上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

福屋広島駅前店個展のお知らせ★

2017-12-21 | お知らせ

 水彩画 「赤い実の使者」 210×175mm 

★★★展覧会のお知らせ★★★
福屋広島駅前店6階グラフィックステーションにて、来年2018年2月8日(木)~2月21日(水)、展示会をさせて頂きます。
水彩画と銅版画ですが、11月中旬から既に店舗にて、先行展示をしてもらってます。
お近くの方はぜひお立ち寄りください。
福屋さんはこれで4度目?かなと思いますが、毎回楽しく展示会させて頂いていて、確か前回…去年の秋はサイン会日は大雨だったと記憶しています。雨ににもかかわらず沢山のお客様にお越しいただき、ホッとしました
で、翌日、安芸の宮島に参拝したら快晴だったという

今回は、サイン会は2018年2月18日(日)午後2~4時となってます。
だったらいいな!なのです。
↑「赤い実の使者」は、このあいだブログで話した「マンリョウ」がモチーフです。
(ご近所のマンリョウ)
もう広島に送ったので、店舗に飾られているかもしれません!

友達に画像見せたら、「なんで正月っぽいの?でもクリスマス向け?」とおもいっきり突っ込まれてしまいました
いや…私、冬の絵が少ないから、「冬でも夢を」が描きたかっただけなんです(と言い返した)。
なんかこう、寒いとど~んよりして心は灰色…になりがちなんて、プリプリの赤い実に命を籠めたかっただけなんす。
今現在描いている絵も、また「実」なんですが(しつこい笑)、赤ではなくサワヤカな色に★
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さかなくんカレー★

2017-12-16 | うぐいすよもやま日記
「世界一のツリー」をプロデュースした、プラントハンターの西畠さん(が関わっている?)のお店で一服しました。
ツリーから山側へ徒歩数分で行けます。
「山側」「海側」ってつい言ってしまいます。神戸の空気のなせるワザ?♪

FISH IN THE FOREST ~TOOTH TOOTHと、そら植物園のコラボ~
コンセプト…長いな。
FISH IN THE FORESTは、植物園つうか森の中で食事してるみたいで、とてもおしゃれな広々としたカフェ・レストランでした(^O^)。
お客さんが沢山いたので室内は撮影しませんでしたが、吹き抜け空間が気持ちいい。

ドリンクはセルフバーで、コーヒーも何でも飲み放題なのも嬉しい。
でも場所によっては冷た~い風が吹いてくるので、「長居はお控えください」なのかもね(笑)。いやさすが森の中なのでした。
2階のトイレに行ったらホカホカ暖かいので、テーブルに帰るのが辛かった(笑)。

正式名忘れましたが、魚介類のカレーを頼んだら、「さかなくん」が泳いできたよ。
辛かったけどダシが効いて美味しい!
ここって前もカフェだったけど、ガラリと変わりましたよね。
ハリボテ魚(すみません)といい、一時はちょっと寂れ感があったので、また賑わってて嬉しいです★
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開港記念★

2017-12-16 | うぐいすよもやま日記
神戸港は、開港150周年なんですね。
200周年の時、もう私は生きてないだろうから(笑)、しみじみ見ておかねば。
「ルミナリエくじ」を買って(ハズレ)、これも来年の開催資金になるのでしょうか★
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ルミナリエ★

2017-12-16 | うぐいすよもやま日記
メリケンパークから移動して神戸ルミナリエへ。
実は、今まで混んでるので敬遠してましたが、初めて行ってみました。
やっぱり良いものですね。デザインが素敵で。
市役所の最上階に上がって、見下ろすバージョンも、ハーバーランドまで見渡せて美しかった。
震災の時に、三宮まで代替バスにのり、市役所の下をおそるおそる歩いたことを思い出しました。FMラジオの呼び掛けたボランティアでした。
これもまた、複雑な気持ちになったものでした。

