上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

★春を呼ぶ小ネタ集★

2006-04-29 | うぐいすよもやま日記

個展まであと○○日…
東京世界選手権まであと○○○日…
バンクーバー五輪まであと○○○○日…
そんな焦る日々。そんな時は小ネタ集~。私の「7days」。

★ホリエモン保釈
出てきたホリエモンを見て「断食道場に入ってた人みたい…」と、思ったのは
私だけだろうか。以前はいかにもコレステロール値が高そうで「世の中カネや」
オーラが溢れていた。人間、精神が顔に出るっちゃね。
規則正しい三度三度の簡素な食事、読書三昧、メール・PC・携帯ナシ。
拘束中って却って健康的な生活ちゃいますか。人生を考え治し、こころなしか
人相も変わり男前になったかのような。(これでまた「獄中日記」とか書いて
売り出したら、もとの“金もうけ顔”に戻る)。
★日本スケート連盟、ゴタゴタどないなる
↓にも書いたけど、J-SPORTSの解説って今後どうなるんでしょう。
おすぎさんは昨年で解説引退の筈だったのに?続投してるよね。連盟のエライ
さんではないから、今後もボランティアで解説するのかなー。誰か若手が解説
に上がってくるのでしょうか。
城田さんも藤森さんも退くのかなー。3月の世界Jrの女子の解説で城田さん、
えらいお葬式モードでしたよね…終焉を予期していたのかな。
★クマテツバレエ団、大阪で「ジゼル」を
この公演(熊川クンのKバレエカンパニー)、大阪の「ジゼル」は「さいたま」
とカブってしまうのよ。熊川アルブレヒトは結構、評判なのだ~残念!
どーでもいいけど、芳賀君のアルブレヒトの日は、熊川君とチケットのお値段
が数千円違う…シビアー。この格差がなくなる日は来るのか。
(私は芳賀版も見たいな~)
★走れ、うぐいす
先日お客さんが来た際、遅くなったので「お夕飯でも」ということになった。
幸い、田舎から送って来た「タケノコ掘りたて」がある。OK。
え~と~。アクを抜いて~。下茹でして~。お米洗って~。
全てが整い皆が席につき、「さあ!頂きます!」とパカッと炊飯器を開けたら、
水も米もタケノコもそのまんま。スイッチ入れてない…。
お客の顔から笑みは消えた。母の怒声を浴びつつ、コンビニに走る私だった。
★さいたまスーパー
さいきん私が「さいたま」「スーパー」という単語を連発してるので、友達が
「そんなにええのん?」と聞いてきた。
「ごっついデカイらしいんやわ。見えるかなー」
「見えるって?何が?」
「ああ、スケート選手よ、もちろん。外人さんも来るねん」
「スーパーのイベントで外人さんのスケート選手が来るの?サイン会?」
「あの…“さいたまスーパー”ってスーパーマーケットとちゃうねん…」
★さいたまスーパー・その2
その「さいたま」のチケット。マルビルの「ぴあ」は、なんと誰も並んでない!
お姉さんはヤな顔ひとつせず、一緒に汗だくになってベストな席を探してくれた。
優しい。親切。今後はマルビル地下のぴあで決まりだ(あの有名な「タワレコ」
お向かいだ)。
★消滅したっ
個展用に作っていた作品解説リスト。朝の4時までかかったのに、なぜか
「保存しない」をクリックしてしまった…。全てが消滅した。
いったん寝てからも一度PCを開けたら奇蹟が起きて残っていそうな気がした。
…ので、再び「あるあるある~」と呪文をかけながら開けた。
残ってなかった。ちょっぴり泣いた。
★英語、大丈夫?
関大前駅出たトコのauショップに「Kandaimae PRESS」というフリペが置いて
あった。大ちゃんと、関大生で歌手の女のコの対談が載ってるのだ。
えーお二人はスペイン語のクラスで隣の席になったのがご縁で、気が合って
たまに遊んだりしてるそうです(あ、勿論「おともだち」関係)。
共通の夢は「BIGになりたい!」。そうか。若いってええなあ(笑)。
大ちゃん、英語の単位取得がヤバイそうな。アメリカに行ってるのにね…。
(このフリペは、㈱ヘルムートって所が出している)
★メランジュのチーズケーキは最高!
ついで話。この関大前の駅前にある「メランジュ」ってケーキ屋さんは、昔
からむっちゃ美味しくて有名だ。大丸にも進出してはりますね。
1ホール1200円のチーズケーキがレーズン入りで美味美味。トロけそう♪
(むか~し、「モーツァルト」っちゅう喫茶店あったよね?いずこ?)
関大前には大ちゃんみたいな織田君みたいな「お若い男の子・女の子」が、
うじゃうじゃ徘徊するのだった。「イマドキ」のファッションに納得する私。
★帝国ホテルのあんぱんも最高!
結局、食べる話かい~(笑)。
今年は造幣局の桜、行きました。待ち合わせの帝国ホテルのロビーで買った
あんぱん。「帝国ホテル」明朝体の焼印がどど~んと高級感を醸し出して
いる。一斤500円を超える食パンって…でもおいしそ。
さて春限定の「桜あんぱん(157円だ)」は、真ん中にピンク色の桜の塩漬け
がちょこん、とおさまってる。直径は8cmくらい。ちっこい。でもでも、
美味しい~!小豆がハンパじゃない!程よい甘さと塩漬桜のしょっぱさが、
絶妙のハーモニーでございますのよ。んまい!
「造幣局の桜」を見に行かれた際は、あなたも「桜あんぱん」をひとつ。
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スケート連盟、新体制?

2006-04-26 | フィギュア吼えるぞ!
私のブログ、話がすすみませんねえ…(笑)。
もうそろそろ「トリノシーズン総決算」とかやってないとおかしーのに、
まだその入り口にすら立ちませんね。はら。
でも去年のブログ読み返したら、5月20日にGPのアサイン出てるの。
だからまだ猶予があるわ…(なんの猶予?)。

さきほどニュースを見たら遂に遂に
「日本スケート連盟、8名の理事が退任」(みんな見てるよね)。
城田さんともこれでお別れでしょうか…。
ええ、城田さんには悪いですが、私はかなり「ホッ」としてます。
だってねー。年末のゴタゴタはもう…胸が悪くなった。
トリノ前にいろいろ「フィギュア応援ブック」出ましたよね。
その中の一冊に(雑誌の名前忘れた)とても面白いのがあったのです。
なんというか、昔からの「コアなフィギュアファン」の気持ちをよく
わかってるな~と笑える一冊があったの。
たとえば
「ファンの間では“民放TVのフィギュアはダメ!”という認識が
 常識らしい。ベテランは皆、CSとBSを完備するのが当たり前」
…なんて。ツボ突いてるー(笑)。
あと、一般スポーツのライターらしき人の記事。
「年末にフィギュアスケートを取材していると、ある選手のコーチが
 こう語ってくれた。
 “フィギュア、今、ドロドロでしょうー。ごめんなさいね。
  でも、選手達の演技を見てるとキラキラしてるでしょう?
  そのキラキラが、色んなドロドロを忘れさせてくれてると思わない?
  選手の輝きそのものは、真実なのよね”
 …私は納得できるような気がした。その通りだ」

