上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

臨海存続決定やらモロゾフのことやら★

2008-05-31 | フィギュアこんな話も
ひとつのブログに複数のテーマがあるのは「いけないブログ」だそうだ。
「ブログの書き方」という本に書いてあったんよ。
でも今日も「いけないブログ」だし。わたし。

今朝(5月31日付)の朝日新聞に、臨海スポーツセンター(スケートリンク)の存続が決まった!とニュースが載りました。
おめでとう!!!^^
でも、くっこさんがコメントで書いてくれたように、「14年度(2014年度だよね)までに改善が見られないようなら廃止」とのこと。
まさに「ここがスタートだ」ですね。解決したんじゃない。始まりです。

BBSも動いてますので、また「存続の会」のHP→こちら★を読んでみて。色んな意見が面白い。私も大変勉強になります。大ちゃんもニュース見たかな?
私、だんだん解ってきたけど「存続の会」がリンク経営するんじゃないのよね。経営は「大阪府」なんですよね。あくまで。
だから、順序としては、「存続の会に経営改善の具体案を投稿する」→「会が大阪府に案をまとめて持っていく」→「大阪府が承認する」→「実際の経営改善は、指定管理業者の南海電鉄が行う」
そういう流れなのでしょうかね。私ら一般のファンに出来ること。出来ないこと。それがわかってきた感はあります。
しばらく様子を見ながら、私も色んな意味で「参加」したい。
特に「サポーター制度」とともに、「臨海で沢山イベントを行い収益UPを!」も提唱したい。
この事はまた次に書きます(と前にも言ったけど手が追いついてない)。

さあ次は倉敷なんだけど。
また手紙を書こかな…ちゅうか、「倉敷市長に陳情!」は5月末の予定だったから、今日か昨日にもう陳情済みなんだろか?

★★★★★

FOIもDOIも、出演者リストに大ちゃんの名が載りました。
安心してよかんべか…良いと信じよう。
良い方向に良い方向に。最終的には良い方向に行って欲しい。
私、DOIは楽日2回とも南ARなワケで、同じ列でほぼ番号が変わらないの(笑)。なんつうクジ運なのか。
DOIはユナちゃん欠場で、サラさんと悠子ちゃんペアが来られます。
悠子ちゃんとスミルノフ、楽しみだなあ。
そして鈴木あっこちゃんの参加も嬉しい。

★★★★★

えーここから書く事はまた叩かれるの覚悟ですが、不快に思われた方は閉じちゃって下さい。

「ジャパンタイムス」のモロゾフインタビュー、私も読みました。
むっちゃ素朴な疑問ですが、なぜこれがスケート雑誌でもなくスポーツ紙でもなく「ジャパンタイムス」なのだろう。スケートファンや関係者は読まないんじゃないですか?普通。
取材依頼も殺到してただろうに、なぜにモロゾフはこの媒体と記者だけに語ったのだろうか。よっぽど信頼している記者なのか。他の日本メディアでは「俺が悪者として書かれてしまう」と踏んだのか。
大胆なのか小心なのか。やはり「謎」の人。

いろいろな「謎」はまだ山積みなんですが、それを紐解き全て立証して書くなんて、とーてい私は無理。ギブアップ。
「真実に迫る取材」そこはもう、プロの方におまかせします(だから青嶋さんに手紙書いた)。
でも「やっぱりやだな。スキッとしないよ」と思ってる。

エージェントってどこまでの権限を持っているのか。靴の発注までするもんなんでしょうか。私が選手なら全て自分で発注管理するけど…意外と他人まかせなんでしょうか。その辺も個人個人で違うだろうから解らない。
でも、大ちゃんが「敗因は靴ではない」と公で語っているのだから、そこでもはや選手とコーチで見解が食い違っている。
モロゾフの話を信じるのなら大ちゃんのエージェントも気にかかる所だけど、私がお友達から聞いた感触では、どう考えてもひどい人には思えない。
だから多分、モロゾフフォーカスで見て「気に喰わない」部分があったのでしょう。靴の事は氷山の一角で、鬱積してるものはあったのかと。

私の感想はでも、「あーモロゾフ、コーチ失格やん」それが一番だ。
やっぱり当分、モロゾフ×織田君を見る目は、複雑になってしまう。
それはもう「生理的に受け付けない」のでしょうがない。
モロゾフがTVで語る言葉がますます「芝居」っぽく聞こえてしまうのだ。
コーチの仕事は、
・自分が担当する選手を全面的に守り
・その能力を最大限に引き出し
・試合本番で力を発揮させ
・最高の結果を得んがために努力する
だよね。
モロゾフは仕事を怠った。それしかない。

モロゾフの作るプログラムも好きだし、私は「創作家・モロゾフ」自体が面白くて好き。そのパワーも努力も好き。おしゃれで男前で踊る姿が美しいのも好き。
でも、こんなー。
こんなモロゾフはお馬鹿だ。
「俺とエージェントとどっちか選べ」って言われてもね。
「脅し」かアンタは。
大事な大事なワールド前、優勝のかかった選手にストレスかけてどうする。
今季は出遅れながらも、大ちゃんはなんとか上手く上昇していった。
内部でゴタゴタが進行しているとは、思えなかった。
オランダ合宿あたりで何かがあったのかな~と。
でも、何があっても、「守る」のがコーチじゃないんですか。

「もう駄目だ」と思ったら、モロゾフは「自分から」切らないといけなかったのだ。
世界選手権前は無理だから、試合後にきっちり話さないといけなかった。
負けた試合の後始末もつけないで、大ちゃんが日本にいる間にアメリカでこっそり(?)ライバル選手を指導し始めていたら、それは立派な「背信」だ。
どこの雑誌だったっけ。
「モロゾフも少し休んだら、また新プログラムの構想を練ってくれると思いますよ」と、大ちゃんは言ってた。
でも、その想像とはウラハラの事が進行していたのね。
大ちゃんが甘いといえば甘いのかもしれないが、実際モロゾフに「ご意見」など出来ない雰囲気なんだろう。モロゾフのスケジュールが空くのを待つしかないのなら。
コーチ・モロゾフは、「モロゾフ王国の絶対君主」なんだから。

織田君は大丈夫なのだろうか。
このモロゾフの話が本当なら、織田君もだまされてるんだけど。
「高橋は去る。だから君が来てOKなんだよ」って。ウソやん(笑)。
でも、織田君も「大ちゃんとモロゾフが別れるなんて!えー!?」と吃驚仰天しなかったのかな。その「重み」を解ってる現役選手なのだから。「びっくり仰天」で当たり前だ。
でも、なんやかやで復帰会見まで来てしまった。
ずっと、彼は、大ちゃんに関してはノーコメントだった。
だからこれはハラをくくったのかな…と思いきや、ブログで大ちゃんが「もういーです。頑張りましょう」と書けば、即座に「後悔しています。すみませんがよろしく」と返す。
なんかこう、テニスのボールみたいなのだ。
ラケットとラケットの間を、ポンポンと行き交うボール。ラケットの角度に応じて反応しているかのような。
私は彼がほんっとーに解らなくなっている。
私の中では、関大やオフアイスで無邪気に遊んでいる「そこいら辺の若い男の子二人」のイメージがまだ残ってる。
全日本で採点ミスがあって優勝が取り消された時、大泣きして深夜のやり直し表彰式には出なかった。大ちゃんも、とてもじゃないけど素直に喜べず、困った事と思う。
でもその翌日かな。「大ちゃん、迷惑かけてごめん」とメールが来た…というエピソードを、大ちゃんはトリノ前に披露していたと思う(TVだと思いますが)。
私は「あ、可愛いな」と思った。男の子って、気まずい事が起こっても根にもたず、またすぐノン気に仲良くなるモンなのか、とも思った。その辺は私が男じゃないので「へー」なんだけど。
でも今回は、その「可愛さ」は発揮されなかったように思う。ちょっと寂しい。しつこくてスマンけど、大ちゃんがブログUPする前に、自分から「ごめん」つうて欲しかったよ。
「もう子供じゃないんだし、競技者としてクールなのは当たり前じゃん」ということなら、ブログで謝らなくていいんじゃないでしょか。「クール」に徹してくれたら、こちらも「ああ、織田君はクールに割り切っていくんだね」と解ったのだから。
でもま、関大所属としての立場もあるから、ああするしか無かったのかもしれないけど…彼の本意はどこにあるんだろ。

大ちゃんはもう走り出してるので、エージェントの事も、もし不都合があれば自分で判断できるだろう。
私は世界選手権後のインタビューでの「全ての責任は自分にあり」という言葉がとても好きだ。
とても安っぽく聞こえたらゴメンだけど、明智光秀の謀反に会い本能寺で自害した織田信長のイメージなのよ。「人間わずか50年…」ってヤツ。
…あ、思わずオヤジ系ビジネス誌みたいな例えになってるけど(笑)。

意地っぱりで強がりなのかもしれない。愚かなのかもしれない。
でもやっぱり、
「日本人的自己反省」の大ちゃんと、
「欧米人的自己主張」のモロゾフは、
くっきり好対照だなあ、と思う。興味深い。
この二人は「芸術的感性は合うなー」と思うものがあったけど、スケートが媒介として無かったら、ぜんっぜん気が合わないのかもね。
でもま、「素晴しい成果を得た3年間。daiはよく頑張った」と、モロゾフに言わせただけでも、大ちゃん、偉い。
モロゾフと3年続いた人って…いなかったような。たしか。
そういう意味では、またまた「世界新記録樹立」かもしれない(?)

