上砂理佳のうぐいす日記

巨匠漫画家、楳図かずおさん逝去。あべのハルカスで私も見た「楳図展」は金沢21世紀美術館で9月に開催されていました★

2012NHK杯男子★男子

2012-11-28 | 12-13コンペとショー
仙台で開催して、仙台出身の「希望の光」の如き若い選手、羽生君が勝つ。
見事に期待にこたえてファイナルに駒を進めました。
期待される時に結果を出す。それが17歳にして出来る彼は、やはり「チャンピオン」になる才能があるのかな、と思います。勝負強いところを感じます。
大ちゃんは悪くはなかったけど、ちょこちょこミスが目立って、素晴らしい!…と絶賛する所まではまだいかなかったかなー。
でも、SPのステップは中国よりも圧巻でした。FSも、「道化師」の悲壮感に満ちた世界があって、中国より格段にドラマチックでした。
今回はリピートできる演技で良かった(笑)。中国杯は、特にFSは余り見返したくない…。
余りに生放送の緊張感に疲れて、楽しめるところまでいかなかったわ~。あー余裕で楽しめるようになりたいけど、まだまだ調子上がってくるのはこれからかなあ。

ゆづ君が優勝して、これでグランプリ6戦は、小塚君(アメリカ)、町田君(中国)、無良君(フランス)と合わせ、実に日本男子4人優勝してるのですよ。6戦のうち4銭。しかも別々の選手!
大ちゃんだけが2位+2位でファイナル…。ああショックでないと言えばウソになるけど、ジュベールやジョニー、ベルナーや、手術したというライサを思えば、おっさん組として実に大ちゃんは頑張っているのよ。そこを見なくっちゃ。
4回転が全てのカギだと思うけど、靴が合わなかった中国杯から、果たしてどうなんでしょうか。あのまま履き続けているのかなー。

私も職人仕事をしているので、もう、もどかしくてたまらない。日本は「職人大国」なんだから、大ちゃんが滑りやすい・すぐに壊れない、最高のスケート靴を、オリジナルで作ろうと思ったら作れるはず。
イチローなんて、特殊なグラブを作ってもらってるじゃないですか。一流の人ってそうじゃない。
なのになぜ、一流のスケーターが靴で足を引っ張られないといけないのか。
どなたか、「お金にならなくても高橋選手のために靴を作ってあげたい!」という、情熱の靴職人と、出会えないものでしょうか。
私が今から靴職人になるには遅すぎる…もとい、腕力が足りない。
誰か誰か、靴職人さんかスポーツ用品メーカーに知り合いがおられる方は、大ちゃんの靴に貢献してあげてください~★
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日本晴れ★

2012-11-25 | うぐいすよもやま日記
今日は、澄み切った秋の一日。紅葉祭りには最高。
日本晴れになって、大阪マラソンも良かった良かった!
N杯応援で疲れました(笑)。
疲れたら休んで、また歩いていけばいいのさ★
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銅版メッキ★

2012-11-21 | うぐいすとお仕事
私は銅版の「クロームメッキ」をしてもらってます。もう、15年は経つでしょうか。
自分では出来ないので、メッキ加工の会社に依頼しています。
現在は、㈲横山鍍金工業所というところへお願いしています。

銅版にメッキをするとなぜ良いのか?なんといっても、インクのノリがいい!
メッキをしない銅版は、インクを詰めてふき取る作業をしていると、銅の成分が微量でもインクに混ざるので、やや濁った感じになる。
茶色や黒だとほとんど見分けがつきませんが、赤や黄色や青などのインクでは「メッキあり」「メッキなし」の版では、違いが鮮明です。「メッキなし」だと、赤→やや赤黒になるけど、「メッキあり」だと、赤→赤のまんま。

