上砂理佳のうぐいす日記

7月18日(木)~23日(火)まで、茶屋町の「ギャラリー四匹の猫」で「夏への扉」展に参加します★

「Number」を読む

2006-02-03 | トリノ五輪
ということで、本屋さんにはいろ~んな「五輪予想・ガイド」本が出揃いましたね(せっかくJ堂書店まで行ったのに、まだWFSは出ていなかった…フライング)。
私が今日買ったのは御存知「Number」最新号。 美姫ちゃんが表紙のせいか、平積みのコーナーからパッパカ売れていきます。フィギュアは代表4人+真央ちゃんの記事掲載。昔からNhmberはフィギュアに関しては誠実なアプローチで、気にいってました。ソルトレイクの時のヤグの優勝記事も良かったよね。八木沼嬢の執筆は、少々ドラマ仕立てオーバー気味な所はあるけど(笑)、説得力と誠意があります。TVや週刊誌だけ見てる人は、いっぺんこれ読んでみてほしい。
大ちゃん、そうか。「歴史を我が手に」か。もういい、何でも言っとけ(笑)。ぜひとも、日本男子フィギュアに新たなる歴史の1頁を~(写真が綺麗だよ)。
スピードスケートの清水選手の「不調も低迷もすべて計算づくし」…って独白が、ナントモ不気味でコワイです。いやもう期待が急に湧いてきました。やっぱ「加藤君かなー。メダルは。」って誰しも思うんだけど、それだと「当たり前」すぎるのだろうか。ひょっとして、とんでもない結果が!?「さすがは清水。求道者。」と思わせてくれる記事です。でも、スピードスケートも靴で苦労するらしいけど、清水選手の靴へのこだわりは、かなり「おたく」級(!?)
あと、スノボやジャンプ、モーグル、ショートトラック等の代表選手も、まんべんなく良くわかります。そうそう、「スケルトン・越」(!)も。最年長の41歳。年代的についつい応援してしまいます。「オヤジも頑張るぞー」と連呼されると正直つらいですが。「41歳がオヤジ」ならば…私もしっかりオバンではないですか。解ってはいた事ですが。がっくり。
しかし、スケルトンやリュージュって、どやって応援したらいいのでしょうか。いつも謎です。滑走中に「越、頑張れ!」「いけるぞ!」と声援を送っても、もうとにかく引力の法則で超高速で滑っていくのだから(だよね?)、選手に何をどう「頑張れ」というのでしょう。これがフィギュアなら、「ああ、声援が飛んでるから、次のジャンプは絶対決めるぞ!」とか「頑張りよう」もあるというものですが、スケルトンのあの腹這いの態勢でどう頑張ったらいいのか。そして、「さすがは王者!素晴しいテクニックの○○!」とか「○○は若手なので経験不足か」とか「○○は腰を痛めているようだ」とか、どやって見極めたら良いのでしょうか。そう、「感動のツボ」「鑑賞のツボ」がわからないのですよ。この機会に一度ぜひ、解説付きで「ソリ系」競技を勉強してみたいものです。

★巻末の「スポーツを数字で読む・メダルの行方」今回は女子フィギュアの得点ランキングの話ですが、ちょっと…現実味に欠けます。国内選の得点は比較対象にならんよね。なんだか話がヘンテコ。
★あと「ヴァーチャル大予想」って、「日本勢がメダル獲りまくり」のお話があるんですが、センスがいまいち。「スルツカヤ、まさかの転倒で4位に沈む」なんて怒られちゃうよ(笑)。でも今頃、どこの国のメディアでも似たよーな事やってるんだろね…。
コメント
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