上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

2020年NHK杯★かな&大がデビューした

2020-11-29 | 20-21コンペとショー
大阪でNHK杯フィギュアスケートが開催されました。&
どうなることかと危惧していましたが、お客さんの席を減らして感染対策。海外選手が出ないのでプチ全日本状態ですが、選手の皆さん頑張ってくれました!

なんといっても。。。アイスダンスで村元哉中&高橋大輔組がデビューしたことが!
わたくし的大トピックス。いやNHK的にも「大輔激推し」でした。また練習中のお弁当の中身まで映しとるがな(笑)。
でも、アイスダンスが地上波でノーカットライブで放映されるのは、たぶん日本では史上初ではないか。
注目されるのはいいことです。私もこれまで「綺麗だよね~」ぐらいで気楽に見てましたが、がぜん村元&高橋組以外のカップルの演技を着目するように。つまり、技術的にどうなのか、熱心に観てしまいました。
1位の小松原&コレト組は、結成5年の夫婦カップルで、昨年からさらに上手くなった印象。ポッと出の大輔さんたちに負けじと、すごい気迫を感じました。正直、今の全日本代表である彼らと大輔さんたちでどれだけ点差があるのか、それを知ることが重要でした。点差がわかれば、今どれぐらいのレベルにいるのか解りますもんね。

RD(リズムダンス)のポップで速いナンバー、きちんとステップも踏めてました。黄色いパンツの大輔さんは斬新でしたが(トランコフを思い出す)なんとか大きなミスなく。リフトも大丈夫でした。
フリーは「ラ・バヤデール」バレエで有名な曲ですね。ソロルとニキヤの物語でいいのかな。
「ザ・クラシックバレエ」という感じで、優美でオーソドックス。ポージングが美しいですね。たぶん来季の五輪シーズンもこれを滑り、2年かかって完成と見ました。今季はもう、大輔さんたちが出られるクラスの国際大会がほぼ絶望的なので、長期計画なのでしょう。
思いのほか似合ってて、かなちゃんも美しい。大ちゃんはシングルのときこういう曲では滑ってないので、新鮮でよかった。というか、王子様役も意外と出来るというか、女性と組むとちゃんと「頼れる男性」化してて面白かった(笑)。
こんなピラピラした衣装、何年ぶりですか~。34歳ですよ~(笑)。いいのよ。何歳で何着てもいいの。
ツイズルでミスが出るのは、なんか予想の範囲内でした。アイスダンスで一番難しいのは(わたし的には)「二人揃ってツイズル」。ここで息を呑んでしまうのです。成功して!
バランスを崩して両手をついてしまいましたが、転倒まではいかなかった。大輔さん、ところどころエッジがひっかかってるように思えましたが。スケート靴も、シングルとダンスでは違うので、慣れるのに大変でしょうね。

正直、シングルを見守るよりずっと緊張した(笑)。
シングルではジャンプ部分だけ緊張したらいいけど、アイスダンスは全部緊張するのだとわかりました(^^;)。
リフトで落とさないか。。。パートナーと足がもつれないか。。。スピンで止まらないか。。。
過保護なまでに心配ばかり。
正直、プログラムがどうこう言うより、決められた技術を正確にこなすのにいっぱいいっぱいという感じがしました。かなり慎重に滑っているというか。二人で作る空間がまだまだ小さいというか。
でも、これも慣れていけば大丈夫なのかな。パートナーの村元選手が頼りがいがあるので大丈夫。
かなちゃん大ちゃん、おめでとう。スタートできましたね!

つくづく「カップル競技は“二人でひとつ”」なのだとわかりました。一人で滑ってるのとは別競技なのね。
大ちゃんたちはまだまだ「ひとつ」には遠いけど、「目指せキングカズ」らしいので、先は長い。これから進化だ!
12月末にも全日本選手権があるので、どうか他選手ともに怪我なくまた熱い戦いを見せて欲しいです★
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長い旅路の終わり★

2020-11-28 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ


私は「エール」のオープニング映像が大好きで、窪田君の「Happy birthday!」カードをNHKに送った際、ドラマ感想と併せこんなことを綴ってしまいました。
「オープニングの二人で海辺を走っていく映像が素晴らし過ぎて、毎日見てるのに毎日泣いてます(笑)
 きっと私が死ぬ時に、あの映像が脳裏に浮かぶのだと思います」。
映像を撮影された方の苦労話などもブログで読んでいたので、熱く語ってしまいましたが、あの至福感と疾走感が好きなんです。