そして、耐久性がアップするので、何度刷ってもほとんど擦り減らないのです。
エッチングのみだとその差は出ませんが、アクアチントの薄い諧調を施していると、30枚も刷れば色が薄くなってしまいます。
やはり、プレス機でプレスして版画を刷るので、少しずつ少しずつ磨滅していくのでしょうか。私は初期のころ、沢山の注文を受けた版がどんどん薄くなっていくので、プレス圧を変えたりインクを変えたり紙を変えたり…原因が解らず真っ青になってしまいました( ̄▽ ̄)
夜中に版画友達に「出来ない~」と電話で泣きついたら、「そりゃー、メッキしてないから擦り減るわさ」と、あっさり言われてしまいました(笑)。
そんなん、早く言ってくれよ…いえいえ、くだんの友達にメッキ屋さんを紹介してもらい、そこで快調に長年メッキしてもらいました。版画友達さまさまです。
私はだいたい、ひとつの版で50~100枚は刷るので、メッキをしないとツライのです。それに、メッキをした版の版画は、インクが色褪せません。もっとも、色褪せた方が「良い味わい」…という場合もあるので、作家さんによってはメッキを嫌がる方もおられますが。

その後いろいろとあり、現在は↑上記の横山鍍金さんでメッキしてもらっています。とても具合が良く、少なくとも私にはフィットしています。
エッチングを自分でもされる方は、どーぞ。一度メッキをしてみてください!
インクふき取りの力が、断然違いますから。楽にふけますから★
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「脱原発」★

2012-11-20 | うぐいすよもやま日記
衆院解散で来月16日に総選挙となりました。
野田さん、やるときゃやるのね…いや安倍さんの挑発に乗っただけじゃないか。喧嘩ばかりして、敵の批判ばっかりで、一向に良い方向に進んでいるようには見えない。それが日本の政治。
そして、党を(所属を)変える人が続出して、小さな党が乱立して、わけわからんカオス。
TVでは一覧表を作って「どの党がどんな政策を訴えているのか“政策”で見極めましょう」「ムードに流されないようにしましょう」などと啓蒙してるけど、政策なんてまた変わるやん。当選後にマニフェストが破られるのは、もう嫌っちゅうほどわかったやん。

それにもっとも難しいのは「原発問題」だ。
福島の事故のあと、私も「原発はもうこりごり」と強く思い、デモに行ったり講演会で勉強したり署名もしたし、今後もそれは続けるつもり。それは「関心があるから」。
でも、知れば知るほど「原発問題は“正答”がない」のですよ。
原発に反対する学者の言うことを聞けば、一刻も早く「脱原発」しないといけないけれど、そんなのはもうみんな、うすうすわかってる。
肝心なのは、自然エネルギーへシフトしながら、どうやって原発を「すみやかに終わらせる」かだけど、「巨額の投資をしたのだから寿命を無理くり伸ばしてでも使いたおさねば!」と、古い原発を再稼働させたい人も多くいる。実際、電気不足で倒産寸前の会社もある。
安全と経済と、どう天秤にかけてバランスを取るのか。なんとか最小限の被害で食い止めて、危機を脱出したい。福島の現実も、なんとかおさめたい。

その「筋道」を、誰かたてて欲しいのだ。「脱原発」って口先だけで言うのなら、誰だって出来る。
政治家にやって欲しいのは、頭の良い人達にやって欲しいのは、「筋道を立てて実行していく」ことだ。
民主党でやってきて、一向にその「筋道」がわからない。野田さんがあれほど熱っぽく「消費税アップに命を賭ける」と訴えていたのも、全く支持できない。「復興に命を賭ける」ならわかるけど。
今の日本にとって、最重要項目・最優先すべきこと。それを示すこと。そのためにどうすればいいのか、明確に言って実行する人。
その人に票を入れたい。でも、原発だけは「正解」が無い。
私自身は原発が嫌だけれど、なくしたら困る人が多く存在しているのなら、そんなに簡単に「原発反対!」と言えたもんだろうか。
原発の立地する町や村に、「原発をなくされたら仕事が無い。死ぬしかない」という人が多く居て、今までそこから電気をもらって苦悩もせずに暮らしてきて、そんなに簡単に「反対反対」言えたもんだろか。

