上砂理佳のうぐいす日記

7月18日(木)~23日(火)まで、茶屋町の「ギャラリー四匹の猫」で「夏への扉」展に参加します★

季節のめぐみと季節の憂鬱と★

2017-09-26 | うぐいすよもやま日記

 「季節のめぐみを」 水彩画

先日は地域の運動会がありました
だんだんと「芋ほり」とか「栗ひろい」とか、そんな季節になってきた~
なのでそんな絵を一枚。。。
なんですが、私は秋の花粉症なので、もうツライです
ある草にアレルギー反応が出てることはわかったのですが、
「雑草が生えてるところに行かないでください」なんて。。。
お医者さんは言うけど、そんなん不可能やん(笑)
「外遊び」の季節になると、花粉が飛ぶって、どうしてこうなるの~★
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町家の宿★

2017-09-24 | うぐいすよもやま日記
久々に通った祇園の小さな古川町商店街。
町家をリニューアルして、小さなホテルというか旅の宿にしているところを、何軒も見かけました。
海外からのお客さん向けに…なんたって京都はホテルが少ないですから、もう、劇的に増えましたね。
着物のレンタルショップも増え続けてるし、なんだかほんとに変わってゆくなあ★
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白式部★

2017-09-22 | うぐいすよもやま日記
そして、白式部も咲いていました。
紫式部はいつも見るけど、白式部を見るのは初めて。
これも誰が名付けたのやら★
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紫式部★

2017-09-22 | うぐいすよもやま日記
お寺の門前で存在感をはなっていた「紫式部」。
誰が名付けたのかなあ★
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少し色づく★

2017-09-21 | うぐいすよもやま日記
20日は「彼岸の入り」。
お墓参りに京都に行ってきました。
もみじはほんの少し色づく程度。まだ少し暑いのは盆地だからかな。

「僕やり」最終回の余韻がデカ過ぎて(笑)、ぼーっとしたままタクシーに乗っていたら、運転手さんが新人さんで全然違う方向に向かってた!(やめて〜)★
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「ふぬけた生より、生きた死を」★

2017-09-18 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
カンテレショップで買ってしまいました。
うちわと同じバージョンと、もう一枚「そこそこ念入り?爆破計画」クリアファイルって。イラストがアホらしくて可愛い(笑)。
大仏バカンスTシャツもあったけど、かなりサイズが大きそうなんでちょっと考え中。ドラマ終わっても販売するそうな(クライシスグッズもありました)。

「僕たちがやりました」も明日で最終回だあ~。もう夏も終わり。早い。。。
第9話は、自首することを決めた4人がパイセンの全財産1億2千万円(!)を使って、派手な自首計画に着手。パイセン、全てはカネね(笑)。
警察に言ってもまたもみ消されるものね。
なんだか文化祭みたいなノリですが、文化祭で楽しい思い出が一切無いパイセンは、実は仲間とこんな時間を過ごすのが、嬉しかったのかもしれません。
考えてみれば当初の爆破計画も自首計画も、全てパイセンの主導であとの3人は従うだけなんで、パイセンって「仲間でワチャワチャ」が大好きなのね、きっと。
チラシの裏に諭吉さんを貼り付けて…えぐいー(笑)。マルがIT有能なことに驚きだ。やっぱり起業したら向いてるよ。。。

でもこの回のハイライトはなんつってもトビオと蓮子の恋模様。
市橋自殺に大きなショックを受けたトビオは、「生まれ変わって幸せになる」なんて決意もすぐに捨て去り、今度は「自由」を求めます。
社会的立場としては、今、牢に入れられることもなく「自由」なのに、罪を隠していることで「心が不自由」極まりない。なんという皮肉。
つかまって牢に入れられる方が「心が自由」なのですね。
4人とも自首の選択を肯定しましたが、それぞれの理由が微妙に違うのが面白い。

連子はトビオが「何かおかしい」ことを敏感に感じ取っています。ホントに女子はカンが鋭い(笑)。
水族館でのデートは、二人の最後のデート、水と魚のイルミネーションが幻想的で、美しければ美しいほど悲しさが増します。
はしゃぐ連子のことを、まるで遠くから見ている他人であるかのように、
「俺はこの人のことを多分、一生好きでいるだろう」
…とつぶやくトビオのセリフは、別れの予兆のごとく胸にささります。

