上砂理佳のうぐいす日記

楓ギャラリーのグループ展、多くの方にお越しいただき誠にありがとうございました。励みになりました★

チャレンジカップ★

2024-02-26 | うぐいすよもやま日記
「月」の展覧会で、お客さまに梅のお菓子をいただきました。可愛いね~。
南森町の天満宮では梅祭り開催中!

週末に開催されたフィギュアスケートのチャレンジカップ。
女子はさかもっちゃん優勝、青木祐奈選手二位、男子は壺井くん二位、友野くん三位でみんな頑張った。特にショート1位の青木選手はこれでラストなのかな。中庭先生とのキスクラ写真にうるうる。
ペアの「ゆな&すみ」こと長岡柚奈&森口澄士組は、ショートプログラムの技術点で伸ばせず世界選手権は出られなくなった、と。
世界選手権とか大きな大会に出るには「ミニマムスコア」という「最低このラインは越えなくてはならない技術点」条件がありまして、指定の国際試合に出てクリアする必要があります。
チャレンジカップは、グランプリシリーズと違い、ローカル試合「チャレンジャーシリーズ」ですが、来月の世界選手権直前なのでみんな「ワッセワッセ」とミニマムスコアを取りにいくのです。
でも、日本から若手ペアやダンスカップルが誕生してくれて、嬉しい嬉しい。先は長いから大丈夫。なんとか続けて欲しいですね。

男子で優勝したシャイドロフくん。日本の二人と接戦をモノにして嬉しそう。
グランプリシリーズでフリーの「カルミナ・ブラーナ」に惚れてしまいまして、何度も動画見返しちゃう。
振り付けが面白いし途中、音楽が一瞬無くなってかけ声?みたいなところも好き。
フィニッシュポーズの、片方の手のひらを下から垂直にぐっと顎にあてるところも好き。
振り付け誰なんしょーか?りしょーさん?(しゃれ?)
ウル様がオリンピック金メダルを獲ったのは20歳の時でした。カザフスタンの星、シャイドロフくんは今19歳だよ。
何より4回転ルッツとフリップ両方持ちだし、マリニンみたいにジャンプ軽いタイプだし、何卒ケガなく世界トップへ上がっていって欲しいです。
演技構成点pcsがあまり出ないのは、四大陸で岡部さんが「両足で滑ってる時間がちょっと長いですね」と解説してたので、そう言われればそうかな。宇野くん鍵山くんとの違いはそこでしょうか。でもパフォーマンスの質は良いと思うの。
いやすっかりシャイドロフくん推しになってる(笑)★
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開く梅の花にマリニンを連想★

2024-02-19 | 23-24コンペとショー
温かくなったせいか大阪市内の梅が開花。
良い香りがただよう。つぼみが開くときって「パアッ」と華やか。
なんだか今のマリニン選手みたいだなあ。

録画してた全米フィギュアスケート選手権男子!やっと見れた!
私、全カテゴリー録画してるので、5月くらいまでかけて消化する予定です(笑)。
男子フリーの最終グループの感想メモを。最終グループ前で印象的だったのは、ヤロスラフ・パニオット、ジミー・マ選手。パニオットはクィーンのメドレーで派手~な衣装、派手~な振付、なんと4Fと4Tを成功させほぼノーミス、大喝采の演技でした。そして全米選手権「常連」のジミー選手、「オペラ座の怪人」をさわやかに滑り切りました。大輔さんのオペラ座とほぼ同じ構成で、最後のストレートラインステップ前でお約束のドワーッと盛り上がり、彼も冒頭、4Tを成功させました。もうベテランなのにジャンプが高いですね。トップではないけれど、憎めないレギュラー選手。

