上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

まるで映画みたい★

2016-07-31 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ

資生堂ファンデーション「スノービューティー2016」のCM動画が発表されましたが、二階堂ふみちゃんと窪田君が共演ということで、話題になってます。
今日の「おしゃれイズム」の中で、テレビでは初のオンエア(?)
60秒バージョンCMが流れるそうなのです。予約!

この動画、13分ぐらいなんですが、不覚にも涙が…(どんだけ)。
じじんときます。短編映画並みのハイ・クオリティなんです!
スノービューティー・ショートフィルム(資生堂サイトより)

不思議なストーリー。、幻想的な色調・デザインにひきこまれてしまう。
斎藤和義の音楽も素晴らしい。ザ・斎藤節~♪
動画の最後の方で商品が出てくるので、やや現実に引き戻されますが(笑)、いいんです。この現実的な私でさえも、うっかり薬局で予約してしもた(笑)。

ライトブルーとオリーブイエローの配色が絶妙で、なんて美しいんでしょ。少しアンティークで。夏にこの色調で見ると、さわやか~な気持ちになるのもいいですね。多分、冬場にこの配色で初めて見ちゃうと、寒~く思えるかも(?)
動画を作った監督さんやスタッフさん達の、センスの良さと気合が感じられます。こういうテイストの映画、見たい!ぶっちゃけ予算もすごいのでしょうが(^▽^;)

窪田君は、「UNO」から資生堂と契約したのね…と知っていたけど、こういう起用のされ方もあるんだなー。男性用化粧品ばかりではないのね。
「Nのために」の成瀬君を、ちょっと連想します。不器用だけど、女の人の後方で、しっかりひそやかに「守ってくれてる」ってところが、いいんですよねー。

ああ私もこの物語の中に入りたいよ。。。スノードームっていいな。
あんなスノードーム屋さんがあったら。。。
雪の中の、あんな小さな駅舎があったら。。。
これ書いてるだけで泣けてくるよ(笑)。

肝心のファンデの方は、資生堂のお姉さんがお試しに腕につけてくれまして、それはそれはサラサラで素晴らしい感触でした^^
私がずーっと腕をさすっているので、「そんなに気持ちいいですか!」と笑われてしまった(笑)。
寝てる間もつけてファンデって、効果あるんかしらん~。
つけて寝ると、あのスノードームの世界に行けそうな気がするわ…って、まんまと戦略にはまってる(笑)。
化粧品って「夢」が大事なのよね。
お化粧して、幸せな気持ちになることが、大事なの★
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今年初★

2016-07-29 | うぐいすよもやま日記
出遅れて、7月になってから苗を植えた朝顔が、今朝はじめて花を咲かせました。
花屋さんには、「もう遅過ぎるから花咲かないかも〜」と言われてしまった、売れ残りの最後の一鉢。
オマケにその後、別品種の朝顔の種を蒔いてみたら、すぐに芽が出てきました。
これも花屋さんに「発芽は25℃以下じゃないと難しい。こんなに暑かったら土の中で蒸れちゃう」と反対されてたもの。
小学校の頃、夏休みに朝顔育ててましたねえ。
いくつになっても、嬉しい気持ちは変わらない〜★
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相模原の事件★

2016-07-27 | うぐいすよもやま日記
相模原の重度身障者施設惨殺事件は、早朝ラジオで知りました。
その後、ツィッターを見ていたら、加害者の青年の事件直後のつぶやきが残っていました。
「世界が平和でありますように」
あれだけ大量殺戮をやっておいて、でもツィッターでは平然としている。。。そんな心理になれるものだろうか?

かつて働いていた職場ならば、何か恨みに思うことがあったのかもしれない。
でもあれだけ大きな施設で、夜間の職員が数人と警備員が一人だけって、少なすぎる。
職場の待遇が不満だったのかな。。。でも、やることが極端過ぎる★
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ちょこっとお祝い★

2016-07-25 | うぐいすよもやま日記
入院してた母が今日、帰ってきました。
手術後の経過も良さそうなので、プチお祝いに「eden」のカップケーキを買ってしまいました。ココナッツマンゴー味?甘過ぎず美味しい!
阪急山田駅前の可愛いお店は、カップケーキとクッキーがメイン。プレゼントなどに最適で時々行ってます★
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鮮やかな★

2016-07-23 | うぐいすよもやま日記
今年も咲きました。大輪の「夏の花」★
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大詰め★