だから、「“脱原発”って書いてあるから、○○党に入れよう」というのは、「ちょっと待て」な私です★
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2012エリック杯★画家は御存知だったのか

2012-11-20 | 12-13コンペとショー
おふらんす~のエリック杯ではいつも画家の人が、シャッシャッシャッとスケーターの絵を描いていますよねー。
リンクサイドで手が寒くないのかな…絵具の様子から察して、油絵具でなく透明水彩かな…とか。パレットにいっぱい絵具溜めてるから、ガッシュ(不透明水彩)ではないよねーとか。
画家さんは、無良君のこと知ってたのかな。「JAPANのムラ?誰?」だったのでは。
驚きだったでしょうね。私も、他メンバーの状況から察して、「4回転さえ入ればメダルも可能」とは思ってましたが、優勝しちゃうとはね!!!
いやあっぱれ。あっぱれ!
アモディオ、アボットあたりがSP失敗しなければ、順当に優勝かなーというところでしたが、チャンスをガッツリ頂きましたね。無良君えらい!

ジュベールやナンソン君、チャイナで途中棄権してしまった人達は、復調してくれました。豪快な4回転も戻ってきたきた^^
しかし、今のルールに目が慣れてしまうと、ジュベールの「つなぎ」って薄いなあ…でも関係ないの。ジュベールの男っぽいスケートが好きだから、それでええねん
アモディオはユーロで巻き返しそう。前半不調なので、後半に上げてきそう。アボットも調子上がってきたかな。
トーマスさんは…うーんうーんうーん。頑張れい
フランスのベセイエ君?あとベルギーの若手男子くんも、なかなか実力者でした。しかし今回も、ベルギー君がSPの後で棄権してしまい、ジョニーが欠場で9人のところ、また1人減って8人になっちゃった!もう…やっぱISUは考えて欲しいです。12人制に戻そう!

はああ。GP6戦のうちこれで3戦、日本男子が優勝しましたよ。
GP5戦終わって、メダリストは3人×5=15人。
15人のうち、8人が日本男子でっせ奥さん!
奥さん!イキのいいピチピチした日本男子、買い時だっせ
…と、おふらんすのマダム達が思ったかどうかは知らんけど、そろそろ海外あたりのスケート雑誌とかで「日本男子!その強さの秘密に迫る!」ってな特集を組んでくれませんかね。
私は夢見ていますよ来季は!

GP6試合、全て日本男子が制覇!!!

それも6人全て違う選手…だったら、ギネス入りしても良いと思う★
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2012ロシア杯男子…だけど★

2012-11-16 | うぐいすよもやま日記
もうエリックだとゆーのに、まだ頭はロシア杯。今週は忙しかった~。
パトリックも小塚君も織田君も…悪いけど印象が飛んでしまったの。
私が今回のロシアで覚えていること。それはジョニーのSPだけ。
ガガさんのプログラムは意外に良かった(^O^) パフォーマンスもしっくりきてました。
最下位でフリーは棄権してしまい、ジョニーはフランスも欠場となりました。
でも、なんというのだろう。華やかなあの存在感!身のこなし!全然違うでしょ。
特に第二グループで滑ってたら、他の選手達とかけ離れてる。フィギュアスケートの「ワクワク感」を、呼び覚ましてくれるんですよ。夢を見せてくれるんですよ。
パトリックにも小塚君にもないワクワク感があるならば、ジョニーはそれでいい!
怪我を癒して、ぜひ全米には出て欲しいです★
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ショートプログラム★

