上砂理佳のうぐいす日記

横尾忠則氏の件、ちょっと笑ってしまった。いまどきこんな「お大名」の方がいるのね★

今年もあと数時間…

2005-12-31 | うぐいすよもやま日記
ブログを始めてから丸一年…結局、ほとんどスケートの話やんか、って。私個人のお楽しみだからもういいの。今年も、年越しジャニーズを又見てしまうのだろうか。ヒガシの還暦まで続いたら恐いな。では良いお年を~!
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歴史的全日本女子?

2005-12-29 | 05-06 コンペとショー
全日本女子のTV放映はフジの年間最高視聴率だったそうですが…それよりも何よりも、ファイナルの時も驚いたけど、「代々木」が天井まで観客でビッシリ埋まってるあの光景って。すごいですねえ。
男子の時に帰っちゃう人も多いと思うけど、やはり層の厚みがどうしても女子のほうが充実してて、見応えアリなのは否めないか…最終グループ6人が全員GPシリーズで表彰台に乗ってる、って地球上でJAPANだけよ。でもこれから男子もわかんないわ。
女子に続き、来たれ!日本男子黄金時代!

女子は、真央ちゃんの3アクセル2回(史上初なの!?)とか、恩ちゃんの見事なリベンジとか、舞ちゃんの華麗なる舞い(シャレ?)、とか色々ありましたが、私的にはやはりベテラン2人の素晴しい演技が心に残ります。なんというのか「これぞフィギュアスケート」。格が違うという感じ。
★静香ちゃん
 GPシリーズでいまひとつノリきれてなかったのは、やはりタラソワさんの構成
 による「密度高すぎ」のPGによるものか。確かに素晴しいPGなんだけど、息
 つく間もなく「こなさなきゃ、こなさなきゃ」で、気持ちを込める隙間が無い
 ようだった。
 今、またモロゾフのところへ行って改良を相談してるということで、そのほうが
 良いのかも(曲はこのままが良いな~)。
 タラソワさんはその経験値で素晴しい指導をなさるとは思えど、はっきり言って
 もうこの新採点法時代にチャンピオンを輩出するのは、無理かもしれない。
 去年からのタラソワ製PGを、色んな選手で見るにつけ、そう思う。
 今回のフリーはミスはあれど伸び伸びとしてて、静香ちゃん本来のダイナミック
 な魅力がくっきり。スパイラルが滑らかで大きく素晴しい。やはり一回りスケー
 ルが違うのよ。それに「お客さんと一緒に楽しもう」という姿勢が見える。もう
 プロに近いのかなあ。残り少ない日々、静香ちゃんの演技で感動したいー。
★恩ちゃん
 PGを変えてきて…これもモロゾフ?なんかもう、モロゾフって「駆け込み寺」
 状態だ。前のジェルソミーナで良いのではないか、と思ってたけど、私はこれを
 見てはっきりわかったような気がする。恩ちゃんは「こーゆーの」が滑りたかっ
 たのね?可愛く溌剌と、でも女らしく…と周囲が無理に「型」にハメようとする
 のがいけなかったのね。
 このドラマチックで男性的とも言えるPG。「押して押して」いくでしょ。
 このほうが得意の高いジャンプをバクハツさせるにはピッタリ。
 選手それぞれで「ここに命かけてます」というポイントがあるのだが…真央ちゃ
 んなら3アクセルを成功させること。章枝ちゃんなら、観客に思いが伝わるよう
 に。恩ちゃんはキレのいいジャンプを次々決めることに、「命かけてる」ポイン
 トがあるのだった。
 今日は動きのキレが素晴しくスピンもいい。なんかソルトレイク前後の時代を思
 い出してしまった。演技後の感涙のポーズが、今季一番、私には清々しいもので
 した。
★真央ちゃん
 正直いって、GPFの時のあの「歴史的な瞬間」みたいなオーラは感じなかった
 (それは私がナマ観戦してないからでしょうか)。
 3アクセルを2度入れるのは素晴しい挑戦だけど、みどりちゃんの全盛期を見て
 る私にとって、それはまた別の感触だ。みどりちゃん、PGの後半で3アクセル
 +3トゥを跳んでましたんよ。完璧に。公式練習の映像だったけど。
 やっぱアレを見てしまうと、「アクセル2回」と言われても決して驚愕したり
 しないのだった。
 でもしかし、今の勢いと充実度は素晴しい。確かに今、このノリで五輪へ流れて
 行ったら、長野のタラちゃんみたいに金メダルかもしれない。
 でも4年後に、今以上に質の高いスケートを滑れるように成長している方が、
 よっぽど「偉大」だと思うが。
 PCSは、TESにつられて上がる傾向がファイナルの頃から見えてきたので、
 あのように高いのだと思います。でもでも、とにかく可愛いね。
 真央ちゃんファンの方は「くるみ割り」のバレエのほうも是非見てください。
 随所にバレエの振付のニュアンスが盛り込まれていて、楽しいです。
 それに何より、真央ちゃんがクララそのものだもんね。変に背伸びせず、年齢に
 合った等身大のPG作りも、今季の大成功の大きな要因。
★中野さん
 “ゆかりん”として定着した中野さんですが、今季はずっとジャンプが安定して
 て、そのせいで他の要素も安心して楽しめる。
 滑りがなめらかになって、顔の表情も良くなってきたのが最大の成長。嬉しい。
 ただこのフリー「ドン・キホーテ」のPGは、かえって損をしてるような気が
 するのですが。クラシック王道で、過去に素晴しい「ドン・キ」を踊ってきた
 先輩がゴマンといるので、よっぽど先鋭的なものを打ち出していかないと、国際
 舞台でPCS7点台の壁をブチ破るのは、ちょっと難しいかもしれない(それ
 に、何故衣装がピンクなのだろう?ドルネシア姫なんだろけど、音楽と合って
 ないのも疑問。やはり、オーソドックスですが、ここは赤と黒の“おきゃんな”
 キトリ衣装であってほしかった)。
 「ドン・キ」私的にはやはり、サラ・ヒューズですわ。あのポジションの美しさ
 は、バレエとフィギュアの見事な融合でした!
 ともあれ、地道に頑張ってきた彼女が初めて世界選手権に行けることになったの
 は、本当に喜ばしいのヒトコト(偉そうですが)。祝!
★美姫ちゃん
 曲を変更すること、ついに決意したのかしら。
 紅白審査員といい、どうして彼女を消耗させることばかり周囲はやってしまうの
 だろう。「フィギュア広告塔」みたいな過剰な重荷を背負わせて、どんどんすり 減っているような気がしてならない。
 そんな気の毒な目で見るからか、SPもフリーも私には、はかない哀愁(という
 か苦悩)が感じられて、思わずニギリコブシで応援してしまうのでした。
 美姫ちゃんも「ジャンプに命かけたい」タイプだと思うので、やはり、跳びやす
 いPG・音楽に変えたほうがいいのかも。でもそれはもうちょっと早い段階で決
 意すべきでなかったのかな~。
 この「マイ・ファニー…」そのものは悪くない。素敵なPGなのよね…。
 私なら由希奈ちゃんに滑ってもらうかな(?)
 これ以上、消耗しないように。雑音だらけのウルサイ日本を離れて、コーチが
 ずっとアメリカで守っていてくれたら…と思いますが、どうか。
★章枝ちゃん
 大ちゃんとカブるラフマニノフなんですが、やはりこの曲って、滑りにスピード
 のある選手が滑ってこそ、生き生きしますよね(いや旋律は陰鬱なんだけど)。
 モタついてる人は駄目なのよ~。しゅわーっと滑らなきゃ。
 もうほとんど五輪は無理か!?と70%くらい、私は思ってて…でも「崖っぷち
 のすぐりん」はやはり強い。ほんまにスゴイ。
 ジャンプをミスしない!という気迫と冷静さがうまくコントロールされているの
 は、やはり今までの経験値の大きさのタマモノか。人間、いろんな経験しないと
 駄目だね~と思いしらされるのでした。
 すぐりんのスケートは「ジャンプ跳びました、ホラ」「うまいでしょ、ホラ」と
 いうタイプでなく、「私は滑るぞ!これが私だ!」という意志が伝わってくるの
 で、最高潮の時は観客全員を味方につけて、大きな「うねり」を起こすことが出
 来る。エモーショナルな演技者の典型だ。
 評価が分かれるかもしれないけど、私は非常に「人間的」なこの章枝ちゃんの滑
 りが好き(あ、五輪本番はまた衣装が変わるかな?これもとても好き)。