★★★★★オチがつまんなくってゴメンよ~★★★★★
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★臨海存続の会HPからのお返事★

2008-05-29 | フィギュアこんな話も
え~。誠に申し訳ありませんが、昨日のブログで私「存続の会からお返事がないー」と書きましたが、メール届いてました。自分の本メールのアドレス書いてなかったので、気付くのが遅かったのですね。
臨海存続の会の名誉のためにここにお詫びしますわ。そして、内容も公表してOKと判断しましたので、ここに一応のご紹介を。

★★★★★

uguisu様

 臨海スポーツセンター存続の会です。
 このたびは貴重なご意見ありがとうございました。
 メールアドレスを書いていただいたのにお返事が遅くなりました
ことをおわび申し上げます。

 情報公開の件ですが、こちらの情報が皆様になかなか伝わってい
ないことをまずはおわび申し上げます。
 臨海スポーツセンターはご存知のように大阪府、指定管理者の2
つが関係しているため、存続の会のサイトで出せる内容にもいろい
ろ制約がございます。どうしても署名中心の内容になってしまうこ
とをお許しくださいませ。
 特に金銭面の「数字」はデリケートな問題であり、存続の会側か
ら出すことはできません。
 uguisu様からの素晴らしいご提案など、提言はできますが、何を
するにしても決定権がこちらにはないのがつらいところです。
 そういった事情もあり、存続の会のサイトのメッセージのコーナ
ーは、特別な場合を除きお返事をしておりませんので、どうかご理
解くださいませ。

 皆様からいただいたご意見、ご提案は存続の会ですべて蓄積、分
析し、経営側にもお伝えしておりますので、どうかその点はご安心
くださいませ。

 奥歯にものがはさまったようなお返事になってしまい本当に申し
訳ございません。どうか今後ともぜひこちらに対するご意見、ご提
案をお待ちしております。

****************************************
臨海スポーツセンター存続の会
URL:http://maido.rocket3.net/rinkai/
****************************************

★★★★★
なるほど!です。難しいねえ。
とりあえず、こちら、スケートファン側としては「サポーターに
なりたい人は沢山いますよ」という提案しか出来ませんね。
もう少し見守って、他の意見を参考にするしかないかな。
多分、倉敷サンピア存続の会も似たような事情かと思いますが…どうかな。
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存続イベント動画UP!

2008-05-29 | フィギュアこんな話も
臨海スポーツセンター存続の会のHP→こちら★に、イベント時の様子が動画UPされています!吉田君もいいでしょ!健ちゃんも!
大ちゃん、この角度から見るとすんごいスピードだわ…と思いませんか。私は席がかなり遠かったので、また、ナマで見た時とは違う感慨を覚えました。
あ、コケたアンコールはカットされてる~(^^;)結構、かわいかったんですよ(笑)。ループでコケてクロールしてる時の顔が「やってしまったわ~」つう感じで(苦笑^▽^;)なの。でも、スワンのジャンプの「フワリ感」すっかり戻ってるっしょ。
「鬼の進行」の挨拶も息が切れてんですが「鍛えた腹筋でしゃべってます」って感じだったのだ。ホンマにお疲れ様でした。
HP、BBSがまた動いていますが、もうすぐ6月上旬には、大阪府の方から一応の決議がなされるのですよね。だから、意見提案が活発に投稿されると嬉しく思います。
今日は今日とて、大阪府立体育館の存続ため、日本相撲協会理事長の北の湖親方が来阪。橋下知事に陳情、のニュースが流れてました。
臨海リンクの陳情の際も、日本スケ連の会長は無理でも、強化部長あたりが来てくれるのだろうか?
「具体的にスケート連盟は何をしてくれるのか?まだ何も決まっていないのか?」と、私はメールで存続の会に質問してみましたが、何も回答はなし。
「現時点で、スポンサー探しはしているのか?」も無し。
色々と金銭面はデリケートな問題になるので、今の段階では答えられないということでしょうが、内部事情がある程度把握できないと、こちらも意見しにくくなる…と思うんだけどなあ。
しかし、北の湖がじきじきに陳情する位だからねえ~。やっぱスケ連も動かないといけないですよ。ほんま。

私は先週、日本スケ連に手紙を書き送ったわけですが、この「リンク存続の問題について」と、今回の大ちゃんのコーチ問題(というか織田君のモロゾフ就任)について…が内容です。
誰が誰のコーチになるか、ということが問題なのではなくて、やっぱ記者会見・発表の順番が間違っとる。これでは「何かウラがあるのか?」と勘ぐってしまう。だから、多くのファンが苦しむことになってしまった。今も謎のまま。どないやねん!ということです。
読んでくれるのか否か解りませんが。今までにも3回くらい、スケ連には送りました。でも、勿論返事などありません(笑)。最初は返信用の切手も同封してたけど、あれはネコババされたのか?^^;
返事など期待していない、つうか不可能かもしれないけど、一応アイクリ会員だから、スケートのサポーターなんだよね。アイクリ会費の何%かは選手の育成費用にまわる、と言う触れ込みだったので、余り特典は無くても、半分「寄付」気分で更新してきて6年なんですが、最近はなんだか失望することも多いです。
日本スケ連は、スケートファンが「サポーター」だってことを解ってるのかな?
不満も溜まっていたので、一気に書いてしまった。なんかこう、人間不信じゃないけど、「日本スケート界不信」。

でも、華麗な演技で堪能させてくれる選手達を見てたら、シアワセ~な気持ちになるのも事実。私が、頭でこねくり回して、考え過ぎてるだけなのかなあ。
(うーん。次はモロゾフインタビューの事、書く?)
コメント (5)
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ラフマニノフざんまい

2008-05-26 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
そうか。あれは「ロシアの鐘の音」だったのか…。

大ちゃんのラフマニノフに触れたブログを書き、ラフマニノフの映画を見(やっと大阪でも公開だ!)、トドメにNHKでラフマニノフ特集を見てしまいました。中村紘子さん、二の腕のお肉のすごいこと(^^;)。でもパワフルで、さすがは「ピアニストいう名の蛮族」。
番組欄に「スケート」と書いてあったから、「村主バージョンか?高橋バージョンか?」と賭けてましたが、アッサリ村主バージョンでした(笑)。
でもあーやってあらためて見ると、すぐりんの女性版ラフマニは、繊細でたおやかで美しいです。やっぱ村主版を見た直後だと、高橋版は「男っぽ~」く見えるから不思議だす。
解説では、“伊藤みどりさん「も」高橋大輔さん「も」ラフマニノフで滑ってました!”となってますが、エバン・ライサチェクさん「も」アレクサンダー・アブトさん「も」滑ってますね…ね。他にもた~くさん?

ロシアの美青年アブトは、ソルトレイク五輪のFSで華麗に滑っておりましたが、その頃のコーチはあの真央ちゃんについていたアルチュニアンなんですよね。
あの陰鬱~でダンディなおっちゃんっぷりと、アブトのなびく金髪とヒラヒラ薄青の衣装、ラフマニのピアノの典雅な味わいが見事にマッチして、独特の世界を作り上げておりました。
なんつーかこう、「いかにもな日本人」な私にさ、「舶来感」を与えてくれたんですよ。「遠い夢の国から舞い降りてきました~^^」というのかな。

「ライサチェクさん」のラフマニも良かったんだよね~~~。
私、しつこく言ってる(笑)。世界Jrの頃でしたが。今、ライサはダークな「濃いい」系ばっか滑るじゃない?もっとこんな、繊細で美しいクラシックも絶対合うと思うんだけどなあ。彼のイメージが元々「明るくハジケる太陽」なんで、F・キャロルコーチに換わってからのコンセプトが、イマイチ私にはしっくり来ないのよー。いかがでしょう。ライサファンの皆様。

映画の「ラフマニノフ・愛の調べ」は…「愛の調べ」のコピーが安っぽいんだけど(笑)。なかなか面白かったです(主演男優がプーチンに似てる…と思ったのは私だけ?)。
印象的だったのは、「白いライラックの花」が、映画全編にキーワード的に散りばめられていて、「愛」の象徴になっていること。
あんなに無造作に、町かどや庭や野原や森に、いつもライラックが咲き誇っていたら、どんなにか美しいことでしょうか。日本だったらさしずめ「金木犀」とか「沈丁花」とかいったところかな。
舞台がほとんど禁酒法時代(か?)のアメリカなので、ファッションがノスタルジックで良いです。女性の髪がショートボブで、ドレスはロングでタイト。帽子のデザインがいい。昔「コットン・クラブ」というコッポラの映画がありましたが、あーゆー雰囲気。
セルゲイ・ラフマニノフは、幼少時に両親が離婚。家を出て「ピアノの天才」人生を歩む運命となりますが、このロシア時代の描写が少ないので、もうちっと「可愛い少年時代」を見たいところ。
チャイコフスキーとかストラビンスキーとか一杯、大スターも登場しますが、その辺の濃い脇役キャラは余り掘り下げず、ラフマニノフと、恋人であり妻であるナターシャとの愛に焦点を当てています。
ってかさー。ラフマニノフに「男」としての魅力がどーも乏しいんですけど。私だったら、こんなワガママ勝手・神経質な男につくすの嫌だよ(笑)。
何故ナターシャが惚れたのか。幼馴じみでもあるけど…くされ縁ってヤツかしら。でもなんか解る。キラキラ輝く才能と「支えてあげたいダメ男っぷり」。それって、女の人がのめり込む要素のひとつかもね。
ロシアからアメリカへの亡命とか、もっと劇的に演出するのかと思いきや、「今ふう」にアッサリしています。新天地でウハウハと成功しお金も儲けて、やがてスポイルされていく筋書きかしら…と思いきや、唐突に「家族愛にめざめたセルゲイ」で映画は終わるのでした。
「ラフマニノフ・苦悩の芸術の秘密」を期待していた私には、少々肩すかしでしたが、でもなかなか「白い花の香り」が残る1本ではありました。それにやっぱ音楽がいいからねー。

う~ん。今季も誰か「ラフマニノフ」滑ってくれるかな?あなたはどんなプログラムがお好きー。
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迷走する大阪

2008-05-25 | フィギュアこんな話も

大阪名物食い倒れ人形も、この定位置からさらば。
どこへ行くのかは、いまだ迷走中です。

先週は日本スケ連宛にも手紙を送り、青嶋ひろのさんにも送り、そして臨海存続の会にもメールを送り、昨夜は大阪府知事室にもメールを書き送ってしまった。
いったい、いつ仕事すればええねんー…ってか、今はまだ展覧会なくて、地道~な仕事ばっかやってるの。そんだもんで、色んな事を考えてしまうのですね。
あ、大阪府知事への要望は、HPからメールフォームで送れますが、文字数制限999字なので、くれぐれも下書きしてから一気に送りましょう。モタモタしてると、30分でタイムアウトになってしまうよ(タイムアウトになったうぐいすさんより)。

今日、臨海存続の会のHP見たら、少し更新されているのよ→読売新聞より
でも他のメディアでは載っていない???なぜだ。
私は「存続の会が、イベント後にどう動いているのかさっぱり解らない。日本スケ連からの援助とは具体的に何なのか、企業への働きかけは何かしているのか、HP上でわずかでも回答して欲しい」という主旨のメールを21日に送ったけれど、その事に対しての返答は、なーんもない。イベント前後は丁寧な応答だったのに、イベント終わったら、なんかほったらかしやん~?^^; 回答してくれん限り、「誠意なし」ってここで書いちゃうよ(笑)。まあ忙しいのでしょうけど。
しかし、選手のリンク貸切料金15%値上げと、駐車場の有料化で、3000万余も収入がUPするだろうか。ホンマかいな。この計算???