「嫌いになったんだ」と言って別れる時は、好きなんだよね。。。
好きだけど別れなくてはならないときは、相手に自分のことを嫌いになってもらう。
未練を残さないように。未練があると、相手が苦しむから。
トビオは突然別れを告げますが、連子に対してはかなりの進化を遂げている~。
最初の頃は「俺たちそこそこ好き合ってるから、やらせてくれてもいいじゃん」だったもんなー。
ちゃんと相手を思いやることが出来るようになって、ほんと、連子に「育てられている」ように見える。。。連子、しっかりし過ぎ(笑)。
賢く強い連子は一瞬涙を見せますが、「何かおかしい」感は消えません。そうこうしていると「自首計画」の動画がLINEで回ってきます。

連子を演じている永野芽依ちゃんは来春の朝ドラのヒロインに決まったそうですが、いやさすがの演技です。
連子の心の機微が良く解るし、ただの「良い子」じゃないところが好き。
窪田君は相手役の女優さんの演技が上手いと、「本当の恋人みたい」にカチッとハマるんですよね~。
「Nのために」も、榮倉奈々ちゃんが上手いので「あ、今、心が通じ合ってるな」という瞬間とか、よ~く分かりました。
トビオと蓮子は、幼なじみから本当の恋人同士になる一歩手前って感じで、くっついたり離れたり、微妙な揺れ動きがいい。
はかなく脆く「高校生」って感じで…いいなあ若いって(笑)。

パイセンって哲学者みたいやなあ。案外、本ばっか読んでるのかな。
「ふぬけた“生”より、生きた“死”を」って。
名言やん。
私、作者は自分の言いたいことをパイセンに言わせてて、主人公のトビオは「道化」だと思うな。
みんながトビオの愚かさをアハハと笑うけど、笑われているのは実は自分。。。の姿(でもある)。

自首することで「社会的には死んだ」ことになるから、「どうせ死ぬなら意義のある死を」ということでしょうか。
または、「死こそ“生きた証し”」ということでしょうか。
答えは、市橋が示してくれました。
市橋の死はトビオを大きく動かしましたから、彼の死は無駄ではなかったということ。
市橋こそが「ふぬけた生より、生きた死」を、実行したことになるでしょう。

今まで「死んだように生きていた」4人が、はからずも罪を背負ったことで、「なんのために生きるのか」考えざるを得なくなった。
そして「死」に向かっているのに、生き生きと輝くかのような4人。
最終回でどんな答えに辿り着くのか、肩すかしがありませんように。。。
しかし、伊佐美の命名センスどうよ。
今宵ちゃんのお腹の子供に「明日男」=トゥモロオって(笑)★
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去った★

2017-09-18 | うぐいすよもやま日記
台風一過で青空が★
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「アメイジング・ジャーニー~神の小屋より~」★

2017-09-14 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ


せっかくテアトルグループ映画館の会員になったので、これからはもっとテアトル系の作品を観よう!と決意しまして。
年会費1000円を払って会員になると「いつでも1300円」「火曜・金曜は1000円」の特典が使え、入会時に「1000円で見られるチケット」がもらえます。
(以前は「1回無料鑑賞券」がもらえたようですが、今はそのサービスは終了したもよう)

シネコンばかりになって、見やすいのは確かですが、「珠玉の映画」「芸術性の高い映画」「低予算だけど頑張ってる映画」「マイナー国の映画」は単館系じゃないと見られない!
特にヨーロッパの映画なんて絶対シネコンではやってくれませんから…昔はコッポラとかヴィスコンティの映画を当たり前のように大箱でやっていたのに、何故こうなった!?

さてこれは欧州ではなくハリウッド映画ですが、予告編を見て気に入りシネ・リーブルで観てきました。それに、石田純一氏のお嬢さん、すみれちゃんが出ている!
ハリウッド映画デビュー作だそうで、既にドラマは出ておられるそうです(「アナザースカイ」で言っていた)。
演技の勉強してるのは知ってたけど、やっぱりNative Englishはいいなあ。すみれちゃんは日本語セリフの方が難しいそうで、だから活躍の場を海外に移したのですね。

主人公のマックは敬虔なクリスチャン。少年の頃、家庭に悩みを抱えていました。
アル中の父が毎日、優しい母を殴る蹴る。それを見て耐えられず教会で告白してしまいます。
そのことを父にとがめられ、彼もまた激しく殴られる。
父への憎しみが募る日々で、ある日ある行動に出るのですが…というシーンから始まります。

大人になり結婚して家庭を持ち、三人の子供にも恵まれ幸せいっぱい。良き友人もいます。
ある日、一家で楽しいキャンプに出掛けますが、末っ子の幼い娘が行方不明に。
捜索の末、ある山小屋で娘の服と床に染みた血の跡が見つかります。ショックの余り泣き叫ぶマック。
仲の良かった家族はこの事件以降ギクシャクとなり、マックは心を閉ざし鬱々と過ごしますが、ある日ポストに手紙が。そこには「父より」と書かれてありました。もうとっくに他界した父から?