EX、地上波は本田君もヤグもカットだったんですねえ。なんちゅうこと!ドリカムがカットかと思ってた…。お二方とも同期の桜。この全日本&MOIは、感慨深いものがあったことでしょうね。
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全日本男子 その2

2005-12-27 | 05-06 コンペとショー
★本田くん
 日本フィギュア界を10年近くも牽引してきた本田君の最後の全日本を、殆ど
 無視するマスコミ。いいかげんにしなさい。敬意を払う、ということを知らん
 のか。あんだけ「メダル、メダル」と騒いでおいて!
 SPではジャンプの2ミスが響き、7位で迎えたフリー「トスカ」。
 泣かずにはおれません。全身全霊で滑る姿はソルトレイクの「アランフェス」を
 思い起こさせる。苦悩する姿。訴える姿。そして羽ばたく姿。
 ドラマチックで重厚なまさに大人の表現力。冒頭の4回転は惜しくも手をついて
 しまったけど、あの「本田の4回転」だ。もうここで泣けてしまう。
 アクセルが抜け、フリップが…と、ジャンプミスはあれど、N杯よりずっと良い
 出来でした。いやもうジャンプ云々を言うのは意味が無い。
 最後のステップで大拍手。今までの全てが、万感の思いでよみがえる…初優勝
 した14歳の演技、長野の泣き虫フリー、ターニングポイントになった「仮面の
 男」、「アランフェス」、「ワルシャワ」、「ドンキホーテ」…エトセトラ。
 両手を突き上げて「終わった!」と、最後のポーズをとる本田君に万雷の拍手と
 花束が降る。こうやって書いてても泣けてしまうわ。
 ダグ・リーと固く抱き合い、総合5位。すごーく爽やかな表情でした。
 この後、四大陸選手権へ派遣が決まり、これが本当の最後の試合になるのかな。
 応援しますよ。最後に優勝してほしい。そして「引退セレモニー」を、シーズン
 末に是非、やってほしい。
★織田くん
 初優勝もじゅうぶん可能な位置につけ、でもいつもの笑顔でリンクに出ていく。
 この緊迫した状況でやはり肝が据わっているというか。立派です。
 問題になった冒頭の3-3-3ですが、私にはやはり3ループを回っているよう
 に見える(足元で)。結局ここを3-3-2でおりておけば、最後の3ルッツは
 カウントに入り、問題なかったということ(?)
 でも、勝負に出たわけだからここはそのガッツを買いたい。
 大きく転倒してどこか痛めなかったのかしら…という心配をヨソに、めげること
 なくトレードマークの柔らかいジャンプを跳んでいく。「巻き返しの織田・強心
 臓の織田」はすっかり定着しそうだ。あとのジャンプは危なげなく、最後の3ル
 ッツは体力的にも一番苦しいところなのに確実に。
 「攻めて攻めて」いく姿勢は、やはりお客さんにも伝わる。手拍子に支えられ、
 ストレートラインステップを終え、ラストのスピンでバランスを崩すも持ちこた
 える。
 後半のスタミナ切れはやはり気になるけれど、本当に懸命に滑るその姿から気迫
 が伝わってくる。「座等市」は、これ欧米の方から見たら「ジャパニーズ・スパ
 イ」=「ニンジャ」なイメージでしょうな。やはり良く出来たPGだ~。
 演技終了後、やや浮かない表情だったけど、なんか一戦ごとに「大人の競技者」
 になっていく様子がドラマチックですごい。とにかくやるべき事はやって、キス
 クラへ。バーケル氏は微妙な表情。空気が緊迫する。点数が出た!…一転、安堵
 の表情でいつもの笑顔が戻る。この時点でパーソナルベスト点(?)。
 彼の持ち味はじゅうぶんに出ていたフリーでした。歓声の中を満足気に引き上げ
 る織田君。うわー。なんかもう貫禄だ。
★大ちゃん
 SPの痛恨のミスで織田君に5点の差をつけられ、もはや「崖っぷち」。
 全日本2位でも、五輪代表に一番近い位置にはとどまれるけど、やはりチャン
 ピオンとして行かないと、本人も周囲も納得できないだろうと思う。
 そんな状況下でどうするのか。「男」になれるのか、あるいは「ヘタレくん」の
 ままなのか。ある意味、人生のターニングポイントとも言えるこの大事な大事な
 フリー。さあ…。
 名前がコールされると大歓声。ほんま、今年はブレイクしました(?)。
 ゆ~っくりとリンクを半周し、「自分で小さい拍手」をパンパンッとやって出て
 いった。あ!世界Jrの決勝の時とおんなじ仕草だ!つうことはリラックスして
 るから大丈夫なのか。
 冒頭の4回転は、ウォームアップでは綺麗に降りていたらしいのに、惜しくも
 3トゥ認定でステップアウト。でも転倒はしていない。めげるな!
 3アクセル+3トゥ綺麗に降りる。次の3ルッツ+3トゥはセカンドジャンプが
 2回転…で「あれ?」と思えど、失敗した4回転を「3回転」と審判に取られる