臨海の指定管理業者は南海電鉄だけど、これって、「オーナーは大阪府」で、「雇われ店長」は南海ってことですよね。
臨海の最寄り駅の「高師浜」は、大阪の中心地「なんば」から南海電車で30分くらいだけど、途中の羽衣駅で乗り換え、わずか2両のローカルな支線に乗らないといけない。私が乗った感触では、スポーツセンターが出来たからといって「南海電車、儲かってウハウハ」という訳ではないみたい。近辺の利用者はほとんどが車なのでしょう。
駐車場が有料化したら、一般の趣味で滑りに来る人たちは、かえって足が遠のいてしまうのではなかろうか。でも、趣味で滑る人が増えたら増えたで、今度は選手クラスの人たちの練習が困る…「選手がすぐ側でジャンプの練習をして恐い」ってのと「一般の人達が混雑してるのでロクに練習出来ない」という永遠の意見対立は、それぞれの利用時間を明確に分ける事で解消できるんだろか。

しかし、店の売上げが悪ければ、店長とオーナーがあれこれ知恵を絞って黒字にするのがフツーではないのか。何故、いわば「客」である施設利用者が赤字解消策を練らねばいかんの?
んんん?ここまで書いてて「なんかおかしい???」
大阪府が「こんな店OPENしたら繁盛するかなー。たぶん、繁盛するよなー」と安直なプランで開店した「店」が臨海スポーツセンター。
「店」の営業は他の人=南海にまかせておいて「赤字じゃん!駄目じゃん!」とののしったあげく、「もー店舗が古くなったしさー。他にも似たような店いっぱいあるしさー。この店たたむわ」と、ある日突然閉店を告げる。
「雇われ店長」の南海は他に本業もあるし、実はホッとしてる…(のかな。わからんけど)。でも、「店」を拠り所にしてきた「顧客」は、当然路頭に迷う。

そういうことなんだろか。
だとしたら、やっぱり大阪府は責任持って「顧客」が納得出来るように、「他店」まで誘導するか、店を閉じないで繁盛させる方向にしないといけないんじゃないだろか。
もっとも橋下さんも「俺が作ったんじゃないだろー!」と怒りたくなるのかもしれんが(臨海作ったのはどの知事の時だったんだろ?)。
私は、大阪府も南海も「存続の会」も、みんなそれぞれ言い分があって(南海だけは言い分が解らないが)、それは「正しいっちゃ正しい」と思う。
リンク利用者側も、公営だからって甘えがあったのかな…とか、思わなくもなかった…でも、たとえば図書館がいきなり有料になったら抗議しますよな。近くの図書館がなくなると聞けば「反対!」するし。
それが必要でない人にとっては「税金の無駄使い」だけど、必要な人にとっては「余りにむごい仕打ち」だ。

だから、
「あのお。すみませんが、もうこれでは店やっていけませんので…値上げさせて頂きたいんですよ…」
と店長が打診して、
「そうですか…なら仕方がないですね。私もここが無いと困るんだし」
と客が納得する。
そういう形がいいんだよね。とことん納得しあって。
でも今、オーナーは他にも一杯店を持ってるから、バランスとして効率の悪い店は撤退したいのよね。本音は。それは経営者としては当たり前か。
つうか、オーナーの大阪府は、「リンク経営のノウハウ」なんか知らないのですよね。当然。でも、南海電鉄も知らないやん?
リンク経営のプロじゃない人が経営してるから、うまくいかないのは当たり前では…。
南海電鉄のHPに「りんすぽ」ってありますが、そこには「ミズノ」のリンクが貼ってある。
そこから辿ってみてたら、この施設ってミズノが作ってるんですよね?ミズノは他のスポーツ施設の指定管理業者もやっている。
だったら、ミズノに「雇われ店長」してもらったらどうなんだろ。
だって「スポーツ施設運営のご相談うけたまわります」と書いてあるよ。「スポーツのプロ」にまかせたらアカンのだろうか。不思議だ。
臨海リンクの壁に、コカコーラやらポカリやらの広告バナーが「でーん」と貼ってあったけど、ミズノもスポンサーの一つにもう入っているのだろうか。それか、運営にも携わっているの?(どうなん?)。

文化・スポーツの支援は、私、最終的には国=文部科学省の管轄だと思うんだけど、今すぐそうはならない。何年もかかりそう…。
ならば、もう徹底的に粘って交渉して、双方が少しずつ折れて、1年でも2年でも持ちこたえるしかない。。。そういうことでしょうか。
★次は「夢のサポーターシステム」について書きたいです★
(こういう構想は得意^^)
コメント (3)
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わだばサポーターになるだ

2008-05-20 | フィギュアこんな話も
ええ、そう。私は「辛らつ」よ。 ^^;

私、自分の描いてる絵は「ほんわか~と可愛いね」って、よく言ってもらうんですが、こういう文章書くとね。すごいですね(笑)。
うぐいすさん、それこそ「心が腐ってるんかいー」「二重人格かいー」と思われるかもしんないけど、絵は「美しい」ものしか描きたくない。
以前、哀しい・怒りの絵とかにも挑戦したけど、それ描いてると、自分が果てしなく落ち込んでしまうのですよ。もう、大ウツになっちゃう。入院寸前になったのでやめました。
それで、自分自身を癒すような気持ちで絵を描いてます。自分が癒されるのなら、見る人も何かいい気持ちになってもらえるのかもしれない。そんな願いもある。
でも、それだけじゃ駄目か、とも思うので「怒り」の表現も、また違うものでやってみたいんです。
こないだ、「はなまる」で大ちゃんがシーサー作ってましたけどさ。
ああいうのもいいな。「鬼ガワラ」的な物も作ってみたいんですよ。目をこう、カーッと見開いたような。キバむいたような、ね。
このブログも、最初は「楽しいカワイイ・素敵」なものばっか書こう♪と思ってたんですが、世の中で色々起こりますやんか。ハラ立つことも。
だからもー。ウソ臭いのはやめよーと思いました。「喜怒哀楽」色んな感情があって自然やないか、って。でも、ネガネガ・グチグチ…ってのも嫌なんですよ。

私、今泉アナのブログとかね。好きなんです。フィギュアの時しか読んでないけど(でも、風邪で38℃越す熱出てんのに、仕事行って自力で治した話はパワフルだったな)。
今泉さん、フジTVの「ポエムアナ」の解説に対して、ズバッ!と斬ってらしたでしょ。全日本の鈴木明子選手への失礼な解説の話。あのブログ、あの執筆は「凄い!」と思いました(笑)。
仕事で使用してる自分の名前で、同業者を批判するのはすーごい勇気がいると思う…自分の仕事が無くなる危険性もあるのだから。でも、あっぱれでした。
元々、林真理子さんの「本音エッセイ」が好きで、そこから、中野翠→群ようこ→ナンシー関→横森理香→内館牧子…と、好きで読んでます。
要するに「ハラくくってる」人の文章が好きなんです。その勇気が好きだ。
私はまだ「保身」をはかっとるな。文章も下手だしな。
★★★★★
韓国FOIってなんだか、日本のDOIを模しているのかな?
公式HPとか見たら「Festa On Ice」のロゴとか、「Dream On Ice」と似てるう~^^。でもいいのだ。楽しく盛り上がったようで、何より何より。ユナちゃんが好き!というのもあるけど、やっぱ韓国のお客さんは最強だ。すごいー。
大ちゃん、最後の(多分?)スワンだったようですね。レポ読ませてもらって動画見て、勝手に盛り上がってます。なんかもー、半ばヤケクソ気味なモンも感じますが(あのステップね~・笑)、アイスショーでずーっとずーっと3アクセル跳ぶ意地って、なんじゃらほい(笑)。
でも。いいのよ…。それでいいのよ。
お馬鹿さんなところも、お馬鹿さんじゃないところも、もう今は全面バックアップだ。苦境の大輔を心でフォローフォロー。韓国ファンズのあの情熱が、私のジョーシキを打ち砕いたね(笑)。
これからは、本格的に新しい体制作りに入りますね。大ちゃんに良い「気運」がめぐってきますように~。
★★★★★
それでまたこれ、話が(テーマが)バラバラですんませんが(笑)。
ちょっとお友達のブログでもコメントさせてもらいました、臨海スケートリンクの話。
イベント自体は素晴しかった。施設も良いのでなんとかしたい!府民としてはそう思います。
臨海イベントの様子も、HPに詳細にUPされてますので→こちら★読んでみてください。座席の番号も、あれ元から貼ってあったんじゃなくって、ボランティアの方々が一つ一つ貼ってくれてたんだね…ううう。私、ハガキ7枚書いて出しただけの労力なのに、ありがたや~有難うございました。大ちゃんのスピーチ「本日はお足元の悪い中を…」も、きちんと再現されてありますよ。

関西以外のメディアでどう報道されてるのか解らないのですが、少なくとも大阪では「リンクで練習してる子ら、かわいそうやな。高橋君も言うとるしな。でも、お金ないしな~。どないしよ」…こんな感じではないでしょうか。雰囲気は。
私は、ほぼ毎日のように新聞で「本日の橋下」を読み、時間があれば関西発TVで特集を見ていますが、臨海に関しては知事は「ブッ潰せ!」とは言ってない。
橋下さんがずっと言ってるのは、こうです。
「皆さん。千円札を一枚サイフに入れてスーパーに行ったら、買い物籠に何を入れるか、悩みますよね。予算がそれだけなんだから。何を優先して何をあきらめるか。僕はそれを検証していきますが、“それは困る!”という声を、もっともっと上げて下さい。声を上げてもらわないと僕にも解らない。そして僕に“アイデア”を下さい。もっともっと騒いで!」

