上砂理佳のうぐいす日記

10月5日~16日まで大阪狭山市の「ギャラリー美游館」さんで銅版画オンリーの個展があります。お近くの方はぜひ★

「踊る」魂「跳ぶ」魂★

2018-03-26 | 17-18コンペとショー
ネイサン・チェン、「強い」フリーでしたねえ。
SPはちょっと硬さが見えました。ジャンプが慎重だった分詰まり気味で、加点が伸びなかったような。TESだけだとSPはヴィンセントの方が上よね?(それも恐ろしいな)
でも、フリーでは五輪の再現どころか、上回る素晴らしさを見せました。
細かい所までよく踊っていて、五輪後も相当頑張って練習したんだな~と思いました。
この「小さな村の小さなダンサー」という映画、私は見てないんですが、中国からアメリカへ渡ってきて苦労したご両親への想いが、こちらにも伝わってくるかのようでした。
ネイサンって4回転ばっかり跳んでるように見えるけど、彼の演技の中ではジャンプも表現の一部に思えるな。伊藤みどり選手みたいに。
難しいジャンプが成功するたびにこちらも気持ちが高揚して、プログラムの盛り上がりへとつながっていく。

多分、史上4番目の若さで?世界選手権優勝したんちゃうかな。
ヤグディンがミネアポリスで1998年に優勝した時、確か18歳と何日かで「史上2番目」だったのです。
(一番の人は忘れました)
そしてプルシェンコが2001年のバンクーバー世界選手権で初優勝。
彼はお誕生日が11月だったはずだから、史上3番目。ネイサンは5月生まれだから4番目かな…と思った次第。どうでもいいですか(笑)。
でも、なんだかもうベテラン選手っぽく見えます。福岡のJGPFに来てた時って14歳かな。
とにかくビュンビュン、ジャンプを跳んでたボーヤンは覚えてるけど、その他の選手で一番目立ったのはピトキエフ君で、この時のネイサンって記憶薄いー。

はっきり認識したのが、2016年16歳の全米選手権で、試合前に解説の杉田さんが「ネイサンが何本4回転を跳ぶか!台風の目ですよ」と言及してて、「へっ?」って。
でも実際その通りに、すさまじいフリーを見せて表彰台に乗りました。
私はこの時、「ネイサンってこんなに飛べてたっけ?でもジャンプだけじゃない!音楽性がいい!」と、先行きを楽しみにしてました。
ところがその直後の大怪我で9ケ月も戦線離脱。「あー残念」と思っていたら復帰の全米選手権でまた見事な演技を見せるじゃないですか。
SPの「海賊」に、フリーの「イーゴリ公」ですもん。ルドルフ・ヌレエフを連想!
伝説のバレエダンサーです(もう亡くなってますが)。
ネイサンみたいな若い子が、こんなにゴリゴリのクラシックバレエを踊る(滑る)なんて。まんま「ヌレエフ・リスペクト」じゃないですか。
驚きましたが、若くて猛々しい頃のヌレエフの姿が透けて見えるような、見事な踊りでした。「この人、バレエやってるね」ってすぐ判りました。

ポールドブラとか(腕を伸ばしきらない動き)、大ちゃんも言及してたけど、氷についてない方の足の表現がとても上手で、フォルムが綺麗。音をとらえるのが上手い。ダンサーとしての才能が凄い。
彼の一番いいところは、「このプログラムでこういうイメージを伝えたい」意志が明確なところ。
「勝ちたい」も、勿論あるだろうけど、先に「踊る」魂が来るところが好きです。

今は4回転の本数を増やしてて、ちょっと表現が犠牲になってるかな~と思うところは否めません。
それは宇野君もだし…辛いところだなあ。デニス君やミーシャみたいに4回転入れない選手は、やっぱり表現に割く時間の余裕があるから、それだけ「踊り度」の高いプログラムになってるけど、それだと点数の上限が決まってしまってる。
私の大好きなジェイソン・ブラウンも、4回転を入れない以上、4回転複数入れる選手の上に行けないかな…と思うと、なんとも切なく歯がゆい。

ネイサンはそんなフィギュア・ファンの最大のジレンマを、解決してくれる選手になってくれるかな…と期待してますが、なんだかこの青嶋ひろのさんの文章を読んでたら、ちょっと胸がスッとしました(笑)。腑に落ちた。
ネイサンの「ジャンプ抜き」のフリーとか、見てみたいよ!
「若くなくなったら跳べないかもしれない。だから今、跳べるだけのジャンプは跳んでおく。挑戦する」という主張は、誠に正しい。お客さんも新しい大技に沸くのは、自然な感情ですもんね。
でも、怪我はして欲しくないな…やっぱり4回転に規制かけるべきなのかな。

ひょっとしてネイサンは「4回転をフリーで6本跳んだ最後の選手」になるのかも★
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敗れる者★

2018-02-28 | 17-18コンペとショー
開会式と閉会式はなんだか「映像の祭典」って感じでしたねえ。
これからもっとプロジェクション・マッピングが駆使されていくのかなあ。
閉会式の韓国の若いアーティスト、K-POPっていうの?
かっこよかった ダンスも良かった
日本選手団もいっぱい活躍してくれて、堪能できました。ありがとうって感じですが、パラリンピックも同等に報道して欲しいですね。パラリンピックを先に開催して、それからオリンピックってした方が注目度も上がると思うのにな。

いい成績を出せなくて涙してた選手の方が、胸に残るような気がする…トシのせいか(笑)。
持てる力を存分に発揮して、たとえば「予選落ち」なら仕方ないけど、メダルも狙えるぐらいの選手が、グーンと下位に沈んでしまったら。。。

ジャンプの伊藤有希選手が好きで、御存知ない方もいるかも~ですが、高梨沙羅ちゃんと張り合う「日本の2大エース」です。
彼女の方が沙羅ちゃんよりフォームが安定してて、テレマークも毎回必ずピタッと決まる。
とても「飛行そのもの」が綺麗なんです。ノーブルで昔の船木選手みたいでしょうか。
沙羅ちゃんは原田…つうかシモン・アマン的な感じ。ノッた時の飛距離が宇宙人ぽい。人外!
昨季の終わり、伊藤さんはほとんど沙羅ちゃんと互角の戦いをしていて、優勝回数も増えてW杯総合2位。
だから五輪はメダル候補でもあるぞ…と踏んでいたら、ルンビとアルトハウスの2強がググンと台頭してしまい、伊藤さんはなかなか戦績も安定しないまま五輪になってしまいました。

五輪では予選が調子良さそうだったので、一発!があるかも…と思っていた。
なのに、何故か伊藤さんの時だけ風の吹く条件が悪い!
ジャンプって、追い風がいいのかと思ってたら、向かい風の方がいいんです~。
伊藤さんの時は強い追い風でした。2本とも。
そしてなぜか金銀メダルをとった二人の時は、いい塩梅の向かい風。
沙羅ちゃんも今回はまあまあ良い風だったかと(ソチ五輪の時は最悪の追い風)。
女子ジャンプを見続けるうちに、だんだん風のことまで気にするようになってしまった(笑)。
あと「ゲートファクター」とかいろいろあるんですが、それはおいといて。

伊藤さんが、飛び終わってメダル確定した沙羅ちゃんを抱きしめたシーンが、TVでも流れました。
自分は良くないジャンプ、はっきり言って大失敗だった。
その直後にライバルでもあり後輩でもある仲間の祝福を、パッと出来るなんて、ホンマに出来た人だな~と感心しました(でもいつも彼女はそんな感じです)。
勿論彼女の中にも、「誰でもいいから日本女子がメダルを獲ってくれないと日本に帰れない」という思いがあったでしょう。
でも出来れば自分が獲りたかった。
もっと言うなら、沙羅ちゃんと同じ表彰台に上がりたかっただろうな、と。
でも、実力とは合わない不本意な順位でした。どんなに悔しかっただろうと思うと泣けてきます。