2016-07-21 | うぐいすよもやま日記
新しい版を作っています。
今日は、色を決めて銅版の最終仕上げ。
何枚も試し刷りをしてみて、腐食の状態が最適になったら、完成です。
何もない切りっぱなしの傷だらけの銅の板から、ここまで来るのが長いので、ホントに銅版は「マラソン・マッチ」です

これは、銅版に紫のインクを詰めているところ。
インクを詰める時、銅版を少しあたためます。
あたためることで油性のインクがやわらかくなり、エッチングの線=溝に詰めやすくなるからですね。エッチングの線は、相当細いので、くまなくインクを入れて、余白は綺麗にふき取る。ちょっとコツがあります。
温める道具は、料理の鍋モノとかを保温しておく電熱器。
(もらいものです)
これが机の横にあるので、ま~あ暑いです(笑)。
でも、もうかなりマヒしてる状態なので(笑)熱中症対策で水分補給だけはしてますよ
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ロボットと人間のお話★

2016-07-19 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
ロボットの映画の感想を書きましたが、ロボットとアンドロイドの違いって何だ。。。
「アンドロイドの美女」といえば、なんつっても「ブレードランナー」ですね~私の世代的には。
でもあのアンドロイドは、確か寿命が決められていたのよね。
「エクス・マキナ」のエヴァは寿命設定は無い(?)ので、永遠に生きるのでしょうか。

ロボットで思い出したけど、手塚治虫さんの「火の鳥」で、ある男がロボットの愛人と抱き合ってる最中に充電が切れて、締めつけられて窒息死するシーンがありましたね…恐ろしい。
その愛人は、人間を殺さないようにプログラミングされていたけれど、電力が切れればただの金属の重いカタマリですもんね。

「エヴァ」は充電してる感じがしないし、動かすエネルギーは何なんだろう。いつか自分で「あ、そろそろ故障しそうかも」と思ったら、部品取り替えたり新しく動力を開発したりして、永遠に生きることも可能そう。でもずーっと若い美女のままだったら、周りにあやしまれるから、それなりに人工の皮膚も老化させていくのだろうか。。。とか、妄想がつきません(笑)。

5月末にやってたフジの「世にも奇妙な物語」で、「夢見る機械」という中編ドラマがありました。他の3本も面白かったけど、私は、「諸星大二郎×窪田正孝」ということもあり、気合入れて録画してましたよ(笑)。
諸星さん、デビュー作の「生物都市」が衝撃でした。
…家にたまたまあった(兄が買っていたのでしょう)雑誌に「手塚賞受賞!」とのアオリで載っていて、子供心に怖すぎた。今でもコマ割り覚えてるぐらい、見入ってしまった。

確か、宇宙から飛来した隕石(?)謎のウイルスかなんかの影響で、地球上の機械が溶け出して、人間(生物)とくっついちゃうんです。
地球に初めからあるもの=自然物は大丈夫なんだけど、人間が作り出したもの=道路も機械もビルも車も電車も、溶けてしまう。
自動車とくっついちゃった人とか、カベと一体化して動けない人とか、どんどん都会はパニックになっていって、主人公の男性はアスファルト道路とくっつかないように必死で走る。

そしてある研究室みたいなところへ行くと、科学者のおっちゃんが既に大きなコンピューターと一体化していて、「やあ。いい気持ちだよ。僕は機械として永遠に生きられるのだから」みたいな恍惚とした口調で、彼に語りかける。
ゾッとして、山へ逃げると、以前から親しくしていた「山の仙人」みたいな男が、自然の中で火を起こして超原始的な生活をしていて、「鍋もカマも捨てちまったよ。人間は自然の中で暮らすのが一番なんだ」と彼に食糧をくれます(確か焚火であぶった動物の肉か魚?)。

諸星さんのデビュー当時って、多分日本の高度経済成長のまっただなかで、「行き過ぎたテクノロジー批判」みたいな漫画や小説が、どんどん出てきてたような。

あ、話が脱線しましたが、ドラマ「夢見る機械」を見てたら、コンピューターの描写が、なにか昭和レトロチックなデザインで、懐かしく嬉しくなってしまいました。鉄パイプで殴ったら火を噴くところとか、むっちゃ「昔のコンピューター」って感じで(笑)。
人間はずっと眠っていて、脳内で素敵な夢を見られて、現実世界では身代わりの「本人そっくりロボット」がせっせと働いていてくれる。嫌な事も面倒な事も、ロボットがやってくれてる。
これちょっと、「百億の昼と千億の夜」の「トーキョー・シティ」のA級市民の描写とカブりましたねえ。

