上砂理佳のうぐいす日記

7月18日(木)~23日(火)まで、茶屋町の「ギャラリー四匹の猫」で「夏への扉」展に参加します★

だるまさんころんだ

2006-05-30 | うぐいすとお仕事
群馬県の高崎というところで日曜まで個展をやっていたので、行ってきました。
高崎は「だるま」が有名なんですね。今までトンと知りませんでした。
もう、駅コンコースのお土産店は

だるまだるまだるまだるまだるまだるまだるま…あっち向いてだるま。こっち向いてだるま。
ボケボケですが、私が購入したのは、友人用には赤いだるま。赤は「生命エネルギー」を表すそうな。自分用には橙(オレンジ)だるま。(オレンジのフォントが無いので黄色) 橙(オレンジ)は、「自己改革」を表すそうです。
同行の友人がはからずも同じオレンジだるまを選んでいたので、「あ、同じこと考えてる!(笑)」と笑い合いました。
自己改革か~。深層心理でそう思っているのかも。
(これって、目をいれて飾るのもの?)
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「winter」の奇跡

2006-05-27 | 05-06 コンペとショー
熱気覚めやらぬリンクで、皆、ヤグディンのアンコールを待ちます。
時間かかるなー?まさか…まさか…。おおお。
winterの衣装だ~~~~~!!
「うわーーーーっ!」と歓声が。解る人には解る。初めての人には「?」かも。
01年に初披露した当初は「蜘蛛の巣城みたい…」と、やや不評だった有名な白黒の衣装ですが、シーズンが進むに連れ、ヤグの調子が上がってくるに連れ、演技と衣装がしっくり一致するようになり、今ではこれ以外のいでたちでの「winter」は考えられない位です。黒の手袋がポイント(もし手袋をしてなかったら魅力半減でしょう)。
今日は衣装の白い部分がうっすらピンクに見えました。照明のせいなのか、私自身が上気してるせいなのか。衣装を見ただけで涙があふれるという…でも、あの日そう感じた人は多かったはず。

ヒュゥ~~~ゥ♪…と一陣の風が吹く。
目が覚める。あっ!?
雪だ!雪だ!ここにも。ここにも。
雪だ!雪が降ってきたよー!

ジャラ~ン♪と哀愁の音が鳴り、両の手を天に向かって差し伸べる。
もうここで既に引き込まれます。
雪と氷の「ウィンター・ワールド」のはじまり。

…このSPは、大ちゃんや静香ちゃんの今季のPGを担当した、元アイスダンサーのニコライ・モロゾフが作っている事でつとに有名ですね(静香ちゃんにキスしてたあの黒髪の兄さん)。
私は、モロゾフのこの鋭敏な感受性、タラソワコーチの構成力、表現するヤグディンの才能、この3つの要素のどれか一つでも欠けていたら、名作「winter」は生まれなかった…と固く思っているのです。いわば三位一体。「黄金のトライアングル」とでも言いましょうか。
スポーツと芸術が完璧に融合して、幻想的な夢の世界を作り上げている。
モロゾフがもし、長野五輪後にナフカとのダンスカップルを解消しなかったら…。
タラソワコーチのアシスタントにならなかったら…。
ヤグディンとの出会いがなかったら…。
また運命は大きく変わっていただろな~と、不思議な気さえします。
(02長野世界選手権のSPを、杉田秀男氏が解説していますが、秀逸だと思います。ジャッジ(レフェリー)として、6.0=満点をこのwinterに出した杉田さんですが、この人の話を聞きながらSPを見ると喜びも倍増。ヤグファンには至福…なのだ)

足元の氷を集めて空中に投げ、パアーッと世界が華やぎます。
ヤグディンは、雪の中で無邪気に遊ぶ少年のよう。
金髪を風になびかせ、猛スピードでリンクを突っ切った後には、雪の結晶の粒がキラキラと宙を舞っている…私には本当にそんなふうに見えます。世界が変わって見えるのです。

冒頭の4-3や、「世界一美しい」と賞賛された3アクセルも、今はもう跳びませんが、ジャンプ着氷のあの美しさ。端正さ。全くあの頃と変わっていない。
姿勢の良い上半身からスッと差し出された、優雅な腕のライン。つま先まで綺麗に伸びたフリーレッグと、ほどよく曲がる膝。
黒手袋をはめた指先が繊細かつ力強く、物語を紡いでいきます。
「音楽が奏でる表情」と、ヤグの動きの全てがぴったり重なるのです。哀しいとか、嬉しいとか、切ないとか…今、何を言いたいのかが、私の遠い席からもはっきり解る。
私が、何度も何度も繰り返しこの演技を見てきたせいもあるけど、ヤグはやはり、写真家の菅原氏語るところの「千両役者」なのです。リンクを「ヤグディン・ワールド」に変えてしまう。
一見、大胆でクールに見えるヤグディンですが、私はこの人は至って繊細だと思います。そうでなければ、こんな、琴線に触れる情感は醸し出せないでしょう。

4年前の、大事な大事な五輪シーズン。
もしタラソワさんが一人でSPを作ったら、多分クラシックの名曲(定番)を使っただろうと思うのですが、あえて若いモロゾフの才能を持ってきた(当時モロゾフは26歳)。そこに、タラソワさんの懐の深さや柔軟性を感じずにはおれません。
この前のシーズン(00~01年)のヤグのフリー「グラディエーター」で、振付家としての鮮やかな才能を見せたモロゾフですが、競技用PGとしてはややマニアックで重苦しい(もっとも私は「仮面の男」より「グラディエーター」のほうが好き)。その辺りの反省点も踏まえて、「winter」は軽やかに、かつ華やかに作ってあると思います。
つまり、「あふれる才能の選手、ヤグがいる」→「ヤグに触発されて、モロゾフの芸術的イメージがふくらむ」→「モロゾフが原型を作った新鮮なプログラムを、タラソワさんが“勝つ”プログラムに再構築する」→「ヤグが、高い技術と感受性でその意図を理解し、完全に“自分のもの”にする」という理想的な循環がなされている…とまあ、私が勝手にそんな物語を作りあげているだけかもしれませんが。
今、この3人がそれぞれ別の道を歩き、ファミリーは解散してしまった、というのもなかなかに切ないです。それだけに、この「winter」が貴重な宝石に見えます。

ソルトレイク五輪後、怪我の深刻化や手術、モロゾフとの決別、引退か続行かの逡巡…と、常に「ジェットコースターな人生」を駆けめぐっていたヤグですが、ず~っと一緒にお付き合いしてきたファンにとって、この日の演技はまさに最高の贈り物だったのではないでしょうか。
「贈り物」をしっかり抱えて日本にやってきたヤグと、それに応えるファンの歓声。悲鳴のようなスタンディング・オベーションでも、私はずっと声が出ず、ただただ泣くのみでした。
一度は「一生リンクに立てないかもしれない」と宣告された状況から考えると、「その後のヤグディン」が、こうして再びリンクで舞い、ジャンプを跳び、誰よりも真摯な姿勢でスケートにのぞんでくれていることが、ある意味、奇蹟のような気がします。
来日直前のアイスショーのレポで、調子が悪い(腰にまた痛みがある?)とも聞いていたので、「もしwinterを滑って、悲しい内容だったらどうしよう…ガッカリするかも…」と私は思っていました。
最早、現役時と同じ健康状態で考えてはいけない。それこそ「poor skate」でも仕方ない…という覚悟。至高の演技を一度見てしまったら、それ以下のものは再び見たくない、と思うのも正直なところです。
がしかし、「winter」は素晴しかったのです。
どこがどう、と文字で書くのも陳腐なまでに。
「そこには、“スケートの魂”があった。」
と言うしかない。だから私はボロボロ泣くのみでした。