伊藤有希選手に、今度は頂点に立って欲しい!
沙羅ちゃんと女王争いをして欲しいな。
葛西さんの愛弟子でもあるので、また鍛えて二人とも北京五輪で輝いて欲しいですね。
しかし、葛西さんはこれからも飛び続けるんだろか。
まだ「衰えた」感じはしないので、「ジャンプ界のイチロー」「ジャンプ界の三浦カズ」として、還暦まで活躍を見届けたいかも。

そして今回びっくらこいたことは、2002年ソルトレイク五輪と次のトリノ五輪でノーマル+ラージ連続2冠を達成したスイスのシモン・アマンが、まだ出ていたこと!
だってアマン、2002年当時は20才だったんよ。
「ハリポタくん」って呼ばれてたの。可愛い顔だから(笑)。
あれから16年つうことは今36才でしょうか。でも全然変わってない~!
跳び方も豪快で昔のまんま。そして可愛い人ってずっと可愛いまんまってことも驚きだ(笑)★
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フィギュアはだから少女漫画なの★

2018-02-24 | 17-18コンペとショー
だからフィギュアスケートは少女漫画なんですってば~~~~!
10代半ばの新鋭が、先輩女王をハナの差でかわして金メダルをかっさらっていく…。
この法則はまたしても発令されました。ああ、長野五輪のクワンVSリピンスキーを思い出す
あの時も17歳VS15歳で、クワンは表現に優れ、リピンスキーはジャンプ力でした。
リピンスキーは3ループ+3ループを跳べる唯一の選手で、FSで見事に決まったんですよね。
ジャッジは「クワン1位」が4人。「リピンスキー1位」が5人。
まさしく「ハナの差」勝利でした。

今日の新聞に女子上位陣の点数詳細が出てて面白かった。メドベジェワとザギトワはFSでまったく同点!フリーの場合はPCS(演技構成点)で上だった人が上位に来るルールなので、メドベちゃんが1位。でもSPの点差がそのままメダルの色を分けるという。
旧採点法の順位点システムだったら、
 ザギトワ   SP1位0.5+FS2位2.0=2.5ポイント
 メドベジェワ SP2位1.0+FS1位1.0=2.0ポイント
で、メドベちゃんの優勝だったはず(ポイント合計の少ない人が勝ち)
私としては、二人とも金メダルをささげたかったです。そして銅メダルのケイトリンも素晴らしかった!
いつも後半のジャンプで崩れる彼女が…3つ目のルッツのややミスだけでとどめたのは、ケイトリン史上最高の演技。そして細かい演技やスピード、流れの中で跳ぶ雄大なジャンプも素晴らしい。
日本勢はこれまた素晴らしい宮原さんの清らかな演技、坂本選手の勢いのあるジャンプと可愛さ。二人とも涙が出ました。坂本ちゃんのフリー終わった直後の「テヘッ(ループ、やっちゃったよ)」が可愛かった(笑)。
トシのことばかり言われて気の毒なコストナーでしたが(笑)、バレエの「牧神の午後」の世界をそのまま氷の上で表現しつくしてくれました。ソチの「ボレロ」のベジャール感といい、今回はそのままバレエ・リュス。しかしルッツ決めてくれましたねえ。団体戦からずっと4本滑ったんだから、功労賞ものだ!

フリーが終わった時、点数と順位が出た時、メドベージェワ選手の、泣いている姿が印象的でした。。。彼女は「勝った」と思ったでしょう。どうなのだろう。
でも、金メダルが決まった時のザギトワ選手の表情もまた印象的。ぬいぐるみで隠すように泣いていたのかな。タラちゃん(リピンスキー)みたいに「キャ~~~~!」ってならなかったのは、同門の先輩に対して複雑な気持ちだったのかなー。
二人の心情を思うと、ホンマに少女漫画1本作れる…「そして北京に続く」というテロップまで見えたな~わたし。
ドラマチックで凄かった女子の戦いも終わりました。
今回の試合でジャッジが出した点数の印象ですが、「男子はやや抑え目かも」「女子は少しだけ大盤振る舞い(ヘンな日本語)かも」…って感じ。ダンスとペアも「やや大盤振る舞い」かな?でも順位は納得です。
上手くいかず泣いた人、笑った人、長い道程を終えた人、これから昇っていく人。
コーチたち、応援団たち、家族たち。
色んなドラマが詰まっているから、フィギュアはやっぱり面白い★
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笑った泣いた。昌麿君じゃないけど私も笑った(笑)★

2018-02-17 | 17-18コンペとショー

 「蒼い森」 水彩画 470×336mm

広島に出品している大きめの水彩画の一部分です。
以前、青い花(デルフィニウムだったかな?)の花束を沢山頂いて、強烈な印象だったので。
「この蒼い森に迷い込んだらどうなるだろう。。。」とひたすら妄想してました。
清冽な印象があります。赤とはまた違ったエネルギーを感じます。
ガラスのような、透き通ったイメージも重ねあわせました。

五輪男子フィギュアもクライマックスで、もう最初っから濃くて(笑)。
第一グループで刑事君だしハンヤンだし、第二グループでもうネイサンやもんねー。
濃くて濃くて疲れて疲れて、正直もう、第三グループあたりで飽きました(えっ)
なので最終グループはSPの時よりは気楽でした。緊張もあんまり続くと笑いが出てくる(笑)。

きっと昌麿君もそうだったに違いない…最初に転倒するんやもんなー。
あれだけ盛大に軸を外してコケたら、そら笑いも出るわ
ボーヤンと銅メダル争いだろうか…と思ってたら意外に点が出たのは、終盤の得点原が大きかったかな。でも、最後まで彼はマイペースで、フィギュア選手にとって「マイペース」って大事やな思いましたね^^ 
フェルナンデスは後半の4サル見事に決めてたら…わからなかったですね。でも、持てる力は出せたので、一番いい五輪だったと思います。
羽生君は横綱相撲というか、さすがに試合巧者でした。SPで盤石に固めてFSで逃げ切る。「オリンピックの勝ち方を知っている」強みが最後に効いたようでした。スタミナが一番の鍵だったけど、乗り切りました。
メダルの3人は納得の笑顔でしたね 世界ランキング通りの結果が出たとも言えるし、ほとんど大番狂わせはなかったかな。
ソチの時は「あれれれれ」だったから。あれって今思えば不思議な試合だった(笑)。

「ソチ五輪のあれれれれ」の原因ともなったパトリック。美しい「ハレルヤ」でした。
最後に爽やかな笑顔だったので救われた。。。団体で金メダル獲れてて良かったー。ジェレミーもパトリックもネイサンも考えてみれば五輪メダリストなのだった
ミハルが演技終了後、チョイと氷にキスしたのも泣けた永らく一緒だったねえミハル。大ちゃんの試合によく一緒に出てたもんね。リッポンも10位に滑り込み、感極まった完璧演技で良かった良かった
地味~ですがビチェンコさんとサモヒンのイスラエル兄弟(父と息子)の連携プレーや、ビンセントの号泣フィニッシュも良かった 何気にアメリカはTOP10に三人とも送り込んでいる~。