災害やまたそれに対する支援活動は、ドラマチックに語られがちですが、実際は淡々と、しらじらとしたものだと、阪神大震災の時に思ったことでした★
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世界一のツリー★

2017-12-16 | うぐいすよもやま日記
神戸メリケンパークは綺麗に整備されて、立派な公園になってました。長い間工事してたような。
「世界一のツリー」は、照明の故障とかでしばらく薄暗かったのですが、15分ほど待って復旧。歓声が上がりました。寒い!
「ツリー」というより、「木にライト当てました。色変わります」…プロジェクションマッピング?
枝がずいぶん切り落とされてるのかしら。正直、「世界一大きい」感は薄かったです。
オーナメントが何も飾られていないので、ニューヨークのツリー的な豪華なものを予想して臨むと「あれっ?」と。でもそれはそれで楽しめました。
事の顛末をツィッターで読んでしまってから行ったので、なんとも複雑な気持ちになりました。やっぱり情報は不要ね。フィルターかけて見てしまうから。

氷見の人と神戸の人が、楽しんでくれるならそれでいいのです…外部の人間は、ありがたく楽しませてもらうだけなのです★
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漫画と大ちゃん★

2017-12-13 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
この間、録画してあった「僕らは漫画で強くなった」(NHK-BS)をや~っと見れました。
テーマは「復活」。アスリートの復活物語です。

前半は、サッカー選手から転身した車椅子バスケットの京谷和幸選手と漫画「スラムダンク」。
事故で下半身麻痺になってしまったのに、未知の分野の車椅子バスケで成功した軌跡が、丁寧に描かれていました。「スラムダンク」って、人気ありますねー。誰にとっても「このページのここで泣いた」っていうのがあるんでしょうね。
京谷選手も、怪我をした際に、彼女(今の奥さん)から贈られたスラムダンク全巻が、とても励みになったそうです。
サッカー選手の時は細身だったのに、車椅子バスケの訓練を重ねると上半身が倍ぐらいに太くなったのは驚きでした。それにしても、Jリーガーとして将来を期待されていたほどの逸材だったのに、事故で歩くことすら出来なくなるなんて、絶望で叩くきのめされてしまいそうな運命です。
今は引退されて全日本車椅子バスケチームの監督に就任されたそうです。その不屈の精神に感服しますが、やはりそれもご本人の資質なんでしょうね。

後半が大輔さんで、彼はこの番組の司会つうかナビゲーターも兼ねていました。
台本棒読みだけどいいの(笑)。幼少期から世界へ駆け上がっていくまで、怪我からリハビリ、そして復活の五輪メダル…と、ファンにはお馴染みの映像が。
冒頭で、ソチ五輪シーズンのSP「バイオリンのための前奏曲」の、最初の部分が流れましたが、やはりあらためて見ても泣けます。なんて美しい滑り(踊り)なのか。
佐村河内事件でこのプログラムは、曲ごと「お蔵入り」扱いされて、大ちゃんのドキュメントでは余り使われません。でも、大輔プロの中でも私には5本の指に入るぐらいのお気に入りです。
振付の宮本賢二氏とは、大ちゃんが10代の頃から選手仲間として苦楽を共にした仲なので、彼の繊細な感性と踊りの才能を良く解ってる!傑作プロです。
そして、ロミオ&ジュリエットやラフマニノフ…が流れ、五輪の「道」が。
大ちゃんって、上手かったんだなあ…ってアホみたいですが、あらためてスケーティングの上手さに感動します。「体から音楽があふれ出るスケート」なんです。
リハビリが辛くて逃亡した話とか。しかし1週間も行方不明になって、よく警察に届け出なかったですね…。ってかあの時逃亡から戻って来なかったら、今の大輔氏は無いんだなあ。

