぐらいではないのかな。どうなんだ?どうなんだ?読めない~(でもそこが好き)。
★ジュベール
2年前ぐらいまでは「読める」人だったけど、ここんとこ「読めない」人に。新採点法対策に時間を取られ、ジャンプが「絶対確実」とは言い切れなくなったような。でも21歳で、年齢的には丁度良い頃。なんだかトリノが終わったら、マジでペアに転向しそうなんで、その辺りも気になります。スピードと迫力のあるSPは、FSのPGよりずっと好き。でも余りSPで良い位置につけると(2位とか)、逆プレッシャーかかって昨季の二の舞になってしまうかも。SP4、5位につけといて、FSは「どわりゃー」と弾ける戦法がいいかも。
★ジョニー
「今季男子SP・お気に入りBEST3」。もう一人はジョニーの「かみ~ゆ」です(今、スペルがわからん)。全米SPを見る限りでは、明らかに身体を絞ってきてるよね?相変わらず「スピーディだなあ~」と思う白鳥なんですが(笑)。ステップが絶品。スピンは、レベルアップを計ってかえって遅くなってしまったような(これは他の人にも言える)。でもこのSP、好き。やはりもう絶対(!?)4回転のバクチは打ってこないだろうから、3アクセルの安定感で優位。ステップからの3フリップがいつも心配なので、ここを集中して切り抜けて欲しい。プログラム構成が良いと、やっぱり本人も自信持って滑ってるな~、と、見てて思います。気持ちいいのですわ(ジョニー、演技直後にコーフンしてるのはわかんですが、一応「白鳥」なんだから、氷バンバン踏まないでね)。
★エヴァン
あのー。まさか4季連続「闘牛士」なんでしょうか…。絶対、4季連続だ。間違ってたら誰か言って。東京でKさん+Tさんと「ライサはもしかして一生、SPは『闘牛士』なのかもねー。あははははは…。」と話していた事が現実に。このプロが素晴しいのは、そして良く似合ってるのは、じゅうじゅう承知しておりますよ。素晴しゅうございますよ。ええ。でもね。でもね。もういくらなんでも新しいPGで滑りましょうよ…。それとも、全米では絶対に勝ちたかったから一時的に戻したのかなー。
3季連続同じFSで、アルベールビル五輪優勝したペトレンコもいますが。4季連続だと、ルール上マズイのでは?(どうだったっけ?でも、審判の印象は良くないって聞くよー)
★大ちゃん
「Dice」という、有り難いよーな有り難くないよーな愛称まで頂き。確かに「博打」ではあったな…昨季までは。でもまだその余韻残るわ…(てんてんてん)。
3位に入った昨季のエリック杯のSP「剣の舞」見返してたら、ちゃんと4回転入ってんですが。世選もちゃんと入ってんですが。でも今季はつなぎの要素が難しいので…もう3-3の安全路線でいきましょう。SPは絶対ミスしちゃダメなんだよ~。どうするつもりだろ。
しかしこのロクサーヌのタンゴ、「SPお気に入り・BEST3」ではあるんですが、伊のお客さんの目にはどないやねん。「なんか小柄で良く動く、アジアの少年が滑ってるよ~」って…どう考えても16歳位に見られるような。日本人はぜんたい、若く見られるもんね。
もともと「不思議くん」な要素はある人なんで(?)、もう五輪コンセプトはこれだ→「アジアの不思議少年、はじける!」
どうかな~。どうなんかな~。