若くて力がみなぎっている時に、大好きな人と手をつないで、晴れ渡った青空のもと、輝く海辺を走っていく。
これ以上の幸せがあるだろうか(いやない)。
。。。と常々思っていたら、まさかのそのシーンに最終回でクルリと戻るという(!)
裕一さんに支えられて(ベッドから出る時、裕一さんが音ちゃんの足を大事そうに支えて床に降ろすのも好き)、一歩また一歩、海を見に行くのかと思ったら、足元が白くなって。。。あれ?粉?
と思ったら、暗い木の床は美しい砂浜に変わり、年老いた足元は軽やかに駆け出す。
ここで二人が海へ駆け出し、耳馴染んだGreeeenの主題歌イントロが。
。。。って!
いやもう!
アカンて
号泣するわたくし。

これはきっと音ちゃんの「死への旅立ち」なのでしょうけど、間髪入れず流れる「♪泣いて 笑って ひびく命♪」の歌声で、「新しい命がどこかでまた産まれる。終わりは始まり」という「輪廻」すら感じるのです。
音ちゃんが産んだ命は、また新しい命につないでくれる。
裕一さんが産んだ曲たちも同じ。あの若い音大生たちに、音楽は受け継がれる。
人は老いて病んで必ず死んでいくけれど、精一杯生きて楽しんで、次にバトンを渡せば大丈夫。
だから悲しまないでいいんだよ。そんな「エール」が、鳴り響いているかのようでした。

出会った頃の若い姿に戻って、無邪気に駆け回る二人に、涙が止まりません。
(「まんぷく」のタラッタッタ♪ごっこが秀逸)
監督の演出はノープランで、二人の自然な演技にまかせた、とのことですが、同じ「若い二人」の姿をしていても、豊橋初デートの頃の二人とは違うのですよね。
長い年月を伴走し老いた二人が到達した、「本当の旅の終わり」。
二人が互いの存在に感謝し、出会いに感謝し、ともに過ごした年月の幸せを噛みしめる気持ちが、もうなんとも言えませんでした。バックが海のキラキラなのもいい。
役柄上だけでなく、コロナ禍での撮影の苦労をわかちあった「同志」感が伝わってきました。
これは天国の二人なのか、音ちゃんが亡くなる直前に見た夢なのか。
「見る人がいろんな感情を乗せて共鳴出来るように」無駄な説明は省いた演出だそうですが、「抽象画」ということね。
悲しい最期でなく、無邪気で破天荒に結ばれた二人らしい絵でした。

最後は二人が去った浜辺にオルガンだけが残り、
「人はいつか死ぬけど、音楽は残る」ということを、示唆しているかのようでした。
予想していたドラマとはぜーんぜん違ってたけど、最後のこの表現の素晴らしさで、マイナスポイントの全てが帳消しになった(笑)。
「終わり良ければ全て良し」ですね。フィニッシュは大事なんだねー。
音ちゃんと裕一さんは、天国でもずっと一緒でずっと幸せ。仲間たちも一緒にいる。お父さんもお母さんもいる(安隆父さんは?地獄?)。それがわかって良かったです。
ということは、私が毎朝感動していたオープニングは、「彼岸」だったのか(!?)
だから涙が出たのね(きっと)★
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エール最終週は「エール」★

2020-11-28 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ


朝ドラ「エール」第24週で遂に大団円。初めて朝ドラを飽きずに完走した!?
金曜はキャストの皆さんが古関裕而さんの名曲を歌い継ぐミニ・コンサート。
木曜が本編の物語ラストでした。
私の中ではやっぱり木曜の第119回が「完」だったので、金曜は「ボーナストラック」って感じでした(?)