ネイサンが「ソチの真央ちゃん状態になる」と予想した人が多かったようですが、その通りになりましたね。みごと漬物石。
フリーは215点という天井点で1位でしたが、SPでせめて1ミスだったら優勝出来てたかもしれないのに…でもそれはないな。SPで100点越えしてたらあのFSは出来なかったかもしれないから、まさに真央ちゃん現象。まさかここで引退しないよねー。まだフィギュア人生始まったばっかだよ(!)
ボーヤンも頑張った 彼はメダルよりも自分の納得出来る演技をしたい、と言っていたから、その通りに出来たのでは。ますますこれから楽しみな選手です。
4回転ジャンプの種類と本数は加速がついて上がっていくし、みんなスケーティング技術も向上してるし、あとはもっと芸術的な個性的なプログラムを沢山見たいですね。昔のキャンデロロみたいな?
今は余りにもジャンプ(出来栄え加点)偏重採点なので、五輪後にまた新しい波が来るかも…と祈りながら、ボンヤリ表彰式を見ておりました★
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五輪・男子SPは悲喜こもごも★

2018-02-17 | 17-18コンペとショー
あわただしく男子SP…これは三回も再放送ある(笑)。
大輔さんが出ていた頃は、バンクーバーもソチもお仲間と一緒にFS見てたんだけど、考えてみたらSPは一人観戦でしたわ。
トリノもソルトレイクも一人で見てたんだ。結構、心臓強かったんだ私(笑)。

ネイサン…うーん。衣装をまた新調したのに(スポンサー関係?)、そして冒頭の動きなんかは良かったのに、最初の4ルッツの合わなさで最後まで響いてしまったか。
なんかスローを見てたら、ジャンプの回転で体を締め切れてない感じ(だから軸がズレる?)。
でも彼はまだ18歳!若過ぎる!大ジョーブだ。
あんな大怪我を乗り越えてここまで来たんだから、もうFSは楽しんで滑ってくれ!
デニス・テン君がFSに進めないのも大ショックなんですが、美しい滑りで「歌い上げて」いましたね。怪我が相次ぎ五輪にタイミングが合わなかった。でも、あの厳しいキャロルコーチがずっとついててくれるのが救い。
しかし最近モロゾフ見ないな~思てたら、ケリー君にもついてたんだなあ。マルチネス太った!?ミーシャの魂入った演技は毎度泣かされます。誰も言わないけどビチェンコさん地味に頑張ってたよ。もっと注目してあげてよ!
久々の「良いミハル」に胸なでおろし、韓国の16才、アメリカの17才の溌剌っぷりに感動し、ランビ先生の「やっちゃったねー」ポーズに救われ(ラトデニ君、結構ギリギリセーフやったー)、サモヒン久々に良いジャンプと思ったら、やはりやらかす…第一グループからずっと忙しいな男子。

80点台が14人もいる団子状態で刑事君ギリギリですわ。明日は第一Gかな。歌子先生も見えて嬉しかったですね。頑張って10位以内に入って欲しいな。
目立ったのは、アリエフ君の大健闘と、ボーヤンのPCS向上っぷり。アリエフ君、あれ3ルッツかと思ったわ。しれっと跳びましたもんね。そしてあまり飛び上がって喜んだりしないのね。その落ち着きは何(笑)。
ボーヤンはジャンプ以外の表現面が四大陸より更に良くなって、SPは今までで一番の出来。最後のステップのキレが良かった。逆に「今日は動きがぬるい?」と思ったのはリッポンでした。緊張かな。ちょいFSが心配です。

パトリックの万感の想いをこめたSPを見ていて、大ちゃんと競った世界選手権思い出したな~。
正直メダルは難しいかもだけど、素晴らしい演技で笑顔で終わって欲しい。
なんとかアクセルだけ降りてくれ。2Aでもいいよ!
あえて上位3人の感想は書きませんでしたが、明日フリー終わってから書けるかしら。。。
羽生君がかなりのSP貯金を生かして逃げ切るか。
しょーま選手が最終滑走ってところが。。。なんかね。。。
ハビさんは最後の五輪ですよね。たぶん。
五輪男子はいつもどでかいドラマが起こるので、今回はどうでしょう★
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団体戦も終わり…★

2018-02-15 | 17-18コンペとショー
オリンピック、どんどん進んでいきまして(!)見るのが追いつかない

フィギュアも団体戦が終わり、もう今は個人戦のペア・フリー真っ最中です。
日本の木原龍一君たちのペア、団体戦では頑張ってましたよね。
このあいだDVD整理してたら、木原君がシングルやってた頃の「スター・ウォーズ」とか出てきて、若くて細くて感動してしまった。今は筋肉ぶあつくなったもんね。。。
団体戦があったおかげでフリーまで演技見られて良かったです。
須崎&木原ペアは個人戦SPで自己ベストの点を出したのに、フリーに進めず。
SBSは3ルッツだし、ツイストもトリプル。何が足りないんだろう。レベルかしら。
いや~厳しい!ペアも相当ハイレベルで厳しくなってる!中国ペアがSPで足切りなんてー。

団体戦はもう途中で結果がわかってしまい、終盤は「消化試合」と化すのが難ですね。
ロシアが有力かと思ったけどカナダが金メダルでした
パトリックの嬉しそうな笑顔が見られて良かった
意外にもイタリアが大健闘。ペアのマルケイ&ホタレックの躍進が大きいかも。
Jスポの解説で岡部さんが「ホタレック、人が変わったようですね(笑)」って言ってたけど、強烈な太陽みたいなマルケイの影響で、ここまで変わりますか。
もし彼らが今後も続けるのなら、五輪後は、メダリストクラスまで上がってきそう。
コストナーがまた衣装を(FS)変えてましたが、フェンスの色・ムラサキとカブッているので、どうなんでしょう。ユーロの黄緑よりはいいけど…(やっぱ最初の衣装がいい)。
しれっと3ルッツ跳んでこられましたよ。カロリーナ!31才で五輪で3ルッツ!
あんまり年齢のこと言うのは良くないんですが、ザギトワが今の倍の年になった時にルッツ跳べるかといったら、想像つかない。あでもショーン・ホワイトが31歳らしいから、やっぱ年齢は関係ないのかな。

日本はペアとダイスダンスで、上位の国に大きく水をあけられているので、5位に入ったことで十分大健闘です 楽しかった!
最終種目のアイスダンスはどの組も素晴らしく、各国のキスクラも盛り上がりましたね。
こうなると、最初の男子SPの冷え冷えとした空気はなんだったんや(笑)。
ネイサン、コリヤダ、パトリック、ハンヤン…個人戦では頑張ってくださいよ★
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フィギュア団体戦・前半★

2018-02-11 | 17-18コンペとショー


  「特別な日に」 水彩画 180×120mm

↑広島出品中の小さな水彩です。やさしいブルーの小花が好き。
花に囲まれて目を覚まして。素敵な世界へようこそ。
祝福のイメージで。。。

さて五輪フィギュア、団体戦ですが…いきなり男子SPであんなんだったので驚きました~。
転倒に次ぐ転倒…パトリックも見てられなかったけど。
ネイサン・チェンがSPで失敗するなんて、久々に見た気がします(泣)。
そしてコリヤダ君のジャンプ全ミス。
ミス選手が相次ぎ、カナダもアメリカもさほど順位を下げずに済みましたが。
そんな中、ゆうゆう(?)マイペースを貫いたビチェンコさんに拍手を送りたい。
そして昌麿君の動じなさも素晴らしかったですね。
いつもよりちょっと動きが硬いように見えましたが、充分の出来!
これは個人戦も宇野選手金メダル、近づいてきたかな…羽生君が読めないのでアベレージの高い昌麿君に信頼を寄せてしまいます。
アメリカのゴールデンタイムTV放映に合わせて、朝の10時からの本番になったそうですが、こんなん可哀想やんか~~~~!
明日の男子フリーは、アメリカはビンセントなんだろか。いやリッポン君か。
なんだか気が滅入ってきました。。。
(なのにスキージャンプは真夜中に試合やるって。なんなの?)