「ドロドロ」というのは、全日本の男子の採点ミスやら、女子の
代表選考に対する疑惑やら、「真央ちゃんをなぜ五輪に出さん!?」
という一連の大騒動を指している。
でも、このコーチは正直だ。どなたかは知りませんが。
ドロドロなんて誰でも嫌。もうウンザリ。
でもでも、選手がその日その時、全身全霊で滑っている数分間は、
全てを払拭してくれる「美しい夢」だ。
たとえ調子が悪くても。転倒してボロボロの演技でも。
その「夢」の魅力を知ってしまってるファンは、また性懲りもなく、
高いチケットを買ってしまうのだ。
生活の全てをフィギュアに捧げているかのようなファンを知っているけど、
その気持ちは解る気がする。
なんかこう、のめりこんでしまうのよね。
私も歴代のフィギュア王子の事を、朝から晩まで考えていた時があったわ。
(ま、今も周期的にあるか)。
それだけやっぱり魅力がある。この競技は。
だからその王子を(王女も)苦しめる、オッサン&オバサン達が
「お偉方」として、ふんぞり返ってるのが許せんのだ。
地方の小さなスケートクラブから出てきた有能な選手を育てる為に、
無名のコーチや関係者がどれだけ苦労を重ねているかを、五輪前の
色んなドキュメントや記事で見ることが出来た。
その人達がむくいられるように。願わずにおれなかった。

今回の退任は
「トリノも金獲れたし定年だし、まあここらでおいとましましょうか」
だったら怒るよ。ほんと。
年末の騒動はファンを大きく傷つけたのだ。
日本の活躍は城田さんの功績も大きいだろうし、御本人も有能で
感性豊かであられる人だろうとは思うのですが。
でもこの人…選手をたてないんだもん(笑)。それが「大人」かい~。
「勝ったら自分の手柄。負けたら選手の責任」
みたいな事は、決して公の場で言ってはいかんのだ。
子供達は、そういう大人を見て育ってしまうのだ。嫌やん。

今までどんだけ、選手をボロボロにけなす発言を聞いてきたことか。
昔は余りそうでもなかったと思うけど、本田君が出てきたあたりから、
城田さんは「金メダルへの欲」に目がくらんでしまったように思う。
みどりちゃんが銀だったことが、そんなにこたえたのかしら。
銀でもアナタ素晴しいのに。一体、金メダルの意味って何やねん?
静香ちゃんの金メダルで、一応「めでたしめでたし」と着地したかに
見えるけど、長年ファンの間に溜まった不信感は相当のもんだと思う。

まあとにかく、これからはサワヤカにお願いしたいです。
どこの国もこんなもんなのかなー。スポーツって何だ?
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ドビュッシーの絵画性

2006-04-25 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
最近、私のヘビーローテーションな一曲はドビュッシーの「月の光」。これと「You raise me up」があれば、ゴハン三杯はいける!?(喰うのか?)

ああ誰か「月の光」でフィギュアを滑ってくれないだろか。ベートーベンじゃないよ。あれはあれでいいのだけど、ちょっと悲愴感ありすぎで重くって、私はドビュッシーの方がはるかに好き。なんかこう、穏やかな夜の海に月の光がキラキラ反射して、小さな船が音もなく進んでいく…みたいな。
FSだと時間足りないから、SPがいいかな。ジョニーがいいなあ~♪もう振付まで浮かぶ…。衣装はヒラヒラのしーするー系。ちょっとアブトのラフマニみたいなのがいいな(ジョニーはああいうタイプ=王子様のシャツブラウス系を余り着ない。いつも身体にぴったり系を着てる。ラインを出したいの?)。
ジェフや大ちゃんでもいいな。ジェフとドビュッシーなんて美しすぎ。不協和音でも乱調リズムでも何でもOKだ!まあ「ナコイガッチ」を演れたら、もう怖いモン無いでしょう…(どういう比較だ)。

「そして月は荒れた寺院に落ちる」とか「夢」とか「牧神の午後」とか、とにかくドビュッシーの音楽は、繊細で絵画的なのだ。きっとこの人は画家になりたかったんじゃないか、と思う。音符よりもメロディよりも先に、まず「絵」=「色」「フォルム」を、明確に頭に描いているのだと思う。
私は初めて「牧神」のレコードを、父のコレクションでこっそり聴いた時、「なんだか森の中で、けだる~い午後のお昼寝してるみたいだな~」と感じた。そして曲が進むと「なんだか事件が起きてひと悶着あって、また解決して元のさやに戻ったのかな~」とボンヤリ思った。
解説書を読んだら、その通りだったのでタマげた(笑)。

「牧神の午後への前奏曲」は、有名なディアギレフのバレエ小品があるが、森の中でまどろんでいる牧神(男性)の近くに、ニンフ(女神)たちが数人、泉で水浴びをする為に現れる。一番美しい、リーダー格のニンフを見初めた牧神はそっと近付き、求愛する。おびえるニンフ。しばらく追っかけっこが続き盛り上がる。やがてニンフは仲間達と行ってしまう。けれど牧神はニンフの美しさが忘れられない。岩の上の自分の居場所に一人で戻り、ニンフが残していった薄絹(ストール?)を身体の下に敷いてその面影を偲び、ふたたび午後の眠りの世界へ入っていく…。

「牛の神さん」ってことで、頭にツノ、身体はブチ模様です、当然。バレエ版でも一見してギョッとするよな衣装とメイク。
スケートは…確か、スタニック・ジャネットあたりが演ってたんだったっけ?かなり簡素化されていたので、正視するのはツラかったような記憶。あの時スケート靴は何色だったんだろ。ブチ模様のぴっちり総タイツ+黒いスケート靴では…ツラすぎる。バレエはほとんど裸足だから(まあバレエシューズはいてるけど目立たない)牛みたいなカッコしても男性の肉体美で魅せてしまうのだが、フィギュアで表現する際、一歩踏み外すと「着ぐるみ」になっちゃうものね…。

カナダのJ・ロビンソンや佐藤有香さんがこの「牧神」で滑ってたのだけど、やはり試合用には難しい。「どこでジャンプ跳ぶねん!」って感じ。でもジェニファーはかなりニンフのイメージは出ていて、サスガでした。
有香ちゃん版はかな~り前に、世界プロフィギュア(?)で見たのだけど、これはなかなかの「究極」。ほぼバレエのイメージを損なうことなく、幻想的で柔らかく、それこそ「絵」が思い浮かぶプログラムだったのだ。衣装も確か中間色の薄絹で、神々しくさえあった。やはりのこ曲は、なめらか系のスケートの人でないと、どだい無理なのかもしれない。でも振付師にとっては、振付がいがあるだろなあ。「亜麻色の髪の乙女」とかも見たい!