「百億の~」は、萩尾望都さんが光瀬龍氏のSF原作を漫画化したものなのですが、その中のいちシーンで。
繭のような「コンパートメント」にA級市民が眠っていて、脳はチューブでつながれていて、管制塔のような所から「夢」が送りこまれてくる。みんな、市民として繁栄した都市で幸せに暮らしている「夢」を見て眠っている。

でも、現実の地球は、滅亡しかけの茫漠とした世界で、コンパートメントの管理をしている一人のロボットが反駁して、そのチューブをひきちぎっちゃう。
「人間ばっかいい思いして!俺にも夢を見させろ!」ということですね。
チューブがはずれた瞬間、人間はシュシュシュシュ…と死んでしまうけど、ロボットも抹殺されてしまう。

「夢見る機械」は、諸星さん特有の「粘っこいシュール」が上手くドラマでも再現されていて、古臭いと見るかレトロと見るか、好みが分かれそうですが、私は古い人間なので(笑)面白かったです。
別に窪田君をキャスティングしなくても良さそうな感はあったけど(笑)。ファンなので美味しかったですよ 原作は確か、もう少し幼い少年じゃなかったのかな?
しかしこれ、原作漫画はかな~り昔に描かれているのに、「今」の社会にも通じる怖さが、ヒシヒシと感じられますよ。

スマホばかり見つめてて、その中の世界に夢中になってる人間も、機械に脳をつながれた「眠っている人間」そのものじゃないですか!
現実世界で働いてくれる「そっくりロボット」こそ(まだ今は)いませんが、世の中の仕事がどんどん機械化されて人間がやらなくてよくなったら、「ロボットが代わりに働く」ことと一緒。
その間、人はスマホ見て、戦闘ゲームで勝った負けた!とか疑似恋愛とかやってて、まさに「夢見てる」状態です。。。
スマホゲーム系の収益の莫大さとか見たら、世の中でどんだけ沢山の人が夢中になってるか、おっそろしくないですか。今大流行中のポケモンGO!とか。周りが皆やってたら異常だよ(笑)。
「夢見る機械」のテーマつうかコンセプトが、今現代の社会風刺になっていて、なんか背筋がゾクッとしました。バーチャルな世界に逃げ込んで、現実と闘おうとしない。

夢の中では、仕事も成功して可愛い彼女と結婚してお金の心配もなくて…窪田君演じる漫画家志望の青年も、無理やり「体験スリープ」をすすめられるのですが、「こんなのウソの世界だ!」と怒ります。
でも、周りの人がみーんなロボットで、自分だけ生身の人間だったら、どういう気持ちになるんだろう。。。
むなしくて自殺するか、自分も眠って夢見る仲間になるか。。。

昔は、この「バーチャルな世界」が、本や映画や演劇だったけど、今はネットの世界でいくらでも夢が見られるのですよね。
しかも、課金すれば自分が強く賢くなったような気がする(?)
「なぜ今、諸星大二郎?」って思ったけど、人間の抱える問題って、時代が過ぎても普遍的なもの…なのかなと思います。

【余談】
「世にも奇妙な~」は、他の3本もどこかレトロで、プロデューサーが私の世代なんかな…「通いの戦争」とか、いかにもな筒井康隆的シュールで、これまた懐かしさを感じました。
この作品発表されたのは、ベトナム戦争が背景にあった頃じゃないかな。。。筒井さんでドラマ化して欲しいもの一杯ありますよ。彼の近未来SFって、今この時代にあてはまるものが多くて、予見能力が恐ろしいです。
最後の「クイズのおっさん」だけ、若い世代の原作に思えました。少しテイストが違いましたよね?
奇抜でおもろかったし、高橋君×松重さんのコンビも良かったわ。最後、高橋君が「二代目・クイズのおっさん」になって欲しかった(笑)。

「丸ちゃんのオシッコが石油になってしまう」を見て愕然として以来、この「世にも~」シリーズ避けてたんですが(あれはないやろ笑)。久々に見て面白かったので、ドラマ制作陣のなんつうか「底力」を感じました~★
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エクス・マキナ★