2012-11-13 | うぐいすよもやま日記
今、小さい版を作っています。
小さい版画は楽じゃないか、と思われがちですが、意外とそんな事はなく、まるでフィギュアの「ショートプログラム」と同じなのです。
小さな容量にたくさんの要素を詰め込んでいるので、細部まで神経を使い、気が抜けません。つまり「休むところ」がほとんど無いのです。
大きな画面だと、ミスをしても他の要素でカバー出来ますが、小さな版画でミスをするととんでもなく目立ってしまい、カバーのしようがなくなる。
ジュエリーとか、小さな芸術に精巧さが求められるのと似ています。
だから、大きな版画は「フリー」で、小さな版画は「ショートプログラム」。
なんでもフィギュアになぞらえて考えてしまうのでした★
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オバマさん再選★

2012-11-08 | うぐいすよもやま日記
アメリカの大統領選挙、オバマさんに軍配があがりましたが、えらく盛り上がっていましたね~。
でもちょっと4年前の「チェンジ!」な空気とは違うかも。。。
「4年ではなんとも解らんから、もう少し続けてください」みたいな?
でも、狂喜乱舞している人もTVに映ってたから、アメリカ人的にどうなんだろうか。
日本でもあんな風に「○○万歳!」って盛り上がる日が来るんかなー。
誰がなっても同じ…のムードでずっと来てて、今、石原さんが「第三極」を目論んでいるみたいですが、橋下さんもそうそう「じゃー手を組みましょか」とは言わないだろうし、まさに混迷している日本。
アメリカみたいな「政治への(期待への)盛り上がり」が、一瞬でもいいから欲しい。それが日本国民の本音ではなかろうか★
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GP前半戦女子★明子幻想に酔う

2012-11-07 | 12-13コンペとショー
私、前回のブログで「関金林くん」初見みたいに書いてますが、思い出したわ。関君はジンリン・グァン君のことだったのね…すみません。グァン君。もう何度も見てたわね。
ちなみに「ナン・ソン」と書くと甘いイケメンっぽいけど、「宋南」と書くと、孟子孔子的・ヒゲ生やしたお爺さんイメージになっちゃう。不思議や。

ここまで女子は書いてきませんでしたが、私が一番好きな女子のプログラムは、フリーは、あっこちゃんのシルク・ド・ソレイユの曲。「O(オー)」。
繊細で幻想的で、夢の国に連れて行ってくれる…少し東洋的な部分もありますね。この「O」で何か絵が描けそうです。孔雀を模した衣装がとても良く合ってて、幻想美を更に高めています。
SPの「キル・ビル」はFOIで見た時はいいな~と思ったけど、ライトが明るいコンペ仕様で見ると、ちょっと軽っぽい?曲のつなぎ方の問題かな。リプニツカヤみたいな全身黒タイツにすると、迫力が出て良いかも。
真央ちゃんは、SPはガラッと路線を変えて軽快なプログラム。カタリーナ・ヴィットがサラエボ五輪で金メダル獲った時の、FSで使ってた曲ですよね。私が大好きな曲。
自然に笑顔になるようなナチュラルな構成ですが、3Aも3-3も無くても60点を超えてくるのは、ステップワークの巧みさが、高評価を得ているからかと。
FSの「白鳥の湖」は、バレエのコーダっぽく終盤盛り上がりますが、もう少し「逸脱した」白鳥でもいいと思います。スワンってみんなやるプロだから、一味違うものも見たい。
でも今季の真央ちゃんは、3アクセルの負担が無いせいなのか、落ち着いて円熟しているように見えます。昨季から好調で、世界のTOPグループ入りを果たしたワグナーと、どう競り合うのか。期待させてくれます。勿論あっこちゃんにもからんで欲しいのですが、彼女は来季の五輪シーズンで、SP・FSとも「極め付け」のプロで、頂点に達して欲しい…と願ってたりするのです。