大トリで、静香ちゃんが「ユー・レイズ・ミー・アップ」(これは昼のコンペと同じ)と、アンコールで新作の「アベ・マリア」をちょこっとだけ滑り、大団円でした。やはり静香ちゃん人気は高し。
フィナーレでは、また二人ずつ組になって得意ワザなどを披露。
大ちゃんと武史君は、今度は二人同時にバレエジャンプ(大ちゃんは復活して元気でした・笑)。
エマさんとジェフは、ステップから逆回転のジャンプ(3トゥ?)。
ランビエールは絶好調のスピン。すごーい腕の動きの変化で、喝采を浴びます。
エンディングの一連の動き・構成も、やはりヤグディンが考えたのでしょうか。楽しく華やかでしゃれてます。
最後の最後で、皆が踊りながら取り囲む中を、静香ちゃんがスイーッとイナバウアー。
荒川さんは、トリノからの激務にもかかわらず、ずっとテンションを保ち、乱れるところが無かった。すんごい底力です。平静に見せて、水面下のトレーニングは相当のものなのでしょう。
戦い抜いて栄冠をもぎ取った彼女を讃えるべく、「特別ゲスト」として、終始立ててくれていた選手たちにも、ここは感謝したいところ。

「なんだかウサン臭いイベントかも…」という危惧は外れ、「ああやっぱりスケートはやめられない!」状態になって帰ってきました。この先、どうやって生きていけば良いのでしょうか(笑)。
ヤグディンありがとう。時差ボケながらも来てくれた海外選手、調整の難しい中で頑張ってくれた日本選手、ついにナマで会えた杉田さん(?)、大ちゃん、ヒゲ剃れよ(笑)。

夢まぼろしのごとくなり…というわけで、「さいたまスーパー」は誠に「スーパー」に終わりました★
(翌日が営業の仕事だったので、思いっきり現実に引き戻されました…)
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「ヤグディン劇場」開幕

2006-05-26 | 05-06 コンペとショー
「愛と憎しみのランビ」で盛り上がったあとは、「天使か悪魔か」の真央ちゃん。ショッキングピンクと黒の衣装で、カルメンから「ハバネラ」。
2年前に滑ったのと同じだよね?あの時は「こんなちっちゃい子が滑ってる~反則。」と笑ったけど、大人っぽくなりました。いろんな路線で滑ろうとする意気込みは素晴しいけど、あとはどう「自分の気持ち」を表現するか。ジャンプも、コンペ同様絶好調。

おまたせの、ヤグディンです。
リンクには誰もいない。皆が「???」とザワつき始めた頃、選手出入口のすぐ上(私からは左ナナメ下になる)あたりにスポットライトが。「キャー!」大歓声です。
帽子を目深に被って、白シャツで客席から登場する男。小粋です。ダンディです(古いか)。「オレ様劇場」の始まりです。この時、「何が起こってるんだ?」と、私達の前の席のお客さんが全員立ち上がり、さ~っぱり見えなくなってしまった。私が「座って下さい!」と一喝すると、数名が腰を「ブルブルッ」と震わせ、まるで電撃ショックを食らったかのようだった(笑)。私って意地悪ざんしょ。
きっとヤグのことだから、女性客のお膝に座ったりキスしたり「やりたい放題」に違いない…(私の旧いヤグ友さんは、かつてアリーナ最前列でヤグディンに膝に乗られました。“重っ!”と思ったそうです←それだけかい)

スターズ・オン・アイスでも滑ってる「Sway」。私は断片的な動画や写真しか見た事がありません。リンクに入ってさあ、白シャツ脱ぎました。ぴちぴちタンクトップです。ごっつい二の腕です。「どないやねん」とばかり、鍛えた筋肉を御披露します(今思えば、年柄年中裸になっていたあのキャンデローロは、ヤグ程の筋肉ではありませんでしたね。胸毛量では勝ってますが)。
滑る滑る。ステップを。踊る踊る。腕立て伏せもやってます。自由自在に遊んでます。いやはや。会場、大盛り上がりでヤグを見つめます。極上のエンターテイナー。もはや、ランビエールの残像さえ消し飛んでいる私です。ヤグしか見えません。あー。プロだなあ。プロだよお。
ヤグのステップはかつて世界一と言われましたが、一番とか二番とかそんな問題は置いといて、とにかく「明快」な感じがします。「彩度が高い」とでもいうのですか。そして、色が実に多彩です。大ちゃんのステップが「12色の色鉛筆」だとしたら、ヤグは「48色カラーインク」といった風情です(イマイチな表現だ…)。技術が緻密で質が高い、という感じがするのです。
とはいえ、新採点法なんか関係ない、プロの自由な表現で滑っているのだから、多彩になるのはまあ当たり前かー。「こんな事も出来る。あんな事も出来る」とスケートのエッジ使い(というの?)の幅広さを存分に魅せてくれます。
そして現役の頃からいつも言われていた「ストロング・エッジ」。一蹴りでグン、と進む…というアレを、ナマで見る事により痛感しました。あっちゅーまにリンクを横断する。ラクそうに滑ってるのに。下手なスケートの人は、解説者に「ガチャガチャ漕いでる」「走ってる」と指摘されますが、ヤグにそれは当てはまらない。「強い一蹴り」は全然衰えてないんだわ~と、目の覚める思いでした。と、同時に、質の高いスケートとは、こういうものかと。王者はダテでないよ、と。
私は、新横浜のショー用の小さめのリンクでしか生(ナマ)ヤグディンの滑りを見た事がなく、その時は「お客をいじって遊ぶ」が5割で、あと5割がスケーティングって感じでした。「あ、休んでるわね」と思うこともあった(笑)。
だから、フルに大リンクで滑るヤグのナンバーを見られてラッキー。衣装をシンプルにした方が、スケーティングの上手さがグッと引き立つ…とは言いますが、まさにそんな感じ。照明も華やかで、会場中が幸福感一杯でした。今もヤグの「明快な」足さばきのシルエットが、目に浮かんでは消えます…。
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びゅ~てぃほ~♪と言われても

2006-05-23 | 05-06 コンペとショー
ランビエールは「ヘソ出し」ではありませんでした。青い袖で胴は黒の衣装。

♪ゆあびゅ~てぃ~ほ~♪です。アレです。最早ランビエールと♪びゅてぃほ~♪はワンセットとなって、日本の観客にインプットされているのです(そーでもないか)。
GPFのEXで、この曲のイントロが流れた時、「あ~あの曲だ~CMで聞いたことあるよ~」と嬉しくなりました。まだ日本ではドラマに使われてなかったよね。この後、J・ブラント大ブレイクだったんだよね。欧州では、一足お先に火がついていたのかな。そういう目のつけ方も上手いし、ランビの「スタッフ力」も素晴しい。
でも、何よりランビエールが「体で歌う」ところが、もう「シアワセ~♪」状態。
そりゃね。かわゆいランビに「びゅてぃほ~♪びゅてぃほ~♪」と言われたら、「はっははーのはー」笑いが止まらん(笑)。
いや、ステファンは結構「濃ゆい」人なので、至近距離だと暑苦しいのかもしれんが。氷の上と観客席は、愛を語るのに丁度良い距離感だ(勝手に思い込む)。
コーナーのお客さんに「ほ~れほれ~」と近寄り投げキッス。「きゃー!」と湧くと、いったん帰るフリをして素早くリターン。も一度「ほ~れほれ~」「きゃー!」…というやり取りは、GPFと同じパターン(笑)。
憎い、憎い奴め。村のカウベル少年の癖して、このジゴロめ。
こんな奴、あっち行け。えーい。蹴り倒そうとしてもやはり可愛い奴。
「誰も知らない」を見てくすんくすんと泣いていた…というエピソードも憎い。
転倒もポンポンする癖に「ここぞ」で4-3-2を跳ぶ所も憎い。
足が長く見えない「もんぺ型ずぼん」愛用癖も憎い。
ヤグもプルもジョニーもジュベも「みんな好き」という処世術が憎い。
いつの間にか2連覇を達成している抜け目なさも憎い。
ジュベの代役で来ておいて、ちゃっかりモテモテなのも憎い。