漫画家の槇村さとるさんが、「愛のアランフェス」でフィギュアスケート・ペアの世界を描いて大ヒットしましたが、私が子供の頃ですね。今見たら、漫画の人物の足が長くって長くって笑えます(笑)。槇村さんは大輔氏のファンだとか。
「アランフェス」のあと、アイスダンスを描いた「白のファルーカ」も出して、その後槇村さんは長くフィギュア漫画を描かなくなった。
昔は、出版社のコネなどを駆使して、スケート界の裏話など取材して読者に提示出来たのに、今はインターネットで誰でも選手の日常などを知ることが出来る。大ちゃんが今日、何食べたとか(?) ステファンとデニスの師弟コンビは先生の家で同居してるとか(?)
なので、「漫画家としてのアドバンテージが無くなってしまった」ことが、フィギュア漫画を描くモチベーション低下につながったそうです。

でも、トリノ五輪の荒川さんやバンクーバーの大ちゃん、日本人選手の活躍を見て、再び描く意欲が湧いてきて、「モーメント」の連載開始。日本人少女の成長を描く物語だそうですが、私はまだ読んだことがありません。
この話を、槇村さんのアトリエで大ちゃんと対談してるのですが、「モーメント」のヒロインが演技中に「私はたった一人だ」と感じる場面が大きなコマで出てきます。
静かな晴れた海をバックに、一人で滑る少女。「無我の境地」でしょうか。余計なものが一切無く、澄み切った世界です。

「あ、この感覚。僕もなったことありますよ」と大ちゃん。
それは、ソチ五輪フリーの時ですね。自伝本でも書いてましたが、
「周りに透明のシールドというかドームのようなものがあって、その中で自分一人で滑っている感じ。観客の顔も見えているし音楽も聞こえてるけど、それはどこか遠くで、自分と隔たりがある感じ」
…そんな奇妙な感覚は初めてだったそうで、ある意味「突き抜けた」のかな。
そして「名古屋のファントム」の話も出てきます。2006年名古屋の全日本フリー「オペラ座の怪人」ですね。完璧な演技で、猛追していた織田君を一蹴。圧勝しました。
あれは見ていても、「あー全然疲れてない!」と分かる滑りで、本人も「どこまでもどこまでも滑っていける」不思議な感覚だったそうで、それはソチのフリーの「透明シールド」とはまた違うかな?
槇村さんも「ほほー」と感嘆しきりでしたが、創作家もアスリートも、「ゾーンに入る」境地は一緒なんでしょうね。、なかなか面白い組み合わせのお二人でした。

今週また放送があって、今度は「引退」がテーマだそうです。なのでまた大輔さん登場。
どんな漫画が出てくるんだろう?★
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みんな「お手上げ」それでいーのか★

2017-12-11 | 17-18コンペとショー
GPF女子の闘いを見ていて。。。
手を上げてジャンプしたら減点にしたらいかがざんしょ
。。。と思ったのは私だけでしょうか(だけでしょう)。

「両手上げジャンプ」=「リッポン・ジャンプ」とも言われます。
男子アメリカ選手のアダム・リッポンが、史上初めて両手を上げて3ルッツを跳んで以来、多くの選手が取り入れるように。
もっと言えば、「片手を上げるジャンプ」=「タノ・ジャンプ」というものがありまして。
1988年のカルガリー五輪で金メダルを獲った、同じくアメリカのブライアン・ボイタノ選手が、片手を上げて2アクセルを跳ぶのを得意にしてました。
なので、「片手上げジャンプ」は、ボイタノを略して「タノ」が付くようになりました。
伊藤みどり選手が、時々「タノ2A(ダブルアクセル)」を跳んでましたね。
ジャンプを跳ぶ時は選手は両腕をグッと胸に巻いて体を締めるので、手を上げるとバランス的に難しいのだそうです。
「タノ」も「リッポン」も、難しいワザであることはわかってます。
プログラム中に一度だけなら、「おおっ!」とアクセントが効いて良い。
けど、毎回毎回やられると…くどくて見苦しい
曲の表現上の流れで腕を上げるのならいいんですが、みんな「美しさ」無視やもんね。
「ジャンプ跳ぶ前になんか(ステップとか)やる」+「手を上げてジャンプ回る」+降りたあとすーっと流れて、すぐになんかやる(バレエジャンプとか)」=最強の加点
となりますので、みんな点稼ぎに手を上げます上げます!
ジュニアの女の子ももう、すごいですね。紀平選手もやってましたけど。
多分、今の子供達みんな、練習から手を上げてジャンプ飛んでるんだろうけど、
美しくないじゃん。
手を上げて、4回転跳んで、後半にジャンプ固め打ちで跳んで(演技後半に飛ぶジャンプは点が高くなります)…そうすればチャンピオンになれる。
女子で優勝したザギトワ選手はわずか15歳ですが、3アクセルや4回転こそ無いものの、「点を取るための最大限の戦略を練る」構成で成功させ、見事優勝しました。
でもね~。なんかね~。
それは「感動」とは程遠いですよ。。。正直言って。
身のこなしも美しいし全てがよく出来てるのは解るんだけど、「それはフィギュアじゃないでしょ」って言いたくなるんです。