日本は、須崎&木原組のペアも、かなちゃん&クリスのダンスも、すっごく頑張りました!
女子SPは宮原さんの点数に納得いかない!
なんで大きなミスありのオズモンドより低いのよ(オズモンドのファンです私)。
これも気が滅入る要素です。。。気にしないで自分を貫いて!知子ちゃん!
ペアや女子は大波乱でもないので、男子の転倒続出事件はやはり、競技開始時刻の影響よね。
個人戦になるとまだ上位陣は遅い時刻になるから、大ジョブなのかなー。
ネイサンの今季のプログラムが大好きなんで、どうか本来の調子に戻せますように。

日本の団体応援席が中高年ばかりなんで謎でしたが、コーチやスタッフさんが応援してたのね。
大ちゃんのかつてのコーチで、今は田中刑事君を教えている林コーチがおられました。感慨深い。
TV放映、民放のフィギュア担当は、
TBS…鈴木あっこちゃん
テレ朝…織田君
フジ…大ちゃん
日テレ…しーちゃん
と見事に棲み分け出来てて、なんか笑ってしまいました(笑)。
五輪のための書き下ろしテーマ曲も少なくて、なんか、かつての五輪よりずっと地味感アリ。
フィギュアの次にスキージャンプが好きなので、沙羅ちゃん、めっちゃドキドキしています★

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男子のおさらい★

2018-02-04 | 17-18コンペとショー
オリンピック前に四大陸とユーロを消化しなくてはならない…ということで、せっせと録画を見てこれで現状全て把握。
だってもう、団体戦が始まってしまうのですよ。早いね!
勝手気ままにつぶやきます。

ロシア男子はなんだかコフトンとボロノフさんが可哀想…まだ言ってるー。コフトンはソチの時も、「オリンピックに行くのは僕だもん!」って主張してたなあ。。。でもあの時は1枠だったのよね。2枠だったら行けたのにね。怪我とかしょっちゅうだし、でも少しずつ上手くなってきたコフトンが不憫じゃ(泣)。
つくづく、4年に一度のチャンスに好調の波を持っていくのは、難しいなあ。結局ロシアはメダル圏内のコリヤダと、若手急上昇のアリエフの二人で、なかなかいい布陣です。こうなったら、出られない選手の分も頑張って欲しい!
ハビさんがちょっと心配かな…SPはいいけどFSの後半がスタミナ的に苦しそう。でも彼もメダル獲って欲しいですね。
あと、ミハルがなんとか頑張ったけど、五輪でどこまでやれるかなあ~。なんとかSPを乗り切ってください。彼も多分今季でやめちゃうかなあ。

四大陸はボーヤンの復活が嬉しかった!ここに来て怪我なんて~と心配してましたが、90%回復ということで。可愛い笑顔が戻った!
GPシリーズの時はSPもFSもプログラムが微妙で、「えええーこの大事なシーズンにハズレプロかしら」と暗雲たちこめてましたが(個人の感想です)、ちゃんと元気な状態で滑ったら、ちゃんとしたプログラムでした(笑)。
私、ボーヤンのFSがホルストの「惑星」でかっこよく始まるのに、なぜ急にコミカルモードになるの?と、不思議で仕方なかったのですが、後半はスター・ウォーズのサントラなわけですね。自分が最近のSW見てないもんで、全然わかってなかった!
だからあれはあれで正解なプログラムなんですね。でも全編「惑星」で行って欲しかったよ(笑)。
ボーヤンは怪我も治り4回転に磨きをかけてきて、かなり加点で稼いでますね。ネイサンがいまいちクワド加点で稼げない印象があるので、有利かなあ。それにGOEが出る選手になると、必然的にPCSが上がってくるので、この五輪直前にジャッジに好印象を与えた四大陸は、彼にとって収穫多しの試合でしたね。
でも、昌麿君も、アベレージが高くなって段々プログラム表現に余裕が出てきた感じ。しかしこの試合ではジェイソンと一緒なんで、ややPCSが抑えられた印象。あ、FSの衣装と髪型、私気に入ってません(ごめん)。黄色が似合わない?オールバック…うーん?
ともあれ、彼にとってもいい試合でした。これでかなり自信持って本番に臨めそう。

全米が残念な出来だったジェイソンですが、シーズン最後の試合が良い演技で本当に良かった!Jスポの解説の岡部さんは「フリー、ピアノレッスンに戻してくれて良かったー」って言ってましたが、そうかな。私、Inner loveが大好きだよ!よりスケールアップしてて。
アクセルに苦しんでるのは、クワドの影響かな。でも、ジェイソンのコメントがいつも大好きです。良い時も悪い時も、腐らず焦らず、周りをハッピーにしてくれる発言が出来るのは、ホントに彼の人柄だよね。
彼が世界ジュニア2位だった時に優勝したジョシュア・ファリス。全米も出なかったけど、手術する資金のためにクラウドを発表してますね。ドルで寄付するのってどうすればいいんや。彼の美しい滑りをもう一度見たい。何年かかってもカムバックしてください!(だからドルで寄付する方法を調べよう)

他にも、ここで引退表明のケビン君、エラジさん。永らく楽しませてくれてありがとう。
特にケビンは大阪四大陸でナマで優勝を拝めたので、いつまでも忘れないでしょう(ロサンよ、覚えてるか?)。
ティーンの頃から体型もお顔も何ら変わらないケビン。奇跡の人だ(笑)。きっと彼は60歳になってもこのルックスのままだ(笑)。永遠のピーターパン。
無良君やホックスタインさんはどうするんでしょうか。無良君、ラスト演技かな…と思ったけど、まだ引退発表ではないですね。願わくばもう少し続けて欲しい。
五輪のシーズンは、引退する選手が多いので、ひときわ泣ける四大陸でもありました。
あとは、ハン・ヤン復活を願い、刑事君の五輪での素晴らしい演技を願い、ミーシャの完全燃焼を祈り…忙しいな★
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欧州選手権★

2018-01-21 | 17-18コンペとショー
五輪もいよいよ近づいてきて、週末のフィギュアは欧州選手権(ユーロ)でした。
まあ、ハビさんは優勝が指定席でいいとして…ヴァシリエフ君が素敵でした
踊り方は、ほんっとにランビ師匠に似てますが(笑)、今の彼しか出せない清涼感みたいな?空気もまとっていて、「時分の花」だなあと。綺麗ね!綺麗男子よ!
コリヤダ君は足痛めないかな。。。アリエフ君と一緒に五輪出場ですね。今季好調だった30歳ボロノフ君が不憫です
ハビさんがかなり体も絞って、調整してきてるので、本番はどうでしょうね。SPが鍵ですね!