 と、ここで3トゥでは「3つ目の同種ジャンプを跳びノーカウント」になると
 思ったのでしょうか。なるほど。こんな事考えなから滑っていくって、新採点法
 ってイヤだなあ。うーん。
 今日はスピン、ステップ、滑り…すべてがキレ良くスピードもある。
 音楽にノッていて、唄ってる、唄ってる、のよ。スケアメの時以上!
 中盤の見せ場、3アクセルが本当に勿体無かったけど、あそこを2アクセルに
 しておけば…くくく。でも「たら」「れば」は無いのよね。勝負には。
 しかし3ループ、も一度3ルッツ、3フリップ…とスピードが落ちない中を、
 高く軽く跳んでいく。最後のジャンプの3サルコウに2トゥをくっつけて意地を
 見せ、さあ得意のステップだ。もう、私はこの時点でずわーんと感極まって涙が
 溢れ出る。
 大拍手の中をステップで進んでいく大ちゃんのストレートラインは、タイプは
 違えど、ヤグディンを彷彿とさせる。
 ラフマニノフの、悲愴なまでに美しい盛り上がりに併せて加速していく、この
 後半が私はゾクゾクするほど好き。気持ちを爆発させて、観客と一体になって
 滑る滑る。やはりここは、大ちゃんの真骨頂!
 去年までもだいぶ出来てたんだけど、今年はパワーがついたことで「グッ」と
 前面に演技が押し出せるようになった。ラストの変形スピンもすごい軸と加速。
 あー。この最高潮のフィニッシュを五輪で見せてくれ。祈るわ。神様に。
 大歓声のスタオベの中、ペコンと頭を片手で叩く。「あー。ミスしちゃった!」
 という意味でしょうか。
 でも今日は素晴しかったよ。入魂よ。「音楽の化身」みたいに滑ってたわ。
 フリー前に長光コーチに「余り考えすぎず、音楽を感じるままに滑ってごらん」
 とアドバイスされたそうですが、まさにまさに。大ちゃんは、突き詰めすぎると
 駄目なのだ。リラックスして「本能のままに」滑ってるのが一番!
 試合だから難しいけど、その辺の気持ちのコントロールが、今後、勝つための
 最大のポイントかも。
 満足気にキス&クラへ。大ちゃんがリンク上がって、花束を託した男性、あれ
 はもしや竹内洋輔くんでしょうか。あれれ。今は役員として活動してるの?それ
 ともコーチ?ヤマト君のコーチ姿といい、OBの姿も嬉しい。
 舞台裏でガッシと腕を組み、モニターを真正面から見てる織田君も映る。
 なんか二人ともリンク外で仲良くじゃれあってる時は「お子ちゃまっぽい~」と
 思ってたのに、すっかり「闘う男」ではないか。しびれるわ。
 電光掲示板が表示されるまで、大ちゃんは余裕が感じられた。
 そりゃこの出来なら「逆転で勝った」と思うのではないだろか。普通。
 ただ2ミスがどの程度響くのか不安…とTESはまあまあ、PCSは高得点。
 が、「順位 2」と出た瞬間、両手で顔を覆ってしまう。
 私は最初この映像を見た時は「負けちゃったんだね」と結果を知ってたので、
 なおさらのこと胸がつまった。3点差…SPで失敗しなければ、の点差。
 FSは1位。でも負けた。負けたのだった。
 長光コーチが「よくやった。頑張ったよ」と、懸命に背中をなでて慰める。
 まだしばし呆然とするも、「先輩」としてここで涙をさらす訳にはいかないの
 だった。ググッとこらえて席を立つ。
 楽屋裏の織田君は歓喜の表情でコーチと抱き合う。
★中庭くん
 最終滑走は「健ちゃん」。
 王子・健ちゃんも24歳。GP大会に出てほしい。寂しいわ。
 振付をD・ウィルソンに変えてからは、ノーマルな滑りからぐっと個性派に
 なった。昨年と同様の「指環」ですがかなり衣装も凝って、マイム(演技力)も
 抜群。ベテランさんの味がある。
 4回転トゥはSPに続き成功。今大会、唯一の「クリーン4回転成功者」として
 讃えられるべきですか。あとのジャンプがいまひとつだったけど、最後まで滑り
 ぬきました。
 四大陸派遣が決まったので、織田君、本田君、と3人でまた「3枠」をお願いし
 ましょう(あ、健ちゃん、短くてスマン)。

…と、男子も存分に見応えが。無視するTV、本当に情けない。特に大ちゃんと織田君の一騎打ちは、昔々の「五十嵐VS松村」の全日本王者争いをホーフツとさせましたわ。いやそれを越えてたか。はるかに。
結局、大ちゃんは五輪へ。織田君は世界選手権へ。それぞれ1枚ずつ切符、ということで、連盟側は丸くおさめようとしてるのだろうか(私にはそう思える)。
采配のバランス的には良いな、と思うけど、そして織田君もこれでまたはりきってくれる、と思うけど。もちろんしこりは残る。女子も男子も素晴しかっただけに。
選手の演技の「キラキラした宝石」を、大事に脳内記憶ビデオに保存して、この腹立ちをおさえるしかないのか…。
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全日本男子 その1