2016-07-15 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ


アカデミー視覚効果賞受賞、そして脚本賞もノミネート!
↑の宣伝写真で妙に気になり、楽しみでしたがこれが大当たり★★★★
監督・脚本が、アレックス・ガーランドということですが、あのディカプリオの「ザ・ビーチ」の原作者です。オドロキでした。
この痛烈な社会風刺はそういえば…私、ガーランドが脚本を書いた「28日後…」も、知らず知らず見てました。やっぱり好みなのね。

世界一の検索エンジン企業社長=ネイサンが、極秘で創造したAI(ロボット)の美女=エヴァと、彼女に魅かれていく、ネイサンの会社のプログラマー=ケイレブ。社長の別荘の日本人型(?)メイド=ロボットのキョウコ。
主な登場人物はこの4人だけしかいないのですが、SFであり、サスペンスであり、心理劇で密室ホラー…静謐な世界の中に、恐ろしいどんでん返しが待っています。

ロボットのCG描写が素晴らしく、もう、唸りました~!さすがオスカー受賞。
どうやって作ってるんでしょうね。CG技術だけ浮いてるんじゃなく、作品に美しく溶け込んでいるので、「アートそのもの」です。
成功した若きIT社長の豪勢な別荘も素晴らしい。ノルウェーに本当にある、個人の邸宅とホテルだとか。浮世離れしてます。
緑の渓谷が見渡せる総ガラス張りのフロアと、巨大な岩がそのまま室内の壁になっている…そして社長は箸を使って、ロボットメイドに握らせた「鮨」をつまんでる。
この「欧米人のセレブ表現」が相変わらずで、ちょっと笑けます(笑)。だってどんなに気取ったって、鮨ネタ冷凍やん、とか(笑)。

山奥の豪邸は実は「実験室」にもなっていて、毎日、カメラで美女ロボットのエヴァを監視しています。
エヴァは若く美しく、身体の線がくっきりわかるボディスーツ仕様の外見で、優しい少女の声をしています。
この身体の一部分がスケルトンで、ほ~んとに良く出来た映像つうか機能美すら感じます。
プログラマー男のケイレブは、いわば社長が選んだ実験台で、エヴァとケイレブが出会うことにより、そこに恋愛は生まれるのか、エヴァの行動はどうなるのか?
でも、1日に一度ぐらい、この邸宅全体の停電が起こるのです。パソコンがダウンするみたいに。
停電が起きている数分間だけ、監視カメラは起動しないので、エヴァはケイレブに「あの社長を信用しないで。私をここから出して」と、そそのかすのです。美しい肢体と瞳で。。。
再起動すると、またカメラが動き出すので、何食わぬ顔のエヴァ。
ケイレブの心がザワザワと波立ち…ちょっとケイレブさん、単純過ぎないか。いい歳をした男なのに、一目惚れ早すぎやろ(笑)。

エヴァを演じているアリシア・ヴィキャンデルはスウェーデン出身で、まだ少し少女のような、華奢で可愛らしい透明感のある女優さん。本当に美しいですねえ。耽溺しました。
「ロボットなのか?人間なのか?」ボーダーラインにいるようなあやうい魅力で、彼女の美貌と演技の上手さのお蔭で画面が持ちました(笑)。
正直、ネイサンとケイレブが地味めなので、二人だけのシーンの所は眠りかけた(笑)。
途中まではそんなに大きな事件も起こらずテンポもゆるいので、映像の美しさとひたすらエヴァの美しさ頼りかな…設定自体はそんなに画期的ではないものね。

メイドの「キョウコ」の描写ですが、映画試写を見た日本男性記者がチラッと「アジア人差別を感じなくもない」と述べていて、そういう目で見てしまうからか、やや嫌悪感は感じました。
英語を理解出来ず、話せず、ハイヒールに濃い口紅、相変わらずの目尻吊り上げアイメイク、結った黒髪にかんざし、そして性の奴隷でもある。
欧米人から見たアジア人って…やっぱり潜在意識はこうなんだな~と、意地悪く思ってしまいます。
もしこれが、逆ならどうなるんでしょうね。ヒロインがアジア人で、メイド役が欧米人だったら?そんな映画も、見てみたい気はします。だってそういう作品って…無いでしょ?