全てが憎い…アンコールはもちろん高速スピンでした。
またまた大喝采で、あー憎い憎い憎い…そんなランビ。可愛いね
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圧巻ジェフ・でも武史君に「じーん」

2006-05-23 | 05-06 コンペとショー
今日、私は「きゅうけい」日。ガラはつづくよ~。どこまでも~。

大ちゃんのお次は、美姫ちゃんです。
ドラマ「輪舞曲(ロンド)」主題歌・絢香の「I believe」だそうな。
昼のコンペの時みたいにノービノビ滑ってて、気持ちいいです(ジャンプひとつ転倒?)。数年前の素直な「普通の女の子」美姫ちゃんが戻ってきた感じ。日本語の親しみやすいボーカルだから、余計にそう思うのかな。
私は余り「天才少女」「スーパースター」というイメージばかり抱いてません。レセプションで実際会った時の印象が「優しく素朴な女の子」だったので、根底にはそれがある。マスコミの作り上げた虚像は、冷静に見極めなくてはならないのよ。
とにかく、あのトリノ時の異様とも言える重苦しいムードは払拭されました。由希奈ちゃんの復帰と並んで、応援したいです。

前半部・トリはジェフ。ラフ・地味な黒の半袖(千代紙セーターではない)。
J・ブラント「High」というのですか(参考文献:K嬢)。持ち曲が多い~。
コンペにも増してスケートが軽い軽い(!) 今日滑った男子の中では最も、ズバ抜けて軽い。でもジェフって結構「脱いだらスゴイ」んだよね(笑)。あの上半身の筋肉モリモリから考えると、体重が重くても不思議は無いんだけど、な~ぜこの軽いタッチのスケートなのか。金髪が風になびいて、尚更にサワヤカさを強調。
豊かに魅了してくれた後は、余り間を空けずアンコール。わーい♪「SingSingSing」だ!
長野ワールドのEXで、本田君が同曲で滑った時に(アレンジかなり違うけど)、解説の杉田さんが「J・バトルが滑ったら上手いんですけどね~。Sing×3は」と言っておられたような。なんでカナダの選手はこーゆーの、上手いのかな。ニクイわあ。前にも書いたけど、ラッパを吹くポーズなんかさ。そのまんま「絵になる」のだ。イソップ絵本の表紙みたいなの。素晴しいテンション・スピード。肩の力もいい具合に抜けて、お客さんが「え?え?」と思って固唾を呑んでるうちに、最後まで滑っちゃった!!
私はマヌケな事に「あはははは。滑っちゃった!やっちゃった!」と泣き笑い状態になって席に沈み込み、立ち上がれませんでした(素早い反応でスタオベしていた隣のK嬢、すまん)。
大喝采です。ジェフ「あっぱれ」。アンコールでSP丸ごとなんて。なんという素晴しい体力。技術力。前半の締めくくりは、かくして大きく盛り上がりました。

休憩時間、私、何やってたんだっけ。ジェフが凄すぎて「この先、どうやって生きていこうかしら!?」状態だったのでは。そうです。「この後の人生」が大変だったのです(人生って…)。
この日は、プレゼントBOXが各選手ごとにきっちりロビーに設置してあって、「ヤグには何が入ってるかなあ♪ふふふふふ」と覗き込んだりしている我々は、完全にフトドキ者でした(笑)。女子選手には癒し系のヌイグルミや凝った花束。大ちゃんのBOXは何やら「バレンタインデー夕方の学校のクツ箱」のノリを感じさせました(私もかつては、憧れの先輩のクツ箱に貢物を入れたものです)。ランビもジェフも武史君ももちろん大人気。私のラッピングって気合入ってないな…みんなすごいな(BOXが満杯になると、回収されてまたカラになる)。
金髪のお嬢さんが、「Alexei Yagudin」と金文字で描かれた豪華な豪華な貢物をBOXに入れます。ロシアかアメリカの方でしょうか。今日は「ヤグ人気すごっ」を久々に見られて嬉しい私達。…なのに双方、ヤグに貢物持ってきてないんだよね(笑)。いいの。前にTシャツあげたしさ(着てくれてないみたいだけどさ)。
ちなみに、男子は男子で固まって設置されてるのに、なぜかサンデューBOXだけ女子コーナーに並べられている…「エマニュエル」だけど、夫人じゃないのよ。男だってば!

後半は、J・ロシェットから。でもすみません。このあとの女子のマイヤーと並んで、演技を詳しく覚えてない(笑)。ロシェット姉さんは白い衣装にプラチナブロンドが生えて、得も言われぬ美しさでしたが、えーと。SPで使ったシャンソン?サラさんに至っては曲も覚えてないの…すみませんすみません。サラ・マイヤーファンの方、次回は「密着・サラ様!」位の気合を入れてお届けします。ただひたすらにすみません。
だってやっぱり男子だもん(笑)。お目当ては男子だもん。女の子アイドルを押し立てたい主催者側と、男の子に燃えたい私達の間には、深くて暗い溝が横たわっているのよ…でもま、小さい子供が「真央ちゃーん」と連呼する気持ちは解ります。私がかつて「みどりちゃーん」だったように。

本田君が、有明と同じ曲、同じ衣装「L・O・V・E」で滑ります。これ聞くと「スキヤキ」を思い出す私って何だ。
♪う・え・を・む・ふ・い・て・あ・は・る・こ・ほ・お・お♪
N杯の解説で樋口さんが言っていた「僕はまだ、本田君が世界のトップだって思いたいんですよね」…の言葉と、私の本音もシンクロする。同期の静香ちゃんが、こういう形で現役を締めくくって旅立ったので、早くからエースとして頑張ってきた本田君は、複雑ではないだろうか。いや、私が過剰に複雑なのか。
本田君がトップで、「にぎやかしの(いわば新庄みたいな)兄貴」としてヤマト君がいて、末っ子の「期待の新鋭」として大ちゃんがいる…という時代が結構長く続き、私はこの構図が居心地良くてヌクヌクしておりました。だからまだ「高橋・織田2トップ」を、そうは受け入れられない。譲りたくない、という気持ちがどこかにある。それは本田君が「すべてやり切った」状態でないからかもしれないし、ジュニアの選手が要領よくスピンでレベル4だの何だのを取っても「それがどうした。それがフィギュアじゃないよ」…という空しさが先に立つからかもしれない(この辺、長くなるのでまた別項で書きたいです)。
アンコールでは「レイエンダ」のステップ(つまり後半)をやってくれました。「LOVE」が軽めのナンバーだったので、迫力あるこの踊りは大拍手。本人もノリノリ・笑顔炸裂で盛り上がりました。前述のような「本田君への微妙な気持ち」が胸にからまり、私はじ~んとしてました。でもとても温かな気持ちになったな。
ホノルル・マラソンに出たり、ゴルフ三昧したり、いろいろやりたいそうですね…そういう話も、ヤグとしてたのかなあ。
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★はみだし情報のその後★