「高原列車は行く」の間奏で長→短→長と転調するのが驚きでしたが、これは流行りそう。楽しい!
「イヨマンテ~」を歌う「岩城さん」の歌声は貫禄。
でも私は「細川たかしバージョン」の方が好き(うたコンでやってたの)。細川さんは民謡調だからかな。凄い迫力だった!
「イヨマンテの夜」が当時の素人のど自慢で盛んに歌われたってのもわかるわ。歌自慢の課題曲ね。
モスラ~も面白いし、「昌子さん」の「フランチェスカの鐘」は妖艶。
大トリが「音ちゃん」の「長崎の鐘」でした。裕一さんの指揮です!
二階堂ふみさんは、エールのオーディションの時にこの曲を歌われたそうで、もう感無量だったのではないでしょうか。
この最終回コンサートは、ドラマを作るプロデューサー側からの、キャスト陣への「エール」だと思いました。
コロナ禍で「歌う」場所を奪われた歌い手さんたちへの、敬意と感謝と励まし。
子役達も登場して良かったなあ。みんな1~2年たったらグーンと大きくなるだろうね。

本編の方は、月曜でまだ家族会議(!)裕一さんが豊橋へ押しかけたあの頃とカブります。
胃潰瘍あがりの裕一さんはさすがに老け込んでいる(笑)。天然っぽいアキラはどこか若い頃の裕一さんと同じ匂いがする?
火曜はあの小さな教会で手作り結婚式。またまたスピーチの裕一さんですが、檀上から降りる際によろけて、年齢を感じさせます。
結婚式が終わり、ガランとした古山家の夕日さしこむ玄関で、「俺たちも終わりに近づいたのかな」と音ちゃんに話しかけるところが切なかった。あの時代だと、子供を結婚させたら「お役御免」という感じかな。
と思っていたら、あっという間に孫が産まれ、華ちゃんは看護の仕事を続けています。そこへ「東京五輪マーチ」の作曲依頼が。

水曜では昔からの仲間たちが古山家に集結。肩組んでヒット曲を歌いまくり飲みまくり。
木枯さんが久々に古山家で「鉄男のおでん」を食べてて泣けます(ちゃんとはんぺんも入っている)。
若い時からの友達と、今も変わらずワイワイ出来るのっていいね。もう戦争も無い。幸福で泣けてくるよ。そして東京五輪へ。。。
で初回の開会式直前シーンにつながりますが、SNSで多くの人がつぶやいていたように、今の裕一さんは年はとれども経験も積んで自信に溢れてて、緊張でトイレに駆け込む人には、とても見えませんよね。。。
音ちゃんは「(あの人が逃げ込む場所は…)トイレだ!」とピンときて探しに行ってたはずだけど、あれを見て「カカア天下の音さんが弱気の裕一さんのお尻を叩いて進む物語なのかな?」と思ったものです。
古関さんの息子さんがブログで「父はあんな人ではなかった。もっと堂々としていた」と少々憤慨気味に書いてらしたので、制作側はちゃんと人物像を作り込まずにスタートしたのかもね。
そして、ドラマが進むにつれ予想外に「役」が成長してしまい、最初の脚本イメージとズレが生じたのかなあ。
なんてことも妄想してしまいました。漫画の連載のはじめの方と、最後の方で全然人物像が違うって、ままあること。あれかな。

ともあれ五輪も終わり更に年月は過ぎ、最大の仕事のパートナー池田氏が倒れ、音ちゃんも病の床に着きます。
金子さんが乳がんで60代後半で亡くなられたのは史実通りですが、小山田氏(山田耕筰氏)との確執は、実際はそれほどなかったような。もちろん尊敬して折々に仕事上の交流はあったようですが、「一定の距離を持った間柄だった」と自伝にあります。
でもこのドラマでは重要人物として位置づけられていたので、志村さんの死で裕一との直接のやりとりも無くなってしまったのが残念です。でも、最後の最後で「小山田氏は敵なの?味方なの?」の謎が解けたので、スッキリしました。
なんだか今も信じられない。
志村さんが亡くなったことで、「コロナで死んでしまう」ということが「現実」になった瞬間。
それが「エール」スタートの日だったというやりきれなさ。

様々なアクシデントに見舞われ、私の中で「不憫なドラマ」になりかけていたのですが、この暗いコロナ期に明るい「エール」が毎日あって良かった。春頃って、新作ドラマは「エール」と「麒麟が来る」だけだったのよね。
「鐘の鳴る丘」「君の名は」にワクワクしていた戦後の人々の気持ちが、痛いほど解ってしまいました(つづく)★
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若いキラキラ★

2020-11-23 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ

大事な大事な「お嬢さんをください」の席で、あーんな丸いツルツルのお菓子を出すなんて。
音ちゃん、けっこう「いけず」?(黒光?黒音?)