さて予想通り、ロボットのエヴァは反乱を起こしますが…これが意外な展開でした。ハラハラドキドキ、ついエヴァを応援してしまいます。だって可憐なんだもの。
まだ公開中なのでネタバレは避けますが、私は女なので、結末はけっこう心で拍手してました(^^;)。男って一体。。。。
人間の存在ってなんなんでしょう。ロボットの方が幸せなんだろかー。
あのあと世界はどうなるのか、続編まで期待してしまいます(作れないことはない)。
細かいところで矛盾はあるのですが、魔法にかかったようなシュールな、美しい、けど怖い映画でした。

ジャクソン・ポロックの抽象絵画が出てきましたが、あれまさか本物じゃないよね(笑)。でも、センスいいな~って、ため息出ます。この映画にピッタリです。
ロボットのデザインを創るにあたり、ブランクーシやバウハウスの名前が出てくるあたり、やはりやはり並大抵の研究力じゃないですよね。奥が深い。
とにかく室内の小物に至るまで、デザインセンスが優れてて、安っぽくないところがいいです。
細かいところだけど、エヴァが選ぶお洋服とか、北欧ナチュラルテイストで素敵ざんす。
最後に選ぶ服も、新しい旅立ちにふさわしいような…。

日本でもこんな映画作れないのかな~~~~。って思ってしまいました。
日本映画も好きですよ!いいものいっぱいありますよ!
でも、何かこう、根本的に「世界の造り方」が、違うような気がするんですよねー★
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大ちゃんのNY&トロント(つづき)★

2016-07-11 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
舞台「LOVE ON THE FLOOR」も、盛況のうちに無事おひらき!となったようですが、私は今回、東京まで見に行きませんでしたあ。
友達に「なんでー?信じられない」という顔をされましたが、TVでオンエアあるしね。
動画も見て、行った人のツィッター感想読ませてもらってるだけで、もう満足しちゃってます(笑)。
熱が薄れたというより「見守りモード」に入ってるのかな。
やっぱりあの現役当時の、胃の底がひっくり返りそうな応援熱は、何年も持続できるものではない…大ちゃんが今も元気で、ファンの人が喜んでくれてたら、それでいい
ソチ五輪後も、驚くべきことにファンの人が増えてるのですよね。なので安心しちゃってる部分も当然あります…あの「剣の舞」の頃の高橋大輔に、頭抱えてた自分の心情と、今現在が一緒のはずがない(笑)。

さて、CSのTBSチャンネル「高橋大輔密着NY&トロント」続きなのですが、NYではまだ「さまよえる異邦人」モードだった大ちゃん。
やっぱりねえ。
リンクに戻ってきて、スケート靴の靴ひもをキュッと締めたら、スケーターの顔に戻るんですねえ、これが。
ジェフの振付指導は、ラフはようでいて綿密で繊細で、「ライラック・ワイン」冒頭のワンフレーズの踊りだけで、何度も何度もやりなおし、試行錯誤しています。
振付って、もっと早く出来るものかと思っていたけど、それは大ちゃんの覚えが速いから…だけだったのね。
「創る」部分の苦労があんなにも大きいとは!
私らが完成品を見る時は、ほんの数秒なのに、そこにはトホーもない労力が詰め込まれているのですね。
ジェフの「ここはこういうストーリーだからこうして…」っていう振付説明は、具体的だけど抽象的で、よくあんな英語が理解できるもんだ(笑)。
「ライラック・ワイン」は、全体的に哀しげなムードが漂っていて、速い動きが余り入っていません。
「キープ」。同じポーズを保ったまま、スーッと氷の上を滑っていく。
ジェフもだけど、ステファン(ランビエール)もお得意ですね。ジョニーさんもですね。
大ちゃんがこの「キープ」が苦手なのは、昔っから解ってた(笑)。
多分、股関節が硬いのも原因だと思うけど、性格上、ジッとしてられないのでは(笑)。
「あと3秒、そのポーズをキープしてくれればいいのに!」
って思ってても、すぐ次の動きに入っちゃうから、長年不満だった(笑)。

スパイラルの姿勢を保ったまま後ろにスーッと伸びていくフレーズも、ジェフはいとも簡単にやってみせるのに、大輔さんは後ろ足がグラついて苦労している。
でも、そこをクリアしないと新しい境地にいけない!
ってことで、この年齢から不得意ワザに挑戦する大輔さんに拍手でした
ジェフの教え方っていいな。真摯で、相手の動きを見ながら、微調整していく。膝のことも心配してくれるのよ。泣けるわ。
振付練習に入ってから、大ちゃんは体はしんどそうだけど、目に力が戻ったみたいで、どんどん顔が「締まって」いくのが解りました。
もう、永遠に見ていたいような、「創造の現場」でした。絵でも音楽でも映画でも、「現場」って地味ですからね でもそこがいいんです