2005-12-27 | 05-06 コンペとショー
ワイドショーでは相変わらず的外れなフィギュア報道ばかり。「真央ちゃん」と「ミキティ」しか知らないコメンテーターがしたり顔で「オリンピックでは、5回転跳んじゃえば金メダルだよ~。あははー」なんつってる。

男子の採点ミス問題は何故、責任者が辞表を出さないのかも不思議。マスコミ向けの謝罪会見だけで、最終日に会場で選手・観客に説明や謝罪がなかったというのも不思議。CSの男子フリー再放送では、前日の中継放送と全く同じ編集内容を流し、織田君の得点が出る場面以降、「その後、優勝者が入れ替わりました。云々…」というテロップを貼り付けただけ。「テロップ流しときゃいい」という安易な発想。寒くなる。
日本スケ連には、抗議メールが殺到してるらしいけど当たり前だって。とにかく私が欲しいのは「心からのお詫び」だ。

…立ち直って、男子フリーの感想を。
なんたって関西のTVは男子を「まるきり無視」である。本田君が全盛期の頃はまだしも、近年は「全日本」そのものの放映が無かった時も多い。CSも「うーん」な点は多々あれど、とりあえず下位の選手もノーカットで映してくれた所は○。今回、素晴しいな~!と個人的に思った人を。
★小塚くん
 フリー初見参で、私的に楽しみにしていた小塚くん。
 SPは失敗したものの素晴しいFS。とにかく「基礎があるので、きっちり全て
 が“さわやかに”出来る」という印象。
 16歳にしては鮮やかなステップワークや確実なジャンプ。癖の無いスケーティ
 ング。高い3アクセルも2個入って、満面に笑みでした。
 PGが速いピアノ曲で、これに併せてテンションを落とさず滑るのは大変だと
 思う。あとは芸術表現が出来てきたら…いや、この人はまさに「大器」よ。
 サラブレッドとかそんな呼称はいらないわ。世界ジュニアでは、ウスペンとの
 対決が楽しみ。観客も大拍手。
★柴田くん
 「和製ウィアー」の呼名に恥じない、しなやか+柔らかな柴田くん。
 うーん。確かにジョニー的!? タッキーばりの綺麗な瓜実(うりざね)顔と、
 細い体に華やかなコスチューム。ジャンプはループ系が得意みたいだけど、
 やや不調。「マラゲーニャ」なのでもうすこし覇気と速さが欲しい。
 今後、彼は王子様なビジュアルでガンガン売り出していくべきでしょうね。
 華麗なビールマンスピンも素敵。キス&クラでのナイーブな表情も可愛い^^
 柴田ファンが多いのも頷ける~。いや有難う。
★無良くん
 お父さん(元日本代表選手の無良隆志氏)が、ずっとコーチしてるのかと思い
 きや、重松さんなんですか。この端正な紳士は誰かと思ったー!なつかしい。
 でも親子でいつも一緒より、そのほうがいいのかも。
 14歳で全日本出場ですが、背が伸びて着実に成長してる~。そして、本田君の
 滑りに似てる!滑りやジャンプとか全てが・・・お父さんはダイナミックな男気
 系の滑りであったと記憶してますが、御子息は余り似てないかな。表現力もなか
 なか秘めてそうで、良い振付家に今後出会ったら大飛躍しそう。
 この人も基礎があるだけに見てて引き込まれます。キス&クラの無邪気な表情が
 ナントモ可愛らしい~。
★神崎さん
 濱田コーチと新コーチ・ヤマト君が見守る「京大のヨン様」こと神崎さんを
 やっと拝めました。あああ~端正で正確な滑り。しかしこの黒いマントは…オペ
 ラ座の怪人の表現なんだけど、いかがなものか(でも面白い)。
 この日はジャンプ不調でつらかったけど、今後も見たい一人になりました。
 「大人」のプログラムに期待。
★南里くん
 シニアに上がった南里君は、髪にパーマをあてた?イメチェンかしら。柔らかい
 雰囲気。滑りそのものは、少々体が固めでストイコ的なんだけど、この人はもっ
 ともっと出来るような気が。兵隊さんの衣装が堅苦しく思えたるのかな。
 スピードに欠けジャンプもいまひとつ。来季に期待。
★大上くん
 大ちゃんの高校の後輩にあたる(だよね?)倉敷出身の大上くん。確かジュニア
 最後の年ですよね。コーチが以前に宮本さんと組んでたアイスダンス選手の有川
 さんに代わって…とWFSで読んでたけど、抱き合って喜ぶ姿が嬉しい。
 初出場で最終組!総合6位!良い出来でした~いや、あのアブトが五輪で滑って
 たラフマニノフのピアノ協奏曲なんですよ(大ちゃんは2番だけど彼は3番)。
 アブトの感動的なフリー思い出しちゃった~。滑りは大ちゃんに似てる部分も
 あるのかな。音楽的な流麗な身のこなしで、ジャンプも「大丈夫かなー」と
 思えど不思議に(?)おりてしまう。なんかマジカルな人だわ。いや今後も
 期待。
(つづく)
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闘いすんで

2005-12-26 | 05-06 コンペとショー
五輪・ワールド・四大陸の代表も一応、落ち着くところに落ち着いた(?)