オズモンドやコストナーや、そして日本の両選手の演技は、「フィギュアスケート」って感じがするんですよ。
どうしたらいいのかね このままじゃ女子はみーんな、ロシアの少女達みたいな「点稼ぎスタイル」になってしまう。
スポーツだから点稼いでナンボで、それで正しいです。でも私は嫌です(笑)。
ああジレンマ。ジレンマ。「美」にもっと点を。そういうルールを★
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ということで赤い実を★

2017-12-09 | 17-18コンペとショー
…水彩で「赤い実」を描いてます。出来上がりは…後に。来年2月の広島個展に出品します。

グランプリファイナル、男子面白かったですね(^O^)
ショートはみんなミス少なかったけど、フリーは出入りの激しいスケートになりました。
バーディー、ボギー、池ポチャ、イーグル、なんでもあり、みたいな(笑)。
多種4回転時代をひた走る若手組と、4回転に頼らず芸術性・個性を磨く組。
その中にあって、マイペースを貫くセルゲイ・ボロノフ30歳(!)が、独自のカラーを放っていました。
多分、女子のコストナーと並んで、30歳でファイナルに進出する選手は、今後当分出ないように思います。
いちフィギュアファンの体感覚として、それは「70歳でフルマラソン!」に匹敵します(個人の意見です)。すごいね!

私はネイサン・チェンのショート「ネメシス」が好き過ぎます。色っぽい!なんてカッコいい身のこなし!
対してフリーは、4回転に忙しくてプログラムの美しさがちょっと損なわれているような…ネイサンならもっと踊れるはずなんですが。
バレエファンならお馴染み「春の祭典」の、ノイマイヤー的ベジャール的な振付が出てくるところ、もっともっと見ていたい。
でもネイサン、きっと今は「お試し」段階で、全米ではオリンピック本番仕様のジャンプ構成にしてきそう。
インタビューの超早口な受け応えと渋い低音ボイスがクレバー感を醸し出しているのも、良い!(笑)

昌麿くんは地元凱旋で、体調も絶好調。とにかく楽しそうで良かったです。
だんだん、表現する余裕も出来てきて、オリンピックはやってくれるんじゃないかな〜。
やっぱり金メダル候補なのは間違いない!

コリヤダ君がPCS高値安定になってきて、体さえ大丈夫なら、オリンピックはメダル獲れるのでは…と思っています。
ジャンプと表現のバランスの良さが、フリーではネイサンより光ってましたよね。とてもスケーティングが軽やかで、洗練されてきました。

それにしても、コリヤダ君の「ロシアは制裁を受けて当たり前。僕はロシア選手団として五輪に出る気はない」…という発言が、「日本語翻訳ミス」として、今日訂正された文章が新聞に載っていましたが、ずいぶんと意味が違います。
訂正された方は…メドベージェワが公に発言したような内容。優等生的というか?
そんな翻訳間違いってあり得ないから、きっとロシアの偉い人達から「厳重注意」が出たんだろうなあ。。。★
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赤い実は元気をくれる★