どうも最近のフィギュアのEXナンバーが、現代POPSのボーカルばっかりで物足りない~。「クラシックの夕べ」とかやってくれないかな。真夏の夜にね。野外の自然のリンクでもいいね。あ、夏は凍ってないか…。
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「大西靖子さん木版画展」のご案内

2006-04-20 | うぐいすとお仕事
4月20日(木)~5月2日(火)、心斎橋のギャラリーピクチャーで、大西靖子さんの木版画展が開かれます。
版画集「花と心の彩り」出版記念ということです。お近くの方、お買物でミナミへ出られた方、ぜひお越しください!
以前に私も知人から画集を頂いたり、自分で購入したりしましたが、清澄で彩りがとても美しい木版画の数々は、なんともいえない詩情があります。
御自身は現在、天草にアトリエを構え、海や雲や風や花や草…の息吹を体中に染みわたらせて、日夜制作に励んでおられるそうです。やはり、その地に長く住んでこそ表現出来るものがあり、大西さんの版画には空気感が一杯感じられます。
内容や地図など詳しくは、上記のリンクからご覧ください。お問い合わせはピクチャーまで♪
(画像を1回クリックしたけど「見られない!」という方は、もう一度クリックしてみてください。フラッシュをインストしなくてもそれでOK、見られると思います)
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バンザイ新聞見たよ

2006-04-18 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
今季は五輪もあったせいで、とても録画V鑑賞が追っつかない。
(未だにDVDでなくビデオ派…そんな人間、私だけか?)ボチボチ見てる感じ。

『関西バンザイ新聞』ユルイ番組だったなあ(笑)。良くも悪くもこれが関西。
視聴率稼ぎの為に無理くり大ちゃんをもってきてる感が…。「関大スポーツの強さに迫る!」という切り口もワザとらしいが(笑)、大学側のテコ入れかもね。きっと。
ともあれ今、関大はアツイらしい。こないだ理事長さんも熱く語っていたもんな…「西」のメッカに!関大!私のイメージでは、早稲田みたいにしたいんだと思うわ。今、京大がアメフト部の事件で株価ガタ落ちなので、関大としてはチャンスなのだ(京大の方には申し訳ないが)。
高槻駅前に建設予定の、話題の新キャンパスは、大学から幼稚園までまるごと+商業施設も入れた一大複合ビルになるらしい。しかしその前にスケートリンクを作っちゃったという。
もともと新キャンパスの建設の方が先で、リンクは後まわしだったんだと思うけど、2003年から導入したスポーツフロンティア制度で、スムースに織田・高橋と入学してきた。そして二人はどうやら世界で名を馳せてくれそうな雰囲気になってきた?折からのフィギュアブームも加勢して一気に「早よ!リンク完成させい!」となった…と見るけどな。
このお二人の就職先はもう関大、とほぼ決まっているそうなので、ということはバンクーバー五輪でも「所属」は「JAPAN Kansai University」。
メダルでも獲ったりしたら最高のPRだ。「世界の関大」だ!だから是が非でも大学に残って、良い成績をおさめてもらわにゃアカンという魂胆か…。
少子化で学生は減るばかり。大学もなんか魅力をアピールして生徒を集めにゃ大変ということね。でも、もともと佐藤信夫コーチ夫妻も関大卒なので、フィギュアの下地はあることはあるのかなー。

話それた。『バンザイ』での大ちゃんは「ほんのちょろりん」の登板だ。でもなかなか楽しかった(!)
日本での今現在の練習場所・臨海のリンクで、桂きん枝師匠と女子高生リポーターのコンビに直撃される(臨海リンクって4~7月まで休みなんだね…)。
トリノから帰ってきても、比較的厳しい表情で練習してたけど、3アクセルの着氷でしっかりオーバーターンしてるのが御愛嬌。大丈夫か!?(まあ「なみはや」ではオープニングで綺麗に決めてたからいいか…)どうでもいいけど細い。スケーターってやっぱ細くないとジャンプって跳べないものなのね。織田君のN杯の練習の時の「ぴっちり黒タイツ」姿を見ても、まあ~あきれるくらい細かったものね。
悪評高いヤキソバ頭ですが、確かにこのファッションコーデならさして変でもないか…。全身黒系で首にストールみたいなモン巻いてる。靴も何気におしゃれ。指輪もブレスもいっぱい。
しかし、阪急電車でこんな人乗りこんできたら、わたしゃ逃げるよ。あまりお近づきになりたくないよ(^^;)。つーか、神戸線・宝塚線はともかくとして、ローカルな千里線にこんなヒトまず乗らないよ(笑)。
きん枝師匠に「安藤美姫ちゃんと文通とかしないの?」と聞かれ「えええー!?文通ですか!」と引く。お若い人に「文通」って…メールはたまにするそうな。
「女の子には全然モテませんー」とかなり真にせまって嘆いている。困ったもんや。前~に長光コーチに「カノジョくらい作らんとー」とドツかれていた記憶があるが、この方面でもライバル・織田殿に負けているのである。情けない!いろんな意味で、殿のほうが「世渡りしっかり」に思えるのは私だけであろうか。殿なら引退時までに、家一軒・嫁付きで構えていそうな気がする。そして末は「関大理事長」の座におさまっていそうな気がする…。
1コ後輩で同じ高校出身の平井絵己選手が映る。素朴系でむっちゃ可愛い。この選手は多分、DOIとかに出られるまであともう一息、のクラスなのかな。まだ全日本では私は未見。それにしても(しつこいけど)フィギュア選手は小さい。細い。一般人と「カテゴリー違います」って感じだ。
きん枝師匠に「ナルシスト系でんなあ」とコメントされていたが(笑)、まあ今までの日本男子は「どうせ俺っちなんか…」と下を向いてる人が多かったので、とりあえず「自分を綺麗に見せよう」という姿勢は買わにゃならんのかな…でも、ヤキソバは買わないわ。今頃、コネチカットで「丸刈リータ」になってることを願う。
スタジオでは「高橋選手は今アメリカにいってはって、東京の世界選手権に向けて、三週間みっちり新しい振付を習ってきはります」「ほ~お」というやりとりがなされていた。
関西のテレビシーンでこれほど丁重に扱われた事がかつてあっただろうか(いやない)。破格だ。皆、フィギュア選手の動向なんて、これっぽっちも話題にせーへんかったやん(笑)。それほど関西のテレビシーンとフィギュアって、ベクトルが遠かったのである…。

それにしてもやっぱり大ちゃんは面白い。あのシリアスな演技と、この「キテる」ファッションと、不器用な喋り方と、考えてる事の生真面目さ…このどえらいギャップがもー、笑けてしゃあない(笑)。
関大リンクのOPENイベント楽しみだ~。一般人が入れるのか否か謎だが。
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いま・あい

2006-04-17 | アート・音楽・映画・本・舞台・ドラマ
今日はTVが空いてる…チャンス。はからずも見てしまいました。
「今、会いに行きます」(!)