全日本、女子は章枝ちゃんが見事優勝。素晴しいスピード感で、お客さんを完全に味方につけてましたね。素晴しかった~。
男子・女子とも1位が「ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第2番」(構成もほとんど同じ)という、珍しい現象。女子の闘いっぷりはハイテンションで、本当に見応えがありあり。やはり五輪イヤーは、皆最高に仕上げてくるからPGも技術も素晴しい。

全日本男子は「採点集計ミス」の事件ばかりマスコミ報道されて、肝心の選手の闘いの素晴しさについては、記述が殆ど無い。
ソルトレイク五輪でも、ジャッジ不正疑惑事件のせいで、ペア選手のフリー演技の感動は置き去りにされたままだった。私は悲しい。
毎年逐一見てるわけではないけれど(そもそも関西のTV局は近年、男子をカケラも映さない)、今年はCSで見れました。ジュニアの選手も含めて実に面白かった~。感動してしまった。うーん。
あれから藤森さんの謝罪の言葉は載ってたけど、減点を見落とした城田さんは結局コメントなしなんかしら。やりなおしの表彰式の写真は、全員表情が固まっていて、つらいものがありました。3位に健闘した中庭健ちゃんまでとばっちり(?)ああ。ああ。
…と、悲しい事件はいったん脇に置いといて(そうしないと腹立つばかり)、演技の話を次は書こ。
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全日本男子は大変なことに

2005-12-24 | 05-06 コンペとショー
大ちゃん、フリーは1位だったけど総合で3点及ばず2位かあ~、と知る。
まま…双方「攻めの演技」だったみたいだし、怒涛のラフマニノフだったみたいだし、もうあとは(五輪切符は)運を天にまかせるかあ。…とかなり自分で自分を慰めモードにした矢先。
「集計ミスで順位入れ替わり」のニュースを知る。なんちゅうこと。
表彰式も終わってるのに!?
織田君がかわいそうすぎる。でも大ちゃんが悪い訳でなし。
なんでー?????こんなんアリ?????
こんなミス、五輪や世選でやったらもう国際問題よ。
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ここで全日本

2005-12-24 | 05-06 コンペとショー
GPFの回顧をノンビリやってたら、もう全日本。
なので中断して男子SP…なんだけど、今日も仕事が終わらず(おまけに風邪気味)友人の連絡で順位と概要を知る(ビデオまだ見てない)。

織田君、大ちゃん、中庭君、南里君、梅谷君、大上君…の順ときて、本田君は7位ですか。小塚君が上がってくると予想してたので意外。中庭の健ちゃんは大健闘!?(あ、でも去年も表彰台だったんだ)
織田君はパーフェクトだったのね。素晴しい!大ちゃんはなななんとアクセルがパンク(泣)。ウォームアップでアクセルの調子が悪く不安になって、踏み切りでミス、とインタビューにあります。でも動きは良かったそうで…うーん。織田君と5点差か。ひっくり返せるかな。
本田君は4回転に挑んだと。素晴しい。なんだかんだ言って、本田君のラストランなんですよ。五輪がどうのこうのではなく、本田君に有終の美を飾って欲しいのも私の本音。今日はミスで点が低かったみたいだけど、フリー頑張ってほしい。本田君はきっともう一度、4回転跳んでくるよ。もう「最後」に跳びたいんだと思う。跳んでくれ!
大ちゃんと織田君ってほんと、シーソーゲームみたい…。大ちゃんはスケアメのような入魂の演技が出来れば、ジャンプが多少ミスしても逆転充分可能。あのときもSPでアクセル転倒して、フリーが素晴しかった…となれば順序的に…いやいや、わかんないけどとにかく「ヘタレないで」!
織田君は3-3-3跳んでくるでしょう。ファイナルでは抜けたから「今度こそ!」と。またあの大泣きが見られるか?彼は大崩れしないところが強い所。これは~。来るかも初優勝。
トリノ五輪代表選考ポイントは、織田君が1位で大ちゃん2位なら、大ちゃんに軍配。織田君1位で大ちゃんが3位なら織田君に軍配…と、前季からの持ち点差でこうなっとります。でも、大ちゃん、勝ってトリノに行かなくてはね。私はとにかく二人ともに良い演技をしてほしい。大ちゃん、美しいラフマニノフを魅せてくれ。周りは気にせず、自分の演技に没頭するのよ。
(しかし、全日本ってリザルト更新がなんでこんなに遅いの!?ISUとえらい違いだー)
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GPF回顧2 ムンクの叫び

2005-12-23 | 05-06 コンペとショー
おっちゃんの読むよなスポーツ新聞、ホテルのロビーでみっけ。どうしてスポーツ紙は皆「ランビール」と書くのだろうか。サッ○ロビールじゃないんだから。
さてビール青年がトップを走る男子。やはり4回転を持つのは強い。スピンを持つのは強い。武器をいくつも持つ者は強いのね。プルさんなんか幾つ持ってるだろ?