手紙には「あの山小屋に来るように」と書かれていました。
車を借りにいった友人にそのことを話すと「危ないから俺も一緒に行く」と言われますが、彼は一人で行くことに。
車を走らせる途中で、暴走する大型トレーラーとあやうく衝突しかけるのですが。。。

マックは「ある美しい家」にたどり着きました。
そしてそこには「三人の神様」が。
黒人のおばさん。若い男。若い娘。みんな普通の人間の姿をしています。
この「若い娘」が、すみれちゃんなのですが、欧米人と交じると「無国籍の人」に見えました。一見、どこの国の人だろ?と不思議な感じ。服はエスニック系だけど。
すみれちゃん、堂々とした演技っぷりで「癒しの聖女」のような役割でした。
セリフもそこそこあるけど、何より「あたたかな微笑みで包み込む」ムードが良くて、ちょっと感動してしまいました(笑)。
チョイ役じゃないですよ。重要な役よ(でもクレジットが下の方だったのはちょっと納得がいかない)。

ここからマックの「旅」が始まるのですが、その途上で、いろんな人に出会います。
そしてその度に様々な「問いかけ」があり、自分自身の苦しみと向き合っていくことになります。
キリスト教徒でないとちょっとわからない?比喩が一杯あるのですが、マックの自問自答が、観ている自身の内部に響くとき、「ああ~そういうことか~」と、思わずうなずいてしまいます。
マックは自分が受けてきた「傷」から、なかなか立ち直れないでいる。
でも、傷つけた相手を「赦せない」と憎んでいる間は、自分自身の苦しみも続くのだ、ということを悟ります。
「赦し」は「救い」なのだということ。
そして、「あなたは人を裁くのね?」とも言われて戸惑いますが、人は知らず知らず「他人を裁いている」ということでしょうか。

美しい自然映像が満載でそれだけでも癒されるし、何かに怒ってる人とか疲れた人とか、問題を抱えている人…には、とても響く映画だと思います。
それに、深い意味をとらえなくても、ファンタジーエンタメとして楽しめる!
最後にマックは「ある選択」をすることになりますが、選択の末にあるドンデン返しが…「えーっ!?」と思ったら、上手くまとめてエンディングで、ああ良かった(笑)。ちょっとサスペンスめいたところもあるので、上手い作り方ですね。

残念ながらお客さんは数人でしたが、こういう作品こそ満杯になって欲しい。。。丁寧に誠実に作られていて、ラストはたまらずすすり泣く声が(私も泣いた)。
それにしても、原作本が「全米70週連続ベストセラー1位」という謳い文句なのですが、こういうお話が売れるって、アメリカの人達の「良心」なのか。トランプ圧政で「癒し」を求める人急増なのか★
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靫公園★

2017-09-12 | うぐいすよもやま日記
グループ展のミーティングで、久しぶりに肥後橋の靫公園へ。
本町側から歩いて行くと、公園の「森の中」を散策出来て清々しい気分でいっぱいです。
都会のオフィス街のど真ん中とは思えない、憩い空間★
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ついつい長居★

2017-09-08 | うぐいすよもやま日記
トースターのようですが、これはポットです。可愛い!
ボリュームたっぷりのランチ後に、ティールームの方に移動して紅茶タイム。
いろんなデザインのポットにたっぷり入った紅茶は、お代わりして三杯半は楽しめるし、冷めないようにお茶帽子もついてくる!
この日はさすがにケーキはパスしましたが、お腹を空けておいていろんなケーキを楽しみたいですね。ボリュームたっぷりなんです。
おしゃべりの声がどんどん大きくなっちゃって、周りのお客さんすみませんでした(反省)。
でもここ居心地が良いんです。アンティークの小物が所狭しと飾られていて目に楽しいし、うるさい音楽も流れていない。
5月に来た時は、お昼から夜まで居てしまった(笑)。
先日、ツィッターで検索してみたら、やはり昨年3月末に一旦閉店してはりました。
復活してくれて嬉しい。オフィス街だから日曜は休みだけど、淀屋橋駅からすぐなんで、これからも繁盛して頑張って欲しい★
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オフィシナ・デル・カフェ★