2006-05-22 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
(…ここで流れをぶった切って)
倉敷イオン行ってこられましたかっ(!)ややっ。いいな。いいな。
あすかさんのブログで詳細レポを上げてくれてますよ。あすかさん、載せちゃったよ(笑)。大ちゃんファンは必読だ!
えーとこの衣装は(私服だって)「関西バンザイ新聞」に出てきたのと多分同じどす。ジャケットはアメリカ村あたりのヘビメタ・ショップで買ったのかね。誰か教えて。でもネックレスは新しいのかな。髪はどうにかした模様ですね。さすがに反省したのかな。ふふふ。
大ちゃんは、関西でいうところの「恥ずかしがりぃ」なのだ。「照れ照れ」してるんだ。可愛い。可愛いねー。実際会った人は「優しいー」って思われたことと思います。人柄でまたファンが増えるのよ。
いや~。あすかさん、ありがとう。でも最近、サッカーの「高橋大輔」さんも大活躍してるのだ。大ちゃん、負けんと頑張りや(笑)。
(注:あすかさんブログへのコメントは、Yahooのパスワードが要るよ)
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妖気ただよう「ロクサーヌ」。しかし…

2006-05-20 | 05-06 コンペとショー
時間が押して押して、コンペが終わった時点でもう5時半すぎ。ガラは6時開場なので余り猶予はありません。大量のお客が吐き出されて、お茶しようにも食べようにも長蛇の列…いやでもガラまで頑張ってチケット取っておいて良かった。ここまででも充分満足だけど、やはり欲の皮が突っ張ってる(笑)。ガラは当日買いでも充分可能でした。コンペよりはお客さんが、3割位減ってるかな。

今回のガラ(EX)はとにかく、照明が素晴しいです。色もデザインも七変化で、今まで見たショーで一番幻想的でした。あれが、盛り上がった要因の一つでもあると思います。音響も割れてなくて良かった。そしてショーでもリンクの広さはそのまま変えてませんでした。
詳細は間違ってるかも。でも覚えている限り。
オープニングの演出は、まず北米女子ふたりが出てきて、ユニゾンで綺麗に踊ってくれました。普段「同姓ペア」は見ることが出来ないので新鮮で美しい。次に北米男子、ジェフとエマさんが出て、同時にデスドロップからスピン(違ったっけ?)この二人は回転が逆なので、余り動きが合わない所がご愛嬌(笑)。
こんな調子で二人ずつ出てきて、日本男子の時は、大ちゃんと武史君がストレートラインでツツ~ッと滑ってきて、同時に3トゥジャンプと跳びました。踏み切りから着氷までぴったり合って綺麗。欧州男子の二人は、まずヤグが華麗なステップで踊っておいてから、次にランビが高速スピン、というソロの応酬で沸かせました。この演出はヤグの指導のタマモノか?見応え充分でした。

浅田舞ちゃんの「アランフェス」で幕開け。大人っぽいムードで麗しく上手くなりました。この人はもうアイスショーで充分やっていけるかな。次に、白い衣装に変えた(コンペのEX時は蛍光イエロー)渡辺・木戸カップル「アナスタシア」。アリッサ・シズニーのセクシー系ダンスナンバー(曲わからん)…と続きます。
男子トップのエマさんは、「Like I Love You」ヒップホップ・ダンスナンバー。踊りまくり!圧巻です。コンペよりも、水を得た魚(笑)。確かに「氷の上のダンス」で、これが「スケーティング」か?と言われたら疑問かも。でも、んなこたあどうでも良くただただ楽しい。見惚れます。アンコールはしっとりバラード系で、これまた魅了してくれました。エマ、引退しないでね。新採点法でとばっちり食ってるけどさあ。やっぱり私、メロメロかも~ははははは(^^;)
キーラ・コルピちゃんが、宇多田ヒカルの「Final distance」で滑ってくれたのには驚き。わざわざこの日の為に曲を探してくれのかな?なかなかしっとり美しくて、大きな拍手でした。嬉しいわ。心配りが。これで日本でもコルピブレイクか!?

大ちゃんは、噂の「ロクサーヌ・ヴォーカル版」でした。ブロガーの方々のFOIレポを読んで、「濃ゆく」期待していました。うるる。
…がしかし。この日はちょっとコンペで疲れちゃったのか、100%の出来ではなかった(と思う)。というか、私がかなり後方の席で、しかも背面側だったので(コンペとガラでは正面の方角が逆)マイムの部分、止まって演技する部分がほとんど見えなかったのですね。何やってるか顔の表情とかも。オペラグラスを当てては外し当ててては外し、集中して見れなかったので印象が散漫になってしまったのかもしれません。
ジャンプがいまひとつで、最初の3フリップこそ綺麗だったものの、3アクセル、3ルッツ(?)とステップアウト。最後の最後でなぜか3トゥを入れて転倒してしまいました。ここは流れ的にもおかしいので、ジャンプ入れなくていいと思うけどな~。締まらない印象になってしまうしね。
SP版「ロクサーヌ」は競技用に端正にノーマルに仕上げてありますが、これはかなりマニアックでダーティです。「汚れて」ます(笑)。そのムードは良く出てる。やっぱりステップが良くて、特に最後のストレートラインは、静香ちゃんの五輪「トゥーランドット」の最後のステップを彷彿とさせます。ぎゅいーんぎゅいーん♪と大きなカーブで、リンクからはみ出しそうです。大ちゃんの良い所は、上半身の踊りと下半身の足さばきがうま~く連動してる所。「滑る=踊る」になってる所。ここでも、体の奥~のほうから情熱的に伝えようとしていて、それはほぼ成功していると言えます。
なんだけど、この日は他の欧米男子のガラ演技が良すぎたせいか、比較してしまうと拙い所がありました。アンコールがアナウンスされてからか~なり再登場まで時間がかかり、ノクターンの「さわり」をちょこっと踊ってくれたのですが、明らかに「既に死んでいる」状態になってしまった(笑)。何でもない所でつまづいちゃうし、足でも痛めたのかな?ロクサーヌは激しいナンバーだから死ぬのも解るのだが…でもあのお辞儀の仕方はいけないよ。リンクから逃げ去るように帰ってしまっては。
私はバレエファンなので、この「最後のお辞儀で歓声に応える」部分は誠にウルサイです。実はこの部分が肝心要(かなめ)なのです。
いっくら綺麗に踊れても、カーテンコールで優雅で丁寧なお辞儀が完璧に出来ていないと、たぶんそのダンサーはブーイングを浴びてクビ。…バレエとフィギュアは違いますが、「魅せる仕事」としては同じ。アンコールの時って一番体力的に苦しいところなのだけど、今回はペース配分を間違えたかな?と思っています。
そして、またランビやジェフと比べてしまうのだけど、他の男子は皆「お客さんと一緒に楽しむ」余地(スペース)を残しているのね。大ちゃんはちょっとギリギリいっぱいで、自分一人の世界に閉じこもっちゃってるような気がしました。情熱的なのは素晴しいんだけど、お客さんを(自分の中に)入れるスペースを空けて、今度はお客さんのパワーと一体になって滑る…という事が出来るようになるといいのですが。そうすればきっと、あの広い広い会場を凌駕出来るスケールの大きい演技になったと思います。
これは、日本人がもともと苦手(?)とする分野なので、今回、トップに君臨する選手たちを見て勉強して欲しいな~~~。そういう意味では武史君のほうがやはり、ある程度経験の差を見せていました。
大ちゃんも北米のアイスショーに参加して、いろいろ経験を積めたらいいな。課題は残りましたが、フィナーレでは元気だったので怪我はしてないのかな?
(時間切れ~“つづく”)
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8万ドルって4等分するのかな