女子は15歳ザギトワちゃんが優勝しました。ものすごーいインパクト!
SPの「ブラックスワン」は圧巻でした。FSのドンキも、バレエの要素をふんだんに取り入れた「グイグイ押す」プログラム。
シーズン最初の頃はバタバタしてる印象だったのに、だんだん緩急のバランスが良くなって、もはや余裕?すら感じられます。Jスポの岡部解説も「圧巻」「完璧」連発でしたね。
本田真凜ちゃんは今、ものすごく燃えてるだろうな~。すぐそばにいたライバルが五輪金メダル有力候補になってきて…メドベージェワを破るという衝撃。
メドベージェワ選手は怪我明けの影響は感じられず、FSはジャンプ構成変更してもほぼノーミスでしたよね。
でも、ザギトワ選手は、「ノーミスのメドベージェワに勝った!」ここが衝撃でした。
今の計算でいったら、五輪でザギトワとメドベージェワがSPもFSもノーミスだったら、ザギトワに軍配が上がることになります。。。でもザギトワはやってのけるような気もしてきた。。。
どうなんだろな~。いつもオリンピックは、「伸び盛りの若い女の子」が金メダルをかっさらっていくパターンが、ままあるんですよね。リレハンメル五輪のバイウル(16歳)、長野のリピンスキー(15歳)、ソルトレイクのヒューズ(16歳)、トリノこそ荒川さんでしたが、そしてバンクーバーはユナ・キムでしたが、ソチはソトニコワ(17歳)。
今回もまた「新鋭少女がかっさらう」パターンなのか

しかし、来月には31歳になるというコストナーが、遂に3F+3Tを投入!
しかもFSにはルッツを!コストナーのルッツって何年ぶりに見たんだ(笑)。
惜しくも転倒しちゃいましたが、彼女の「アスリート魂」を見ました★
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全米選手権雑感(長いです)★

2018-01-09 | 17-18コンペとショー
泣いて笑って感動して、注目の全米選手権が終了しました。
空前絶後の面白さでした(笑)。疲れました。
全フィギュアファンは、例年より全米の日程が早く冬休み中に終わったことに、心から感謝しているでしょう。
そして決まったシングルの五輪代表は、
女子…ブレイディ・テネル、長洲未来ちゃん、カレン・チェン 
 私の御贔屓アシュリー・ワグナー選手は五輪・ワールドの第一補欠、そして4大陸代表。
男子…ネイサン・チェン、ヴィンセント・ジョウ、アダム・リッポン
 同じく御贔屓ジェイソン・ブラウン選手は第一補欠で4大陸代表。アシュリーと同じ!

…ということで、「まさかの」アシュリー落選。グレイシー・ゴ-ルドが欠場でそれだけでも悲しいのに、アシュリーはあと一歩で届きませんでした(泣)。
最終組前の、16歳のスター・アンドリュー選手、素晴らしかったですね~。
FSの曲は「自分で歌う」という斬新さ(笑)。「ワン・モーメント・イン・タイム」は、H・ヒューストンばりの歌唱力で、つくづくアメリカには芸達者な人が多い。
「スター」ってお名前も面白いね。細身でスタイル抜群だし、クセの無い滑りで伸びそうです。彼女は4大陸にも出るので注目。
ブレイディ・テネルは今まで余り注目株ではなかったのに、スケアメで表彰台に乗って、一気に評価を上げた。そして全米ではSP・FSとも完璧。
五輪選考に合わせて調子を上げてくるところなんて、日本の坂本選手みたいですね。ディズニー・プリンセス系の端正な容姿も良いけど、「回転不足を取られない優良なジャンプ」が、今のルールに最も合致しているので、連盟も推したのでしょう。
大きな怪我から復活してきたとのことで、メンタルも強そうです。同じ「優良ジャンプ」系のロシア選手より、動きがセカセカしてなくてナチュラルに音楽表現出来るところもいい。
未来ちゃんが一番泣いたな~。3アクセル、ウォームアップでは綺麗に跳んでいたから、もうあと少し!気迫が伝わる素晴らしい滑りにやっとジャッジが応えた。。。という感じがしました。
アシュリーは少し筋肉が落ちた?そのせいなのかパワー不足に感じました。「ララランド」は、いつもの「強いアシュリー」じゃなくて、「夢見るお嬢さん」って感じでフワーッと可愛かったけど、正直、プログラムのインパクトには欠けたような…。
映画見てるからかあのメインテーマの溌剌とした曲で踊ると予想してたので、「んんんー?(これでいいの?)」って思いました。
4位でも連盟の推しで五輪行けるかな…と予想してたんですが、3位のカレンは昨年の全米優勝とワールド4位が効いたかな。難しいところでした。
選考に不満は無いけど、アシュリーのファンとしては悲しいよ 引退しないでコストナーのように長く続けて欲しい…。

男子は大波乱でした~!
最終組前にマックス・アーロンが脱落。彼は大学でも成績優秀とか。あまりインテリ風に見えなかったので(すみません)意外でした(笑)。
今回のJスポ生中継は、FSで小塚君がゲスト解説に加わり、「杉田おじいちゃんと孫のタカヒコ」のノリに。
でも杉田さんちゃんと「小塚さん」って敬称を使ってた(笑)。
最初緊張気味だった小塚君が、だんだん杉爺と意気が合ってきて饒舌になってくところが、面白過ぎ。
「イオチサロ」を滑る黒人選手のところでは、小塚君感慨深げでした。
そりゃー彼の方が上手かったわな(笑)。この曲は休むところが全く無いので、とても難しいのだそうです。
しかし、下位選手の演技の時はほとんど「爺と孫」お茶の間トークに近いよ(笑)。

最終組はスゴかったですね。五輪選出がかかってるだけに。
まずホックスタインが脱落。SPでは綺麗に決まった4回転が…ジャンプに精彩が…ちょっと残念な出来でした。
彼は今季残りはもう補欠リストにしか名前が無いので、どうするのでしょう。キャロライン・ジャンとの結婚ネタをやたら強調するJスポ(笑)。
結婚するなら就職しなきゃね。どする!?清々しいスケートをする人なんで、もっと見ていたいですが。
さてロス・マイナー。
こういう時だけ彼は「やる」んだよな~~~~って思ってたらやっぱり!
一世一代の名演…と言っていいでしょう。
クワド含む(あやういジャンプはあれど)パーフェクト。会場中がロスをノセてました。何故か人気あるんだよね(笑)。
こっちはもう「いつコケるか」ハラハラ・キリキリしてました。
いよいよこれはパーフェクトか?となった時、小塚君が「最後の2アクセル、緊張したでしょうね(笑)」と言ってたのがおもろかった。ああいう時って一番優しいジャンプでコケてしまうのよね。でもなんとか降りたよ。
歓喜の山盛りスコアでなんと2位になりましたが、五輪には外れました…ここ数年の成績とアベレージで落ちたそうですが、うーん。ほんと難しい。他に有力選手が居なければロスで決まり、だったろうけど、リッポンとブラウンがいるからねえ。
4大陸はメダル獲って欲しい。そしたら世界ランク的にも上がるもの。
いやいやいやしかし、17歳ヴィンセント・ジョウ(すみません。こちらが先に滑りました)
SPに続けて、冒頭の4ルッツ+3T(両手上げ加点付き)を見事に決めました。そしてあろうことか4フリップも決めちゃいました。
後半の4Tで転倒して、さすがにポロポロ回転不足で減点されましたが、演技終了直後のTESカウンターは120もありました(笑)。
凄いね!もうフィニッシュの時に「死んだ~~~~~」ってぐらい、スッカラカンでしたね。昔の羽生君みたいだった(笑)。
関係ありませんが、ヴィンセントはキスクラで笑う時、ちょっと「高橋一生入ってる」と思うのは私だけですか。可愛いー

アダム・リッポン、ジェイソン・ブラウン…そしてネイサンという、「連盟のもくろむ代表(候補)」3人が立て続けに演技に入るのですが、会場のボルテージも上がる上がる。すさまじいプレッシャーでしょう。
リッポンは冒頭4ルッツで大きく転倒した際に、靴に違和感を感じ、それで最後の3回転サルコゥとルッツが抜けたと述懐してるみたいですが。う~ん。最後まで滑り切れて良かったというべきか。棄権か中断してたら終了でしたもんね…。
そう思って見たら、前半は気合十分で動きも丁寧だったけど、後半やや密度が薄くなった感じが。大崩れはなかったけど伸び悩む点数。この時点でロスよりもジョウよりも下にいる…ということは絶望的やん。
がっくりしながらも、解説陣は「これで次のジェイソンは少し楽になりましたね」と。そうやなー。ジェイソンが、いつも通りでそこそこまとめたら3位以内には入れそうですもんね。
と思いきや、「そこそこまとめる」に到達せず!なんでー!?
3アクセルが今季不安定で、シーズン進むにつれて他のジャンプまで崩れてきて気になってたのですが、「不穏な着氷」が続きました。冒頭4回転に挑むも、大きく回転不足で転倒。
彼はジャンプが悪い時でも他の「踊り」部分は絶対に崩れないので、そこは大きな長所だけど、さすがに解説陣も「PCSで稼ぐといっても…限界がありますしねえ」なんて言ってる。
キスクラで暗くならずに、はしゃいで見せるジェイソンはいつも通りだけど、私も胃に穴が開くよ…点を見たくないよ…あー。TES60点台だし、PCSも抑えられてる。
ジェイソンに救済点は出さなかったかー。つうか救済しようがなかったので、ジャッジも「あきらめた」感がありました。若いヴィンセントが天井点を出したので、「見切られた」とも言えますか。。。(つらいー)

