上砂理佳のうぐいす日記

7月18日(木)~23日(火)まで、茶屋町の「ギャラリー四匹の猫」で「夏への扉」展に参加します★

上村選手はサワヤカだった

2006-02-13 | トリノ五輪
モーグルとスノボHPを見てたら、フィギュアと似てるー。ジャッジの主観に左右される採点競技ってところが。いや五輪はありがたい。専門家の解説とスター総出演のおかげで「王者は、どこがどのよーに上手いのか」「伸び悩む人はどこがイカンのか」が段々わかってきました。
スノボのS・ホワイトはさしづめプルシェンコなのか。全てのワザが精度が高く、絶対に大ミスをしない&スケールがデカイ。ナットク。いや、美技の連続と見事な滑りを堪能させて頂きましたわ。
日本の男子4選手も、高さがあって素晴しいと思ったんだけどな。でもまだ若い。17、20、20、21歳って…これからだ!泣いてる童夢君がいじらしかった。寡黙な国母君も好き。頑張れ、応援しよ。

女子モーグルの上村愛子ちゃんのあの「コークスクリュー」ってんですか?アノ大技は、フィギュアの世界では、安藤美姫ちゃんの4回転サルコウに当たるのだろうか。「完璧に決めれば金メダル!」と、なんとな~く一般の人にはイメージされてるけど(報道はそこばっか言うものね)、実は「滑りの質」「技術」「スピード」「完成度」やらが大きく勝敗を分けるという。モーグル解説者の指示に従い「膝の動き」やらを凝視してると、やはりチャンピオンの方は早くて精密な気がする。はー。難しい競技なんですね。奥が深いっちゅうか。
でもやはり日本人の活躍のお陰で、それまで縁遠い存在だったモーグルやスノボって競技が「グッ」と興味深く面白いものになるので、選手の果たす功績は大きいぞ。上村選手の敗戦の弁は、爽やかで潔く、こちらも益々応援したくなりました★

原田選手の失格はほんまに残念。こちらも潔い会見でしたが。
200グラム体重が足りないって…朝、トイレに行く前と後くらいの差ではないですか(あ、ビロウな話ですか)。ということは、自分の体重を前もって、規定の体重より1~2㎏位は多めにして試合に臨まないといかんのね。あの激戦なら、1日で1㎏減ってもおかしくないもんね。でも体が重すぎても跳べないしね。なんと難しい競技なのでしょうか。

ノルディック複合のエース、高橋大斗選手がなぜ髪にパーマかけて伸ばしてるのか(?)とても不思議でしたが。こないだやってた特集によるとあれは「身長の申請をあと1cm高く出来たら、スキー板の長さを○○cm伸ばせる」そうな。そうすると飛距離も○mは伸びるそうな。なんだか、大相撲の新弟子検査みたいな話ですね。「エイ」と自分の頭を叩いてタンコブを作り、身長を3cmカサ上げして検査に合格した舞の海を思い出しますね。

スポーツの規定や採点もますます複雑化してきた…。そう考えたら、フィギュアの衣装って結構アバウトだ。「あと○g衣装を軽くしたら、4回転の成功率が○%上がるのに」って発想に誰もならない。あ、そういう問題とちゃうか。
コメント
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