★男子FS
客席から下のほ~を覗き込むと、あああ。なんと長い足のスリムな巨人が。エマさんの青い(紫青)あの「ずぼん」だ。明るい金髪のジェフはすぐわかる。ランビエールはいつも肩パッドが入っているように思えるのだが(ちゃう?)。貫禄なガイジンさんたち。大ちゃんどこにいるのー。あ、JAPANジャケを着てる。さてウォームアップだ。
最初は皆、ただリンクを走って体をあっためてる。2分くらいしてから、各自のジャンプ確認がスタート。
大ちゃん、今日は滑りにスピードがあって、ジャンプも軽く高い。アクセルも綺麗。N杯の時の「不安な予感」とはうってかわったナチュラルな様子で私は嬉しい。でもこの人は「大ちゃんコースター」なんだよ…ジェットコースターね。本番は…はて。
ジェフは、最初のほうは良かったんだけど、どうも3回転に苦労してる。K嬢が不安に見守るが、私は「大コケは無い」と見る。ジェフも成長なさったからね。
ランビは4回転をばっちり。エマさんもばっちり。エマの4回転は綺麗だ。軸が細くて端正で、ある意味理想的。はー。今日は入るのかな。
織田君は、アップ中3アクセルの確認に余念がない。やや着氷が乱れる場面もあるけど、SP時よりは落ち着いてるかな。今日は、宣言してた3-3-3を跳ぶ?
大ちゃんが最後に4トゥを試す。おお、今日は跳ぶかしら…着氷はきっちり2フット。でもま、両足でも降りてくれたらそれでいいのよ。と思っていたら6分間が終了。
★まさかのトップ滑走・エマニュエル・サンデュー
 いつものパターンではここで「スーパー大逆転エマ」なんだが…と、多くの
 フィギュアファンは思っていたはず。
 最初の大きな4回転は、タイミング合わず2回転に。会場、大きなタメ息が
 漏れる。本番に弱いのかな~くすん。
 3アクセルは1個にとどまり、あとは無難にこなす。でもエマはもうジャンプ
 や点数が云々…言うより、独自の不思議ワールドで魅了してくれたらそれで
 いいわ。この前衛なプログラム、音楽が私好みでオモシロ美しい。振付も人を
 喰ったようなキテレツなポーズ。途中の「ペンギン小走り」みたいなの好き。
 フィニッシュのお顔もね(^^)。こんなPGやれる人、他にいますか?いま
 せんわ。
 もはや、芸術家・舞台人としての「第2の人生」へ走り出しているかのような
 気さえするエマ。五輪でメダル取って転身?取れるでしょうか。いやその前に、
 五輪ではSPで最終グループに入れるでしょうか。そこが問題だ。
 キス&クラの憔悴しきった顔がかわいそう。でも、花束もよく飛んでたよ。
★信長末裔・織田君
 彼はこのGPFで一気に勝負に出たんだと思う。N杯優勝で上昇気流に完全に
 乗った!ここで3アクセル-3トゥ-3ループの大技をキメたら、これは、
 4-3より基礎点高いよね(?)
 事前予告の通り跳びそうに見えた。…けど最初のアクセルの踏み切りでやめて
 しまったのはナゼに。その後は挽回したけど、N杯時よりスピードがやや落ちて
 いて、演技が小さい。ちょっと、世界の強豪に「勝つ!」ことを意識しすぎて
 萎縮してしまったような気がする。
 でもでも、変形のシットやらスピンの柔らかさはホンマに素晴しい(ジェフより
 良いかも?)。決まるジャンプの安定感は教科書に載りそう。これが2年前に
 フライングシットスピンで転倒してた少年でしょうか。
 海外の先生に「ジャンプは良いけど、スピンはノービス以下」と言われて奮起
 して習得した、というエピソードもうなずける。
 とにかくファイナルに出ただけでも素晴しい。そしてGPF4位というのも、
 本田君の5位の記録を抜いて、この時点で日本男子最高の成績なんだよね。
 あれこれ考えたら、この日はN杯ほどの出来ではなかったけど、大健闘ですわ。
 立派。
 リー・バーケル氏は毎日、ジェフ+織田君(+メイビー?)を自分の車に乗せ
 リンクへ送迎してくれて「褒め倒して伸ばす」という超!優しいコーチだそう
 ですね。キス&クラでも優しそう。
★大ちゃん登場
 あー。今日はN杯と様子が違うぞ。落ち着いてる。
 大ちゃんはオープニングの「ひと踊り」で調子がわかるの。首をガクンとする
 動きなんか、今日はスケアメ的にちゃんと出来ている。これは…とハラハラする
 間もなく滑り出した。
 「のびたうどん」などと書いてゴメンなさい。でもあの時は本当に重かった!
 足に漬物石でもつけてるのでは???と思うほどだったのよ。でも今日は音楽
 テープも普通に鳴ってる。なぜ?とにかくスピードがある…と、4回転跳んで
 きた!「入った!(か?)」と思ったけど転倒。
 一瞬悲しい気持ちになるけど、まあまあここからだわさ。頑張れ!コブシを握り
 しめる。会場、拍手で大ちゃんを強力サポート。
 3アクセルは良い流れで、でもつけたのは2トゥ。あれれどーするのかしら。 
 と、次が3ルッツ-3トゥで根性を見せる。ともあれ3-3は入った。ホッ。
 中盤のスローパート。踊れてる踊れてる。もっと堪能したいんだけど、わたしゃ
 次の3アクセルの事でもう頭が一杯。ひえー。「ムンクの叫び」状態になるが
 あやうくも着氷。切り抜けた。でも苦手(?)ループがあるよ。成功だ。
 あー。あとはお得意のトゥ系ジャンプが続くから大丈夫。と思いきや、最後の
 サルコゥでぐる~っと回り込む。またムンクになって叫ぶ私。
 スピンの入りでバランスを崩し、あれれ怖いー。持ちこたえて、佐野さんじゃ
 ないけど「ごまかしちゃえ!」速いスタンドスピンで強引にごまかす(?)
 ああ、やっとストレートラインを堪能出来る。でも今日は、ちょっと抜いてる
 ステップあったかなあ?会場、大手拍子だ。N杯でもこの手拍子やりたかった
 の。でもあの時は静かだったな~としみじみ。やっぱここは盛り上がらないと。
 終わった終わった。大歓声。あー。大ちゃんコースターはもう死にそう。
 でも今日は「自分に勝った」よ。やはり冒頭を3回転で手堅く行くか、4回転に
 挑むか。それはたとえ転倒しても印象を大きく変える。
 「攻めて」負けたならナットクもいくが、「守って」負けたら後悔するよ。
 「攻めてる方が気が落ち着く。引いては駄目、という事をN杯の失敗で学んだ」
 ということですが、スポーツ選手って大変だなあ。
 モロゾフがキスクラに。英語で何しゃべってるんだろ。嬉しそう。
 私はこのFS「ラフマニ」、今季の男子の傑作PGベスト3に入れたい。
 でももっと落ち着いて鑑賞したい…「ムンクの叫び」はもうイヤよ…。
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GPF回顧1 男子SPは心臓が…

2005-12-21 | 05-06 コンペとショー
やっとこ「現実」に復帰。携帯でレポはやはり無理がありますわ。

テノール歌手の男性の「♪き~み~があ~よお~は~」で始まり、真央ちゃん優勝の「♪き~み~があ~よお~は~」で終わるという。日本的には史上空前の大成功、東京GPFが終わりました。
これ、欧米の方にはどう目に映るんやろか…。
とにかく真央ちゃんは凄かったですねえ。真央ちゃんもスゴイけど、お客さんの埋まり方も。女子FS・EXは天井近くまでギッシリ。その大観衆が「うおー」と真央ちゃんを讃えたあの瞬間ときたら…。全部の種目が面白かったんだけど、やっぱあの瞬間が最高潮だったかな。