これが話題の「いま・あい」か…「せか・ちゅう」も「東京タワー」も見てない私はトンと邦画にごぶさたですよ。「誰も知らない」以来でございますよ。
なんか、前宣伝がイヤで避けて通ってたんだけど、意外にも良かった~。
こりゃもう中村獅童の演技力に尽きる!うまい!
あんまり好きな役者さんではなかったけど、うまい!
いるよ…あんな弱々しいタイプのお父さん。息子に愛称で呼ばれてるお父さん。このリアリティが魅力的。
緑の山々と雨の描写がみずみずしい。ギコギコとこぐ自転車もイイ(車だったら興ざめだ)。森の中の平凡だけど不思議な家も、お洒落すぎず汚すぎずで丁度イイ。
洋画はカメラがまわっているだけで絵になる部分が多いけど、見慣れた日本の風景をファンタジーにするには、「現実からちょっとだけ浮遊させる」感覚が必要なのだわ。すこ~しミスマッチ感は…竹内結子かなー。仲間由紀恵のほうが…良かったな、私は。
なんだか、大島弓子の漫画を少し思い出しました。「四月怪談」とか。輪廻転生系というかタイムトラベル系というか(?) 
奥さんが生き返ってきても、ダンナと息子は素直に受け入れるのね…疑うことなく。でも、親しい肉親を亡くした人なら、この感覚はグッと胸に迫るものがあると思う。1日だけでも帰ってきて欲しい、と思うことあるものね。必ず。
最後の場面がいちめんのひまわりなんですが。あれはやはりイタリア映画の「ひまわり」からインスピレーションを得たのでしょうか。あれも哀しかったね…。
それと、もう一つ連想したのは、河瀬直美監督の「萌の朱雀」
奈良の山々のみずみずしい緑が全編を覆いつくしている、一編の詩のような映画なんですが、「今、会い~」と共通してるのは、日本人的なウェット感…湿り気でしょうか。さわやかな湿り気。こちらもオススメです。
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スケートの翼に乗って

2006-04-14 | 05-06 コンペとショー
「ダイアモンド・アイス」関西TV版のフィナーレは、もちろん静香ちゃんだった。
青い衣装。イナバウアーでグルーッとカーブを描く。柔らかな腕が羽のよう(推測ですが、モロゾフに指導を受けてからの静香ちゃんは、腕の動かし方がよくなったと思う)。
もう飽きるほど見ているのに、私は何度も何度も繰り返し、食い入るように画面を見つめてしまった。この関テレ版はカメラアングルが良く、解説も余りうるさくない。そのせいもあってか、「多分、今季のしめくくりになるであろうYou raise me up」という事もあってか、何か陶然とした感じさえ受けた。

萩尾望都さんの漫画でバレエものがいくつかあるのだけど、中に「感謝知らずの男」という1冊がある。
「レヴィ」という少年ダンサーが主人公で、バレエ学校を卒業し、丁度「これからさあ!世の中に出ていくぞー!」というお年頃。踊る日々の葛藤や、恋や友情や人間関係が、優しい視線で繊細に描かれている。
レヴィには精神病院に入院しているお兄さんがいるのだけど、心を病んでいながらもどこか清らかで無垢な感性を持つ兄のことを、彼はとても気にかけている。
バレエ団に入り、初の海外公演に出るレヴィを兄は励ます。
「ああ、おまえは“バレエの翼”に乗って、世界へ飛んでいくんだね。どこまでも飛んでいくんだね」
…昔の漫画なので多少セリフ違ってるかも…でもこの「バレエの翼に乗って」という所が好きで好きで、ずっと心の中に沈潜していた。
バレエダンサーならば、「バレエの翼」さえ持っていたら、世界中に飛んでいくことが出来る。
歌い手ならば「歌の翼」。
バイオリニストなら「バイオリンの翼」。
スケーターならば「スケートの翼」。
精神病院に閉じこもっている兄から見れば、ダンサーとして自立した弟のレヴィは、どんなにまぶしくきらめく存在に見えたことか。「翼」が自由の象徴に見えたに違いない。

ああ、遂に静香ちゃんも「翼」を手に入れたんだね…。これからこの大きな翼に乗って世界中を飛ぶんだね。
私はそんな事を思わずにおれなかった。
もし仮に、若いマイズナーが五輪で素晴しい演技で金メダルを獲ったとしても、同じようには思えなかっただろう。「そこに至るまでの蓄積」が少ない選手には(少なくともそう見える選手には)、衝撃はあっても感慨は抱けない。「すごいなあ」とは思えどそれ以上のものは無い。
長い長いあいだ、小さな湖をグルグルと周回して泳いでいた白鳥が、ついにその翼に力を蓄えて一気に飛び立ったかのような。私には彼女の姿は、そんなふうに見えた。
一連のフィーバーが治まり「次へ」踏み出す時期が訪れて、やっと「金メダルだったんだな~」と、しみじみ実感したことでありました。
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おともだち

2006-04-12 | 05-06 コンペとショー
少々、アイスショー疲れって気がしてきた…。がんばれ!
「静香ちゃんとおともだち」って、なんだ?これは?予約が始まっている!?
「カタリーナ・ヴィットwithフレンズ」
「クリスティ・ヤマグチwithフレンズ」
…Divaになると、「おともだち」を引き連れてアイスショーが開催できるのだ。遂に遂に、静香ちゃんもその仲間入りを果たした、ってことかいな。
でもこれオイシイよ。2部構成っちゅうじゃない。収益の一部は選手強化費用に充てられるとのこと。そういう煽りがあれば、ますます行きたくなるのが人情というものだ…でもちょっとたてこみ過ぎな感じ。DOIも例年通り6月末にあるようだし。
ラインナップを見てると、織田君や小塚君は「おともだち」ではないのだろうか(このへんは“ブラザーズ”か?)。友加里ちゃんは「おともだち」で、美姫ちゃんは違うのだろうか。個人的には久々に田村岳斗センセイを見たい。
大阪に住んで、良い事もイッパイあるけど、こういう時はやっぱYokohama住人でありたかった…。
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久々に芸術劇場