ソトニコワ・タクタミシェワなど、昨季彗星の如くデビューした「ロシアの天才少女たち」は、少し体が大きくなった?せいか、動きにキレが無く、昨年のような衝撃感はありませんでした。
やっぱり女子の「旬」って14歳なのかなあ…そういう意味では、細いリプニツカヤは今がまさに「旬」なのかも。リンクでは大胆でも、キスクラではあどけなく可愛い^^
どうも、ロシアの天才少女はみーんな、新体操とかバレエ・サーカスで駆使する「体が柔らかいから出来る」持ち技に長けていて、一定の年齢を過ぎるとそれが出来なくなってしまうんじゃないかな。「スケートの才能」とは、ちょっと違うと思う。まあまだ先を見ないとわからないですが。
アメリカの二大天才少女・ジャンとミライちゃんが、体が大きくなって今、やや精彩を欠いているので、ロシアの天才たちも、少し「?」です。

そういう意味では、スケカナでいきなり優勝したオズモンド選手16歳は、かなり有望かもしれません。体がもう「がっしり」出来上がりつつある?し、ロシェットみたいな良い筋肉のついた「性能の良い選手」になりそうです。
表現も技術も大きな欠点が無いし、なんというか「華」があります!あとは「楽しんで」成長して欲しいですね。期待大!★
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2012中国杯★日本の次は中国男子?

2012-11-05 | 12-13コンペとショー
さて、BSで録画しておいた方の男子FSをあらためてじっくり。

私はかつて「金・柑・林」=「きん・かん・りん」というタイトルの水彩画を描いたのですが、中国男子に「関金林」=「かん・きんりん」という選手がいることに、何か親しみを覚えるのでした…関係ないか。
男前で実力者のナン・ソン君がリッポン君と衝突…怪我がひどくないといいですね。衝突はもう2度と見たくないです。ナンソン君棄権で、中国は関金林選手と若手の王一選手の二人に。
でもこの二人とも、しっかりクワドを跳んでくるのですね~~~。「中国と言えばチェンジャン・リー」なのですが、ミン・ジャンと並び屈指の4回転ジャンパーでしたね。
その伝統がしっかり後輩に受け継がれ、更に演技力も滑りもイケメン度も(?)向上の一途である、という事実を、目の当たりにしてしまいました。
今、日本男子は世界でも類を見ない「黄金期」と言えますが、そのあとは中国男子がアジアの中心になりそう。コーチにさえ恵まれれば。そんな予感です。

ジュベールが棄権って…ただでさえ9人に減った中国杯なのに、棄権二人で計7人ですよ!7人で戦うGPシリーズって!考え直しませんか!?12人制に戻して欲しいわ。
くるくる巻き毛を「タンタン」ヘアにして「誰やねん」状態の、リッポンですが、アップになったらやはり可愛いな。
モロゾフ→オーサー→ダンジェン→アルチュニアン…と、「コーチ・ショッピング」をやっとる場合やない。昨年がとても良い状態だったのに、なぜここでコーチもイメージも変えたんでしょ?
4回転3本を持つケビン・レイノルズですが、背は伸びても可愛いのはそのまんま(^^)。永遠のトム・ソーヤーでいて欲しいわあ。
今回はミス一杯でしたが、後半に向けて調子を上げてくるでしょう。豪快なビッグジャンプと、体のラインが綺麗。もう少し「滑って」欲しいけど、初期に比べたらうまくなったー。
ボロノフが久々に良い演技見せてくれて…うーん。ジャンプは頑張ったけど、もう少し芸術的ニュアンスのある選手だったのですが。クールな2枚目なのに、なんだか「華」を失って寂しい感じです。振付の問題だと思う。平凡すぎないか!?決してご本人のせいじゃあないよ!