2017-09-07 | うぐいすよもやま日記
久しぶり〜に行ってきました。
昨年3月にネットで「閉店」と出ていたので、めちゃくちゃショックだったのですが、その後復活なされて前と変わりません。
なんやったの?オーナーが変わらはったんかな〜と思いましたが、いまだに謎。
(私が勝手に「閉店」にしてたのなら本当にすみません)。
淀屋橋の有名なレトロビル「大阪倶楽部」、または「鶴屋八幡」のお向かいです。
上は普通のオフィスビル。階段を下っていったら、そこは素敵な小さな庭が。英国風ティーハウス〜(∩∇`)
私の版画「美しき六月」のモデルになったカフェです★
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悟る4人。結論を出す市橋★

2017-09-06 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
はい「僕やり」第8話。
今回もまた面白くてずんずん前のめりに。感想もどんどん長くなる(笑)。
4人+市橋を加えて、5人のそれぞれが「現実の壁」にブチ当たる様が、バランス良くシュパシュパとしたテンポで描かれています。
いつもながらオープニングの曲とエンディングの曲が絶妙。二つとも、メンバーが20歳前後という若いバンドが、ドラマの為に書き下ろした曲らしいですが、いやこの感覚のマッチング。ピタリとハマってます。

前半は久々にコミカルなシーンが面白かった
「リトル伊佐美」復活で意気揚々と今宵ちゃんに会いに行ったのに、今宵パパと鉢合わせの伊佐美!
パパはマグロ漁船とか乗ってそう(笑)。まさかの竹内力。怖いよー。必殺ワザの「グルングルン」で笑いが止まらなかった(笑)。
妊娠を告げられても、伊佐美ひるまなかったー。ちゃんとパパになる気でいたんだ。
やっぱり根が真面目…「堕ろしてくれ」って常套句を吐くかと思ってたのに。偉い!
と思いきや、今宵ちゃんから別れを切り出すとは予想外でした。
伊佐美のことは好きだけど、お腹の子を「犯罪者の子」にしたくない。いやすごい決断だ。
「どーしてくれるのよ!」と怒りもせず、「責任とってね」とも言わず、ただ事実を告げるのみ。あとは自力でやります…男前っぷりに泣けました。
なんかこのカップルは応援したくなりますね。最終的に結婚して10人位子供作ってるような気がする(笑)。
伊佐美は一人、夜の橋の上で、「汚れたままの自分ではいけない(綺麗にならないと今宵は許してくれない)」と悟ります。いいシーン!

頭を殴られ大けがを負ったマルは逆襲に燃え、夜の街で待ち伏せして「ウンコ」に殴りかかりますが、「この世は弱肉強食だ!負けてたまるかー!」と、結構熱い(笑)。
大金を持って派手に遊ぶし、復習に燃えるしで、ここまで罪の意識が無きに等しいマルでしたが、スキを見せてしまい再び殴られ、「お前、友達いないじゃんか~!」と馬鹿にされてしまいます。ショック。
すがる思いでパイセン…伊佐美…トビオの順に電話をするも誰も出ず。自分の無力感。世界で一番の孤独を味わいます。
金よりも暴力よりも、「仲間がいない」という惨めさでいっぱい。
マルも何かを悟ったような。

パイセンは遂に父・輪島とご対面。しかしその場でトコトン馬鹿にされます。
輪島は息子への愛のカケラもなく、全ては秘書が取り計らっていた。
「誰?こいつ?息子?ぶっさいくだなー」状態。ヒドイ奴です。
そしてあろうことか、別の愛人に産ませたもう一人の息子をけしかけ、パイセンを傷つけようと…そこへ菜摘先生が現われ、輪島を殺し。。。ところがここでもまた「金の力」で難を逃れるのです。どんだけ金の権化なの輪島。「分厚い札束が我が身を守る」なんてー。
「愛」どころか実の父に殺されかけて、ボーゼンとするパイセン。
父の汚い金で生きてきた自分の人生…なんやったんや。
もう、決別したい、と思ったのではないでしょうか。
そして傍らには、復讐に失敗してこれまた茫然とする菜摘先生。
このシーン、パイセンと輪島の掛け合いが、舞台劇みたいで素晴らしかったですね。
「間」がいい。笑えるのに悲惨という。