今朝の朝ドラ116回目で出てきた「茶色い丸いお菓子」って、「うば玉」かと思いましたよね。
関西人ならおわかりいただけるはず (画像は亀屋良長さんからお借りしました)
最近はチョコうば玉とかあるらしい。でも、ドラマに出てきたのは福島のお菓子なんですね。
丸くてゴムで覆われている羊羹は、関西でもあるよ。昔食べたよ。
デパートとかにあった「ぐるぐる回って好きなだけつかみ取り」のお菓子定番だったよ。

さて朝ドラ「エール」も大詰めです!第23週は「恋のメロディ」。
華ちゃんの恋と、「君の名は」や「恋すれど恋すれど」というミュージカルにひっかけたのか。
「君の名は」がラジオで始まる木曜八時半になると、銭湯の女湯はガラガラになったという伝説は、母の証言によればあながち誇張でもないらしく、「真知子巻き」は大流行だったそうな。
私は自分の版画に「スカーフを頭に巻いた女性」を入れるとき、必ず「真知子巻き」をイメージしている、と版画教室で話したら、「あんた何年生まれなの」と笑われました。リアルタイムでは「君の名は」見てなくても、なぜか知ってるんだよね~。

脚本を書くのがギリギリの池田さんに合わせて、ぶっつけ本番ハモンドオルガンの伴奏、裕一さんはそら胃潰瘍にもなりますわな。毎度生放送って、すごいプレッシャーだけど、楽しそう。朝ドラおじさんのバナナマン日村氏が、いかにもいそうな「効果音担当」で可笑しかった。
窪田君はインタビューで「年齢を重ねた裕一は、どんどん少年に戻るというか自由になっていってると思う」と言ってましたが、本当に目が輝いている。
もう軍の圧力もなく、レコードが売れるか売れないかの心配もなく、ただただ「芸術に身をゆだね」たらいいのだから、そらイキイキしますよね。池田さんという強いパートナーに引っ張られて運気も上がってる。
「持ってる人」ってみんな、「人との出会い運」が強い。
「あの時あの人と出会わなければ今の自分はなかった」という重要ポイントを外さない。
ラジオドラマの仕事も、戦前の「ニュース歌謡」で「戦況に合わせて短時間で音楽を作り即生放送」という過酷な仕事をやってきたからこそ、すぐに対応出来る。そして、良い曲を作っていたから池田さんみたいな人から声がかかる。
あのハモンドオルガンも、古関さんは未経験だったそうですが、操作方法を教えてもらいすぐ出来るようになったそうです。

今まで頑張ってやってきたことが、戦争から解放されて自由に花開く文化の時流に乗り、裕一さんは「今が青春」であるかのようです。
この頃っていったら45歳ぐらい?だから、どんどん老いぼれていくのかなーと予想していたら、窪田くんはそういう造形をしませんでした。
類型的な「老い」でなく、「芸術家は全盛期が最高に若々しい」という造形です。
だから「少年に戻っていってる」と言ったのね。

対して「今まさに青春している」一人娘の華ちゃんが、看護の仕事に就いて恋をしていく過程、キラキラでまぶしい。
ドラマも少子高齢化現象で(笑)、登場人物で子だくさんの人がいないから(コロナ禍の撮影上難しいのだと思う)、なおさら華ちゃんの若さが嬉しいわ。
ロカビリー歌手(駆け出し)の彼氏は、だれかモデルがいるのでしょうか。古関氏もとい裕一さんが作ってきた音楽からかけ離れた領域なんで、この二人(裕一&アキラ)が果たして上手くやっていけるかな。。。というところでこの週は終了。
音ちゃんはお菓子ばっか食べてるんですが(笑)、あの「カボチャなんて久しぶりに食べた」戦時中の苦しい台所から、よくぞこんな時代が来たもんだ~と感慨深い。
戦後10年で世の中ってこんなに変わるのかな。ロカビリー歌手に女性がキャーキャー騒ぐ日が来るなんて。
竹槍作って「鬼畜米英」と言ってた日々から、人はこうも変わるものなのか。
戦時中につらい思いもした華ちゃんを思いやり、愛情に包まれた幸せな結婚をしてほしいと願う、音ちゃんの「母の愛」もいい。すべて「平和な時がありがたい」に満ち満ちています。これから日本はグーンと高度経済成長期なんだよね。
しかし、華ちゃんの結婚より、「本当にオリンピックマーチまでたどりつけるのか?」が、心配な視聴者。だって木曜で本編終わりなんだよ。すーごい「巻き」だ!