町田君はFSはスケアメの方が「ほんのすこし」良かったかな?いやカメラアングルのせいでしょうか。終盤やや疲れが見えて、インタも「反省の弁」でした。
でも優勝ですから、コーチは大喜びしてるのかな~と思いきや、「優勝が決まった瞬間はコーチに怒られていたので、感動的ではなかったです」ということでした。あれれ(^▽^;)。
それだけ目標が高くなって、本気で世界のTOPを狙う…ということでしょう。私は十分可能だと思います。何度見ても、まっちーのプログラムは気持ちいい!「芸術の喜び」と、「スポーツの爽快さ」と、両方を味わえるのですよ。
こうなったのも、昨年から組んだランビエールの影響が濃いのかも。感性がランビと合うんだと思う。ランビエールの要求するレベルの振付をこなそうと思ったら、自分を引き上げざるを得ないので、「死ぬ気で練習した」成果がアリアリと解ります。
それに、アンソニー・リュウ先生とも相性が良さそうですね。ええコンビや~!

「高橋大輔は80%の力でも、この試合で勝てなくてはならない」と、解説のヤマト君は言っていましたが、メンツを見ると確かにそうでした。そして町田君もミスありで、決して完璧ではなかった。
なのに、勝てなかった。それだけ「盤石」というものは、今の男子には無いんだなあ~と痛感します。
どうもクワドの絶不調が全てに響いていて(靴のアクシデントが?)、その他は、深刻な問題ではないように思いました。
日本男子が初戦から4回転を決めメダルラッシュ。意識してなくても、焦りもあるでしょう!?
モロゾフが加わったことでチーム高橋がどう影響されているのか、まだ今の段階では解りませんが、今は「産みの苦しみ」の時だと思います。
4回転をSPに1本、FSで2本、怪我からカムバックして初めての最高難度の構成。
大ちゃんが「FSに4T×2」構成で滑ったのは、実に5シーズン前の21歳の頃だし、それにその頃はSPに4回転無しで、充分通用していました。
26歳で迎えるシーズンに、最高難度の構成で、その他のエレメンツもルール改定で難しくなってるのですから、「楽勝」なんてありえません(><)。
JOで素晴らしい「道化師」だったので、思わずこちらも「最低でもJO並み。願わくば進化系を!」と期待してしまうというもの。
でも現実はそんなに甘くない!目が覚めたなあ。ファンはいつでも期待するものね。
いきなり初戦で、予期もせぬ後輩に負ける、という「往復ビンタ」をくらいましたが、これが薬になって、どうか回復していきますように★
NHK杯怖い…ホラー映画並み(^▽^;)
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2012中国杯★大ちゃーん

2012-11-04 | 12-13コンペとショー
昨日は名古屋に行ってまいりました。「ブログ見ましたよ」と言って来てくれはったお客さんも。誠にありがとうございました!そしてスタッフさん、NさんとHさん、お疲れ様でした!
名古屋は賑やかで楽しかったです♪エビフライは食べませんでしたが、帰りに「みそきし」=「みそ煮込みきしめん」食べて帰りましてん^^ やはり美味しいね♪

気になりながら大阪へ帰り…帰途途中でもう、友達から結果聞いてたのよね。
SP終わった時点で「もし明日、まっちーが大ちゃんを破って優勝したら、どうなるんだろ!?」とチラッと思ってたんですよね。可能性が無くはない。そしたら本当にそうなった!
驚いたけど、ここは町田君の健闘をたたえると同時に(はい、私はまっちーファンですから)、大ちゃんのほぼ「自滅」とも言えるふがいなさを、嘆きたいです(+_+)。
何かあったのかなあ…SPはFOIのお披露目の時より、改編されて私はずっと好きだな♪FOIの時は、「ななみ先生っぽい?」洒落っ気も感じられましたが、正直言って「ピンと来ない」。
今までいろんなプロを滑ってきて、常に意欲的だった大ちゃんにしては、ピントがボヤけていると思いました。
でも、衣装もリニューアルして(FOIの時の衣装は余りに不評だった)動きが明快になってきて、全体的にはしっくり馴染んで、「魅せる」1本になってました。きっとスケートファンでなくても、楽しいプロでしょう。あっという間に終わってしまう!
問題はFSですが…いろいろ昨夜、友人とメールしてて、何が原因かわからんね~と愚痴るのみ。
モロゾフと再び組んだことで、本当に良かったのか?JOで素晴らしい「道化師」を見せてくれたから、早くも効果があらわれたのかな?と少し思えたんですが、どうもそうでもないのか。
ただひとつ言えるのは、クワドが絶不調だと、SPとFSで計3本跳ぶので、随分精神的に影響するんじゃないかなあ~ということ。
ましてや、日本男子は初戦から全員クワド跳んできてますからね。