2006-04-10 | バレエにハマって幾星霜
…バレエの話って何ヶ月ぶりだろか。
いや~。金森譲さんの「物質化する生贄」を見ました(たまたまつけたら丁度インタビューだった)。
良かった!良かったあ~!(興奮)
前に見た金森ダンス(タイトル忘れた)はちょっと退屈で、途中でリタイアしてしまったけど、今回のは良かった。最後まで緊張感に満ちていた。
デパートのマネキンみたいなポーズをした5人の女性が、無機質かつ不気味に踊り出す。カクカクッとした機械的な動きが面白い。パートナーの男性が、マネキン女性をあやつるように踊る。最初は支配的なのに、だんだん主客転倒してきて、最後には女性が激しく抵抗するのを男性がねじふせる。
冒頭で舞台中央に座していた総ボスみたいな男性が、エンディングでは男性の黒服をまとった女性に変わっていて、コトンと人形のように横向きに倒れる。
ノイズ的音楽とクールな照明。「バシャッ」といきなりカットされて暗転。とか、映画を見ているみたい。
金森譲さんは、以前にNHKのTR(トップランナー)に出演していた際、これまた偶然見て興味を持ちました。なかなかな男前?かな?ベジャールのバレエ学校「ルードラ」に在籍していた際、創作振付の授業でホメられてその気になり(?)、帰国して自身の舞踊団を立ち上げ、次々と新作を上演しています。海外での評価も高いはず。
うう~ん。ルードラ出身だけどベジャール的というより、フォーサイス的かな。
ダンスそのものが特異というよりも、音楽・舞台装置・照明・全体のカラー…をひっくるめた「金森ワールド」が確かにあるわ。特に今回はアバカノビッチみたいでした…こういうの好き。ありがとう国営放送。
(あー、キャストに中野綾子さんの名前が!ローザンヌ→ロイヤルバレエ学校→プロ…までは知っていたけど、今、日本で踊ってはるのね。)
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黄砂~に吹~かれてえ~

2006-04-08 | うぐいすよもやま日記
そんな歌なかったかしら…この近辺の桜は7分咲きくらい。今日は日本晴れ。なのになのに。黄砂っちゅうのか吹きまくり。嵐で全てが飛んでいく…。
最近、物を食べるたびにオナカが痛かったが原因がわかった。最後の版がどうしてもうまくいかず、死にそうだったのだ。
今日3度目のトライでやっとうまくいきそう。ああ~危機を脱出。

Oさんが言ってたけど、「なみはや」にはあの道上洋三氏もスタッフと共に見に行ってたらしい(道上さんは関西の有名なラジオDJ)。7列目で、選手が出入りする所だったそうな。ということは背面中央の前のほう…やはりマスコミ席だったのだろうか?あの日はきっと、関西有名人もた~くさん来てたんやろな。
友達が教えてくれたけど、明日のお昼の毎日放送の番組「関西バンザイ新聞春号」というのに、大ちゃんがチラと出るらしい…けど、これメッセンジャー黒田の司会だよ。ツッコミきつそう…。
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予感…?

2006-04-07 | フィギュアこんな話も
KATHLEEN BANGSさんのPhotoがアップされてますよね。ジョニーも素敵だけどいろんな選手が増えてるわ。静香ちゃんもあるわ。ヤグのは前に見たけど、なかなかカッコイイ。ビーチで一緒に写ってる女性がキャサリンさん?
ジョニーはとても可愛い^^ でも脱がなくてもイイよ。「ほれっ」て(笑)。脱ぎたがりなのかしら。
サーシャの写真が多いけどファンなのでしょうか。でもこれも可愛いな~。ジョニーとアブトって根本的に似てるような気がする。あとアンドレイ(グリアツェフ)は、口元がタッキーにソックリだ…「義経」の頃、毎日曜になると「ああ、アンドレイ、元気~?」と思わずにおれんじゃった…(そう思うのは私だけか)。

このAlubumの中で個人的に気になっているのは、全米選手権でもクローズアップされていたロヒーン・ワルド選手。確かに異色だ…あれだけ取り上げているということは、よっぽど期待されているのか(内部事情はわからん)。
でもこの人、ごっつい系の外見とはウラハラな、繊細で美しいスケーティングなのよね。スタイルはいい、技術も柔軟性も芸術性もあるという。確か4回転にもトライしてましたよね。ルディ・ガリンド的かな?と思っていたけど、実際にFSを見てみたら意外に正統派なのでした。
ワルドを見てるとちょっとアルビン・エイリー・バレエとか思い出す。(アルビン・エイリー・バレエ団は有色人種だけの舞踊団でしたが、私が見たのは遥か大昔。今はどうなん?)なんか独特の、醸し出されるムードがあるの。「内に秘めているものを爆発させた時は怖い!」っちゅうような。
もしかしてこの人が来年ブレイクするかも…とにらんでますが、未知数過ぎてナントモ言えない。でも大物だと思いました。来年いきなりは無理でも今後上がっていきそうな予感がします。さて。

ヤグの後ろ姿の重厚感あふれるヒップがいい(笑)。その「ヒップ」が今現在心配。大丈夫かな~。もしももしもヤグがパスしたら、アンドレイが代打なんてことは…(それはそれでむちゃ嬉しいが)。
「新採点法だとヤグは一体、何点ぐらい出るのかな?見たい!」とこないだ書いていた私ですが、まさに現実になりつつあるではないですか。えらいこっちゃ。でも4分半も今のヤグに「滑れ!」というのは酷な気がする。3分半くらいの「FS変形バージョン」になるのではないか。あれこれ「さいたま」を思う私。
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キノシタグループって何だ

2006-04-05 | 05-06 コンペとショー
えー。私、大阪のアイスショーを「Diamond On Ice」と書いてしまってますが「Diamond Ice」だったのね。訂正。
フィギュアスケートのサイトで「DOI」って表記されてるものは、毎年6月に開かれる「Dream On Ice」の事です。これは日本のTOP選手総出演の「新シーズンのSP(EX)お披露目大会」みたいな感があり(お披露目しない人もいる)。ゲストにヤグディンが来日したり、なかなか華やかで見応えありましたが、今年もあるのかな?どうなんだ?場所はたぶん新横浜プリンス。

5月の「ジャパンオープン」の公式サイトが出来てますね。ここ。記者会見のもよう(なんで日本の4人全員でないの?)…大ちゃん、早く髪を切ろうよ。そして堂々と喋ろうよ(笑)。真央ちゃんは身長が161cmに伸びた…そだけど、美姫ちゃんくらいまでいくのだろうか。来季もニコル振付みたいなんで、新PGで臨むのか、とも(一体いつ学校に行くの?)。優勝チームには約900万円の賞金が出るそうですが…デカイねえ。
ヤグディンが余り体調が良くないみたいで心配。本当に来てくれるのかしら。この公式HP見てたら、段々コンテンツが見えて来た…「新採点法による」ってしっかり書いてある。前の「Ice Wars」って確か10点満点でなかったっけ。新採点法だと、ヤグと本田君はかなり苦戦しそうな気がするのだけど、どういう点が出てしまうのだろう…(あ、これやっぱり制作はIMGなのね)。

「キノシタグループ」って何なのだ?とちなみに調べてみたら要するに不動産全般みたい…不思議な時代だわ。選手達はみな「キノシタ」の文字の前で滑るのであろうか。
先日見た世界Jr選手権のフェンス、「Nikon」「Citizen」「ANA」「アイフルアイフル」!日本企業ばっか!リンク中央で演技する選手をカメラが捉えたら、丁度「アイフル」の文字がでっかく映るようになっている。陰謀かな…。かなりオドロキました。
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私は誰でしょう?