今までの知事ですと、とにかく「今、何をやっているのか?」すらも解らなかった。「府政だより」とかさ。ポスト入ってても「府民の皆様の為に、全力を尽くす所存でございます」…って、まあそれだけですやん。
タレント知事でよかったのは、とにかくこーやって、メディアが追っかけて詳細に報道してくれること。
それで初めて「ああ、府政ってこーだったんだ!お金こんだけしかないのに…これって無駄ちゃうの?」と、一般庶民にもカラクリが解るワケです。
ノックの時も報道はしたけど…あれは行動力が無かった。「屁」だった。「イメージだけの庶民派」だったのである。
橋下さんはとにかく若い。
若いから話が早い。動く。動いてしゃべって露出して、府民に国民に、問いかけてるのです。「みんな、これは予算ないから切るよー。いるんか?いらんのか?どっちやねん!」って。
彼が、過激にも見える発言を時にやらかすのは、メディアに報道して欲しいから。「橋下と大阪府」物語をずっとずっと、メディアで連続ドラマ化してもらった方が、府民も「自分で考える」ようになるから。「お上がやってくれる」と思ってたらもうアカン。
弁護士ながらTVタレントもやってきた橋下さんは、テレビの影響力も良く解ってる。自分が府民を「煽る」役にならないと、府民からの意見も提案も出てこない。その辺りはサスガに「したたか者」です。もっとも、御堂筋ライトアップに20億円!は反対だよ。そんなお金あるんやったら、リンクと児童文学館とワッハ上方にまわせ~。

…イベント初体験で、「臨海リンクは“必要!”」な事が解りました。
私は実際に見て聞いて、無くす方が絶対「もったいない」と思った。でもお金が無い。ならば、お金を作らなくてはならない。
署名は集まりましたが、私は次の段階として、「フィギュア・およびスケートファンによるサポーター制度」を考えています。勿論シロート計算ですが、少なくともアイクリ会員として高橋ファンとして、「大ちゃんが練習したリンクが困っているのなら、○○円なら出せるかな…」という庶民的心情的目安は解る。まだ細かい所なんて考えてないし、例えばNPOの設立の仕方も解らない。
だからまあ概要というか「いちファンとして、サポーター制度の確立はどうなんですか」だけなんですが、「存続の会」のHPの「メッセージ」に、昨夜しこしこ書き込みを送りました(あ、くっこさんがここにも)。
内容がBBS管理人さんにも承認されたようなので、uguisuさんの提案も載ってます。良かったら読んでみて下さい。

そしてね。
皆様もどうかBBSに「提案」してみて下さい。ちゃんと節度さえ守れば大丈夫(多分)。いやもう、フィギュアファンもしくは、大ちゃんの「お足元の悪い中を~」スピーチを無駄にしたくない!と思う愛あるアナタなら、大丈夫です。
橋下さんに「リンクなくさないで~!(涙)」では、ききません。
もう、効き目ない。絶対。「提案」「具体案」。これや。これしかない。
私なんかよりはるかに頭のいい、そこのあなた。
海よりも深くスケートを、高橋大輔を愛するあなた。
ジョニーを愛するあなたも、ジュベールをランビをジェフをパトちゃんを愛するあなたも、考えよう。そして提案しよう。
そして私も「サポーター会員」になるだよ。
(なんてまとまりないブログだ)
★★★★★
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表現と心

2008-05-18 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
↑サーモンのキッシュとチーズ&ジャムのパイ。
冷凍パイシートで作ってみました。イケます!^^

★★★★★
WFSの大先輩にあたる新書館の「ダンスマガジン」を、かれこれ創刊2号から読んでいますが、評論やインタビューは、WFSより相当深いです。「舞踊哲学」「芸術論」と言っていい。舞台レポも作品解説も詳しく写真も美しい。これ程充実した舞踊誌は海外にも無いんじゃないかと思う。
随分前の号ですが、牧阿佐美バレエ団の芸術監督、牧阿佐美さんと舞踊評論家の三浦雅士さんの対談がありました。
最近はバレエブームで、子供を教室に通わせるお母さんが増えたけど、「何か違う」と感じる事が多いとか。

「お母さん方は、自分の子供が発表会で上手に踊れなかったとか、ヨソの子に比べて上達が遅い、とか。そんなことばかりを気にしてらっしゃいます。
 バレエというと“回ったり跳んだりはねたり”そこばかり見がち。でも大事な事はそこではないんです。
 例えばトゥシューズでも、新しいものを次々と親に買ってもらえる子もいれば、一足を大事に大事にクタクタになるまで履き続ける子もいます。
 新しいシューズを買ってもらって当然だと思う子は、古いシューズをを履き続ける子の気持ちは解らない。自分の不平不満ばかり言って、気に入らない事があるとすぐ泣き出します。
 古いシューズで我慢し続ける子は、“人の心の痛み”みたいなものが、ある程度わかるようになるんです。“心の育ち方”が違ってくるんですね」
「それは、舞台人として必要なことなんですね」
「そうです。たとえばバレエにとって、音楽は重要な要素ですが、高校生ぐらいになるとピアノの生演奏で練習するようになる。ところが、その演奏を単なる“カウント”としてしか捉えてない子がいる。“あ、今、間違えたな”とか。
 練習の際の演奏でも、そこはプロとプロ。ピアノとダンサーの呼吸のかけ合いなんです。ピアニストの気持ちと自分の心を重ねなくては、本番の舞台でも何も伝えることは出来ない」
「それは、舞台で若いダンサーを見ていてお解りになりますか」
「もう、ひと目で解ります。舞台に立つ人・中央に立つ人は、心が最も重要なんです。バイオリンやピアノでもそうですが…バイオリンは“名器”なら、ある程度までは音が出ますよね。
 でも、舞踊となるともうごまかしがきかない。バレエは身体が楽器ですから。心が腐ってると身体も腐ってくるんです。そんな人は、人の心を打つような踊りは出来ません」

…だいたいこんな内容でしたが、強く印象に残ったので、今も時々読み返しています。
牧阿佐美バレエ団は日本のトップバレエ団の一つで、東京バレエ団に移籍した上野水香さんや、映画でも御馴染みの草刈民代さん…等々、昔から有能なバレリーナを輩出しています。

人の心の痛みが解らない・気付かない人に、「人を感動させる演技」は出来ない。
平気で踏みにじる人は、今後どんな芸術を生み出すのか。生み出せるのだろうか。
私は最初、大ちゃんのスケートを見て「ああ、素敵だな~」という感慨だけで、そのバックグラウンドまでは知らなかった。どちらかというと、「倉敷のおぼっちゃん」なのかな?と思っていた。大きな旧家の一人息子で「次々と新しいシューズを買ってもらえる」方なのかな、と。
その後色々と解ってくるにつれて、そのイメージは覆された。
そして、「多分この人は“他人の心の痛み”をも、敏感に感じ取る人なのだろう」と思うようになった。
ラフマニノフのあの哀しい琴線に触れるような表現などは、「ここで回って~ここで跳んで~」タイプの人では、到底達する事が出来ない。
自分の内部で、繊細な感情の層が幾重にも折り重なっているような人でないと、絶対にああいうスケートは滑れない。そう思うのだった。

他人の痛みに敏感ということは、自分自身の痛みにも敏感なので、それは「弱さ」にもつながりやすい。鈍感なぐらいの人の方が、勝負事には向いているのかもしれない。
でも、「いつも良く跳んで良く回るけど、何も感動するものが無い」人と、「出来不出来の波はあるが、人の心を打つ“何か”を持っている」人ならば、当然私は後者の方を好む。
美術でも同じだ。
「テクニックだけ」の人、と「この人、なんか下手なんだけど、すごい!すごいなあ!?」という人と(勿論、テクニックが凄くてなおかつ感動する絵も多々ある)。
「表現するものには、“その人そのもの”が出る」
と良く言われるけれど、スケートの熱心なファンは敏感だ。
心が腐ってるか腐ってないか、それが如実に解るとしたら、「表現」の仕事とは、なんと恐ろしいことか。

08-09シーズン、選手たちの新しい演技を見るとき、私は今まで以上に敏感に「何か」を感じ取るのだろうと思います。
★★★★★
少し、加筆しました。
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小僧も走る臨海イベント

2008-05-14 | 07-08 コンペとショー

臨海イベントのニュース来てました→こんな感じ★
大ちゃんがクロールしてる写真、Yさんと私もいるー。いやこんな感じで、転倒して笑とりました(笑)。
くっこさん、ごめんなさい~。行きがバタバタしてて、帰りにパンフ抱えて少し探してみたんだけど、遂に解りませんでした~!

U「臨海チャリティ行ってきたの。最後に子供たちがカーネーションを一輪ずつ、出口でお客さんに配って、“ありがとうございました!”って言ってくれたの。もーこちらも恐縮しちゃって、ペコペコ頭下げまくり」
A「いや~楽しそうね~」
U「スタッフの人数も多くて、システムも段取りも行き届いてるし、実に手馴れた感じがしました。あれは選手のお母様方たちかな?」
A「倉敷のショーは、手作りっぽい温かさが良かったみたいだけど、ちょっとまた違ったのかな?」
U「臨海は“式典”っぽかったですね。最初にまず議員さんや市長さんや大阪府スケ連の偉いさん達=アリーナ席の来賓がかなり多かったけど、挨拶が長々とあって、次に約10万人分の嘆願署名を大阪府へ提出。ここら辺は、各メディアへのアピールで、TVカメラも映してた。マイクの本数凄かった!」
A「報道陣、すごかったんだ」
U「うん。私、リンクの奥のコーナー辺りだったんだけど、その一角はプレスのコーナーで、TV各局、すごかったな。中京TVのフィギュアのお姉さん?ちちんぷいぷいのスタッフとアナとか。倉敷より凄かった!」
A「ぷいぷいも!」
U「あと、フジTVの田中大貴アナも私の目の前にいました」
A「誰?それ」
U「友人の話では、全日本後の特ダネに出ていた(?)若手イケメンアナ。Gパン姿でTVクルーと一緒だったけど、むちゃカッコイイ~。目ざとい人は記念撮影してた(笑)」
A「何見てるんですか(笑)。わざわざ東京から来たのかな」

U「OPENINGは、6人のゲストスケーターが次々とワザ披露。健ちゃんも大ちゃんも、3Fだったかな?大ちゃんは最後に高速スピンでガーッ。その後すぐにトップバッターの吉田行宏君」
A「あなたが全日本でイチオシしてた高校生ですね。神戸かな」
U「新しいSPなのかなー。キビキビ大きく動いてて、秀逸でした。これで3Aが入れば、まっちーも危うい!次は、淀粧也香選手」
A「長光先生のお弟子さんですね」
U「関大でなく、関西学院大なんですよね。繊細なピアノの調べに良くのって、美しくたおやか~でしたよ。でも、歌子先生はお見かけしなかったような」
A「先生のお弟子さんの刑事君はいなかったのね?」
U「うん。で、次が関大2年の西上順三君。今回はね!“順三デー”でした!」
A「なんや、それ(笑)」
U「順三君、なんと。この臨海のある高石市の生まれ・育ち・在住なんですよ」
A「臨海が彼を育んだ!」
U「知りませんでしたね~。どうりで、この日の“座長”は順三君で、署名提出役も挨拶も頑張ってました。プログラムはジャズっぽいコミカルナンバーで、3Tを2つ、あとは2Aかな。なんとか彼を全日本で見てみたいもんです。なかなか演技力があって面白い。あ、中盤で“ゲッツ!”やってた(笑)」
A「大ちゃんの後輩!ガンバレ!」
U「ここで、ショートトラック選手達の模範演技。10数人出てきて、ナショナルチームの選手もいらっしゃいました」
A「五輪金メダルの西谷選手も、ここで練習したのよね」
U「ST、迫力あったあ~~~!チビッ子選手も可愛いの。そして次にアイスホッケーチーム。小学校高学年ぐらいのチームで試合を少し。面白い!最後に、幼稚園の選手とか出てくるんだけど、防具つけてヨチヨチ…滑ってるだけで必死でかわゆい」
A「大ちゃんも、一歩間違えばその世界へいっていたんですね(笑)」