男子SPでマリニンが大差をつけ、ただ一人の100点越え。ジェイソンが珍しく3Aで転倒で90点台後半には及びませんでした。も少し上位が大接戦だといいんですけどね。
フリー最終グループは樋渡知樹君から。余談ですが日本人スケーターとしてもうお一人「遠藤悟空」という選手が前半に出ていました。悟空!ご両親が孫悟空好きなんかな。小柄ですがシャープで小気味良いスケートとジャンプ。これから伸びて欲しいな。
さて樋渡君はいい音楽だな~と思ってたら「フィンランディア」なんですね。これ。もっとこの曲で滑る人が増殖して欲しい。フィギュアにぴったり。雄大で盛り上がって。樋渡君は永らく不調感がありましたが拠点を京都の木下アリーナに変更したのね。濱田コーチでなく佐藤君がキスクラに。復活の兆しありの高い4回転で沸かせました。世界一のバレエジャンプも健在。久々に良い演技でした。
2番滑走はカムデン。大学進学後練習量が大幅に減っているそうですが、その方が怪我も少なく集中して練習出来るから、彼にとっては良い方向になってるのかな。冒頭の4Tは完璧。小さなジャンプミスでとどめて大喝采の「トスカ」でした。いやしかしいつ見てもホレボレする男前ですね。世界選手権、行けるかなー。他選手次第かな。
次はトルガシェフです。地味~に上がってきて最終グループのレギュラー入り。4Tが2Tに。3Aがステップアウト。「まあまあ」という演技でした。少し最終Gの「圧」に押された感あり。

トップ3、まずはジェイソン・ブラウンです。衛星放送の選手紹介欄で「2014年オリンピック銅メダリスト(Team)」とあって、じ~んときてしまいました。2014年だったら18歳?「リバーダンス」ですね。10年間トップで滑り続けているのってすごくないですか。偉いっ。ジェイソン。
J・グローバンのバラードで(すみません曲名忘れたっ)、衒いの無い、「素」のジェイソンって感じでした。特にドラマチックも狙わない。ただただフィギュアスケートへの豊かな愛に溢れていました。まあ今回一番泣いたフリーです。ちょこちょこミスはあれど高得点で大・大・大スタオベ。
次はマクシム・ナウモフ君です。シシコワ&ナウモフの息子さんだったんやね~。立派に育たれましたが4度も手術をしたとは。怪我のブランクで心が折れかけご両親と大喧嘩。一時家出してアシスタントコーチをやったり、スタバでバイトしたりしてまた戻ってきたそうです。そんな情報まで聞けるJスポーツ。ナウモフがスタバのお兄さんだったら卒倒しそう(笑)。親が一流選手だったってのも、善し悪しかなー。
カムデンの「トスカ」が途中で「ラ・ボエーム」化してなんじゃこれ?思ったんですが、ナウモフ君のトスカは正統派で最後までトスカでした。お約束通りとっても盛り上がりまして、ジャンプも4S成功。3A1本転倒しましたがその他がOK。素晴らしかった~。粗削りな感じですが、なんだか応援したくなる選手です。「持ってる」感がある。
大トリはマリニン君ですが、衣装も新調したのかキラキラ度がスゴイです。6分間ウォームアップでは4ループを気にしていましたが、本番では抜けてしまいました。しかししかし、アップで一度も跳ばなかった4回転アクセルを!あっさり跳んでしまいました。加点4点ぐらいあったかな。
4ループが抜け後半4T抜け?4ルッツは前半1本成功、後半の1本は転倒。
後半ちょっと危うい雰囲気になってきたぞ~と思ってたら、ラストに3Lz+3A+3Tというシークエンスを決めました!「3アクセルをサンドイッチする3連続って珍しいですね~」と解説の岡部さんも笑ってました。ははは。誰がやるの、こんなの。
もはやマリニン選手にとって4回転は「遊び」なんかも。4ループ抜けたあとで笑ってたもんね(笑)。彼は転倒しても余りダメージが無いのかな。足が心配になりますが、大喝采で演技を終えました。