2006-04-04 | 05-06 コンペとショー
フィナーレはまた実況でいきましょう。
再び仮屋アナウンサーと四十嵐さん、お願いします。↓
                ★
仮「四十嵐さん、楽しいショーもついにフィナーレですね。お、女子が出てきてそれぞれレイバックスピンを始めました」
四「続けて男子3人が出てきましたね。黒い上下…高橋と、赤いF1衣装だから南里ですか。もう一人は柴田?みんな同時にトリプル!」
仮「あ、高橋と南里、同時に転倒!珍しいですね。客席からもどよめきが」
四「次にアイスダンスの都築&宮本カップルが出てきましたね…ええっとー?あれ?手をつないで出てきたのは織田です!」
仮「あ、あの『フィガロ』の衣装は織田ですね!織田選手、腰を落としたイーグルの態勢で都築選手をリフト?えええ~。すごい!」
四「しかもピースサインまでしてますね。余裕ですね(笑)」
仮「いつのまにこんなワザを習得したのでしょうか!さすがは織田、力あるんですねえ~(感嘆)」
四「おっと次は『ロクサーヌのタンゴ』の衣装で高橋が出てきました」
仮「ですよね…でも、髪が短いな。楽屋で切ったんでしょうか?それにやや痩せてるような」
四「上半身が細いですよね。オナカでも壊したんでしょうか」
仮「次は…薄い水色の衣装を着た中庭か?昨年のSP「四季」の衣装でしょうか。でもこちらは髪が伸びて茶色のような。それに中庭選手、ちょっと背が縮んでる…」
四「あれ?次の柴田選手は髪が黒で短くなってますよ…」
仮「こ、これは…もしかして。男子は皆“衣装総取り替え”のワザでしょうか!?」」
四「いや~。驚きましたね!南里のF1衣装は柴田。柴田のEX衣装は小塚。高橋の黒シャツは無良。織田のフィガロは宮本。そして中庭のSP衣装は高橋。高橋のロクサーヌは織田が着ていた…と」
仮「遠目ではわかりませんでした!一番笑えたのは」
四「私は織田の『ロクサーヌ』ですね。ケッサクです!(笑)」
仮「男子は皆、仲が良いから出来るワザですねえ。女子ではそうはいきませんね」
四「女子は…モメそうですが。しかしよくサイズが合いましたね」
仮「いやー。さて各自、得意ワザを披露しつつ大団円です。リンクに3つの大きな円が出来ました。皆でグルグル回っています」
四「おっ?荒川さんと中庭君がぶつかって倒れてますが!」
仮「…起き上がりましたね。大丈夫でしょうか。急ごしらえで余り練習できてないと思いますが、よく頑張りましたね」
四「挨拶してますね…リンクを一周して…あ、ドコモのマスコット『ドコモダケ』を手にしています。客席に投げ込み始めました」
仮「男子の一団が…客席の前、端っこの方で何やら集まって話していますよ。お!?」
四「男子5人(?)が縦一列に並びました。なんだ、このウエーブの動きは」
仮「四十嵐さん、こ、これは『KAT-TUN』ですよ!KAT-TUNがスカパーでやっているというCMの動きを、ソックリ真似しているんですよ(情報提供:T嬢)」
四「知りませんでした…chu-chu-trainとも言えますが(情報提供:T嬢)」
仮「四十嵐さんも意外にお若い(笑)。そして今横一列に5人が並びました。一斉にマスコットを投げる態勢をとり…ふりかぶって…投げ…!まし…!…た!キャーッ!と女性客の大歓声です」
四「あの場所のお客さん、総立ちでしたね~。お得でしたね~」
仮「男子はこういうことには燃えるみたいですね(笑)。普段は女子に押されまくっているのに。演技面でも頑張ってほしいですね」
四「本当ですね。本田が去った今、高橋選手か中庭選手が音頭をとっているのでしょうか。いやー。面白い企画でした。最後に荒川さんと村主さんが手をとって、リンクから去って行きました。本当にこれでサヨナラですね」
仮「素晴しいアイスショーでしたね。これでダイヤモンド・オン・アイスの中継からは失礼します。四十嵐さん、今日はありがとうございました」
四「ありがとうございました」
                  ★
…いかがでしたか。
「男子衣装総取っ替え・私は誰でしょう?」私はまんまとダマされました(笑)。織田君がリフトしてるよ~ってのも「…彼は研究熱心だから有り得るかも」と、真面目に思わせてしまうところがニクイ(しかし「ロクサーヌ」な織田君、必見でっせ~^^;)。
どうせなら、30秒くらい各自の演技のハイライトもそっくり真似してやって欲しいな~。いやもうこれだけで1時間ショーやってくれ(笑)。
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来年はあるのか…DOI

2006-04-04 | 05-06 コンペとショー
「なみはやドーム」で、休憩時間にトイレ待ち行列をしている時、私の前のご婦人が携帯電話で叫んでいた。「ちょっと!今日、荒川さんの生(ナマ)イナ・バウアー見にきてんねんで!ナマやで!ナマ!」…そら、「録画」とちゃいますわな…。

「ダイアモンド・オン・アイス@なみはや」良かったけどさ。
でもさでもさ。名古屋はトップ選手はSPとEXの2本立てだったそうじゃないか…ぷんぷん。大阪は1本のみ。オープニングで静香ちゃんがEXでない衣装(『幻想交響曲』=黒地に赤リボン巻き付け)を着てたから「もしや!」と思ったのに、あ~らら~。パンフも名古屋は無料配布だったとか。大阪は2000円!(見本も無いので中身を吟味できない)これでは「大阪はガメツイところ」と思われてもしゃーないで。ぷんぷん(ちなみにスポンサーはDoCoMoです)。
しかし満杯だ。4000人だったそうだ。リンクは有明よりはでかいし、照明も凝ってました。一部割愛スミマセン。ダイジェストで。