最終日にジェフと大ちゃんで、番組上のプチ対談があって、お互いに、「馴れ合いではないけれど通じ合っている」心地よい距離感が感じられ、またこれジェフの発言がいいんです。
「現役を引退して何も無くなったとき、自分が次に何に情熱を注げるかを、模索するために時間を取るのはいいことだ」。
「大輔のNY生活は良い選択だ」~と肯定してくれるジェフ。
お互いにトップ選手としてしのぎを削っていたから、わかる部分も多いよね。。。
私、ジェフは大学で研究生活とかするのかな…って思ってたから、振付師をやるとは意外でしたね。でも、国際ジャッジ資格も取得してるし、これからもフィギュア界に貢献していくんだろうなあ。

良き同輩(年齢上は、ジェフはアニキだな)と再びスケートをやることで、なんか大輔さんは目に光が戻り、番組最初の頃のボンヤリした様子とは、別人のよう。こちらまで嬉しくなります。
やっぱり、スケートに取り組む大ちゃんは、特別にカッコイイんです
このあと、「舞台のダンス」の仕事に取り組む番組も同チャンネルで録画。
大ちゃんが、正式引退後にどうやって自分を回復させていくのか、時系列に沿って取材してくれてるので、まあなんとも贅沢です。
TBS、一度はフィギュアから完全撤退したのに、どーした(!?)
「ロセンゼルス・ダンス特訓密着編」の感想は、また後に★
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私の耳は貝の殻★

2016-07-09 | うぐいすよもやま日記

 「海のしじま」 水彩画

「夏への扉」展の為に描きおろした「海のしじま」です。
家に貝殻がけっこうあるのですが、買ってきたものもあれば、
海で拾ったものもあり。
あの、「巻き巻き」状態になった貝って不思議ですね。
必ず一度は耳に当てて「なんか音しないかな?」って
やってしまう(笑)。
でも、小さい時に海でやってみたら、「ゴーッ」て音がしたんですよね。
あれはなんだったのか。。。

そして、絵を描くために、よ~く見てると、
バベルの塔というか、切り立った崖に、らせん状に道が出来てて、
上まで登っていってしまいそうです。

貝殻の中に、世界が広がっている感じ。。。
それも、深い海の底の方へ。。。
そこは、静寂の世界★
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あじさいの日々も過ぎて…★

2016-07-04 | うぐいすとお仕事

 「あじさいとふしぎな家」 水彩画

ギャラリー四匹の猫での「夏への扉vol.3」展、無事に終了しまして。
お越し頂いた皆様、ありがとうございました!
大雨の日もあり、どうなることかと思いましたが…終了したら「夏!」になりました。
今回お会い出来なかった方とも、また次回に機会が出来たら…と思います。
マトリョーシカストラップは、あのお値段では正直赤字(笑)。
でも喜んでもらえたようで良かったです。
中のおみくじは、もちろん自分で作ってます~ご利益はあなた次第。。。

例年、1階だけの展示だったのですが、今年はオーナーさんのコーディネートで2階が「癒しスペース」と化していました~。影絵の方がいらして、素敵だな、とか、猫の写真も可愛かった!
カフェが併設されているのって、なかなかいいですねえ。みんな夏はのどか湧いてるし。オーガニックのケーキを焼いていた方は、前は幼稚園(保育園かな)でランチを提供する仕事をしてはったそうです。お料理リーフレットもありました。
そして、「15分ヨガ」これも、友達が参加してるのを見学させてもらいました。自分はやってる時間なかったけど、やれば良かったのかも(笑)。マットは貸してもらえるし。
めちゃ硬いゴムボールを、体のツボにあてて、自分の体の重さでグイグイ押すという、新しく見たスタイルでした。
そういえば、海外のギャラリーで、週一でヨガ教室やってるの見たことありますね。ギャラリーもいろんな活用法があっていいと思います。アートが主体で、オプションとして「ちょこっと何か」やるのがいいのかな。

そして、ここのオーナーさんは少女マンガ好きなんで(笑)、去年は萩尾望都さんの「ウは宇宙船のウ」(文庫版)をお貸ししたのですが、今年はあの「月刊フラワーズ」を貸すという(笑)。
「オーナーさん!萩尾さんの“ポーの一族”40年振りの新作ですよ!見なきゃ!」って私が騒ぎまくって、付録の「訪問者」まで貸した(笑)。
どうしても、「いにしえの良質少女漫画布教活動」をやりたくなるのよね…地味~に★
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