2006-05-19 | 05-06 コンペとショー
旅立つとき、空港の待合室で隣に座った女性は、
でっかい濃いオレンジのゼブラ柄バッグ
…を持っていたのです。あの衣装のまんまです。「な・に~っ!?」
彼女もこれから埼玉へ行くのだろうか…ランビエールのファンなのだろうか…私には何かの予兆に思えた…ってゼブラバッグの女性、これ読んでたら挙手してください(読んでない)。

今回、キスクラはジャッジの横、引っ込んだ所にズラ~ッとあるもんだで、何がどうなっているのか、反対側の席の人は良く見えたと思います。私は大型スクリーンで見てました(全選手はずっとそこにいて、他の選手を応援していたことになる)。
表彰式前にそのキスクラの横の出入口あたりで選手がたむろしてると、大ちゃんのあのツライ頭がひときわ浮き上がって見えるのです。ジェフの、ヤグの爽やかな金髪頭と比べると、「レゲエ」です。ジャマイカあたりの異邦人です。
フト見ると、さっきまで優勝インタビューの初仕事をやってた静香ちゃんが、大ちゃんの髪をず~っとず~っと「なでなで」してるのです。なでなでなでなで…。
しばらくしてまた同じ箇所をオペラグラスで見ると、今度は美姫ちゃんが「なでなでなでなで…」。その後サラ・マイヤーと喋ってる時にも、サラの右手が大ちゃんの髪を「なでなで」。他の方のブログ証言では、ロシェットも「なでなで」。
要するに「にいさん。この髪、なんでんねん…」と、国際的に突っ込まれていたのです。ああ。なんか罰ゲームで丸刈りになるとか、そんなバラエティに出ないかな…。誰か企画してくれ。

表彰式では、ニッポンチーム、$80000の巨大プレートを貰いましたね。主催者が手渡そうとすると、3位チームのヤグが「俺のだもん」と、しゃしゃり出て受け取ろうとするのです。会場笑い。そして3位の欧州チームが$40000プレートを受け取ると、ヤグは「ススススス~ッ」と日本のプレートと入れ替える(笑)。そして「わーい。$80000だいー」と嬉しそうに掲げるのです。大爆笑。ほんまにヤグはいつもお茶目さんです!でもマジで悔しかったのかな(笑)。
あと、日本チームは黄色いブーケを授与されると、右端の大ちゃんが「くんくんくん」と匂いを嗅ぐ。隣の武史君も「くんくん」。美姫ちゃんも「くんくん」。真央ちゃんも「くんくん」。…全員「くんくん病」にかかってて可愛い絵でした(笑)。まあ、日本の平均年齢が一番若いので(19.5才)何やっても子供っぽいのだ(ちなみに計算してみたらば、欧州も北米も平均年齢は21.25才でした。そう変わらんか)。

リンク一周でブーケを客席に投げ込みます。ヤグはもう、お客の煽り方を心得てる(笑)。「きゃーきゃー」すごいんだ。
先頭はランビエールでした。なんだか私には象徴的に思えたな。今のフィギュア界をしょって立つ男(?)すっかりランビは人気者です。ひと昔前は圧倒的に「ランビ<ジュベ」だったのにね。でも、ジュベール来てたらどうだったんだろなあ。今も勿論人気者だけど。しっかりしないと、ランビに勝てなくなっちゃうよ~(あ、ヤグとランビは終始、仲良さげでした)。
今回のこの人選は大成功だったと思います。特に男子は豪華だ豪華だ。来年も開催あるのでしょうか。キノシタグループ次第でしょうか(余談ですが、キノシタの社長はなかなかのイケメンでした^^;)
TV大阪版を今日見てみました。ナルホド、エマさんだけカット!一人だけは悲しいわ。CMの栗原はるみさんをカットしたら映ったのに…。
エマ、ごめんね。採点待たされてるあいだ、ピカチュウでおどけてくれたのにね。いっそのこと2時間半枠にして、ウエルカムパーティから映すとか、外国勢のインタビュー入れるとか。
でも、これまでの民放ストレスから比べたら、まあ合格と言えましょうか。テンポ良く、無駄映像も極力少なかった。TV東京、ホメてつかわす(TV大阪も偉かった)。
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★はみだし情報★

2006-05-18 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
突然ですが(Yちゃん、教えてくれてありがと)。
大ちゃん、何を語る気?
イオンですよ。あの。地元の方はこぞってお出かけください。でも喋れるんでしょうか(笑)。そしてあの髪とヒゲのまんま出る気でしょうか…誰かなんとか言ってやってくれ~(泣)。
新聞に、6月からまたポルトガルへトレーニングに行くって書いてあったから、5月中は関大に通ってるのではないでしょうか(そして浪速のスケートリンクに行く?)。
そろそろ、関大リンクのこけら落とし公演・詳細が発表されないかな…。
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雲の上を散歩

2006-05-18 | 05-06 コンペとショー
男子で大満足・大興奮してホッとひと息。ヤグ、ありがとう…ううう。
この日は恒例の「バナー拝見」も楽しかったです。ジャッジ後方中央席あたりに、見慣れた大ちゃんバナーが(「自分を信じろ!」だっけ…実は私はこれが好きです)。2階の柵の角っこにもおっきい大ちゃんバナー(こちらは「GO!」版です)。もう一方の角っこにこれまた巨大なフィンランドバナー。コルピちゃんのファンが既におられるのですね…素早い対応だ。
ショートサイドは大半がヤグファンちゃうか~ってな位、オリジナリティ溢れるYAGバナーが。ここはストレートラインが始まる地点なので美味しい位置なのだ。カナダもスイスも一杯よ…武史君の似顔絵バナーも可愛い。
選手出入口のすぐ上で待っていたらば、コルピちゃんが現れました。意外にも大柄?しーちゃん位あるよ。それになかなか筋肉質でガテン系なのにもびっくり(失礼か)。でも輝くような別嬪さんだわ。続けて登場したサラ・マイヤーが小柄で細いのにも驚き。こちらも美人。
女子の試合からは私の眼下の放送席・じゅんじゅんの隣に、荒川さんが現れて、あっという間に黒山の人だかりでした。えー例によって女子は短いし順番違ってるかも(笑)。