《第一部・ジュニア》
★柴田君
「シンドラーのリスト」?しっとり華麗に、キャッチフットなど柔軟ワザも駆使して魅了。いや~「和製ウィアー」そのまんま(あ、もちっと洗練されてスピード出たらいいな)。ただひたすら美しい。ピラピラキラキラの衣装が細身に合うのさ。ジャンプまあまあ。来季はシニアだ!頑張れ!
★武田奈也ちゃん
黒のパンツルックで上は白Tシャツ(?)世界ジュニアのハツラツっぷりをそのまま持ち込んでくれました。笑顔が可愛い。ジャンプも高い。一番輝いていたかな。これから期待できそうです。
★澤田亜紀ちゃん
肩を出した黒の「夜会服」的な衣装でちょっと大人っぽいイメージに。ラストに3連続の2アクセルを跳ぶなど、こちらもハツラツ。先輩の由希奈ちゃんに負けない存在になってきたかな。武田さんと並ぶ若手ホープ。
★小塚君
世界JrのEXまだ見てないけど、これよりは良かったことでしょう(笑)。ジャンプが決まらず、な~んでもないとこで転倒。お疲れ気味だったのでは。ストリートっぽい振付はこなせてるから、あとは「自然なノリ」が出てくるようになったらいいなあ。
★無良君
こちらも期待してたのだけど、ジャンプ決まらず、で締りのないPGになってしもた。でもこの人、ホンマに本田君に似てる(笑)。俯瞰で見てると滑り方がソックリなのだ。憧れてるのかな?豪快なフライングシットなどは、お父さんを彷彿とさせました。来季、伸びてきそう。
★真央ちゃん
Over The Rainbowは水色の衣装だったけど、もうすこし大人っぽい演出がこれから必須になるんだろうなあ。子供たちの「まおちゃ~ん!」歓声がスゴイ。アンコールで3アクセルを成功。彼女のアクセル確率は、もうシニア男子なみ?

《第二部・シニア》
エントリーしていた本田君がいない!ショック!しかも貼り紙もアナウンスも無い(この日、福島のショーに?行ってたそうな)。本田君の扱いをもっと大事にしてほしいわ。往年のファンは怒るのであった。
安藤美姫ちゃんは「大学の入学式・その他の行事で欠場」の貼り紙。新SPだそうなのに残念だ。恩ちゃんが来てくれました。
★南里くん
SPで使った「F1レーサー」プログラム。凝った振付でジャンプも高い。3-3を軽く決めてました。私は実は南里君にとても期待してるの。シニアの壁をブチ破って、羽ばたいてほしいな。
★都築&宮本組(ダンス)
ステッキを使ったしゃれた振付。宮本選手がカッコイイ(黒のタンクトップで筋肉スタビスキー並み)。今日で都築さんは引退なさるそうです。「私はダイヤモンドにはなれなかった。けれど精一杯頑張ってきたので、今までありがとう」と涙声で挨拶されました。胸が詰まる思い。タラソワチームに居た頃はグングン上にいってくれる、と思ってて…美しく素敵な選手でした。今後はコーチ業をされるのかな。
★太田由希奈ちゃん
復帰!これ「ピカソダンス」の衣装?(ではないか)キラキラ美しい白と黒。「アダージオ」のボーカル版だけど(サラ・ブライトマン?)体型も余り変わらず、しっかり技術もキープしてきたことが解ります。レイバックやスパイラル、イナバウアーも美しい美しい。由希奈ちゃんを知らないで今日来た人はきっと「あの人も荒川さんと同じ事やってる!?」と驚いたかも。考えてみたら、体が柔らかい彼女は新採点法に向いてるのだ。3回転も今日は跳んでくれてたし、あとはうまく調整してバンクーバーまでなんとか滑っていって欲しい。歓声も大きく人気一杯。滑り終わったあと笑顔でした。由希奈ちゃんの復帰が、今の私の最大の願いかも。
★中庭くん
デズ・リーの「kissing you」という静かな曲なんですが、これが素敵だった~。オトナなファンには本日の白眉だったかも。ディカプリオの「ロミオ&ジュリエット」の水中?ラブシーンで流れる歌ですね。私がこの曲、大好きだからかもしれんけど、切なくてとろける~って感じじゃ。すっかり惚れた(笑)。しかし友人の証言によるとこれは昨年のEXだったのね…ごめん、健ちゃんのEXって見る機会無いんだもん(あちゃちゃ)。これからはもっとEXがTVに映るように…。
★大ちゃん
↑この「ロミ&ジュリ」で滑って欲しいさ。ハマるえ~。「ロクサーヌ」希望でしたが「ノクターン」でしたわ。もう○回目…。今日はOpeningセレモニーの3アクセルといい、ジャンプも全て軽く決まっている。ノビノビ。やはりこの「水面スレスレを飛んでいくような滑り」は卓越してるよ。来季はこれを試合で見せてね。スピンはホンマ頭ブチ切れそう(T嬢の予測では右脳と左脳が入れ替わる?)。髪はもうヤキソバのびきって「単なるボサボサ」だ。オダギリジョーが丸刈りしたら、大ちゃんも丸刈りになるかな。なろう。なれ。
★すぐりん
「キダム」のボールは、この日は「あげないよん」ではなく、最前列のお客さんとキャッチボールでした。世界選手権のお疲れも見せず、素晴しい踊りです。アンコールは高速スピンで大拍手。プレゼントも沢山。すぐりんはCOIツアーに出るのかな?うまく調整して、来季は出遅れのないように。怪我をしないように。東京で一番輝いていて欲しいです。
★織田くん
SPの「フィガロ~」ですが、これ結局「セビリアの理髪師」なわけ?(どうなんだ)この衣装も見納めなのかな。大成功のSPやったよね。殿が滑ってるあいだ、今季の活躍シーンの全てがお客さんの脳裏をよぎったことでしょう。3-3のセカンドジャンプの高さがやはり決め手!今日は3アクセルはダブルになってしまったけど、昨年の世界Jrの予選までは「3アクセルは全然成功できなかった」…っちゅうのがオドロキ。
★静香ちゃん
ゆ~りずみぃ~あ~~~っぷ~~~♪「イナ・バウアー」本日は計3回披露。お疲れも見せず3-2のコンボを。Y字?で滑ってきてクッとターンする、コーエンがよくやるワザも入れてました。やはり美しい、美しいです。場内タメ息。でも私の後ろのにーちゃん、イナバウアーの度に「ピーッ!」とはやし立てるのはやめい!
今日は小泉首相とオペラ鑑賞だとか?昨夜遅くに東京へ帰ったのかな。静香ちゃん、フィナーレで中庭君とぶつかって転倒してしまったので、ちょっと気になりますが。

…ここでフィナーレ。大団円を迎えますが…思わぬ落とし穴が!
(つづく)
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未来日記