パイセンと菜摘先生の二人は、まだ輪島に執着するのでしょうか。私はすると思う。
それに、飯室刑事が「トビオ達にはまだやってもらわないといけない役割があるんだ」と言ってましたね。
飯室刑事は、輪島一味の逮捕を狙ってると思うので、最後にドンデン返しで天誅が下されるといいなあ。

さてトビオは蓮子と本格的に付き合い出しますが、前回の「生まれ変わった俺」のチグハグ感はかなり抑えられ、精神が安定に向かったような。連子の純粋な気持ちの影響かな。
幸せの絶頂なのに吐き気もない…これはもう、「新しい俺」に生まれ変わることに成功したのか?
二人が付き合ってることを市橋に言わねば悪い…と、マトモな感覚に戻ってきましたが、市橋の祖母が亡くなったりでタイミングを逸し、告白出来ず。
トビオは市橋へビデオレターで「直接言うのが照れくさい」と応援メッセージを送ります。
これがやたら明るく前向きですが、「演技」感が強い。
自分たちが爆破事件の犯人だということをもう少しで告白しそうになってる…市橋への罪悪感は消えないので、自撮りに滲み出る「ごめん」の空気。
でも蓮子との事は、「爆破事件」に比べたら罪が軽い?ので、遂に直接告白しました。

トビオは市橋へ好意を見せたとはいうものの、それは自分の罪悪感を減らしたかっただけで、献身的な「愛」ではない、と感じます。
結局…とどのつまり、人間は「自分が可愛い」のだから。
でもそれは、誰でもそうなんですよね。そんな部分がある。

市橋は医者から「足はもう元に戻らない」と宣告され、未来への希望が無くなります。
彼がトビオを自ら誘い、ボーリングやらダーツやら一緒に遊んだのは、もうこの時点で「死」を覚悟してたのでは。
昔、強者として「ゴミみたいなやつら(弱者)」をいじめていたら、今は自分が「ゴミ(弱者)」になり、かつての仲間や手下(強者)からいじめられる。この屈辱。
市橋はレーサーを夢見ていた位だから、「強者」として生きられなかったら、最早生きている意味が無かったのでしょう。
トビオと連子の仲を告白されても、それは自殺の大きな要因ではなく、「最後のダメ押し」に過ぎなかったと思います。

「友達になった」といってもそれは短期間の表層的なもので、トビオは市橋の内面にまで深く関わろうとしません(もっと月日が経てば別かもしれませんが)。「祖母が死んだ」と言われても「そうなんだ」で、とどめます。
それは市橋にしても同じで、「俺が死ねばトビオが、蓮子が悲しむ」とまでは考えなかった。
みんな、自分の事でいっぱいいっぱいで、深く考えずに衝動で行動してしまう。
この辺の描き方が「いかにも若者」だなあ、と思います。唸ってしまいます。

市橋の自殺は大体予測していたのですが、ラストの展開が原作の漫画とは違うらしく、どういううねりを見せるのか(市橋蘇生も考えたけど、さすがに3回目はないわなあ)。
それぞれがやっと、「人生をなんとかしなくては」と悟り始め、市橋は一足早く「彼なりの結論」を出した。
多分、トビオは今回の事で、嫌というほど「命の重み」を知ったことでしょう。
もう逃げる余地は無く、4人は答えを出す時。でも、自首だけかなー。
私はどこかで「真犯人は実は4人ではない」展開を期待していて、うう~ん、読めない!?★
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人がハイになる時★

2017-09-05 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
「僕たちがやりました」もう今夜で第8話ですが、その前に第7話の感想を少し。

屋上から飛び降りたトビオは、大木にひっかかって奇跡的に骨折だけで済み、やけにハイテンションな積極的な人間へと変貌。
「死んだら、それで罪を償える」「生きてたら、新しい人生を始めよう」そんな賭けに出た…というのは後付けの理由で、彼はやっぱり「生きたかった」のではないでしょうか。
だって「死にたかった」のなら、病院で目が覚めたとき「生き残ってしまった」自分に絶望するでしょうから。。。
なんだかんだ言っても生への執着は残ってる。
だから過去を封印して、「おニューな自分を楽しもう」という気持ち。