U「後半は、中庭健ちゃん。♪ゆあびゅーてぃふぉ~♪でしたがな!」
A「念願かない^^;」
U「もお~~~~~。ジャンプは3A無かったけど、なんとか無難にこなして、ステップもイーグルもスピンも素敵。惚れたね(笑)。健ちゃんー愛してるー!と叫びたかったね(笑)」
A「彼に合ってる選曲ですねえ」
U「アンコールは、同じ曲で多分…4Tに挑もうとしたか?でもダブルでバラけて降りました。笑ってたけどその顔がもー。かわゆいのよ」
A「あんた。声のトーンが上がってる(笑)」
U「奈也ちゃん。PIWと同じオレンジの衣装のプログラム。盛大な声援でしたが、やっぱり可愛い!大人気です。こういうショーに女の子は欠かせないねえ。男だけって、やっぱムサ苦しいもん(笑)。最後はビールマンスピンで大喝采。アンコールでスピンやってるうちに、もう次はトリの大ちゃん!」
A「“今日の大輔”はいかがでしたか」
U「出入り口のところ、歌子先生はおられなくて、健ちゃんと良く喋ってた。あとマネージャー?らしき人と関係者と歓談。でもなんか今日は緊張してた!」
A「大輔、またまた緊張癖が!^^;」
U「奈也ちゃんのアンコール終わる前に、もうリンク出て、屈伸運動しておりました。“今日は大事な式典だから失敗してはならん!”顔でした(笑)。私、目の前だから良く見えた…あの一連の動きは、試合の時と一緒です」
A「大ちゃん~、これ、あくまでも“イベント”ですから(笑)。」
U「そんな動きを観察する私ってどうよ(笑)。スワンはねー。照明無いせいか、ややノリにくそうでした。正面アリーナかぶりつき席は、議員のおっちゃんばかりだしさー。悩殺ビーム飛ばしても面白くなかろ(笑)」
A「そりゃそうだ(笑)」
U「でも、臨海のチビッ子選手達は大ノリでした。ヒューヒュー♪も少なからずありました」
A「ジャンプはいかが」
U「今日は全部単独だったけど、今季一番ぐらいの軽~いジャンプでした!3F、3A、3Lz全部良かった。スピンは、ストレートライン前は、ややはしょってた(笑)。ステップは良く動いてたよ。でも、終わった!と思ったらすかさず!アンコール促された(笑)」
A「わー。あのステップの直後ってキビシイ」
U「水飲んでひと呼吸したら、もう音楽が。ほれっ早よ動けって(笑)。サーキュラーの部分の音楽だったけど、なぜか3F跳びにいって“おおおっコンボで3ループをつけた!”と思ったらコケてました(笑)」
A「大ちゃんらしく^^;」
U「調子こいてやり過ぎだってば(笑)。でもPIWの時も思ったけど、ループの回転がすーごい速くて“ぎゅるん!”なのよ。これは試合でもイケそうに思いました」
A「うーむ。スロー再生で見てみたいねえ」
U「なんだかんだ言って、ランビにヒケを取らないガーッな高速スピンで締めました♪そしてもうフィナーレ」
A「早いな~」
U「フィギュアは、臨海のジュニア選手達のグループナンバーとかあったら、もう少し盛り上がったと思うんだけど…倉敷のショーが良く企画練られてたから。ちょっと物足りなかったです。でもまあ、“イベント”だから別に構わないんですが」
A「群舞がないと寂しいかな。でも、合同練習する時間とスペースが無かったのかもしれないね」
U「もし、今後もショーをやって少しでも収益UPを計るなら、企画・演出を考えないといけないね」
A「でも、子供はチャリティ以外には出られないんじゃない?」
U「“就労”になってしまうから?どうなんだろね。ともあれ、最後に6人のフィギュアスケーターが中央に勢揃いして、大ちゃんがマイク持って挨拶。滑り終わったばっかなのに、息整えながらで大変そうだった(笑)。
A「進行も鬼ですね(笑)」
U「いいのよ。ビシビシ鍛えられなくては(笑)。挨拶は…ブログで大ちゃんが書いてくれてたような内容かな。一人一人の力は小さいけれど、積み重ねていって…みたいな。来賓の方々に“お願いします”と連呼」
A「橋下知事が来てたら良かったのにねえ」
U「うーん。今日みたいな日にこそ、見て欲しかった。最後に、全員でリンクをグルグル周回して、ハイタッチとかはせず手を振って、ゲスト3人はハケました。シメに残りの選手全員集合して、順三君のスピーチ。いったん引っ込んだ中庭君と大ちゃんもまたリンクサイドに出てきて、熱心にスピーチ聞いてました」
A「順三君、高石市の星★なのね。頑張れ~」
U「西上順三君、お笑いのNON STILEの片っぽうに似てると思うんだけどなあ(笑)」
A「わからん(笑)」

U「やっぱり、倉敷サンピアは“高橋大輔のホーム”って感じなんだけど、臨海は“ゲスト”ですね。でも、トリでスピーチで、やっぱり責任を背負わされてるのかなあ~」
A「でもそれがトップ選手の仕事だよ。使命だから。それがやれる位置にまで、自分が上がってきた事を、誇りに思わんと」
U「そう自覚してるから、真剣モードだったのかもね~。でも他の選手達も一生懸命にやってくれました。あとは、具体的にどう残していくかですよね」
A「臨海って施設的にはどうなん?」
U「倉敷サンピアより規模が大きいのかな?すごーく立派に思いました。リンクは広く観覧座席もあるし。今日は400人収容だったのかな。そりゃ古めだけど思ったより“老朽化”って訳でなく、クラシカルな味があります。補修工事もしてるのよね。環境も落ち着いてて、なんか“和む”ところ。これは~残すべきでしょう。折角こんな立派なハコが機能して、優秀な選手を輩出してるのなら、維持していくべき」
A「百聞は一見にしかず…かな。それが解っただけでも良かったよね」
U「そう。だから年に2~3回はアイスショーでもやって、選手達には悪いけど交通費とお弁当代位はお出しして…それで収益上げて。あとも、どんどんイベントやって、とにかく府からの援助を少なくして“自立”の道を開くしか無いと思う」
A「そういう具体案を、皆がドンドン出さないとね。署名はまず最初の段階で、同時にもっと思い切った“経営の策”を橋下さんに提出しないと」
U「それはきっと、倉敷も一緒ですね」

え~~~。臨海イベント当選で行ってきました。
写真撮影は出来なかったのですが、本当になかなか良い施設でした。大阪駅からはやや遠いけれど…でも、堺方面(大阪府の南)の人には便利。心配していた老朽化は大丈夫そうでした。
メディアの取材は相当の数だったので、関西は“ちちんぷいぷい”でもやるかな?フリーのライターさんらしき人も多かった。
チビッ子達はホッケー、ST、フィギュアと満遍なく…ホッケーが一番多いのかなー。確かに今、220人が練習している、というだけあって規模は大きい。
でもあまり悲愴感は無くって、楽しい!雰囲気一杯でした。

私の席の前、プレスエリアのすぐ後ろには、関西大・関西学院大・神戸大・大阪経済大…のアイススケート部の学生さん達が陣取り、なかなか華やかでした。
…と思っていたら、学生達の前をササーッと横切る「小僧」と「お付の人」が。
小僧は、ねずみ色のダボダボのスウェットをはき(ねずみ小僧か)、左のお尻にはマジックで大きく何事かが書かれていました(サインなのでしょうか?)。
小僧の余りの早業。そして下を向き人目を避け忍者の如く小走るので、その正体をいち早く見破ったのは、おそらく私とYさんのみでしょう(そでもないか。バレてたか)。
そしたらば3分後にですね。
「小僧」は「ギラギラのブラック・スワン」に変身してリンクサイドに!
着替え。はやっ★
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関大ブログ★

2008-05-12 | フィギュアこんな話も
いつも行く大ちゃんファンの方のBBSで、滋賀2日目のレポを読ませてもらってたら、最後まで調子も良かったようで、何より。良かったー♪
私が見てた限り、ジャンプの「フワッ」感が戻ってきてるようで、PIW公演の最中もずっと調整してたのかな?本田コーチが側にいることもあるし…(^^;)。
しかし、セカンドでループをつけるのは、ショーだけなのか、本番で実行する為の練習なのか?真央ちゃん達女子陣が皆、セカンドにループジャンプをくっつけるので、大ちゃんも影響されているのか?
ISUのルール変更で、3Aと4Tの基礎点が上がり、スピンが4回→3回に減るそうですね。その事も受けて、選手側ももう、来季へ向けて画策中なのかもしれません。

え~と、周回の「ふれあいタイム」はそんなに大混乱も無く…あ、でも南のショートサイドは列数が多いから、前へ出るのが困難だったのかな。ロングは席が1列しか無いので、大丈夫だった。私の前に居た屈強なおにーちゃん二人組は、「しーちゃん!命!」だったらしく、大きな花を渡してお話したら「もうっ!いつ死んでもいい!」つう感じで、すぐにハケてくれた(笑)。
私の次の番のお嬢さんが、大きな紙袋のプレゼントを大ちゃんに渡し「首からかけて!」とお願いし、写真撮影の為にポーズ。いや~大変や。そこかしこでポーズしてました…私はまだそこまでお願いする勇気はありまへん(ヘタレ)。
あ、「大ちゃん疲れてたのでは~」と見えたのは、あれ、「人疲れ」だと思います(笑)。ごめんなさい、ゲストスケーターの皆様…演技の後のサービスだものね。
でも、関西PIWはね~。いつもいつも「ド僻地」扱いだったのよ!
今回、地元北大阪版の「リビング(地域ミニコミ紙)」にまで、「高橋大輔!出演決定!」なんて、カラー写真入りで載ってて、正直タマげました(笑)。
でも、ほぼ全員のゲストさん達と握手できた。会話も出来た。Thanks★