★シズニーちゃん
実はこのPG「ラ・バヤデール」結構好きなのです。バレエがね…名作だし。シズニーちゃんの紫の衣装もそれっぽくエキゾチック。
GPFと全く同じようなジャンプ転倒が続き、それでも懸命にルッツに挑戦していました。転倒の仕方が太田由希奈ちゃんと酷似してるのが気になる…怪我かなあ?なんで急に不調になってしまったんだろ?気の毒な感じがしました。
でも、素晴しい一直線スパイラルやバレエジャンプ。股関節が柔らかくてタメ息が出る。特にビールマンスピンは世界一(!)可愛い笑顔で締めくくりました。清潔感の漂う彼女が、私はマイズナーの次に好きかな。頑張ってほしい。
★コルピちゃん
ブルースっぽいのですが、曲は何?ワールドでも思ったけど、彼女にはクラシックが良いと思うのですが。起伏が無い曲なので、やや間延びしてる感じがします。
しかし、高い3-3ジャンプの迫力あること。パワーと流れの両方を持っている。確かに注目の新人さんではあります。金髪がキラキラ輝き、色っぽい目線がいい。北欧ってなんでこんなに別嬪さんばかりなのか~華あるわ。でも私はやっぱポイキオちゃんが好きだなあ(しつこい)。
★美姫ちゃん
「蝶々夫人」ですが衣装が大人っぽくなってましたね(このほうがいい)。
こう言うと失礼かもしれませんが…「憑き物が落ちた」かのような。サッパリ爽やかな空気を感じました。五輪前のあの重苦し~いムードから完全に脱皮した美姫ちゃんだったのですよ。良かった良かった。
怪我も治ったのか、ウォームアップからもうバンバン、ジャンプを跳んでいました。3ルッツ+3ループ、3サルコゥ+2トゥ+2ループ…4回転いらないよ。もう、ループが絶好調だもの。素晴しいキレです。久々に、見ていて爽快なジャンプ。
まだ、音楽表現で「感動」させる段階まで遠いと思いますが、復調の美姫ちゃんが見られたのは嬉しかった!世界Jr優勝時を彷彿とさせました。
★ロシェット
正直、このシャンソン「枯葉」は、最初に見た時ひっくり返りました(笑)。だって「大時代的」だもの~ド演歌だもの…いわば北島三郎ではないか。若いジョアニーが何故…と思いきや、やはりウィルソンは上手い。振付構成が。いやもう惹き込まれる。
3ルッツで転倒した以外はジャンプもまずまず好調で、イナバウアーをしながら片手ずつ「右っ」「左っ」とやるトコは拍手が起こりました。この日は年配のお客さんも多かったので「枯葉」のストーリーは胸に来るものがあったのでしょう。最初は静かだった会場がどんどん盛り上がり、最高潮のフィニッシュで歓声。私はなぜか泣いていました。ロシェットに涙する日が来るなんて…!K嬢と「不思議現象」とうなずき合いました。来季はグンと頂点に立つかな?
★マイヤー
表彰式後のバックステージで、大ちゃんとサラ・マイヤーが仲良くお喋りしていたんですが、トーゼン英語だよね?内容は何だ?大ちゃんより背が低かったので、公式の「164cm」は嘘だ~。160ギリギリ位かな。でもリンクでは大きく見えます。
サロメさんの振付だと聞いてますが、やはりランビのご縁かなあ~。今までサラ・マイヤーは特に際立った所の無い、地味な選手でした。でも、サロメ振付の魔法がかかったのか実に魅惑的です。モダンバレエの小品のよう。スピンの変形やステップなんか、かなりランビエールと似てる所があり、一緒に練習してるのかな?と思わせるほどです。しかし「メラメラ衣装」は着るのに勇気いるな…。
★真央ちゃん
ここまで女子のトップはロシェット。でも真央ちゃんは全く緊張も見せず「かる~く逆転ね」と私は思っていました。もうアップから「くるっくるっくるっ」状態なんだ(笑)。3アクセルも試してたけど軽い軽い。回る回る真央ちゃん…で予想通りになりました。
ルッツを跳ぶのがリンクの対角線上なんで、角にいる私からはちょうど「空中のジャンプの軸」が良く見えるのです。これがまあホンマに細い細い軸。余りの軽さと回転の速さに、会場からは「おおー!」と、どよめきが。アクセルもあんまり軽いから「へっ?ダブル?」と思うほど。
もう「失敗するワケがない!」っちゅう位の安定度でした。3ループ+2ループ+2ループの「くるっくるっくる~」も、まるで雲の上を飛んでいるみたい。いや、この日の真央ちゃんは、全編「雲の上を散歩」するかの如くでした。立派!
髪をシニョンにして、多分お姉さんの衣装のお下がり?シンプルなせいか、見た目が大人っぽくなりました。これは正解。
考えてみたら、衝撃のシニアデビュー・GPフランスからもう10年位たったんちゃうか~ってな感じの、激動の真央ちゃんでした。昨年の秋には「等身大」だったくるみ割り人形も、たった半年の間に、どこか子供っぽいPGになってしまった。もうこれからは本当の「大人のPG」が必要なんだな~とシミジミ思いました。

日本は「スーパー真央ちゃん!大活躍!」のお陰もあって、ナント優勝してしまいました。男子で2位くらいにつけておいてやや観衆をヤキモキさせ、美姫ちゃん+真央ちゃんで大逆転!…シナリオ通りというかネピア的にも万々歳です。あ、私、意地が悪いか(笑)。でも、内容は素晴しかった。選手がみな手抜きせず頑張ってくれたのが嬉しいです。「文句なし!」です(採点が遅かった事とトイレ行列以外は…あとパンフは高めの2000円であったが)
団体戦って面白いね(笑)。普段、フィギュアって個人戦だから、尚更楽しい。でも、欧州VS北米に日本が参戦するようになったって、すごい時代だな…。次は「ヒョウショウシキと小ネタ」へ。

*「雲の上を散歩」は、キアヌ・リーブスがむか~し出ていた映画です。
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JO、あるいは今季総決算(コンペ・男子)

2006-05-17 | 05-06 コンペとショー

↓のコメントでもjujuさんに書いてますが、ええそう。私と同行のK嬢は休憩時間に前のほうの席を探検していたらば、あのJ-SPORTSの解説者(元日本スケート連盟理事)杉田秀男さんに会ってしまったのね。意外と小柄な方でした(笑)。久永さんも城田さんも不在。つうか、普通この手のイベントの最初にある「えらいさんのご挨拶」が全く無かった。表彰式は確か、林会長代行だったような。そのせいか知らないけど、なんかこう選手達の間に解放感がありました(どういうこっちゃ)。
おすぎさん、ヤグディンとラブな関係なんだわさ(笑)。「Winter」を滑るヤグを真正面から見てどう思われたのか…聞いてみたかったです。

「さいたまスーパー」は宇宙ステーションばりのデカ箱。
こんな所でフィギュアを見てはいけない…「豆粒」覚悟で行ったらば意外とそうでもなく、私はジャッジ側ロングサイドの端っこのほう(逆の端っこが選手入場口でキスクラがある)だったけど、Sでも「豆粒」ではありませんでした(K嬢、ありがとう)。ただま、オペラグラスはあったほうがいい。全然寒くなかったです。
有明のリンクは「サーカス小屋」的で悲しかったのですが、今度は広い広い。そして綺麗な水色なんだ!ジョニーの「ベイビーブルー」みたいで、キラキラしてる。ああもうここから既に「夢の世界」。3階までほぼぎっしり。

オープニングは各国ごとに4選手が紹介されて、「ああ~大ちゃんのラフマニ衣装だ~わくわく」とかハシャいでいたのですが、ヤグが!ヤグが!「仮面の男」の衣装!ぎゃー(とひっくり返る)。
「グラディエーター」と聞いていたのにダマされたあ~。でも全然変わってない。ソルトレイクの時のりりしい姿と一緒。キュッと引き締まったウエストに逞しい胸板だ。金髪はやや前髪が降りて端正な横顔もそのまんま。ヤグ…絞ってきたんだね…嬉しいよ。うう。しかしよく衣装残してたね…^^;
(ランビと並ぶと、やはりヤグの方が身長低いような気が…あれ?)