病気や怪我から回復した時、「ああ生きてるだけで有難い」「健康って素晴らしい」と、普段は余り思わないた感情が湧いたりします。その時、人はハイになる。もう、「なんでも出来る自分!」って感じ。
トビオも少なからずそんな「生き残りハイ」が入ってるのかな、と。
「あんだけ(逃亡生活で)苦労したんだから、残りの人生、幸福になってトントンだ」という、ムチャクチャな理屈を語りますが、この辺りはもう少々「狂ってるな」感があります。

でも、「明るく元気で前向きな俺」はどこか上滑りしていて、同じ病院でリハビリ中の市橋への接近も、何かヘン?
蓮子を罪人の自分とは遠ざけたいのか、はたまた市橋への贖罪なのか。
市橋と蓮子がくっつくように仕向け、自分は病院のリハビリの先生とデートしてしまう。
トビオの一連の行動は理解し難いけど、でもきっと、「真新しい幸せな自分」に変身しないことには、罪の重さに押し潰されてしまうのでしょうね。

その間、伊佐美は亡くなった被害者宅を一軒一軒まわり、仏壇に手を合わせ「あいつとは…親友でした…」なんて大ウソつきながらも(会ったこともないのに)、自分の苦しみを消そうと奔走するのでした。
この辺完全に自己満足なんだけど、やらないよりはやった方がいいのだろうか…でも今宵ちゃんがどうもおめでたみたいで?伊佐美は遂に現実を突きつけられる!?

マルはマルでますます「自分は悪くない!」と、「反省ゼロ」の態度。
パイセンと仲良くしてるのは、「金づる」と切れては困るからだよね…案の定パイセンをおだてて、さらに40万円をせしめて意気揚々と熱海へ…でも暴漢に襲われる!あの男だー

パイセンはもう、事件のことよりも、「父が自分を愛してくれているのか否か」に囚われています。飯室刑事に言われた「お前は父親に愛されてない」が、ひっかかっているのでしょうね。哀れで泣けてくる(++)。
菜摘先生はパイセンと会い、自分が昔、両親をパイセンの父に(間接的に)殺されたことを告白します。そして復習を果たしたいことも…。
二人は、それぞれ目的は違えども、「闇社会のドン」であるパイセンの父に会いに行かねばなりません。次回で大きな展開がありそうです。

トビオは退院して、自分の家までやってきた連子とバッタリ。
連絡もせず(ひどい)、他の女子とデートまでして、サイテーなトビオですが、やはり好きな気持ちに蓋は出来ない!
あくまでも受け身のトビオが情けないけど、「家来る?」と言われたら普通行くよね。男なら(笑)。
蓮子さんのご両親はどうしているのかしら…(夜に男子がいきなり部屋に来ちゃっていいのか)謎ですが、とにかく二人は結ばれて、幸せいっぱいなはずなのに、涙を一筋流すトビオ。
幸せの涙じゃないよね。。。自分の愚かさとか、蓮子に申し訳ない、とか。
飯室刑事の「幸せを感じるたびに思い出せ。罪を」の言葉を、実感として噛みしめてるのか。
愚かだけど、最後のこの涙で、なんか許せる気持ちになってしまった(笑)。

しかし、4人のそれぞれの生き方が、「ああこういう人いるなあ~」ってリアルで、自分ともリンクする部分があるから見てしまうのよね。
人って、いっぱい愚かだと思いますよ。
大人になったら、なんとか誤魔化して「立派なように見せる」ことも出来るけど、若い時って「剥き出し」だもの。
揺れるトビオの心情は、さて次回どうなる★
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大輔さん、穏やかに過去を語る★

2017-09-04 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
BSの番組表を見ていたら、たまたま「アキレアの橋」というBSフジの2時間番組が。なんと「高橋大輔」とあるではないですか。
オリンピックシーズンが始まるから、フィギュア特集なんですね。
録画しとけばよかったかしら…なかなかの良い番組でした。柔道の野村さんがホスト役なんで、もう大ちゃんも仕事で仲良しになってるし!なごやかな対談形式で、「大輔のフィギュア人生を振りかえる」って感じでした。