前フリ長すぎましたが、関大ブログ、更新されてましたね。
織田君のブログも…一日遅れて…なのでビックリ。
彼のファンの方は、超・嬉しかったのではないかな。久々ですから。

ここんとこ、何人かの人に、「今回の事は、フィギュアの世界では“よくあること”なのか、そうではないのか、長い間シーンを見てる訳でないので、善・悪の判断が解らない」…という意味の事を問われました。
なのでもう一度きちんと書いて、一応の区切りをつけます。自分でもいつまでもクヨクヨしていたくないし、ブログで双方の声も聞けたから。

私自身は選手でもコーチでもなく、関係者でもない。
ただの「永年フィギュアのファンで、見続けてる人」です。
私の価値観から言えば、今回は「あってはならないこと」。
日本スケ連の画策が何か裏側であるのか、選手やコーチは翻弄されているだけなのか?疑いだしたらキリがありません。
でも、報道通りだとしたら、こうなる。
大ちゃんの知らないうちにモロゾフ×織田君で話がまとまった→大ちゃんはいきなりスケ連経由でこの話を聞かされ、困惑しているうちに、スケ連承認の形で正式発表となった→大ちゃんは、「切るか切らないか」早急に決断せざるを得なくなった。
これは「相当にヘンな事態」だと思います。
「ヘンな事態」だから、私は友人と「許せん!」と怒った。友人Aも永年見てきてる。考える事は同じで、「モロゾフと織田君は何故、大ちゃんを欺くような行為をするか?」です。そして「スケート連盟はもしかして、何も考えていなかったのか?無能だったのか???」とも。

コーチの変更はよくあり、スムースにいかず揉める事も多いですが、そりゃ、問題なく「綺麗にバトンタッチ」が一番いいでしょう。それに越した事は無い。
モロゾフが何を思ったのかよく解らない…ということは、私、もう既に書きました。そして、大ちゃん側としても「終わったこと」としています。ならばもうそれでいい。
後、私が思うのは、スケート連盟に対して。
「なぜ、ファンが理解に苦しむような発表をするか?これでは不信感しか生まれない」
という疑問。
そしてもうひとつ。織田君に対して。
「会見・インタビューなど公の場で、“高橋選手には迷惑をかけた”」
と言って欲しい。
そう思っていたら、ブログで彼の謝罪も聞くことが出来ました。
だからもう、私はこれで納得しています。
織田君を応援するかしないかは、彼のこれからの頑張り次第。「やっぱり織田君はすごい!」と思ったら、スタオベもするでしょう。昨年のDOIで見た時もやっぱり「おそるべし!」と書いていた私だから。

きっと大ちゃんも織田君も、フィギュアファンの人の「困惑」を、早く終結させたかったのだと思います。二人の所属でありスポンサーでもある関大側としても、困る事なのだから。
大ちゃんがこの時期に、モロゾフから離れる決断をして、彼が今まで自分に与えてきてくれたものには感謝している。そして前を向こうとしている。
ブログの最後の方で、織田君とまた「正々堂々」闘う意志を示している。
きっとPIWの最中も、ファンの人の「心配」がビンビン伝わってきて、「これはなんとかしなきゃ!」と思ったんじゃないかな。大ちゃんはいつも「気ぃ遣い屋さん」だもんー。敏感に察知する人だから。
誰も批難せず自分の課題も見つかり、「頑張ります!心配しないで!」…ということなので、はい。わかったわ。受け取りましょう!その心意気。

それを受けて…という形になった織田君のブログですが、彼は今きっと、大ちゃんと直接話すのが苦しいんだと思う。関大で顔を合わせたのかどうか、解らないけれど、気まずいのは解る。
復帰会見のお膳立てが「甘い」という御意見もありますが、私は…復帰って簡単に言うけど、大変だとも思いますよ。フィギュアの「1年」ってムチャクチャ長い。不安も一杯あることと。
あれから色々考えたけど、織田君はまだ精神的に不安定で、周りのサポートがないと軌道に乗れないのではないかな…。いやまだ軌道に乗るのはこれからだし。
「強力コーチ」+「連盟サポート」で、織田君を日本男子代表メンバーとして強固にしていこう、という意向は理解できます。五輪もあるし。日本もウカウカしていられない。
だから織田君は、サポートとエール=大ちゃんからのエールも受けて、頑張って頂きたい。そして「ファンを喜ばせる事」をして下さい!お願いします。

連盟よ。
織田君強力サポートなら、大ちゃんサポートも勿論してるんでしょうね!?
金メダルに一番近い日本のエースを、放置しておく気か!?
ファンが騒ぎ過ぎると選手にも迷惑がかかる…と思うと、大人しくなりがちだけど、やっぱりね。「ヘンなことはヘン」。そう言わないとますますおかしくなる。
私もここ2週間位、ずっと色んな方と話をしてて、「何が正しくて何が正しくないか」その観点にこだわっていたんだと思う。
でも、そこはこだりたいんですよ。
そうでないと、大ちゃんが浮かばれんじゃないですか!

大ちゃんも多分、胸の中では苦しい事も一杯あると思うんですが、ブログは懸命に言葉を選んで書いてる~と思いました。
リンク問題のことが長く詳しく書かれていたので、力を入れていますね。やっぱりこの時期だし、自分も練習場所では苦労したものね。大ちゃんらしい、と思いました(私は橋下知事推奨の“御堂筋ライトアップ”は、いらん!派だ)。
JOは…そうか…。ブログでも土下座してるから、見るよ。録画(笑)。

★大ちゃん、ありがとう。臨海、署名持って行きます★
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銭形だ。銭形。

2008-05-11 | 07-08 コンペとショー
はい。続き。
私はロングサイド正面の中段(S席)ほぼ中央。全体を見渡せるグーな席。午後の部が始まって前半終了までは、私の後ろはガラガラだった…でも、後半が始まると、今度は前の列がガラガラになり、後ろが満席に。お客さん、移動したのだろうか?
大ちゃん以外の方々も、目を凝らして見てましたが、やっぱりゲストスケーターは良かったです。中庭君が見たかったなあ~。

OPENING、恩ちゃん+武史君+しーちゃんによる話題の3人コラボは、曲わからんけど、しっとりシリアスな1本でした。ただ、もう少し時間を長くして、技術的な見せ場が沢山あるといいな。「ほんのご紹介」という感じでしたから。シングルスケーター3人で、普段の練習もずっと一緒ではないから、ちょっと難しいのかもしれません。

奈也ちゃんは新しいナンバーで元気一杯。最初はスローだけど途中でガラッとダンサブルに。オレンジの衣装が似合う~。フィナーレの2A+3Tは3Tで派手にコケちゃったけど、本番はジャンプもミスなく、「来季を睨んで!」という挑戦意欲を感じました。近くで見るとホンマに可愛いな~。おメメがおっきい!

ゆかりんは、3年前のSPで使ってた「シルク・ド・ソレイユ」のロングアレンジバージョンだと思いますが。違うかな?前髪揃えてパッツンしててかわゆかった(^^)大ちゃんが勧めたのだろうか(なんてー)。
赤のスカートに黒の長手袋で、一瞬「あれ?すぐりん?」と錯覚するほど似てる~。遠目だとね。相変わらずスピンの加速が素晴しく迫力です。どーしたらあんなに加速出来るのだ!?
振付自体はちょっと印象が薄いかも…。まだここから進化していくのでしょうか。今日は3-3は入れず単独でしっかり。私、一度ゆかりんには、個性的な振付家で滑って欲しいです。トーラー・クランストンとかね(笑)。でも、ズエワさんもまだまだ一杯、ゆかりん用に引き出しを持っているのかもしれない。

恩ちゃんはSexy系パンツルック。プログラムも「Sexy & heavy」系…で新しい魅力を探っているかのようでした。今まで「可愛い」系が多かったので、チャレンジングです。誰の振付なんだろ?まだこなれてない感じでしたが、恩ちゃん、プロになった今は、色んな振付師と組んで様々なスタイルを見せて欲しい。私は意外と(?)彼女の「しっとり切ない」ナンバーの方がグッとくるのよ。
恩ちゃんはプリンスチームのグループナンバーにも頻繁に登場し、大活躍でした。

武史君は話題の「Nyah」でした(大ちゃんの「Nyah」は、いつも私は「MI:2」と呼ぶ)。派手なフラメンコ的衣装が映えてとても好調です。3Aの安定感がすごい!往年の「本田滑り」をホーフツとさせる、スケール感たっぷりの1本でした。フィナーレは3Aの着氷でひっかけちゃったみたいだけど(?)、PIW新シーズンに合わせて、調整はバッチシ!と見ました。
大ちゃんの新コーチ、歌子先生+本田君でしばらくやれないものかな…とも思いますが、それはきっと私のシロート考えでしょうね。本格的にコーチをお願いするのなら、ヤマト君みたいにショー出演を制限して、指導にかなり時間を割いて貰わないといけないから。でも、やはりやはり本田コーチから学ぶものは大きいと思います。スケートに無駄な力が入らず、自然体なんだなあ~。

新加入のウクライナのペア・カップル。現役時代を知らない?私。「牧神の午後」のような衣装、つうかぴったり全身タイツで、不思議な近未来音楽(これ、何の曲?)。ほとんどがアクロバティックなワザの連発なので、前任のレオノーワ&コワルコさんみたいな芸術性は余り感じられなかった。でも、こういうナンバーがあると、ピリリとカラシが効いていいです。日本でもペアが育つといいなあ~。

すぐりんは、以前のSP「黒く塗れ!」の衣装の、上半身だけをボーダーのシャツにしたような。ピエロを演じていました。メイクもピエロ。髪型も、左右耳の後ろでお団子。ロングサイド(背面)席の中央部分にスポットライトが当たり、そこからの登場で、ワーッとお客さん沸きます。
ジャンプの調子がイマイチだったけど、すぐりんの演技力というかパォーマンス力は、やはり素晴しいです。私は、往年のカート・ブラウニングの「ピエロ」を思い出していました。コミカルな演技って実は難しい。間合いの取り方と、動きが全方向にわかりやすくないとね。もう、すぐりんはいつも「次は何を見せてくれるのか!?」と、ワクワクさせてくれます。
あー。大ちゃんも「道化」をやれるようになったらな~。二枚目が三枚目を演じる。王者は皆、「道化」を演じてきたぞ(?)