公式ツィッターの「古山家の360℃ビューイング」ってのがあるんですが、洗濯機と冷蔵庫が無いのです。
冷蔵庫が無ければスイカや納豆の保存はどうしてたんだろ?
母に聞いたら、「1回で食べきってたかな。スイカは井戸の水につけて冷やしてた」。
洗濯機は昭和30年ともなれば二槽式だと思うけど、「サザエさん」でもたらいで洗ってたから、まだ登場しないのかな。
ともあれ、「みんな、美智子さん(現上皇妃)の結婚式か、東京五輪を見たくて月賦でテレビ買った」という。
古山家は早々にテレビ買ったようで、やっぱ経済的余裕やな~。
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Go to トラベルどうなるのか★

2020-11-22 | うぐいすよもやま日記


京都、真如堂の紅葉つづきです。
先週から1週間経って今日はますます「紅葉さかん」で、人がワイワイ詰めかけていることでしょう。



空がカーンと晴れて。



赤や黄色がさえざえとしてるなんて久しぶり。
ここ数年、紅葉(もみじ)の葉が「クルッ」とちぢれる現象が続いていました。
色づく前に枯れてしまうような現象。



紅葉が綺麗な原因として。
夏が暑かったからか、台風が来なかったからか。
うちの塔頭である吉祥院のご住職のお話では。
毎年、兄の命日が秋なので、京都の定点観測みたいになってます。



やわらかな日差し。
京都に来るとどうしてこう、気持ちが落ち着くのでしょう。
家から京都はそう遠くないのに、なにか空気が違って別世界。
神社仏閣が多いからなのか。大学が多いからなのか。
ビルが無くて、山々に抱かれてるからかもしれない。

このあと、京都国立博物館の「皇室の名宝」展を予約後鑑賞。
若冲が出品されているので人気です。
でも昨日、一日の感染者数が最高を記録して、Go toトラベル見直しの様相となってきました。
先週行っておいて良かったなあ。
これだけ外に出る人が多くなってくると、やっぱり精神的に「外出NG?」に傾いてしまう。
私もこの連休、出かける予定を止めておとなしく★
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晩秋異変★

2020-11-18 | うぐいすよもやま日記
11月14日は兄の命日。また京都に行ってました。
真如堂は、紅葉目当てのカメラマンで大賑わい。
でも、この時期だとかなり京都は寒くなってるはずなのに、昼間の日差しは夏並みに暑いのです。
どういうこと!?
子供や若者は半袖Tシャツだったり。

なのに、今年の紅葉はとっても綺麗でした。
普通、冷え込まないと紅葉は綺麗にならないと言われているのですが、どういうこっちゃ。

京都駅や四条河原町付近はえらい人混みで、Go to キャンペーンの影響だそうです。
レンタル着物の女の子たちの姿も復活しましたが、相変わらず夏の浴衣みたいな着物が大半。
どうして季節性を考慮してあげないのかな。秋にマッチしたコーディネートなんていくらでも出来るでしょうに(暑いから?)★
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裕一さんのスピーチに感極まる★

2020-11-16 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
しかし「ことりカフェ」では皆さんほとんど寝てましたね(笑)。
自分の止まるポジションは決まっているらしく、きちんとソーシャルディスタンスを保って整然と並んでいる。
毎日寝食を共にしていたら、違う鳥種同士でラブラブになったりしないのか聞いてみましたら、「それは絶対に無いです!」ということでした。

さて朝ドラ「エール」第22週「ふるさとに響くうた」は、裕一さんの故郷である福島が舞台でした。
やっぱり福島編は「ほっこり」するねー!
東京のワチャワチャも好きだけど、福島の輝く緑や田舎の空気感がホッとさせてくれます。
母校の校歌を作ることになり、裕一&鉄男の「二羽烏」は裕一実家に長期滞在。
作中に出てくるNHKのラジオドラマ「さくらんぼ大将」は、「鐘の鳴る丘」終了後の子供むけ作品だったようですが、古関裕而さんが菊田一夫さんに「今度は田舎の、僻地にまつわる少年の物語をやりたい。どこか知らない?」と請われて、戦時中疎開していた福島市郊外の飯坂温泉からさらに山奥の「茂庭」を紹介し、「よしそれでいこう」ということでプロデューサーとともに現地取材に行き始まった、とのことです(古関裕而さん自伝より)。
放送スタートから半年後にご招待を受け、皆で飯坂温泉で1泊し、大変な歓待っぷりに喜んだとあるので、当時は大ヒットドラマだったのでしょう。
しかし、大将は2~3泊ですぐに東京帰ってるけど、裕一は結構長逗留してるので、毎日東京で生放送していた「さくらんぼ大将」の音楽はどうしてたのでしょうか?
のんきに実家で宴会してる場合じゃないよ。ドッペルゲンガーがオルガン弾いてたのかい
。。。というツッコミがこの週最大の目玉でした(違う)。