これが2年前位なら、まだ正視出来なかったかなあ…バンクーバー五輪後の大輔さんがジリジリと降下していく現実を、ファンはなかなか受け入れ難かったので、当時は何を見ても辛い気持ちが甦りました。
でも、あんなに悲惨(?)だった2013年全日本も、ソチ五輪も、もう穏やかな気持ちで滑りを見ることが出来ます。
大ちゃん自身が穏やかに当時を語っていたので良かったのかな。
世代交代も、もうスンナリ納得出来ますわ。
無理やりドラマ仕立てにしないシンプルな演出も、BSならでは。

結構、「初出」も多くて、使い回し映像じゃなかったですね~。世界ジュニア前の全日本ジュニアSPを映してくれたのも良かった(フジだからか)。
歌子先生のお宅でのトンカツも、映像長かった(笑)。
髪型を見せるのを超嫌がってた18歳当時って、あれも初出じゃないかな。臨海のリンクかなあ(それか、まだ高槻のO2があった頃?)。どんだけ自意識過剰なの大ちゃん(笑)。
「名古屋のファントム」ぐらいから、涙が出てきて、あの「駆け上がる」頃の大ちゃんの若さが、ヒリヒリ来ます。
大ちゃんの仲間たち、織田君や小塚君、美姫ちゃんや中野さん達が、みんな学生だった頃は、いつかこういう映像を「懐かしの過去」として、見返すのかなあ~と漠然と思ってた。
けど、もう今、「みんなあの頃は若かったね」なんですね。

手術後になかなか戻らない4回転とか、あらたな怪我とか、羽生君や町田君が追い上げてきてから、大ちゃんの焦りが感じられて、切なく苦しい期間が長かったですが、それも今となっては良かった(?)
なんか、「良いことも悪いこともひっくるめて人生」を、リアルに見せてくれた波乱万丈の人で、「人間臭い」から応援せずにはいられなかった(笑)。
それになんといっても、「男子フィギュアは面白い」「日本の男子もやれる!」ということを、世間に知らしめてくれた功績は大きいのよ。
「ユーリ!」なんてアニメが、まず製作されること自体が信じられない(笑)。昔はぜーったい考えられなかった!
実際、男子の方が体力あるし、出来るワザも豊富だから、競技としては面白いはずなんですよね。それに、コーチとかライバルとか振付師とか音楽とか…フィギュアは「人間ドラマ」としても面白い。

大ちゃんが最期に「自分は運が良かった」と語ってくれたのも、嬉しかったですね。
「運が良かった」=「幸せだった」ってことですから。
ほんと、この境地まで来るの、長かったなあ★
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フォスター・プランの贈り物★

2017-09-03 | うぐいすよもやま日記
今の正式名称は「プラン・インターナショナル・ジャパン」なのですが、昔は「フォスター・プラン」と言ってました。
支援が必要な途上国の子供を「養子」に見立てて、毎月寄付金を送るシステムです。
基本、幼少期から成人するまで、10年間位の期間ですが、もちろん子供本人にお金が渡るのではなく、住んでいるコミュニティ全体の支援活動に使われ、収支決算や活動報告もマメに送ってもらってます。
子供が字を書けるようになったら、手紙が来たり絵が来たり。写真で成長がわかるのが嬉しいです。
私は今まで、アフリカの女の子→結婚して支援卒業
中国の男の子→一家の引っ越しにより中途で支援卒業
…ときて、今は3人目。スリランカの女の子です。
女の子だからまたすぐに結婚して卒業かなあ。とか思いつつ、年に1回は小さな「贈り物」を送っています。
今回は「リラックマのタオルハンカチ、絵ハガキ、ボールペン、千代紙、折り鶴」セットで計43g。
規定が50g以内なので、四苦八苦しながら中身を選びます。
折鶴の折り方を、イラストと簡単な英語で書いて同封しようとしたら、これが意外に難しく、果たしてわかってもらえるのかな
クイズ王でおなじみのやくみつるさんも参加してて、プランジャパンの冊子に現地レポを投稿してはるのですが、さすが漫画家、面白い。希望すれば自分の「養子」に会いに行くことも出来るんです。

この活動に関わって、貧困、干ばつ、難民、内戦、地震被害…世界のいろんな地域で子供が辛い目に合っていることがわかります。日本は相当恵まれている国だということも。
通常の寄付だと、自分の託したお金や手紙が果たして役だっているのか?漠然としていますが、こんなふうに「私の子供」がいると、リアルに世界とつながっている感じがして、とてもいいですね。
支援者同士の交流会もあるので、一度行ってみたいなあ、と思っています★
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