トリはしーちゃん。「Fly me to the Moon」黒い衣装。大ちゃんの直後に見るせいか、時間がタップリ感じられてやはり見応えが~。SPは2分半そこそこしかないから、やっぱ3分半は見たいよね…なんて。贅沢かあ。
ジャンプが所々ダブルになったりしてたけど、安定感と素晴しい滑らかさだけで、お客さんがグーッと見入っているのが解ります。私の周囲はやはり、イナバウアーで「どわん」と沸くので、これが無いと皆、納得せんのかな(笑)。ちょっとまたスリムになったみたいで、「たおやかな」しーちゃんでした。
FOIは今年、どういう構成になるのでしょうね。先に行われたスケートリンク存続の為の訴えも、やっぱりしーちゃんはじめ御馴染みの選手達が、メディアで訴えると効果がある。FOIでも、しーちゃんの「伝えたいこと」が、多くの人に届けられたらいいな。

PIWチームの演目は~。あーれー。見てのお楽しみ…いやいやいや。
男子陣は迫力で、ジャンプも頑張ってました。総司君も3A成功させてました~ホスト役も似合ってるやん(笑)。女性陣も美しく。じゅんじゅんは、プリンス特製のサーチライトとタンブラーを、熱心に熱心にPRしてらっしゃいました(皆、ウケていた)。じゅんじゅんと握手したけど、やっぱり素敵だ。あの方は、何年経ってもずーっとずーっと可愛い、驚異的な女性です(?)。絢香の「三日月」で滑ってたナンバーがいいなあ。
しかし、なぜ「銭形平次で膝枕で耳そーじ」なのか。その直後に「踊る大捜査線」なのか。キース・ヘリングで「トキオー♪」なのか。スマップで原始人で美術館で連獅子で邪馬台国なのか。ホストでせくすぃーなのか。
一番印象に残ったのが「銭形」なんだけど、たとえばあの「耳そーじ+膝マクラ」カップルをゲストスケーターにやってもらって、意外性を狙うというのは如何でしょうか。どうもPIWの演目のカラーと、ゲストの滑りの乖離が、やはりはなはだしいので、何かカラんで欲しいです。
衣装「早変え」で、パッパツパッと場面が切り替えられるテンポはいいんだけど、肝心の振付が凝ったものではないので、軽く流して見てしまう。音楽がBGMになってしまってる。
もっとも、「ご家族で肩の凝らないショーをお楽しみ頂く」コンセプトには、合ってるのかなあ~。「銭形」に笑うも良し、御贔屓のゲストスケーターを拝みたおすのも良し。色んな楽しみ方がある。ということで…それでいいのかも。

NYで由希奈ちゃんがゲストで滑っていた、あんなアイス・ショー。ああいうのを日本でもやれないのかな。まるで、NYシティ・バレエの透明な世界をそのまんま、フィギュアスケートに翻訳したかのような美しさでした。曲はマーラーだったのよね。衣装もシンプルで、女性10人位の群舞とリーダー役の由希奈ちゃんの静謐な滑りが美しく、神々しいまででした。やはり、振付と構成よ!全てはそこよ!PIWもスケーターの皆様は素晴しいのだから。
バレエやモダンダンスの世界で、もう日本は世界にひけをとらない。遅れていない。それどころか、精神的なものも含めた東洋的・美の世界をアピール出来ていると思う。
ならば、スケートも…これからだと思いますが。どうでしょう(これ、毎年言ってるかあ~~わたし)。
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PIW滋賀★初日の大ちゃん

2008-05-11 | 07-08 コンペとショー
滋賀も大阪も大雨でした。寒い寒い。瀬田駅からのシャトルバスは頻繁にあるので問題なし(混んでるけど積み残しは無い)。
関西大ちゃん仲間のゆみかさんことYさんは、午前の公演から。私は午後公演でYさんと合流しました。

アリーナ入り口の玄関ロビー、大きなお花が。すぐりん、しーちゃん、本田君…あ、大ちゃんのが無い。しまった。有志で送るべきであったか。でも、大ちゃんはあんだけ(売るほど)花や貢物貰ってるから、いーのであろうか。
午後公演、お客の入りは8割くらいかも。EXとSSは完売模様だけど、SとAはかなり空席が。全体的にお客さんの年齢層が高いように思えました。

先に「今日の大ちゃん」だけ書こう(だって今は夜中)。
トリのしーちゃんの前に登場して、どわーんと湧く会場。早々にスタート位置につき「やる気モード」だ。
午前の部はジャンプ3F、3A、3Lz…と綺麗に決めて、ややステップは抑え気味?だったそうですが、午後はなんだか表情がおもろかった。余裕つーか、序盤での「客席なめまわし」みたいな、エロティックな視線はあれ、なんじゃ(笑)。地元関西に戻ったせいなのか、とてもリラックスモードで、試合の緊張感とは違っていました。
3Fは単独だったけど、3ルッツに3ループをつけていた!回りきっていたと思います。綺麗だったよ^^…ってすぐ、回転数とか見てしまうから、いけないお客よね(笑)。ショーはショー、雰囲気を楽しまんとね。
3Aがかなり軽~く、ステップは対角線ナナメでした。そんなにハッチャキ!ではないですが、楽しんで楽しんで踊っとりました、はい。
お客さんの年齢層が高いと、やはり「キャーっ!」がいつものように飛びにくい(いや、適度に叫んでたけど)。そのせいかちょっと「まったり」してたかな。京都に近い滋賀だから「まったり」なのかしら(関係なかろ)。
フィナーレで、3A+2L+2L(ここでややフラつき意地で)+2Lをやっていました。これ、ゆかりんが先に3S?+2L+2L+2L、だかを跳んでいて、次に大ちゃんも4連続、最後のしーちゃんが3S?+2L+2L+2L+2L…(ループとトゥはどこがどーだったか記憶自信なし)と5連続跳んで、とても沸きました沸きました。そんな真剣モードでなく、「ジャンプで遊んじゃえー」という感じで、面白かった(笑)。

とにかく、「あっちゅうま」に終わりました!
決意表明後、第一発目の大ちゃんは、Yさんとも言ってたけど「自由」に見えました。「解き放たれた」ように見えたわ。ま、「うぐいすフィルター」かかってますかしら。
周回のふれあいタイムもゆっくり、とても落ち着いていました。いつもの「アワワワ」感が無い(笑)。落ち着きの無い子供はそこにいなくて、どっしり充実してるみたいでした。きっと、横浜で皆さんに、パワーと愛を貰ったのではないかしら。あ、書いてて照れるね(笑)。
私は今回の貢物はCDだったのですが(休憩時間、既に花は完売していた)「大ちゃん、風邪は大丈夫?」と聞くと、「はい!咳が出るだけなんで大丈夫です!」とハキハキお答え。Yさんと共に「…大ちゃん、それを“風邪”と言うのよ…」とツッコミを入れていました(笑)。でも、熱は無いよ。
カゴはもう、何回取り替えたのだろうか。午前はややサクサクだったらしいけど、午後は最後まで居残って、丁寧にお話しながら。ショートサイドは人が多いので、時間がかかるかかる。
しかし、フィナーレ直前に席を離れて、ササッと後ろの通路を通ってアリーナ入り口に集合したらば、ちゃんと係の人が「花束渡しゾーン」に誘導してくれるシステムになっているので、これはいいね。混乱もなくて。スタッフの皆さんは親切でした。

はい、今日の2日目は私は行けませんが、皆様「ふれあって」来て下さいね。
やっぱり色々あって、お客さんの応援が嬉しい、と背中で語っているようでした。シーズンイン的に痩せてるかな~と思ったけど(どこ見てんの)。18日まで頑張れー★
(また、全体の感想続き書きます)
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新たな「始まり」

2008-05-07 | フィギュアこんな話も
休んで元気回復したので、コメントも再開しました。
私が書いたこと、よく読んで頂いた上で、またコメントして下さい。常連さんはもう、解ってるよね(笑)。

昨夜、大ちゃんの緊急記者会見をTBSのニュースで見ることが出来ましたが、とてもサッパリした表情で安心しました(あ、ヒゲが無いからかな?)。
ちょこっと笑みさえ浮かべてた。でも、口調はしっかり+キッパリしてました。スポーツ紙のニュースにいい笑顔があったけど、まさにこんな感じ→
その笑みは私には、「いやー。ライバルと同じコーチって…いくらなんでもナシですよ。そりゃ」という【苦笑】に見えましたが。
「緊急」と銘打つのは、PIW公演中も記者に、コーチの事で質問されまくりだろうから、「ここでキッパリしとかなきゃ憶測が乱れ飛ぶ」ってそういう事情もあったのかなー。私は、韓国のショーが終わってからかな?と思ってたので、ちょっと意外でした。

さすがに活字のニュースになると、こたえるわ。ショックでした。
(でも寝たけど^^;)
新しい振付が見られるし、プログラムのエレメンツ構成も変わるだろうし、大ちゃんを一番大事に考えてくれるコーチの登場も…そういう期待は勿論あります。私、推したい振付家、たくさ~んいますから。その事もおいおい書きたい。
でもでも、トリノイヤーからまる3年かかって築き上げてきたもの=二人の信頼関係が、こういう形で終わりを告げた。そのことがとてもショックでした。
私は、バンクーバー五輪で「円満に卒業」という構図を思い浮かべていたから。何故ここで「卒業」させようとしたのか、モロゾフの考えはやっぱり解らない。
四大陸の世界最高点獲得で、ある意味、もう「達成感」があったのかな?でも、本番はワールドなんだけど。…てか本番は五輪なんだけど。

でも電話では、喧嘩別れにならないで終われたようなので。
1週間前に決断したってことは、ちょうど「はなまるカフェ」あたりなのかな。
モロゾフともこれから試合等で顔を合わせるだろうから、その時に「元気?」ぐらいは言いあえるでしょう。これで。そういう事って大事ですよね。
3年間って長いわ…。
この間に大ちゃんは世界TOPに駆け上がって、色々と楽しいナンバーも見る事が出来た。一杯一杯、表彰台も見る事が出来た。だからまあ「モロゾフよ、ありがとう」です。
そう。
だからこそ!
だからこそ…最後は「円満卒業」であって欲しかった
「寿退社」であって欲しかった。
なんだけどそうはいかないのが、この世かな。