さてこの「2トップ御乱心」状況で登場する若きディフェンディング・チャンピオン。すごいなー。こんな状況で最終滑走って。私だったら心臓爆発して即死してるよ(笑)。
ネイサン・チェンは名古屋ファイナルのあとインフルで2週間滑れなかったそうですが、そのせいなのかなんなのか、4ルッツを抜いてきました(SPも)。
4フリップ+3トゥ、4フリップ、3ループ、(→ここから後半)4トゥ+2トゥ、4トゥ、4サルコゥ、3アクセルがパンクして1アクセル、3ルッツ(3フリップだったっけ?)+1ループ+3サルコゥ
覚えてる限りではこんな構成でしたが、一応転倒せず3アクセルのミス以外はまとめました。
FSが210点でしたが、昨年初優勝の全米を見返したら、今回より点数高いんだよね。4ルッツとアクセルミスの分かな。
まあ国際規準にしたらPCSは89~90かなあ。でも会場がすんごい盛り上がったら、92位まではいくかも。
今回の全米は最終滑走で大きなミスなし、だったから、ジャッジも94点出しました。
全米で「誰がどう滑ってどんな点を出すか」は世界も注目してるし、アメリカの連盟も五輪金メダル狙ってるだろうから、派手にアピールしとかなきゃね。「ウチの子は凄いんですから!」って

ロスが落ちてリッポンが滑り込み、でもジェイソンは落選…私にとっても悲喜こもごも。ああジェイソンのあの美しい滑りが五輪で見られないなんてー。。。
その分、リッポンには頑張って欲しいよ。目標は5位以内!そしてルッツを降りてくれ!
ネイサンは不調ながらもまとめてきて、こうなると五輪メダルの行方はますますわからなくなりました。でもネイサンの魅力は、ジャンプだけではない、「エモーショナルな滑り」ですね。ぜひ五輪本番では、バクハツして欲しいです。

全米選手権では恒例の「功績をたたえる」セレモニーがあり、懐かしのディック・バットンさんとか、クリスティ・ヤマグチとか、マイケル・ワイス兄さんとか、いろんな方が出てきました。ワイス兄さんは現役時より男前(笑)。
アメリカではフィギュア選手は高学歴の人が多く、ハーバード出て医者とか弁護士とか、しっかり将来を見据えてる人が多いそうです。
リンク数がそもそも多いから「勉強しながら(働きながら)スケートをやる」ことが可能になるのも大きいと思う。
日本でも「功績をたたえるセレモニー」が毎回行われるぐらいに、歴史が積み重なって欲しいな。毎回全米を見ていて感動するのは、こういう「みんなでフィギュアを盛り上げよう」って心意気を感じるから。
日本は、「息をつめて見守っている」感があるけど、あちらのお客さんってもっと「楽しんでる」って感じがする。お祭りワッショイみたいな。そこが好き。
ホンマに今年も感動しました。ありがとうございましたあ(ペアとダンスも見なくては)★
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今更ながら全日本フィギュア★

2018-01-03 | 17-18コンペとショー
あのソチ五輪選考会の全日本からもう、4年経つんですねえ~。
大ちゃんの全日本SP、さいたまスーパーアリーナのショートサイド席でしたが、今でも光景がくっきり記憶に残ってます。
うぉーーーーーーんって会場のボルテージが上がりまくって、会場中にD1SKのバナーが揺れてた。。。
もう私の人生で、あれほどの音量の「うぉーーーーーーん」は体験することが無いでしょう(たぶん)。
あれは、今考えたら日本男子フィギュア史上、最高の激戦だったかも。
大ちゃん、羽生君、町田君、織田君、小塚君、無良君…GPシリーズ優勝者が6人も出る全日本は、これまた私の人生でもう見ることは無いな(たぶん)。だから今年はちょっと寂しさも感じました。
でも、刑事君が素晴らしかったので五輪代表になれて嬉しい。後半の4T、跳んだー!
無良君はGPシリーズから好調だったらまた違っていたのかも。ダイスもN杯でいい成績を出していたら、もっといい点が出ていたかも。。。
山本草太君の復活演技に泣きました。細いけどすっかり背も伸びた?あのぐぃーんってのびるスケーティングは健在で、ほんと4年後にはトップの座に居て欲しいです。どうかどうかもう怪我の無いように。
羽生君の欠場は想定内でしたが、五輪本番に間に合うのかな。そちらの方がかなり疑問です。なんったって4年前の大輔さんの怪我の例があるから。。。
前にも書きましたが、コンディション次第だけど、団体戦は出ずに、個人戦一発集中!が良いと思います。

女子は、トリノ五輪選考の頃が一番すごかったな~とか思い出していました。
荒川さん、村主さん、恩ちゃん、美姫ちゃん、真央ちゃん、中野さん…真央ちゃんは五輪出られない年齢だったけど表彰台だったから、今の紀平さんみたいな立ち位置だったのかな。
確か優勝は村主さんで、3位に滑り込んだのが荒川さんで、でも五輪本番は荒川さんが一番高い評価を得た。だから、わかんないもんだな~って思いました。
このシーズン、全日本までの展開では、荒川さんが金メダルを獲るとは、まったく思えなかったんですよね。
今季の日本女子を見ていると、やっぱり知子ちゃんの実力があたまひとつ抜けていて、三原さん、坂本さん、樋口さん、が横一線の感じ。
なので、四大陸・ワールド・五輪の選出は、納得!と思いました。若い3人を振り分けてチャンスを与えているのも妥当。
シーズン初めは新葉ちゃんが一番、仕上がってる感があって、プロも「五輪仕様」で気合入ってる!と思ってましたが、ちょっとピークが来るのが早すぎたのかも。。。SPもFSもとてもパワフルなプログラムで、彼女に合ってて好きです。
坂本選手が全日本に向けて調子を上げていくのと、樋口さんの調子が対照的で、難しいものだと思いました。
三原選手が好きなんですが、全日本で他の選手と比較してみると、ちょっとパンチが弱いような。SPのタンゴがハマッてないのが全てだったかなあ…と思ったりします。
でも、五輪に決まった坂本選手は何か「やってくれそう!」なムードがあります。精神的にも強そうで、とても楽しみです。

それにしても濱田コーチ組は、大勢の有力選手を抱えて一大勢力に。
ヤマト先生も大忙しですが、引退してから指導者としての活躍を見ることが出来るのは、本当に嬉しいですね。ヤマト君、現役時代は余りいい演技見れなかったもんー。
濱田コーチは、太田由希奈選手を世界ジュニア女王に押し上げたのが、確か2003年?
あれから15年の歳月をかけて、遂にオリンピック選手を出した、ということになりますね。
私は太田選手の大ファンだったので、特に感慨深いです。
本当に、選手を育てるのって大変な仕事。
関大でまた壮行会やるかなあ。知子ちゃん、応援してます!★
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みんな「お手上げ」それでいーのか★