あたしゃとにかく男子で疲れました。私は大ちゃんに。同行のKさんはジェフに。もう気が狂いそう(笑)。演技がどうこう言う前に、この2選手はジャンプがもう心臓バクバクなのですわ。だから男子が終わった時点でもう肩の荷が下りて、「あとは余生を楽しもう」モードになったという(いえいえ、ちゃんと応援しておりましたよ・笑)。
でも本当に素晴しかったです。病み付きになるのがわかる。ナマ観戦。関西からはるばる散財して行くだけの価値はありました。でもおかげで今、仕事が火の車に…だからまた、深夜の回顧録。

録画で確認したけど、BS朝日は演技後のインタビューも表彰台シーンも無い!悲しい。地上波は男子は日本人だけだったのか。なんで全部映さないのでしょう。でもBSでもこのありさまでは…。と文句を言いつつ回想。

★男子SP
お客さんの入りは8割くらい。上の方のスタンドは空席が。みんな、男子をもっと見て!SPも面白いよ!見応えあるよ!でも熱気むんむん(男子の前にダンスODがあったのだけど、また後に…書けるかなー)。
いよいよ来たわさ、この時間が。昔からSPって一番緊張するの。もうとにかく一つのミスが命取りになる…。見たいような。見たくないような。目を覆いたい。怖がりなんですわ、私。
ウォームアップでは、皆ジャンプの調子がいい。N杯の時と全然違うー。さすがはファイナル。
携帯でも書いたけど、ランビエールは一番はじめにリンクへ出て、軽く体を温めたら、すかさずリンク中央を陣取りの自慢のスピンを始める。もう「オレ様を見よ」状態だ。
4回転をランビとエマが跳ぶけど、綺麗なんだわさ。ほとんど失敗しない。エマは、高々と長い足を後方に挙げてしきりにポーズを作る。やっぱりこういうのを「アピール」というのでしょう。
ジェフと日本勢はモクモクと。性格出てるー。あ、考えてみたら、エマさんだけジャンプが左回りよね(あれ?違う?)でも皆、スムースにアップしてるのは、一人少ないからかしら(GPFは本来6人で闘います)。

★ランビエール
 …TVではもっともっとスピード感があったけど、ランビ、時差ボケのせい
 なのか、私の目がおかしいのか、いまひとつキレがない動き。
 ストレートはいいんだけど、サーキュラーのステップが遅いのに驚きました
 (後ろから押したいくらい)。
 でも、苦手の3アクセルも、4-3も綺麗に降りるのよね。こうなると敵なし
 か。しかしいつ見ても、膝を痛めそうなランディング。
 スピンはいつもの通り素晴しい。ランビは力強いの。スピンもジャンプも。
 スピンの軸なんか、氷に根が生えてるのか?っちゅうくらい。スイスの旗も
 振られて大きな拍手。やっぱり得意ワザを持つ人は、強いのよ強いのよ。
★織田くん
 …ちっこい!かわいい!ピラピラ衣装のせいか遠目で見るとお人形さんだあ。
 かなーり緊張してる。が、アップではステップアウトもあった3アクセル、
 見事降りました。柔らかい膝でございます~感心。
 と、安心していたら3フリップでステップアウト。でもN杯くらいの良い出来
 だったー。頑張ったわ。Tちゃんはホッとするだろなーこの出来。男子では、
 織田君バナーが一番多かったのかな?漫画チックな可愛いバナーもあったね。
 それにしてもこの「セビリアの理髪師」の振付は秀逸。楽しい。ウィルソンの
 才能と織田君の技術・個性の見事なコラボ。昨年の「マリオ」も良かったし、
 もう当分このコラボは続くだろな。
★大ちゃん
 …携帯でも書いたけど、織田君が最後のストレートラインを滑ってる時、速い
 リズムの音楽に合わせて、それこそ「アマデウス」ばりにピアノの鍵盤を叩く
 マネをするリンクサイドの大ちゃんが可笑しかった。緊張をほぐすかの様に。
 モロゾフも傍らにいますわ。さあ「ロクサーヌ」。
 もう私は死にそう。お隣のKさんの腕をムンズと掴む。
 「降りろ!ジャンプ!」絶叫せんばかり。前半はやや緊張で固いような気が
 したけど、アクセルの着氷があやうかった以外は、高い軽いジャンプ。
 あーしかし、アクセル怖かったー。血管切れそう。
 サーキュラーステップの途中から拍手が起こり、ノッてきたノッてきた。
 ストレートラインも、いつもの「氷をなめるような」カーブとターン(?)
 後半に向けて加速していくPG、速いスピン!
 キメのポーズで喜びが伝わってくる。もっとPCS出てくれ~!
 (“色気”は…出てたかな?どかな?)。
★ジェフ
 …千代紙の散る黒セーターに白いカラーの衣装は、もっとキラキラが欲しい
 ような(私がスパンコールを縫いつけちゃる。会場では地味に見えるのー)。
 しっかし、よくこんな難しいナンバー滑るよね。トランペットを吹く仕草や、
 ジャズのモダンで小粋な雰囲気が良く出てる。ランビより「スケート」が
 上手い、と思うのは私だけでしょうか。
 ルッツの着氷がほんの少しあやうかった以外はノーミス。
 アクセルがとにかく心配だった…Kさんと「ややややった」と「喜」!
 (脱力する)
 最後の「ジャッジ席へ頭をピョコッ」は、ジェフの眼前の男性ジャッジが
 「はいよ」と頷くのが、私の席から良く見えました。演技中に審判と頷きあう
 人って史上初とちゃうやろか(笑)。やー。あの審判は、やはりカナダの方
 だったのだろーか。誰か教えて。
 ジェフは動きも良く、余り時差ボケてないみたい。素敵だわー。
★サンデュー
 …ポイントTOPで最終滑走のエマさん。
 あのアップ時のすばらこい4回転を見ていたら、そしてあの1mはゆうに
 越えてるかのような細く長い足を見ていたら、きっときっと初めて見る方は
 「この人がチャンピオン!」と思うに違いない。なんと美しい選手でしょ。
 でもまさか…。4回転は降りていたのに、どーしてコケるのよ。
 もうこの1発で集中が切れてしまったのか。3アクセルは跳ぶ前から
 「ああ、これはー」という感じでスッポ抜けました。
 エマVS大ちゃんのタンゴ対決を楽しみにしてたのに。エマはやっぱり
 「踊り」の部分が素晴しい。誰にもマネが出来ないわ。バレエをしっかり
 やった人だけが出来る動き。
 でもこの日はもう、ジャンプの失敗でガクンと気落ちしてしまったのが、
 明らかにわかりました。そういうとこもエマらしいんだけど。
 Tちゃんが「コノ人だけえらく、ジャンプの前にすごくカーブして入って
 いきますねえ」と言ってたけど、確かに確かに(他選手の助走が短いだけに
 目立つかも)。最下位発進はなにか悲しい。