2006-04-01 | 05-06 コンペとショー
2006年5月14日(日)、フィギュアスケートの世界3地域対抗戦「ジャパン・オープン」が開催されました。本日はその模様をお届けします。実況は仮家アナウンサー、解説は四十嵐文男氏でどうぞ。
                ★
仮屋「四十嵐さん、この大会はルールを変更したんですよね」
四十嵐「“日本チーム”でなく“アジアチーム”になったんですよね。そしてチーム人数が無制限になりました。つまり、男子は4分半のFSを一人で滑るんではなく、何人かが交代で滑ります」
仮「アジアチームのオーダーは、中国からチェンジャン・リー、ミン・ジャン、ソン・ガオ、日本から本田、高橋、織田、小塚…」
四「控えのベンチにパトリック・チャンの姿が見えますが」
仮「あ、彼は北米チームなのに。ウッカリ君ですね」
四「北米チームはバトル、サンデュー、ソーヤー、メイビー、ウィアー、ライサチェク、ゲーブル、ワイス…と強豪がひしめいてるので、チャンの座る椅子がないのかも」
仮「北米は余り和気あいあいとしてませんね。仲が良くない?」
四「かもしれません」
                ★
仮「アジアチームの演技が始まりました。先発は予想通りチェンジャン・リー。曲は“愛の夢”です。衣装はベルばらですね。なんでも宝塚から寄贈されたとか。髪もオスカルになってるし、どうしたんでしょうか。リー、なんと5回転トゥ!跳んだ!素晴しい。5T-3T-3Lのジャンプです。さすがは“FS前半2分までは世界一”の異名をとるだけのことはあります」
四「でもスタミナの問題で、即ミン・ジャンに交代しましたね。ジャンは4Sー3T!見事ですねえ。こうなると北米チームも対抗して、サンデューに4回転サルコゥを跳んでもらわないと。でも望み薄ですねえ…」
仮「中国、久々に登場のソン・ガオに早くもバトンタッチ」
四「曲は“仮面の男”ですね。欧州チーム・ベンチのヤグディンが険しい表情で見つめています」
仮「自分と同じPGやんないでよ!って立腹してるのかもしれませんね。中国ガオ、また4T-3Tを跳んだ!」
四「中国選手は、一日に50本4回転を成功させないとおうちに帰れないそうです」
仮「アジアチームは前半2分までに大ジャンプを連発。あ、ここでまた曲が替わって“アランフェス”です。本田登場」
四「前半にジャンプ固め打ちで、中盤は哀愁のスローパートで魅せる作戦ですね。いい采配です。本田、素晴しいイーグル。ここで3アクセル!」
仮「ステップからの3フリップ、本田印も決まりましたね。衣装は本人いわく“ばっちいほうのアランフェス衣装”ですが」
四「五輪の時の赤い衣装のほうが良かったですね。アイロンがけが間に合わなかったようです」
仮「昔、本田の衣装はジェフリー・バトルのお母さんが全て面倒みていた、という逸話がありますが、もう今はアイロンあててくれないのでしょうか。本田、ベテランの表現力で会場をおおいに盛り上げました。ここで若い織田に交代しましたね。ワールド初出場4位の勢いをそのまま持ち込んで、3アクセル、レベル4のスピン連発です」
四「織田選手の衣装の背中に『風林火山』と墨字で書いてありますが」
仮「榊莫山センセイ直筆らしいです。それにしても『風林火山』は武田信玄では」
四「…ですよね。御先祖様を間違えているのかな」
仮「あ、でも胸にはちゃんと『鳴かぬなら、殺してしまえホーホケキョ』のロゴマークがありますよ」
四「ホーホケキョでなくホトトギスでは。ぶっそうですね。でも彼の勝利への執念が伝わってきますね」
仮「世界ジュニアで優勝したばかりの小塚選手にバトンタッチしました。小塚、3ループから素晴しいサーキュラーステップです。次代日本を背負って立つ男と言われてますが、リンクサイドで出番を待つ高橋は青ざめているような」
四「上からは押さえつけられ下からは突き上げられる…という、中間管理職の悲哀を、わずか20歳で味わっている彼ですから。おおいにその気持ちは共感できますよ」
仮「四十嵐さん、さすがは含蓄のあるお言葉ですね。高橋、リンクに出ました。3ルッツを決めた後は勢いのあるスピン。そして得意中の得意ワザ、ストレートライン・ステップへ」
四「またヤグディンが怖い顔で凝視してますねえ。さっき本田が滑っていた時は穏やかな笑顔だったのに」
仮「やはり、かつて自分のキーパーソンだったモロゾフの振付が気になるんでしょうか。高橋、怒涛の勢いです」
四「今日はレベル7までいくんじゃないでしょうか。ただ、髪が腰まで伸びているので“お岩さん”状態ですね」
仮「お岩さんが首をグルグル回しているので恐ろしいですね…。高橋、フィニッシュ!素晴しいです。観客は総立ち。アジアチーム全員が今リンクに駆け寄り、佐野監督を胴上げしています」
四「監督は佐野稔さんだったんですか。私のところにはオファーが無かったのに…」
仮「ま、まあ…(苦慮)。四十嵐さんは解説でお忙しいということで」
四「いいんですけどね。別に(スネる)」
仮「…えー。ということで今、キス&クライは大変な事になっています。7人の選手に加えて、佐藤コーチ御一家、長光コーチ、織田コーチ、リー・バーケル、ダグ・リー、ニコライ・モロゾフ…と椅子に座る人が多すぎて中国選手のコーチが座る椅子が足りません。この映像は中国にも生中継されているので、国際紛争に結びつかないといいのですが」
四「今、中国のコーチと選手には、熱いウーロン茶がふるまわれているみたいですよ。日中友好をアピールしなくては」
仮「点がでました!すごい!TESは90.50!」
四「この得点はプルシェンコをも上回っているのではないでしょうか。PCSは…これも90点台!やはり、本田君でかなり表現点を稼ぎましたね」
仮「アジアチームの総合得点は182.55です。いやすごい!ドリームチームの威力ですね。今、キス&クラでは全員がパンダのぬいぐるみを手にし、TVカメラに向かって振っています」
四「リー選手は、今大会で5回転を成功させたら、国から生涯年金が貰えるらしいですよ。すごいですねえ~。中国のジャンプ力と日本のスケート技術が結集すると無敵ですね」
仮「欧州チームのエース格、ヤグディンは顔面蒼白ですが…。今の欧州でこのアジアに対抗出来るのでしょうか。あ、急遽プルシェンコに携帯電話をかけていますね。すぐに応援に駆けつけろ!と説得してるのでしょう」
四「次の演技は北米チームだから間に合うかも。いや、大変なことになりましたね。北米チームの先発はゲーブルのようですが、盟友ジョニー・ウィアーが心配そうに見つめています。さて…」
                 ★
このあとは…どうなったんでしょうね。
エイプリルフールネタを思いつかなかったので、勝手に妄想日記♪
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