呆然としていたら、もう男子のアップが始まり始まり。
冷静に考えたらスゴイ面子…ファイナルに出た4人に加え、世界メダリストのヤグに本田君だもの。ソルトレイクの時は15歳のお子ちゃまだった大ちゃんが、今、一緒に居るってのもすごい。
ランビ、GPF時と同じくリンク中央で高速スピンを披露。ヤグはかる~く流す程度。ロシアバナーを見つけて手を振ったり、リラックスしてる。大ちゃんはアクセルを3度試みて、1回目は綺麗。2回目はダブルに。3回目はオーバーターン。私の推測では余り調子は上々ではないようだった(?)
サンデューは一人モクモクと4回転を跳んでいる(両足着氷だけど)。今日は「スーパーエマさん」出るか!?ジェフは時々2回転になってるけど、転倒もなく体が軽い。時差ボケてないみたいで期待。本田君、綺麗な3アクセル降りる。「トスカ」の衣装がキラキラ輝いている。
さて、トップはヤグです。

★アレクセイ
大歓声に迎えられ、あの有名な「仮面をはずす」マイム。オペラグラスで見る表情は往年の演技のまんま。やはりヤグは役者なのだ。リンクを一瞬にして「舞台」に変えてしまうのだ。私はまだ夢を見ている気持ち。
昔は4-3-2を跳んでいたオープニングで3フリップ+3トゥ。気合のガッツポーズ。勿論、4年前と同じ構成ではなく「世界一美しい3アクセル」もない。体と折り合いをつけながら、今現在跳べる種類のジャンプは精一杯跳んでいく(ルッツはどうしても腰に負担がかかるのでNG、と聞いています)。
端正な着氷姿勢、正確なスピン。怒涛の勢いこそ無いものの美しいステップ。さすがに後半はスピードが落ちていたけど、それが何だというのか。誇り高い戦士そのもののヤグディンがそこにあった(!)この渾身の4分半を見る限り。
最後まで、手を抜くことなく滑りきり大満足の様子。「あー(やったぞ~)」という表情。みんな、敬意を込めて大拍手を送る。私は泣いたまま座席に沈みこんでしまった。
点数的には一番低いのですが、気にする様子もなくとても嬉しそうでした。ありがとうヤグ。本当にアナタは「凛々しい」という形容詞がぴったり。決してみっともない姿は見せない…そんな意志の高さと、やはり長年積み上げられたスケート技術(というの?)の高さを見せてくれました。
★武史くん
「トスカ」ですが、N杯でナマで見た時よりはるかに良いフリーでした。あの時はやはり精神的に追い詰められた悲愴感が先行してた(…ように見えたので、かえってトスカの暗いムードとはマッチしてたのだけど)。ややミスしながらも、2度のアクセルに成功して意地を見せてくれました。私はこれ、かなり頑張って調整してきたと思います。一度リタイアモードに入った選手が、フルのFSを滑り切るのは並大抵の事ではない。この演技を見る限りでは「もう一度現役に戻ってほしい」感すらありました。やっぱりいいな~「本田滑り」。
ヤグが引き上げるとき、登場した本田君とタッチして抱き合う姿に拍手が起こっていました。「同期の桜」の友情は熱いのだ。
★エマさん
サンデューは、4トゥ(両足)+3トゥで大きくステップアウト。しかし、この時期に4回転を跳んでくるのはエライ(!)3アクセルもなんとか。所々ミスはあれども、大崩れなく「エマさんにしてはOK」なジャンプの出来でした。でもなぜか点が低いー。PCS低いー(不満)。
この「コップ」のオリジナルPG、本当に面白いね。ザッツ・エンターテイメント。初めてナマで見た方は「なんじゃこりゃ?」だったでしょう(笑)。こんなキテレツで楽しいPGで五輪を目指すサンデューが、わたしゃ愛しくてたまらない~。しかしGPFでは「異常に足の長い巨大男」に見えた彼が、表彰台でジェフと余り変わらない身長に見えた謎は解けない。ジェフが伸びたのかサンデューが縮んだのか…。
★ランビエール
エマさんの点が出るまで待てど暮らせど。ランビが待ちくたびれて、ジャッジと苦笑いしてる。でもジャッジ席は余りパニくってる様子でもない(?)や~っと出た出た。でもここで時間を食うと、ランビのみならず、次の大ちゃんやジェフにも大迷惑だったワケよね。許せんぞ!(怒)
冒頭の3アクセルはやはり…というか3サルコゥに変更。アップでもアクセルは跳んでなかったので正解かな。4回転は珍しく転倒しちゃったけど、コンビネーションジャンプのセカンドを、意地で3回転にして跳ぶところが、ランビの「強さ」を物語っています。やや不調なれど140点超え(待たせた分、ややジャッジも奮発気味かも…)。今日はスピン好調です。といってもやはりガラのほうが倍速なのですが。あ~新採点法のあおりで高速スピンがなくなっていく~。
このPG、良かったよね。ランビも、ヤグディンみたいな「物語世界」をリンクに作り出す力を持っている。それはひとえに彼の感受性の賜物なのか、サロメさんの秀逸な振付のせいなのか(両方でしょう)。すっかり「シマウマン」として有名にもなったし(笑)。
余談ですが、前方の良い席で、ゼブラ柄のバンダナを頭に巻いたお嬢さん二人組が、かなり目立つ大きさの「テントウムシ」を振っておられました。かわゆかった(笑)。(ただ“ゼブラ”は今季限りの柄なのでしょうか…)
★大ちゃん
私はTVをまだ見ておりませんが、「まずまず頑張った!」ラフマニノフだったと言えるのでは。
ジャンプ難度を落として確実に決めたのはマルなんだけど、やっぱりオフ期で、調整は6~7割くらいだったかと。ナマで見てると、ほんの少し滑りが重い感じがしました。怒涛の如く後半に向けて攻めていくというより、「優雅に舞う」イメージです。4回転から変更した冒頭の3フリップ-3トゥで大きくステップアウト、と最後の3サルコゥでオーバーターンした以外は無難にまとめました。今日は「ザヤックの罠」にひっかからないように、きちんとカウントしてたみたい(懲りたのね・笑)。
でも、大ちゃんはホントにこの中では一番小柄なのに、リンクを大きく使っています。流れが良いから「ちっちゃく」見えないのよね。
サーキュラー・ステップの円をリズミカルに大きく大きく描いていく、中盤のキラキラした部分が私はとても好き(五輪では止まっちゃって残念だったなあ~うう)。ともあれ、このPGは全部の箇所が好きなのだ。絵なのだわ。一枚の絵画なのだわ。モロゾフ、ありがとう…って今季、何度つぶやいたことか(笑)。結局、静香ちゃん+大ちゃんの姉弟コンビをまるごとめんどーみてくれて、日本としてはコネチカットに足を向けて寝られない(笑)。
★ジェフ
「サム&デリ」も見納めでしょうか。今日は私的にもK嬢的にも、ガタガタ怯えることもなく(?)ジェフ・ワールドを楽しませてもらいました。
調子悪いって聞いてたけど、ジャンプ降りてるよ~^^3アクセルも!(2度目で転倒しちゃったが)。最高とは言えないけれど、五輪・ワールドのプレッシャーから解き放たれたせいか、気持ちが入った「余裕ある美しい滑り」でした。
そうですね。トリノ五輪では「MAX」という感じで、ジェフの頑張りや執念がメダルをもぎ取らせた…といった感触でした。芸術的には私は不満が残ったけど、アスリート・ジェフとしての闘いっぷりには、さすがにウルウルくるものがありました。あのフリーは。
ジャンプが安定していない、という評価で、余り「強い」イメージが無いジェフですが、私はどっこいそうは思えないの。ジェフもここ1~2年の苦節、特にカナダ国内で揉まれて強くなった。「ここ一番」の大ジャンプに賭けるのではなく、コツコツと地道に自分のオリジナル技を磨いて一級品に押し上げてきた。そんな感じがします。
美し~いイーグルやイナバウアー(はい、男の人でもやりますよ・イナバウアー)、そして軽い軽い“タッチ”のスケート。D・ウィルソンをすっかり有名にしたジェフは、毎年意欲的なPGで楽しませてくれます。「今年のプログラムは何だろ?何だろ?」ってワクワクするものがあるのよね(ジュベールだと余りそれは無いのだが…^^;)。だから余り順位は気にせず「ジェフの魅力を堪能する」ことに専心したほうが良いのかしら…って、つとめてそうしてるつもりなんですが、やはり最終Gで滑れなかったら、かなりへこむな…。
大学もシャカリキ頑張るのかな。ジェフの論文とか読みたいなあ(笑)。