せっかくまっちーのGP初優勝だというのに、破顔で喜べない私でした。あああ。でも
まっちーおめでとう。
大ちゃん、N杯では必ずや復活を。


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シエスタ★

2012-11-02 | うぐいすよもやま日記

新作銅版画の「シエスタ」です。
恋人のひざまくらで眠る男性を、ず~っと描きたかったのですが、
いざ描いたら、膝枕だと二人が接近し過ぎてて、なんか、描いてる方が恥ずかしい(笑)。
それで、クッションにしまして、ちょっと二人の距離を取りました。
女の人は、眠る彼の姿をあたたかく見守る感じで。。。
ギャラリーページワンさんでも、発売開始です★
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おちついて。。。★

2012-11-02 | 12-13コンペとショー
お天気は良いんだけど、風が寒くなってきました。
キンモクセイが終わってしまうと、木枯らし1号。ああ~秋から冬へ~なんだなあ。
明日11月3日の土曜日、個展開催中の名古屋松坂屋北館2階アートステーションに、私も参ります。どうぞお近くの方はお立ち寄りください。
…中国杯のフリー、微妙だなあ…帰途に着くころ結果がわかるような…(まあその方が心臓にいいのかしら)。

昨日は版作りに苦しみ、夜の12時までかかってしまいました。
あれほど苦しんだ事はここんとこ無かったので、なんで失敗するんやろ…と原因を考えているだけで時間がたってしまった。時間が経つと焦りが倍増して失敗を重ね悪循環になるので、いったん休んだ方が良いのですが、そういう時に限って休みたくない。
どうも版の熱し方が足りなかったのかな…。好調にやってきても、ある時「ポカッ」と不調になるので、私はこの銅版画作りの現象を、フィギュアスケートの練習と重ねて見ているところがあります。
自分を信じて、まずは精神的に落ち着かないと!!!

現地入りの真央ちゃん・大ちゃんをニュースでやってましたが、警備のものものしさが緊迫感。
日本からいつも沢山お客さんが行くけれど、果たして今回はどうなのでしょうか。この厳戒体制では、選手は町を散歩することすら無理みたい…。
昔、中国の試合に行った大ちゃんが、同行の宮本賢二氏に天安門広場に連れて行かれ、
屋台のサソリのカラアゲを口に放り込まれた
宮本先生、やりますね。そんな可愛いエピソードも、もう生まれないんでしょうかね。

今朝の新聞(朝日関西版)では、二人のカラー写真入り。真央ちゃんは好調そう。大ちゃんは不調と書いてあるので、ちょ~っと心配かなー。町田君は好調と。
だいたい、記者の筆の「好不調」判断は、男子ならクワドの出来次第ってところなので、まあなんとか本番には、合わせてくれると思うのですが。。。
スケアメも、公式練習で一番不調を伝えられていた小塚君が結局優勝したし、わかんないもんですよね。
今回の男子メンツ、大ちゃん、町田君、ジュベール、リッポン、ナン・ソン君…うーんレイノルズも怖いか。このあたりがメダル候補。ジュベールとナンソン君の迫力の4回転も見所。
大ちゃんのSPは、夏のアイスショーで「いまいち良くわからん」印象を持った、ロカビリーのメドレー。羽生君の元コーチとしてお馴染みの阿部先生の振付です。
「ベテランの調整力」を信じたい私。また神社にお祈りに行く日々が★

その後、今日はもう一度銅版やり直して、満足して完成。
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