記者会見の大ちゃんを見ていたら、「あ、ここがまた始まりなんだ」と思いました。
トリノのFSのキスクラの時に感じた「始まり」と、また違う「始まり」。
大ちゃんの胸の内…オランダ合宿~イエテボリ~JO~PIW序盤~はなまる出演…と、約2ヶ月間くらい、その精神的疲労はハンパではなかったことと思います。
ひたすらに可哀相だと思いました。
なんだろう。大ちゃんだけが、妙に孤独な感じがずっとしてた。スタッフに囲まれていても、リンクでは何故か孤独~なような。

でも今は、「孤独」のイメージが無くなった。
歌子先生は勿論ずっとそばにいてくれるけど。
なんつーか「自由」になったような気がします。
籠から飛び立った鳥のような。
そんなイメージ。
だからこれは、「大ちゃんの新たな始まり」!
コメント (6)
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思うこと

2008-05-06 | フィギュアこんな話も
「モロゾフ、織田君のコーチに就任」のニュースを扱った私の前回のブログは、UPした途端にバーッとコメントがついて、この事柄への関心の高さを感じました。そして、大きなフラストレーションも。
でも最後に良いコメントを頂いたので、そこで閉めました。「良い」というのは、私が「良いな」と感じた。そういうことです。
私もいろいろ、時間の経過と共に心が揺れてるし、人の意見を聞いてまた揺れる。そんなものだと思います。

コーチ就任問題の経緯の真相は、コメントで書いてくれた方がいたように、永久に解らないのかもしれない。報道はデマなのかもしれないし、本当なのかもしれない。でもそんなことを言っていたら、世の中の全てに対して無関心になってしまう。
今、日本でも様々な社会問題で揺れてますが…。国民の無関心も一因だと思います。「どうにかなるでしょ」という楽天性も大事だけど、「それはヘンだ!」って思ったら、はっきり自分の責任で言わないといけない。「大人」なら。

今回の事をブログで書くのに、みんな慎重だったのは、コメント欄が、特定の人への「つるし上げ」でエスカレートする事を避けたいからだと思います。私も嫌だから。それが普通の感覚だと思います。
前にも書きましたが私自身は、ブログ上ではなるたけ「討論」はしたくないです。そんな事は、しかるべき場所=フィギュアの掲示板へ言ってやって頂くか、ご自身のブログでやって下さい。

私は「みなさまの思いを代弁して」書いた訳でもないし、自分と友達でしゃべった「悔しい」思いを、いったんここで吐き出して頭を整理したかった。内容が内容なので、批難されても仕方ない、と思ってました。挑発になるかもしれないな…とも。
コメントを受付ないでおこうか、とも思ったけど、色々な御意見も聞けてその事は良かったです。私も考え直したり出来ましたから。

今はもう、書ききったせいか、怒りの気持ちは過ぎて、それぞれに新しいシーズンだ!という期待の方が大きいです。
不安も勿論ありますが、私は誰かのファンであると共に、「フィギュアのファン」なのです。楽しみたい気持ちが大きい。いや、楽しみたい気持ちが「高まりつつある」といったところでしょうか。
勝手に怒って、勝手に煽って(結果的に私は“煽った”のかもしれないですね)、勝手に納得して…って、「勝手」オンパレードですが(笑)。

青嶋さんや田村さんはどう思っているのかしら。プロのフィギュア・ライターが、どう取材してどういう筆致で表現するのか。かなり後でいいから、読みたいです。
近いうちに記者会見があると思いますが、そこでコーチの事に言及するのかどうか解らない。けれど、大ちゃんの考えを聞いて、自分なりに納得できたらいいな、と思ってます。
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ぶっちゃけトーク【その2】

2008-05-01 | フィギュア吼えるぞ!
↑ロハス・フェスタの時の「青空ヨガ」。気持ち良かった!

PIWのレポとかをブログめぐりで読んでいたら、楽しいですね♪
中庭君やゆかりんも新しいプログラムらしいし、期待大です。私は5月10日の滋賀公演3時からの部に行く予定してますが、大ちゃんにも勿論、エールを送ってきますよ!昨日、横浜公演に行ったお友達からレポと花束タイムの写真見せてもらって、元気出たー!
滋賀は、多分、駅からプリンスの臨時バスが出てると思います。余り大きい会場ではなかった記憶。はい。男前アブト選手と握手して以来ですがな~(笑)。

U「実家に帰りましたか。お疲れー」
A「ロハス・フェスタ、結局友達のブース探せなかったね。でも楽しかった」
U「気持ちよかった!」
A「あなた、あんまりあの日、凹んでなかったやん?不思議やったわ」
U「いや、内心は衝撃でしたよ(笑)、そりゃ。でもね。あのニュース第一報は友達のメールで、“織田君復帰でコーチはモロゾフ!”これだけやったから。そいで、大ちゃん了承済みの話かと思ってたでしょ。当然」
A「でも、その後の続報で詳細が見えてきたのよね」
U「そうですね。いやー。何が真実かは知らんよ。でもね」
A「どう?」
U「その後、悲しくて…落ち込んで…必死で立て直して」
A「そして」
U「ハラワタが煮えくりかえりました(笑)」
A「そりゃそうやろな」
U「煮えくりかえって今はもう、通り越して笑いすら出る」
A「“嘲笑”というやつですか」
U「そう。そう来るか~やっぱりモロゾフ、あなたはね、という」
A「それで今は?」
U「今はもう、これよ。“大ちゃん、やられたらやり返せ!”」
A「ここまでコケにされたら、やり返せ!と」
U「ええ。挑戦状を叩きつけられたら、受けて立ったらええやろ、と」
A「宣戦布告ということですね」
U「完全にもう、戦闘モードです。わたし(笑)」
A「オフに入ったばかりというのに(笑)。でもね~。コアな大輔ファンではない私でも、この反則ワザは有り得んよ、と思う」
U「ビジネス上でもマズイですよ。私らでもさ。先にA社の仕事を引き受けてて、後からA社のライバルのB社が仕事を依頼してきたら、一応、A社に“お伺い”をたてるやん?B社の仕事していいですか?って」
A「A社、B社それぞれのナワバリがありますからね」
U「それを黙って仕事してて、どこかでA社とB社がバッティングしたら、えらいことになりますやん」
A「これはどーゆーこっちゃ!ことわりなしに!と」
U「だから、“trust”の問題。立場がどっちが上か、とかでなくて、人間としての…フィギュアをやる人の“誇り”の問題よ」

A「モロゾフは有能で仕事熱心よね。それは認めるわ。でも、今まで起こしたトラブルって、みんなこの系統では」
U「彼の価値観が尋常じゃないってことでしょ。でも、これだけ有名なコーチになったら、誰になんと言われても、痛くも痒くも無いんじゃないかな。モロゾフは、ダイとノブ、両方見るつもりだったんだと思う」
A「最初は振付だけか、と思ったけど、正式コーチ就任だっかたらたまげたのよね。両方見て、どっちに金メダルとらせるつもりなのか」
U「それは選手の努力次第で僕には解りません、って言うんじゃないのかな(笑)。とにかく、大ちゃんを教える事と織田君を教える事は、彼にとっては“仕事その1”、“仕事その2”なだけで、バッティングを考慮する感覚は、元から無いんだと思うよ」
A「あれだけセンシティブなプログラムを作る人なのに、なんでそこが抜け落ちるかね」
U「でも最近のプロはセンシティブかなあ~。面白いのは一杯あるけど。逆に言うと、芸術家だから、何か常識がポッカーンと抜け落ちてる部分があるんじゃないですか」
A「いますね。そういう人。で、本人いっこうに罪悪感は無いのよね(笑)」
U「でもね~。ヤグディンがミーシンからタラソワさんに移ったあの一件でも、ちゃんとスジは通していったじゃない。ヤグがタラソワさんにコーチ頼んだ時も、タラソワさんの弟子のクーリックが抜けて、シングル選手の空席が出来たから動いたんだよね。クーリックがそのまま残ってたら、タラソワさんも引き受けなかったと思うし、ヤグも頼まなかったでしょう」
A「モロゾフんとこは、リッポン君や村上君が男子ジュニアで、大ちゃんとまだまだ実力の差が開いてたから成り立ってたと思うんだけど、織田君は常識では考えられんやん」
U「でももう二人の契約はスタートしてしまったから、大ちゃんは、自分がどう判断して動くか、しかないのよね」
A「ええ。モロゾフにもう、何を問うても無駄でしょう」
U「私なら二度と近付きません(笑)。仕事上、関係持たないと仕方ない時は、まるっきり“情”を入れないでビジネスライクに」
A「でも今の時期に、よくぞやらかしてくれたなって感じ」
U「五輪イヤーじゃなかったから…幸いかな。大ちゃんはもう、前しか向いちゃいけないよね。なかなかすぐには、頭もハートも切り替えられないだろうけど」

A「織田君復帰は喜ばしいけど、こういう形とはびっくりしたな」
U「いや私も、全日本で織田君がいなかったらさ。寂しいな~と思いましたよ。役者がいない、って。でももうこういう事になったらね。今までみたいに“地元の関大コンビ”として応援する気持ちにはならないよ。今はね」
A「NYでモロゾフと一緒に練習してるニュースは見たんですよね」
U「TVつけたらやってたよ。元気に滑ってる姿はいい。新しいスタートなんだな~と思う。でも、あれってまるっきり大ちゃんと入れ替わった、なんとも不思議な構図でしょ。師事する経緯がわかってきた今は、受け入れ難いものがありますよ」
A「受け入れなくていいじゃない。今は。時間が経てばOKかもしれない」
U「そう。だから自分にウソはつかないの(笑)。復帰すること自体は良かったよ。プロも見たい。頑張って下さい。彼は頑張り屋だから、またすぐトップシーンに返り咲けるでしょう。でも、私はあくまで“宣戦布告”(笑)」
A「打倒!モロゾフ+織田!ということね」
U「ええ。“やられたらやり返せ!”ヤマト君の言う通り(笑)」
A「大ちゃんに伝えなくちゃ」
U「普段が優しく平和な人って、マジで怒ったら結構こわいんですよ(笑)。大丈夫。叩きのめせ!一緒に五輪へ行こう!なんつって、もう言わんでよろしい(笑)」
A「これでまた大ちゃんの闘争心が、ガーッと上がる事を祈るわ。負けず嫌いなんだよね。彼は」
U「trustをないがしろにする奴らに、負けてたまるか!と」
A「今、一杯悩んで苦しんだら、また絶対に負けず嫌い根性が出てくるよ」
U「ええ、そう信じております」
★★★★★
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