行方知れずになってしまった弟と、奇跡の再会を果たし、幼い頃の悲しい記憶と折り合いがつけられたのかな。幸せそうに小学校児童の前でスピーチする鉄男さんが、とっても男前でした。
少年時の鉄男役の男の子も好演でしたが、大人鉄男も「あのまんま大きくなった」感が滲み出ていて、硬派の魅力。
コロンブスレコードのあの女性ディレクターと、この先鉄男は結ばれるのでしょうか。。。

兵隊にとられた。。。といえば、裕一の弟浩二が気にしている「まき子さん」は、思い人(恋人?)を戦争で亡くし、傷が癒えないままでした。
戦時中も戦後も、そんな人ばっかだったろうなあ。
裕一&鉄男が戦死した藤堂先生のお墓参りをしてましたが、予告編では藤堂家のお仏壇にお線香をあげている場面があったので、昌子さんと息子さんにも会ったのでしょう。未亡人となった昌子さんはもしかして信用組合の仕事に就いて、川俣銀行の仲間たちと一緒に働いてる?なんて想像(だったらいいな)。
母の話では「戦争未亡人になった人は、旦那さんの弟と再婚することが多かった」ということです。義理の弟と再婚!なんか複雑な心境。
グズグズと結婚せぬまま40歳近くまできてしまった浩二。家を守り母を守ってきたら、仕方ないわよね。
でも畠山氏(マキタスポーツ)の寄り合いで「この辺はもう、いい男なんて一人も残ってないから!」なんて大声で言われてしまって、可哀そうすぎる浩二(いますね。こういうデリカシー皆無のおじさん)

東京から音ちゃんがやってきて、要領の悪い古山兄弟にハッパをかける。なんか戦前の明るい行動派の音ちゃんが戻ってきた!やっぱこうじゃなきゃ。音ちゃんはドスドスと歩くゴジラでなきゃ(笑)。
迷ったあげく遂にプロポーズを果たす浩二でしたが、朝ドラ15分では交際期間もなく即、挙式なのでした。思えば裕一夫妻が結婚式挙げてないので、美しく華やかなお式が嬉しい。昭和26年に(あれ、料亭よね?)これだけ豪勢に三々九度を敢行出来るということは、たぶん、古山家は呉服屋時代の財産もまだお持ちだったのでしょうか(すみません下世話で)。あ、お母さんの実家の権藤家が財閥よね。
原節子似の浩二のお見合い相手の方も、立派なお家のお嬢様ぽかった。浩二の年齢考えると難しくないか?とも思うけど、公務員だから条件いいのかなやっぱ(すみません下世話で)。
ウチの父と母は昭和30年挙式でしたが、少数の親戚で会食して写真館で記念撮影してそれで終わり。それで背一般だったうです。比べたら、古山家はやはり相当の名家なのだと思います。

終盤戦になって、毎週金曜日にはスピーチしてる裕一(笑)。今週は娘の結婚式でスピーチでしょうか。年とるとスピーチ多いよね。
三郎父さんの代わりに、親族代表で新郎の弟を褒めたたえる裕一さん。
でもおおげさでなく、ほんとに浩二が頑張ったから古山家は存続したんだよなー。
それまでの兄弟のいざこざと和解の歴史があるから、スピーチ途中で言葉を間違えたり言い直したり、そんなところも裕一さんの「感極まれり」が滲み出ていて、本当に泣いているようだった。そうそう、リアル結婚式スピーチです、これが。
最近、結婚式しない人も増えてますが(コロナでなおさら)、やっぱりいいね。
みんな、戦争が終わって、幸せを実感出来る。
そんな場面を積み重ねて豊かな人生になっていくんだな~。