ジェイソンみたいなフィギュアスケートの優美な魅力の感涙させる人もいれば、マリニンみたいな「高難度ジャンプが成功するか!?」ドキドキハラハラで楽しませる人もいて、それも個性なんでしょね。やっぱり男子の方がワザの種類が多くなるので、見てて面白いです。
マリニン優勝、ジェイソン2位、カムデン3位、4位錫メダルはナウモフ君でした。男子プレゼンターに1988年カルガリ五輪金メダルのボイタノが登場。この方と世界王位を争ってたのが、羽生君のコーチだったオーサー氏(カナダ)ですね。
オーサーが「お年なり」になったのと比べ、ボイタノ氏は「シュウッとした男前」度を保っていました。他にも1971年の全米王者・ペケビッチという人が出てきて、日本もこんな風にレジェンドが表彰式でメダル渡したらいいのにね。全米選手権のエンタメっぷりは健在で観客盛り上がりも最高潮でした★
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季節のいただきもの★

2024-02-12 | うぐいすよもやま日記
高知の親戚から送られてきた文旦と、お友達からもらった和歌山のポンカン。
柑橘類って夏を連想しますが、実は冬から春前が旬なんすよね。
フルーツが高い!昨今にありがたい。美味しい★
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~月~TSUKUMI展★

2024-02-08 | うぐいすよもやま日記
2月18日(日)~3月2日(土)の期間、南森町のアートカクテルギャラリーで「月 TSUKIMI展」が開催されます。
12時~19時まで。最終日は17時で終了です。
昨年春から、「花」展、「鳥」展と来て公募展で「風」展。
「月」展で「花鳥風月」シリーズ完結!
ということで「締め」の月展で大団円となります。

この案内状の赤い月イラストは「なちょ」さんのデザイン。32名の作家が様々な「月」の世界を表現します。
私上砂は銅版画でいきます。今、ラストスパート(?)★
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「完璧な日々」を見た★

2024-02-01 | うぐいすよもやま日記
全米フィギュア男子の感想を書く前に。
話題の映画「パーフェクトデイズ」を見てきました。和訳は「完璧な日々」?
京都シネマ会員になっているのですが、満席って初めて見ました。老若男女さまざま。やはりアカデミー賞話題だからか役所広司のネームバリューか。

淡々と同じような毎日を送る、公衆トイレの清掃の仕事をしている初老の男が主人公です。
東京の公衆トイレでも特におしゃれで綺麗なところばかりで全然汚くない?役所広司演じる「平山さん(だっけ?)」の、昭和テイストなシンプルライフがこれ、いいんですわ。大好きな音楽を聞くのは仕事に行く車の中で、カセットテープ!今、再生デッキついてる車あるんだろか。
いちいち不便で時代遅れの生活が、実はとても幸せ~に見えてくる。
テレビもパソコンもスマホもお風呂もない、超古いアパート住まいですが常に清潔で整理整頓されています。家具も最小限。
外から摘んできた草の芽を大事に大事に(土つきで)持ち帰り、部屋の真ん中のグリーンコーナーで育てています。
趣味はアナログカメラで「木漏れ日」を撮ること。
銭湯、コインランドリー、大衆食堂、古本屋、ママのいる小料理屋(バー?)を自転車でめぐること。

毎日真面目に生きていく一人暮らしの平山さんですが、ごく少ない他人との交わりが、キラキラと生活を彩ってくれます。
「生活」を構成する要素がこれだけ少ないと、そのひとつひとつを丁寧にこなすし、自分にとって何が大事で幸せなのかが、自然と見えてくる。
親族とも別に喧嘩してるわけではなく普通につきあっていますが、彼には「見えている世界」が違うのでした。
一見、底なしの貧乏で社会の一番下に位置するような人生でも、本人が幸せならばそれ以上何を求めるのか。
役所広司の表情が良くって、絶妙なさじ加減の演技です。
モノクロのぼんやりした映像が所々に挿入され、懐かしのポップスが流れてくる。
ああ、やっぱりヴィム・ヴェンダースだな~。おしゃれ~。この情趣ね。
最後にヴェンダース監督のメッセージが映されて「なるほどなあ」と。

四条烏丸の「古今烏丸」というビルに京都シネマはあるのですが、同じ三階フロアにdddギャラリーという広いスペースがあります。
今は、3月まで「MIRROR/MIRROR 」という現代版画展をやっております。日本とカナダの作家のコラボで見ごたえたっぷり。オススメ!★
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