2017-12-11 | 17-18コンペとショー
GPF女子の闘いを見ていて。。。
手を上げてジャンプしたら減点にしたらいかがざんしょ
。。。と思ったのは私だけでしょうか(だけでしょう)。

「両手上げジャンプ」=「リッポン・ジャンプ」とも言われます。
男子アメリカ選手のアダム・リッポンが、史上初めて両手を上げて3ルッツを跳んで以来、多くの選手が取り入れるように。
もっと言えば、「片手を上げるジャンプ」=「タノ・ジャンプ」というものがありまして。
1988年のカルガリー五輪で金メダルを獲った、同じくアメリカのブライアン・ボイタノ選手が、片手を上げて2アクセルを跳ぶのを得意にしてました。
なので、「片手上げジャンプ」は、ボイタノを略して「タノ」が付くようになりました。
伊藤みどり選手が、時々「タノ2A(ダブルアクセル)」を跳んでましたね。
ジャンプを跳ぶ時は選手は両腕をグッと胸に巻いて体を締めるので、手を上げるとバランス的に難しいのだそうです。
「タノ」も「リッポン」も、難しいワザであることはわかってます。
プログラム中に一度だけなら、「おおっ!」とアクセントが効いて良い。
けど、毎回毎回やられると…くどくて見苦しい
曲の表現上の流れで腕を上げるのならいいんですが、みんな「美しさ」無視やもんね。
「ジャンプ跳ぶ前になんか(ステップとか)やる」+「手を上げてジャンプ回る」+降りたあとすーっと流れて、すぐになんかやる(バレエジャンプとか)」=最強の加点
となりますので、みんな点稼ぎに手を上げます上げます!
ジュニアの女の子ももう、すごいですね。紀平選手もやってましたけど。
多分、今の子供達みんな、練習から手を上げてジャンプ飛んでるんだろうけど、
美しくないじゃん。
手を上げて、4回転跳んで、後半にジャンプ固め打ちで跳んで(演技後半に飛ぶジャンプは点が高くなります)…そうすればチャンピオンになれる。
女子で優勝したザギトワ選手はわずか15歳ですが、3アクセルや4回転こそ無いものの、「点を取るための最大限の戦略を練る」構成で成功させ、見事優勝しました。
でもね~。なんかね~。
それは「感動」とは程遠いですよ。。。正直言って。
身のこなしも美しいし全てがよく出来てるのは解るんだけど、「それはフィギュアじゃないでしょ」って言いたくなるんです。

オズモンドやコストナーや、そして日本の両選手の演技は、「フィギュアスケート」って感じがするんですよ。
どうしたらいいのかね このままじゃ女子はみーんな、ロシアの少女達みたいな「点稼ぎスタイル」になってしまう。
スポーツだから点稼いでナンボで、それで正しいです。でも私は嫌です(笑)。
ああジレンマ。ジレンマ。「美」にもっと点を。そういうルールを★
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ということで赤い実を★

2017-12-09 | 17-18コンペとショー
…水彩で「赤い実」を描いてます。出来上がりは…後に。来年2月の広島個展に出品します。

グランプリファイナル、男子面白かったですね(^O^)
ショートはみんなミス少なかったけど、フリーは出入りの激しいスケートになりました。
バーディー、ボギー、池ポチャ、イーグル、なんでもあり、みたいな(笑)。
多種4回転時代をひた走る若手組と、4回転に頼らず芸術性・個性を磨く組。
その中にあって、マイペースを貫くセルゲイ・ボロノフ30歳(!)が、独自のカラーを放っていました。
多分、女子のコストナーと並んで、30歳でファイナルに進出する選手は、今後当分出ないように思います。
いちフィギュアファンの体感覚として、それは「70歳でフルマラソン!」に匹敵します(個人の意見です)。すごいね!

私はネイサン・チェンのショート「ネメシス」が好き過ぎます。色っぽい!なんてカッコいい身のこなし!
対してフリーは、4回転に忙しくてプログラムの美しさがちょっと損なわれているような…ネイサンならもっと踊れるはずなんですが。
バレエファンならお馴染み「春の祭典」の、ノイマイヤー的ベジャール的な振付が出てくるところ、もっともっと見ていたい。
でもネイサン、きっと今は「お試し」段階で、全米ではオリンピック本番仕様のジャンプ構成にしてきそう。
インタビューの超早口な受け応えと渋い低音ボイスがクレバー感を醸し出しているのも、良い!(笑)

昌麿くんは地元凱旋で、体調も絶好調。とにかく楽しそうで良かったです。
だんだん、表現する余裕も出来てきて、オリンピックはやってくれるんじゃないかな〜。
やっぱり金メダル候補なのは間違いない!

コリヤダ君がPCS高値安定になってきて、体さえ大丈夫なら、オリンピックはメダル獲れるのでは…と思っています。
ジャンプと表現のバランスの良さが、フリーではネイサンより光ってましたよね。とてもスケーティングが軽やかで、洗練されてきました。

それにしても、コリヤダ君の「ロシアは制裁を受けて当たり前。僕はロシア選手団として五輪に出る気はない」…という発言が、「日本語翻訳ミス」として、今日訂正された文章が新聞に載っていましたが、ずいぶんと意味が違います。
訂正された方は…メドベージェワが公に発言したような内容。優等生的というか?
そんな翻訳間違いってあり得ないから、きっとロシアの偉い人達から「厳重注意」が出たんだろうなあ。。。★
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GPフランス★

2017-11-20 | 17-18コンペとショー
グランプリシリーズ・フランス大会の男女シングルを見ていたのですが、相変わらず客席の埋まらなさが目につきます~。
フランスは今、シングルでTOP選手がいないから、仕方ないのかも。ずっとジュベールが頑張っていたので、ちと寂しいですね
おふらんすと言えば、若き日の大輔さんが当時の「GPシリーズ最低得点」を記録したことで、ずずっと記憶に残ってますが(まだ言うかこのネタ)今も記録は破られていないんだろか?どうなんだろ?
でもその大輔さんが、成長して世界チャンピオンに!五輪メダリストに!
だからフィギュアは解らないんですよね~。

宇野昌磨選手がインフルエンザ明けということで、ヘロヘロになりつつも、なんとか踏ん張ってファイナル行きを決めました。凄いですね。フリーなんて2転倒でもTES90超えるんだから。どんだけハイレベルなの。もう後半は明らかにスピードが落ちて、後ろから押したくなりました(笑)。
名古屋ファイナルは羽生選手が出ないので、昌麿君に頑張って欲しいです。地元も地元。
もう名古屋で次にファイナル開催するって、多分、彼の現役時には無いでしょう。一番年齢的にノッてる時に、地元で優勝して欲しいな。

ハビエルさんが復調しつつあるけど、ほんとSPは素晴らしかったですね。でもFSはまだちょっと未消化つうかスタミナが?
彼は前の試合で6位だったから、フランスで優勝してもファイナルは無理。でも、五輪前に過密スケジュールである必要は無いですよね。だからちょうど良かったのかなあ。
すーごく体を絞ってる感あるので、五輪は「調整次第でメダル有り」って予想です。

「金メダル」予想は、昌麿君やネイサンやボーヤン達、若手が「多種4回転」をバンバン投入してるので、現状クワド2種3個が上限のハビさんはノーミスでないと難しいかなあ。
プルシェンコが「羽生選手にはクワド・ルッツは必要ない」と言及してましたが、難度を落とすことが「安全運転」とは言い切れないのが、フィギュアの妙。
最高難度より落として「大一番」を滑るとなると、「やさしい構成なんだから絶対に失敗できない!」と、かえって緊張してしまい、ミスが出る…となっちゃう(こともある)。
なので私は、羽生君は五輪では(彼にとっての)最高難度で攻めるべきだと思います。多分、そうした方がアドレナリンの出るタイプだと思うので。