↓プロトコル出ましたね。ここ。
「ジャッジ・パネル」ってとこをクリックすると、誰が何のジャンプ跳んで如何であったか…ってのがわかります。
1番ジャッジがヘンだ…お楽しみコンペだからこれでいーのか。
いや~しかし、シーズンオフだから余り期待してはならん…と覚悟していたのですが、男子、堪能できました。選手に感謝・感謝です。というか、見るこちらが緊張でガチガチに固まってなかったのも大きい???
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ヤグディンに号泣

2006-05-15 | 05-06 コンペとショー
「さいたまスーパー」は素晴らしかったです。ぼったくり~と当初はぼやいてましたが。採点が出るまでやたら時間がかかっていましたが(特にエマ、ランビ、ごめんなさい)。ナマ観戦の良さを存分に堪能。旅費をかけて見る価値は充分にあり、です。
ガラのアンコール・最終滑走でやってくれた、ヤグディンの「Winter」に私は号泣しました。もう、終わってスタオベしても声にならない。ずっとずっと泣いていたい気持ち。今、これ書いてても涙があふれてくる。忘れられない日になりました。
…というワケですが私はまだ旅の途中…。
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晴れた!

2006-05-14 | 05-06 コンペとショー
伊丹空港は晴れていた!
当初、予定の無かったテレビ大阪、なんと「ジャパン・オープン」放映になっとるがな~。あわてて予約してきたけどヤグもジェフもカットしたら怒るよ…期待薄。
BSの方にガラも映すよう嘆願しよかな。
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ヤグ~日本ついたあ?

2006-05-13 | 05-06 コンペとショー
トリノ五輪全入賞者の表彰式のなごやかな映像と、日本スケ連発の一連の不祥事ニュースが、同時進行で「明」と「暗」のコントラストをなしていて、日本スケート史上初の珍事だと思う。
久永さん~ちょっと~(どうでもいいけど、久永さんは小柄だ。何の種目の選手だったんだ?)2年前のDOIのレセプションで、ヤグディンを盛大にお迎えして挨拶を述べていたアナタ…。
「私の夫は医者ですので、風邪で今日欠席した村主を治療しなくちゃ…。ほほほ」
とホホえんでおられた城田さん…。
あんなことしゃべってたあの頃に、資金をプールしてたんかいな。なんかムナシイ。あのレセプションはむちゃ高かった。明日の「さいたま」のSS席くらいのお値段だったような覚えが。それもこれもフトコロか!?
んな事書いてたら、あ、TBSにおすぎさん出た!絶対、久永陣営ではないと思っていたわ。一匹狼、アウトローって感じ。ああ、おすぎさんが民放TVに出てくる日が来るなんてー。末期的だ。
明日の「さいたま」って、スケ連は誰がお世話するんでしょう。ってか誰がご挨拶するの?
ヤグは無事ついたかな。ジェフとサンデューはやはり違う飛行機なのかな。コルピちゃんと武史君は何をトークしたのかな。
なんだか連盟が大揺れで転覆寸前なのに、アイスショーはどんどん大盛況で消費されてゆく。不思議な感じがする…。
(モロゾフも明日、来ないかなあ~)
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フレンズ・オン・アイスDVD化を!

2006-05-11 | 05-06 コンペとショー
いやー。
FOI、素晴しいショーだったみたいですねえ。色んなニュースでチラと見ましたが(一昨日のNHK!“たっぷりお見せします!”とTV欄で民放のよーなアオリを入れておいて、冒頭の2分だけやんか!こら!)荒川さんが幸福そうにメンバーの皆を見つめて、爽やかな笑顔で拍手していたのが印象的でした。
私は遠方で行けなかったけど、関西でもやってくで~(全国行脚!)
色んな方の「FOIレポ」ブログや掲示板を読ませてもらって、とても感激してます。ああ~ブログありがたや(笑)。
マスコミニュースとミキシングすると、こんな感じなのかな↓

★第一部のオープニング、いきなり静香ちゃんのゆ~れいずみ~あ~♪で始まったかと思うと、メンバーが全員リンクに登場。紹介が終わると静香嬢が再登場。そこでトリノ五輪の衣装でトゥーランドットを!(もう国内では最後だとか)会場はヒートアップだったでしょうね…うう、見たかったな。
静香ちゃんは第2部ではアヴェマリアだったのですね。でもこの衣装、キンキラゴールドだけどモロゾフの趣味かな?
プレゼント抽選会や、「しーちゃんの秘密暴露コーナー」?やら(「酢豚ネタおもろいな)、歴代コーチへの感謝の花束贈呈なども。選手は皆、1部はEX用ナンバーで、2部は「本気バリバリモード」だったそうで。
本田君はレイエンダ!ぎゃー。ニュース映像で見る限りでは、体も絞れてきたようだし「これぞ本田!」滑りだったようです。ベテランさんのファンには、これはたまらないプレゼントだったことでしょう(私的にもたまりまへん)。
大ちゃんはなんとユアン・マクレガーなロクサーヌだったんかあ~(!)with YAKISOBA hair.
一度は見てみたいナンバーだったのでオドロキ。こちらも反響がすごーく良かったみたいで、「狂おしい演技」見てみたかったな…(ジャパンオープン期待してます)しかしあんだけ見事な3アクセル跳んでおいて、何故に2アクセルをコケるかね(笑)。あと、ゆかりんの番傘を持ったSAYURIは、やはり、ズエワさんの振付かな。もう映画のサントラ使うとは、素早い選曲ですね。
欲を言えば、アブトやコワルコさん達も特別出演してくれてたらしいので、映像がほしかった~(泣)。

全編、静香ちゃんの企画・構成・MCで大成功をおさめたようで、ぜひぜひDVD化を。売り上げの一部もまた強化費用にまわせるし…それとも、アマ選手の演技の商品化は映像権的に(?)難しいのかな。
こないだ姫路のリンク閉鎖問題をとり上げましたが、こういうショーを1年に1回でも開催してもらったら経済的に有り難いのではないかしら。選手はノーギャラ状態になってしまうけど。でも、何か考えて前に進まないと。
メンバー全員で円陣組んで「オーッ!」と気合を入れてる場面が全てを物語るかのようで、普段フィギュアって個人競技だから、尚更あたたかい幸せなものを感じました。
ああ、どちらさまもブログレポ、ほんまにありがとうございました(笑)。
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