「高原列車は行く」の♪ラララララ♪に乗って、幸せな幸せな福島編でした(私はこの歌もサビが歌えるな)★
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ドーナツともなか★

2020-11-12 | うぐいすよもやま日記
「ことりカフェ」は、以前は可愛い鳥の形のケーキを出してはったんですが、今はドーナツと最中(もなか)になってます。やはりコロナの影響らしいです。
4種類の鳥さんドーナツの中から好きなものを選び、お茶とセットで。テイクアウトのものもあります。
可愛い鳥かごに入れてくれるのは変わってない!
心得たもので「撮影なさったら鳥かごお下げしますから」と言われました。みんな、「映え」たいのですね(笑)。
色のついている部分は、コーティングチョコレート。甘さはかなり控えめ。

ハーブティーが美味しいのと、特筆すべきはチューハイ。
こういう可愛い系カフェで、アルコール類は味を期待してなかったのですが、めっちゃ美味しい。
私は時にチューハイで悪酔いしてしまうのに、全く頭痛もせず爽やかな酔い心地。なみなみと入ってます。
そしてサービスでつけてくれる柿の種がね。山盛りなの。
ケチなバーのおつまみみたいなのじゃないの(笑)。

店員さんも皆さん親切で、鳥ラブがあふれてる。グッズも充実してる。心地よく過ごせます。オプションで、「鳥とのふれあいタイム」もありますよ。
心斎橋駅から北西に徒歩10分ぐらい。
アイギャラリーaigalleyからだと、まっすぐ西に西に御堂筋を越えて、突き当たりで北に向かいます。
アランジアロンゾさんのお店が見えてきたら、ことりカフェはすぐ。
カフェの入ってるビルの二階が韓国料理屋さんで、壁に大きな鳥さんマークが描かれています。
「二階で鳥を食い、三階で鳥を愛でる!」という謳い文句で友達を案内するのが、私の定番★
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ことりカフェ再び★

2020-11-11 | うぐいすよもやま日記
心斎橋で版画グループ展に参加しているあいだ、何回か友達やお客さんを「ことりカフェ」に連れていきました。
前に、イラストレーターのくわじまひろこさんに教えてもらってとても楽しかったので。
コロナもありなかなかご無沙汰でしたが、鳥たちは変わらず元気にさえずっていました。
明るい店内。時々換気。コロナ対策もばっちりです★
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夢のつづきにあるもの★

2020-11-10 | うぐいすよもやま日記
朝ドラ「エール」も残りわずかになってきました。伏線の回収というか、「巻いて巻いて!」って感じです。
第20週「夢のつづきに」の感想を。

オペラ「ラ・ボエーム」の最終オーディションに受かってしまった音ちゃん。
でもブランクの影響は大きく、共演者の歌の力量との差をまざまざと感じ苦しい毎日。
娘の華ちゃんは反抗期だし、
音ちゃんは稽古途中で遂に降板してしまう。
意気消沈の時、裕一さんから「教会のクリスマスコンサートで歌って欲しい」と提案が。しかも鉄男作詞、裕一作曲です
「音にささげる歌」なんです。
迎えたチャリティクリスマスコンサート当日。。。あの時代にクリスマスってあったんかな?サンタさんとか?

いやー。
涙があふれて止まらなかったー( ;∀;)
若き日に、妊娠で椿姫の舞台をあきらめた音ちゃん。
あの時に「君の夢を預かって大事に育てる」と告げた裕一さんでしたが、今回はその「預かった夢」を「君へのエール」として返しました。
そして再び二人の夢は続いていくのです。
なんて素敵なんじゃろね。

実はエール本で先にこの週まであらすじ読んじゃって、「えっ!史実通りに音さんは裕一さん作曲のオペラを歌うんじゃないの?」とビックリだったのです。
「大きな大きな舞台で僕の曲を君が歌う!それは僕の夢でもある」って言ってたじゃない!
その「夢がかなった」場面に多大なる期待を抱いていたので、失望しかありませんでした。
ところがところが実際にドラマ見たら、感動の「夢のつづきに」週だった!