女子は、三原選手が惜しいところでしたが、清々しい演技のFSが好きです。SPのタンゴはちょっと合ってない?舞依選手の滑らかなスケートと、プログラムが融合してない感じがします。私だったら、五輪勝負曲として「タイスの瞑想曲」を持ってきます!
白岩選手は今回も素敵でした 今回は田村ヤマト先生が帯同してましたね
ヤマト先生、イケメン度は全然変わってない!つうかコーチになってからの方が、トレンチコート姿とか拝めるから、現役時より美味しいじゃないですか。現役時はいつもキスクラでうなだれてること多し、だったから、今の方がはるかに精神的にいいです私(笑)。

しかしロシアは変わらず優秀な選手を繰り出します。
ざっと思い浮かべただけでも、メドベージェワ、ポゴリラヤ、ラジオノワ、トゥクタミシェワ、ソツコワにツルスカヤ、今回優勝したザギトワ。。。
ドーピング問題で五輪出場が危ぶまれてますが、まさかロシア出なかったらどうなるの
ほんとにほんとにロシアが出なかったら、女子の金メダルは…いや予想出来ない!
メドベージェワが不在ならば、私の御贔屓のオズモンド、コストナー、そして宮原知子選手に取って欲しいな。

アメリカ女子がちょっと寂しいですが、グレイシーがとうとう五輪に出ないことが確定してしましました。ということは、アシュリー、ミライちゃん、カレンちゃんかなあ。
長年頑張ってきたアシュリーにも、メダル獲って欲しいですね。それには全米が…緊張するなあ今から。
さて次はGPアメリカ。いつもGP開幕戦がアメリカなんで、最終戦って不思議な感じです。
ネイサンの今季プロがとても好き。リッポンと共に頑張って欲しい★
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大阪NHK杯★

2017-11-11 | 17-18コンペとショー
NHK杯フィギュア、今年は地元大阪ですが、まったりTV観戦です。
羽生君の欠場には驚いたけど…五輪がかかってるだけにここは休んだ方がいいですよね。
なんだか、足の捻り方と怪我のタイミングが、大ちゃんのソチ五輪前の怪我がよぎって、複雑な気持ちになりました。
でも、大ちゃんの時より1ヶ月早いタイミングだから、回復には間に合うのでは?と思っています。
全日本はスキップしても代表にはなれるだろうし、問題は五輪の団体戦。
今回も五輪団体戦は、個人戦の前にあるのかな?そこに出ないで、個人戦に集中した方がいいんだけど…どうなのでしょう。
男子シングルは日本は3枠あるから、羽生君以外の2人を団体戦に起用出来ないのかな。やっぱり今の男子で計4本演技をするのは、キツ過ぎる!
ってか日本は団体戦の出場権はほぼ握ったけど、権利を手放すことも出来るんだろうか?
戦略として、団体より個人戦でのメダル獲得に集中した方がいい。絶対!

ダンス以外の決勝が終了しましたが、ペアのスイ・ハン素晴らしかった~!
あの演技を五輪でも見たい!今一番「ノッてる」二人じゃないかしら。
TESとPCSの高いレベルでの合致が素晴らしく、いつまでも見ていたい。
個人的にはサフチェンコ組、デュハメル組、ヴァネッサ組も好きなので、いや~ペアの争いも熾烈だ!

女子は、宮原知子選手の復帰戦でしたが、ブランクを感じさせない優雅な気品に満ちた滑りで、特にフリーが気に入りました。あの滑りは、ぜひぜひ五輪の最終組で見たい!
しかし日本女子の五輪枠は「2」。
好調な新葉ちゃんがほぼ確定ゾーンにいるので、残り1席を三原さんと宮原さんで争う形になったら、どちらも落選して欲しくない…。
白岩選手も本郷選手も、良かったですね。特に白岩選手は、SPが「亜麻色の髪の乙女」で、FSが「展覧会の絵」という、とても芸術的な美しいプロで、惚れてしまいました。
メドベデワが転倒したのはビックリー。黒い衣装やめた方がいいのでは…ジャパン・オープンの赤い衣装の時はノーミスだったような(でもどちらの衣装も好き)。
コストナーの健闘も嬉しいです。「牧神」は彼女にピッタリ!まさに女神の滑り。
ミライちゃんの「ミス・サイゴン」も大好き。3A、素晴らしい!
SPでミライちゃんとメドベデワの曲がカブッてる現象も今季ビックリしてるんですが、二人ともあの物悲しい曲にしては、えらく元気いいなーと(笑)。
女子は綺麗な選手ばっかりで、ほんとにほんとに目の保養。有難いですね

男子は、パトリックにジョシュア・ファリス、村上ダイス君…と欠場ニュースばかりだったのに、ここに羽生君も加わってしまい、実に混沌としてました。
でも、結果的に30歳(優勝)、28歳(銀)、29歳(銅)という「おじさん組」が表彰台を独占するという、奇蹟のN杯男子となりました。
ボロノフが優勝すると、誰が予想し得たでしょう…でもホントに優勝してもーたがな。
FSのPCSの高さに驚いたけど(笑)、優勝する時の「波」って確かにあるなあ。
ジャッジも「PCSいつもシブいけど、ええい今日はくれてやれ!」って思ったんでしょうね(笑)。ボロノフ選手はある意味ノーマークで、マイペースでやれたから良かったのかも。
リッポンの復調も嬉しいし、友野君、佐藤君の健闘も嬉しかった
特に友野君は小っちゃい時から見てるから、大学一年生になったんだ~4サル跳んでる~と感慨深かったです。
それになんつっても「赤シャツでWSS」ときたら、「あの人」を連想せずにはおれない(笑)。
ダイスの肺炎欠場が残念だけど、日本男子はGP派遣が無い選手でも、すんごいレベルが上がったと思いました。
それにしてもダイス、運ないよー。なぜ「ここぞ!」の時に怪我や病気になっちゃうの。。。と責めてはいけないのだけど、ダイスファンとしては切ないよ。

ジェイソンは、羽生君と優勝を争う立ち位置にあったから、注目されてプレッシャーを感じたのかな。彼にしては悪すぎるジャンプでした。2位+4位だから、これでファイナルは厳しいかなあ。残念。
でも、一生懸命に書いた「ゆずるくん~」の色紙(?)に、全国民は泣きましたね。
そう、ジェイソンって、ホントに良い子なの。可愛いの
全米どうなるのかな~。今日みたいな演技したらキビシイよ
アメリカも男子3枠あるけど、ネイサンとビンセントの若手がTESで稼いだら、ただ一人4回転が不確定なジェイソンがはじき出されてしまう心配やわあ。

ラトデニ君とランビ先生の可愛いセット(笑)。永遠に見てられます。ぜひ二人で五輪で笑って欲しいです。
ラトデニ君のフリーみたいなプロ、日本の18歳選手にも滑って欲しいですね。なんか「大人の粋さ」が満載で、体の使い方がすんごいランビ風味。
「氷の上で“お客さんに伝えたいこと”を大事に」っていう教え、本当にランビ先生だわー。ニクイ~(何様)。
リッポンとアルチュニアンコーチの「妖しい(危ない)」セット。こちらも凄い(笑)。
昔々のアプト+アルチュニアンセットの妖しさが胸をよぎるわ(アルチュニアン=女衒)。

いや色んな意味で凄いN杯でしたが、羽生君欠場で泣いたファンは多かったことと思います。
私もサンザ大輔さんの怪我に泣きましたから気持ちがわかってつらい。
でも、ファンは見守ることしか出来ないのですよね
復活を願っております★
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