2017-12-07 | うぐいすよもやま日記
この時期、赤い実をつけた木々をよく見かけますが、いつも一瞬「千両?万両?」って混乱します。
こういう時、母に聞いたら一発でわかるんだけどな〜(;^_^A

ググってみたら、「実が下向き」だからこれはマンリョウなのでしょうか。
赤い実が好きでよく描きますが、何か元気が出るような気がします。
こんなに魅力的だから、鳥たちは赤い実を食べて、遠いところに飛んでいってフンをして…結果的に種がまた土に落ちて、見事、子孫繁栄?
なんて上手い戦略なんだろう(笑)。
でも、最初は赤い実じゃなかったのかもしれません。
最初は黒い実で、誰も食べてくれないから、「こりゃいかん!」ってことで赤く艶々した丸い実に進化していったのかも。
勝手な妄想ですが、赤い実の絵を描いていると、じゅわーっと幸せを感じるのは確かです。
進化してくれて良かった(笑)★
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「雪の風」★

2017-12-05 | うぐいすよもやま日記
「雪列車」のヒントになった夢二の「雪の風」のポストカードです。
もうかなり前に、東京の竹久夢二美術館に行ったときに、買ったものでしょうか。
根津の美術館は確か東大の門が近くにあって、夢のように静かで、レトロな界隈に酔いしれました。

これは、大正13年12月号の「婦人グラフ」の表紙、と書いてあります。
夢二の絵は洋装もあるにはあるけど、圧倒的に着物が多いので、この絵は印象に残ってました。
あたたかく首を包んでいるのは…今ならさしづめ「スヌード」ですよね(笑)。
手袋に帽子に髪型に…貴婦人の装いが、シックな画面に美しく映えてる。
ほんの少しの色彩しか使ってないのに、雪の日の風の冷たさまで伝わってきます。
「今、まさに手袋のボタンをはめようとしています」という、繊細な手元の表現が好き。
夢二の絵は、「指」の描き方が素晴らしくて、ホントに女の人をよく見てるな〜って感心させられます★
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雪列車★

2017-12-02 | うぐいすとお仕事

「雪列車」 銅版画 一版手彩色 170×125mm

「猫とお嬢さん」のシリーズの「冬」編です。
「旅のしたく」で新しい道に踏み出したお嬢さんは、都会に出ました。
はなやかな街で働いてすっかりお洒落ないでたちに。
椿の大柄の羽織に、上質な毛糸のショール。帽子に手袋、ビーズのハンドバッグ。
髪もボブカットにして、流行りの「モダンガール」の出来上がりです!

ところが故郷から手紙が来て、汽車で帰省することになりました。
夕暮れて雪が降り出し、窓の外はどんどん荒涼とした田舎の風景になっていきます。
車内の広告に描かれたワインで乾杯する男女は、彼女の心情を暗示しているのか。。。(って感じにしたかった)
来た手紙を読み返しながら、物思いにふけるお嬢さんを、不思議そうに見つめる相棒の(?)猫。
いや相棒なのか行きずりの猫なのかわかりませんが。
手紙の内容は。。。なんなのでしょう。

最初、紫色バージョンで刷っていたのですが(「ボク旅展」ではそれで出していました)、やっぱり思い直して「小豆色バージョン」にして販売始めました。
ページワンさん楽天ネットショップは終了しましたが、店舗では引き続き販売中です。

昔の「汽車」の車内って、うっすら覚えてますよ。
椅子が木製(?)で座面が硬いし、窓も固くてなかなか開かないから、前の席のおっちゃん「えいしょっ」って開けてくれたりしました。
ウチの家も、田舎に行く「ガタゴト列車」でしたから、だんだん風景が町から田舎っぽくなっていくのが、なつかしくもあり寂しくもあり★
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