…余り「心臓バクバク」してないみたいですが(?)これ実際に見てる時は、プログラムもへったくれもなく、ただただジャンプに「ひえー」と緊張してました。それ程、ムードが緊迫してるのよ。
ここにジョニーの「白鳥」が入るとどうなるのか。完璧ならば、76、77点はいけるかな。む、むずかしい、予測が。きっと「あー美しいわ~ジョニー~」とかナントカ思う余裕もなく、「ひえー」してるのかな(たとえ私の心臓が止まってもいいから、来て欲しかった…)。
SPは終わった。もうこれだけでグッタリ。私ってよっぽど肝が小さいんやろか。
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品格のジェフ。貫禄のランビ。

2005-12-18 | 05-06 コンペとショー
ジェフはアップからジャンプ調子がいまひとつ。でも私はなんとな~く「銀メダルかなあ?」と予想していた。
本番ではやはり危ない着氷が多い。けど、ジェフが一番スケートの質が高いわ。緩急自在の音楽的な滑りは本当に一級品だ。今日はクワド入れなくて正解かな?
ランビは冒頭のアクセルを大きく転倒。アップで見てても、アクセルよりクワドが安定してるのよね。で、二個の4回転は綺麗に自信マンマンで入る。他には大きなミスもなく、3-3も、たとえ軸が曲がっていても「エイヤー!」やはり見せ所を心得ている~。祝・貫禄勝ち★
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大ちゃんに死にかける私

2005-12-18 | 05-06 コンペとショー
ウォームアップのジャンプは軽く高く「いつもの大ちゃん」。残り時間一分で跳んだ4回転は2フット。あ、今日は「やる気」だ!
さてそのクワドは本番で回りきるも転倒。惜しい。一瞬場内はタメ息モードになるが、N杯と違い、逃げずに挑戦してきた大ちゃんに観客は大きな拍手を送る。
アクセルのコンボが二回転になっちゃったのは残念だけど、フリップで3―3にもっていく。守りに入らず「攻め」の心意気がお客さんにも伝わり、皆、拍手で懸命に応援する。今日はミスもしたけど、気持ちの入った、流れとスビードの「大ちゃん滑り」でした。大拍手!
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エマに惚れ、織田君は…

2005-12-18 | 05-06 コンペとショー
男子FS!
トップのエマさん、アップでは綺麗に跳ぶクワドを、なぜに本番で外す~シングルに。アクセルも一度だけしか決まらない。でもあとは無難なジャンプ。
昨日の失敗が尾を引いてか全体的に精彩を欠いてたけど、「芸術作品」としてはめちゃ面白く、あらためて「ダンサー・エマ」に惚れ直す。時差ボケかな?しかし強烈な足の長さを痛感。
織田くんは、冒頭の大ワザを外したものの、あとはまあまあ挽回。今の自分に出来る事を精一杯やる姿勢は、織田くんの大きな魅力かな。N杯時よりスビードが無く、演技が一回り小さい感じに。でも健闘しました、信長末裔!
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大堪能(また大シリーズか?)

2005-12-18 | 05-06 コンペとショー
いや~真央ちゃんは素晴らしかったねー。ただただ「偉大」だ(笑)。
詳細は帰宅してから書こう。とにかく私は大ちゃんに、Kさんはジェフに、心臓が破裂しそーな位やきもき。

男子シングル・フリーのウォームアップは、昨日のSPと同様、ランビがリンク中央で高速スピンを披露。丁度、自分の名前が紹介されるところで「ぎゅいーん」とスタンドスピンで回るという、憎らしいばかりの演出です。
私は今回思いました。ランビは「したたか」です(笑)!
伊達に世界チャンプはやっとりまへんで。シマウマ衣裳もオレンジが鮮やか、キラキラで意外に綺麗なの(つづく)。
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GPF 男子SP・その3

2005-12-17 | 05-06 コンペとショー
★よくやった大賞・織田くん
 …シニア初挑戦の年にGPF進出。臆せず精一杯がんばりました。
 フリップは空中で軸が曲がり「あっ!」…でも転倒せずステップアウトで
 こらえる。普段の練習量を如実に感じたわ。さすがにこのメンバーの中では
 ジュニアな滑りだけど、萎縮せず立派なスケーティング。
★いつもの私大賞?エマ
 …アップでは見事にキメてたクワド(アクセルは激しく転倒)。
 本番ではクワド転倒の余波かアクセルすっぽ抜け。これで集中力が切れたか、
 ステップでもつまづき、あの素晴らしい「エマタンゴ」のキレは無し。
 大逆転なるか!?
(携帯で書いているので、手短レポ)
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GPF 男子SP・その2

2005-12-17 | 05-06 コンペとショー
★演技力大賞ジェフ
 …アップでも安定してたジェフ。今日はイケそう!
 kasumiさんが最も心配してた3ルッツも押さえて「ホッ」。
 軽やかな足さばきにキメ細かい振付。やはり、往年のカートを彷彿とさせる
 素晴らしさ。大拍手。明日も頑張れ!
★スビード+情熱大賞・大ちゃん
 …大ちゃんは、アップから3フリップを軽く高く跳んでいて、直前に滑った
 織田君の演技の後半では、リンクサイドで音楽に合わせてピアノを弾く真似を
 してました。長光コーチと笑い合ってリラックスに努めてた?
 素晴らしいスビード。アクセルの着氷以外は本領発揮で大拍手!(ホッ)
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