豊橋で初めてコンサートを開いた時、あの時二人はスタートを切ったばかりで、何も持っていなかった。
あるのは若い力と、真っ白の未来だけ。
あれから山あり谷あり戦争も乗り越え、二人で積み重ねてきた長い歳月。
その歳月の重みが、音ちゃんの歌ににじみ出ていました。
小さな教会で、マリア様の如く清らかで美しい。もう号泣するのみ。
19歳の時の音ちゃんは、若いよく通る声を持っていたかもしれない。
今、その声は無くても、かけがえのないものを手にしてる。

旦那さんに「妻は僕の恩人です」と言ってもらえること、それ以上の喜びがあるだろうか。
音ちゃんは結婚を断って、オペラの道一筋で行くことも出来たはずだけど、結婚を選んだ。
その時から、実は自分が歌手になることより、旦那さんの応援が「第一の夢」になったのではないかな。
だって自分を優先させたかったら、お手伝いさん雇って子供預けるとか、裕一さんに頼んでレコード出させてもらうとか、状況的に幾らでもやれると思うんですよね。
でも、旦那さんの成功を喜び、自分の手で子供を育て、楽しい家庭を作ってきた。
音ちゃんは「家庭の犠牲になって自分の夢がついえてしまった」人ではなく、自分で「この幸せを選んだ」成功者なのよ。
音ちゃん、あなたは既に幸せなのよ。裕一さんと結婚したことが既に「成功」なんよ。それに気付いて!と、木曜日ぐらいに叫んでしまいました(笑)。

オペラの大歌手になれてもなれなくても、それがナンボのもんじゃい。
愛する旦那さんから贈られた歌を歌い、あたたかい仲間たちに祝福される、その姿を子供に見てもらう。
その幸福は、何物にも換えられないよ。かけがえがないよ。

教会というピュアな舞台で音楽の原点に帰り、「何が自分にとって幸福なのか」を悟った音ちゃんが、まぶしく美しく嬉しい。
最後に教会のガラス戸を自らの手で閉めて、去っていく音ちゃん。
でもガラス戸からは、さんさんと光が差し込む。
新しい章に入って音ちゃんを祝福しているかのようでした。
「エール」は、演出で光の使い方が上手いなあと思います。
BSで再放送してる昔の朝ドラ「はね駒」とか「澪つくし」見てたら、全然そういう陰影的演出はないので、時代を感じますね★
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2020-11-08 | お知らせ
ネットギャラリーのブログを更新しました。
今回は「秋の新作はモンブラン」です★
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足湯もあるのですが★

2020-11-07 | うぐいすよもやま日記


今年はこの黄色いコスモスと



白いコスモス群が多かったです。ピンクだけではない!というのが面白い。



輝く水面に映える木々。



万博の自然公園、花の丘近くに「足湯コーナー」があるのですが、残念ながら今年はコロナの影響で営業しておられません。
でも最近は、グランピング=手ぶらでキャンプのエリアや、本格的フィールドアスレチックのコーナーが出来たりしてます。入場料はそれなりにしますが、外遊びは感染のリスクが少ないし、子供や若い人が思いっきり遊ぶには最適。
私はもう、フィールドアスレチックはいい。ケガしそう(笑)。




ケイトウの花畑が満開。これは中央のカフェテラス近く。
この日は高校生と幼稚園と老人会の団体ご一行様で賑わってました。
太陽の塔の内部見学もフリマも再開。少しずつ明るくなる感じ。春頃は悲しかったー★
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ピンク★

2020-11-06 | うぐいすよもやま日記
ピンクの花びらで中心部に向かって濃くなるのは、「センセーション・ラディアンス」という名だと書いてありました。
コスモスの代表的な品種ですよね★
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のどかな秋★

2020-11-05 | うぐいすよもやま日記
万博公園の花の丘、コスモスはもう終盤です。
この週末で終わりかな。まだ間に合う!お早く!
いつもならコスモスフェスタが開催されているんですが、今年は全てのイベントが中止。
でも、のんびり出来ます。密とは無縁★
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ショップブログを更新しました★

2020-11-03 | お知らせ
ネットギャラリーのブログを更新しました。
今回は「ミニ額入荷しました」です。
連休でお天気が良く、どこもかしこも「密」をヒシヒシ感じ始めてます。。。
まあGo toキャンペーンやってるからなおさらですよね。
欧米では再びコロナ感染者数がうなぎのぼりで、再ロックダウンということですが、自営業やエンタメ業はどうなってしまうのだろう。気になります。
アメリカ大統領選挙ももちろん気になります。
大阪都構想の夢敗れる、に続いて、バイデン氏敗れる、だったらもう私当分寝込みそう★
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